JP2009021245A - 自動車用前照灯システムの除湿装置およびこの装置を備える前照灯システム - Google Patents

自動車用前照灯システムの除湿装置およびこの装置を備える前照灯システム Download PDF

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Abstract

【課題】自動車の前照灯システムの内部を除湿しうる装置を提供する。
【解決手段】ハウジング1に、光源3と、ハウジング1を閉鎖するレンズ6と、レンズ6の近傍に設けられたマスク8とを収容するようになっている自動車用前照灯システムにおいて、レンズ6の近傍に、熱伝導性の第1のプレート10と関連づけられた加熱手段11を設け、レンズ6の内面が、第1のプレート10で生ずる熱い空気流によって拭われるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の照明や合図を行なう装置、光ビームを照射する装置等の分野に属するものであり、本発明の目的は、前照灯システム内部の除湿装置、およびこの装置を備える前照灯システムを提供することにある。
一般に、自動車の前照灯システムにおけるハウジングには、照明チャンバが区画されており、照明チャンバの底部には、発光ダイオードや放電ランプ等の光源が収容されている。ハウジングの前面、より詳しくは、照明チャンバの前面は、光源から射出された光を外部に放出する透明なレンズによって閉鎖されている。照明チャンバの内部には、光源から射出された光から光ビームを形成するためのリフレクタその他の光学部品も設けられる。
一方、ハウジングには、前照灯の機能を保つために必要な付属部品(光源の働きや光源の移動を制御する電子部品や導線等)も収容される。このような付属部品は、外観が良好ではないため、ハウジングの底部に設けられる分室の内側に収容される。同じように、ハウジングの内壁面が直接目に入る場合にも、内壁面は、美感を考慮しない材料から形成されることがあるため、前照灯システム全体の外観を損なうことがある。そこで、上記のような付属部品やハウジングの内壁面が、レンズを通して外から見えないようにするため、レンズ底部の内側には、分室やハウジングの内壁面を視覚的に遮るマスクが設けられる。
ハウジングは、滴り落ちる水等の浸入を防止しうる一方で、内部空間の通気のため、空気は透過しうるように設計されている。このような通気性は、光源から熱が発生したときに、ハウジング内外の圧力のバランスをとるために必要である。上記のような防水性と通気性は、ラビリンス(迷路)状またはシケイン(小カーブ群)状の装置を用いることによって実現される。
ハウジングの通気口は、ハウジングの全体的な閉鎖性を損なうだけに、ハウジング内の湿度を最適に保つための方策が問題となる。ハウジングの通気口を通して流入する空気は、多かれ少なかれ湿気を含んでおり、ハウジング内の部品に悪影響を与えるとともに、レンズの表面に水分の凝結をもたらすおそれがある。このような水分の凝結は、ハウジング内部に流入した空気が、すでにハウジング内部に存在している空気(光源から発生する熱によって暖められている)よりも冷たい場合に生ずる。水分は、レンズの内面に霜状に付着し、光ビームの形成にとって障害となるとともに、外観を損ない、ユーザに不満足感を与えることになる。
レンズの表面に水分が凝結するのは、前照灯を点灯しているときだけでなく、自動車が停止して、光源のスイッチがOFFとなっている場合にも好ましくない。そこで、レンズの表面に水分が凝結するのを防止するため、レンズを加熱することが提案されている。このようなレンズの加熱は、例えば、電気部品、電極、被加熱フィルム等のレンズを加熱するための部品を、レンズと一体化することによって行われる。
しかし、このような方策には、光ビームを射出するレンズの光学的な特性に悪影響を与えるという欠点があるとともに、レンズに係るコストが高くなり、電力の消費も大きくなる。電力の過大な消費は避けるべきであり、また、電力消費が過大であると、特に自動車が停止しているときに、レンズを加熱する部品に回される電力が制限される。
上述のような過大なエネルギーの消費を避けるため、光源から発生する熱を、レンズを加熱するために利用する方策が提案されている(特許文献1参照)。ハウジングの分室内における熱によって生起された熱い空気流は、マスクに形成した孔を通過してレンズの内面へ向かい、その近傍の空気に取って替わる。
しかし、このような方策にも欠点がある。すなわち、このような方策を用いうるか否かは、光源から発生した熱の回収の程度に左右され、回収される熱が不十分であるかまたは存在しない場合には、所期の目的を達しえないおそれがある。このような方策は、十分な熱を発生しうる光源(例えば放電ランプ)の場合に用いるのが望ましい。さらに、熱い空気流の通路をマスクに形成すると、付属部品を外部から見えないようにして、前照灯の外観を保つというマスクの主要な機能を損なうことになる。
ハウジング内の湿気は、凝結させて除去することにより、減少させることができる(特許文献2参照)。すなわち、ハウジングの分室に、ペルティエ効果を奏する熱電システムを設け、この冷たい面を、湿気を凝結させ、分室から除去するための部材と関連づける。この熱電システムは、大気の条件(特に降雨と外気の温度)によって作動する。熱電システムは、使用に際してのエネルギー消費量が少ないという利点を有する。
しかし、分室の特定の領域だけにおいて湿気を凝結させるのは、レンズをあらゆる湿気から保護する観点からは十分ではない。なぜならば、湿気を凝結させる領域が特定されると、レンズの表面を、迅速かつ効率的に除湿しえないからである。したがって、熱電システムを使用しても、ユーザの満足の行くものにはならない。また、湿気を凝結させ、凝結した水分を分室から除去するための部材を設けると、分室の大型化が避けられなくなる。
したがって、レンズの表面に水分を凝結させることなく、前照灯システム内部の湿度を減少させるための従来の方策は、装置の設置と稼働に係るコストの低減、前照灯システムの小型化、および最適な方法を用いればレンズの表面から迅速に水分を除去しうるという全ての要求に応えるものではなかった。
ドイツ国特許出願公開10255443号明細書 ドイツ国特許出願公開10319363号明細書
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、自動車の前照灯システムの内部を、あらゆる要求に応えつつ、満足しうる程度に除湿しうる装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的のために、光源が作動していないときや自動車が車庫に収納してあるときでも、レンズを迅速かつ効果的に除湿しうる前照灯システムの除湿装置を提供する。また、本発明は、エネルギー消費量が少なく、かつ光源の作動や自動車の稼働に関わりなく、ハウジングから残存する湿気を除去、特にレンズを除湿しうる、ハウジングを大型化する必要のない除湿装置を提供することも目的としている。さらに、本発明は、外部から視認しうるハウジング内壁面の外観を損なう部品を用いることなく、かつ公知のマスクの態様を変更することなく、レンズを除湿しうる除湿装置を提供することも目的としている。
本発明の除湿装置は、自動車の前照灯システム内部の除湿を行うための装置である。前照灯システムは、光源を収容する照明チャンバおよび分室が区画されたハウジングを備えている。このハウジングは、レンズによって閉鎖されている。一方、このレンズに近接して、分室を覆うマスクが設けられる。このマスクは、この下方に位置する部品が外から見えないようにするため、レンズに密着して、またはレンズとの間に小さな隙間を保った状態で設けられる。本発明に係る除湿装置は、レンズを加熱しうる加熱手段を備えており、この加熱手段は、制御手段を介して制御される。
本発明においては、加熱手段は、レンズに近接して設けられる熱伝導性の第1のプレートと関連づけられて、分室に収容される。したがって、レンズの内面は、加熱手段によって電気的に加熱される第1のプレートで発生する熱い空気流によって拭われる。
加熱手段は、前述の光源とは独立に作動させうるようになっているのが好ましい。この場合、光源が作動を停止したときでも、加熱手段は作動する。したがって、前照灯が作動を開始する前に、レンズの霜取りを行なったり、前照灯の作動の有無に拘らず、前照灯システム内部の除湿を行なったりすることができる。熱い空気流は、概ね対流によって生じさせるのが好ましい。
加熱手段は、光源の作動の有無や、光源の作動モードに関らず使用しうるという電気的特性を有する。この加熱手段は、分室の内部に、レンズの光学的特性を損なわず、かつレンズの構造が複雑にならないように配置される。加熱手段によって発生した熱は、第1のプレートの表面を介して、好ましい態様で、放射および対流によって拡散される。
分室は、レンズ下方のハウジングの底部に区画される。また、マスクと第1のプレートは、レンズの内面が、対流によって上昇する熱い空気流によって拭われるよう、レンズの底部に設けられる。
本発明の種々の実施形態においては、第1のプレートは、マスクと一体とされることもあれば、マスクの下方に別体として設けられることもある。マスクは、空気の対流が円滑に進むよう、また、マスクの下方に設けられる第1のプレートで発生した熱い空気流がマスクを通過しうるよう、空気透過性とすることができる。
第1のプレートは、その表面が、前照灯の光軸と平行に、好ましくはレンズに向かって4〜8°の角度で下方に傾斜するように配置される。
通常、レンズの周縁部は、湾曲させる。一方、第1のプレートは、ハウジングを不必要に大型化させないだけでなく、第1のプレートの上方に張り出すように拡がるレンズの内面全体にわたって熱の拡散を促進するよう、配置の方向を定める。
加熱手段の制御手段は、ハウジングの内外における湿度や温度、または気象条件に関係する種々のパラメータを検知しうる種々の検知手段を備えることができる。また、制御手段は、光源の作動の開始または停止の後、所定の時間にわたって、高い信頼性の下に加熱手段を使用しうるよう、タイマを備えているのが好ましい。
より詳しくいうと、制御手段は、光源の作動の停止後、所定の第1の時間にわたって、加熱手段の作動を継続または開始しうるよう、第1のタイマを備えている。この第1のタイマは、自動車が使用を終えた後に、レンズに霜が付くのを防止し、ユーザに不快感を与えないようにするため、光源の作動の停止後も、レンズの除湿を継続することを目的とするものである。
さらに、制御手段は、光源の作動の開始に引き続いて、加熱手段の作動を開始し、かつ継続しうるよう、第2のタイマを備えている。
第2のタイマは、所定の第2の時間にわたって、加熱手段を高出力で作動させうる調整手段と関連づけられている。調整手段は、その後、必要に応じ、比較的低い温度で加熱手段の作動を継続させることもできる。このように第2のタイマを設けるのは、光源が作動を開始するや否や、迅速にレンズの除湿を行なえるようにするためである。
加熱手段は、第1のプレートに取り付けるか、またはこれと一体としうるよう、電極、加熱フィルム等種々の構造とすることができる。しかし、他の様相として、加熱手段は、ハウジング内の湿気の処理を最適なものにする(すなわち、冷たい壁体に湿気を凝結させる)ため、冷たい壁体に湿気を凝結させうる手段と関連づけることもできる。
このため、加熱手段は、ペルティエ効果を奏する熱電ユニットを含むのが好ましい。この場合、熱電ユニットの熱い面は、加熱手段となり、特に熱が伝導によって伝わるよう、第1のプレートと関連づけられる。
熱電ユニットの冷たい面は、伝導によって熱が伝わるよう、第2のプレートと関連づけられる。第2のプレートの一部は、前照灯ユニット内部の湿度を低下させるよう、表面に湿気を凝結させうる冷たい壁体とされる。
第2のプレートは、金属プレート、または熱伝導性の流体を含む金属ジャケットからなる。他方、第1のプレートは、金属材料、またはこの第1のプレートを熱伝導性としうる金属粒子等を含むプラスチック材料から形成される。
第1のプレートと第2のプレートは、除湿装置が大型化するのを回避しうるように配置するのが好ましい。特に、両プレートは、互いに概ね平行となるように配置するのが好ましい。例えば、第2のプレートは水平に、第1のプレートは、第2のプレートと概ね5°の角度をなすように配置される。
この外、除湿装置の効率と信頼性を高めるべく、冷たい壁体を第1のプレートから離間させうるよう、熱電ユニットは、熱電チャンバ内に収容され、その壁体は断熱性とされる。熱電チャンバは、第2のプレートの大部分を覆いつつ、第1のプレートと反対側の冷たい壁体となる方の端部を露出することによって、熱電ユニットの熱い面と冷たい面における温度を効率的に利用しうるようにする。
上記の構成とした上で、第2のプレートの冷たい壁体の領域に、厚さ方向に貫通する排水チャネルを形成すれば、前照灯ユニット内の除湿を簡単に行なうことができる。すなわち、水分は、重力によって冷たい壁体を通過し、熱電チャンバに設けられた排水手段に到達する。この排水手段は、ラビリンスやシケインタイプとされ、水、とりわけ滴り落ちる水の浸入を防止しうるとともに、前照灯ユニットの通気手段と一体となっているのが好ましい。
以上をまとめると、熱電ユニットは、熱電チャンバ内に収容され、熱電チャンバの壁体は断熱性とされる。熱電ユニットの熱い面は、分室の開口部に位置決めされる。この開口部は、熱電ユニットの熱い面を第1のプレートと接触させ、伝導によって熱を伝えるために、第1のプレートによって閉鎖される。
第2のプレートの冷たい壁体の領域は、熱電チャンバから露出し、それ以外の領域は、熱電チャンバに収容される。ハウジングを大型化しないよう、特に熱電チャンバを収容する分室が厚くならないよう、第1のプレートと第2のプレートは、互いに概ね平行に配置され、冷たい壁体と第1のプレートは、互いに離間される。
第1のプレートは、第2のプレートと概ね平行になるとともに、その表面が前照灯の光軸の方向を向くように配置される。第2のプレートと同様に、第1のプレートも、対向車両の運転者を幻惑する光線が発生しないよう、わずかに(例えば、光軸よりも5°下方に進むよう)傾斜させることができる。
第2のプレートは、前照灯ユニット内の凝結した水分が、重力によって、ハウジングの排水手段へ向かうように配置するのが好ましい。排水手段は、滴り落ちる水がハウジング内に浸入するのを防ぎうる一方で、内部の通気を可能とするようなものとする。第2のプレートは、凝結した水分を前照灯ユニットの排水手段へ導く排水チャネルを有するのが好ましい。
排水チャネルは、第2のプレートにおける冷たい壁体の領域(排水手段の上方に位置する)を、厚さ方向に穿孔することによって形成される。排水チャネルは、凝結した水分を、重力によって第2のプレートを通過させ、排水手段まで導くことができる。
冷たい壁体は、排水手段の上方に位置するのが好ましい。こうすれば、除湿装置の大きさ、特に分室の厚さを抑えることができる。
また、本発明は、上記の除湿装置を備えた自動車の前照灯システムを提供することも目的とする。
本発明によれば、前照灯システムの大型化を回避し、設置と稼働に係るコストを低減しつつ、前照灯システム内部を迅速かつ効率的に除湿しうる装置が提供される。
本発明の内容は、以下に添付図面を参照して行う実施形態の説明から、より明瞭に理解しうると思う。
自動車用前照灯システムにおけるハウジング1は、光源3を収容する照明チャンバ2を有している。光源3は、発光ダイオードや放電ランプ等、どのようなタイプのものでも用いることができ、電子装置4と関連づけられている。光源3により放出された光から光ビームを形成するために、リフレクタ等の光学装置5が設けられている。ハウジング1の前部は光ビームを射出するためのレンズ6によって閉鎖されている。レンズ6は、壊れやすい光学部材であるが、所与の光軸Aに沿って光ビームを射出するために働く。
ハウジング1の底部には、必要に応じて、前照灯を機能させるための種々の付属部品を収容する分室7が区画されている。前照灯システムの大型化を避けるため、分室7は、幅や奥行きを十分に利用して薄く形成する。付属部品は、外観が良好ではないため、分室7の開口部をマスク8で覆う。このマスク8は、前照灯の外側から、レンズ6を通して、付属部品が目に入るのを防止する。
光源3を作動させると、ハウジング1内の空気が加熱される。ハウジングには、通常、通気を行うための通気路が設けられているが、この通気路は、本発明においても、気象条件によって大きく左右されるハウジング1内の湿度を低下させるために利用される。また、ハウジング1は、滴り落ちる水を通さない構造となっている。ここでは、前照灯システムは、ハウジング1の防水性と通気性を確保するため、ラビリンスまたはシケインタイプの適当な通気手段9を有している。
ハウジング1内のレンズ6の底部には、電気的加熱手段11と接続された熱伝導性の第1のプレート10が、設けられている。この第1のプレート10は、概ね、前照灯の光軸Aに沿って延びており、また、伝導によって熱を伝えうるよう、加熱手段11と接して設けられている。加熱手段11を作動させると、第1のプレート10を伝導によって加熱することができる。また、放射や対流によって、熱をレンズ6に向かって放散させることもできる。熱の放散は、レンズ6の内面近傍の湿気を一掃するような態様で行われる。エネルギー源として電気を用いるため、加熱手段11は、第1のプレート10の温度だけを急速に上昇させることができる。第1のプレート10の表面は、水平方向に拡がり、かつレンズ6の内面(凹面)と垂直に配置されているため、レンズ6の内面は、放射と対流によって急速に加熱される。この結果、レンズ6の光学的特性は保持される。また、加熱手段11は、光源3と同時にかつ独立に作動させることができる。したがって、光源3が除湿のために十分な熱を発生していないときでも、レンズ6の曇りは、迅速かつ効率的に除去される。
加熱手段11の作動は、制御手段12によって制御される。制御手段12は、光源3の作動前、作動中、または作動後に、所定の時間にわたって、かつ適当な出力で、加熱手段11を作動させるタイマを備えている。レンズ6の除湿は、高価でありながら信頼性の低いセンサと、光源から発生する熱だけに依存してなされるのではなく、高い信頼性の下に行われる。
制御手段12は、光源3が作動を停止した後も、所定の時間(第1の時間)にわたって、レンズ6の除湿を継続させうる第1のタイマ13を備えている。すなわち、自動車が使用を終えて車庫に収納され、光源3が作動していないときでも、レンズ6に発生した霜が除去されるまで、所定の時間、除湿は行われる。
制御手段12は、光源3を作動させた後、レンズ6を急速に除湿するための第2のタイマ14も備えている。加熱手段11は、第1のプレート10を急速に加熱する際には、所定の時間(第2の時間)にわたって、高出力で作動する。この際、第2のタイマ14は、第2の時間にわたって、加熱手段11を高出力で作動させる。また、第2のタイマ14は、調整手段15と関連づけられており、その後も、必要に応じて、光源3が作動を停止するまで、または前述の第1の時間が経過するまで、加熱手段11を低出力で作動させ続ける。
この外にも、加熱手段11の作動の開始と停止は、湿度センサや温度センサ等の計測手段を介して制御することができる。
第1のプレート10は、図1においては、マスク8と部分的に一体となっているが、図2においては、マスク8の下方に、別体として配置されている。第1のプレート10の材料は、アルミニウムのような金属であるか、または金属粒子を含むことのできるプラスチックである。第1のプレート10は、このような材料から形成されているため、急速に加熱され、かつレンズ6に対して、熱を放射によって伝えることができる。マスク8が第1のプレート10と一体になっている場合、第1のプレート10の材料、したがってマスク8の材料は、マスク8の外観に悪影響を与えないような性質を有するもの(例えば、金属粒子を含むことのできる、金属光沢を呈するかまたは有色のプラスチック)である。
図2においては、加熱手段11は、ペルティエ効果をもつ熱電システム16の熱い面23から形成されている。第1のプレート10は、限られたエネルギー消費の下に、急速かつ効率的に加熱される。この際のエネルギー消費は、熱電システム16の冷たい面17を利用して、冷たい壁体18を形成することによって最適なものにすることができる。この冷たい壁体18は、ハウジング1内に存在する湿気を凝結させる役割を果たす。凝結した水分19は、ハウジング1の防水性と通気性を担う、通気手段9と一体となった排水手段20へ導かれる。
詳しくいうと、熱伝導性の第2のプレート21は、熱電システム16の冷たい面17と接している。この第2のプレート21は、例えば、金属プレート、または熱伝導性の流体(アルコール等)を収容する金属ジャケット(例えばヒートパイプ)である。第2のプレート21は、分室7の厚さが増大しないよう、全体的に、光軸Aと概ね平行に配置される(好ましくはレンズに向かって光軸Aよりも5°下方へ傾斜させる)。冷たい壁体18を第1のプレート10から遠ざけるため、熱電システム16と第2のプレート21は、熱電チャンバ22(この壁体は断熱性である)の内部に収容されている。
熱電システム16の熱い面23は、照明チャンバ22に形成された開口部を介して、第1のプレート10と対向しており、かつ第1のプレート10によって覆蓋されるようになっている。第2のプレート21の左方の端部は、熱電システム16の冷たい面17と接しており、右方の端部は、熱電チャンバ22から露出して、冷たい壁体18を形成している。
凝結した水分19は、第2のプレート21のうち冷たい壁体18となっている部分を厚さ方向に穿孔して得られる排水チャネル24(排水手段20の上方に位置する)を通って、重力により、排水手段20へ到達する。
図2に示す実施形態においては、マスク8は、第1のプレート10とは別体としてあるが、図1に示すように、マスク8の一部を第1のプレート10と一体にすることもできる。この場合、熱電ユニット16は、図2に示す第1のプレート10と同様にして、マスク8および第1のプレート10と関連づけられる。
本発明の第1の実施形態に係る除湿装置を備えた自動車用前照灯システムの模式的な断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る除湿装置を備えた自動車用前照灯システムの模式的な断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 照明チャンバ
3 光源
4 電子装置
5 光学装置
6 レンズ
7 分室
8 マスク
9 通気手段
10 第1のプレート
11 加熱手段
12 制御手段
13 第1のタイマ
14 第2のタイマ
15 調整手段
16 熱電ユニット
17 冷たい面
18 冷たい壁体
19 水分
20 排水手段
21 第2のプレート
22 照明チャンバ
23 熱い面
24 排水チャネル

Claims (15)

  1. 光源(3)、レンズ(6)およびマスク(8)を収容する照明チャンバ(2)ならびに分室(7)が区画されたハウジング(1)と、制御手段(12)の制御により前記レンズ(6)を加熱しうる加熱手段(11)とを備える自動車用前照灯システム内部の除湿装置であって、前記レンズ(6)は、前記ハウジング(1)を閉鎖し、前記マスク(8)は、レンズ(6)の近傍に設けられて前記分室(7)を覆うようになっている除湿装置において、前記加熱手段(11)は、分室(7)内に収容されて、レンズ(6)の近傍に配置された熱伝導性の第1のプレート(10)と関連づけられ、かつ前記光源(3)とは独立に作動しうるようになっており、レンズ(6)の内面は、加熱手段(11)で加熱されることにより前記第1のプレート(10)において生ずる熱い空気流によって拭われるようになっていることを特徴とする除湿装置。
  2. 前記分室(7)は、前記レンズ(6)の下方において、前記ハウジング(1)の底部に区画され、前記マスク(8)と前記第1のプレート(10)は、前記熱い空気流が対流によって上昇する際にレンズ(6)の内面を拭うことができるよう、レンズ(6)の底部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の除湿装置。
  3. 前記第1のプレート(10)は、前記マスク(8)と一体に、またはマスク(8)の下方に別体として設けられることを特徴とする請求項1または2記載の除湿装置。
  4. 前記制御手段(12)は、前記光源(3)が作動を停止した後も、所定の第1の時間にわたって前記加熱手段(11)の作動を継続させうる第1のタイマ(13)を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の除湿装置。
  5. 前記加熱手段(11)は、前記光源(3)の作動の開始に続いて、前記加熱手段(11)の作動を開始させうる第2のタイマ(14)を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の除湿装置。
  6. 前記第2のタイマ(14)は、第2の時間にわたって、前記加熱手段(11)を高出力で作動させうる調整手段(15)と関連づけられていることを特徴とする請求項5記載の除湿装置。
  7. 前記加熱手段(11)は、ペルティエ効果を奏する熱電ユニット(16)からなり、この熱い面は、前記第1のプレート(10)と関連づけられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の除湿装置。
  8. 前記加熱手段(11)の冷たい面(17)は、熱伝導性の第2のプレート(21)と関連づけられており、この第2のプレート(21)の一部は、表面に湿気が凝結しうる冷たい壁体(18)となっていることを特徴とする請求項7記載の除湿装置。
  9. 前記第2のプレート(21)は、金属プレート、または熱伝導性の流体を含む金属ジャケットからなることを特徴とする請求項8記載の除湿装置。
  10. 前記第2のプレート(21)は、前記冷たい壁体(18)に凝結した水分(19)を、ハウジング(1)に設けられている排水手段(20)へ導くための排水チャネル(24)を有することを特徴とする請求項8または9記載の除湿装置。
  11. 前記排水チャネル(24)は、前記第2のプレート(21)の冷たい壁体(18)となっている部分を、厚さ方向に貫通するように形成されていることを特徴とする請求項10記載の除湿装置。
  12. 前記冷たい壁体(18)は、前記ハウジング(1)に設けられている排水手段(20)の上方に設置されていることを特徴とする請求項8〜11のいずれか一項に記載の除湿装置。
  13. 前記熱電ユニット(16)は、断熱性の壁体を有する熱電チャンバ(22)の内部に収容されており、熱電ユニット(16)の熱い面(23)は、前記熱電チャンバ(22)の開口部に位置し、この開口部は、前記第1のプレート(10)によって閉鎖されていることを特徴とする請求項7〜12のいずれか一項に記載の除湿装置。
  14. 前記第2のプレート(21)の冷たい壁体(18)となっている部分は、前記熱電チャンバ(22)から露出し、第2のプレート(10)のこれ以外の部分は、熱電チャンバ(22)の内部に収容されていることを特徴とする請求項8、9および13のいずれか一項に記載の除湿装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の除湿装置を備える自動車の前照灯システム。
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