JP2009016523A - 接合膜貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接合膜貼付装置において、小型化、機構の簡素化等を図る。
【解決手段】ACF貼付装置1は、ACFテープ供給部12、保護シート供給部14、加熱加圧部13、及び弛み取り機構81を備える。ACFテープ供給部12のACFテープの送り方向A1と保護シート供給部14による保護シート61の送り方向A2は互いに直交している。加熱加圧部13は、ツール54によって保護シート61を介してACFテープ7を加熱しつつバックアップステージ11上の表示パネル3の貼付位置3aに対して加圧する。弛み取り機構81は保護シート61の送り方向A2と直交方向に対向する一対の側部間に同一方向の荷重を作用させて弛みを除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被接合物を接合するための接合膜を対象物に貼り付ける接合膜貼付装置に関する。
接合膜を使用して対象物に対して被接合物を接合する工程が知られている。例えば、異方性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Film Sheet)を使用して液晶表示パネル(LCD:Liquid Crystal Display)、プラズマ表示パネル(Plasma Display Panel)等の基板に電子部品を実装する工程が知られている。この実装は概ね以下の工程により実行される。第1に、ACFを表示パネルに貼り付ける。第2に、電子部品をアラインメント後に表示パネル上のACFに仮圧着する。第3に、電子部品を表示パネルに本圧着する。
特許文献1には、表示パネルにACFを貼り付けるためのACF貼付装置が開示されている。このACF貼付装置は、ACFテープとACFテープを加熱しつつ表示パネルに対して加圧するためのツールとの間に保護シートを供給する機構を備えている。保護シートは、加熱及び加圧時にACFテープからはみ出したACFのツールへの付着を防止してツールを保護する機能と、加熱及び加圧時の平坦度を確保する機能とを有する。
しかし、特許文献1に開示されたACF貼付装置では、ACFテープの送り方向と保護シートの送り方向が同一方向である。そのため、ACFテープの蓄積、案内、回収等を行うACFテープ供給部と保護シートの蓄積、案内、回収等を行う保護シート供給部とを同一垂直面上に設け、かつACFテープ供給部を保護シート供給部の外側に配置する必要がある。この配置により、ACFテープの送り方向のACF貼付装置の寸法が大型化する。また、ACFテープの送り方向と保護シートの送り方向が同一であると、ACF貼付装置の機構が複雑化すると共に、ACFテープや保護シートの交換作業が煩雑である。具体的には、ACFテープと保護シートのうちの一方を送った際に他方が引っ張られて位置ずれを生じないようにするために、比較的複雑な機構を設ける必要がある。また、接合シートや保護シートの交換の際に、両者の干渉が生じやすいので作業性が良好でない。
特許文献2には、前述の本圧着を行うための本圧着装置であってツールと仮圧着済みの電子部品との間に保護シートを介在させるものが開示されている。この本圧着装置では、電子部品を仮圧着済みのACFの上に弛ませた保護シートを載せ、その後に保護シートを介してツールによる加熱及び加圧を行う。
しかし、特許文献2の本圧着装置では、保護シートの弛みに起因して加圧中に保護シートの位置ずれが生じやすく、この保護シートの位置ずれは表示パネルに対するACFの位置ずれの原因となり、貼付位置精度が低下する。一方、特許文献1のACF貼付装置では、ツールによる加圧時の保護シートの位置ずれを防止するために、ばね、可動アーム、チャック等の多数の要素により構成された比較的複雑な機構が設けられている。
保護シートを介してツールによるACFテープの加熱及び加圧を行う場合、ツール(通常80℃〜150℃程度に加熱される。)からACFへの熱伝導が保護シートにより阻害される。ACFが所望の温度まで十分に上昇していない状態でツールによる加圧を実行すると、ACFの貼付品質が低下する。また、保護シートを介したツールからの伝熱によってACFが所望の温度に上昇するにはある程度の時間を要するため、ACFの貼付に要する時間が延びてタクトロスにつながる。しかし、特許文献1,2に記載のものを含め、従来のこの種の装置では、保護シートを使用することによる伝熱効率の低下に関して十分な考慮がなされていない。
特開2003−198197号公報 特開平8−184847号公報
本発明は、接合膜貼付装置において、小型化、機構の簡素化、接合シートや保護シートの交換作業の作業性向上、接合膜の貼付位置精度の向上、接合膜の貼付品質やタクトの向上等を図ることを課題とする。
本発明は、対象物を支持するステージと、前記対象物に被接合物を接合するための接合膜の背面にセパレータを設けた接合シートを、交換可能かつ送り出し可能に蓄積する接合シート蓄積部を備え、前記接合シートを前記接合シート蓄積部から第1の送り方向に送って前記対象物の予め定められた部位に供給する接合シート供給部と、保護シートを交換可能かつ送り出し可能に蓄積した保護シート蓄積部を備え、前記保護シートを前記保護シート蓄積部から前記第1の送り方向と交差する第2の送り方向に送って前記接合シートの上方に供給する保護シート供給部と、前記保護シートを介してツールによって前記接合シートを加熱しつつ前記対象物に対して加圧し、前記接合膜を前記対象物に貼り付ける加熱加圧部とを備える接合膜貼付装置。
例えば、接合シートは、接合膜である異方性導電膜(AFC)の背面にセパレータを設けたACFテープである。対象物と被接合物は、液晶表示パネル、プラズマ表示パネル等の表示パネル、PCB(Printed Circuit Board、)及びFPC(Flexible Printed Circuit)基板を含む基板、筐体、並びにIC、TCP(Tape Carrier Package)、COG(Chip On Glass)等の電子部品、機械部品、及び光学部品を含む部品のいずれであってもよい。
保護シート供給部が保護シートを送る第2の送り方向は、接合シート供給部が接合シートを送る第1の送り方向に対して交差しており、同一方向ではない。換言すれば、第1の送り方向と第2の送り方向は同一垂直面上にない。そのため、接合シート供給部を保護シート供給部と同一垂直面上の外側に並べて配置する必要がなく、接合シート供給部と保護シート供給部は互いに異なる垂直面上に配置される。その結果、接合膜貼付装置の第1の送り方向の寸法を小型化できる。
仮に接合シートと保護シートを同方向に送る構成、すなわち第1の送り方向と第2の送り方向が同一方向となる構成であると、接合シートと保護シートのうちの一方を送った際に他方が引っ張られて位置ずれを生じないようにする機構が必要となる。しかし、本発明の接合膜貼付装置では第1の送り方向と第2の送り方向が交差しているので、かかる位置ずれ防止の機構を設ける必要がない。この点で、本発明の接合膜貼付装置では、接合シート供給部や保護シート供給部の機構を簡素化できる。
前述のように、保護シートを送る第2の送り方向が接合シートを送る第1の送り方向に対して交差しているので、接合シート供給部と保護シート供給部は互いに異なる垂直面上に配置される。そのため、接合シート蓄積部の接合シートの交換や、保護シート蓄積部の保護シートの交換の際に、接合シートと保護シートの干渉が生じにくく、使用済みの接合シートや保護シートの取り外しや、新たな接合シートや保護シートの取り付けが容易である。換言すれば、接合シートや保護シートの交換作業の作業性が良好で、容易かつ効率的にこれらの交換作業を実行できる。
第1及び第2の送り方向は、実質的に直交していることが好ましいが、必ずしも直交している必要はなく、例えば80度から100度程度の角度をなしていればよい。
前記保護シート供給部は、前記保護シート蓄積部として機能する、前記保護シートを巻回した保護シート供給リールと、前記加熱加圧部の前記ツールを通過した前記保護シートを回収するための保護シート巻取リールと、前記保護シート巻取リールを回転駆動して前記保護シートを予め定められた量ずつ、あるいは前記保護シート巻取リールの回転駆動角度に応じた量ずつ巻き取らせ、それによって前記保護シートを前記第2の送り方向に送る保護シート送り部と、前記保護シート供給リールから前記ツールを介して前記保護シート巻取リールまで前記保護シートを案内する保護シート案内部と、前記保護シート案内部の前記ツールよりも前記保護シート巻取リール側に配置され、前記保護シートの対向する側部間に同一方向の荷重を作用させて前記保護シートの弛みを除去する弛み取り機構とを備える。
弛み取り機構が保護シートの対向する側部間に同一方向の荷重を作用させることにより、保護シートは弛みのない状態で維持される。そのため、加熱加圧部のツールが保護シートを介して接合シートを加熱しつつ対象物に対して加圧する際に、保護シートはツールの先端に密接し、ツールの先端に対する位置ずれが生じない。その結果、対象物に対する接合膜の貼付位置精度が向上する。
前記弛み取り機構は、前記保護シート案内部の一部を構成し、下側部に前記保護シートが巻き掛けられた弛み取りローラと、回転自在、かつ両端が予め定められた範囲で互いに独立して鉛直方向に移動自在に前記弛み取りローラを保持するローラ保持構造とを備え、前記弛み取りローラの自重が前記同一方向の荷重として前記保護シートに作用する。
保護シートの両側部のうちの一方側に弛みが生じた場合、弛み取りローラの両端のうち弛みが生じた側の保護シートの側部に対応する端部が自重により下向きに変位する。その結果、保護シートの弛みが発生した側の側部に張力が作用して弛みがなくなる。換言すれば、弛み取りローラが上下に傾くことにより、自動的に弛みが吸収される。この弛み取りローラの自重を利用した弛み取り機構は、センサ等が不要で構造が簡易である。
前記弛み取り機構は、前記弛み取りローラの両端に着脱可能に取り付けられた錘体をさらに備えることが好ましい。
弛み取りローラの両端に取り付ける錐体の重量や個数を変えることにより、保護シートの両側部間に作用する荷重を調整でき、より確実に保護シートの弛みを除去できる。
ツールによる接合シートの加熱温度が保護シートの連続耐熱温度未満である場合には、前記保護シート供給部は、前記ツールの先端に前記保護シートを常時接触させることが好ましい。この構成により、保護シートは常に十分に加熱された状態に維持される。従って、加熱加圧部のツールが保護シートを介して接合シートを加熱及び加圧する際に、接合膜の温度を短時間で確実に所望の温度まで上昇させることができる。その結果、接合膜の貼付品質が向上し、タクトも向上できる。
一方、ツールによる接合シートの加熱温度が保護シートの連続耐熱温度以上である場合には、前記保護シート供給部は、前記ツールによる前記接合シートの対象物への加熱及び加圧の開始より予め定められた時間前から、この加熱及び加圧が終了するまでの間のみ前記ツールの先端に前記保護シートを接触させることが好ましい。ツールによる接合シートの加熱及び加圧よりも前に保護シートをツールに接触させておくことにより、保護シートの温度が十分に上昇した状態で加熱及び加圧を開始し、接合シートの温度を短時間で確実に所望の温度まで上昇させ、貼付品質とタクトの向上を図ることができる。一方、加熱及び加圧終了前後の保護シートはツールに対して非接触となるので、保護シートの温度が連続耐熱温度以上となるのを防止できる。
本発明の接合膜貼付装置は、接合シート供給部が接合シートを送る第1の送り方向と、保護シート供給部が保護シートを送り第2の送り方向とが交差しているので、第1の送り方向の寸法の小型化、接合シート供給部や保護シート供給部の機構を簡素化、及び接合シートや保護シートの交換作業の作業性の向上を図ることができる。
また、弛み取りローラの自重を利用した弛み取り機構を設けることにより、センサ等を使用しなくても良い簡易な構成で確実に保護シートの弛みを除去し、対象物に対する接合膜の貼付位置精度を向上できる。
さらに、保護シートをツールに対して常時接触させ、ないしはツールによる接合シートの対象物の加熱前の予め定められた時間前から保護シートをツールに対して接触させることにより、対象物に対する接合膜の貼付品質やタクトの向上を図ることができる。
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態にかかるACF貼付装置(接合膜貼付装置)1を示す。このACF貼付装置1は、図2に示す実装設備2の一部を構成する。この実装設備2は、液晶表示パネル、あるいはプラズマ表示パネル等である表示パネル(対象物)3に電子部品を実装するためのものである。実装設備2は、ACF貼付装置1、仮圧着装置4、本圧着装置5、及びガイドレール6aに沿ってこれの装置に表示パネル3を順に搬送する搬送装置6を備える。ACF貼付装置1は、表示パネル3の所定の貼付位置3aに異方性導電膜テープ(ACFテープ)7の異方性導電膜(ACF)7aを貼り付ける。ACFテープ7はACF7aの背面にセパレータ7bを設けたものである(例えば図3参照)。仮圧着装置4は、ACF貼付装置1によって表示パネル3に貼り付け済のACF7aに対して電子部品を位置決めし、加熱しつつ加圧して表示パネル3に仮圧着する。本圧着装置5は仮圧着装置4で仮圧着済みの電子部品をさらに加熱しつつ加圧してACF7aにより表示パネル3に固定する。コントローラ8は、各種センサからの入力や操作盤からの入力に基づいて、ACF貼付装置1、仮圧着装置4、本圧着装置5、及び搬送装置6の動作を制御する。
図1、図3、及び図4を参照してACF貼付装置1を詳細に説明する。以下の説明において、必要があるときは、ACF貼付装置1を正面側から見たときの左右水平方向をX軸方向、X軸と直交する水平方向(奥行き方向)をY軸方向、鉛直方向をZ軸方向と呼ぶ。
ACF貼付装置1は、表示パネル3の貼付位置3aの下面側を支持するバックアップステージ11、ACFテープ供給部(接合シート供給部)12、加熱加圧部13、及び保護シート供給部14を備える。
まず、ACFテープ供給部12について説明する。ACFテープ供給部12は、ACFテープ7をX軸方向に送りつつ表示パネル3の貼付位置3aに供給する。ACFテープ供給部12は、ACFテープ7を交換可能かつ送り出し可能に蓄積したACFテープ蓄積部21と、ACF7aから剥離済みのセパレータ7bを回収するACFテープ回収部22とを備える。また、ACFテープ供給部12は、ACFテープ蓄積部21からバックアップステージ11(表示パネル3の貼付位置3a)の上方を経てACFテープ回収部22へACFテープ7を案内するACFテープ案内部23を備える。さらに、ACFテープ供給部12はACFテープ案内部23に沿ってACFテープ蓄積部21からACFテープ回収部22へACFテープ7を送るACFテープ送り部24を備える。さらにまた、ACFテープ供給部12は、貼付位置3aの長さに応じた間隔でACFテープ7のACF7aに切込を形成する切断部26と、貼付位置3aに貼り付けられたACF7aからセパレータ7bを剥離する剥離部27とを備える。
ACFテープ蓄積部21は、ACFテープ7を多数回巻回したACFテープリール28を着脱可能に装着したリール駆動軸29を、正面から見てバックアップステージ11の左側に位置する固定フレーム31A上に備える。このリール駆動軸29がモータ等を備える図示しない駆動装置により回転駆動されることにより、ACFテープリール28からACFテープ7が巻き出される。また、ACFテープ供給部12は、固定フレーム31A上に、略同一高さで水平方向に間隔をあけて配置された一対の固定ローラ32A,32Bと、これらの固定ローラ32A,32Bの間に配置された鉛直方向に移動可能な可動ローラ33を備える。可動ローラ33の自重により固定ローラ32A,32B間のACFテープ7が下向きに引っ張られ、ACFテープ7に張力が付与される。下流側の固定ローラ32B付近に前述の切断部26と、ACFテープ7の継ぎ目を検出するためセンサ34が配置されている。
ACFテープ回収部22は、正面から見てバックアップステージ11の右側の固定フレーム31B上に吸込槽36を備える。この吸込槽36は真空ポンプ(図示せず)に接続されており、ACF7aから剥離済みのセパレータ7bはこの吸引槽36内に吸い込まれて回収される。
ACFテープ蓄積部21が設けられた固定フレーム31Aの下側と、ACFテープ回収部22が設けられた固定フレーム31Bの下側には、それぞれ可動フレーム37A,37Bが配置されている。これらの可動フレーム37A,37Bは、図示しない昇降機能により相対的高さ位置を維持しつつ昇降する。ACFテープ案内部23は、これら可動フレーム37A,37Bにそれぞれ配置された固定の従動ローラである案内ローラ38A,38Bを備える。案内ローラ38A,38BによりACFテープ7は水平方向(X軸方向)に延び、かつACF7aが鉛直方向下向きとなる姿勢でバックアップステージ11上方に案内される。
ACFテープ送り部24は、固定フレーム31B上の吸込槽36付近に配置された一対の送りローラ39A,39Bを備え、これら送りローラ39A,39B間のニップ部にACF7aを剥離済みのセパレータ7bが挟み込まれている。送りローラ39A,39Bは図示しない駆動機構に回転駆動され、送りローラ39A,39Bの回転量に応じた量だけ、図1において矢印A1で示すようにACFテープ7がバックアップステージ11の上方でX軸方向に送られる。
剥離部27は、可動フレーム37Bからバックアップステージ11の上方に向けてX軸方向に進退可能なスライダ41を備える。このスライダ41には2つの従動ローラ42A,42Bが配置されており、バックアップステージ11側の従動ローラ42Aの下側部と可動フレーム37B側の従動ローラ42Bの上側部にACFテープ7(セパレータ7b)が巻き掛けられている。
固定フレーム31Bと可動フレーム37AにはACFテープ7を必要に応じて固定ないしは保持するための電動式のチャック43A,43Bがそれぞれ配置されている。
次に、加熱加圧部13について説明する。加熱加圧部13は、バックアップステージ11の直上に配置された貼付ヘッド51を備え、この貼付ヘッド51は固定のヘッドフレーム52に設置されたヘッド駆動機構53により鉛直方向に昇降する。貼付ヘッド51の下端には、表示パネル3の貼付位置3aに対応するX軸方向の長さを有するツール54が装着されている。貼付ヘッド51にはACF7aの貼り付けに必要な予め定められた温度にツール54を加熱するためのヒータ56が内蔵されている。
次に、保護シート供給部14について説明する。保護シート供給部14は、後述するツール54によるACFテープ7の加熱及び加圧時にACFテープ7とツール54の先端との間に介在するように、ACFテープ7の上方(ACFテープ7とツール54との間)に保護シート61を供給する。
保護シート61には、ツール54による加熱及び加圧時にACFテープ7からはみ出したACF7aの付着を防止してツール54を保護する機能と、ツール54による加熱及び加圧時にACF7aの表示パネル3に対する押圧の均一性ないしは平坦度を確保する機能とがある。保護シート61の材質は特に限定されないが、はみ出たACFが付着しにくいこと、熱伝導性と耐熱性が良好であること、及び弾力性ないしは緩衝性に富むことが好ましい。例えば、ACF7aが付着しにくいポリテトラフルオルエチレン製のシート、緩衝性を有するシリコンゴム製のシート、耐熱性が高いポリイミド製のシート、又はこれらの材料からなるシートを積層した複合シートを保護シート61として使用できる。また、保護シート61の厚さは、選択する材料等の条件により異なるが、一般的には熱伝導性と緩衝性が両立できるように0.05〜0.3mm程度の範囲で設定される。本実施形態では、保護シート61の連続耐熱温度はツール54によるACF7aの加熱温度を上回っている(ツール54によるACF7aの加熱温度が保護シート61の連続耐熱温度未満である。)。
保護シート供給部14は、保護シート61を送り出し可能かつ交換可能に蓄積した保護シート蓄積部として機能する保護シート供給リール62から保護シート61を巻き出し、一定方向に送りつつACFテープ7の上方に供給する。保護シート供給部14により保護シート61の送り方向(矢印A2)は、ACFテープ供給部12によるACFテープ7の送り方向(矢印A1)に対して、同一方向ではなく直交している。保護シート61の送り方向A2は、ACFテープ7の送り方向A1に対して必ずしも厳密に直交している必要はなく、実質的に直交していればよい。また、送り方向A1,A2は80度から100度程度の角度をなしていればよい。後に詳述するように、本実施形態における保護シート供給部14は、ツール54の先端に常時接触するように保護シート61を供給する。
図1、図3、図4、及び図8Aを参照すると、保護シート供給部14は、フレームとして機能する一対の支持板63A,63Bを備える。これらの支持板63A,63Bは、ACFテープ7の送り方向A1であるX軸方向に対向するように、間隔をあけて平行に配置されている。ACF貼付装置1を正面から見ると(図1及び図3参照)、これらの支持板63A,63Bは加熱加圧部13の貼付ヘッド51の左右両側に配置されている。また、これらの支持板63A,63Bは、正面から見て加熱加圧部13の貼付ヘッド51よりも手前側から貼付ヘッド51よりも奥側までY軸方向に延びており、支持板63A,63B間に空間に加熱加圧部13のツール54が配置されている。
本実施形態では、支持板63A,63Bは図示しない機構により加熱加圧部13の貼付ヘッド51に対して機械的に連結されており、加熱加圧部13の貼付ヘッド51及びツール54に対する保護シート供給部14の鉛直方向の位置が固定されている。
支持板63A,63Bの最も奥側の位置には、供給リール保持軸64の両端が取り付けられており、この供給リール保持軸64に対して保護シート61を多数回数巻回した前述の保護シート供給リール62が回転自在かつ着脱可能に装着されている。供給リール保持軸64の支持板63A,63Bに対する位置は固定されている。
支持板63A,63Bの最も手前側の位置には、保護シート巻取リール65が着脱可能に配置されている。保護シート巻取リール65の支持板63A,63Bに対する位置は固定されている。保護シート供給リール62から巻き出された保護シート61は、ACF貼付装置1の奥側から手前側へ向けてY軸方向に送られ、ツール54の先端を接触状態で通過して保護シート巻取リール65に巻き取られて回収される。本実施形態では、保護シート61は保護シート供給リール62の下側から巻き出され、かつ保護シート巻取リール65の下側から巻き取られる。
保護シート供給部14は、保護シート巻取リール65を回転駆動して保護シート61を予め定めた量ずつ、あるいは保護シート巻取リール65の回転駆動角度に応じた量ずつ巻き取らせ、それによって前述のように保護シート61を矢印A2の方向(ACFテープ7の送り方向であるX軸方向と直交するY軸方向)に送る保護シート送り機構(保護シート送り部)67を備える。
この保護シート送り機構67は、支持板63A,63Bと保護シート巻取リール65との間に介装されたワンウェイクラッチ68を備える。ワンウェイクラッチ68の入力側(駆動側)と出力側(従動側)のうち出力側に保護シート巻取リール65が連結されている。このワンウェイクラッチ68は、矢印R1で示す巻取方向にのみ入力側から出力側(保護シート巻取リール65)に対して回転を伝達する。ワンウェイクラッチ68の入力側には、短円柱状の被操作部69が設けられている。この被操作部69の直上にはロッド71aが鉛直方向下向きに突出する姿勢でエアシリンダ71が配置されている。このエアシリンダ71の位置は支持板63A,63Bに対して固定されている。また、保護シート送り機構67はワンウェイクラッチ68の入力側と支持板63Bを連結する引張ばね72を備える。この引張ばね72は巻取方向R1とは反対方向にワンウェイクラッチ68の入力側を付勢する。
エアシリンダ71のロッド71aが下方にストロークするとロッド71aの下端面により被操作部69が押し下げられてワンウェイクラッチ68の入力側が巻取方向R1に回転し、この回転はワンウェイクラッチ68から保護シート巻取リール65に伝達される。保護シート巻取リール65の回転により保護シート61が巻き取られると共に、保護シート供給リール62が従動回転して新たな保護シート61が巻き出され、送り方向A2に送られる。ロッド71aが上昇位置に戻ると、引張ばね72の付勢力によりワンウェイクラッチ68の入力側が巻取方向R1とは逆方向に回転して初期位置に戻る。1回の巻取動作による保護シート61の巻取量及び送り量は、ロッド71aのストローク量により調整できる。すなわち、ロッド71aの1回のストローク量に対応する予め定められた量だけ保護シート61が保護シート巻取リール65に巻き取られ、かつ新たな保護シート61が保護シート供給リール62から巻き出される。本実施形態では保護シート巻取リール65の駆動アクチュエータとしてエアシリンダ71を採用しているが、保護シート巻取リール65を回転駆動するモータ(図示せず)を駆動アクチュエータとして採用してもよい。
保護シート供給部14は、保護シート供給リール62からツール54の先端を介して保護シート巻取リール65まで保護シート61を案内する保護シート案内機構(保護シート案内部)73を備える。本実施形態における保護シート案内機構73は、保護シート61の送り方向A2の上流側から順に2本の案内ローラ74A,74Bと、1本の弛み取りローラ76を備える。案内ローラ74A,74Bと弛み取りローラ76は、両端が支持板63A,63Bに回転自在に支持されており、いずれも保護シート61の移動に対して従動回転する。案内ローラ74A,74Bの支持板63A,63Bに対する位置は固定されている。弛み取りローラ76は、後述するように支持板63A,63Bに対する位置が可動である。案内ローラ74Bと弛み取りローラ76は、後述する弛み取り機構81としても機能する。
図4及び図8Aに明瞭に表れているように、最も保護シート61の送り方向A2の上流側に位置する案内ローラ74Aはツール54に対して保護シート61の送り方向A2に隣接して配置されている。案内ローラ74Aの下側に保護シート61が巻き掛けられている。この案内ローラ74Aと保護シート供給リール62はツール54の先端より上方に配置されており、ツール54の先端に保護シート61が接触した状態を維持するようになっている。案内ローラ74Bは案内ローラ74Aに対して保護シート61の送り方向A2の下流側に隣接して配置されている。案内ローラ74Bは案内ローラ74Aよりも上方に位置しており、上側に保護シート61が巻掛けられている。弛み取りローラ76は案内ローラ74Bと保護シート巻取リール65の間に配置されており、下側に保護シート61が巻掛けられている。
次に、弛み取り機構81について説明する。弛み取り機構81は保護シート案内機構73のツール54より保護シート巻取リール65側に配置されている。本実施形態における弛み取り機構81は、前述した固定の案内ローラ74Bと弛み取りローラ76を備える。
弛み取りローラ76は両端が支持板63A,63Bに対して回転自在かつ鉛直方向に移動自在に支持されている。具体的には、支持板63A,63BはX軸方向に対向する位置に鉛直方向に延びる溝孔(ローラ保持構造)82A,82Bが設けられており、これらの溝孔82A,82Bに弛み取りローラ76の軸76a(図5参照)が貫通している。溝孔82A,82Bの幅は軸76aの外径よりも大きく設定されており、弛み取りローラ76の軸76aの両端は溝孔82A,82Bの長さで決まる範囲で互いに独立して鉛直方向に移動自在である。溝孔82A,82Bの上端位置は、弛み取りローラ76は保護シート61の送り方向A2の上流側に隣接して配置された案内ローラ74Bより下方に位置している。
前述のように、弛み取りローラ76の下側に保護シート61が巻き掛けられており、かつ弛み取りローラ76の軸76aの両端は溝孔82A,82Bに沿って互いに独立して鉛直方向に移動自在である。そのため、図6において矢印Fで模式的に示すように、保護シート61の弛み取りローラ76に巻き掛けられている部分では、一方の側部61aから他方の側部61bにわたって弛み取りローラ76の自重が鉛直方向下向きの荷重(同一方向の荷重)として作用する。後に詳述するように、この弛み取りローラ76の自重による鉛直方向下向きの荷重により、保護シート61は弛みが除去されて弛みのない状態で維持される。
図5を参照すると、弛み取りローラ76の軸76aには錐体83を着脱可能に取り付けることができる。本実施形態では、溝孔82A,82Bを介して支持板63A,63Bの外側に突出している弛み取りローラ76の軸76aの両端に雄ねじ部76bが設けられている。一方、錐体83には厚み方向に貫通する雌ねじ孔83aが形成されている。弛み取りローラ76の軸76aの雄ねじ部76bに錐体83の雌ねじ孔83aを螺合することにより、錐体83を軸76aに対して着脱可能に取り付けることができる。
次に、本実施形態のACF貼付装置1の動作を説明する。図7Aは搬送装置6(図2参照)によりACF貼付装置1内に搬入された表示パネル3の貼付位置3aがバックアップステージ11で支持され、かつACF7aの先端が貼付位置3aの端部に達するまで送り方向A1にACFテープ7の送り動作が実行された状態のACFテープ供給部12を示す。このとき、加熱加圧部13の貼付ヘッド51は図8Aに示すように上方位置にあり、ツール54はACFテープ7の上方に間隔をあけて位置している。保護シート61はツール54の先端に接触した状態にある。
次に、ACF7aの貼付動作が実行される。具体的には、可動フレーム37A,37B(図1参照)が降下することにより、図7Aにおいて矢印Bで示すように、ACFテープ7の水平に延びた部分が表示パネル3の貼り付け位置へ向けて降下する。その結果、図7Bに示すようにACFテープ7の下面側のACF7aが表示パネル3の貼付位置3aに貼り付けられる。このACF7aの貼付動作中は加熱加圧部13の貼付ヘッド51は上方位置(図8A)で保持されている。
次に、ACF7aの加熱及び加圧動作が実行される。具体的には、図7C及び図8Bに示すように、ヘッド駆動機構53により駆動された加熱加圧部13の貼付ヘッド51が降下し、ツール54が保護シート61を介してACFテープ7のACF7aを表示パネル3の貼付位置3aに対して加圧する。また、加圧と同時に、ツール54から保護シート61を介してACFテープ7に伝わる熱より、ACF7aが加熱される。この加熱及び加圧によりACF7aが表示パネル3の貼付位置3aに接合される。所定時間の加熱及び加圧を実行した後、ヘッド駆動機構53が貼付ヘッド51を上昇位置(図8A)まで上昇させ、ツール54はACFテープ7から離れる。この加熱及び加圧動作の開始から終了までの間、保護シート61はツール54の先端に接触した状態にある。
次に、ACFテープ7のセパレータ7bを剥離する動作が実行される。具体的には、図7Dに示すように、スライダ41が貼付位置を横切るようにX軸方向に移動し、これによって貼付位置3aに接合されたACF7aからセパレータ7bが剥離し、貼付位置3aにはACF7aのみが残る。セパレータ7bの隔離後、スライダ41は逆向きに移動して初期位置に戻る。この剥離動作中も、保護シート61はツール54の先端に接触した状態にある。剥離動作後、ACF7aを貼り付け済の表示パネル3が搬送装置61によってACF貼付装置1から搬出され、仮圧着装置4(図2参照)へ送られる。剥離動作中も保護シート61はツール54の先端に接触した状態にある。
以上のACFテープ7の送り動作、貼付動作、加熱及び加圧動作、及び剥離動作を予め定められた回数(例えば10回から15回程度)実行した後、保護シート61の送り動作が実行される。具体的には、図8Cに示すように、エアシリンダ71のロッド71aが1回だけ下方にストロークしてワンウェイクラッチ68を介して保護シート巻取リール65を回転させ、所定量の保護シート61を巻き取る。巻き取られた量だけ保護シート61が送り方向A2に移動する。この送り動作中も保護シート61はツール54の先端に接触した状態にある。
次に、弛み取り機構81による弛み取り動作について説明する。
交換等のための新たな保護シート供給リール62の保護シート供給部へのセットの際(図4参照)、すなわち新たな保護シート供給リール62を供給リール保持軸64に装着し、巻き出した保護シート61を保護シート案内機構73を経て保護シート巻取リール65まで配置した際、保護シート61の2つの側部61a,61bに作用する張力が不均一となる場合がある。側部61a,61bに作用する張力が不均一であると、保護シート供給リール62に巻回された保護シート61の両端間で直径に差が生じる。この直径の差があると、一定角度の保護シート供給リール62の回転に対する保護シート61の送り出し量にも側部61a,61b間で差異が生じ、側部61,61bのうち送り出し量が過大である側に弛みが生じる。1回の保護シート61の送り量以上にたるみが成長すると、次第にツールからの垂れ量が大きくなり、貼り付け済のACF7aや剥離部27のスライダ65等の他の機構と干渉し、ACF7aの貼付位置精度低下の原因となる。また、本実施形態のようにツール54の先端に接触した状態のままで保護シート61の送り動作を実行する場合、ツール54の先端と摩擦により保護シート61の移動に対する抵抗は、ツール54の幅方向に不均一となりやすい。この不均一な抵抗は保護シート61の弛みの成長を助長する。
しかし、本実施形態のACF貼付装置1では、弛み取り機構81の弛み取りローラ76の自重が保護シート61の対向する側部61a,61b間に鉛直方向下向きの荷重として作用するので(図6の矢印F参照)、保護シート61は弛みのない状態で維持される。そのため、特に前述の加熱加圧部13によるACF7aの加熱及び加圧動作時に、保護シート61がツール54の先端に確実に密接し、保護シート61のツール54の先端に対する位置ずれが生じず、表示パネル3の貼付位置3aに対するACF7aの貼付位置精度が向上する。
具体的には、図3及び図8Dを参照すると、保護シート61の一方の側部61a,61bに弛みが発生した場合、弛み取りローラ76の両端のうちの弛みが生じた側の保護シート61の側部61a,61bに対応する端部が自重により下向きに変位する。その結果、保護シート61の弛みが発生した側の側部61a,61bに張力が作用して弛みがなくなる。一方、弛み取りローラ76の両端のうち弛みが生じていない側の保護シート61の側部61a,61bに対応する端部は、上下方向の位置を維持する。換言すれば、弛み取りローラ76が上下に傾くことにより、自動的に弛みが吸収される。このように本実施形態の弛み取り機構81は弛み取りローラ76の自重を利用して弛みを除去するものであり、センサ等が不要でも良く、構造が簡易である。
また、弛み取りローラ76の軸76aの両端に取り付ける錐体83の重量や個数を変えることにより、保護シート61の両側部61a,61b間に作用する荷重を調整でき、より確実に保護シート61の弛みを除去できる。
前述のように、本実施形態のACF貼付装置1では、保護シート供給部14が保護シート61を送る送り方向A2は、ACFテープ供給部12がACFテープ7を送る送り方向A1に対して同一方向ではなく直交しており、送り方向A1,A2は同一垂直面上にない。そのため、保護シート供給部14をACFテープ供給部12と同一垂直面上の外側に並べて配置する必要はなく、ACFテープ供給部12と保護シート供給部14は互いに異なる垂直面上に配置される。具体的には、ACFテープ供給部12がX軸方向に拡がる垂直面上に配置され、保護シート供給部14はY軸方向に拡がる垂直面上に配置される。その結果、ACF貼付装置1のACFテープ7の送り方向A1(X軸方向)の寸法を小型化できる。
仮にACFテープ7と保護シート61を同方向に送る構成(送り方向A1,A2が同方向)であると、ACFテープ7と保護シート61のうちの一方を送った際に他方が引っ張られて位置ずれを生じないようにする機構が必要となる。しかし、本実施形態のACF貼付装置1では、送り方向A1,A2が直交しているので、かかる位置ずれ防止の機構を設ける必要がない。この点で、本実施形態のACF貼付装置1では、ACFテープ供給部12や保護シート供給部14の機構を簡素化できる。
また、ACFテープ7と保護シート61の送り方向A1,A2が直交し、ACFテープ供給部12と保護シート供給部14が互いに異なる垂直面上に配置されるので、ACFテープ7(ACFテープリール28)の交換や、保護シート61(保護シート供給リール62)の交換の際に、ACFテープ7と保護シート61の干渉が生じにくく、使用済みのACFテープリール28や保護シート供給リール62の取り外しや、新たなACFテープリール28や保護シート供給リール62の取り付けが容易である。従って、ACFテープ7や保護シート61の交換作業の作業性が良好で、容易かつ効率的にこれらの交換作業を実行できる。
前述のように本実施形態のACF貼付装置1では、ツール54の先端に保護シート61を常時接触させているので、保護シート61を常に十分に加熱された状態に維持できる。従って、ツール54が保護シート61を介してACFテープ7を加熱及び加圧する際に、ACF7aの温度を短時間で確実に所望の温度まで上昇させることができる。その結果、ACF7aの貼付品質が向上し、タクトも向上できる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、前述のようにツール54によるACF7aの加熱温度は保護シート61の連続耐熱温度未満である。しかし、本実施形態では、ツール54によるACF7aの加熱温度が保護シート61の連続耐熱温度以上の場合である(保護シート61の連続耐熱温度はツール54によるACF7aの加熱温度以下)。従って、第1実施形態のように保護シート61を常時ツール54の先端に接触させておくと、保護シート61の温度が連続耐熱温度以上に上昇するおそれがある。そこで、本実施形態では、保護シート61がツール54に接触した状態にある時間を制限している。
図9A及び図9Bに模式的に示すように、本実施形態のACF貼付装置1は保護シート供給部14を加熱加圧の貼付ヘッド51に対して相対的に昇降させる昇降機構84を備える。
図9A及び図10Aに示すように、ACFテープ7の送り動作中の保護シート供給部14は保護シート61がツール54の先端に対して間隔をあけて下方に位置するように、貼付ヘッド51に対する相対的な高さ位置が設定されている。また、図10Bに示すように、ACFテープ7の水平に延びた部分が表示パネル3の貼付位置3aへ降下中でACF7aのツール54による加熱及び加圧前の動作中も、保護シート61はツール54の先端に対して間隔をあけて下方に位置している。
加熱加圧部13によるACF7aの加圧及び加熱の開始より予め定められた時間前になると、図9B及び図10Cに示すように昇降機構84により保護シート供給部14は貼付ヘッド51に対して相対的に高さ位置が移動し、保護シート61がツール54の先端に接触した状態となる。続いて、図10Dに示すように、貼付ヘッド51が保護シート供給と共に降下し、ツール54よって保護シート61を介してACF7aが表示パネル3の貼付位置3aに対して加圧しつつ加熱される。所定時間の加熱及び加圧を実行した後、貼付ヘッド51が上昇してツール54がACFテープ7から離れると、昇降機構84により保護シート供給部14は、貼付ヘッド51に対して相対的に高さ位置が移動し、保護シート61はツール54の先端から下方側に離れる。
このように、本実施形態のACF貼付装置1では、ACFテープ7の表示パネル3への加熱及び加圧の開始より予め定められた時間前から、この加熱及び加圧が終了するまでの間のみツール54の先端に保護シート61を接触させている。
図11はACF7aの加熱及び加圧動作の実行前から実行中の保護シート61の温度を模式的に示している。図において時刻t2から時刻t2’まで加熱及び加圧動作が実行され、時刻t2より予め定められた時間Δtだけ前の時刻t1に保護シート61がツール54との接触を開始する。温度TaはACF7aの貼付温度であり、この貼付温度Taの±δTの範囲で十分な貼付品質でACF7aの貼り付けが可能である。この図11に示すように、ツール54によるACF7aの加熱及び加圧よりも前に保護シート61をツール54に接触させておくことにより、貼付品質が確保される温度まで保護シート61が加熱された状態でACF7aの加熱及び加圧を開始できる。その結果、ACF7aの温度を短時間で確実に所望の温度まで上昇させることができタクトの向上(貼付に要する時刻t2〜t2’間の時間の短縮)と、貼付品質の向上を図ることができる。一方、加熱及び加圧終了後の保護シート61はツール54に対して非接触となるので、保護シートの温度が連続耐熱温度以上となるのを防止できる。
第2実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様である。
本発明は前記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、ACFテープ供給部12、保護シート供給部14、加熱加圧部13、及び弛み取り機構81の具体的な構造は実施形態のものに限定されず、同一ないしは同様の機能を有する他の構造を作用できる。
また、本発明は、ACFテープ以外の他の接合シートが備える接合膜を対象物に貼り付ける場合にも適用できる。また、接合膜を貼り付ける対象物や、対象物に貼り付けた接合膜により対象物に対して接合される被接合物は、液晶表示パネル、プラズマ表示パネル等の表示パネル、PCB(Printed Circuit Board、)及びFPC(Flexible Printed Circuit)基板を含む基板、筐体、並びにIC、、TCP(Tape Carrier Package)、COG(Chip On Glass)等の電子部品、機械部品、及び光学部品を含む部品のいずれであってもよい。
本発明の第1実施形態にかかるACF貼付装置の前面側から見た斜視図。 第1実施形態のACF貼付装置を備える実装設備のブロック図。 図1のACF貼付装置の正面図。 保護シート供給部の斜視図。 弛み取りローラの端部を示す部分斜視図。 弛み取りローラの機能を説明するための模式的な斜視図。 第1実施形態のACF貼付装置(ACFテープ送り時)の部分正面図。 第1実施形態のACF貼付装置(ACFテープ貼付時)の部分正面図。 第1実施形態のACF貼付装置(加熱及び加圧時)の部分正面図。 第1実施形態のACF貼付装置(セパレータ剥離時)の部分正面図。 第1実施形態のACF貼付装置(加熱及び加圧前)の模式的な部分右側面図。 第1実施形態のACF貼付装置(加熱及び加圧時)の模式的な部分右側面図。 第1実施形態のACF貼付装置(保護シート送り時)の模式的な部分右側面図。 第1実施形態のACF貼付装置(保護シートの弛み取り時)の模式的な部分右側面図。 第2実施形態のACF貼付装置(加圧前)の模式的な部分右側面図。 第2実施形態のACF貼付装置(加圧時)の模式的な部分右側面図。 第2実施形態のACF貼付装置(ACFテープ貼付時)の模式的な部分正面図。 第2実施形態のACF貼付装置(ACFテープ降下時)の模式的な部分正面図。 第2実施形態のACF貼付装置(ツールと保護シートの接触開始時)の模式的な部分正面図。 第2実施形態のACF貼付装置(加熱及び加圧時)の模式的な部分正面図。 第2実施形態のACF貼付装置(セパレータ剥離時)の模式的な部分正面図。 第2実施形態のACF貼付装置における保護シートの温度上昇を模式的に示す線図。
符号の説明
1 ACF貼付装置
2 実装設備
3 表示パネル
3a 貼付位置
4 仮圧着装置
5 本圧着装置
6 搬送装置
6a ガイドレール
7 ACFテープ
7a ACF
7b セパレータ
8 コントローラ
11 バックアップステージ
12 ACFテープ供給部
13 加熱加圧部
14 保護シート供給部
21 ACFテープ蓄積部
22 ACFテープ回収部
23 ACFテープ案内部
24 ACFテープ送り部
26 切断部
27 剥離部
28 ACFテープリール
29 リール駆動軸
31A,31B 固定フレーム
32A,32B 固定ローラ
33 可動ローラ
34 センサ
36 吸込槽
37A,37B 可動フレーム
38A,38B 案内ローラ
39A,39B 送りローラ
41 スライダ
42A,42B 従動ローラ
43A,43B チャック
51 貼付ヘッド
52 ヘッドフレーム
53 ヘッド駆動機構
54 ツール
56 ヒータ
61 保護シート
61a,61b 側部
62 保護シート供給リール
63A,63B 支持板
64 供給リール保持軸
65 保護シート巻取リール
67 保護シート送り機構
68 ワンウェイクラッチ
69 被操作部
71 エアシリンダ
71a ロッド
72 引張ばね
73 保護シート案内機構
74A,74B 案内ローラ
76 弛み取りローラ
76a 軸
76b 雄ねじ部
81 弛み取り機構
82A,82B 溝孔
83 錐体
83a 雌ねじ孔
84 昇降機構

Claims (7)

  1. 対象物(3)を支持するステージ(11)と、
    前記対象物に被接合物を接合するための接合膜(7a)の背面にセパレータ(7b)を設けた接合シート(7)を、交換可能かつ送り出し可能に蓄積する接合シート蓄積部(21)を備え、前記接合シートを前記接合シート蓄積部から第1の送り方向(A1)に送って前記対象物の予め定められた部位に供給する接合シート供給部(12)と、
    保護シート(61)を交換可能かつ送り出し可能に蓄積した保護シート蓄積部(14)を備え、前記保護シートを前記保護シート蓄積部から前記第1の送り方向と交差する第2の送り方向(A2)に送って前記接合シートの上方に供給する保護シート供給部(14)と、
    前記保護シートを介してツール(54)によって前記接合シートを加熱しつつ前記対象物に対して加圧し、前記接合膜を前記対象物に貼り付ける加熱加圧部(13)と
    を備える接合膜貼付装置。
  2. 前記接合シートは前記接合膜として異方性導電膜(7a)を備える異方性導電膜テープ(7)である、請求項1に記載の接合膜貼付装置。
  3. 前記保護シート供給部は、
    前記保護シート蓄積部として機能する、前記保護シートを巻回した保護シート供給リール(62)と、
    前記加熱加圧部の前記ツールを通過した前記保護シートを回収するための保護シート巻取リール(65)と、
    前記保護シート巻取リールを回転駆動して前記保護シートを予め定められた量ずつ、あるいは前記保護シート巻取リールの回転駆動角度に応じた量ずつ巻き取らせ、それによって前記保護シートを前記第2の送り方向に送る保護シート送り部(67)と、
    前記保護シート供給リールから前記ツールを介して前記保護シート巻取リールまで前記保護シートを案内する保護シート案内部(73)と、
    前記保護シート案内部の前記ツールよりも前記保護シート巻取リール側に配置され、前記保護シートの対向する側部(61a,61b)間に同一方向の荷重を作用させて前記保護シートの弛みを除去する弛み取り機構(81)と
    を備える、請求項1又は請求項2に記載の接合膜貼付装置。
  4. 前記弛み取り機構は、
    前記保護シート案内部の一部を構成し、下側部に前記保護シートが巻き掛けられた弛み取りローラ(76)と、
    回転自在、かつ両端が予め定められた範囲で互いに独立して鉛直方向に移動自在に前記弛み取りローラを保持するローラ保持構造と
    を備え、
    前記弛み取りローラの自重が前記同一方向の荷重として前記保護シートに作用する、請求項3に記載の接合膜貼付装置。
  5. 前記弛み取り機構は、
    前記弛み取りローラの両端に着脱可能に取り付けられた錘体(83)をさらに備える、請求項4に記載の接合膜貼付装置。
  6. 前記保護シート供給部は、前記ツールの先端に前記保護シートを常時接触させる、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の接合膜貼付装置。
  7. 前記保護シート供給部は、前記ツールによる前記接合シートの対象物への加熱及び加圧の開始より予め定められた時間前から、この加熱及び加圧が終了するまでの間のみ前記ツールの先端に前記保護シートを接触させる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の接合膜貼付装置。
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