JP2011176212A - テープ貼付装置、保護シートユニット、及び保護シート送り方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導電テープ36を基板40上に貼り付けるテープ貼付装置10において、導電テープ36を基板40に押圧する貼付ヘッド48と、セパレータ34が積層された導電テープ36を供給する供給リール28と、供給リール28から供給される導電テープ36を案内して、貼付ヘッド48と基板40との間において導電テープ36を第1方向b1へ送る複数のローラ32a〜32gと、供給リール28と同軸に設けられており、導電テープ36が基板40に貼り付けられた後のセパレータ34が巻き取られる巻取リール30と、貼付ヘッド48を保護するための保護シートを第1方向b1と交差する方向である第2方向d1へ送る保護シートユニット22と、保護シートユニット22が着脱可能なベース部16とを備える。
【選択図】図1
Description
基板搬送装置が、テープ貼付装置10の所定位置に基板40を配置する。貼付ヘッド48及び下受け部58が、左右に移動することによって、基板40の貼付位置62の上下に配置される。下受け部58が基板40の下面を支えるとともに、貼付ヘッド48が降下して導電テープ36を加熱しながら基板40に押圧することによって、導電テープ36が基板40に貼り付けられる。この時、保護シート50が、セパレータ34と貼付ヘッド48との間に介在し、導電テープ36がセパレータ34からはみ出して貼付ヘッド48に付着することを防ぐ。
貼り付け処理が所定回数、例えば100回実行されると、図7に示すように、保護シート駆動部24が降下する(矢印e2参照)。これによって、押下部68が押し下げられ、押下部材88と回転駆動部材90とが一体的に、押下部材88の基準位置から回収方向に回転する(矢印f7参照)。この回転量は、押下部68が押し下げられる距離に応じた所定の角度である。この時、図6を参照して説明したように、回転駆動部材90の係合爪104が回収部材54の内面の歯と係合するため、回収部材54が回収方向に回転する。これによって、保護シート50には後方から前方へ向かう力が加わり、保護シート50が後方から前方へ移動する。
保護シート駆動部24は、所定の移動範囲の最下端まで移動した後、図8に示すように、矢印e3が示すように上昇して元の位置に戻る。押下部68に掛かる力がなくなるため、押下部材88に取り付けられた付勢部材100,102の付勢力によって、押下部材88と回転駆動部材90とは一体的に回収方向の逆方向に回転し(矢印f6が示す方向)、押下部材88は基準位置に戻る。この時、回転駆動部材90の係合爪104は回収部材54の内面の歯に押されて凹部106に収容される(図6参照)。そのため、回収方向の逆方向に向けた回転駆動部材90の回転に伴って、回収部材54が回転することはない。
貼り付け処理が所定回数、例えば100回実行されると、保護シート駆動部24が降下する。この時の保護シートユニット22の動作は、第1の保護シート送り処理の保護シート駆動部24の降下時における保護シートユニット22の上述した動作と概ね同じである。異なるのは、バックテンション付勢部112が係合するバックテンション歯車110の歯が、隣接する歯に移行することである。バックテンション付勢部112が係合する歯が移行する時、保護シート50に掛かるバックテンションBTが僅かに変動する。
保護シート駆動部24は、所定の移動範囲の最下端まで移動すると、上昇して元の位置に戻る。この時の保護シートユニット22の動作は、第1の保護シート送り処理の保護シート駆動部24の上昇時における保護シートユニット22の上述した動作と同じである。これによって、保護シートユニット22は、図3に示す状態と概ね同じ状態になり、保護シート50は、一定のバックテンションBTが掛かった状態で維持される。この状態で貼り付け処理が実行される。貼り付け処理が所定回数実行されると、上述の第1の保護シート送り処理以降の処理が繰り返される。
操作者は、ピン74を外し、保護シートユニット22を貼付ヘッド48から取り外す。この時、操作者は、保護シートユニット基部52の前方を基点に後方を貼付ヘッド48から離間させることによって、前方から後方へ向けて下を向くように保護シートユニット基部52を傾斜させた後に手前に引き出す。これによって、貼付ヘッド48の干渉を回避して保護シートユニット基部52を取り外すことができる。
Claims (9)
- 導電テープを基板上に貼り付けるテープ貼付装置において、
導電テープを基板に押圧する貼付ヘッドと、
セパレータが積層された導電テープを供給する供給リールと、
前記供給リールから供給される導電テープを案内して、前記貼付ヘッドと前記基板との間において導電テープを第1方向へ送るテープ案内部と、
前記供給リールと同軸に設けられており、導電テープが基板に貼り付けられた後のセパレータが巻き取られる巻取リールと、
前記貼付ヘッドを保護するための保護シートを前記第1方向と交差する方向である第2方向へ送る保護シートユニットと、
前記保護シートユニットが着脱可能なベース部とを備える
ことを特徴とするテープ貼付装置。 - 前記ベース部は、
保護シートを移動させるための駆動力を提供する保護シート駆動部を有し、
前記保護シートユニットは、
回収方向に回転することによって、使用された保護シートを回収する回収部材と、
前記保護シート駆動部の駆動力を受けて、前記回収部材を前記回収方向にのみ回転させるラッチ機構部と、
前記回収部材に回収される保護シートの移動に応じて送出方向に回転することによって、未使用の保護シートを送り出す送出部材と、
前記送出方向の前記送出部材の回転を許容するとともに、保護シートに送出方向とは逆の方向へ力が掛かるように前記送出部材を付勢するバックテンション機構部とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載のテープ貼付装置。 - 前記バックテンション機構部は、
前記送出部材の回転軸と同軸に固定されており、前記送出方向に向かう鋸歯状の歯を有するバックテンション歯車と、
前記バックテンション歯車の歯と係合し、前記送出方向の逆方向に回転させるように付勢されたバックテンション付勢部とを有する
ことを特徴とする請求項2に記載のテープ貼付装置。 - 前記保護シート駆動部は、一定の範囲内を往復移動する部材であり、
前記ラッチ機構部は、
前記回収部材の回転軸を中心に回転するように前記回収部材に固定された規正歯車と、
前記規正歯車の歯と係合しており、回収方向の逆方向に回転しようとする前記回収部材を係止するとともに、前記回収部材の回収方向の回転を許容する逆回転防止部とを有する
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のテープ貼付装置。 - 前記バックテンション歯車の送り角が、前記規正歯車の送り角より大きい
ことを特徴とする請求項4に記載のテープ貼付装置。 - テープ貼付装置は、前記供給リールと前記テープ案内部と前記巻取リールとを有し、前記ベース部に着脱可能なテープ保持ユニットを備え、
前記ベース部は、前記供給リール及び前記巻取リールを駆動するリール駆動部を有し、
前記テープ保持ユニットと前記保護シートユニットとは別体である
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のテープ貼付装置。 - 前記保護シートユニットがベース部に取り付けられた場合に、前記保護シートが前記貼付ヘッドに常に接触している
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のテープ貼付装置。 - 貼付ヘッドにより導電テープを基板上に貼り付けるテープ貼付装置に用いられ、当該貼付ヘッドを保護する保護シートを保持する保護シートユニットであって、
保護シートを移動させる駆動力を提供する保持シート駆動部を有するベース部に着脱可能な保護シートユニット基部を備え、
前記保護シートユニット基部は、
前記保護シートユニット基部に設けられており、回収方向に回転することによって、使用された保護シートを回収する回収部材と、
保護シート駆動部の駆動力を受けて、前記回収部材を回収方向にのみ回転させるラッチ機構部と、
未使用の保護シートを保持し、保護シートを介して前記回収部材の回転に連動して送出方向に回転して、未使用の保護シートを送り出す送出部材と、
前記送出部材の送出方向の回転を許容するとともに、送出方向とは逆の方向へ力が掛かるように前記送出部材を付勢するバックテンション機構部とを有する
ことを特徴とする保護シートユニット。 - 貼付ヘッドにより導電テープを基板上に貼り付けるテープ貼付装置に用いられ、当該貼付ヘッドを保護する保護シートを保持する保護シートユニットにおいて保護シートを送るための保護シート送り方法であって、
前記保護シートユニットを前記テープ貼付装置に取り付け、
前記テープ貼付装置に取り付けられた前記保護シートユニットに保護シートを移動させる駆動力を提供し、
前記駆動力によって、使用された保護シートを回収するために前記保護シートユニットに備えられた回収部材が回転し、
導電テープの送り方向である第1方向と交差する第2方向に並べて前記保護シートユニットに設けられた送出部材が、前記回収部材の回転に連動して送出方向に回転し、
前記保護シートユニットに備えられたバックテンション機構部が、前記送出方向とは逆の方向へ力が掛かるように前記送出部材を付勢する
ことを特徴とする保護シート送り方法。
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JP2010040309A JP5313945B2 (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | テープ貼付装置、保護シートユニット、及び保護シート送り方法 |
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JP2015060938A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 電子部品の実装装置及び実装方法 |
KR101903927B1 (ko) | 2012-05-23 | 2018-10-02 | 가부시키가이샤 니콘 | 절단 기구, 접합 기구, 기판 처리 시스템, 기판 처리 장치, 및 기판 처리 방법 |
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2010
- 2010-02-25 JP JP2010040309A patent/JP5313945B2/ja active Active
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