JP5056829B2 - テープ貼付け装置およびテープ貼付け方法 - Google Patents
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方向に沿って設けられた貼付け部位に案内するとともに、前記異方性導電テープが前記貼付け部位に貼付けられてセパレータ単体となったテープ部材をテープ回収部側に送るテープ案内手段と、前記異方性導電テープに対して前記貼付け部位における基板の側縁部に沿う第1方向の貼付長さに対応した間隔で切れ目を形成するカット部と、前記基板保持テーブルに保持され前記側縁部を下受部によって下受けされた前記基板に、前記テープ部材を前記貼付け部位における基板の側縁部に沿う第1方向の貼付け長さよりも短い押圧長さを有する押圧体によって押し付けて異方性導電テープを前記貼付け部位に貼付ける貼付け手段と、前記貼付け手段により貼付けられた前記異方性導電テープから前記セパレータを剥離する剥離部と、前記移動機構、テープ案内手段、カット部、貼付け手段および剥離部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記貼付け部位において、前記貼付け開始端部から前記押圧体の押圧長さに応じて設定された第1の押圧位置がこの押圧体に対向して位置するように、前記基板を相対的に移動させて位置合わせする第1の基板位置合わせ工程と、テープ供給部から供給されたテープ部材を前記テープ案内手段によって案内し、前記カット部によって形成され異方性導電テープの貼付け開始位置に対応する前記切れ目を前記貼付け部位の貼付け開始端部に合わせるテープ案内工程と、前記押圧体によりテープ部材を前記基板に対して押し付けることにより、前記異方性導電テープを前記第1の押圧位置に貼付ける第1の貼付け工程と、前記剥離部により前記第1の押圧位置に貼付けられた異方性導電テープから前記セパレータを剥離する第1の剥離工程と、前記貼付け部位において、前記第1の押圧位置に連続し且つ一部が重複する形態で前記押圧体の押圧長さに応じて設定された第2の押圧位置がこの押圧体に対向して位置するように、前記基板を第1方向に相対的に移動させて位置合わせする第2の基板位置合わせ工程と、前記押圧体によりテープ部材を前記基板に対して押し付けることにより、前記異方性導電テープを前記第2の押圧位置に貼付ける第2の貼付け工程と、前記剥離部により前記第2の押圧位置に貼付けられた異方性導電テープから前記セパレータを剥離する第2の剥離工程とを実行させる。
の押圧位置に貼付ける第2の貼付け工程と、前記剥離部により前記第2の押圧位置に貼付けられた異方性導電テープから前記セパレータを剥離する第2の剥離工程とを含む。
まず図1,図2を参照して、本発明の実施の形態1のテープ貼付け装置1の構成を説明する。テープ貼付け装置1は、表示パネルなどの基板の側縁部に、ドライバ用等の部品を実装する部品実装装置において、側縁部に部品を接合するとともに部品を電極部に導通させるための異方性導電テープ(以下、単に「導電テープ」と略称。)を、部品の搭載動作に先立って基板の側縁部に設けられた電極部に貼付ける機能を有するものである。
9が水平位置に配設されており、さらに第2ガイドローラ9の上方にはテープ送り機構10およびテープ回収部13が配設されている。第1ガイドローラ8および第2ガイドローラ9の間の水平部分は、後述する貼付け手段によって導電テープ4bを基板の貼付け部位に貼り付ける貼付け作業位置となっており、テープ供給リール5から繰り出されて張力付与機構6を経由したテープ部材4は、第1ガイドローラ8を周回して導電テープ4bを下向きにした姿勢で水平方向に導かれ、貼付け作業位置においてテープ部材4のうち下面側の導電テープ4bのみが基板20の貼付け部位に貼り付けられる。
降し(矢印f)、これにより側縁部20aの裏面は下受部22の上端面の下受け面によって下受けされる。そして、側縁部20aの裏面を下受部22の上端面の下受け面より相対的に移動させて離間させた状態で、X軸テーブル18Xにより、基板20の側縁部20aはX方向に移動し、側縁部20aに沿って設定された貼付け部位23を押圧体15に対向させることができる。すなわち移動機構18は、基板保持テーブル19を少なくとも基板20の側縁部20aに沿うX方向(第1方向)へ移動させる。なお、基板20の側縁部20aの裏面と下受部22の上端面の下受け面との接触による下受けの動作と側縁部20aの裏面と下受部22の上端面の下受け面の離間の動作は、下受部22を上下方向可動式として下受部22を上下方向に移動させて行っても良い。
には、基板20の側縁部20aに押圧される導電テープ4bが積層されたテープ部材4に対して第2剥離ローラ17bを押圧体15とともに昇降可能である。
形態1においては、第1の剥離工程と第2の基板位置合わせ工程を同期して行うようにしている。すなわち、基板20の第1の押圧位置P1の下流側においてセパレータ4aの下面側に位置する貼付け機構2の剥離部17の第1剥離ローラ17a(剥離部材)に対して、基板位置決め部3の基板保持テーブル19に保持された基板20を移動機構18によってX方向(第1方向)へ移動させることによって基板20に貼付けられた導電テープ4bとセパレータ4aとをX方向に相対移動させることにより、基板20に貼付けられた導電テープ4bからセパレータ4aを剥離するとともに、テープ送り機構10、第1ガイドローラ8および第2ガイドローラ9により構成されるテープ案内手段により基板20の移動と同期した送り速度でテープ部材4を送るようにしている(矢印o)。
まず図8を参照して、本発明の実施の形態2におけるテープ貼付け装置101の構成について説明する。テープ貼付け装置101は、実施の形態1に示すテープ貼付け装置1と同一構成の第1のテープ貼付け装置1Lと第2のテープ貼付け装置1Rの2台を、X方向(第1方向)に直列に配置して1つのテープ貼付け装置として機能させるようにしたものである。これにより例えば携帯電話等に用いられる小型の基板(表示対角長さ3.7インチ程度の小型の表示パネルとしての小型の基板等)に対して、2台のテープ貼付け装置(1L、1R)で2枚の小型基板の同時搬送による2枚の小型基板へのテープ部材4の導電テープ4bの同時貼り付けが可能であり、また、上述の構成を実質的に維持したままで、テープ貼付け装置101は、基板の側縁部に貼付ける貼付け長さが大きく、テープ貼付け装置1の押圧体15等の幅寸法に由来する貼付け可能限界長さを超える場合に便宜的に採用される。
の小型基板の同時搬送による2枚の小型基板へのテープ部材4の導電テープ4bの同時貼り付けが可能である構成を実質的に維持したままで、このような導電テープ4bの貼付け長さL2を必要とする基板120を対象とするものであり、実施の形態1と同様に、押圧長さBの押圧体15によって複数回(ここでは3回)押圧作業を反復することにより、貼付け長さL2の貼付け部位123に導電テープ4bを貼付けるようにしている。
の押圧長さBに応じて設定された第1の押圧位置P1が、この押圧体15に対向して位置するように、基板120をX方向(第1方向)に移動させて位置合わせする(第1の基板位置合わせ工程)。そしてこれとともに、第1のテープ貼付け装置1Lのカット部7によって導電テープ4bに切れ目4cを形成する動作が行われる。このとき、導電テープ4bの基板120への貼付け開始位置Sから切れ目4cまでの長さが、貼付け対象の基板120の貼付け長さL2に等しくなるように、切れ目4cの位置が設定される。
剥離するとともに、第2のテープ貼付け装置1Rのテープ送り機構10、第1のテープ貼付け装置1Lの第1ガイドローラ8および第2のテープ貼付け装置1Rの第2ガイドローラ9により構成されるテープ案内手段により基板20の移動と同期した送り速度でテープ部材4を送るようにしている(矢印n)。
装置1R、および第1のテープ貼付け装置1Lの貼付け機構2をX方向に移動させることによって行っても良い。また、基板120に貼付けられた導電テープ4bからのセパレータ4aの剥離動作での剥離角度α等の詳細な説明は、実施の形態1と実質的に同様のため省略する。
1L 第1のテープ貼付け装置
1R 第2のテープ貼付け装置
2 貼付け機構
3 基板位置決め部
4 テープ部材
4a セパレータ
4b 導電テープ
5 テープ供給リール
7 カット部
8、9 ガイドローラ
10 テープ送り機構
13 テープ回収部
14 昇降機構
15 押圧体
17 剥離部
18 移動機構
19 基板保持テーブル
20、120 基板
20a、120a 側縁部
21、121 電極部
22 下受部
23、123 貼付け部位
23a、123a 貼付け開始端部
B 押圧長さ
P1 第1の押圧位置
P2 第2の押圧位置
P3 第3の押圧位置
S 貼付け開始位置
L1、L2 貼付け長さ
Claims (5)
- 基板を保持する基板保持テーブルと、この基板保持テーブルを少なくとも基板の側縁部に沿う第1方向へ移動可能な移動機構と、セパレータに異方性導電テープが積層されて成るテープ部材をテープ供給部から基板の側縁部にその長手方向に沿って設けられた貼付け部位に案内するとともに、前記異方性導電テープが前記貼付け部位に貼付けられてセパレータ単体となったテープ部材をテープ回収部側に送るテープ案内手段と、前記異方性導電テープに対して前記貼付け部位における基板の側縁部に沿う第1方向の貼付長さに対応した間隔で切れ目を形成するカット部と、前記基板保持テーブルに保持され前記側縁部を下受部によって下受けされた前記基板に、前記テープ部材を前記貼付け部位における基板の側縁部に沿う第1方向の貼付け長さよりも短い押圧長さを有する押圧体によって押し付けて異方性導電テープを前記貼付け部位に貼付ける貼付け手段と、前記貼付け手段により貼付けられた前記異方性導電テープから前記セパレータを剥離する剥離部と、前記移動機構、テープ案内手段、カット部、貼付け手段および剥離部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記貼付け部位において、前記貼付け開始端部から前記押圧体の押圧長さに応じて設定された第1の押圧位置がこの押圧体に対向して位置するように、前記基板を相対的に移動させて位置合わせする第1の基板位置合わせ工程と、
テープ供給部から供給されたテープ部材を前記テープ案内手段によって案内し、前記カット部によって形成され異方性導電テープの貼付け開始位置に対応する前記切れ目を前記貼付け部位の貼付け開始端部に合わせるテープ案内工程と、
前記押圧体によりテープ部材を前記基板に対して押し付けることにより、前記異方性導電テープを前記第1の押圧位置に貼付ける第1の貼付け工程と、
前記剥離部により前記第1の押圧位置に貼付けられた異方性導電テープから前記セパレータを剥離する第1の剥離工程と、
前記貼付け部位において、前記第1の押圧位置に連続し且つ一部が重複する形態で前記押圧体の押圧長さに応じて設定された第2の押圧位置がこの押圧体に対向して位置するように、前記基板を第1方向に相対的に移動させて位置合わせする第2の基板位置合わせ工程と、
前記押圧体によりテープ部材を前記基板に対して押し付けることにより、前記異方性導電テープを前記第2の押圧位置に貼付ける第2の貼付け工程と、
前記剥離部により前記第2の押圧位置に貼付けられた異方性導電テープから前記セパレータを剥離する第2の剥離工程とを実行させることを特徴とするテープ貼付け装置。 - 前記第1の剥離工程と第2の基板位置合わせ工程を同期して行い、異方性導電テープを前記基板の前記貼付け部位に貼付ける貼付け手段と第1の押圧位置の下流側において前記セパレータの前記貼付け部位の側に位置する前記剥離部の剥離部材に対して、前記基板の第1方向への相対的な移動によって異方性導電テープとセパレータとを第1方向に相対移動させることによって異方性導電テープからセパレータを剥離するとともに、前記テープ案内手段により前記基板の移動と同期した送り速度でテープ部材を送ることを特徴とする請求項1記載のテープ貼付け装置。
- 基板を保持する基板保持テーブルと、この基板保持テーブルを少なくとも基板の側縁部に沿う第1方向へ移動可能な移動機構と、セパレータに異方性導電テープが積層されて成るテープ部材をテープ供給部から基板の側縁部にその長手方向に沿って設けられた貼付け部位に案内するとともに、前記異方性導電テープが前記貼付け部位に貼付けられてセパレータ単体となったテープ部材をテープ回収部側に送るテープ案内手段と、前記異方性導電テープに前記貼付け部位における貼付長さに対応した間隔で切れ目を形成するカット部と、前記基板保持テーブルに保持され前記側縁部を下受部によって下受けされた前記基板に、前記テープ部材を前記貼付け部位における基板の側縁部に沿う第1方向の貼付け長さよりも短い押圧長さを有する押圧体によって押し付けて異方性導電テープを前記貼付け部位
に貼付ける貼付け手段と、前記貼付け手段により貼付けられた前記異方性導電テープから前記セパレータを剥離する剥離部とを備えたテープ貼付け装置によるテープ貼付け方法であって、
前記貼付け部位において、前記貼付け開始端部から前記押圧体の押圧長さに応じて設定された第1の押圧位置がこの押圧体に対向して位置するように、前記基板を相対的に移動させて位置合わせする第1の基板位置合わせ工程と、
テープ供給部から供給されたテープ部材を前記テープ案内手段によって案内し、前記カット部によって形成され異方性導電テープの貼付け開始位置に対応する前記切れ目を前記貼付け部位の貼付け開始端部に合わせるテープ案内工程と、
前記押圧体によりテープ部材を前記基板に対して押し付けることにより、前記異方性導電テープを前記第1の押圧位置に貼付ける第1の貼付け工程と、
前記剥離部により前記第1の押圧位置に貼付けられた異方性導電テープから前記セパレータを剥離する第1の剥離工程と、
前記貼付け部位において、前記第1の押圧位置に連続し且つ一部が重複する形態で前記押圧体の押圧長さに応じて設定された第2の押圧位置がこの押圧体に対向して位置するように、前記基板を第1方向に相対的に移動させて位置合わせする第2の基板位置合わせ工程と、
前記押圧体によりテープ部材を前記基板に対して押し付けることにより、前記異方性導電テープを前記第2の押圧位置に貼付ける第2の貼付け工程と、
前記剥離部により前記第2の押圧位置に貼付けられた異方性導電テープから前記セパレータを剥離する第2の剥離工程とを含むことを特徴とするテープ貼付け方法。 - 前記第1の剥離工程と第2の基板位置合わせ工程を同期して行い、異方性導電テープを前記基板の前記貼付け部位に貼付ける貼付け手段と第1の押圧位置の下流側において前記セパレータの下面側に固定して位置する前記剥離部の剥離部材に対して、前記基板の第1方向への相対的な移動によって異方性導電テープとセパレータとを第1方向に相対移動させることにより、前記異方性導電テープから前記セパレータを剥離するとともに、前記テープ案内手段により前記基板の移動と同期した送り速度でテープ部材を送ることを特徴とする請求項3記載のテープ貼付け方法。
- 基板の側縁部に貼付ける前記貼付け長さが1台のテープ貼付け装置の幅寸法に基づく前記テープ貼付け装置の前記貼付け手段の貼付け可能限界長さを超える場合において、前記テープ貼付け装置を前記第1方向に直列に2台配置し、
前記テープ案内手段によるテープ送り方向における上流側に位置する第1のテープ貼付け装置の前記テープ供給部からテープ部材を供給し、第1のテープ貼付け装置の前記カット部によって前記切れ目を形成し、前記基板保持テーブルによって前記基板を保持し、第1のテープ貼付け装置の下流側に位置する第2のテープ貼付け装置の前記貼付け手段によって前記導電性テープを基板の貼付け部位に貼付け、第2のテープ貼付け装置の前記剥離部によって異方性導電テープから前記セパレータを剥離し、第2のテープ貼付け装置の前記テープ回収部によって前記セパレータを回収することを特徴とする請求項3または4のいずれかに記載のテープ貼付け方法。
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