JP2003197677A - 接合シート貼付装置及び接合シートの補給方法 - Google Patents

接合シート貼付装置及び接合シートの補給方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合シート貼付装置におけるリールの交換作
業の作業性向上。 【解決手段】 接合シート貼付装置は、固定フレーム2
8と可動フレーム29を備える。可動フレーム29は、
接合シート5がステージ19とツール21の間を通る第
1の旋回位置と、接合シート案内部40に案内される接
合シート5の向きが第1の旋回位置とは反転し、接合シ
ート5がステージ19とツール21の間から離脱する第
2の旋回位置とに水平方向に旋回可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異方性導電性フィ
ルムテープ等の接合シートから異方性導電層等の接合層
を部品に対して貼り付ける接合シート貼付装置、及びこ
の接合シート貼付装置においてリールの切換又は交換に
より接合シートを補給する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】PDP基板やLCD基板等の部品に対し
てFPC基板等のフィルム部品を実装する部品実装装置
は、ACF貼付部、仮圧着部、及び本圧着部を備えてい
る。ACF貼付部では、板状部品に異方性導電性フィル
ムテープ(ACFテープ)の異方性導電性フィルム層
(ACF層)が貼り付けられる。ACF貼付部では、A
CFテープがリールに巻回された状態で蓄積されてい
る。ACFテープはリールから送り出され、被覆層を剥
離してACF層が露出した状態で部品に供給される。ツ
ールによりACFテープが板状部品に対して押し付けら
れ、それによってACF層が板状部品に貼り付けられ
る。仮圧着部では、フィルム状部品が板状部品に対して
位置決めされた後、ACF層により板状部品に仮圧着さ
れる。本圧着部では、フィルム状部品が部品に対して固
定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにACFテ
ープはリールに巻回された状態でACF貼付部に取り付
けられている。従って、1個のリールのACFテープが
完全に消費されてしまう前に、新しいリールに交換して
ACFテープを補給する必要がある。このリール交換作
業には以下のような問題がある。
【0004】まず、例えばPDP基板用の大型の部品実
装装置では、部品実装装置内に作業者が入って交換作業
を実行する必要があり、煩雑であって安全性の点からも
好ましくない。
【0005】次に、従来のリールには50m程度の長さ
のACFテープが巻回されている。この程度の長さのA
CFテープは、通常2時間程度で消費され、その度にリ
ールの交換作業を行う必要があった。この交換作業は部
品実装装置を停止して実行する必要があるので、頻繁に
行うことは生産効率の点から好ましくない。特に、リー
ルの交換作業では、新しいリールから引き出したACF
テープをローラ等に配索する必要があり、この配索は煩
雑で長時間を要し、配索経路を誤る可能性があった。一
方、1個のリールに巻回されるACFテープの長さを延
ばせば、リールの交換頻度を低減できる。しかし、リー
ルに巻回されるACFテープが長いと、ACFテープの
うち径方向内側に位置するACFテープに大きな張力が
作用し(いわゆる巻き締め)、ACFテープの品質低下
の原因となる。
【0006】また、1個のリールに巻回されたテープの
残量がある程度の長さを下回ると警報が発せられる。従
来、この残量の検出に、リールの近傍に固定配置された
発光素子と受光素子とからなるフォトセンサが使用され
ていた。詳細には、ACFテープが消費されるのに伴っ
てリールに巻回されたACFテープの径が縮小するの
で、ACFテープが使用限度付近まで消費されると、A
CFにより遮られていた発光素子と受光素子の間の光路
が開放される。その結果、発光素子の発生する光線を受
光素子が受光し、これによってACFテープの残量が少
ないことが検出される。しかし、このフォトセンサを使
用したACFテープの残量検出は精度が低い。そのた
め、実際には未だ交換時期ではないにもかかわらず、警
報が発せられる可能性や、逆に、実際には交換が必要で
あるにもかかわらず、警報が発せられない可能性があっ
た。
【0007】以上の問題はACFテープの貼付装置に限
らず、導電性粒子を含有しない接合シートであるNCF
テープ等を含む種々の接合シート貼付装置にも該当す
る。そこで、本発明は、接合シート貼付装置において、
リールの交換作業の作業性向上、リールの交換頻度の低
減、及び接合シートの残量検出の精度を向上することを
課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、基材層と
この基材層に設けられた接合層とを備える接合シートか
ら、上記接合層のみを部品に貼り付ける接合シート貼付
装置であって、上記部品が保持されるステージと、上記
ステージ上の部品に対して接合シートの接合層を押し付
けるためのツールが配設された固定フレームと、上記接
合シートが送り出し可能に複数回巻回された回転可能な
リールと、上記接合シートを回収する接合シート回収部
と、上記リールから上記接合シート回収部へ接合シート
を案内する接合シート案内部とが配設され、上記接合シ
ートが上記ステージと上記ツールの間を通る第1の旋回
位置と、上記接合シート案内部に案内される接合シート
の向きが上記第1の旋回位置とは反転し、上記接合シー
トが上記ステージと上記ツールの間から離脱する第2の
旋回位置とに、上記固定フレームに対して水平方向に旋
回可能な可動フレームとを備える、接合シート貼付装置
を提供する。
【0009】第1の発明の接合シート貼付装置では、可
動フレームが固定フレームに対して旋回可能である。可
動フレームを第2の旋回位置に旋回させれば、接合シー
トの向きが反転してステージとツールの間から抜け出る
ため、リールの交換、点検、整備等の作業性が向上す
る。例えば、接合シート貼付装置が部品実装装置に含ま
れるACF貼付装置である場合、第1の旋回位置では接
合シートが部品実装装置の内部側、すなわち接合シート
を貼り付ける対象である部品の搬送経路側を向き、第2
の旋回位置では接合シートが部品実装装置の外部側、す
なわち部品の搬送経路の反対側を向くようにすれば、作
業者は部品実装装置の内部に入ることなく、部品実装装
置からリールの交換等の作業を実行することができ、作
業性及び安全性が向上する。
【0010】具体的には、接合シート貼付装置は、上記
固定フレームに配設され、上記リールを上記接合シート
が巻き出される方向に回転駆動するためのリール駆動モ
ータと、上記可動フレームに回転自在に支持され、その
一端に上記リールが取り付けられたシャフトと、上記可
動フレームが第1の旋回位置にあるときに、上記シャフ
トの他端と上記リール駆動モータの出力軸とを連結し、
上記可動フレームが第1の旋回位置から第2の旋回位置
に旋回すると、上記シャフトの他端と上記リール駆動モ
ータの出力軸との連結を解除するクラッチとを備える。
【0011】さらに具体的には、上記クラッチは、上記
シャフトの他端と上記リール駆動モータの出力軸の先端
とに設けられ、上記可動フレームが上記第1の旋回位置
にあるときに、上記出力軸から上記シャフトに対して回
転力を伝達可能となるように互いに係合し、上記可動フ
レームが上記第1の旋回位置から第2の旋回位置に向け
て旋回すると非係合となる一対の係合部と、上記シャフ
トをその他端側へ弾性的に付勢するクラッチ板と、上記
固定フレーム側に設けられ、上記可動フレームが第1の
旋回位置となると上記クラッチ板を上記回転軸の先端側
に押し戻し、それによって上記クラッチ板によるシャフ
トの付勢を解除する押し部材とを備える。
【0012】可動フレームは、第1の旋回位置から第2
の旋回位置に旋回されるので、リール交換等の作業に必
要最低限必要な部分のみを配設し、その重量を低減する
ことが好ましい。例えば、上記可動フレームが上記第1
の旋回位置にあるときに、上記リールから送り出された
接合シートを、上記接合シート回収部に向けて送るため
の接合シート送り部が上記固定フレームに配設されてい
ることが好ましい。接合シート送り部としては、例え
ば、ボールねじ機構により直線移動し、接合シートを解
放可能に保持するチャックがある。また、接合シート送
り部は、ピンチローラであってもよい。
【0013】第2の発明は、基材層とこの基材層に設け
られた接合層とを備える接合シートから、上記接合層の
みを部品に貼り付ける接合シート貼付装置であって、上
記部品が保持されるステージと、上記ステージ上の部品
に対して接合シートの接合層を押し付けるためのツール
と、それぞれ別体の接合シートが巻き出し可能に複数回
巻回された回転可能な複数のリールと、上記複数のリー
ルの一つから巻き出された接合シートを上記ステージ上
の部品とツールとの間に案内する接合シート案内部とを
備える、接合シート貼付装置を提供する。
【0014】第2の発明の接合シート貼付装置は、別体
の接合シートが巻回された複数のリールを備えるので、
1個のリールに巻回された接合シートが消費された場合
には、リールを交換することなく、次のリールに巻回さ
れた接合シートを使用すればよい。従って、接合シート
の補給に要する時間を短縮することができる。また、す
べてのリールの接合シートがすべて消費されるまで、リ
ールを交換する必要がないので、リールの交換頻度を大
幅に低減することができる。これらACFテープの補給
時間短縮とリールの交換頻度低減により、部品実装装置
の稼動率を向上させることができる。
【0015】具体的には、上記複数のリールは1本のシ
ャフトの取り付けられ、上記接合シート案内部は、上記
接合シートの幅と対応した軸線方向の寸法を有するガイ
ドローラ群を備え、上記ガイドローラ群よりも軸線方向
の寸法が大きく軸線に対して斜めに延びるように接合シ
ートを案内することができる中間ローラが上記複数のリ
ールと上記ガイドローラ群の間に配設されている。
【0016】あるいは、上記複数のリールは1本のシャ
フトの取り付けられ、上記接合シート案内部は、上記接
合シートの幅に対応する軸線方向の寸法を有するガイド
ローラ群を備え、上記シャフトをそれ自体の軸線方向に
移動させ、上記複数のリールのいずれか一つを上記ガイ
ドローラ群に対して位置決めするリール選択機構を備え
る。
【0017】上記接合シート案内部に案内される接合シ
ートの一部を保持する接合シート保持機構を備えること
が好ましい。接合シートを巻き出すリールの切換時に接
合シートの一部を保持することにより、2本のシートを
接続する作業が容易になる。
【0018】第3の発明は、基材層とこの基材層に設け
られた接合層とを備える接合シートから、上記接合層の
みを部品に貼り付ける接合シート貼付装置であって、上
記部品が保持されるステージと、上記ステージ上の部品
に対して接合シートの接合層を押し付けるためのツール
と、同軸に設けられた複数の円柱部を備え、これらの円
柱部に単一の接合シートが巻回されるリールと、上記リ
ールから巻き出された接合シートを上記ステージ上の部
品と上記ツールとの間に案内する接合シート案内部とを
備える接合シート貼付装置を提供する。
【0019】リールは複数の円柱部を備えるので、巻回
される接合シートの長さを長く設定することができる。
また、単段のリールに接合シートを巻回する場合とは異
なり、各円柱部に巻回される接合シートの長さが過度に
長くなることがない。従って、いわゆる巻き締めを防止
し、接合シートの品質を良好に維持することができる。
【0020】例えば、上記複数の円柱部は直径が異な
り、かつ直径の大きさの順に配置されている。
【0021】あるいは、上記複数の円柱部は直径が同一
であり、隣接する円柱部の間に接合シートの脱落を防止
するための案内板を備えていてもよい。
【0022】第4の発明は、基材層とこの基材層に設け
られた接合層とを備える接合シートから、上記接合層の
みを部品に貼り付ける接合シート貼付装置であって、上
記部品が保持されるステージと、上記ステージ上の部品
に対して接合シートの接合層を押し付けるためのツール
と、上記接合シートが巻回されたリールと、このリール
から巻き出された接合シートを上記ステージと上記ツー
ルとの間に案内する接合シート案内部と、上記接合シー
ト案内部に沿って上記接合シートを送る、接合シート送
り部と、上記リールの切換又は交換時に使用済みのリー
ルから送り出された接合シートの切断部の近傍を解放可
能に保持する、接合シート保持機構と、上記リールの切
換又は交換時に新しいリールから巻き出される接合シー
トの先端部と上記使用済みのリールから巻き出された接
合シートの切断部との接続部を検出し、上記接合シート
送り部は接続部の検出後、予め定められた量だけ接合シ
ートを送り、上記接続部を上記ツールと対応する部分を
通過させる、センサと、上記リールの切換又は交換時
に、上記ツールによって上記接合シートを押し付けて、
上記基材層から上記接合層を除去するための捨打ち部材
と、を備える、接合シート貼付装置を提供する。
【0023】第4の発明の接合シート貼付装置は、接合
シート保持機構、センサ、及び捨打ち部材とを備えてい
るため、接合シートを補給するためのリールの切換又は
交換を容易に行うことができる。すなわち、使用済みの
リールから巻き出された接合シートの切断部の近傍を接
合シート保持機構で保持しておき、新しいリールから巻
き出される接合シートの先端部を切断部に接続すること
ができる。また、接合シートの接続部を検出するセンサ
を備えるため、ツールと対応する部分を通過するまで、
確実に接合シートを送ることができる。さらに、捨打ち
部材で基材層から接合層を除去することにより、接合層
の先端の位置を調節することができる。
【0024】上記捨打ち部材は、例えば、上記ステージ
上に手作業で配置される治具である。
【0025】あるいは、上記捨打ち部材は、上記部品へ
の上記接合層の貼付時には上記ステージ及びツールと干
渉しない退避位置にあり、上記リールの切換又は交換時
には上記ステージの上記部品の配置位置を覆う作業位置
に移動する可動の捨打ちステージである。
【0026】また、上記捨打ち部材は、上記ステージと
並んで配置された固定の捨打ちステージであり、上記ツ
ール、上記リール、上記接合シート案内部、接合シート
送り部、接合シート保持機構、及び上記接合シート送り
部は、上記部品への接合層の貼付時には上記ステージと
対応する第1の位置に位置し、上記リールの交換時には
上記第1の位置から移動して上記捨打ちステージに対応
する第2の位置に位置してもよい。
【0027】第5の発明は、基材層とこの基材層に設け
られた接合層とを備える接合シートから、上記接合層の
みを部品に貼り付ける接合シート貼付装置であって、上
記部品が保持されるステージと、上記ステージ上の部品
に対して接合シートの接合層を押し付けるためのツール
と、接合シートが巻回されたリールと、リールから巻き
出された接合シートを上記ステージへ案内する接合シー
ト案内部と、上記接合シート案内部に沿って接合シート
を送る、接合シート送り部と、少なくとも上記接合シー
ト送り部による接合シートの送り量に基づいて、上記リ
ールに巻回された接合シートの残量を検出する接合シー
ト残量検出部と、この接合シート残量検出部により検出
された接合シートの残量が予め定められた残量閾値まで
減少すると、警報を発する報知部とを備える接合シート
貼付装置を提供する。
【0028】接合シート残量検出部は、接合シート送り
部による接合シートの送り量に基づいてリールに巻回さ
れた接合シートの残量を検出するので、高精度で接合シ
ートの残量を検出することができる。従って、報知部は
リールの切換又は交換の時期に正確に警報を発すること
ができる。
【0029】第6の発明は、基材層と、この基材層に設
けられた接合層と、この接合層を被覆する被覆層とを備
える接合シートを巻回したリールを備え、上記リールか
ら巻き出されて被覆層が剥離された接合シートをツール
によりステージに保持された部品に対して押し付け、そ
れによって上記接合層のみを部品に貼り付ける接合シー
ト貼付装置において上記接合シートを補給する方法であ
って、接合シートの残量が予め定められた量を下回った
第1のリールから送り出される接合シートを、被覆層が
剥離される前の部分で切断して切断部を形成し、この切
断部の近傍でステージ側の接合シートを保持し、上記接
合シートの切断部と、接合シートが未消費である第2の
リールの接合シートの先端部とを、これらの被覆層どう
し及び基材層どうしを継ぎ部材によりそれぞれ連結して
接続部を形成し、上記接合シートの保持を解除し、上記
接続部が上記ツールと対応する位置を通過するまで、第
2のリールからステージに向けて接合シートを送り、上
記ツールにより捨打ち部材に対して接合シートを押し付
けることにより、上記接合層を除去する、接合シートの
補給方法を提供する。
【0030】詳細には、上記接合シートの保持を解除し
た後、上記接続部が上記第2のリールと上記ステージと
の間に配設されたセンサにより上記接続部が検出される
まで、上記第2のリールから上記ステージに向けて上記
接合シートを送り、上記接続部の検出後に上記接合シー
トをさらに予め定められた量だけ送り、それによって上
記接続部が上記ツールと対応する位置を通過する。
【0031】第7の発明は、基材層と、この基材層に設
けられた接合層と、この接合層を被覆する被覆層とを備
える接合シートを巻回したリールを備え、上記リールか
ら巻き出されて被覆層が剥離された接合シートをツール
によりステージに保持された部品に対して押し付け、そ
れによって上記接合層のみを部品に貼り付ける接合シー
ト貼付装置において上記接合シートを補給する方法であ
って、接合シートの残量が予め定められた量を下回った
第1のリールから巻き出される接合シートを、被覆層が
剥離された部分で切断して切断部を形成し、上記切断部
の近傍でステージ側の接合シートを解放可能に保持し、
接合シートの上記切断部から上記ステージに至る部分の
基材層から、接合層を除去し、接合シートが未消費であ
る第2のリールに巻回された接合シートの先端部付近で
基材層から接合層及び被覆層を除去し、上記切断部と、
上記第2のリールから巻き出された接合シートの先端部
とを、これらの基材層どうしを継ぎ部材により連結して
接続部を形成し、上記接合シートの保持を解除し、上記
接続部が上記ツールと対応する位置を通過するまで、第
2のリールからステージに向けて接合シートを送り、上
記ツールにより捨打ち部材に対して接合シートを押し付
けることにより、上記接合層を除去する、接合シートの
補給方法を提供する。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す本発明の実施形
態について説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の実施形態に係る接合
テープ貼付装置であるACF貼付部を備える部品実装装
置を示している。この部品実装装置は、図34に示すよ
うに、プラズマディスプレイパネル基板(PDP基板)
11に対して、その駆動回路が形成されたフレキシブル
プリント回路基板(FPC基板)12を実装するための
ものである。部品実装装置は、一対のガイドレール13
に沿ってPDP基板11をACF貼付部(接合シート貼
付装置)14、仮圧着部15、及び本圧着部16へ順に
搬送する搬送部17を備えている。コントローラ18
は、後述するセンサ51からの入力や図示しない操作盤
からの指令に基づいて、ACF貼付部14、仮圧着部1
5、及び本圧着部16の動作を制御する。また、コント
ローラ18には、後述するようにACFテープの補給時
期であることを表示するための、表示灯201が接続さ
れている。
【0033】図2から図4はACF貼付部14の正面
図、図5から図7はACF貼付部14の平面図、図8か
ら図10はACF貼付部14の右側面図である。ACF
貼付部14は、PDP基板11が載置される基板ステー
ジ19を備えている。この基板ステージ19は昇降可能
であり、かつ図示しない吸引機構によりPDP基板11
をその上面に解放可能に保持することができる。この基
板ステージ19の上方には配置されたフレーム20に
は、ツール21、ツール付勢部22、ACFテープ供給
部23、切断部24、剥離部25、保護テープ供給部2
6、及び保護テープ冷却部27が設けられている。この
保護テープ冷却部27は、図17に示すように、保護テ
ープ10に冷却用の空気を噴射するための冷却ノズル9
9と、この冷却ノズル99に対して空気を供給するブロ
ワ100とを備えている。
【0034】フレーム20は、固定フレーム28と可動
フレーム29とを備え、可動フレーム29は固定フレー
ム28に対して水平方向に旋回可能である。固定フレー
ム28には、ツール21、ツール付勢部22、切断部2
4、及び保護テープ冷却部27と、ACFテープ供給部
23及び保護テープ供給部26の一部とが取り付けられ
ている。一方、可動フレーム29にはACFテープ供給
部23及び保護テープ供給部26の大部分と、剥離部2
5が取り付けられている。
【0035】上記ツール21は、保持部材30の下端に
保持された直方体状の金属製のブロックである。ツール
21の表面は被覆層に覆われることなく露出している。
また、保持部材30はツール21を加熱するためのヒー
タ31を備えている。
【0036】ツール付勢部22は、固定フレーム28に
取り付けられたモータ32Aを備えている。このモータ
32Aの出力軸は鉛直方向に延びる第1ボールねじ33
に連結されている。第1ボールねじ33は昇降ブロック
34の上端部に設けられたナット部に螺合している。ま
た、昇降ブロック34にはそのロッドが鉛直方向下向き
に延びる第1エアシリンダ35が取り付けられている。
ツール21の保持部材30は加圧ブロック36の下端に
取り付けられ、加圧ブロック36の上端はばね37Aに
より昇降ブロック34に連結されている。このばね37
Aの付勢力により加圧ブロック36が第1エアシリンダ
35のロッドの下端に当接している。モータ32Aによ
り第1ボールねじ33が回転すると、その回転方向に応
じて昇降ブロック34が昇降し、それによって保持部材
30と共にツール21が昇降する。また、第1エアシリ
ンダ35のロッドが突出位置となると加圧ブロック36
を介してツール21に対して下向きの付勢力が作用す
る。一方、第1エアシリンダ35のロッドが引込位置と
なるとツール21に対する下向きの付勢力が解除され
る。
【0037】ACFテープ供給部23は、PDP基板1
1が保持された基板ステージ19の上方にACFテープ
を供給する。図35に示すように、ACFテープ5は、
基材層5a、異方性導電性フィルム層(ACF層)5
b、及び被覆層5cを備えている。ACF層はバインダ
5dと、このバインダ5dに含有された複数の導電性粒
子5eとを備えている。バインダ5dは加熱されると軟
化して冷却されると硬化し、それによって2個の部材を
接続することができる。また、ACF層5bは導電性粒
子5eの存在により加圧方向にのみ導電性を生じる。な
お、ACFテープには被覆層5cを備えておらず、基材
層とACF層の2層構造のものもある。
【0038】ACFテープ供給部23は、ACFテープ
5の一方の端部を送り出し可能に蓄積したACFテープ
蓄積部38と、ACFテープ5の他方の端部を回収する
ACFテープ回収部39とを備えている。また、ACF
テープ供給部23は、ACFテープ蓄積部38から基板
ステージ19の上方を経てACFテープ回収部39にA
CFテープ5を案内するACFテープ案内部40を備え
ている。このACFテープ案内部40は、ACF貼付部
14を正面から見たときに大略U字状を呈するようにA
CFテープ5を案内する。さらに、ACFテープ供給部
23は、ACFテープ案内部40に沿ってACFテープ
蓄積部38からACFテープ回収部39へ向けてACF
テープ5を送るためのACFテープ送り部41を備えて
いる。
【0039】ACFテープ蓄積部38は、図5から図1
2に示すように、4個のACFテープ用リール42A,
42B,42C,42Dを備えている。これらのACF
テープ用リール42A〜42Dに、それぞれ別体のAC
Fテープ5が多数回巻き付けられている。また、これら
のACFテープ用リール42A〜42Dは、可動フレー
ム29に回転可能に軸支された共通のリールシャフト4
3の先端側に取り付けられており、ACFテープ用リー
ル42A〜42Dはリールシャフト43の軸線方向間隔
をあけて配列されている。これら4個のACFテープ用
リール42A〜42Dのうちいずれか一つ(図2ではA
CFテープ用リール42A)から、ACFテープ案内部
40にACFテープ5が供給される。
【0040】一方、リールシャフト43の基端側はクラ
ッチ44を介して固定フレーム28に固定されたモータ
32Bの出力軸に連結されている。例えば図5に示すよ
うに、クラッチ44は、リールシャフト43の基端側に
取り付けられた第1の係合部材44aと、この第1の係
合部材44aと対応してモータ32Bの出力軸に取り付
けられた第2の連結部材44bとを備えている。これら
第1及び第2の係合部材44a,44bは、リールシャ
フト43の軸線方向の位置に応じて係合及び離反する。
第1及び第2の係合部材44a,44bが互いに係合す
ると、モータ32Bの出力軸の回転がリールシャフト4
3に伝達される。また、クラッチ44はクラッチ板44
cを備えている。このクラッチ板44cにはリールシャ
フト43が回転自在に挿通されている。クラッチ板44
cと可動フレーム29の間には、ばね44dが配置され
ている。このばね44dによりクラッチ板44cが第1
の係合部材44aに対して押し付けられ、それによって
リールシャフト43はその基端側に弾性的に付勢されて
いる。固定フレーム28側には、モータ32Bの出力軸
の近傍に一対の押しロッド(押し部材)44eが取り付
けられている。第1及び第2の係合部材44a,44b
が互いに係合しているときには、押しロッド44eによ
りクラッチ板44cがリールシャフト43の先端側に押
し戻されるため、クラッチ板44cによるリールシャフ
ト43の付勢が解除される。モータ32BによりACF
テープ用リール42A〜42Dが図2及び図4において
矢印で示す方向に回転すると、ACFテープ用リール4
2A〜42DからACFテープ5が巻き出される。
【0041】可動フレーム29のACFテープ用リール
42の近傍には、ACFテープ用リール42A〜42D
の交換時に使用するクリップ202が取り付けられてい
る。図13に示すように、クリップ202は、長手方向
中央付近の支軸部202aで互いに可動可能に連結され
た2つの爪部材202b,202cを備えている。これ
らの爪部材202b,202cの基端側には圧縮状態で
ばね202dが配置され、このばね202dの付勢力に
より爪部材202b,202cの先端側にACFテープ
5が挟み込まれて保持される。また、爪部材202b,
202cの基端側を手で摘まむことにより、ACFテー
プ5の保持を解除することができる。ただし、クリップ
202の構造は図13に図示したものに限定されず、A
CFテープ5を解放可能に保持できるものであればよ
い。
【0042】ACFテープ回収部39は真空ポンプ46
に接続された吸込槽47を備えている。真空ポンプ46
の吸引力により、ACFテープ5は吸込ノズル50から
チューブ49及び口金48を経て吸込槽47に吸い込ま
れる。さらに、ACFテープ回収部39は、吸込ノズル
50の先端付近にACFテープ5の切断を検出するため
の一対のセンサ51A,51Bを備えている。
【0043】ACFテープ案内部40は、ACF層5b
が基板ステージ19上のPDP基板11と対向するよう
に、ACFテープ5を案内する。まず、ACFテープ案
内部40は、フレーム20の可動部29に取り付けられ
た固定のガイドローラ52A〜52Hを備えている。こ
れらのガイドローラ52A〜52Hのうち、5個のガイ
ドローラ52A〜52EがACFテープ5の基材層5a
及びACF層5bを案内するためのものであり、残りの
3個のガイドローラ52F〜52Hが分岐点53におい
てACF層5bから剥離した被覆層5cを案内するため
のものである。
【0044】また、ACFテープ案内部40は、ACF
テープ5の送り方向で基板ステージ19よりもACFテ
ープ蓄積部38側に設けられた可動アーム54Aと、A
CFテープ5の送り方向で基板ステージ19よりもAC
Fテープ回収部39側に設けられた可動アーム54Bと
を備えている。これら可動アーム54A,54Bは、可
動フレーム29に対して鉛直方向に移動可能であり、そ
れぞればねにより可動フレーム29に連結されている。
また、可動アーム54A,54Bの下端位置を規制する
規制ピン55が可動フレーム29に取り付けられてい
る。これら可動アーム54A,54Bにも、それぞれガ
イドローラ52I〜52Kが取り付けられている。可動
アーム54Aの上端は、昇降ブロック34が備えるプッ
シュロッド56Aにより押し下げられるようになってい
る。可動アーム54Bは、昇降ブロック34が備えるプ
ッシュロッド56Bの下端に取り付けられた中間ロッド
57により押し下げられるようになっている。これらの
プッシュロッド56A,56Bの上端側は昇降ブロック
34の内部に収容されており、ばねにより鉛直方向下向
きに弾性的に付勢されている。中間ロッド57にはチャ
ック45Bが取り付けられている。このチャック45B
は、PDP基板11に対してACF層5bを加圧する際
に、ACFテープ5のACFテープ回収部39側を固定
するために設けられている。
【0045】ACFテープ案内部40は、張力付与機構
58を備えている。この張力付与機構58は、ACFテ
ープ5の送り方向で基板ステージ19よりもACFテー
プ蓄積部38側の可動フレーム29に設けられた鉛直方
向のガイド溝59Aと、錘体60Aとを備えている。こ
の錘体60Aには基材層5a及びACF層5bを案内す
るガイドローラ52Lと、被覆層5cを案内するガイド
ローラ52Mとが取り付けられている。また、錘体60
Aはガイド溝59A上を移動自在であり、それ自体の自
重による鉛直方向下向きの力が作用している。基材層5
a及びACF層5bは、錘体60Aのガイドローラ52
Lによって、下向きから上向に送り方向が反転されるよ
うに案内されており、錘体60Aの自重により張力が付
与されている。錘体60Aは水平方向に延びる突片61
Aを備えている。また、ガイド溝59Aに沿ってフレー
ム20の固定部28に3個のセンサ51C〜51Eが配
設されている。これらのセンサ51C〜51Eによりガ
イド溝59A上の錘体60Aの位置を検出できる。
【0046】被覆層5cは錘体60Aのガイドローラ5
2Mから可動部29上の固定のガイドローラ52G,5
2Hを経て、被覆層回収部62により回収される。この
被覆層回収部62は、真空ポンプ46に接続された吸込
槽63、この吸込槽63の口金64に基端が接続された
チューブ65、及びチューブ65の先端に取り付けられ
た吸込ノズル66を備えている。基材層5a及びACF
層5bから分離された被覆層5cは、吸込ノズル66か
らチューブ65、及び口金64を経て吸込槽63に回収
される。
【0047】ACFテープ案内部40が備えるガイドロ
ーラ52A〜52Hの幅、すなわちそれらの軸線方向の
寸法は、ACFテープ5と対応する幅に設定されてい
る。詳細には、ガイドローラ52A〜52Hの幅は、A
CFテープ5を掛けたときにACFテープ5の両側とガ
イドローラ52A〜52Hの両端との間にわずかな隙間
ないしは遊びがあるように設定されている。
【0048】図11に示すように、ACFテープ蓄積部
38は4個のACFテープ用リール42A〜42Dを備
え、これら4個のACFテープ用リール42A〜42D
はリールシャフト43の軸線上の位置は相違している。
この位置が相違するACFテープ用リール42A〜42
DのいずれをACFテープの供給に使用する場合にも、
上記のようにACFテープ5と対応する幅に設定されて
いるACFテープ案内部40のガイドローラ52A〜5
2Hへ案内する必要がある。そのため、ACFテープ用
リレー42A〜42DとACFテープ案内部40との間
には、中間ローラ203A,203Bが配設されてい
る。この中間ローラ203A,203BはACFテープ
案内部41が備えるガイドローラ52A〜52Hよりも
幅が大きく、ACFテープ5を斜めに掛けることができ
る。ACFテープ用リール42A〜42Dから巻き出さ
れたACFテープ5は、まず、この中間ローラ203
A,203Bにより案内された後、ACFテープ案内部
41のガイドローラ52A〜52Hへ導かれる。そのた
め、4個のACFテープ用リール42A〜42Dのリー
ルシャフト43上における位置の相違は、中間ローラ2
03A,203Bの部分で吸収され、いずれのACFテ
ープ用リール42A〜42DからACFテープ5を供給
する場合も、ACFテープ5に過度な負荷を作用させる
ことなく、ACFテープ案内部41へ案内することがで
きる。
【0049】図3及び図4に示すように、ACFテープ
案内部40の可動アーム54Aの先端には、後述するA
CFテープ5の接続部213を検出するためのセンサ5
1Pが取り付けられている。
【0050】ACFテープ送り部41は、固定フレーム
28に取り付けられたモータ32Cを備えている。この
モータ32Cの出力軸は鉛直方向に延びる第2ボールね
じ67に連結されている。この第2ボールねじ67は固
定部28に対して鉛直方向に移動自在である引きブロッ
ク68のナット部に螺合している。この引きブロック6
8には、開閉可能なチャック45Cが取り付けられてい
る。
【0051】図17に詳細に示す切断部24は、基板ス
テージ19の上方領域に対して侵入及び退避可能であ
り、かつ開閉可能な一対の切断アーム69A,69Bを
備えている。下側の切断アーム69AはACF層5bを
切断するためのブレード70を備えているが、上側の切
断アーム69Bはブレード70を備えていない。これら
の切断アーム69A,69Bを閉じると、ブレード70
によりACFテープ5のACF層5bは切断されるが基
材層5aは切断されることなく残り、切込線6が形成さ
れる。
【0052】剥離部25は、可動アーム54Bの下端に
水平方向に移動可能に取り付けられた剥離アーム71を
備えている。この剥離アーム71の先端には一対のガイ
ドローラ52L,52Mが取り付けられている。一方、
剥離アーム71の基端は第2エアシリンダ72に連結さ
れている。この第2エアシリンダ72のロッドの位置に
応じて剥離アーム71が水平方向に移動する。
【0053】また、ACF貼付部14は、ツール10の
下側に保護テープ10を供給する保護テープ供給部26
を備えている。保護テープ10は、熱伝導性及び耐熱性
が良好で弾力性を有するテープ材である。例えば、シリ
コンやテフロン(登録商標)を含有する高熱伝導性絶縁
ゴムシートを保護テープ10として使用することができ
る。
【0054】保護テープ供給部26は、ACF供給部2
3と同様の構造であり、保護テープ10の一方の端部を
送り出し可能に蓄積した保護テープ蓄積部73、保護テ
ープ10の他方の端部を回収する保護テープ回収部7
4、保護テープ蓄積部73から基板ステージ19の上方
を経て保護テープ回収部74に保護テープ10を案内す
る保護テープ案内部75、及び保護テープ案内部75に
沿って保護テープ蓄積部73から保護テープ回収部74
へ向けて保護テープ10を送るための保護テープ送り部
76を備えている。
【0055】保護テープ蓄積部73は保護テープ10を
多数回巻き付けた保護テープ用リール77、この保護テ
ープ用リール77が取り付けられ、クラッチ44を介し
てモータ32Dの出力軸に連結されたリールシャフト4
3を備えている。保護テープ蓄積部73のクラッチ44
の構造は、ACFテープ蓄積部38のクラッチ44と同
一である。保護テープ回収部74は、真空ポンプ46に
接続された吸込槽78、口金79、チューブ80、及び
吸込ノズル81を備えている。
【0056】保護テープ案内部75は、基板ステージ1
9上でACFテープ5とツール21の間を通るように保
護テープ10を案内する。まず、保護テープ案内部75
は、可動フレーム29に取り付けられた固定のガイドロ
ーラ52N,52Pを備えている。また、保護テープ案
内部75は、保護テープ10の送り方向で基板ステージ
19よりも保護テープ蓄積部73側に設けられた可動ア
ーム54Cと、保護テープ10の送り方向で基板ステー
ジ19よりも保護テープ回収部74側に設けられた可動
アーム54Dとを備えている。これらの可動アーム54
C,54Dの先端にも保護テープ10を案内するための
ガイドローラ52Q,52Rが取り付けられている。ま
た、これら可動アーム54C,54Dは、フレーム20
の可動フレーム29に対して鉛直方向に移動可能であ
り、それぞればねにより可動部29に連結されている。
さらに、可動アーム54C,54Dの下端位置を規制す
る規制ピン55が可動部29に取り付けられている。可
動アーム54C,54Dの上端は昇降ブロック34が備
えるプッシュロッド56C,56Dにより押し下げられ
るようになっている。プッシュロッド56C,56Dの
上端側は昇降ブロック34の内部に収容されており、ば
ねにより鉛直方向下向きに弾性的に付勢されている。
【0057】さらに、保護テープ案内部75は、張力付
与機構87を備えている。張力付与機構87は、鉛直方
向のガイド溝59B上を移動自在の錘体60Bを備え、
この錘体60Bにはガイドローラ52Sが取り付けられ
ている。ガイドローラ52Sに案内された保護テープ1
0には、錘体60Bの自重により張力が作用している。
錘体60Bの突片61Bと対応して、3個のセンサ51
H〜51Jがガイド溝59Bに沿って設けられ、これら
のセンサ51H〜51Jは錘体60Bの位置を検出す
る。
【0058】保護テープ送り部76は、フレーム20の
固定部28に取り付けられたピンチローラ機構89を備
えている。このピンチローラ機構89は図示しないモー
タにより回転駆動される駆動ローラ90と、従動ローラ
91とを備えている。従動ローラ91は基端が回転可能
に固定部28に支持され、先端がばねにより駆動ローラ
90に向けて弾性的に付勢された旋回レバー92に取り
付けられている。そのため、保護テープ10は駆動ロー
ラ90と従動ローラ91の間に挟み込まれており、駆動
ローラ90が図示の方向に回転すると保護テープ回収部
74に向けて送られる。また、アクチュエータ(図示せ
ず。)によって旋回レバー92を反時計方向に回転させ
て従動ローラ91を駆動ローラ90から離反させると、
ピンチローラ機構89から保護テープ10を抜き出すこ
とができる。図14において矢印で示すように、ACF
テープ送り部41によるACFテープ5の送り方向と、
保護テープ送り部76による保護テープ10の送り方向
は反対向きである。なお、このピンチローラ機構89を
ACFテープ5の送り機構として採用してもよい。
【0059】フレーム20の構造について図5及び図8
を参照して説明する。まず、固定フレーム28は鉛直方
向に間隔をあけて対向する一対のブラケット104を備
えている。これらのブラケット104に鉛直方向に延び
る旋回シャフト105が固定されている。旋回シャフト
105には旋回ブロック106が回動可能に支持されて
いる。旋回ブロック106には2本の支持シャフト10
7が貫通し、これらの支持シャフト107の先端に可動
フレーム29が固定されている。旋回ブロック106と
可動部29の間にはばね37Cが配設され、これらのば
ね37Cは旋回ブロック106と可動部29をそれらが
互いに離反する方向に弾性的に付勢している。旋回ブロ
ック106にはハンドル108により操作可能なカム1
09が設けられている。このカム109と対応するカム
フォロア110(ローラ)は支持シャフト107の基端
に固定された抜け止め板111から延びる駆動アーム1
12に設けられている。また、ブラケット104を貫通
して旋回ブロック106のピン孔113に差し込まれた
係止ピン114が設けられている。さらに、固定フレー
ム28には水平方向に突出する一対の位置決めピン20
4が設けられており、可動フレーム29には位置決めピ
ン204と対応する一対の位置決め孔205が設けられ
ている。
【0060】ACF貼付部14は、図14に示す可動の
捨打ちステージ207を備えている。この捨打ちステー
ジ207は、後述するACFテープ5の接続時に基材層
5aからACF層5bを除去する際に使用される。捨打
ちステージ207は、ステージ本体207aと、このス
テージ本体207aの上面にボルト又はクランプ機構に
より取り外し可能に固定された樹脂製のプレート207
bとを備えている。ステージ本体207aはアーム20
7cの先端に設けられている。このアーム207cの基
端側は鉛直方向に延びる駆動軸207dに取り付けられ
ている。この駆動軸207dは概略的に示す駆動機構2
07eにより回動及び昇降する。
【0061】通常のACFテープ5の貼り付け動作中
は、ステージ本体207aは基板ステージ19及びツー
ル21から退避した位置にある。ACFテープ5の接続
時には、アーム207cが旋回してステージ本体207
aは基板ステージ19とツール21の間に移動する。そ
の後、アーム207cが降下する。図15及び図16に
示すように、ステージ本体207aの下面に設けられた
凹部207f内に基板ステージ19の先端部分が収容さ
れる。その結果、基板ステージ19に代わって、ステー
ジ本体207aの上面のプレート207bがツール21
と対向する。
【0062】次に、ACF貼付部14によるACFテー
プ5の貼り付け動作を説明する。図2及び図3と図17
とは、ツール21によりACF層5bをPDP基板11
に加圧する前の状態を示している。ACFテープ送り部
41は、ACF層5bの先端がACFツール21の図に
おいて右側の縁部21bと対応する位置に達するよう
に、ACFテープ5をACFテープ回収部39に向けて
送る。また、チャック45Bが閉じてACFテープ5
(基材層5a)を固定し、チャック45Eが閉じて保護
テープ10を固定する。ACFテープ5のACF層5b
は基板ステージ19上のPDP基板11と間隔を隔てて
対向している。切断部24の切断アーム69A,69B
が基板ステージ19の上方に進出し、切込線6を形成す
る。
【0063】次に、モータ32Aにより第1ボールねじ
33が回転駆動されて昇降ブロック34が降下し、さら
に第1エアシリンダ36のロッドが突出位置となり、ツ
ール21がPDP基板11へ向けて降下する。また、昇
降ブロック34の降下に伴ってプッシュロッド56A〜
56Dによって可動アーム54A〜54Dがばねの付勢
力に抗して押し下げられるため、ACFテープ5及び保
護テープ10も基板ステージ19上のPDP基板11に
向けて降下する。そのため、図4及び図18に示すよう
に、ツール21が基板ステージ19に向けて付勢され、
ツール21によりPDP基板11に対してACFテープ
5のACF層5bが加圧される。
【0064】次に、第1エアシリンダ36のロッドが引
込位置となると共に、モータ32Aにより第1ボールね
じ33が回転駆動されて昇降ブロック34が上昇する。
その結果、図19に示すように、ツール21が上昇して
基板ステージ19から離れる。また、昇降ブロック34
の上昇によりプッシュロッド56C,56Dが可動アー
ム54C,54Dを押し下げる力が低下するため、可動
アーム54C,54Dが上昇し、保護テープ10も基板
ステージ19から離れる。一方、ACF層5bがPDP
基板11に貼り付いているため、昇降ブロック34が上
昇しても可動アーム54A,54Bは上昇せず、ACF
テープ5はPDP基板11上に保持されている。
【0065】次に、第2エアシリンダ72のロッドが突
出位置となり、それによって図20に示すように、剥離
アーム71が図において左向きに水平移動する。そのた
め、剥離アーム71の先端に取り付けられたガイドロー
ラ52L,52Mにより、ACFテープ5の基材層5a
のみがPDP基板11から引き剥がされる。その結果、
ACF層5bの先端から切込線6に対応する部分がPD
P基板11に残る。その後、昇降ブロック34が上昇し
て図2及び図3と図17とに示す初期位置に戻り、PD
P基板11に対するACF層5bの貼り付けが完了す
る。ACF貼付部14は以上の動作を繰り返し実行す
る。図17、図19及び図20に示すように、ツール2
1が基板ステージ19上のPDP基板11から間隔を隔
てた位置にあるときには、ツール21の図において左側
の縁部21aと対応する位置において、保護シート冷却
部27の冷却ノズル99から保護テープ10に対して冷
却用空気が噴射される。
【0066】新たにACF層5bの貼り付けを実行する
には、ACFテープ5を送る必要がある。このACFテ
ープ5の送りは以下のように実行される。まず、チャッ
ク45CによりACFテープ5を保持する一方、チャッ
ク45BによるACFテープ5の保持を解除する。次
に、モータ32BによりACFテープ用リール42を回
転させ、ACFテープ5を一定の長さだけ巻き出す。こ
の巻き出すACFテープ5の長さは、ACF層5bの先
端(前回のACF層5bの貼り付け時に形成した切込線
6)がツール21の右側の縁部21b付近に位置するよ
うに設定される。次に、モータ32Cにより第2ボール
ねじ67を回転駆動して引きブロック68を上昇させ
る。引きブロック68の上昇により、ACFテープ5が
ACFテープ回収部30へ送られ、吸込槽47に回収さ
れる。
【0067】コントローラ18は、エンコーダ208か
ら出力される上記モータ32Cの回転角度からACFテ
ープ5の送り量を算出し、その積算値を記憶している。
また、コントローラ18は、ACFテープ5の送りを実
行する度に、使用開始前に1個のACFテープ用リール
42A〜42Dに巻回されているACFテープ5の長さ
から上記ACFテープ5の送り量の積算値を引いた差、
すなわちACFテープ5の残量を算出する。ACFテー
プ5の残量が予め定められた閾値まで減少したことを検
出すると、コントローラ108fはACFテープ5の補
給ないしはACFテープ用リール42A〜42D切換換
時期であることを警告するために、表示灯201を点灯
させる。ACFテープ5の送り量に基づいてACFテー
プ用リール42A〜42DのACFテープ5の残量を検
出することにより、高精度でACFテープ5の残量を検
出することができ、表示灯201によって、次のACF
テープ用リール42A〜42Dに切り換える必要がある
ことを使用者に正確に伝達することができる。ACFテ
ープ用リール42A〜42Dの切換時期であることの報
知は、表示灯201の点灯に限定されず、例えば、操作
盤のディスプレイに何らかの文字、記号、図形等を表示
してもよく、ブザーを鳴らして音により交換時期である
ことを表示してもよい。
【0068】次に、ACFテープ用リール42A〜42
Dの切り換えについて説明する。ACFテープ5の貼付
動作中は、ACFテープ案内部40により案内されるA
CFテープ5は、PDP基板11の搬送経路であるガイ
ドレール13側を向いている。ACFテープ5の補給時
には、以下の手順で可動フレーム29を反転させ、AC
Fテープ5を部品実装装置の外側に向ける。
【0069】まず、ACFテープ及び保護テープ用のチ
ャック45B,45C,45Eをすべて開放すると共
に、ピンチローラ機構89の従動ローラ91と駆動ロー
ラ90を互いに離反させる。これによつてACFテープ
5と保護テープ10の両方の固定フレーム28に対する
拘束が解除される。
【0070】次に、図5及び図8に示す状態で、ハンド
ル108を操作してカム109を回転させる。カムフォ
ロア110がカム109のカム面に追従するため、ばね
37Cの付勢力により可動フレーム29が水平移動し、
図6及び図9に示すように可動フレーム29が固定フレ
ーム28から離れる。次に、係止ピン114をピン孔1
13から抜き出し、ブラケット104と旋回ブロック1
06の連結を解除する。その後、図7及び図10に示す
ように支軸シャフト105回りに可動フレーム29を平
面視で180°旋回させる。図1に概略的に示すよう
に、通常時にはACFテープ供給部23や保護テープ供
給部26はガイドレール13と対向しているが、可動部
29を旋回して反転させるとこれらは部品実装装置の外
側を向く。従って、作業者Mは、部品実装装置内に入る
ことなく、部品実装装置の外からACFテープ用リール
42や保護テープ用リール77の交換作業を行うことが
でき、作業性が良好で、安全性も高い。
【0071】可動フレーム29の反転完了後、図21
(A)で示すように、ACFテープ5の残量が予め定め
られた閾値を下回ったACFテープ用リール42AのA
CFテープ5を、その近傍で切断して切断部210を形
成する。この切断部210は、ACFテープ5の分岐点
53よりもACFテープ蓄積部38側に位置しているの
で、基材層5a、ACF層5b、及び被覆層5cのすべ
てが存在している。
【0072】次に、ACFテープ5の切断部210の付
近をクリップ202で保持し、ACFテープ5のクリッ
プ202よりもACFテープ回収部39側をACFテー
プ案内部40で案内された状態で保持する。また、次に
使用するACFテープ用リール42BからACFテープ
5を引き出し、図21(B)に示すように、形状を整え
るために先端部211を切断する。さらに、図21
(C)で示すように、クリップ202で保持されている
使用済みのACFテープ用リール42AのACFテープ
5の切断部210と、新しいACFテープ用リール42
BのACFテープ5の先端部211を付き合わせる。そ
して、これらの基材層5aどうしを継ぎテープ212a
で接続すると共に、被覆層5cどうしを別の継ぎシート
212bで接続し、接続部213を形成する。本実施形
態では、継ぎテープ212a,212bはACFテープ
5と色が異なるものを使用している。また、継ぎテープ
212a,212bは粘着層を備えており、この粘着層
の粘着力により、基材層5aや被覆層5cに固定され
る。接続部213の形成完了後、クリップ202による
ACFテープ5の保持を解除する。
【0073】次に、可動フレーム29を図5及び図8に
示す位置、すなわちACFテープ5の貼り付け実行時の
位置に戻す。まず、図7及び図10に示す位置にある可
動フレームを180°旋回させ、図6及び図9に示す位
置に移動させる。次に、レバー108を図9において矢
印で示す方向と反対の方向に180°回転させる。この
レバー108の回転により、カム109によりカムフォ
ロア110が駆動され、可動フレーム29が固定フレー
ム28へ向けて移動する。最後に図5及び図8に示すよ
うに、係止ピン114をピン孔113に差し込んでブラ
ケット104に旋回ブロック106を連結し、可動フレ
ーム29を固定する。
【0074】接続部213ではACFテープ5の厚みが
他の部分と異なる。従って、この部分がツール21と対
応する位置する状態、すなわちツール21とPDP基板
11との間に接続部213が挟み込まれる状態でACF
層5bの貼り付けを実行すると、加圧力が不均一とな
り、ACF層5bをPDP基板11に対して適切に貼り
付けることができない。そこで、以下のように接続部2
13がツール21と対応する位置を通過するまでACF
テープ送り部41によりACFテープ5を送る。
【0075】まず、センサ51Pが接続部213を検出
するまでACFテープ5を連続して送る。本実施形態で
は、センサ51PはACFテープ5と継ぎテープ212
a,212bの色の相違により、接続部213を検出す
る。センサ51Pが接続部213を検出する原理はこれ
に限定されない。例えば、継ぎテープ212a,212
bに磁性材料を含有させておき、継ぎテープ212a,
212bの磁気を検出することによって接続部を検出し
てもよい。この場合、センサ51Pとして磁気センサを
使用する。また、接続部213ではACFテープ5の厚
みが変化しているので、この厚みの変化から接続部21
3を検出してもよい。この場合センサ51Pとしてギャ
ップセンサを使用する。
【0076】センサ51Pはツール21よりもACFテ
ープ5の送り方向の上流側にあるので、センサ51Pが
接続部213を検出した後、ACFテープ5をさらにあ
る程度の長さだけ送り、それによって接続部213がツ
ール21と対応する位置を通過する。この送りの長さ
は、センサ51Pからツール21の右側の縁部21bま
での位置に対応するACFテープ5の長さに、余裕分の
長さを加えた値に設定すればよい。上記のように使用済
みのACFテープ用リール42AのACFテープ5と、
新しいACFテープ用リール42BのACFテープ5と
は基材層5bと被覆層5cの両方が継ぎテープ212
a,212bにより接続されている。従って、通常の貼
り付け時にACFテープ5を送る場合と同様に、被覆層
5cは分岐点53でACF層5bから剥離され被覆層回
収部62に送られる。
【0077】接続部213がツール21と対応する位置
を通過するまでACFテープ5を送った後、図17に示
すようにACF層5bの先端の位置がツール21の右側
の縁部21bと対応する位置となるように、ACFテー
プ5の基材層5aからACF層5bを除去する。このA
CF層5bの除去のためにいわゆる捨打ちを行う。ま
ず、図15及び図16に示すように、捨打ちステージ2
07のステージ本体207aを基板ステージ19に被せ
る。次に、切込線6(図17参照)を形成した後、通常
のPDP基板11に対するACFテープ5の貼り付け時
と同様に、ツール21を基板ステージ19へ向けて付勢
し、ACFテープ5をステージ本体207a上のプレー
ト207bに押し付ける。これによってプレート207
bにツール21に対応する長さのACF層5bが貼り付
けられ、基材層5aから除去される。
【0078】捨打ちを繰り返す度に、プレート207b
上にACF層5bが付着する。プレート207bに多量
のACF層5が付着すると、ツール21によりACF層
5bをプレート207bに押し付けても基材層5aから
剥離しにくくなる。そのため、ある程度の回数(例えば
数10回程度)捨打ちを行う度にステージ本体207a
からプレート207bのみ交換する。捨打ち完了後は、
再度、通常のPDP基板11に対するACF層5bの貼
り付けを実行することができる。
【0079】本実施形態のACF貼付部14は、別体の
ACFテープ5が巻回された複数のACFテープ用リー
ル42A〜42Dを備えるので、1個のACFテープ用
リールに巻回されたACFテープ5が消費された場合に
は、ACFテープ用リールを交換することなく、次のA
CFテープ用リールに巻回されたACFテープ5を使用
すればよい。従って、ACFテープの補給に要する時間
を短縮することができる。また、すべてのACFテープ
用リール42A〜42DのACFテープ5がすべて消費
されるまで、ACFテープ用リール42A〜42Dを交
換する必要がないので、ACFテープ用リール42A〜
42Dの交換頻度を大幅に低減することができる。これ
らACFテープの補給時間短縮とリールの交換頻度低減
により、部品実装装置の稼動率を向上させることができ
る。
【0080】本実施形態では、可動の捨打ちステージ2
07を採用しているが、図22に示すように基板ステー
ジ19に対して手作業で取り付け取り外し可能な捨て打
ち治具215を使用してもよい。この捨て打ち治具21
5は、基板ステージ19の上端に被せることができる治
具本体215aと、この治具本体215aに対して例え
ばボルトによって着脱可能に取り付けられたプレート2
15bとを備えている。
【0081】あるいは、図23に示すように、基板ステ
ージ19と並んで配置された固定の捨て打ちステージ2
17を設けてもよい。この場合、固定フレーム28及び
可動フレーム29を水平方向に移動させる駆動機構を設
ける。通常のPDP基板11に対するACFテープ5の
貼り付け時には、図23において点線で示すように、固
定フレーム28及び可動フレーム29とは基板ステージ
19に対応する位置に配置される。一方、ACFテープ
用リール42A〜42Dの切換時には、図23において
実線で示すように、固定フレーム28及び可動フレーム
29は、捨て打ちステージ217と対応する位置に移動
する。固定フレーム28及び可動フレーム29がこの位
置あるときに、ツール21によりACFテープ5のAC
F層5bがプレート217bに貼り付けられる。
【0082】(第2実施形態)次に、図24から図26
に示す本実施形態の第2実施形態について説明する。こ
の第2実施形態では、図24に示すように、ACFテー
プ用リール42A〜42Dが取り付けられたリールシャ
フト43を移動させることができる。リールシャフト4
3は、ACFテープ用リール42A〜42Dが取り付け
られた第1のシャフト221と、クラッチ44の第1の
係合部44aを備える第2のシャフト222とを備えて
いる。第1のシャフト221に軸方向に挿入孔221a
が設けられており、この挿入孔221aに第2のシャフ
ト222が挿入されている。第2のシャフト222の表
面には軸方向に延びる溝222aが設けられている。第
1のシャフト221には、回転止めのためのピン223
が取り付けられており、このピン223の先端は第2の
シャフト222の溝222a内に位置している。モータ
32Bの回転はクラッチ44を介して第2のシャフト2
22に伝達され、ピン223を介して第2のシャフト2
22から第1のシャフト221に伝達される。一方、ピ
ン223は溝22aの延在方向に移動可能であるため、
第1のシャフト221は第2のシャフト222に対して
軸線方向に変位することができる。
【0083】また、第1のシャフト221には一対のフ
ランジ状部221b,221cが設けられている。これ
らフランジ状部221b,221cの間の部分で、第1
のシャフト221は駆動アーム224の一端側に回転自
在に挿入されている。この駆動アーム224の他端に設
けられたナット部は、水平方向に延びるボールねじ22
5が螺合している。このボールねじ225は、可動フレ
ーム29に固定されたモータ32Fの出力軸に連結され
ている。モータ32Fにより駆動されてボールねじ22
5が回転し、駆動アーム224が移動すると、その移動
方向に応じてフランジ状部221b,221cのいずれ
か一方が押され、それによって第1のシャフト221が
矢印で示すように水平方向に移動する。
【0084】図24及び図25に示すように、ACFテ
ープ用リール42A〜42Dから巻き出されたACFテ
ープ5は、中間ローラ203A,203B(図4参照)
を介することなく、ACFテープ5と対応する幅を有す
るACFテープ案内部40のガイドローラ52Aに掛け
られている。
【0085】図25では、第1のシャフト221の最先
端側から2番目のACFテープ用リール42BからAC
Fテープ案内部40にACFテープ5が供給されてい
る。例えば、第1のシャフト221の最先端側のACF
テープ用リール42AのACFテープ5を使用する場合
には、第1のシャフト221を基端側に移動させ、AC
Fテープ用リール42Aをガイドローラ52Aに対して
位置決めする。逆に、ACFテープ用リール42C,4
2DのACFテープ5を使用する場合には、第1のシャ
フト221を先端側に移動させ、これらのACFテープ
用リールをガイドローラ52Aに対して位置決めする。
【0086】本実施形態では、ACFテープ用リール4
2A〜42Cの切換時にACFテープ5の切断部210
付近を保持するためのクリップ202を、ACFテープ
5の分岐点53と可動アーム54Aとの間の部分に設け
ている。
【0087】次に、第2実施形態におけるACFテープ
用リール42A〜42Dの切換につてい説明する。ま
ず、可動フレーム29を固定フレーム28に対して反転
させる点は、第1実施形態と同様である。
【0088】次に、図27(A)で示すように、使用済
みのACFテープ用リール42BのACFテープ5を、
クリップ202の近傍で切断して切断部210を形成す
る。この切断部210は、ACFテープ5の分岐点53
よりも基板ステージ21側に位置しているので基材層5
aとACF層5bのみが存在している。また、ACFテ
ープ5の切断部210の付近をクリップ202で保持
し、ACFテープ5のクリップ202よりもACFテー
プ回収部39側をACFテープ案内部40で案内された
状態で保持する。さらに、切断部210からツール21
の下方位置までACF層5bを除去する。
【0089】次に、ACFテープ5をまだ使用していな
い新しいACFテープ用リール42A〜42D(例えば
ACFテープ用リール42C)をACFテープ案内部4
1の最初のガイドローラ52Aに対して位置決めする。
この位置決め後、ACFテープ用リール42CからAC
Fテープ5を巻き出し、図21(A)で示すように、形
状を整えるために先端部211を切断する。また、先端
部211の近傍でACF層5aを除去する。さらに、A
CFテープ用リール42Cからガイドローラ52A,5
2L,52B,52CにACFテープ5を配索する。ま
た、分岐点53で基材層5a及びACF層5bから被覆
層5cを剥離し、ガイドローラ52F,52M,52
G,52Hを介して被覆層回収部62へ配索する。次
に、図21(B)で示すように、切断部210と先端部
211を付き合わせて継ぎテープ212で2本のACF
テープ5の基材層5aどうしを貼り合せ、接続部213
を形成する。接続部213の形成完了後、クリップ20
2によりACFテープ5の保持を解除する。
【0090】次に、可動フレームをACFテープ5の貼
り付け実行時の位置に戻した後、ツール21と対応する
位置を通過するまでACF送り部31によりACFテー
プ5を送る。詳細には、まず、センサ51Pが接続部2
13を検出するまでACFテープ5を送る。ACFテー
プ5と異なる色の継ぎテープ212を使用した場合に
は、センサ51Pは色の相違から接続部213を検出す
る。また、継ぎテープ212に磁性材料を含有させた場
合には、磁気センサからなるセンサ51Pで磁気を検出
することにより、接続部213を検出する。さらに、接
続部213の凹凸をギャップセンサからなるセンサ51
Pにより検出してもよい。センサ51Pが接続部213
を検出した後、接続部213がツール21と対応する位
置を通過するように、さらにある程度の長さだけACF
テープ5を送る。
【0091】次に、ACF層5bの捨打ちを行い、図1
7に示すようにACF層5bの先端の位置がツール21
の右側の縁部21bと対応する位置となるようにACF
層5の基材層5aからACF層5bを除去する。この捨
打ちは、図14から図16に示す可動の捨打ちステージ
207、図22に示す捨て打ち治具215、図23に示
す固定の捨打ちステージ217のいずれを使用してもよ
い。
【0092】図27(C)に示すように、2本のACF
テープ5の基材層5aどうしを超音波溶着して接続部2
13を形成してもよい。この場合、センサ51Pとして
ギャップセンサを採用すれば、接続部213を検出する
ことができる。
【0093】第2実施形態のその他の構造及び作用は第
1実施形態と同様であるので、同一の要素には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0094】(第3実施形態)図28から図31は、本
発明の第3実施形態を示している。ACF蓄積部38
は、単一のACFテープ用リール301を備えている。
このACFテープ用リール301は、リールシャフト4
3上に同軸、かつ一体に設けられた3個の円柱部301
a,301b,301cを備えている。円柱部301
a、円柱部301b、円柱部301cの順で直径が大き
く、この順でリールシャフト43の先端側に向けて配置
されている。最も直径の大きい円柱部301aと、最も
直径の小さい円柱部301cにはACFテープの脱落を
防止するための案内板302a,302bが設けられて
いる。図30に示すように、円柱部301a〜301c
に単一のACFテープ5が巻回されている。これらの円
柱部301a〜301cにACFテープ5を巻回する際
には、図31に示すように、最も直径の小さい円柱部3
01cからACFテープ5を巻き始め、ある程度の回数
だけACFテープ5を巻回した後、2番目に直径の小さ
い円柱部301bにACFテープ5を巻回する。2番目
の円柱部301bにある程度の回数だけACFテープ5
を巻回した後、最も直径の大きい円柱部301aにAC
Fテープ5を巻回する。逆に、ACFテープ用リール3
01からACFテープ5を巻き出す場合には、最も直径
の大きい円柱部301aに巻回されているACFテープ
5の先端から巻き出しを行う。ACFテープ用リール3
01とACFテープ案内部40の最初のガイドローラ5
2Aとの間には中間ローラ203A,203Bが配置さ
れ、いずれの円柱部301a〜301cから巻き出され
る時にも、ACFテープ5が円滑にガイドローラ52A
に案内されるようになっている。
【0095】本実施形態では、ACFテープ用リール3
01は複数の円柱部301a〜301cを備えるので、
巻回されるACFテープ5の長さを長く設定することが
できる。また、一つの円柱部のみを備えるリールにAC
Fテープを巻回する場合とは異なり、各円柱部301a
〜301cに巻回されるACFテープ5の長さが過度に
長くなることがない。従って、いわゆる巻き締めの発生
を防止し、ACFテープ5の品質を良好に維持すること
ができる。
【0096】(第4実施形態)図32及び図33は、本
発明の第4実施形態を示している。第3実施形態と同様
に、ACFテープ蓄積部38は、単一のACFテープ用
リール401を備えている。このACFテープ用リール
401は、リールシャフト43に、間隔を隔てて設けら
れた3個の円柱部401a,401b,401cを備え
ている。これら3個の円柱部401a〜401cは、直
径が同一である。また、各円柱部401a〜401cの
軸方向の両端にはACFテープ5の脱落を防止するため
の案内板402a,402bがそれぞれ設けられてい
る。案内板402a,402bには、隣接する円柱部4
01a〜401cへACFテープ5を配索するための開
口部402dが設けられている。これらの円柱部401
a〜401cにACFテープを巻回する際には、リール
シャフト43の基端側の円柱部401aから先端側の円
柱部401cに順に巻回する。逆に、ACFテープ5の
巻き出しは、リールシャフト43の先端側の円柱部40
1cから順に行われる。ACFテープ用リール401と
ACFテープ案内部40の最初のガイドローラ52Aと
の間には中間ローラ203A,203Bが配置され、い
ずれの円柱部401a〜401cから巻き出されるとき
にも、ACFテープ5が円滑にガイドローラ52Aに案
内されるようになっている。
【0097】本実施形態では、ACFテープ用リール4
01は複数の円柱部401a〜401cを備えるので、
巻回されるACFテープ5の長さを長く設定することが
でき、かつ各円柱部401a〜401cに巻回されるA
CFテープ5の長さが過度に長くなることがないので、
いわゆる巻き締めの発生を防止することができる。
【0098】上記第3実施形態及び第4実施形態では、
ACF蓄積部38は一つのACFテープ用リール30
1,401を備えているが、これらのACFテープ用リ
ール301,401に巻回されたACFテープ5が消費
された場合には、第1実施形態又は第2実施形態のおけ
るACFテープ用リール42A〜42Dの切換と同様の
方法でACFテープ用リールを交換することができる。
【0099】第1実施形態と同様にクリップ202が可
動フレーム29のACFテープ用リール42の近傍に配
置されている場合には(図4参照)、以下の手順でAC
Fテープ用リール301,401を交換する。まず、A
CFテープ用リール301,401の近傍でACFテー
プ5を切断して切断部210を形成し、この切断部21
0の付近をクリップ202で保持する(図21(A)参
照)。次に、使用済みのACFテープ用リール301,
401をリールシャフト43から取り外し、未使用の新
しいACFテープ用リール301,401と交換する。
また、新しいACFテープ用リール301,401から
引き出したACFテープ5の先端部211を切断する
(図21(B)参照)。
【0100】次に、2本のACFテープの切断部210
と先端部211とを突き合わせ、継ぎテープ212a,
212bにより基材層5a及び被覆層5cを接続して接
続部213を形成する(図21(C)参照)。
【0101】接続部213を形成後、センサ51Pが接
続部213を検出するまでACFテープ5を送り、この
検出後さらにACFテープ5を送って接続部213をツ
ール21と対応する位置から通過させる。その後、捨打
ちを実行してACFテープ5の基材層5aからACF層
5bを除去し、ACF層5bの先端をツール21の図に
おいて右側の縁部21bと対応する位置に位置決めする
(図17参照)。この捨打ちは、図14に示す可動の捨
て打ちステージ207、図22の捨て打ち治具215、
又は図23の固定の捨て打ちステージ215のいずれに
よって実行してもよい。
【0102】一方、第2実施形態と同様にクリップ20
2が可動フレーム29のACFテープ5の分岐点53と
可動アーム54Aの間の部分に配置されている場合には
(図24参照)、以下の手順でACFテープ用リール3
01,401を交換する。まず、使用済みのACFテー
プ用リール301,401のACFテープ5をクリップ
202の近傍で切断して切断部210を形成し、ACF
テープ5をクリップ202で保持する(図27(A)参
照)。さらに、切断部210からツール21の下方位置
までACF層5bを除去する。
【0103】次に、使用済みのACFテープ用リール3
01,401をリールシャフト43から取り外し、未使
用の新しいACFテープ用リール301,401と交換
する。また、新しいACFテープ用リール301,40
1から引き出したACFテープ5の先端部211を切断
すると共に、この先端部211近傍でACF層5bを除
去する。その後、2本のACFテープ5の切断部210
と先端部211とを継ぎテープ212又は超音波溶着に
より接続して接続部213を形成する(図27(B),
(C)参照)。
【0104】接続部213を形成後、センサ51Pが接
続部213を検出するまでACFテープ5を送り、この
検出後さらにACFテープ5を送って接続部213をツ
ール21と対応する位置から通過させる。その後、捨打
ちを実行してACFテープ5の基材層5aからACF層
5bを除去し、ACF層5bの先端をツール21の図に
おいて右側の縁部21bと対応する位置に位置決めする
(図17参照)。
【0105】これらのACFテープ用リールの交換方法
は、図28や図32に示された多段のACFテープ用リ
ール301,401に限定されず、例えば円柱部を1個
だけ備える通常のACFテープ用リールを交換する場合
にも適用することができる。
【0106】本発明は、上記実施形態に限定されず、種
々の変形が可能である。例えば、本発明はACFテープ
に限定されず、NCFテープ等を含む一つの部品に対し
て他の部品を取り付けるために使用される種々の接合シ
ートの貼付装置に適用することができる。
【0107】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の接合シート貼付装置では、可動フレームが固定フレー
ムに対して旋回可能であるため、リールの交換、点検、
整備等の作業性及び安全性が良好である。また、別体の
接合シートが巻回された複数のリールを備える場合に
は、接合テープの補給時間短縮とリールの交換頻度低減
により、部品実装装置の稼動率を向上させることができ
る。さらに、リールが複数の円柱部を備える場合には、
いゆわゆる巻き締めを防止しつつ、巻回される接合シー
トの長さを長く設定することができる。さらにまた、接
合シート残量検出部が接合シート送り部による接合シー
トの送り量に基づいてリールに巻回された接合シートの
残量を検出するので、高精度で接合シートの残量を検出
し、リールの切換又は交換の時期に正確に警報を発する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る部品実装装置を示す
概略平面図である。
【図2】 ツールがステージから離反した位置にあると
きのACF貼付部の部分正面図である。
【図3】 ツールがステージから離反した位置にあると
きのACF貼付部の部分正面図である。
【図4】 ツールがステージに対して付勢された位置に
あるときのACF貼付部の正面図である。
【図5】 ACF貼付部の平面図である。
【図6】 可動フレームが固定フレームから離れた状態
でのACF貼付部の平面図である。
【図7】 可動フレームが固定フレームに対して旋回し
た状態でのACF貼付部の平面図である。
【図8】 ACF貼付部の右側面図である。
【図9】 可動フレームが固定フレームから離れた状態
でのACF貼付部の右側面図である。
【図10】 可動フレームが固定フレームに対して旋回
した状態でのACF貼付部の右側面図である。
【図11】 第1実施形態のACFテープ蓄積部を示す
部分右側面図である。
【図12】 第1実施形態のACFテープ用リールを示
す斜視図である。
【図13】 クリップを示す斜視図である。
【図14】 可動の捨て打ちステージを示す斜視図であ
る。
【図15】 ステージを被覆した状態の捨て打ちステー
ジを示す斜視図である。
【図16】 図15の矢印XVI− XVI線での断面図であ
る。
【図17】 ツールがステージから離反した位置にある
ときのACF貼付部の部分拡大正面図である。
【図18】 ツールがステージに対して付勢された位置
にあるときのACF貼付部の部分拡大正面図である。
【図19】 ACF層がPDP基板に貼付られたときの
ACF貼付部の部分拡大正面図である。
【図20】 基材層をPDP基板から引き剥がすときの
ACF貼付部の部分拡大正面図である。
【図21】 第1実施形態におけるACFテープの接続
方法を説明するための斜視図であり、(A)はクランプ
により保持されたACFテープを示し、(B)は2本の
ACFテープの位置決めを示し、(C)は2本のACF
テープの基材層及び被覆層を接続した状態を示す。
【図22】 捨打ち治具の一例を示す斜視図である。
【図23】 固定の捨打ちステージの一例を示す部分正
面図である。
【図24】 本発明の第2実施形態に係るACF貼付部
を示す正面図である。
【図25】 第2実施形態のACFテープ蓄積部を示す
部分右面図である。
【図26】 図25のXXVI− XXVI線での部分断面図で
ある。
【図27】 第2実施形態におけるACFテープの接続
方法を説明するための斜視図であり、(A)はクランプ
により保持されたACFテープを示し、(B)は継ぎテ
ープにより接続され2本のACFテープを示し、(C)
は超音波溶着により接続された2本のACFテープを示
している。
【図28】 本発明の第3実施形態に係るACFテープ
蓄積部を示す部分右側面図である。
【図29】 第3実施形態のACFテープ用リールを示
す斜視図である。
【図30】 ACFテープを巻回した状態の第3実施形
態のACFテープ用リールを示す斜視図である。
【図31】 ACFテープの巻き付け方向を説明するた
めの第3実施形態のACFテープ用リールを示す斜視図
である。
【図32】 本発明の第4実施形態に係るACFテープ
蓄積部を示す部分右側面図である。
【図33】 第4実施形態のACFテープ用リールを示
す斜視図である。
【図34】 PDP基板基板とそれに実装されたFPC
基板を示す斜視図である。
【図35】 ACFテープを示す側面図である。
【符号の説明】
11 PDP基板 12 FPC基板 14 ACF貼付部 15 仮圧着部 16 本圧着部 17 搬送部 18 コントローラ 19 基板ステージ 20 フレーム 21 ツール 28 固定フレーム 29 可動フレーム 30 保持部材 31 ヒータ 38 ACFテープ蓄積部 39 ACFテープ回収部 40 ACFテープ案内部 41 ACFテープ送り部 42,301,401 ACFテープ用リール 201 表示灯 202 クリップ 207,217 捨て打ちステージ 207a,217a ステージ本体 207b,207b プレート 207c アーム 208 エンコーダ 210 切断部 211 先端部 215 捨て打ち治具 215a 治具本体 215b プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 11:00 B29L 11:00 (72)発明者 江口 信三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H092 GA48 GA55 HA24 MA32 NA25 PA01 4F211 AC03 AD08 AG01 AG03 AH33 AH36 AP06 AQ03 AQ04 AR07 TA13 TC05 TJ13 TJ15 TJ16 TJ22 TJ31 TQ01 5F044 NN17 PP11

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材層とこの基材層に設けられた接合層
    とを備える接合シートから、上記接合層のみを部品に貼
    り付ける接合シート貼付装置であって、 上記部品が保持されるステージと、 上記ステージ上の部品に対して接合シートの接合層を押
    し付けるためのツールが配設された固定フレームと、 上記接合シートが送り出し可能に複数回巻回された回転
    可能なリールと、上記接合シートを回収する接合シート
    回収部と、上記リールから上記接合シート回収部へ接合
    シートを案内する接合シート案内部とが配設され、上記
    接合シートが上記ステージと上記ツールの間を通る第1
    の旋回位置と、上記接合シート案内部に案内される接合
    シートの向きが上記第1の旋回位置とは反転し、上記接
    合シートが上記ステージと上記ツールの間から離脱する
    第2の旋回位置とに、上記固定フレームに対して水平方
    向に旋回可能な可動フレームとを備える、接合シート貼
    付装置。
  2. 【請求項2】 上記固定フレームに配設され、上記リー
    ルを上記接合シートが巻き出される方向に回転駆動する
    ためのリール駆動モータと、 上記可動フレームに回転自在に支持され、その一端に上
    記リールが取り付けられたシャフトと、 上記可動フレームが第1の旋回位置にあるときに、上記
    シャフトの他端と上記リール駆動モータの出力軸とを連
    結し、上記可動フレームが第1の旋回位置から第2の旋
    回位置に旋回すると、上記シャフトの他端と上記リール
    駆動モータの出力軸との連結を解除するクラッチとを備
    える、請求項1に記載の接合シート貼付装置。
  3. 【請求項3】 上記シャフトの他端と上記リール駆動モ
    ータの出力軸の先端とに設けられ、上記可動フレームが
    上記第1の旋回位置にあるときに、上記出力軸から上記
    シャフトに対して回転力を伝達可能となるように互いに
    係合し、上記可動フレームが上記第1の旋回位置から第
    2の旋回位置に向けて旋回すると非係合となる一対の係
    合部と、 上記シャフトをその他端側へ弾性的に付勢するクラッチ
    板と、 上記固定フレーム側に設けられ、上記可動フレームが第
    1の旋回位置となると上記クラッチ板を上記回転軸の先
    端側に押し戻し、それによって上記クラッチ板によるシ
    ャフトの付勢を解除する押し部材とを備える、請求項2
    に記載の接合シート貼付装置。
  4. 【請求項4】 上記可動フレームが上記第1の旋回位置
    にあるときに、上記リールから送り出された接合シート
    を、上記接合シート回収部に向けて送るための接合シー
    ト送り部が上記固定フレームに配設されている、請求項
    1から請求項3のいずれか1項に記載の接合シート貼付
    装置。
  5. 【請求項5】 基材層とこの基材層に設けられた接合層
    とを備える接合シートから、上記接合層のみを部品に貼
    り付ける接合シート貼付装置であって、 上記部品が保持されるステージと、 上記ステージ上の部品に対して接合シートの接合層を押
    し付けるためのツールと、 それぞれ別体の接合シートが巻き出し可能に複数回巻回
    された回転可能な複数のリールと、 上記複数のリールの一つから巻き出された接合シートを
    上記ステージ上の部品とツールとの間に案内する接合シ
    ート案内部とを備える、接合シート貼付装置。
  6. 【請求項6】 上記複数のリールは1本のシャフトの取
    り付けられ、 上記接合シート案内部は、上記接合シートの幅と対応し
    た軸線方向の寸法を有するガイドローラ群を備え、 上記ガイドローラ群よりも軸線方向の寸法が大きく軸線
    に対して斜めに延びるように接合シートを案内すること
    ができる中間ローラが上記複数のリールと上記ガイドロ
    ーラ群の間に配設されている、請求項5に記載の接合シ
    ート貼付装置。
  7. 【請求項7】 上記複数のリールは1本のシャフトの取
    り付けられ、 上記接合シート案内部は、上記接合シートの幅に対応す
    る軸線方向の寸法を有するガイドローラ群を備え、 上記シャフトをそれ自体の軸線方向に移動させ、上記複
    数のリールのいずれか一つを上記ガイドローラ群に対し
    て位置決めするリール選択機構を備える、請求項5に記
    載の接合シート貼付装置。
  8. 【請求項8】 上記接合シート案内部に案内される接合
    シートの一部を保持する接合シート保持機構を備える、
    請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の接合シー
    ト貼付装置。
  9. 【請求項9】 基材層とこの基材層に設けられた接合層
    とを備える接合シートから、上記接合層のみを部品に貼
    り付ける接合シート貼付装置であって、 上記部品が保持されるステージと、 上記ステージ上の部品に対して接合シートの接合層を押
    し付けるためのツールと、 同軸に設けられた複数の円柱部を備え、これらの円柱部
    に単一の接合シートが巻回されるリールと、 上記リールから巻き出された接合シートを上記ステージ
    上の部品と上記ツールとの間に案内する接合シート案内
    部とを備える接合シート貼付装置。
  10. 【請求項10】 上記複数の円柱部は直径が異なり、か
    つ直径の大きさの順に配置されている、請求項9に記載
    の接合シート貼付装置。
  11. 【請求項11】 上記複数の円柱部は直径が同一であ
    り、隣接する円柱部の間に接合シートの脱落を防止する
    ための案内板を備える、請求項9に記載の接合シート貼
    付装置。
  12. 【請求項12】 基材層とこの基材層に設けられた接合
    層とを備える接合シートから、上記接合層のみを部品に
    貼り付ける接合シート貼付装置であって、 上記部品が保持されるステージと、 上記ステージ上の部品に対して接合シートの接合層を押
    し付けるためのツールと、 上記接合シートが巻回されたリールと、 このリールから巻き出された接合シートを上記ステージ
    と上記ツールとの間に案内する接合シート案内部と、 上記接合シート案内部に沿って上記接合シートを送る、
    接合シート送り部と、 上記リールの切換又は交換時に使用済みのリールから送
    り出された接合シートの切断部の近傍を解放可能に保持
    する、接合シート保持機構と、 上記リールの切換又は交換時に新しいリールから巻き出
    される接合シートの先端部と上記使用済みのリールから
    巻き出された接合シートの切断部との接続部を検出し、
    上記接合シート送り部は接続部の検出後、予め定められ
    た量だけ接合シートを送り、上記接続部を上記ツールと
    対応する部分を通過させる、センサと、 上記リールの切換又は交換時に、上記ツールによって上
    記接合シートを押し付けて、上記基材層から上記接合層
    を除去するための捨打ち部材と、 を備える、接合シート貼付装置。
  13. 【請求項13】 上記捨打ち部材は、上記ステージ上に
    手作業で配置される治具である、請求項12に記載の接
    合シート貼付装置。
  14. 【請求項14】 上記捨打ち部材は、上記部品への上記
    接合層の貼付時には上記ステージ及びツールと干渉しな
    い退避位置にあり、上記リールの切換又は交換時には上
    記ステージの上記部品の配置位置を覆う作業位置に移動
    する可動の捨打ちステージである、請求項12に記載の
    接合シート貼付装置。
  15. 【請求項15】 上記捨打ち部材は、上記ステージと並
    んで配置された固定の捨打ちステージであり、上記ツー
    ル、上記リール、上記接合シート案内部、接合シート送
    り部、接合シート保持機構、及び上記接合シート送り部
    は、上記部品への接合層の貼付時には上記ステージと対
    応する第1の位置に位置し、上記リールの交換時には上
    記第1の位置から移動して上記捨打ちステージに対応す
    る第2の位置に位置する、請求項12に記載の接合シー
    ト貼付装置。
  16. 【請求項16】 基材層とこの基材層に設けられた接合
    層とを備える接合シートから、上記接合層のみを部品に
    貼り付ける接合シート貼付装置であって、 上記部品が保持されるステージと、 上記ステージ上の部品に対して接合シートの接合層を押
    し付けるためのツールと、 接合シートが巻回されたリールと、 リールから巻き出された接合シートを上記ステージへ案
    内する接合シート案内部と、 上記接合シート案内部に沿って接合シートを送る、接合
    シート送り部と、 少なくとも上記接合シート送り部による接合シートの送
    り量に基づいて、上記リールに巻回された接合シートの
    残量を検出する接合シート残量検出部と、 この接合シート残量検出部により検出された接合シート
    の残量が予め定められた残量閾値まで減少すると、警報
    を発する報知部とを備える接合シート貼付装置。
  17. 【請求項17】 上記請求項1から請求項16のいずれ
    か1項に記載の接合シート貼付装置を備える、部品実装
    装置。
  18. 【請求項18】 基材層と、この基材層に設けられた接
    合層と、この接合層を被覆する被覆層とを備える接合シ
    ートを巻回したリールを備え、上記リールから巻き出さ
    れて被覆層が剥離された接合シートをツールによりステ
    ージに保持された部品に対して押し付け、それによって
    上記接合層のみを部品に貼り付ける接合シート貼付装置
    において上記接合シートを補給する方法であって、 接合シートの残量が予め定められた量を下回った第1の
    リールから送り出される接合シートを、被覆層が剥離さ
    れる前の部分で切断して切断部を形成し、 この切断部の近傍でステージ側の接合シートを保持し、 上記接合シートの切断部と、接合シートが未消費である
    第2のリールの接合シートの先端部とを、これらの被覆
    層どうし及び基材層どうしを継ぎ部材によりそれぞれ連
    結して接続部を形成し、 上記接合シートの保持を解除し、 上記接続部が上記ツールと対応する位置を通過するま
    で、第2のリールからステージに向けて接合シートを送
    り、 上記ツールにより捨打ち部材に対して接合シートを押し
    付けることにより、上記接合層を除去する、 接合シートの補給方法。
  19. 【請求項19】 上記接合シートの保持を解除した後、
    上記接続部が上記第2のリールと上記ステージとの間に
    配設されたセンサにより上記接続部が検出されるまで、
    上記第2のリールから上記ステージに向けて上記接合シ
    ートを送り、上記接続部の検出後に上記接合シートをさ
    らに予め定められた量だけ送り、それによって上記接続
    部が上記ツールと対応する位置を通過する、請求項18
    に記載の接合シートの補給方法。
  20. 【請求項20】 基材層と、この基材層に設けられた接
    合層と、この接合層を被覆する被覆層とを備える接合シ
    ートを巻回したリールを備え、上記リールから巻き出さ
    れて被覆層が剥離された接合シートをツールによりステ
    ージに保持された部品に対して押し付け、それによって
    上記接合層のみを部品に貼り付ける接合シート貼付装置
    において上記接合シートを補給する方法であって、 接合シートの残量が予め定められた量を下回った第1の
    リールから巻き出される接合シートを、被覆層が剥離さ
    れた部分で切断して切断部を形成し、 上記切断部の近傍でステージ側の接合シートを解放可能
    に保持し、 接合シートの上記切断部から上記ステージに至る部分の
    基材層から、接合層を除去し、 接合シートが未消費である第2のリールに巻回された接
    合シートの先端部付近で基材層から接合層及び被覆層を
    除去し、 上記切断部と、上記第2のリールから巻き出された接合
    シートの先端部とを、これらの基材層どうしを継ぎ部材
    により連結して接続部を形成し、 上記接合シートの保持を解除し、 上記接続部が上記ツールと対応する位置を通過するま
    で、第2のリールからステージに向けて接合シートを送
    り、 上記ツールにより捨打ち部材に対して接合シートを押し
    付けることにより、上記接合層を除去する、 接合シートの補給方法。
  21. 【請求項21】 上記接合シートの保持を解除した後、
    上記接続部が上記第2のリールと上記ステージとの間に
    配設されたセンサにより上記接続部が検出されるまで、
    上記第2のリールから上記ステージに向けて上記接合シ
    ートを送り、上記接続部の検出後に上記接合シートをさ
    らに予め定められた量だけ送り、それによって上記接続
    部が上記ツールと対応する位置を通過する、請求項20
    に記載の接合シートの補給方法。
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