JP2009006895A - 車体の側突荷重支持構造および側突荷重支持方法 - Google Patents

車体の側突荷重支持構造および側突荷重支持方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サイドフレームの変形を抑制して側突荷重の伝達をより効率良く行うことが可能な車体の側突荷重支持構造および側突荷重支持方法を得る。
【解決手段】車両シート4のシートバック4B内で車幅方向両側部で相互に対向する一対のサイドフレーム10S1,10S2と、これらサイドフレーム10S1,10S2間で車幅方向に亘って架設される荷重伝達部材12と、車体フロア2上の車幅方向中央部に設けられて、荷重伝達部材12に入力された側突荷重を支持するセンターコンソールボックス11と、を備えた車体の側突荷重支持構造において、シート補強部材12Aとサイドフレーム10S1との接続部分に、側突荷重Fによって当該サイドフレーム10S1が変形するのを抑制するサイドフレーム補強部材14を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体の側突荷重支持構造および側突荷重支持方法に関する。
従来、車体側面部に入力された側突荷重(衝突荷重)を、車両シートのシートバック内で車幅方向に亘って設けた荷重伝達部材を介して荷重支持部材(コンソールボックス)に伝達し、当該荷重支持部材で側突荷重を支持する車体の側突荷重支持構造が知られている。かかる構造によれば、側突時に、車両シートに着座した乗員の居住空間をより広く確保することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−67427号公報
上記従来の側突荷重支持構造では、荷重伝達部材がシートバック内の車幅方向両側部で相互に対向するサイドフレーム間に架設されている。
かかる構成において、側突荷重が入力された際、何らかの不本意な要因によってサイドフレームが変形すると、荷重伝達部材による側突荷重の伝達効率が低くなる虞がある。
本発明は、サイドフレームの変形を抑制して側突荷重の伝達をより効率良く行うことが可能な車体の側突荷重支持構造および側突荷重支持方法を得ようとするものである。
本発明は、シートバック内のサイドフレームと荷重伝達部材との接続部分に、側突荷重によってサイドフレームが変形するのを抑制する補強部を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、補強部によってサイドフレームが変形するのを抑制することができるため、入力された側突荷重を荷重伝達部材によってより効率良く伝達することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)図1〜図3は、本発明の第1実施形態にかかる車体の側突荷重支持構造および側突荷重支持方法を示している。このうち、図1は、本実施形態にかかる側突荷重支持構造が設けられた車体を、車両シートの配置部分で横断した垂直断面図である。なお、各図中、FRは車両前方、WOは車幅方向外側、UPは上方をそれぞれ示す。
本実施形態にかかる車体の側突荷重支持構造が適用される車両1では、図1に示すように、車体フロア2の車幅方向中央部に、断面逆U字状のフロアトンネル3が車両前後方向に沿って延設されている。そして、フロアトンネル3の左右両側となる車体フロア2上に、一対の車両シート4が設置されている。なお、図1では、左側の車両シート4のみ示されている。
車両シート4は、シートクッション4C、シートバック4B、およびヘッドレスト4Hを有している。車体フロア2には車両前後方向に沿って伸びるレール5aが固定されており、このレール5aに車両シート4の脚部5bが摺動可能(前後スライド可能)に取り付けられている。すなわち、これらレール5aと脚部5bとで、シートスライド装置5が構成されている。また、シートクッション4Cとシートバック4Bとは、シートリクライニング機構6を介して傾動可能に連結されている。
車体フロア2の車幅方向両端部には、閉断面構造のサイドシル7が車両前後方向に延在している。これら左右一対のサイドシル7間にはクロスメンバ8が架設されており、このクロスメンバ8上に車体フロア2が接合されている。そして、このサイドシル7が側面開口部の下縁となって、当該側面開口部を開閉可能に塞ぐサイドドア9が設けてある。本実施形態では、このサイドドア9の外側面9aが、側突荷重が入力される車体側面部となる。
図2は、本実施形態にかかる車体の側突荷重支持構造の一部を示す分解斜視図である。図1,図2に示すように、シートバック4Bの骨格部材としてのシートバックフレーム10は、全体的に略逆U字状に折曲されて上端部に配置されたアッパフレーム10Uと、アッパフレーム10Uの少なくとも下端部が接合された上下に伸びる一対のサイドフレーム10S1,10S2とを備えている。
一対のサイドフレーム10S1,10S2は、それぞれ、表裏面を車幅方向に向けた平板状に形成されており、シートバック4B内の車幅方向両側部で相互に対向して配置されている。また、前後幅は上方に向けて漸減している。そして、前後および下の縁は車幅方向内側に折り曲げられて略U字状に連続するフランジ部10bが形成されており、上端部には、前後縁のフランジ部10b,10b同士が間隙をもって対向する開口部10cが形成される。アッパフレーム10Uの下端部は、この開口部10cに挿入され、フランジ部10b,10bによって挟持された状態でサイドフレーム10S1,10S2に溶接されている。
シートリクライニング機構6は、サイドフレーム10S1,10S2の下端部に配置されており、回動中心に沿って伸びるリクライニングシャフト6aと、回動中心回りに回動する回動アーム6bとを有している。回動アーム6bはサイドフレーム10S1,10S2の下端部にボルト6cによって結合されている。このシートリクライニング機構6により、シートバック4Bの傾倒姿勢を調整できるようになっている。
さらに、本実施形態では、これらサイドフレーム10S1,10S2間に、車幅方向外側の端部(外側端部)12aを上とし車幅方向内側の端部(内側端部)12bを下とする傾斜姿勢で、シート補強部材12Aが架設されている。図1に示すように、シート補強部材12Aの外側端部12aは、車体側面部としてのサイドドア9の外側面9aに対向し、内側端部12bは、荷重支持部材としてのセンターコンソールボックス11の側壁11Sに対向している。このシート補強部材12Aは、サイドフレーム10S1,10S2間で直線状に伸びており、具体的には、略矩形断面を有する直管状に形成されている。
車幅方向外側のサイドフレーム10S1には、シート補強部材12Aの外側端部12aと略同じ高さに、車幅方向外側に向けて突出する荷重伝達片15が設けられている。この荷重伝達片15は、ドアアームレスト16の上端部分に対向させて配置されている。また、ドアアームレスト16は、図1に示すように、サイドドア9の内側に装着されるドアトリム9bの乗員肘部位置を車室内側に膨出させて形成されている。一方、シート補強部材12Aの内側端部12bは、シートリクライニング機構6の車幅方向内側の部分に対応する位置に配置してある。
かかる構成により、側突時には、車体側面部としてのサイドドア9の外側面9aに入力された側突荷重F(図1参照)は、車両1内の各部の変形を伴いながら、ドアアームレスト16、荷重伝達片15、シート補強部材12A、および車幅方向内側のシートリクライニング機構6を介してセンターコンソールボックス11に伝達される。すなわち、本実施形態では、荷重伝達片15、シート補強部材12A、およびシートリクライニング機構6の一部が荷重伝達部材12に相当し(厳密には、それらの間に介在する部材(サイドフレーム10S1,10S2の一部等)も含まれる)、センターコンソールボックス11が荷重支持部材に相当する。また、荷重伝達片15が荷重入力部に相当する。
センターコンソールボックス11は、図1に示すように、フロアトンネル3の上面にボルト・ナットなどの締結部材13を介して結合される容器状のコンソール補強部材11aを有している。そして、コンソール補強部材11aの外側が表皮材11bで被覆されるとともに、それの上端開口部は蓋体11cで開閉自在に閉止されている。このように、フロアトンネル3に取り付けられたコンソール補強部材11aによって、より大きな荷重の支持が可能となる。
ここで、本実施形態では、図1,図2に示すように、荷重伝達部材12としてのシート補強部材12Aと車幅方向外側のサイドフレーム10S1との接続部分に、側突荷重によって当該サイドフレーム10S1が変形するのを抑制する補強部(補強構造)として、サイドフレーム補強部材14が設けられている。
図3は、シートバックフレームの平面図である。図2および図3に示すように、サイドフレーム補強部材14は、サイドフレーム10S1の車幅方向内側、かつシート補強部材12A(車幅方向外側の端部12a)の前側に配置されている。
具体的には、シート補強部材12Aは、サイドフレーム10S1,10S2の後端間で架設されており、サイドフレーム補強部材14は、当該シート補強部材12Aの前面12fとサイドフレーム10S1の内側面10aとのなす隅部を覆うように溶接されている。
すなわち、サイドフレーム補強部材14は、図1〜図3に示すように、上壁14a、下壁14b、前壁14c、および傾斜する端壁14dを有する中空箱状に形成されている。そして、上壁14aおよび下壁14bの後側縁の延長部14a1,14b1が、シート補強部材12Aの上・下側面に接合され、上壁14a、下壁14b、および前壁14cの車外側縁を折曲した取付片14a2,14c1が、サイドフレーム10S1の車幅方向内側の内側面10aに接合される。また、端壁14dの車内側縁から延長した取付片14d1がシート補強部材12Aの前面12fに接合されている。なお、図示省略したが、下壁14bの車外側縁にも上記取付片14a2と同様の取付片を設け、当該取付片14a2をサイドフレーム10S1の内側面10aに接合してある。かくして、サイドフレーム補強部材14は、シート補強部材12Aとサイドフレーム10S1とに跨って強固に結合されている。
このとき、サイドフレーム補強部材14の前後幅W1は、サイドフレーム10S1の変形(特に前縁側が車幅方向内側へ向かう方向へのねじれあるいは屈曲変形)を抑制するのに十分な長さに設定される。具体的には、例えば、サイドフレーム10S1の前後幅W2の半分以上の長さに設定される(W1>0.5×W2)。
そして、荷重伝達部材12の車幅方向外側の端部となる荷重伝達片15は、サイドフレーム補強部材14の車幅方向外側に対応して配置されている。すなわち、本実施形態では、図1,図3に示すように、荷重伝達片15の車幅方向内側の外周端面と、シート補強部材12Aにサイドフレーム補強部材14を結合した部分の車幅方向外側の外周端面とが、サイドフレーム10S1を挟んでほぼ突き合わせてある。また、それら双方の断面積を略一致させてある。
以上のように、本実施形態によれば、側突時にサイドドア9の外側面9aから側突荷重Fが入力された際に、車両シート4のシートバック4B内の一対のサイドフレーム10S1,10S2間で車幅方向に亘って架設された荷重伝達部材12を、車体フロア2上の車幅方向中央部に設けたセンターコンソールボックス11に当接させ、側突荷重をシート補強部材12Aを介してセンターコンソールボックス11に伝達して支持することができる。つまり、側突時には、センターコンソールボックス11に支持された荷重伝達部材12が車幅方向に突っ張ることとなって、車両シート4に着座する乗員の居住空間を確保することができる。
このとき、本実施形態では、サイドフレーム補強部材14によってサイドフレーム10S1の変形が抑制されるので、側突荷重を荷重伝達部材12を介してセンターコンソールボックス11により効率良く伝達することができる。したがって、車両シート4に着座する乗員の居住空間をより確実に確保することができる。
また、本実施形態では、サイドフレーム補強部材14を、車幅方向外側のサイドフレーム10S1の車幅方向内側、かつシート補強部材12Aの前側に配置してある。このため、側突荷重によって、サイドフレーム10S1が、その前縁側が車幅方向内側へ向かう方向にねじれるか、あるいは屈曲変形するのが抑制され、シートバック4Bに当該方向への回動あるいは変形が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、サイドフレーム補強部材14を中空構造としたため、中実構造とした場合に比べて軽量化することができる。
また、本実施形態では、荷重伝達部材12の車幅方向外側の端部に、サイドフレーム補強部材14の車幅方向外側に対応させて、サイドフレーム10S1から車幅方向外側に突出させた荷重伝達片15を設けてある。したがって、側突荷重を、荷重伝達片15ならびにサイドフレーム補強部材14を利用してより効率良く伝達できるようになって、車両シート4に着座する乗員の居住空間をより確実に確保することができる。
また、本実施形態では、一対のサイドフレーム10S1,10S2間の荷重伝達部材12としてのシート補強部材12Aを直線状に形成してある。このため、シート補強部材をを屈曲させた場合に比べて、側突荷重をより効率良く伝達することができて、本実施形態にかかる車体の側突荷重支持構造および側突荷重支持方法による効果を、より確実に得ることができる。また、屈曲させた場合に比べて、軽量化することができるという利点もある。さらに、本実施形態では、シート補強部材12Aを直管状として中空構造としたため、中実構造にした場合に比べて軽量化が可能となる。そして、閉断面構造となる分、シート補強部材12Aの曲げ剛性を効率良く高めることができる。
また、本実施形態では、荷重伝達部材12の車幅方向外側の端部、すなわち荷重伝達片15を、ドアアームレスト16に対向させて配置したため、サイドドア9の外側面9aから入力された荷重をドアアームレスト16を利用して荷重伝達部材12により迅速にかつより確実に伝達することができ、車両シート4に着座する乗員の居住空間をより迅速にかつより確実に確保することができる。
さらに、本実施形態では、荷重伝達部材12の車幅方向内側の端部を、シートリクライニング機構6に対応する位置に配置したため、一般的に比較的高い剛性が確保されるシートリクライニング機構を利用して、より迅速にかつより確実にセンターコンソールボックス11へ荷重を伝達することができる。
(第2実施形態)図4は、本発明の第1実施形態にかかる車体の側突荷重支持構造および側突荷重支持方法を示しており、具体的には、本実施形態にかかる側突荷重支持構造が設けられた車体を、車両シートの配置部分で横断した垂直断面図である。なお、本実施形態にかかる車体の側突荷重支持構造は、上記第1実施形態にかかる車体の側突荷重支持構造と同様の構成要素を有している。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかる車両シート4Aでは、サイドフレーム補強部材14Aが下方に開口部14eを有する中空状に形成されるとともに、サイドフレーム補強部材14A内に、開口部14eからシートリクライニング機構6Aの一部(例えば電動モータM等)を進入させて収容してある。
すなわち、本実施形態によれば、サイドフレーム補強部材14Aの中空部分にシートリクライニング機構6Aの一部を収容した分、これを収容しない場合に比べてシートフレームおよびシートリクライニング機構6Aが嵩張るのを抑制することができる。また、サイドフレーム補強部材14Aが中空構造であるため、これが中実である場合に比べて軽量化することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記各実施形態では、荷重支持部材としてセンターコンソールボックスを用いたが、センターコンソールボックスが存在しない車両にあっては、別の荷重支持部材を設けてもよい。
また、上記各実施形態では、本発明を車両右側の車両シートに適用した場合を例示したが、車両左側の車両シートにも適用可能であることは言うまでもない。
本発明の第1実施形態にかかる側突荷重支持構造が設けられた車体を、車両シートの配置部分で横断した垂直断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる車体の側突荷重支持構造の一部を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる車体の側突荷重支持構造が設けられた車両シートのシートバックフレームの平面図である。 本発明の第2実施形態にかかる側突荷重支持構造が設けられた車体を、車両シートの配置部分で横断した垂直断面図である。
符号の説明
2 車体フロア
4 車両シート
4B シートバック
6,6A シートリクライニング機構
10S1,10S2 サイドフレーム
11 センターコンソールボックス(荷重支持部材)
12 荷重伝達部材
12a 車外方向端部
12b 車内方向端部
14,14A サイドフレーム補強部材(補強部,補強構造)
15 荷重伝達片(荷重入力部)
16 ドアアームレスト
M 電動モータ(シートリクライニング機構の一部)

Claims (9)

  1. 車両シートのシートバック内で車幅方向両側部で相互に対向する一対のサイドフレームと、
    前記一対のサイドフレーム間で車幅方向に亘って架設される荷重伝達部材と、
    車体フロア上の車幅方向中央部に設けられて、前記荷重伝達部材に入力された側突荷重を支持する荷重支持部材と、を備えた車体の側突荷重支持構造において、
    前記荷重伝達部材と前記サイドフレームとの接続部分に、側突荷重によって当該サイドフレームが変形するのを抑制する補強部を設けたことを特徴とする車体の側突荷重支持構造。
  2. 前記補強部は、車幅方向外側の前記サイドフレームの車幅方向内側、かつ前記荷重伝達部材の前側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の車体の側突荷重支持構造。
  3. 前記荷重伝達部材の車幅方向外側の端部に、前記補強部の車幅方向外側に対応させて、サイドフレームから車幅方向外側に突出させた荷重入力部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の車体の側突荷重支持構造。
  4. 少なくとも一対のサイドフレーム間では、前記荷重伝達部材を直線状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の車体の側突荷重支持構造。
  5. 前記荷重伝達部材の車幅方向外側の端部をドアアームレストに対向させて配置したことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の車体の側突荷重支持構造。
  6. 前記荷重伝達部材の車幅方向内側の端部を、シートリクライニング機構に対応する位置に配置したことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一つに記載の車体の側突荷重支持構造。
  7. 前記補強部を中空状に形成し、当該補強部内にシートリクライニング機構の一部を収容したことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一つに記載の車体の側突荷重支持構造。
  8. 車両シートのシートバック内で車幅方向両側部で相互に対向する一対のサイドフレームと、
    前記一対のサイドフレーム間で車幅方向に亘って架設される荷重伝達部材と、
    車体フロア上の車幅方向中央部に設けられて、前記荷重伝達部材に入力された側突荷重を支持する荷重支持部材と、を備えた車体の側突荷重支持構造において、
    側突荷重が作用した際に荷重伝達部材を介して入力された荷重によってサイドフレームが変形するのを抑制する補強構造を設けたことを特徴とする車体の側突荷重支持構造。
  9. 車体側面部から側突荷重が入力された際に、車両シートのシートバック内の一対のサイドフレーム間で車幅方向に亘って架設された荷重伝達部材を、車体フロア上の車幅方向中央部に設けた荷重支持部材に当接させ、側突荷重を当該荷重伝達部材を介して当該荷重支持部材に伝達して支持する車体の側突荷重支持方法において、
    前記サイドフレームに補強部を設けて、側突荷重によって当該サイドフレームが変形するのを抑制するようにしたことを特徴とする車体の側突荷重支持方法。
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