JP2009001778A - エチレン系重合体組成物およびフィルム - Google Patents

エチレン系重合体組成物およびフィルム Download PDF

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Abstract

【課題】直鎖状低密度ポリエチレンの有する衝撃強度を過度に低下させることなく透明性を高めたエチレン系重合体組成物、および、該重合体組成物を押出成形してなるフィルムを提供する。
【解決手段】下記成分(A)と下記成分(B)とを含有し、成分(B)の含有量が成分(A)100重量部あたり0.1〜20重量部であるエチレン系重合体組成物。
(A):密度が890〜925kg/m3、メルトフローレート(MFR)が0.1〜10g/10分、流動の活性化エネルギー(Ea)が50kJ/mol未満であるエチレン−α−オレフィン共重合体
(B):密度が890〜925kg/m3、極限粘度[η]が4〜15dL/g、Eaが50kJ/mol未満であるエチレン−α−オレフィン共重合体
【選択図】なし

Description

本発明は、エチレン系重合体組成物およびフィルムに関するものである。
食品、医薬品、日用雑貨などの包装に用いられる包装材には、エチレン系重合体を押出成形してなるフィルムやシートが多く用いられている。エチレン系重合体において、エチレンとα−オレフィンとの直鎖状の共重合体、いわゆる直鎖状低密度ポリエチレンは、高圧法低密度ポリエチレンに比べて衝撃強度に優れる。そのため、直鎖状低密度ポリエチレンからなる包装材は、高圧法低密度ポリエチレンからなる包装材よりも薄肉とすることが可能である。
一方、直鎖状低密度ポリエチレンは、高圧法低密度ポリエチレンに比べて透明性に劣ることがある。包装材には透明性が要求されるものがあるため、直鎖状低密度ポリエチレンの透明性を改良する方法が種々検討されている。例えば、直鎖状低密度ポリエチレンに高圧法低密度ポリエチレンを5〜30重量%配合した重合体組成物とすることが提案されている(特許文献1、2参照。)。
特公昭62−3177号公報 特開平11−181173号公報
しかしながら、上記重合体組成物では、高圧法低密度ポリエチレンを配合することによって、透明性は改良されるものの、衝撃強度が大きく低下することがあり、上記重合体組成物は、必ずしも十分満足のいくものではなかった。
かかる状況のもと、本発明は、上述したような問題点を解決し、直鎖状低密度ポリエチレンの有する衝撃強度を過度に低下させることなく透明性を高めたエチレン系重合体組成物、および、該重合体組成物を押出成形してなるフィルムを提供するものである。
本発明により、直鎖状低密度ポリエチレンの有する衝撃強度を過度に低下させることなく透明性を高めたエチレン系重合体組成物、および、該重合体組成物を押出成形してなるフィルムを提供することができる。
本発明の第一は、下記成分(A)と下記成分(B)とを含有し、成分(B)の含有量が成分(A)100重量部あたり0.1〜20重量部であるエチレン系重合体組成物にかかるものである。
成分(A):下記要件(a1)〜(a3)の全てを充足するエチレン−α−オレフィン共重合体
(a1)密度が890〜925kg/m3である。
(a2)メルトフローレート(MFR)が0.1〜10g/10分である。
(a3)流動の活性化エネルギー(Ea)が50kJ/mol未満である。
成分(B):下記要件(b1)〜(b3)の全てを充足するエチレン−α−オレフィン共重合体
(b1)密度が890〜925kg/m3である。
(b2)テトラリン溶液で測定した極限粘度[η]が4〜15dL/gである。
(b3)流動の活性化エネルギー(Ea)が50kJ/mol未満である。
本発明の第二は、上記エチレン系重合体組成物を押出成形してなるフィルムにかかるものである。
成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体は、エチレンに基づく単量体単位とα−オレフィンに基づく単量体単位とを含む共重合体である。該α−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ドデセン、4−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ヘキセン等があげられ、これらは単独で用いられていてもよく、2種以上を併用されていてもよい。α−オレフィンとしては、好ましくは、炭素原子数3〜20のα−オレフィンであり、より好ましくは、炭素原子数4〜8のα−オレフィンであり、更に好ましくは、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、4−メチル−1−ペンテンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンである。
成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体としては、上記のエチレンに基づく単量体単位およびα−オレフィンに基づく単量体単位に加え、本発明の効果を損なわない範囲において、他の単量体に基づく単量体単位を有していてもよい。他の単量体としては、例えば、共役ジエン(例えばブタジエンやイソプレン)、非共役ジエン(例えば1,4−ペンタジエン)、アクリル酸、アクリル酸エステル(例えばアクリル酸メチルやアクリル酸エチル)、メタクリル酸、メタクリル酸エステル(例えばメタクリル酸メチルやメタクリル酸エチル)、酢酸ビニル等があげられる。
成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体としては、例えば、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−1−オクテン共重合体、エチレン−1−ブテン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−1−ブテン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−1−ブテン−1−オクテン共重合体等があげられる。
成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体において、エチレンに基づく単量体単位の含有量が、エチレン−α−オレフィン共重合体の全重量(100重量%)に対して、通常、80〜98重量%であり、α−オレフィンに基づく単量体単位の含有量が、エチレン系重合体の全重量(100重量%)に対して、通常、2〜20重量%である。
成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体の密度(単位はkg/m3である。)は、890〜925kg/m3である。該密度は、剛性を高める観点から、好ましくは900kg/m3以上であり、より好ましくは905kg/m3以上であり、更に好ましくは910kg/m3以上である。また、透明性、衝撃強度を高める観点から、好ましくは920kg/m3以下である。該密度は、JIS K6760−1995に記載のアニーリングを行った後、JIS K7112−1980に規定された水中置換法に従って測定される。
成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体のメルトフローレート(MFR;単位はg/10分である。)は、0.1〜10g/10分である。該MFRは、成形加工時の押出負荷を低減する観点から、好ましくは0.5g/10分以上であり、より好ましくは0.8g/10分以上である。また、衝撃強度を高める観点から、好ましくは5g/10分以下である。該メルトフローレートは、JIS K7210−1995に規定された方法に従い、温度190℃、荷重21.18Nの条件で、A法により測定される値である。
成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体は、分子鎖が直鎖状の重合体あるいは本発明としての実質的に直鎖状の重合体の重合体であり、その流動の活性化エネルギー(Ea;単位はkJ/molである。)は、50kJ/mol未満である。該Eaは、透明性、衝撃強度を高める観点から、好ましくは40kJ/mol以下であり、より好ましくは35kJ/mol以下である。
流動の活性化エネルギー(Ea)は、温度−時間重ね合わせ原理に基づいて、190℃での溶融複素粘度(単位:Pa・sec)の角周波数(単位:rad/sec)依存性を示すマスターカーブを作成する際のシフトファクター(aT)からアレニウス型方程式により算出される数値であって、以下に示す方法で求められる値である。すなわち、130℃、150℃、170℃、190℃、210℃の温度の中から、190℃を含む4つの温度について、夫々の温度(T、単位:℃)におけるエチレン−α−オレフィン共重合体の溶融複素粘度−角周波数曲線を、温度−時間重ね合わせ原理に基づいて、各温度(T)での溶融複素粘度−角周波数曲線毎に、190℃でのエチレン系共重合体の溶融複素粘度−角周波数曲線に重ね合わせた際に得られる各温度(T)でのシフトファクター(aT)を求め、夫々の温度(T)と、各温度(T)でのシフトファクター(aT)とから、最小自乗法により[ln(aT)]と[1/(T+273.16)]との一次近似式(下記(I)式)を算出する。次に、該一次式の傾きmと下記式(II)とからEaを求める。
ln(aT) = m(1/(T+273.16))+n (I)
Ea = |0.008314×m| (II)
T :シフトファクター
Ea:流動の活性化エネルギー(単位:kJ/mol)
T :温度(単位:℃)
上記計算は、市販の計算ソフトウェアを用いてもよく、該計算ソフトウェアとしては、Rheometrics社製 Rhios V.4.4.4などがあげられる。
なお、シフトファクター(aT)は、夫々の温度(T)における溶融複素粘度−角周波数の両対数曲線を、log(Y)=−log(X)軸方向に移動させて(但し、Y軸を溶融複素粘度、X軸を角周波数とする。)、190℃での溶融複素粘度−角周波数曲線に重ね合わせた際の移動量であり、該重ね合わせでは、夫々の温度(T)における溶融複素粘度−角周波数の両対数曲線は、角周波数をaT倍に、溶融複素粘度を1/aT倍に移動させる。
また、130℃、150℃、170℃、190℃、210℃の中から190℃を含む4つの温度でのシフトファクターと温度から得られる一次近似式(I)式を最小自乗法で求めるときの相関係数は、通常、0.99以上である。
上記の溶融複素粘度−角周波数曲線の測定は、粘弾性測定装置(例えば、Rheometrics社製Rheometrics Mechanical Spectrometer RMS−800など。)を用い、通常、ジオメトリー:パラレルプレート、プレート直径:25mm、プレート間隔:1.2〜2mm、ストレイン:5%、角周波数:0.1〜100rad/秒の条件で行われる。なお、測定は窒素雰囲気下で行われ、また、測定試料には予め酸化防止剤を適量(例えば1000ppm)を配合することが好ましい。
成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体は、チーグラー系触媒、メタロセン系触媒(好ましくは非架橋型メタロセン錯体を用いた触媒である。)等、公知のオレフィン重合用触媒を用いて、液相重合法、スラリー重合法、気相重合法、高圧イオン重合法等の公知の重合方法によって、エチレンとα−オレフィンとを共重合することにより製造される。これらの重合法は、回分重合法、連続重合法のいずれでもよく、2段階以上の多段重合法でもよい。また、市販の該当品を用いてもよい。
成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体は、エチレンに基づく単量体単位とα−オレフィンに基づく単量体単位とを含む共重合体である。該α−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ドデセン、4−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ヘキセン等があげられ、これらは単独で用いられていてもよく、2種以上を併用されていてもよい。α−オレフィンとしては、好ましくは、炭素原子数3〜20のα−オレフィンであり、より好ましくは、炭素原子数4〜8のα−オレフィンであり、更に好ましくは、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンである。
成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体としては、上記のエチレンに基づく単量体単位およびα−オレフィンに基づく単量体単位に加え、本発明の効果を損なわない範囲において、他の単量体に基づく単量体単位を有していてもよい。他の単量体としては、例えば、共役ジエン(例えばブタジエンやイソプレン)、非共役ジエン(例えば1,4−ペンタジエン)、アクリル酸、アクリル酸エステル(例えばアクリル酸メチルやアクリル酸エチル)、メタクリル酸、メタクリル酸エステル(例えばメタクリル酸メチルやメタクリル酸エチル)、酢酸ビニル等があげられる。
成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体としては、例えば、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−1−オクテン共重合体、エチレン−1−ブテン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−1−ブテン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−1−ブテン−1−オクテン共重合体等があげられる。好ましくは、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−1−ブテン−1−ヘキセン共重合体である。
成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体において、エチレンに基づく単量体単位の含有量は、エチレン−α−オレフィン共重合体の全重量(100重量%)に対して、通常、50〜99.5重量%であり、好ましくは、80〜99重量%である。また、α−オレフィンに基づく単量体単位の含有量は、エチレン系重合体の全重量(100重量%)に対して、通常、0.5〜50重量%であり、好ましくは、1〜20重量%である。
成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体の密度(単位はkg/m3である。)は、890〜925kg/m3である。該密度は、剛性を高める観点から、好ましくは890kg/m3以上であり、より好ましくは900kg/m3以上である。また、透明性、衝撃強度を高める観点から、好ましくは920kg/m3以下であり、より好ましくは915kg/m3以下である。該密度は、JIS K6760−1995に記載のアニーリングを行った後、JIS K7112−1980に規定された水中置換法に従って測定される。
成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体のテトラリン溶液中での極限粘度([η];単位はdL/gである。)は、4〜15g/10分である。該[η]は、透明性を高める観点から、好ましくは5dL/g以上であり、より好ましくは6dL/g以上である。また、成形加工時の押出負荷を低減する観点から、好ましくは13dL/g以下であり、より好ましくは11dL/g以下である。該[η]は、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BHT)を0.5g/Lの濃度で溶解したテトラリン溶液(以下、ブランク溶液と記す。)と、重合体を濃度が1mg/mlとなるようにブランク溶液に溶解した溶液(以下、サンプル溶液と記す。)とを調製し、次に、ウベローデ型粘度計により、135℃におけるブランク溶液とサンプル溶液の降下時間を測定し、該降下時間から下記式により求められる。
[η]=23.3×log(ηrel)
ηrel=サンプル溶液の降下時間/ブランク溶液の降下時間
成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体の流動の活性化エネルギー(Ea;単位はkJ/molである。)は、50kJ/mol未満である。該Eaは、透明性、衝撃強度を高める観点から、好ましくは40kJ/mol以下であり、より好ましくは35kJ/mol以下である。該Eaは上述の方法で測定される。
成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体の結晶化温度(TcB;単位は℃である。)は、透明性を高める観点から、成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体の結晶化温度(TcA;単位は℃である。)と下記式(2)の関係を満たすことが好ましい。
TcB≦TcA+3 (2)
成分(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体および成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体の結晶化温度は、示差走査型熱量計により測定された発熱曲線での高さが最大のピークの温度である。該発熱曲線は、試料を、150℃まで昇温し、150℃で5分間保持し、150℃から25℃まで10℃/分の速度で降温し、25℃で5分間保持し、25℃から150℃まで10℃/分の速度で昇温し、150℃で5分間保持する状態調整した後、150℃から25℃まで10℃/分で降温して測定する。
成分(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体は、チーグラー系触媒、メタロセン系触媒(好ましくは、アルキレン基やシリレン基等の架橋基で(置換)シクロペンタジエニル基と(置換)フルオレニル基とが結合された配位子を有するメタロセン錯体を用いた触媒である。)等、公知のオレフィン重合用触媒を用いて、液相重合法、スラリー重合法、気相重合法、高圧イオン重合法等の公知の重合方法によって、エチレンとα−オレフィンとを共重合することにより製造される。これらの重合法は、回分重合法、連続重合法のいずれでもよい。また、市販の該当品を用いてもよい。
本発明のエチレン系重合体組成物は、成分(A)と成分(B)を含有する。成分(B)の含有量は、成分(A)100重量部あたり0.1〜20重量部である。成分(B)の含有量は、透明性を高める観点から、成分(A)100重量部あたり、好ましくは、0.3重量部以上であり、より好ましくは0.5重量部以上である。また、成分(B)の含有量が多すぎると、透明性が低下することや成形加工時の押出負荷が高くなることがある。成分(B)の含有量は、成分(A)100重量部あたり、好ましくは15重量部以下であり、より好ましくは10重量部以下である。
本発明のエチレン系重合体組成物には、必要に応じて、公知の添加剤を含有させてもよい。添加剤としては、例えば、酸化防止剤、耐候剤、滑剤、抗ブロッキング剤、帯電防止剤、防曇剤、無滴剤、顔料、フィラー等があげられる。
本発明のエチレン系重合体組成物の製造方法としては、成分(A)および成分(B)をそれぞれ製造した後に混合する方法、重合反応によって成分(A)と成分(B)との組成物を製造する方法等があげられる。
成分(A)および成分(B)をそれぞれ製造した後に混合する方法としては、(1)伸長流動混練ダイ(例えば、Utracki等により開発された米国特許5、451、106号公報に記載されているダイ。)を備えた押出機、(2)ギアポンプを有する異方向二軸スクリューを備えた押出機(スクリュー部からダイまでの間に滞留部があることが好ましい。)等の押出機で、溶融混練処理する方法、オルト−ジ−クロロベンゼンやキシレンなどの溶媒を、樹脂が溶解する温度まで昇温し、溶液混合してからエタノールなどの貧溶媒で沈殿させ沈殿物を回収する方法等があげられる。
重合によって成分(A)と成分(B)との組成物を製造する方法としては、2種類のオレフィン重合触媒を用いて重合する方法、例えば、チーグラー系触媒とメタロセン系触媒とを組み合わせて重合する方法、2種類のメタロセン錯体を用いて重合する方法をあげることができる。また、多段重合法により、例えば、前段重合で成分(B)を製造し、後段重合で成分(A)を製造する方法をあげることができる。
本発明のエチレン系重合体組成物は、公知の成形方法、例えば、インフレーションフィルム成形法やTダイフィルム成形法などの押出成形法、中空成形法、射出成形法、圧縮成形法などにより、フィルム、シート、ボトル、トレー等に成形される。成形方法としては、押出成形法が好適に用いられる。また、本発明のエチレン系重合体組成物は、好適にはフィルムに成形されて用いられる。
本発明のエチレン系重合体組成物は、透明性および衝撃強度に優れ、該エチレン系重合体組成物を成形してなる成形体は、食品包装や表面保護などの種々の用途に用いられる。
以下、実施例および比較例により本発明を説明する。
実施例および比較例での物性は、次の方法に従って測定した。
(1)密度(単位:Kg/m3
JIS K7112−1980に規定された水中置換法に従い密度を測定した。なお、試料には、JIS K6760−1995に記載のアニーリングを行った。
(2)メルトフローレート(MFR、単位:g/10分)
JIS K7210−1995に規定された方法に従い、荷重21.18Nおよび温度190℃の条件で、A法により、メルトフローレートを測定した。
(3)極限粘度([η]、単位:dl/g)
2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BHT)を0.5g/Lの濃度で溶解したテトラリン溶液(以下、ブランク溶液と記す。)と、重合体を濃度が1mg/mlとなるようにブランク溶液に溶解した溶液(以下、サンプル溶液と記す。)とを調製した。ウベローデ型粘度計により、135℃におけるブランク溶液とサンプル溶液の降下時間を測定した。降下時間から下記式により極限粘度[η]を求めた。
[η]=23.3×log(ηrel)
ηrel=サンプル溶液の降下時間/ブランク溶液の降下時間
(4)流動の活性化エネルギー(Ea、単位:kJ/mol)
粘弾性測定装置(Rheometrics社製Rheometrics Mechanical Spectrometer RMS−800)を用いて、下記測定条件で130℃、150℃、170℃および190℃での溶融複素粘度−角周波数曲線を測定した。
次に、得られた溶融複素粘度−角周波数曲線から、Rheometrics社製計算ソフトウェア Rhios V.4.4.4を用いて、190℃での溶融複素粘度−角周波数曲線のマスターカーブを作成し、流動の活性化エネルギー(Ea)を求めた。
<測定条件>
ジオメトリー:パラレルプレート
プレート直径:25mm
プレート間隔:1.5〜2mm
ストレイン :5%
角周波数 :0.1〜100rad/秒
測定雰囲気 :窒素
(5)結晶化温度(単位:℃)
示差走査型熱量計(入力補償型 PERKIN−ELMER社製 PYRIS Diamond DSC)を用いて結晶化温度の測定を行った。試料8〜10mgをアルミパンに詰め150℃まで昇温し、150℃で5分間保持したあと150℃から25℃まで10℃/分の速度で降温し、25℃で5分間保持したあと25℃から150℃まで10℃/分の速度で昇温し、150℃で5分間保持し、次いで150℃から25℃まで10℃/分で降温して発熱曲線を測定した。発熱曲線での高さが最大のピークの温度を結晶化温度とした。
(6)分子量分布(Mw/Mn)
ゲル・パーミエイション・クロマトグラフ(GPC)法を用いて、下記の条件(1)〜(8)により、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)を測定し、分子量分布(Mw/Mn)を求めた。クロマトグラム上のベースラインは、試料溶出ピークが出現するよりも十分に保持時間が短い安定した水平な領域の点と、溶媒溶出ピークが観測されたよりも十分に保持時間が長い安定した水平な領域の点とを結んでできる直線とした。
(1)装置:Waters製Waters150C
(2)分離カラム:TOSOH TSKgelGMH6−HT 2本
(3)測定温度:140℃
(4)キャリア:オルトジクロロベンゼン
(5)流量:1.0mL/分
(6)注入量:500μL
(7)検出器:示差屈折
(8)分子量標準物質:標準ポリスチレン
(7)フィルムの透明性
ASTM1003に従って、フィルムのヘイズを測定した。ヘイズが小さいほど、フィルムの透明性が優れる。
(8)フィルムの衝撃強度
恒温槽付フィルムインパクトテスター(東洋精機製)を用い、振り子先端の貫通部形状を15mmφの半円球とし、有効試験片面積を50mmφの円形にして、23℃でのフィルムの衝撃穴開け強さを測定した。
実施例1
(1)成分(B)の調製
窒素置換した撹拌機、邪魔板を備えた200L反応器に、ヘキサン80L、テトラエトキシシラン20.6kgおよびテトラブトキシチタン2.2kgを投入し、撹拌した。次に、前記攪拌混合物に、ブチルマグネシウムクロリドのジブチルエーテル溶液(濃度2.1モル/L)50Lを反応器の温度を5℃に保ちながら4時間かけて滴下した。滴下終了後、5℃で1時間、更に20℃で1時間撹拌し、濾過し、固体成分を得た。次に得られた固体成分をトルエン70Lで3回洗浄し、固体成分にトルエン63Lを加えて、スラリーとした。
撹拌機を備えた内容積210Lの反応器を窒素で置換し、固体成分のトルエンスラリーを該反応器に仕込み、テトラクロロシラン14.4kg、フタル酸ジ(2−エチルヘキシル)9.5kgを投入し、105℃で2時間攪拌した。次いで、固液分離し、得られた固体を、95℃にて、トルエン90Lで3回洗浄した。固体にトルエン63Lを加え、70℃に昇温し、TiCl4 13.0kgを投入し、105℃で2時間攪拌した。次いで、固液分離し、得られた固体を、95℃にて、トルエン90Lでの6回洗浄し、更に、室温にて、ヘキサン90Lで2回洗浄した。洗浄後の固体を乾燥して、固体触媒成分を得た。
内容積3Lの撹拌機付きオートクレーブを十分乾燥し、オートクレーブを真空にし、ブタン500gおよび1−ブテン250gを仕込み、70℃に昇温した。次に、エチレンを分圧で1.0MPaとなるように加えた。トリエチルアルミニウム5.7ミリモル、固体触媒成分10.7mgをアルゴンによって圧入して重合を開始した。圧力が一定となるようにエチレンを連続して供給し、70℃で180分間重合を行った。重合によりエチレン−1−ブテン共重合体(以下、B1と記す。)を得た。重合体B1の物性値を表1に示した。
(2)エチレン系重合体組成物の調製
エチレン−1−ブテン共重合体(住友化学(株)製 スミカセンL FS240;以下、A1と記す。物性値を表1に示した。)を98重量部と、重合体B1を2重量部と、(A1)と(B1)の総重量100重量部あたり2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BHT)を1重量部混合した混合物(重合体(A1)100重量部あたり重合体(B1)2重量部)を、重合体(A1)と重合体(B1)を合わせた濃度が2重量%となるように120℃のキシレンに溶解し、1.5時間撹拌した。次に、キシレン溶液をメタノールに滴下し、沈殿物を得た。該沈殿物が、エチレン系重合体組成物である。
(3)フィルム加工
エチレン系重合体組成物に、酸化防止剤(住友化学(株)製 スミライザーGP)1000ppmおよびステアリン酸カルシウム800ppmを配合し、インフレーションフィルム成形機(ランドキャッスル社製、単軸押出機(径15mmφ)、ダイス(ダイ径125mmφ、リップギャップ2.0mm))により、加工温度200℃、押出量150g/hr、フロストライン高さ20mm、ブロー比2.0、フィルム引取速度2.2m/minの加工条件で厚み20μmのインフレーションフィルムを成形した。得られたフィルムの物性評価結果を表2に示した。
実施例2
エチレン系重合体組成物の調製において、重合体A1を99重量部、重合体B1を1重量部とした以外は、実施例1と同様に行った(重合体(A1)100重量部あたり重合体(B1)1重量部)。得られたフィルムの物性評価結果を表2に示した。
実施例3
エチレン系重合体組成物の調製において、重合体A1を99.5重量部、重合体B1を0.5重量部とした以外は、実施例1と同様に行った(重合体(A1)100重量部あたり重合体(B1)0.5重量部)。得られたフィルムの物性評価結果を表2に示した。
実施例4
エチレン系重合体組成物の調製において、重合体A1を95重量部、重合体B1を5重量部とした以外は、実施例1と同様に行った(重合体(A1)100重量部あたり重合体(B1)5.3重量部)。得られたフィルムの物性評価結果を表2に示した。
比較例1
エチレン系重合体組成物に替えて重合体A1を用いた以外は、実施例1のフィルム加工と同様に行った。得られたフィルムの物性評価結果を表2に示した。
比較例2
(1)エチレン系重合体組成物の調製
重合体A1を80重量部と、高圧法低密度ポリエチレン(住友化学(株)製 スミカセン F410−7;以下、C1と記す。物性値を表1に示した。)を20重量部と、(A1)と(C1)の総重量100重量部あたり2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BHT)を1重量部混合した混合物(重合体(A1)100重量部あたり重合体(C1)25重量部)を、重合体(A1)と重合体(C1)を合わせた濃度が2重量%となるように120℃のキシレンに溶解し、1.5時間撹拌した。次に、キシレン溶液をメタノールに滴下し、沈殿物を得た。該沈殿物が、エチレン系重合体組成物である。
(2)フィルム加工
エチレン系重合体組成物に、酸化防止剤(住友化学(株)製 スミライザーGP)1000ppmおよびステアリン酸カルシウム800ppmを配合し、次に、エチレン系重合体組成物をインフレーションフィルム成形機(ランドキャッスル社製、単軸押出機(径0.5インチφ)、ダイス(ダイ径0.625インチφ、リップギャップ0.03インチ))により、加工温度200℃、押出量170g/hr、フロストライン高さ20mm、ブロー比2.0、フィルム引取速度2.0m/minの加工条件で厚み20μmのインフレーションフィルムを成形した。得られたフィルムの物性の評価結果を表2に示した。
比較例3
エチレン系重合体組成物の調製において、重合体(A1)を98重量部、重合体B1の代わりに高分子量高密度ポリエチレン(三井化学(株)製 ハイゼックスミリオン145M;以下、B2と記す。物性値を表1に示した。)を2重量部とした以外は、実施例1と同様に行った(重合体(A1)100重量部あたり重合体(B2)2重量部)。得られたフィルムの物性評価結果を表2に示した。
比較例4
エチレン系重合体組成物の調製において、重合体(A1)の代わりに直鎖状低密度ポリエチレン(住友化学(株)製 スミカセン−L GA801;A2と示す。物性値を表1に示した。)を90重量部、重合体(B1)を10重量部とした以外は、実施例1と同様に行った(重合体(A2)100重量部あたり重合体(B1)11重量部)。得られたフィルムの物性評価結果を表2に示した。
Figure 2009001778
Figure 2009001778

Claims (2)

  1. 下記成分(A)と下記成分(B)とを含有し、成分(B)の含有量が成分(A)100重量部あたり0.1〜20重量部であるエチレン系重合体組成物。
    成分(A):下記要件(a1)〜(a3)の全てを充足するエチレン−α−オレフィン共重合体
    (a1)密度が890〜925kg/m3である。
    (a2)メルトフローレート(MFR)が0.1〜10g/10分である。
    (a3)流動の活性化エネルギー(Ea)が50kJ/mol未満である。
    成分(B):下記要件(b1)〜(b3)の全てを充足するエチレン−α−オレフィン共重合体
    (b1)密度が890〜925kg/m3である。
    (b2)テトラリン溶液で測定した極限粘度[η]が4〜15dL/gである。
    (b3)流動の活性化エネルギー(Ea)が50kJ/mol未満である。
  2. 請求項1に記載のエチレン系重合体組成物を押出成形してなるフィルム。
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