JP2008522931A - ナノ微粒子形状のTiO2分散の調製方法、並びにこの方法により得られる分散及びTiO2分散利用による表面特性変化 - Google Patents

ナノ微粒子形状のTiO2分散の調製方法、並びにこの方法により得られる分散及びTiO2分散利用による表面特性変化 Download PDF

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Abstract

結晶構造アナテーズ形状でのTiOのナノ微粒子分散を調製するための方法に関し、前述の方法によって分散は得られ、該分散は表面上への光触媒コーティングの調製及びガスと液体の光触媒浄化に役立つ。

Description

本発明は、ナノな粒子の形状をしている化合物を調製する方法の分野に関し、特にナノ微粒子の形状をしているTiOの分散を調製する方法に関する。
二酸化チタンは、特に塗料中及び紙製品中と合成ゴム製品中に、良好な染色力の白色顔料として使用される。二酸化チタンの最近の利用は、その光触媒活性、つまりその発生容量、紫外光の作用による、ベンゼン、ジオキサン及び他の有機汚染物質のような有毒物質又は中毒物質、及びガビや細菌のような不快で伝染性の物質の酸化分解反応に触媒作用を及ぼすことができるラジカル種、を開発するものである。これらの利用は、環境分野での汚染物質との戦いから掃除及び殺菌の分野まで及ぶ。
前記二酸化チタンの利用について、光触媒効果を最大限にするために、処理されたものを表面上にコーティングとして使用される。二酸化チタンの結晶形状、すなわちアナテーズは、化学上安定していて容易に利用可能なことに加えて、それが更に他の2つの結晶形状、ルチル及び板チタン石より大きな光触媒活性を有するので、この種の利用に好ましい。
一方では、太陽スペクトルを含めた二酸化チタン吸収スペクトルの重なりは、そのアナテーズ形状でさえあまり良好ではなく、低光触媒効率を示す。従って、例えば、他の金属をドープする又はナノ微粒子形状をしている当該化合物の調製により、変性TiOを作製する様々な試みがなされた;従って、この方法で、表面領域及び光触媒効率は広大に増加される。
アナテーズTiO、ナノ微粒子形状でさえ調製する様々な工程は公知であるが、しかし、出願人が知っている限り、これらの工程は全て得られている粉末TiOに結びつく。
高沸点アルコール中でナノ微粒子の懸濁液を調製方法は、例えば、C.Feldmannの「ナノスケール機能材料の合成を成立させる多価アルコール」に記述された多価アルコール方法であり、長い間非常に安定した懸濁液を得ることを可能にするが、現在要求される方法に反して、それは重縮合の抑制剤として鉱酸を使用する(この関連は特許文献1も参照)。
光触媒コーティングを調製するために使用可能であるこの粉状材料は適切な溶剤中で分散されるはずで、そして恐らくコーティング付着を向上させるために添加を含んで化成されるだろう。しかしながら、これは微粒子材料の活性及び光触媒効率を維持することを不可能にして、二酸化チタン粒子を凝固させる。更に、時間と共にこれらに分散中のTiO粒子は、それらが貯蔵の間に安定性問題を引き起こし貯蔵される容器の底にゆっくり下降する傾向がある。
国際公開第99/62822号パンフレット
従って、アナテーズ形状での二酸化チタンのナノ微粒子分散を安定して調製することができる方法の提供の必要が感じられた。
出願人が今、アナテーズ形状のTiOナノ微粒子、かつ既に適切な溶剤中で分散したものが得られ、それは光触媒コーティングの調製に直接使用可能である方法を考案した。発明の方法で得られた分散は、貯蔵が長引いた後でさえ粒子凝析現象に結びつかず、調製されコーティングが、分散均一のおかげで微粒子材料の光触媒活性を維持することを可能にする。
従って、本発明は、次の工程:
i)適切な錯体化溶剤でチタンアルコキシドを反応させる工程;
ii)小容量になるまで工程i)に由来の溶液の蒸留工程;
iii)工程ii)に由来した溶液に水と共に前記錯体化溶剤、及び1つ以上の重縮合抑制剤を添加し、その後、所望のナノ微粒子分散を得るために還流下で反応混合物を加熱する工程
を含んでいる、水と適切な錯体化溶剤との混合物中のアナテーズTiOのナノ微粒子分散の調製方法を提供する。
二酸化チタン、TiOのナノ微粒子の懸濁液を得る別の方法は、チタンメトキシド、チタンエトキシド、チタンノルマルプロポキシド、チタンイソプロポキシド、チタンノルマルブトキシド及びチタンイソブトキシドのようなチタンアルコキシドの加水分解である。チタンイソプロポキシドは前述された同じ理由のために好ましい。
チタンイソプロポキシドは、鉱酸(塩酸又は硝酸のような)を含有する熱水溶液及び非イオン界面活性剤(トリトンX−100のような)が添加される。加水分解方法は、24時間還流が維持される。
更に発明は、前述の方法で得ることができる、水と適切な錯体化溶剤との混合物中のアナテーズTiOのナノ微粒子分散を提供し、そして抗菌作用、ガスと液体の光触媒浄化、及び日光から皮膚を保護する化粧用処方の調製のための光触媒な表面コーティングを調製するためにそれらが使用される。
発明の特性及び利点は、次の記述で詳細に例証されるであろう。
発明の方法で、工程i)中で使用した水/錯体化溶剤の混合物中で直接起こるアナテーズ形状のTiOの化成は、方法の最後に大きさが3〜20nm間のTiO粒子の分散を得る。粒径測定は、XRD(X線回折)、FEG−SEM(電界放出型電子銃−走査電子顕微鏡)、TEM(透過型電子顕微鏡)及びDLS(動的光散乱)のような、当技術の専門家に有名な異なる技術で試みられた。これらの分散は、溶液混合物中にナノ粉末を分散させることにより調製されたものとは対照的に、分散の貯蔵が長引いた後でさえ、化成を塊にする、及び凝析現象と沈降反応現象のどちらも示さない。
このタイプの分散の利点は明白で、その上に調製することができるコーティングの等質と光触媒の有効性に関係がある。DLS(動的光散乱)技術によって測定された、発明の方法で入手可能な分散の多分散指数は、0.3未満であり、そのゆえに発明の分散を、ナノ微粒子粉末を調製する伝統的方法で入手可能なものと区別し、そしてその後、溶剤中でそれを分散させる。私たちのナノ微粒子分散の典型的なTEM画像は、図2に示される。
本方法中で開始生成物として使用されるチタンアルコキシドは、例えば、チタンメトキシド、チタンエトキシド、チタンノルマルプロポキシド、チタンイソプロポキシド、チタンノルマルブトキシド及びチタンイソブトキシドから成る群から選ぶことができる。
これらの生成物中で、チタンイソプロポキシドは、様々な理由のため本方法で好ましい開始化合物である。使用することができるチタン化合物中で、最も高価ではなく、そして本方法の条件下の最良の反応性を持っているものである;更に、その使用は工程ii)の副産物として得られているイソプロピルアルコールに結びつき、生成物は発明の方法から容易に復元可能で、また洗剤産業でのその広い使用法のために評価される。
本方法の中で典型的に使用される錯体化溶剤は、例えば200〜600の分子量を有するエチレングリコール、ジエチレングリコール及びポリエチレングルコースである。10,000までの分子量の長鎖ポリエチレングルコースも使用することができる。この場合、方法の最後とその後の冷却で、液体中のTiO分散の代わりに、TiOのナノ微粒子は固体基質中に分散して得られる。最終生産物は、TiOのナノ寸法で保存され、そして液体分散のために低い多分散指数が観察される。好ましい錯体化溶剤はジエチレングリコールである。
優れた結果は、チタンイソプロポキシドとジエチレングリコールをモル比率1:3で用いた、反応工程i)を実施することにより得られた。
本発明の範囲内で、少なくとも1つの鉱酸と1つの有機酸とを含む混合物が、典型的に用語「重縮合抑制剤」手段であり、鉱酸は例えば、塩酸、硝酸、硫酸、過塩素酸、臭化水素酸及びヨウ化水素酸から成る群から選ぶことができ、有機酸は酢酸が好ましい。
本方法の特に好ましい具体例によれば、重縮合抑制剤は塩酸と酢酸の混合物である。
鉱酸の量が反応混合物の全体積の0.1〜10体積%で、一方で有機酸の量が反応混合物の全体積の1〜20体積%であるよう重縮合抑制剤の量が添加される。
発明に従って使用される水/錯体化溶剤の混合物は、実際にあるタイプでの利用、コーティング生成物が皮膚との接触が宿命づけられている化粧分野又は織物分野での利用でさえ、光触媒コーティングを調製するために直接使用することができる。
それらがコーティング調製のために使用される場合、本分散は、接着を向上させる薬剤又は所望の希釈を得るために水又はエタノールのような溶剤のように表面コーティングの分野で一般に使用される添加剤と希釈剤で形成することができる。
それらが代りに液体又はガスの生成物を浄化するために使用される場合、本分散は、シリカゲル担体上、又は、ガラス、セラミックス、多孔性セラミックス、繊維、織物等のような良好な接着特性を備えた別の適切な無機担体上で、それぞれ吸着され、その後、それらはそのまま又は希釈され液体に浸される又は設置され、容器内を通過した浄化されたガスが泡立つ。
表面上に本分散で調製されたコーティングが適用されるかもしれない担体は、ロール上の出来上がった繊維織物のものから、セラミック生成物、ガラス、金属又は鏡担体及び同種のものに及んで、非常に広い。
発明に従う表面コーティングの光触媒活性は、それ自体のコーティングが、UV光に晒された結果、抗菌特性、細菌発育抑制特性及び超親水特性を備えた表面を生むために、適切な波長、典型的に388nm未満の光に晒された後に示す。TiOコーティングした担体は、超親水性として知られる撥水性の完全な欠如を実証し、それによりTiO処理した表面の自己クリーニングを付与する。
更に、非常に小さなTiO粒径が与えられると、本分散はほとんど透明であり、それにより、それらが利用される表面の外観が変わることがなくそのままである。それらの透明性は、更に化粧分野で高防御UV太陽フィルター調製のために、それらを使用することは適している。
本分散の一層の利点は、高温でのそれらの挙動である。この点で、分散が適用された担体上の高温処理を要求するセラミック担体上に表面コーティングを適用しても、本分散は外観が変わることなく、アナテーズの結晶形状、及び加熱に先立ったコーティングのナノ微粒子性質は維持される。
本方法の特別の具体例に従って、Tiのドーピングは、本方法の工程i)あるいは二者択一の工程iii)において、それらの塩類のうちの1つの追加によって、遷移金属群、特にAg、Cu又はCeの中から選ばれた金属で達成することができる。この方法では、製法はAg、CuあるいはCeをドープしたTiO分散の形成に帰着し、UV光照射なしでさえその触媒活性を示すことができる。
発明のいくつかの実例となり制限されない例は、下記に挙げられる。
実施例1
Tiイソプロポキシドから開始する水/ジエチレングリコール中のアナテーズTiOのナノ微粒子分散の調製
ジエチレングリコール5.53リットルが20リットルのフラスコに注ぎ込まれ、チタンイソプロポキシド5.54リットルが添加される。反応混合物は5分間攪拌下で維持され、その後、小容量になるまで120℃に加熱して構成からイソプロピルアルコールを蒸留除去する。ジエチレングリコール11.1リットル、32−33%のw/w塩酸125ml、氷酢酸2.07リットル及び脱イオン水125mlを添加する。温度は180℃に達し、そして混合物は2時間還流下で維持される。
それによって得られた生成物は、以下のように特徴づけられる。
第1に、最終生成物中のTiOの濃度は、標準方法論に従って高周波誘導結合プラズマ原子発光(ICP)技術を用いて測定された。この分析から、分散中のTiO量は、分散全重量の5.7重量%と等しいと分かった。
前述されるように得られた分散の試料はオーブンで、溶剤が完全に蒸発するまで200℃で12時間乾燥された。それによって得られた粉末は、その後、その結晶構造を理解するために、フィリップス製X’Pert PRO回折計を使用してXRD分析された:図1で見ることができる、ディフラクトグラムによって示された位置とピークの強度はアナテーズに典型的である。
図1のディフラクトグラム、そして特に主要なピークの幅から、TiO粒子の平均寸法はシェレル(Sherrer)の式の適用により計算され、平均直径値4.5nmと等しいと見られた。
この値も、エタノールで1:100に希釈された後、前述されるように得られた分散の試料についての透過型電子顕微鏡観察から確認された。
実施例2
Tiエトキシドから開始する水/ジエチレングリコール中のアナテーズTiOのナノ微粒子分散の調製
ジエチレングリコール5.53リットルが20リットルのフラスコに注ぎ込まれ、チタンエトキシド3.76リットルが添加される。反応混合物は5分間攪拌下で維持され、その後、130℃に加熱して構成からエタノールを蒸留除去する。ジエチレングリコール11.1リットル、32−33%のw/w塩酸125ml、氷酢酸2.07リットル及び脱イオン水125mlを添加する。温度は180℃に達し、そして混合物は2時間還流下で維持される。
この生成物は、同じ結晶相及び同様の寸法の粒子を得るために、実施例1において与えられたような同じ方法で性質づけられた。更に、得られた生成物は、実施例1でのように調製された生成物を同様の結果を備えた実施例2、3及び4が得るために、上述された同じテストを行なうために使用された。
実施例3
Tiイソプロポキシドから開始する水中のアナテーズTiOのナノ微粒子分散の調製
塩酸100gr及び水中にトリトンX−100 1%のw/w溶液80grを備えた混合水を得て、水溶液18.720kgが20リットルのフラスコに注ぎ込まれた。反応混合物は、50℃に加熱された。チタンイソプロポキシド1.280kgを添加した。反応混合物は24時間50℃の還流下で維持される。それによって得られた生成物は、以下のように特徴づけられる。
第1に、最終生成物中のTiOの濃度は、標準方法論に従って高周波誘導結合プラズマ原子発光(ICP)技術を用いて測定された。この分析から、分散中のTiO量は、分散全重量の1.8重量%と等しいと分かった。
前述されるように得られた分散の試料はオーブンで、溶剤が完全に蒸発するまで100℃で12時間乾燥された。それによって得られた粉末は、その後、その結晶構造を理解するために、フィリップス製X’Pert PRO回折計を使用してXRD分析された。
実施例4
水/ジエチレングリコール中のTiOのナノ微粒子分散の織物上への利用
脱イオン水25mlが、前述の実施例1のように調製された分散液75mlに添加され、そうして分散液は希釈され、ボウル内に配置された。木綿織物の20cm×60cmの一片は、10秒間ボウルに浸され、その後、取り出され、そして過剰溶剤を取り除くためにシリコーン材料の2つのローラー間を通過した。その後、織物はオーブンで乾燥され、洗濯機中で洗われ、再び乾燥され、そしてコートした織物によって示されたUV線防護係数(UPF)は、この種の測定用の標準分光光度法と比較され、UPF35.40が見られた。
実施例5
水/ジエチレングリコール中でのTiOのナノ微粒子分散の羊毛上への利用
脱イオン水25mlが、前述の実施例1のように調製された分散液75mlに添加され、そうして分散液は希釈され、ボウル内に配置された。羊毛織物の20cm×60cmの一片は、10秒間ボウルに浸され、その後、取り出され、そして過剰溶剤を取り除くためにシリコーン材料の2つのローラー間を通過した。その後、織物はオーブンで乾燥され、洗濯機中で洗われ、再び乾燥された。この羊毛織物上で試験され、AATCC TM 100:99規格の観察で抗菌性特性があった。次の表に、試験の結果が報告される。
実施例6
水/ジエチレングリコール中のTiOのナノ微粒子分散の木綿糸上への利用
脱イオン水25mlが、前述の実施例1のように調製された分散液75mlに添加され、そうして分散液は希釈され、ボウル内に配置された。木綿糸はボウルに浸され、オーブン内で乾燥され、そして糸巻き上に巻き取られた。この糸で編まれた織物が得られ、そしてコートした織物によってUV線防護係数(UPF)が示される試験を行った。この特性は、標準分光光度法と比較され、UPF30.20が見られた。
実施例7
水/ジエチレングリコール中のTiOのナノ微粒子分散のセラミック表面上への利用−密着及び高温に対する抵抗に関する研究
実施例1において前述されるように調製されたナノ微粒子分散は、担体へ二酸化チタンの密着を促進するために、低融点フリットを5重量%添加し、低光沢のグレス(gres)担体上に光触媒コーティングを作製するために使用された。使用したフリットは、比較的低温度範囲、700℃に等しく、そして以下の化学組成を有する。
SiO 48.32% CaO 6.95%
Al 2.22% MgO 1.94%
O 0.049% LiO 13.9%
NaO 0.06% ZnO 4.05%
22.55%
実施例1の分散は、担体を浸漬コートによって適用され、700℃及び600℃の両方の熱サイクルに曝された。焼成処理後に、担体はそのオリジナルの外観を維持し、そしてコーティングと基質とが良好な付着力を実証した。
高温での本コーティングの挙動は高温粉末回折計(XRD−HT)によって調査された。それによって、約800℃にして初めてアナテーズからルチルに相転移が始まることが観察され、約900℃で完全に現れる。シェレルの式の適用によって、様々な温度でのナノ結晶の大きさも計算された。
下記の表1で、測定で得られた2θ角、晶子の大きさを計算する役目のシェレルの式に挿入された時のハーフ高さのピーク幅、晶子の大きさ、及び前記大きさに関する温度が与えられる。
同じ方法は、絶えず維持されたフリット焼成温度、だが焼成時間が異なる時に晶子サイズの増加を評価するために使用され、そしてこの場合、良好なコーティング付着は延長された焼成時間でさえ見つかり、時間以上だがコーティングの光触媒の有効性を縮小しないような利用可能な程度まで晶子サイズを増加する。
基質へのコーティングの付着力を確認するために、全試料は、エタノール中とアセトン中において異なる時間(5分及び60分)超音波サイクルに曝され、そして異なる摩損性の布の払拭(拭き取り)が繰り返された。全超音波サイクル後に、コーティング中に存在しているアナテーズ量がどんなに減少しているか確認するためにXRD分析が行なわれたが、しかしながら、実行された処理がTiOの結晶形状又は担体へのコーティングの付着量のいずれかにも影響を及ぼしていないことが見られた。
実施例8
水/ジエチレングリコール中のTiOのナノ微粒子分散のセラミック表面上への利用−光触媒効力
白色光滑性の、同じグレスの2つの試料が、メチレンブルーを10ppm含有する溶液と同量で「染色」された。2つの試料のうちの1つだけが、予め、実施例4に記述されるような発明の分散でコーティングされた。
その後、2つの試料は、10分、30分、60分、90分及び120分の様々な時間UVランプからの光が暴露された。処理していない試料においては、メチレンブルー染色の変化が観察されなかった一方、発明の分散で被覆された試料では青染色の漸進的な消失が観察された。同じ実験が、払拭不可能なマーカー染色で繰り返され、UV光に45分暴露された状態後では、コートを施した試料のみで汚れの消失が観察された。
上記2つの実験は、UVランプでの代わりに日光で繰り返され、同じ結果が得られた。
実施例9
水/ジエチレングリコールの中のTiOのナノ微粒子分散のガラス上への利用
実施例1の分散は、担体を浸漬コート又は噴霧によって適用され、200℃で30分間、及び500℃で30分間の熱サイクルに曝された。焼成処理後に、担体はそのオリジナルの外観を維持し、そしてコーティングと基質とが良好な付着力を実証した。
この試料は、メチレンブルーを10ppm含有している溶液で「染色」された。その後、試料はUVランプからの光が暴露され、そして青染色の漸進的な消失が観察された。この実験は、UVランプでの代わりに日光で繰り返され、同じ結果が得られた。
実施例10
水/ジエチレングリコール中のTiOのナノ微粒子分散のガラスセラミック表面上への利用
実施例1の分散は、担体を浸漬コート又は噴霧によって適用され、200℃で30分間、及び700℃で30分間の熱サイクルに曝された。焼成処理後に、担体はそのオリジナルの外観を維持し、そしてコーティングと基質とが良好な付着力を実証した。
この試料は、メチレンブルーを10ppm含有している溶液で「染色」された。その後、試料はUVランプからの光が暴露され、そして青染色の漸進的な消失が観察された。この実験は、UVランプでの代わりに日光で繰り返され、同じ結果が得られた。
実施例11
水/ジエチレングリコール中のTiOのナノ微粒子分散の様々な表面(ガラス、ガラス−セラミック、板ガラス、ボディーグレス)上への利用
実施例1の分散において、界面活性剤、例えば表面上に拡がることを改善する非イオン界面活性剤(トリトンX−100のような)を0.01〜10%添加する。この溶液は、担体を浸漬コート又は噴霧によって適用され、200℃で30分間、及びガラス用は500℃又はガラス−セラミック、板ガラス、ボディーグレス用は700℃で30分間の熱サイクルに曝された。焼成処理後に、担体はそのオリジナルの外観を維持し、そしてコーティングと基質とが良好な付着力を実証した。
この試料は、メチレンブルーを10ppm含有している溶液で「染色」された。その後、試料はUVランプからの光が暴露され、そして青染色の漸進的な消失が観察された。この実験は、UVランプでの代わりに日光で繰り返され、同じ結果が得られた。
実施例12
水中でTiOのナノ微粒子分散の無機材料及びポリエステル樹脂で得られたセラミックス複合上への利用
脱イオン水50mlが、前述の実施例1のように調製された分散液50mlに添加され、そうして分散液は希釈され、スプレーガン内に配置された。この試料は複合材料の表面上にスプレーされ、そしてその後に、1時間100℃で維持された。
この試料は、メチレンブルーを10ppm含有している溶液で「染色」された。その後、試料はUVランプからの光が暴露され、そして青染色の漸進的な消失が観察された。この実験は、UVランプでの代わりに日光で繰り返され、同じ結果が得られた。
実施例1において得られた生成物を、200℃で12時間乾燥した後のXRD分析から達したディフラクトグラムを示す。 TiOナノ微粒子のTEM写真(90000倍)である。 実施例8において得られた生成物のXRD分析から達したディフラクトグラムである。

Claims (22)

  1. 次の工程、
    i)適切な錯体化溶剤でチタンアルコキシドを反応させる工程;
    ii)小容量になるまで工程i)に由来の溶液の蒸留工程;
    iii)酸性条件下で、工程ii)に由来した溶液に水と共に前記錯体化溶剤、及び1つ以上の重縮合抑制剤を添加し、その後、所望のナノ微粒子分散を得るために還流下で反応混合物を加熱する工程
    を含んでいる、水と適切な錯体化溶剤との混合物中のアナテーズTiOのナノ微粒子分散の調製方法。
  2. 前記錯体化溶剤がポリエチレングリコールである請求項1に記載の方法。
  3. 前記錯体化溶剤がジエチレングリコールである請求項2に記載の方法。
  4. 前記チタンアルコキシドが、チタンメトキシド、チタンエトキシド、チタンノルマルプロポキシド、チタンイソプロポキシド、チタンノルマルブトキシド及びチタンイソブトキシドから成る群から選ばれる請求項1に記載の方法。
  5. 前記チタンアルコキシドがチタンイソプロポキシドである請求項4に記載の方法。
  6. 前記重縮合抑制剤が、少なくとも1つの鉱酸及び1つの有機酸を含む混合物である請求項1に記載の方法。
  7. 工程iii)で添加された重縮合抑制剤の量は、鉱酸の量が反応混合物の全体積の0.1〜10体積%である一方、有機酸の量が反応混合物の全体積の1〜20体積%であるような状態である請求項1及び6に記載の方法。
  8. 前記鉱酸が、塩酸、硝酸、硫酸、過塩素酸、臭化水素酸及び沃化水素酸から成る群から選ばれ、前記有機酸が酢酸である請求項6に記載の方法。
  9. 前記重縮合抑制剤が、塩酸と酢酸の混合物である請求項6に記載の方法。
  10. 前記チタンアルコキシドと前記錯体化溶剤のモル比率が1:3である請求項1に記載の方法。
  11. 更に、工程i)又は工程iii)で第1又は第2遷移群の金属塩の添加を含んでいる請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1又は第2遷移群金属がAg、Cu及びCeから選ばれる請求項11に記載の方法。
  13. 請求項1−12で定義されるような方法で得ることが可能な、水と適切な錯体化溶剤との混合物でのアナテーズTiOのナノ微粒子分散。
  14. 前記錯体化溶剤がポリエチレングリコールである請求項13に記載の分散。
  15. 前記錯体化溶剤がジエチレングリコールである請求項14に記載の分散。
  16. 前記処理を要求する表面上の光触媒コーティングの調製のための請求項13−15で定義されるようなTiOのナノ微粒子分散の使用法。
  17. 前記光触媒コーティングが界面活性剤を含む請求項16に記載の使用法。
  18. 前記界面活性剤が非イオン界面活性剤である請求項18に記載の使用法。
  19. 非イオン界面活性剤がトリトンx100である請求項18に記載の使用法。
  20. 前記表面が、織物、金属、セラミック生成物及びセラミック光沢の表面からから選ばれる請求項16〜19に記載の使用法。
  21. ガス及び液体の光触媒浄化用の請求項13−15で定義されるようなTiOのナノ微粒子分散の使用法。
  22. 太陽光からの皮膚の高防御性を備えた化粧処方の調製のための請求項13−15で定義されるようなTiOのナノ微粒子分散の使用法。
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