JP2008518725A - 制動メカニズム及びこれを組み込むスライド - Google Patents

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Abstract

自動性メカニズム、このメカニズムを組み込むスライドすなわち自動性スライド及びスライドを自己移動させるための方法が提供される。1つの実施態様例の自動性スライドは、第一のスライド部材及び第一のスライド部材にスライド可能に結合される第二のスライド部材を含む。第二のスライド部材に対して第一のスライド部材を自己移動させるために自動性メカニズムは第二のスライド部材に結合される。ダンパが含まれ、第二のスライド部材に対して第一のスライド部材の動きを減衰させる。

Description

本発明は、自動性スライド、スライド用の自動性メカニズム及びスライドを自己移動させるための方法に関するものである。引出しまたはその他の可動コンポーネントは、一般にスライドを用いてキャビネットまたはその他の静止コンポーネントに結合される。これらのスライドは、一般に二部材スライドまたは三部材スライドである。二部材スライドは、静止部材及び伸縮部材を含む。伸縮部材は、静止部材にスライド可能に結合され、静止部材に対して伸縮できる。三部材スライドは、3つの部材、すなわち静止部材、中間部材及び伸縮部材を含む。中間部材は静止部材にスライド可能に結合され、伸縮部材は中間部材にスライド可能に結合される。中間部材及び伸縮部材は両方とも静止部材に対して伸縮する。さらに、伸縮部材は中間部材に対して伸縮できる。一般にスライドの静止部材はキャビネットに結合され、伸縮部材は引出しの側面に結合される。
多くの引出しにおいて問題となるのは、これが閉められた後に開く傾向があることである。引出しのもう1つの問題は、閉めるために押されたときに、十分な力で押されなかったためあるいは必要以上の力で押されて引出しがキャビネットにぶつかって再び開くので、引出しが閉まらないことである。別の問題は引出しが簡単に開かないことである。時には、一方のスライド部材が他方のスライド部材に対して閉鎖ポジションまたは開放ポジションへ自己移動するのを助けるためにこの種のスライドに自動性メカニズムが組み込まれる。しかし、この種のメカニズムは、伸縮スライド部材を静止スライド部材に対して急激に動かす可能性があり、従って引出しまたは可動コンポーネントを急激に動かす可能性がある。従って、スライドが完全に閉められるときにスライドを閉鎖ポジションに維持し、かつその後方行程の終点に近づくときスライドの自動閉鎖を助けるスライド用メカニズムが望まれる。同様に、この種のスライドの自動開放を助けるスライド用メカニズムも望まれる。さらに、この種の自動開放または自動閉鎖の動きを減衰させるメカニズムも望まれる。
制動メカニズム、これを組み込むスライド及びスライドを自己移動させるための方法が提供される。制動メカニズム例は、ハウジング及びハウジングに沿ってスライドするスライダを有する。スライダに力を加えるようにバネがスライダ及びハウジングに結合される。旋回部材がスライダに旋回可能に結合される。リンクがスライダの上面に乗り、減衰部材に対して力を加える。スライダがバネの力によって第一の方向に沿ってスライドするとき、リンクはダンパに対して力を加えるように移動する。その結果、スライダの動き、従って旋回部材の動きが減衰される。旋回部材と一緒にスライダが反対方向にスライドされると、バネにエネルギーが与えられる。旋回部材がその行程の終点に達すると旋回部材は旋回して、ハウジングに対してセットポジションで準備状態のままである。1つの実施態様例において、制動メカニズムはスライド静止部材に結合され、旋回部材はスライドの静止部材にスライド可能に結合されるスライドの伸張可能な部材(すなわち伸縮部材)に結合されるセッタによって係合される。
実施態様例において、第一のスライド部材及び第一のスライド部材にスライド可能に結合される第二のスライド部材を有する自動性スライドが提供され、第一のスライド部材は第二のスライド部材に対してスライドする。自動性メカニズムは第二のスライド部材に結合される。自動性メカニズムは、ハウジング、ハウジングに沿ってスライドするスライダ及びスライダに旋回可能に結合されかつハウジングに沿ってスライドするアクチュエータを含む。アクチュエータは、第一のスライド部材を動かすために第一のスライド部材と結合する。自動性メカニズムは、スライダの動きを減衰させるダンパも含む。さらなる実施態様例において、バネがスライダ及びハウジングに結合される。別の実施態様例において、スライダとアクチュエータは、ハウジングに沿って第一の位置と第二の位置との間を一緒にスライドする。さらに別の実施態様例において、バネはスライダを第一の位置へ動かすための力を加える。さらなる実施態様例において、第一の位置においてアクチュエータは第一のポジションにあり、第二の位置においてアクチュエータは第二のポジションへ旋回することができる。
別の実施態様例において、ダンパは、スライダが第一の位置へ向かって動いている場合に限りスライダの動きを減衰させる。さらなる実施態様例において、リンクはダンパをスライダに結合する。さらに別の実施態様例において、スライダは傾斜面を含む。スライダが第一の位置へ向かってスライドするとリンクは傾斜面に乗って、ダンパに力を加える。1つの実施態様例において、ダンパは、減衰力に対抗して本体内でスライドするピストン、及びピストンから伸びるアームを含み、リンクはアームに力を加えて、減衰力に対抗してアームを動かす。
さらに別の実施態様例において、自動性スライドは、さらに第一のスライド部材から伸びるセッタを含む。アクチュエータは、第一のスライド部材をアクチュエータに結合するためにセッタを受けるためのスロットを含む。1つの実施態様例において、セッタは第一のスライド部材とは別個であり、第一のスライド部材に結合される。別の実施態様例において、セッタは第一のスライド部材と一体的である。
別の実施態様例において、アクチュエータは旋回部材及び旋回部材に結合されるリロードアームを含む。旋回部材はスライダに旋回可能に結合されて、スライダをアクチュエータに旋回可能に結合する。さらに別の実施態様例において、アクチュエータは第一の縁及びこれに相対する第二の縁を有し、両方の間にスロットを形成する。第一の縁はリロードアームに形成され、第二の縁は旋回部材に形成される。
1つの実施態様例において、第一のスライド部材が第二のスライド部材に対して伸びるとき、セッタはスライダを第二の位置へ動かし、アクチュエータを第二のポジションへ旋回させる。アクチュエータが第二のポジションにあるとき、第一のスライド部材がさらに伸びるとセッタはアクチュエータから離脱する。別の実施態様例において、アクチュエータが第二のポジションにあるとき、アクチュエータはバネの力によってハウジングの一部に押し付けられる。この実施態様の場合、アクチュエータはハウジングのこの部分によって第二のポジションに保持される。
さらに別の実施態様例において、第二のスライド部材に対して第一のスライド部材を縮めると、セッタは第二のポジションにあるアクチュエータと結合して、アクチュエータを第一のポジションへ旋回させる。アクチュエータが第一のポジションにあるとき、バネの力はスライダと一緒にアクチュエータを第一の位置へスライドさせて、セッタ及び第一のスライド部材を第一のポジションへスライドさせる。
さらに別の実施態様において、ハウジングは、第一の溝及び第二の溝を含む。第二の溝は第一の部分及び第一の部分から横に伸びる第二の部分を有する。スライダは第一の溝に沿ってスライダを案内する突起を含む。アクチュエータも第二の溝に沿ってアクチュエータを案内する突起を含む。アクチュエータが第二のポジションにあるとき、アクチュエータの突起は第二の溝の第二の部分にあり、バネの力によって第二の溝の第二の部分に押し付けられる。第二のポジションにあるとき、アクチュエータはバネの力によって第二の溝の第二の部分に保持される。別の実施態様例において、スライダが第二の位置にあり、第一のスライド部材が第二のスライド部材に対して縮められると、リロードアームはセッタによって押されて、屈曲して、セッタがアクチュエータのスロットの中に受け入れられるようにする。
さらなる実施態様例において、ハウジングは、第一の部分及びこれに相対する第二の部分を含む。上述の通り、第一及び第二の溝が第一のハウジング部分に形成される。第三の溝が第二のハウジング部分に形成され、第四の溝が第二のハウジング部分に形成される。第四の溝は第一の部分及び第四の溝の第一の部分から横に伸びる第二の部分を有する。第三の溝は第一の溝を鏡映し、第四の溝は第二の溝を鏡映する。スライダは第三の溝に沿ってアクチュエータを案内する第二の突起を含む。リロードアームは第四の溝に沿ってアクチュエータを案内する突起を含む。
さらに別の実施態様例において、アクチュエータは、スライダが第二の位置にあり第一のスライド部材が第二のスライド部材に対して縮められると、セッタによって押されて圧縮する部分を含んで、セッタがアクチュエータのスロットに受け入れられるようにする。1つの実施態様例において、アクチュエータのこの部分はアクチュエータの旋回部分に結合され、屈曲して圧縮するリロードアームである。
本発明は、制動メカニズム、これを組み込むスライド、及びスライドを自己移動させるための方法に関するものである。制動メカニズムは、スライドを開放(例えば、伸長)ポジションまたは閉鎖(例えば、引込み)ポジションに向かって自己移動させかつスライドの動きを減衰させるために例えば引出しのスライドなどスライドに取り付けられる。例として、本発明の制動メカニズムの様々な実施態様例は、スライド行程に沿った特定の位置に達するとスライドを閉じさせかつ自動閉鎖運動を減衰または緩和させる自動閉鎖メカニズムとして作用するようにメカニズムが取り付けられるアンダーマウント引出し用スライドに関して説明されている。しかし、このメカニズムは、自己開放メカニズムとして作用するように取り付けることができる。さらに、引出し並びに他の可動家具コンポーネントに使用できる他のタイプのスライドにこのメカニズムを使用することができる。自動性スライドは実施態様例の自動性メカニズムのいずれかを組み込むスライドである。
本発明の制動メカニズム10の例が図1に示されている。この実施態様例のメカニズムはハウジング12を有する。この実施態様例において、ハウジングは2つの別個の部分12a(図2A及び2B)及び12b(図2C及び2D)で構成され、これらの部分は相互に結合されて、エンクロージャを形成する。1つのハウジング部分12bは、2つの部分が結合されると他方のハウジング部分12a(図2A及び2B)に形成されるスロット14aを貫通する、ハウジングから伸びる脚14bを含む。ハウジングのハウジング部分12bの脚14bは、2つのハウジング部分を一緒にロックするために他方のハウジング部分12aに形成されるスロット14aのノッチ16aに係合する突起16bを含むことができる。
1つの実施態様例において、各ハウジング部分の内面には、ハウジング内に収納される各種部品の動きを案内するための溝が形成される。これらの溝は、各ハウジング部分に相互に模写されるので、ここでは一方のハウジング部分に関する溝についてのみ説明する。これらの溝は、ハウジング部分12aに形成される溝を指す場合には後に文字“a”が続く参照番号で識別し、他方のハウジング部分12bに形成される対応する溝を指す場合には文字“b”が後に続く参照番号によって識別される。
1つの実施態様例において、スライダ用溝18a、18bはハウジング部分12a、12b内面の下部に形成され、ハウジング全体を縦に伸びる。「上」、「下」、「上方」、「下方」、「前」、「後」、「前方」、「後方」及び「後部」と言う言葉は機素間の相対的位置を示すために使用されるのであり、機素の正確な位置を示すものと理解すべきではない。例えば、機素が形成される部品が上下ひっくり返される場合など、ある特定の条件の下では「下部」機素が「上部」機素の上方に配置されるかも知れない。
旋回部材用溝20a、20bはスライダ用溝18a、18b上方に間隔を置いてハウジング部分12a、12b内面に形成され、スライダ用溝の前部に沿ってかつスライダ用溝の前端19a、19bを越えて伸びる。旋回部材用溝は第一の縦部分22a、22b及び第二の横部分24a、24bを有し、横部分は、この実施態様例において、第一の縦部分22a、22bに対して90°未満の鋭角26a、26bで下向きに伸びる。1つの実施態様例において、角度26a、26bは60°から90°までの範囲の任意の角度とすることができる。図2A及び2Bに示される実施態様例において、角度26a、26bは約77°である。旋回部材用横溝は後端27a、27bを有する。旋回部材用溝の2つの部分は、中間部分28a、28bで交差する。
ダンパ用溝30a、30bは、ハウジング部分12a、12b内面に旋回部材用溝に対して後方にかつスライダ用溝より上方に形成され、旋回部材用溝及びスライダ用溝の両方から間隔を置く。ダンパ用溝は、図に示される実施態様例において縦部分である主部分32a、32b、及び主部分の前方に伸びるリンク用溝部分34a、34bを含む。主部分溝はリンク用溝より広い。リンク用溝は、第一の部分35a、35b及び主部分に対して角度36bで下方へ伸びる第二の部分37a、37bを有する。1つの実施態様例において、ダンパ用溝の主部分とリンク部分との間の角度36a、36bは90°より大きく180°より小さい。図に示される実施態様例において、角度36a、36bは約125°である。リンク用溝の第一の部分はダンパ用溝の主部分から縦に伸びる。
例えば図1及び3に示されるように、スライダ38は、スライダ用溝18a、18bに沿って案内されるようにハウジング内に取り付けられる。スライダは、それぞれ間隔を置いて配置される2つの側面42a及び42bを境界とする本体40を有する。1つまたはそれ以上の間隔を置いて配置される突起44a及び44bはそれぞれ各側面から伸びる。これらの突起は、それぞれスライダ用溝に沿ってスライダを案内するためのスライダ用溝18a及び18b内に受け入れられる。スライダ本体は上面46及び下縁48を有する。図に示される実施態様例において、下縁は比較的平らである。上面46は、本体の厚みが後方に向かって減少するように後方向に先細になる(すなわち、傾斜する)。1つの実施態様例において、上面は角度47で傾斜する。1つの実施態様例において角度47は約5°である。上面の傾斜角度は上面の前部49において減少するまたは完全に軽減する。耳52は、本体上面上方に伸びる。窪み54が本体の表面42b及び耳を通して形成される。窪みまで伸びる耳に開口56が形成される。開口は耳の厚み全体を貫通してもしなくてもよい。
チャネル58が、本体40の2つの側面42a、42bの間及び下縁48の間に形成される。チャネルの幅は徐々に小さくなり、その後大きな幅になって、ネック60を形成する。図3A−3Dに示される実施態様例において、ネックは本体の前部に形成される。しかし、他の実施態様例においては、ネックを本体の長さに沿った他の様々な位置に形成することができる。
バネ62(図1)が2つの側面の間に形成されるチャネル58に取り付けられる。図に示される実施態様例において、バネ62は引張りバネである。各端部において、バネ直径は減少し、その後増大して、バネのネック64を形成する。一方のバネのネック64はチャネルのネック60に受け入れられるのに対して、他方のバネのネック64はハウジング部分12aの後端68aに形成されるノッチ66(図1及び2B)に受け入れられる。ノッチ66及びチャネルのネック60はバネのネック64を所定の位置に保持する。さらなる実施態様例において、バネは、スライダより後方のハウジングの他の位置に結合される。他の実施態様例においては、他の手段を用いてバネをスライダ及びハウジングに接続することができる。例えば、留め具を用いてバネをスライダ及び(または)ハウジングに取り付けることができる。1つの代替実施態様例において、引張りバネの代わりに圧縮バネを使用することができる。このような場合、バネの一端はスライダに結合されるのに対して、他方の端はスライダより前方のハウジングに結合される。
ダンパ70は、例えば図1に示される通りハウジング部分12a、12bのダンパ用溝32a、32bに取り付けられる。1つの実施態様例において、ダンパは、1つの実施態様において、ダンパの円筒形本体74を通り抜けて伸びるピストンアーム72であるダンパアームを含むピストンを有する円筒形部材である。
ダンパの円筒形本体はダンパアームの直径より大きくかつリンク用溝の幅より大きい直径を有する。この点に関して、ダンパ本体は、ダンパ用溝の大きいほうの幅の主部分32a、32b内に保持される。ダンパ用溝に取り付けられると、ダンパのダンパアームはリンク用溝部分34a、34bの中まで伸びる。ダンパは液圧及び(または)空気圧でもよく、かつ(または)バネ式でもよい。圧縮力がダンパアームに加えられると、ピストンが液圧、空気圧及び(または)バネの力に対抗してスライドしようとするのでダンパアームの動きは減衰される。言い換えると、アームが軸方向の圧縮力を受けると、ダンパアームの直線の引込み行程に抵抗するまたはこれを減速させることによってダンパアームに加えられる負荷を減衰させる。軸方向の圧縮力が除去されると、ダンパの液圧、空気圧またはバネの力はダンパアームをその元の非引込みポジションまで伸ばす。1つの実施態様例のダンパはイタリアの会社Salice社によって商品名“Smove”として製造されている。他のタイプのダンパを使用することもできる。
例えば図1及び4Aに示される通り、リンク76は、それぞれハウジング部分12a、12bに形成されるダンパ用溝30a、30bのリンク用溝部分34a、34bに取り付けられる。図1及び4に示される実施態様例において、リンクは湾曲本体78を有する。第一の丸い端部80は本体の一端から伸び、第二の丸い端部82は本体の他方の端から伸びる。図1及び4Aに示される実施態様例において、端部80及び82の幅86は、端部が本部の相対する側面を越えて伸びて突起90を形成するように、本体78の幅88より大きい。突起はリンク用溝34a、34bによって案内される。この実施態様例において、端部82の突起はリンク用溝の第一の部分35a、35b内を案内されるのに対して、端部80の突起は第二の部分37a、37b内を案内される。
図4Bに示される通り、別の実施態様例のリンク76aは湾曲本体78aを有する。第一の丸い端部80aは本体の一端から伸び、第二の丸い端部82bは本体の他方の端から伸びる。この実施態様例において、本体は、例えば図4Bに示される通り、比較的平らな表面79a及びこれに相対する凹形の表面81aを有する。この実施態様例のリンクは、それぞれリンク用溝34a、34bに入るための相対する周辺端縁83a、83bを含む。
リンク用溝に取り付けられると、リンクの第二の端部82はダンパのダンパアーム72と接し、第一の端部80はスライダの上面46に乗る。この点について、スライダがスライダ用溝に沿って後方にスライドするとき、スライダの先細または傾斜上面はリンクをリンク用溝に沿って走行させて、ダンパアームに力を加えさせ、この力はダンパによって減衰される。リンクの湾曲本体78は端部に比べて厚みが小さく、他のハウジング構造を妨害することなく、リンク用溝の2つの部分に沿ってリンクが走行できるようにする。
旋回部材92(図1、5A及び5B)はスライダ38に結合される。図1及び5に示される実施態様例において、旋回部材はその1つの表面96から横に伸びるピン94を含み、ピンは、スライダの耳52に形成される開口56に受け入れられる。ピン94は、スライダの耳に形成される窪み54に受け入れられる旋回部材の端部98から伸びる。図に示される実施態様例において、旋回部材は上方にかつ前方に傾斜して伸びるフィンガ96を含む。旋回部材の、ピン94が伸びる面96と相対する表面100に窪み99が形成される。窪みは旋回部座の後部に向かってその幅を細くし、その後僅かに幅を増大して、ネック部分102及び球形の後部104を形成する。第一の突起106は窪み99の前端付近で旋回部材から横に伸びる。第二の突起108は、第一の突起106の反対側に伸びる。第二の突起はハウジング部分12aに形成される旋回部材用溝20a内を進む。
リロードアーム110(図1、6A及び6B)は旋回部材に形成される窪み99内に取り付けられる。リロードアームは本体112を有し、本体からフィンガ114が伸びる。リロードアームは、旋回部材に形成される第一の突起106を受け入れる窪み116を含む。旋回部材に取り付けられるとき、リロードアームから伸びるフィンガ114は窪みのネック部102及び球形後部104内に受け入れられる。窪み94のネック部及び球形後部の縁119は、フィンガ後端部を保持し、それによってフィンガ後端部の垂直の動きを制限または防止する。
突起120は旋回部材に形成される第一の突起106を受け入れる窪み116と相対するリロードアームの表面から横に伸びる。突起120は、ハウジング部分12bに形成される旋回部材溝20b内で案内される。リロードアームが旋回部材に取り付けられると、ピン94及びスライダ部材の耳に形成される第二の窪み56に対して旋回できるアクチュエータを形成する。スロット121が旋回部材フィンガ96の前縁123とリロードアーム本体112の後縁125との間に形成される。縁123及び125は上方及び前方に伸びる。
1つの実施態様において、リロードアームの設計は、リロードアーム本体112に荷重が加えられると、リロードアームが屈曲できるようにする。この実施態様例において、湾曲するリロードアームのフィンガ及びリロードアーム本体112の下面は下向きの曲線を形成するので、荷重が本体112の上面127加えられるときリロードアームが旋回部材のピン106の周りを旋回して、旋回部材の縁119がフィンガの後端部の垂直の動きを抑制または制限して、湾曲フィンガはまっすぐになろうとする。湾曲フィンガがまっすぐになると、フィンガはさらに旋回部材に形成される窪み99の球形領域の中にさらに進む。
図7及び8に示される代替実施態様において、旋回部材92aはピン94aを通じてスライダの耳に形成されるスライダの開口56に結合される。この実施態様例の旋回部材は、例えば図7及び8に示される通り上方及び前方へ傾斜して伸びるフィンガ96aを有する。この実施態様例の旋回部材も窪み99aを含む。リロードアーム110aは、図1、5及び6に示される実施態様におけるピン106と窪み116の組合せと同様のピンと窪みの組合せを通じて旋回部材に旋回可能に結合される。
突起120aは、ハウジング部分12bの旋回部材用溝20b内を進むためにリロードアーム110aから伸びる。この実施態様例の場合、リロードアームは、旋回部材の窪み99aに受け入れられる湾曲フィンガ114aを含む。上部フィンガ122はリロードアームの前端から後方に伸び、かつ湾曲フィンガ114aから間隔を置く。上部フィンガ122は、下向きの力に曝されるとフィンガ114aに対して屈曲できる。旋回部材のフィンガ96aとリロードアームの上部フィンガ122との間にスロット121aが形成される。さらに特定して言うと、スロット121aはそれぞれ旋回部材とリロードアームの縁123aと125aとの間に形成され、両方の縁123a及び125aは上方にかつ前方に伸びる。旋回部材の窪み99aに形成される縁119aはリロードアームのフィンガ114aの一部の垂直方向の支えとなる。この点に関して、フィンガのこの部分の上下の行程は縁119aによって制限または防止される。
さらなる代替実施態様において、リロードアームと旋回部材が一体的に形成され、リロードアームのフィンガが旋回部材に対して屈曲してその元のポジションを回復できるように、リロードアームのフィンガが旋回部材から伸びる。別の実施対応例において、リロードアームは、ねじりバネなどバネを用いて旋回部材に対してバネの荷重を受ける。この点について、リロードアームは、バネの力に抵抗して第一の方向に旋回し、その後バネの力によって第一の方向に相対する第二の方向に旋回できる旋回部材に沿って伸びる一片の材料でよい。
別の実施態様において、例えば図5Cに示される通り、別個のリロードアームは使用されない。この実施態様例の場合、旋回部材92bは、アクチュエータを形成する。旋回部材92bはスロット121bを有する。旋回部材の前部110bはスロットの前縁125bを形成する。前部110bは可撓性である。この実施態様例の場合、セッタがスロット121b内に受け入れられるとき、これはスロット121bの前縁125bと後縁123bとの間の部分の中に受け入れられる。この実施態様例から判るとおり、旋回部材の前部110bは、旋回部材に対して伸びるアームとして形成されることによって可撓性に作られる。前部110bが旋回部材92bに対して屈曲または圧縮して空間127bを閉鎖できるようにする空間127bが設けられる。
いずれの実施態様の旋回部材の場合も、図5A、5B及び5Cに示される通り、旋回部材をスライダに旋回可能に結合する旋回部材から伸びるピン94または94aは旋回部材本体のどちらの側からも伸びることができる。例えば、図5Cにおいて、ピン94aは図5Aに示されるピン94と相対する旋回部材本体の側から伸びる。図5A及び5Bに示される旋回部材または図5Cに示される旋回部材と一緒に使用されるスライダは、それぞれこの旋回部材のピン94または94aと結合できるように設計されなければならない。例えば、図3Fに示されるスライダ38aは、図5Cに示される旋回部材と一緒に使用することができる。図3Fから判るとおり、スライダは、旋回部材とスライダとの間の旋回可能な結合を可能にするように、ピン94bが貫通するための開口56aを有する。スライダ用溝に沿ってスライダを案内するためにそれぞれハウジング部分12a及び12bのスライダ溝18a及び18bに受け入れられるように、突起45a及び45bがスライダ本体に形成される。
第一のハウジング部分が第二のハウジング部分に結合されると、スライダはハウジング部分に形成されるスライダ用溝内で案内され、旋回部材は旋回部分用溝内で案内される。同様に、リンクはハウジング部分に形成されるリンク用溝に沿って案内される。スライダ、リンク、旋回部材及びリロードアームは、例えばアセテートまたはポリマーなどプラスティックなどの各種の材料から成形することができる。
代替実施態様において、突起が溝または窪みに据えられてこの内部で案内される突起と溝の組合せまたは突起と窪みの組合せを逆にすることができる。言い換えると、突起を持つものとして説明される部品は代替実施態様においては窪みまたは溝を持つように作ることができ、窪みまたは溝を持つものとして説明される対応する部品は突起を持つように作ることができる。
1つの実施態様例において、本発明の制動メカニズムは、キャビネットの引出しをソフトに閉めるために自動閉鎖制動メカニズムとして機能するように、アンダーマウントスライド200に取り付けられる。アンダーマウントスライド200の例が図9に断面図で示されている。典型的なアンダーマウントスライドはキャビネットの静止構造(図には示されていない)に取り付けられる静止部材202を有する。中間スライド部材204はスライド可能に静止部材に結合される。伸縮スライド部材206は中間部材及び引き出しなどキャビネット可動部材(図には示されていない)にスライド可能に結合される。別の実施態様例において、スライドは、静止部材及び静止部材にスライド可能に直接結合される伸縮部材だけを持つこともできる。スライド部材は、ベアリング(図には示されていない)を用いて相互にスライド可能に結合される。一般に、引出しの各側に1つ、合わせて2つのスライドが、引き出しをキャビネットに結合するために使用される。引出しは、一般に伸縮部材の上面に取り付けられる。例示される制動メカニズムを一方または両方のスライドに取り付けることができる。便宜上、本出願においては一方のスライドに取り付けられる制動メカニズムについてのみ説明する。
図に示される実施態様例において、例示される制動メカニズムは、スライド静止部材の下面に取り付けられるブラケット208を用いて静止部材に取り付けられる。制動メカニズムのハウジング部分12aは、例えば図9に示される通りハウジングがスライドの静止部材から間隔を置きかつ伸縮スライド部材に近接するようにブラケットに支えられる。ブラケットからカットされたランスタブまたはその他の既知の手段を用いて、ブラケット上にハウジングを保持することができる。別の実施態様例において、ハウジングをブラケットに接着することができる。さらに、ブラケット上に取り付けられると、旋回部材とリロードアームとの間に形成されるスロット121、121aはスライドの伸縮部材206に向かい合う。
例えば図10に示される通り、セッタ210は伸縮部材206に結合される。1つの実施態様例において、セッタは、旋回部材とリロードアームとの間に形成されるスロット121、121a内に受け入れられるピン212を含む。1つの実施態様例において、セッタは本体部214及び本体の両端から対称形に伸びる2本のアーム216を含む。ピン212は、各アームから横に伸びる。2本のアーム及び2つのピンを持つセッタを用いることによって、引出しをキャビネットに結合するために右側と左側のスライドに単一のタイプのセッタを使用することができる。代替実施態様例において、セッタは1本のアーム及び1つのピンしか含まない。さらに別の実施態様において、セッタは、外向きに伸びるようにスライドの伸縮部材から突き出されるランスタブでも良いし、伸縮部材に結合されるアームでもよく、タブまたはアームは、旋回部材とリロードアームとの間に形成されるスロット121、121a内に受け入れられる。
この実施態様例の制動メカニズムは自動閉鎖制動メカニズムとして作用するように取り付けられるので、引出しが完全閉鎖ポジションにあるとき、旋回部材が例えば図1に示される通り旋回部材用溝に沿ってその行程の後端ポジションにあるときスロット121、121aに受け入れ可能なセッタピンまたはアームがスロット121、121aポジションにあるまたはそれに近接する位置にあるように、実施態様例のメカニズムは、静止部材に沿ったポジションに取り付けられる。
例として、制動メカニズムの動作はセッタピンを有するセッタと相互作用するものとして説明されている。しかし、他の実施態様例において、セッタは必ずしもピンを持つ必要はない。引出しが開いているときの正常な動作において、伸縮スライドはスライド静止部材に対して伸び、旋回部材の第二の突起108及びリロードアームの突起120はそれぞれ旋回部材用溝の第二の横部分24b及び24aにある。このポジションにおいて、スライダ38は前進ポジションにあり、それによって、バネ62が伸ばされて、それぞれ旋回部材用溝横部分後縁27b及び27aを圧して突起108及び120を引張る力を生じ、それによってスライダを保持し、旋回部材は縁27b、27aに対して前向き「準備」ポジションである。
引出しが閉められるとき、伸縮部材は静止部材に対して縮む。セッタのピンが旋回部材とリロードアームとの間に形成されるスロット121、121aに達すると、ピンはスロットに入り、フィンガ96(図10)の縁123を通じて旋回部材のフィンガ96に力を加えて、旋回部材を旋回部材のピン94及びスライダに形成される56の開口の周りで旋回させて、突起108及び120がそれぞれ旋回部材用溝24b及び24aの横部分に沿って案内されるとき旋回部材を回転させる。これが生じると、また突起108及び120がそれぞれ旋回部材用溝の縦部分22a及び22b内に受け入れられると、バネによって加えられる力がスライダを引っ張り、スライダは旋回部材を引っ張り、旋回部材は、スロット121、121aを形成するリロードアームの後縁125がセッタピンにスライドの後部向きの力を加えるようにし、それによってスライド伸縮部材206及び引出しを閉鎖ポジションへ向かって動かす。
スライダがハウジングの後端に向かってスライドするとき、リンクと境界を接するスライダ上面の部分の高さが増大するのでスライダの傾斜上面46は上向きの力をリンクに加えて、リンク用溝に沿ってリンクを徐々に動かして、リンクがダンパのダンパアームに力を加えるようにさせる。この力はダンパによって減衰されるので、それによってスライダのスライド運動を従ってスライドの伸縮部材及び引出しのスライド運動を減衰させる。リンクを動かすための傾斜上面を有するスライダと一緒に湾曲リンクを用いることによって、ダンパアームの短い到達距離または行程で、スライダの従って伸縮スライド部材及び引出しのこれよりずっと大きな直線スライド運動の減衰を可能にする。1つの実施態様例の制動メカニズムにおいて、ダンパアームの4/10インチの動きはスライダの2 1/2インチの直線スライド運動を減衰させる。
従って、スライドが、従ってスライド伸縮部材及び引出しが閉鎖ポジションへ動くとき、スライド及び引き出しの動きは減衰され、従って軽減されて、制御された閉鎖が可能になる。スライダの前上部49がスライダの残りの上面46のように傾斜せず水平である1つの実施態様例において、この部分がリンクに接近すると、スライダの直線的動きによってリンクに加えられる力の増大量が減少するので、ダンパによって与えられる減衰の量が減少する。減衰の減少は、スライダが従って伸縮スライド部材及び引出しがその行程の終点に近づくと、伸縮スライド部材に従って引出しに対するバネによるプラスの閉鎖の力の減衰が小さくなる。言い換えると、減衰を小さくすることによって、引出しを積極的に閉めるための行程のこの最後の部分において、スライダ従って伸縮スライド部材に対して加えられる力が大きくなる。
引出しを開けるとき、伸縮スライド部材は静止部材に対して伸びる。従って、セッタピンはリロードアームの後縁125に力を加え、スライダの突起44a、44b及び旋回部材及びリロードアームの突起108及び120をそれぞれハウジング部分に形成されるスライダ用溝及び旋回部材用溝に沿ってスライドさせる。これが生じると、リンクに力を加えるスライダの上面の高さが減少するのでスライダの先細上面によってリンクに加えられる力の量が減少し、それによってダンパアームが外向きに伸びられるようにする。
引出しがさらに引っ張って開けられると、セッタピンは、旋回部材の突起108及びリロードアームの突起120がそれぞれハウジング部分に形成される旋回部材用溝の横部分24b及び4aに達するまで、リロードアーム後端125に力を加える。突起が旋回部材用溝の横部分に達し、伸縮スライド部材が引き続き伸びると、セッタピンはリロードアームの上向き及び前向きに伸びる後縁125、125aに乗ろうとし、それによってリロードアームの後縁125、125aに力を加えて、旋回部材を、旋回部材のピン94及びスライダの耳に形成される開口56の周りで旋回させ、突起108及び120をそれぞれハウジング部分に形成される旋回部材用溝の横部分の後縁27b、27aと係合させる。伸びたバネはスライダに力を加え、これがスライダを従って旋回部材及びリロードアーム及び旋回部材用溝の後縁に接するその突起108及び120を引張るので、これらの後縁は、旋回部材及びリロードアームを「準備」ポジションに保持する。引出しをさらに引き出すと、セッタピンは旋回部材及びリロードアームによって形成されるスロット121、121aから離脱する。
メカニズムが偶発的に「解除」される場合、すなわちセッタピンが旋回部材とリロードアームとの間に形成されるスロット121、121aの中にない状態でリロードアームを含む旋回部材及びスライダがハウジングの後方ポジションへスライドする場合、メカニズムを簡単に「再準備」状態にすることができる。これは、引出しを閉めることによって可能になる。引出しが閉まるとき、伸縮スライド部材が後ろ向きに動くと、セッタピンはリロードアームの前縁125、125aに係合して、リロードアームを屈曲(すなわち、圧縮)させる。伸縮スライド部材がさらに縮められると、セッタピンは屈曲したリロードアームを越えて、リロードアームと旋回部材との間に形成されるスロット121、121aの中に入って、セッタピンとアクチュエータが再係合できるようにする。引出しが開けられると、メカニズムは再準備状態になる。例えば図5Cに示される通りの旋回部材92bが使用される場合などリロードアームが使用されない実施態様例において、セッタピンは、アクチュエータ部材の前方部分110bに係合して、前方部分を屈曲(すなわち、圧縮)させて、セッタピンがアクチュエータと再係合できるようにする。
実施態様例の自動性メカニズムによって与えられる減衰の量はスライダの上面46のテーパーの関数である。テーパー角度47が増大すると減衰の量が増大する。同様に、テーパー角度47が減少すると減衰の量が小さくなる。この点に関して、適切な上面テーパー角度を有するスライダを選択することによって、ダンパが選択されると与えられる減衰の量を希望に合わせることができる。さらに、リンクの形状及びサイズ及び(または)ダンパ用溝の主部分とリンク用部分との間の角度を変動させることによって、与えられる減衰の量を制御することもできる。
どの実施態様例の制動メカニズムも自動開放メカニズムとして使用することもできる。これは、上に説明したスライドへのメカニズムの取付けを逆転させることによって行うことができる。
代替実施態様例において、バネを一端においてスライダに結合し、他方の端において自動性メカニズムのハウジングの代わりにメカニズムが取り付けられるスライド部材に接続することできる。さらに別の実施態様例において、ハウジングに形成される窪みまたは溝の代わりに、例えばその中に収納される旋回部材、リロードアーム、スライダまたはリンクなど部品の動きを案内するための形状を有する固有のコンパートメントを持つハウジングを成形することができる。言い換えると、ハウジングの形状自体がメカニズムの様々な部品の動きを案内するのに役立つ。
他の実施態様例においては、単一の溝の代わりに複数の溝を形成することができる。例えば、単一のスライダ用溝18aの代わりに、スライダを案内するために図2Eに示されるように2つのスライダ用溝18a’及び18a”を形成することができる。この点に関して、例えば図3Fに示されるスライダ突起45aなどスライダ突起のうちの一方は溝18a’に受け入れられ、スライダ突起45aのうち他方は溝18a”に受け入れられる。さらに、例えば図2Eに示される通り旋回部材用溝20a’の第二の横部分24a’は90°より大きく180°より小さい旋回部材用溝の縦部分22a’に対して角度26a’で後縁27a’を形成することができる。さらに別の実施態様例において、非静止部材にスライド可能に結合される伸縮スライド部材を自己移動させるために、例えば中間スライド部材などスライドの非静止部材に本発明の制動メカニズムを取り付けることができる。
他の実施態様例において、ハウジング部分12b内の対応する溝に係合するための図3Fに示されるリップ47b、図4Bに示されるリップ83bまたは図5Cに示されるリップ129bなど周囲縁表面すなわちリップを持つように、例えば図3Fに示されるスライダ38aまたは図4Bに示されるリンク76aまたは図5Cに示されるアクチュエータ92bなどコンポーネントを成形することできる。この点に関して、ハウジングの溝と接触する各コンポーネントの表面(すなわちリップ)が小さくなるので、コンポーネントが溝内でスライドするときの摩擦が小さくなる。突起またはピンの代わりにこの種のリップを使用することができる。例えば、アクチュエータ92bは旋回部材用溝の後縁27aと係合するための突起を持たず、準備ポジションに保持されるために後縁27aと係合するためにリップ129aを使用する。
さらに別の実施態様例において、溝の代わりに突起をまた突起の代わりに溝を持つように上記の全ての実施態様例を実現することができる。言い換えると、第一の部品において第二の部品の溝とかみ合うための突起が必要とされる場合に、第一の部品を溝付きで成形し、第二の部品の突起が第一の部品の溝とかみ合うように第二の部品を溝の代わりに突起付きで成形することができる。
以上の説明は本発明の実施態様例を参照して行われている。本発明が属する技術の当業者は、本発明の原理、精神及び範囲から大きく逸脱することなく説明される構造及び操作方法に変更及び改変を加えることができることが判るだろう。従って、以上の説明は説明され添付図面に示される通りの構造及び方法のみに関するものと解釈されるべきではない。
ハウジング部分を取り除いた、本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムの上面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムのハウジング部分の下面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムのハウジング部分の側面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムの別のハウジング部分の下面図であり、図2A及び2Bに示されるハウジング部分と結合されるとこのハウジング部分は本発明の実施態様例の制動メカニズムのハウジングを形成する。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムの別のハウジング部分の側面図であり、図2A及び2Bに示されるハウジング部分と結合されるとこのハウジング部分は本発明の実施態様例の制動メカニズムのハウジングを形成する。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムの別の実施態様のハウジング部分の斜視図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込まれる1つの実施態様例のスライダの上面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込まれる1つの実施態様例のスライダの下面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込まれる1つの実施態様例のスライダの側面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込まれる1つの実施態様例のスライダの側面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込まれる1つの実施態様例のスライダの端面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込むための別の実施態様例のスライダの斜視図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込むための1つの実施態様例のリンクの斜視図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込むための別の実施態様例のリンクの斜視図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込むための1つの実施態様例の旋回部材の下面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込むための1つの実施態様例の旋回部材の側面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込むための1つの実施態様例のアクチュエータの斜視図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込むための1つの実施態様例のリロードアームの下面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムに組み込むための1つの実施態様例のリロードアームの側面図である。 1つのハウジング部分を取り除いた、本発明の別の実施態様例の制動メカニズムの上面図である。 本発明の1つの実施態様例の制動メカニズム用の別の実施態様例の旋回部材とリロードアームの斜視図である。 本発明の1つの実施態様例の自動性メカニズムが取り付けられている1つの実施態様例の自動性アンダーマウントスライドの後端面図である。 制動メカニズムのハウジング部分が取り除かれた、本発明の1つの実施態様例の制動メカニズムの斜視図であり、ブラケットを通じて1つの実施態様例の自動性アンダーマウントスライドに取り付けられている。

Claims (27)

  1. 自動性スライドであり、
    第一のスライド部材と、
    前記第一のスライド部材にスライド可能に結合される第二のスライド部材であり、該スライドにおいて、前記第一のスライド部材が該第二のスライド部材に対してスライドする、第二のスライド部材と、
    前記第二のスライド部材に結合される自動性メカニズムであり、該メカニズムが、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに沿ってスライドするスライダと、
    前記スライダに旋回可能に結合され前記ハウジングに沿ってスライドするアクチュエータであり、該アクチュエータが前記第一のスライド部材を動かすために前記第一のスライド部材と結合可能である、アクチュエータと、
    前記スライダの動きを減衰させるダンパと、
    を含む、自動性メカニズムと、
    を含む、自動性スライド。
  2. さらに、前記スライダ及び前記ハウジングに結合されるバネを含む、請求項1に記載の自動性スライド。
  3. 該自動性スライドにおいて、前記スライダ及びアクチュエータが前記ハウジングに沿って第一の位置と第二の位置との間で一緒にスライドする、請求項2に記載の自動性スライド。
  4. 該自動性スライドにおいて、前記バネが前記スライダを前記第一の位置へ動かすための力を与える、請求項3に記載の自動性スライド。
  5. 該自動性スライドにおいて、前記第一の位置にあるとき前記アクチュエータが第一のポジションにあり、かつ前記第二の位置にあるとき前記アクチュエータが第二のポジションへ旋回できる、請求項4に記載の自動性スライド。
  6. 該自動性スライドにおいて、前記ダンパが前記第一の位置に向かって動くときのみ前記スライダの前記動きを減衰する、請求項5に記載の自動性スライド。
  7. さらに、前記ダンパを前記スライダに結合するリンクを含む、請求項6に記載の自動性スライド。
  8. 該自動性スライドにおいて、前記スライダが傾斜面を含み、該自動性スライドにおいて、前記スライダが前記第一の位置へ向かって動くとき前記リンクが前記傾斜面に乗って前記ダンパに対して力を加える、請求項7に記載の自動性スライド。
  9. 該自動性スライドにおいて、前記ダンパが減衰力に対抗して本体内でスライドするピストン及び前記ピストンから伸びるアームを含み、該自動性スライドにおいて、前記リンクが前記アームに力を加えて、前記減衰力に対抗して前記アームを動かす、請求項8に記載の自動性スライド。
  10. さらに、前記第一のスライド部材から伸びるセッタを含み、該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータがスロットを含み、かつ該自動性スライドにおいて、前記セッタが前記スロットに受け入れられて、前記第一のスライド部材を前記アクチュエータに結合する、請求項7に記載の自動性スライド。
  11. 該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが旋回部材及び前記旋回部材に結合されるリロードアームを含み、かつ該自動性スライドにおいて、前記旋回部材が旋回可能にスライダに結合され、前記スライダを旋回可能に前記アクチュエータに結合する、請求項10に記載の自動性スライド。
  12. 該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが第一の縁及びこれに相対する第二の縁を含み、該自動性スライドにおいて、前記スロットが前記第一の縁と前記第二の縁との間に形成され、かつ該自動性スライドにおいて、前記第一の縁が前記リロードアームに形成され、かつ前記第二の縁が前記旋回部材に形成される、請求項11に記載の自動性スライド。
  13. 該自動性スライドにおいて、前記第一のスライド部材が前記第二のスライド部材に対して伸びるとき、前記セッタが前記スライダを前記第二の位置へ動かし、前記アクチュエータを前記第二のポジションへ旋回させ、該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが前記第二のポジションにあるとき、前記第一のスライド部材がさらに伸ばされると前記セッタが前記アクチュエータから離脱する、請求項12に記載の自動性スライド。
  14. 該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが前記第二のポジションにあるとき前記バネの力によって前記ハウジングの一部に押し付けられ、前記アクチュエータが前記ハウジングの前記部分によって前記第二のポジションに維持される、請求項13に記載の自動性スライド。
  15. 該自動性スライドにおいて、前記第一のスライド部材を前記第二のスライド部材に対して縮めると、前記セッタが前記第二のポジションにある前記アクチュエータと結合して、前記アクチュエータを前記第一のポジションへ旋回させ、該自動性スライドにおいて、前記第二のポジションにあるとき前記バネの力が前記スライダと共に前記アクチュエータを前記第一の位置へスライドさせ、それによって、前記セッタ及び第一のスライド部材を前記第一のポジションへスライドさせる、請求項13に記載の自動性スライド。
  16. 該自動性スライドにおいて、前記ハウジングが第一の溝及び第二の溝を含み、前記第二の溝が第一の部分及び前記第一の部分から横に伸びる第二の部分を有し、該自動性スライドにおいて、前記スライダが突起を含み、前記スライダの突起が前記第一の溝に沿って前記スライダを案内し、かつ該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが突起を含み、前記アクチュエータの突起が前記第二の溝に沿って前記アクチュエータを案内し、該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが前記第二のポジションにあるとき、前記アクチュエータの突起が前記第二の溝の前記第二の部分にあり、前記バネの力によって前記第二の溝の前記第二の部分に押し付けられて、前記アクチュエータを前記第二の溝の前記第二の部分に保持する、請求項13に記載に自動性スライド。
  17. 該自動性スライドにおいて、前記スライダが前記第二の位置にありかつ前記第一のスライド部材が前記第二のスライド部材に対して縮められると前記リロードアームが前記セッタによって押されて、屈曲し、前記セッタが前記アクチュエータのスロット内に受け入れられるようにする、請求項16に記載の自動性スライド。
  18. 該自動性スライドにおいて、前記ハウジングが第一の部分及びこれに相対する第二の部分を含み、該自動性スライドにおいて、前記第一及び第二の溝が前記第一のハウジング部分に形成され、該自動性スライドにおいて、第三の溝が前記第二のハウジング部分に形成され、かつ該自動性スライドにおいて、第四の溝が前記第二のハウジング部分に形成され、前記第四の溝が第一の部分及び前記第四の第一の部分から横に伸びる第二の部分を有し、該自動性スライドにおいて、前記第三の溝が前記第一の溝の鏡映であり、かつ前記第四の溝が前記第二の溝の鏡映であり、該自動性スライドにおいて、前記スライダが前記第三の溝に沿って前記アクチュエータを案内する第二の突起を含み、かつ該自動性スライドにおいて、前記リロードアームが前記第四の溝に沿って前記アクチュエータを案内するときを含む、請求項16に記載の自動性スライド。
  19. 該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが、前記スライダが前記第二の位置にありかつ前記第一のスライド部材が前記第二のスライド部材に対して縮められるとき前記セッタによって押されると圧縮する部分を含み、前記セッタが前記アクチュエータのスロットに受け入れられるようにする、請求項10に記載の自動性スライド。
  20. 該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが前記スライダに旋回可能に結合される旋回部材を含み、かつ該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータ部分が前記旋回部材に結合されるリロードアームであり、該自動性スライドにおいて、セッタによって押されると屈曲することによって前記リロードアームが圧縮する、請求項19に記載の自動性スライド。
  21. 該自動性スライドにおいて、前記ハウジングが第一の溝及び第二の溝を含み、前記第二の溝が第一の部分及び前記第一の部分から横に伸びる第二の部分を有し、該自動性スライドにおいて、前記スライダが突起を含み、前記スライダの突起が前記第一の溝に沿って前記スライダを案内し、かつ該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが突起を含み、前記アクチュエータの突起が前記第二の溝に沿って前記アクチュエータを案内し、該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが前記第二のポジションにあるとき前記アクチュエータの突起が前記第二の溝の前記第二の部分にあり、前記バネの力によって前記第二の溝の前記第二の部分に押し付けられて、前記アクチュエータを前記第二の溝の前記第二の部分に前記アクチュエータを保持する、請求項5に記載の自動性スライド。
  22. さらに、前記ダンパを前記スライダに結合するリンクを含む、請求項1に記載の自動性スライド。
  23. 該自動性スライドにおいて、前記スライダが傾斜面を含み、該自動性スライドにおいて、前記スライダが前記第一の位置に向かってスライドすると前記リンクが前記傾斜面に乗って、前記ダンパに力を加える、請求項22に記載の自動性スライド。
  24. さらに、前記第一のスライド部材から伸びるセッタを含み、該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータがスロットを含み、かつ該自動性スライドにおいて、前記セッタが前記スロットに受け入れられて、前記第一のスライド部材を前記アクチュエータに結合する、請求項1に記載の自動性スライド。
  25. 該自動性スライドにおいて、前記セッタが前記第一のスライド部材とは別個のものであり、前記第一のスライド部材に結合される、請求項24に記載の自動性スライド。
  26. 該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが前記第一のスライド部材によって圧縮可能な圧縮性部分を含む、請求項1に記載の自動性スライド。
  27. 該自動性スライドにおいて、前記アクチュエータが前記圧縮性部分に隣接するスロットを含み、該自動性スライドにおいて、前記第一のスライド部材が前記第一のスライド部材を前記アクチュエータと結合するために前記スロット内部に受け入れられる部分を含む、請求項26に記載の自動性スライド。
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