JP7433643B2 - 自動引き込み装置付きスライドレール - Google Patents

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Description

本発明は、特に引き出しや陳列棚、グリル調理器等のスライドレールに用いられる自動引き込み装置付きスライドレールに関するものである。
従来、上記自動引き込み装置として数々のものが提供されている。
そして、自動引き込み装置では、引き込み機構に加え、エアーダンパーやオイルダンパーと組み合わせることによって、引き込み動作にブレーキ機能を加えたものが本件出願人より提供されている(例えば特許文献1)。
特許文献1の引き込み装置では、エアーダンパーやオイルダンパーによる緩衝器を用いて、スライドレールの引き込み装置の引き込み動作に入る前のスライドレールの移動スピードを減少させている。
しかしながら、スライドレールが物品に取り付けられ、物品の重量が加わったスライドレールが勢いよく収縮してくると、引き込み装置の作動開始時において、エアーダンパーやオイルダンパーによる緩衝器に強い衝撃が加わり、緩衝器にエアー漏れやオイル漏れなど、緩衝器が損傷するといったことがある。
特開2019-180926号公報
本発明は、強い衝撃にも耐えうる自動引き込み装置付きスライドレールを提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、アウターレールとインナーレールからなるスライドレールの自動引き込み装置において、自動引き込み装置は、自動引き込み部材と自動引き込み部材に係合する係合部からなり、自動引き込み部材は、主に、固定部材である本体と、スライドレールのスライド方向に移動可能とされるスライド部材と、スライド部材をスライドレールの収縮方向に付勢する付勢手段と、付勢手段によるスライド部材の移動速度を緩める緩衝器とで構成され、さらに、緩衝器は、主にシリンダーとピストンロッドとピストンからなり、本体内にスライドレールのスライド方向に移動可能に支持され、緩衝器の該スライド方向のうち、自動引き込み装置の引き込み方向と同じ方向に緩衝器が移動する際、緩衝器の移動速度を和らげる補助緩衝材設けられ、補助緩衝材は、シリンダーがスライド方向に移動することにより、シリンダーの後端で押しつぶされる構成とした。
本発明の第1の手段として構成したところによると、緩衝器をスライド方向に移動可能にするとともに、自動引き込み装置の引き込み方向と同じ方向に緩衝器が移動する際、緩衝器の移動速度を和らげる補助緩衝材を設けているので、スライドレールが勢いよく収縮しても緩衝器への衝撃を補助緩衝材で緩和することが可能であるので、緩衝器の破損を防止できる。
また、補助緩衝材を、緩衝器の引き込み側端部側で緩衝器に押圧されるように設置する構成なので、簡単な構造で緩衝器への衝撃を緩和することが可能である。
本発明を備えたスライドレールの引き出された状態の斜視図 本発明を備えたスライドレールの引き込まれた状態の斜視図 本発明を備えたスライドレールの分解斜視図 スライドレールの基本断面図である 自動引き込み部材の分解斜視図 自動引き込み部材の斜視図 自動引き込み部材の分解背面斜視図 スライド部材の六面図 係合部材の六面図 係合体の六面図 自動引き込み部材の引き込まれた状態での自動引き込み部材と係合体の関係を示す説明図 自動引き込み部材の引き出し途中での自動引き込み部材と係合体の関係を示す説明図 自動引き込み部材の引き出された状態での自動引き込み部材と係合体の関係を示す説明図 係合部材と係合部とスライド溝内の引き出し過程を示す説明図 係合部材と係合部とスライド溝内の引き込み過程を示す説明図 自動引き込み部材の引き出された状態で中間レールが衝突したときの説明図 自動引き込み部材のアウターレールの基板側からの説明図 自動引き込み部材の補助緩衝材が作用した状態を示す説明図
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
尚、図1における左側斜め下方向を引き込み側、右側斜め上方向を引き出し側とし、引き込み側、引き出し側の両方向をスライド方向として説明する。
また、引き出し側を前方向、引き込み側を後方向と云うこともある。
図1~図4において、符号1はアウターレールを示し、符号2はインナーレールを示し、符号3は中間レールを示し、符号4はアウターレール1のボール保持板を示し、符号5はインナーレール2のボール保持板を示し、アウターレール1、インナーレール2、中間レール3、ボール保持板4、ボール保持板5に回転自在に保持されたボール400・・・、500・・・にて、スライドレール100が構成されている。
符号7は、アウターレール1の引き込み側端部内面に設けられた自動引き込み部材を示し、符号8は、自動引き込み部材7に対応して、インナーレール2の引き込み側内面に設けられた係合体を示している。
アウターレール1は、金属製の細長条板の短手両端部を内向き円弧状に折り曲げた内面長手方向にボール案内溝を有する上下折曲縁11、11と、家具等の本体側(固定体)と連結される基板12より略チャンネル型に形成されている。
そして、基板12の引き込み側(自動引き込み部材7のやや引き出し側)の一部に開口部121が設けられ、アウターレール1の基板12の引き出し側端部をインナーレール2方向に折り曲げてボール保持板4の引き出し側端部が当接する固定側移動時ストッパー(図示せず。)が形成される。
このように形成されたアウターレール1の引き込み側端部付近に自動引き込み部材7が取り付けられる。
中間レール3は、上記アウターレール1に挿入可能な大きさでアウターレール1より、後述する自動引き込み部材7の引き込み状態のスライド部材71の引き出し端から、アウターレール1の引き出し端までの長さで、基板30と上下折曲縁31、31よりアウターレール1と同方向の略チャンネル型に形成され、上下折曲縁31、31の外面に、摺動方向に渡って前記ボール400・・・が転動する外面側ボール摺動溝を有し、上下折曲縁31、31の内面に、摺動方向に渡ってボール500・・・が転動する内面側ボール摺動溝を有している。
そして、基板30の引き込み側の上下端部には、中間レール3の最大引出し時に、前記アウターレール1のリテーナー前ストッパー(図示せず。)に引き出し側端部が当接したボール保持板4の引き込み側端部に当接して、中間レール3の最大引き出し量を規制するボール保持板後ストッパー(図示せず。)が形成され、基板30の引き出し側端部内面に、インナーレール2が最大伸長状態となった時、ボール保持板5の引き出し側端部が当接するとともに、インナーレール2が引き込まれ最短収縮状態となった時、インナーレール2の引き出し側端部に形成されたインナーレール前端ストッパー(図示せず。)が当接する前ストッパー部材(図示せず。)が着脱自在に設けられている。
複数個のボール400・・・は、ボール保持板4に回転自在に保持され、
ボール保持板4は、帯状金属板にてアウターレール1のほぼ3分の1程度の長さとし、前記中間レール3とアウターレール1の基板30、12間に挿入可能な大きさのコ字形基板40と、コ字形基板40の上下両端部よりL字形に突出し、中間レール3とアウターレール1の各上下折曲縁31、31、11、11間に位置する上下突出縁41、41より断面略コ字形に形成され、上下突出縁41、41の摺動方向に複数個のボール400・・・を回転自在に保持している。
インナーレール2は、アウターレール1とほぼ同長に形成され、ボール保持板5に保持されたボール500・・・を介して中間レール3に摺動自在な大きさで、金属製の細条板の短手両端部を外向き円弧状に折り曲げて形成され、外面長手方向にボール500・・・のボ-ル摺動溝を有する上下折曲縁21、21と基板20より断面略C字型に形成されている。
そして、基板20には、インナーレール2の最大伸長時に、前記中間レール3の前ストッパー部材に当接して、インナーレール2の最大伸長量を規制する後ストッパー部材(図示せず。)が設けられている。
このように形成されたインナーレール2の基板20のアウターレール側に面する側に引き込み側に係合体8が取り付けられる。
ボール保持板5は、帯状金属板にて中間レール3の半分程度の長さとし、前記中間レール3とインナーレール2の基板30、20間に挿入可能な大きさのコ字形基板50と、コ字形基板50の上下両端部よりL字形に突出し、中間レール3とインナーレール2の各上下折曲縁31、31、21、21間に位置する上下突出縁51、51より断面略コ字形に形成され、上下突出縁51、51の摺動方向に複数個のボール500・・・を回転自在に保持している。
スライドレール100は、上記の如く構成され、アウターレール1に対する中間レール3の引き出し(伸長)方向への摺動、中間レール3に対するインナーレール2の引き出し(伸長)方向への摺動は次のようになる。
中間レール3がアウターレール1に対し引き出し方向に摺動すると、同時に、ボール保持板4も中間レール3の移動量の半分の移動量をもって引き出し側に移動し、やがて、ボール保持板4の引き出し側端部はアウターレール1のリテーナー前ストッパー(図示せず。)に当接して停止し、同時に、中間レール3のボール保持板後端ストッパー(図示せず。)がボール保持板前ストッパー(図示せず。)に当接したボール保持板4の引き込み側端部に当接して停止する。
そして、中間レール3に対しインナーレール2が引き出し方向に摺動すると、ボール保持板5もインナーレール2の移動量の半分の移動量をもって引き出し方向に移動し、やがて、ボール保持板5の引き出し側端部が中間レール3の前ストッパー部材の引き込み側端部に当接して停止し、同時にボール保持板5の引き込み側端部に、インナーレール2の後ストッパー部材が当接してインナーレール2が停止する。
一方、アウターレール1に対する中間レール3の引き込み(収縮)方向への摺動、中間レール3に対するインナーレール2の引き込み(収縮)方向への摺動は次のようになる。中間レール3がアウターレール1に対し収縮方向に摺動すると、同時に固定側ボールリテーナー3も中間レール3の移動量の半分の移動量をもって収縮方向に移動し、やがて、中間レール3の引き込み側端部が、スライド部材71の緩衝部714に衝突し、中間レール3の摺動が停止する。
一方、中間レール3に対しインナーレール2が引き込み側に摺動すると、ボール保持板5もインナーレール2の移動量の半分の移動量をもって収縮方向に移動し、やがて、インナーレール2の引き込み側に設けられた係合体8の係合部81が、アウターレール1に取り付けられた自動引き込み部材7に連係し、インナーレール2が自動的に引き込み側に引き込まれ、スライドレール100の最短引き込み(収縮)状態となる。
自動引き込み装置の自動引き込み部材7は、図5~図7に示すように、本体70と、本体70にスライド移動可能に取り付けられるスライド部材71と、本体70に対してスライド移動可能であってスライド部材71に内包するように取り付けられる係合部材72と、スライド部材71を引き込み側に付勢する付勢装置である引っ張りコイルばね73、73と、スライド部材71の引き込み方向の移動時にスピード調整を行う緩衝器74と、緩衝器74の引き込み側端面に接触し、緩衝器74の引き込み側への衝撃を吸収する補助緩衝材75で構成される。
本体70は、合成樹脂によって一体成型されているものであって、図1、図5に示すように、主に、アウターレール1に取り付けられた状態で、アウターレール1の基板12の内面に当接する底板部701と、底板部701の引き出し側端から引き出し方向に延伸するスライド基体702と、スライド基体702のインナーレール2側の面に設けられた凹状のスライド溝703で構成される。
底板部701には、底板部701からアウターレール1の上下両折曲縁11、11にそれぞれ突設し上下両折曲縁11、11の内面に沿って当接する取り付け片701a、701aと、中心部でスライド方向に設けられたU字状に膨出し、アウターレール1の基材12側に形成されるU字状凹部のブレーキ取り付け部701bと、ブレーキ取り付け部701bの引き込み側に連続して設けられるブレーキ取り付け部701bと同様にU字状凹部の補助緩衝材取り付け部701cと、底板部701からインナーレール2側に突出し、ブレーキ取り付け部701bを挟んで対向してバネ掛かり701c、701cが設けられている。
スライド基体702は、幅狭の板状で、アウターレール1の基板12の内面に沿うように形成されている。そして、スライド基体702の表面、すなわち、インナーレール2側から、底面、すなわち、アウターレール1の基板12側に向かって凹状を成すスライド溝703が形成されている。
スライド溝703は、スライド方向に延伸する直線部703aの引き出し側端でアウターレール1の上下折曲縁11側(図11における下側)に屈曲する引き込み待機部703bでL字状に形成され、さらに、直線部703aと引き込み待機部703bで形成されるL字状の内側の角から溝内に向かって円弧状に膨出する回転案内部703cが形成される。
そして、図11に示すように、引き込み待機部703bの回転案内部703cと連接する凹溝の底面に対しての垂直面が係止受部704とされる。
係止受部704は、図14に示すように、直線部703aから離れる(図14の下側)にしたがって、引き込み側に傾斜している。
そして、スライド溝703の引き込み側に対応するスライド基体702には、スライド溝703の長辺側にスリット孔702a、702aが対向して設けられる。
これらのスリット孔702a、702aによって、スライド溝703の直線部703aのスライド方向の底面に対しての垂直面の柔軟性を生み、スライド部材71の取り付けがし易くなり、また、後述する係合部材72のリセットが可能となる。
スライド部材71は、合成樹脂によって一体成型されているものであって、図8に示すように中央部に向かって山状に膨出する基体部711と、基体部711の頂部に貫通したL字状の保持孔712が設けられ、裏面には保持片713・・・が設けられ、基体部711の引き出し側端面から引き出し側の突出する緩衝部714が設けられ、基体部711からインナーレール2側に突出し、基体部711の頂部を挟んで対向してバネ掛かり715、715が設けられる。
緩衝部714は、中間レール3が衝突したときに弾性変形することにより衝撃力を緩和するものである。
図8における符号716は、自動引き込み部材7の引き込み待機状態で、スライド基体702のスライド溝703の引き出し端部に設けられた孔に入り込み、引き込み待機状態でスライド部材71の浮き上がりを防止する補強片である。
係合部材72は、図9に示すように合成樹脂によって一体成型されているものであって、板状のベース体721と、スライドベース体721から突出する胴部722からなり、胴部722の頂部に切り欠き係合溝723が凹設され、スライドベース体721の裏面に切り欠き当接溝724が凹設されている。
引っ張りコイルばね73は、引っ張り側に付勢力が働くコイル状のばねで両端部にリング状の引っ掛け部731、731が設けられている。
緩衝器74は、シリンダー741とピストンロッド742とピストンからなり、シリンダー741内にオイルが封入され、オイルの粘度を利用するオイルダンパーであって、シリンダー741内部でピストンロッド742に連結された調整弁によって減衰力を生むもので、広く知られているものである。実施例における緩衝器74は、シリンダー741内にコイルバネを備え、ピストンロッド742を常に伸張側に押し出す方向に付勢しているものであって、外力により、ピストンロッド742が縮んでも、外力がなくなると該付勢力によりピストンロッド742はもとの状態に伸びるように施されている。
緩衝器74は、必要に応じて、オイルの代わりに空気の流れを利用するエアーシリンダータイプを使用することもある。
補助緩衝材75は、本実施例では圧縮コイルばねを使用している。しかしながら、スライドレールを使用する物品の仕様に合わせて、弾性材であるゴムやスポンジ、合成樹脂片などを使用することもある。
このように構成される自動引き込み部材7の各部材は次のように組み立てられる。
まず本体70のスリット孔702a、702a部のスライド溝703の直線部703a内に係合部材72のスライドベース体721を挿入する。
スライドベース体721は、この状態で、スライド溝703の直線部703aの幅と略同じ幅に形成されているから、スライド溝703内を直線的にスライド方向に移動できる。
次に、スライド部材71を保持孔712に、係合部材72の胴部722を挿通させながら、保持片713・・・がスライド基体702の裏側に引っかかるように押し入れる。
この時、前述のとおり、スリット孔702a、702aによって、スライド溝703の垂直面が柔軟性を有しているので、該垂直面を変形させながらスライド部材71を取り付け、取り付け後、垂直面は弾性力によって復元するので、取り付けられたスライド部材71は簡単には外れない。
この状態で、スライド部材71は、基体部711と保持片713間に形成される空間にスライド基体702が内包し、係合部材72とともにスライド基体702に沿ってスライド方向にスライド可能となる。
次にスライド部材71を引き出し側にスライド移動させる。そして、底板部701の裏面側から補助緩衝材取り付け部701cに補助緩衝材75を挿入し、補助緩衝材75の引き込み側端部を、補助緩衝材取り付け部701cの引き込み側に設けられた壁面に当設させる。
そして、ブレーキ取り付け部701bに緩衝器74のシリンダー741を挿入する、シリンダー741の引き込み側端部には、圧縮コイルばねの補助緩衝材75に内包可能な円柱状の突起741aが設けられており、突起741aを補助緩衝材75の引き出し側端面から挿入しシリンダー741の端面で補助緩衝材75を多少押しながらブレーキ取り付け部701bに緩衝器74のシリンダー741を挿入する。
この時、ピストンロッド742は、ブレーキ取り付け部701bの引き出し側端面に設けられた貫通孔に通されて、スライド基体702上に位置することとなり、ピストンロッド742の先端がスライド部材71の引き込み側端面に当接する。
この状態では、緩衝器74のコイルバネの付勢力によって、スライド部材71は引き出し側に押されていることとなる。
また、シリンダー741も補助緩衝材75の付勢力によって引き出し側に押されていることとなるが、補助緩衝材75を大きく圧縮させているわけではなく、補助緩衝材75の付勢力は、シリンダー741がブレーキ取り付け部701bでガタつかない程度に作用させている。
補助緩衝材75によって、緩衝器74は、引き込み側に補助緩衝材75を圧縮しながら移動することができ、補助緩衝材75の弾性力(付勢力)によって、元の位置に戻ることが可能となる。
そして、引っ張りコイルばね73の両端の引っ掛け部731、731を、それぞれ底板部701のバネ掛かり701d、スライド部材71のバネ掛かり715に引っ掛ける。
引っ張りコイルばね73、73を取り付けると、緩衝器74のコイルバネの付勢力は引っ張りコイルばね73、73の付勢力より弱く設定されているので、引っ張りコイルばね73の付勢力で、スライド部材71は引き込み側にスライド移動する。
このように自動引き込み部材7は組み立てられ、自動引き込み部材7は、取り付け片701a・・・をアウターレール1の上下折曲縁11、11間に嵌入し、アウターレール1から容易に外れないように引き込み側端部に取り付けられる。
アウターレール1の開口部121は、スライド基体702の位置に合わせて設けられており、スライド部材71のスライド移動時に、基板12とスライド部材71が干渉しないようにするためと、スライド基体702のスライド溝703と反対側面である裏面に設けられた凸状部702bを、開口部121に前後端に設けられた係合部121aに係合することにより、アウターレール1に対して、本体70が前後に移動しないように施されている。また、開口部121の前端部で、アウターレール1の基板12を本体70側に切り起こされる切り起こし部12aが設けられ、該切り起こし部12aにスライド基体702の前端を挿入することにより、スライド基体702が基板12から離れないように固定している。
次に係合体8について詳述する。
係合体8は、図10に示されるが、便宜的に図9の正面図における上下方向をそのままの上下方向と云う。
係合体8は、合成樹脂によって一体成型されているものであって、貫通丸孔80aが設けられる長方形部の上部の引き込み側面から、引き込み側への突出部を設けたL字状を成す基体80と、基体80の突出部から、下方に向かって楔状の係合部81が設けられ、係合部81と基体80の突出部を連結する円盤状の保持部82が設けられる。尚、保持部82は一部が引き出し側に延びている。
そして、係合体8は、インナーレール2の基板20の引き込み側に設けられた保持孔20aに、インナーレール2のC字状の内面側から保持部82を挿入し、基体80の貫通丸孔80aと基板20の螺孔20bを使用してインナーレール2にねじ止めされる。
保持部82は、係合体8がインナーレール2に取り付けられた状態で、インナーレール2に対して回転しないようにすることに加え、係合部81と基体80の突出部を連結することにより、係合部81が欠損しないように補強するためのものである。
このように、自動引き込み部材7と係合体8からなる自動引き込み装置が取り付けられたスライドレール100の自動引き込み機能について説明する。
インナーレール2がアウターレール1に引き込まれた状態(図2、図11に示す状態。)のスライドレール100が最収縮状態で、係合部材72の切り欠き係合溝723に係合体8の係合部81が係合し、スライド部材71と係合部材72が引っ張りコイルばね73によって常に引き込み力を付与した状態で引き込まれている。
この状態から、インナーレール2が引き出されると、切り欠き係合溝723に係合部81が係合しているので(図11に示す状態。)、係合部材72は、係合部81に引っ張られながらスライド溝703内を引き出し側に移動する。この時、係合部材72の胴部722が、スライド部材71の保持孔712に内包しているので、スライド部材71は、係合部材72の胴部722の引き出し側面よって、保持孔712を形成する引き出し側の面を押されながら、かつ、引っ張りコイルばね73の付勢力に抗して引っ張りコイルばね73を伸ばしながら係合部材72と同じくスライド基体702に沿って引き出し側に移動する(図14(a)に示す状態)。
この時、緩衝器74のピストンロッド742は、内蔵されるコイルバネによって伸長していく(図12に示す状態)。
尚、緩衝器74は、コイルバネを内蔵せずにピストンロッド742の先端をスライド部材71と連結し、ピストンロッド742をスライド部材71のスライド移動によって伸長、収縮させてもよい。
そして、係合部材72がスライド溝703の引き込み待機部703bに近づくと、切り欠き当接溝724の引き込み側面がスライド溝703の回転案内部703cに接触する(図14(b)に示す状態)。
この状態で、図14(b)、(c)に示すように係合部材72は、スライド溝703の直線部703aと回転案内部703cの交点である交差点703dを基点として、切り欠き当接溝724が回転案内部703cの外周面に沿って引き込み待機部703b内を回動していく。
そして、係合部材72が回動し、切り欠き当接溝724の一部(図14(d)における下面となる部分)が引き込み待機部703bの図14(d)における下端部に当接し、回動が停止する(図13に示す状態)。
この時、係合部材72が回動に合わせて切り欠き係合溝723の角度が変わり、切り欠き係合溝723の開口部が、係合部81の引き出し軌道上となって、係合部81が切り欠き係合溝723から逸脱し、インナーレール2はそのまま引き出され、中間レール3も引き出され、スライドレール100は最長伸長状態となる。
このような係合部材72の回動が可能なように、スライド部材71の保持孔712は、係合部材72の回動軌跡に合わせてL字状に形成されている。
また、切り欠き当接溝724の一部が当接面724aとされ、スライド溝の係止受部704と対峙している。
この状態で、スライド部材71は、引っ張りコイルばね73で引き込み側に付勢されているので、スライド部材71は引き込み側に移動しようとしている。
そして、この時、引っ張りコイルばね73の付勢力によって、係合部材72の前記回動後の先端の引き出し側面の押圧受部722aは、押圧受部722aに接する保持孔712の面(図8に示す)の押圧部71aによって引き込み側に押圧されている。
押圧受部722aが押圧部71で押圧されると、スライド溝の係止受部704と対峙する切り欠き当接溝724の当接面724aが、係止受部704に当接の上、押圧する。
このように、係止受部704に当接面724aが押圧している状態では、係合部材72には、より回動する方向への力が加わっていることになるから、係合部材72が、係止受部704に当接面724aに当設した状態が維持され、係合部材72が引き込み方向へ移動できない。そして、係合部材72が引き込み方向へ移動できないので、スライド部材71も引き込み方向へ移動できない。この状態が引き込み待機状態である。
そして、引き込み待機状態で、インナーレール2が引き込み側にスライド移動し、スライドレール100の引き込み(収縮)が開始されると、インナーレール2に合わせて中間レール3が引き込み側にスライド移動する。
この時、スライドレール100への荷重などの条件によるスライドレール100の動きによって、中間レール3の引き込み側端面が、引き込み待機状態のスライド部材71の緩衝部714に衝突することがある。
中間レール3がスライド部材71に衝突すると、スライド部材71には引き込み側に移動する力が加わる。
この時、前述と同様に、スライド部材71の押圧部71aによって、係合部材72の押圧受部722aが押圧するから、係合部材72には、より回動する方向への力が加わり、係合部材72が、係止受部704に当接面724aが当設した状態が維持され、係合部材72が引き込み方向へ移動できない。そして、係合部材72が引き込み方向へ移動できないので、スライド部材71も引き込み方向へ移動できない(図16に示す状態)。
したがって、スライド部材71への中間レール3が衝突したとしても、係合部材72にはより回動する方向への力が加わるため、衝突による衝撃力で、係合部材72の待機状態が解除されることがない。
特に、係止受部704は、直線部703aから離れるにしたがって、引き込み側に傾斜しているから、係合部材72の押圧受部722aが押圧されると、係合部材72が、係止受部704に当接面724aが当接した状態よりさらに、係止受部704に当接面724aが楔のように食い込む係合状態となるので、係合部材72の待機状態が容易に解除されることがない。
より具体的には、係止受部704の引き込み側に傾斜によって、係止受部704に当接面724aが食い込む係合状態になるから、係合部材72の待機状態を解除するには、係合部材72を該傾斜分引き出し側に押し戻す必要がある。この押し戻す力は、前記の中間レールの衝突力と反対向きの力となるので、中間レールの衝突力によって、係合部材72の待機状態を解除する方向と逆方向の力が加わるので、係合部材72の待機状態が解除されることがない。したがって、係止受部704は、傾斜をつけずに直線部703aに対して垂直でも、係合部材72にはより回動する方向への力が加わるため係合部材72の待機状態が解除されることはないが、前記のように傾斜させるほうがより確実にできる。
しかしながら傾斜角を強くすると、引き込み待機状態からの解除時に大きな力が必要となるため、できるだけ緩やかな角度にするほうがよい。
また、図14(d)に示すように、待機状態での係合部材72のスライドベース体721の上端面は、スライド溝703の内面に接触している。そのため、前記、中間レール3がスライド部材71に衝突した時の係合部材72の回動作用時には、係合部材72が必要以上に回動することを防止できるだけでなく、該接触面で接触抵抗が発生するので、係合部材72の待機状態が解除される方向に移動することを防止できる。
このように、係合部材72を、スライド移動方向に対して直行する方向に向かって回動させ、該回動により、係合部材72の引き出し側先端を、スライド移動時の軌跡から該直行する方向に逸脱させる。そして、逸脱部で、係合部材72の引き込み側へのスライド移動を阻止する係止部を設け、スライド部材71の引き込み側への移動する力を、係合部材72の該逸脱部で係合部材72に加えるように施すと、係合部材72に、前記、直行する方向に向かって回動させる方向への力を加えることができるので、係合部材72がスライド移動できないようにすることが可能となる。
本実施例では、アウターレール1が固定され、インナーレール2、中間レール3がスライド移動するもので記載しているが、このようなスライドレール100の場合、インナーレール2を固定し、中間レール3、アウターレール1がスライド移動する使い方もできるので、本実施例の自動引き込み装置が取り付けられたスライドレール100も同様な使い方ができる。当然ながらインナーレール2を固定する方法であっても、自動引き込み装置は同じ構成で機能する。
次に、引き出されたインナーレール2が収納されていくと、インナーレール2の係合部81が、引き込み待機状態のスライド部材71の切り欠き係合溝723内に切り欠き係合溝723の開口部から入っていく(図15(b)の状態)。
そして、係合部81の引き込み側面が、切り欠き係合溝723を形成する引き込み側の面に接触する。
この接触部は、係合部材72のスライド移動時の軌跡上にあるため、係合部材72は係合部81に引き込み側に押されながら、かつ、引き込み側に回動しながら移動する(図15(c)の状態)。
このように、係合部材72は、スライド移動時の軌跡上で引き込み側に押されるから、該接触部と係止受部704との間のスライド溝703の回転案内部703cと係合部材72の切り欠き当接溝724の接触部が回動基点となり、係合部材72に係合部材72の当接面724aが係止受部704と当接する方向と逆側の力が加わり、係合部材72が引き込み側に回動しながら移動することが可能となる。
そして、係合部材72がスライド溝703の直線部703a上をスライド移動可能な姿勢となると、引っ張りコイルばね73の付勢力によって、スライド部材71が引き込み側に移動し、スライド部材71に押圧されて、係合部材72は引き込み側に移動する(図15(d)の状態)。
この時、スライド部材71の引き込み側は、ピストンロッド742を押圧しながら移動するので、緩衝器74の減衰力によって、移動速度が速くなりすぎないように調整される。
また、係合部材72がスライド溝703の直線部703a上をスライド移動可能な姿勢となり、引き込み側にスライド移動が開始されると、この状態での切り欠き係合溝723を形成する引き出し側面と、係合部81の引き出し側面が接触し、係合部81が係合部材72に引き込み方向に押圧されながら、係合部材72の移動によってインナーレール2が引き込まれていく。
そして、係合部材72がスライド溝703内で、引き込み側端部に移動し、スライドレール100が図2に示す最収縮状態となり、本作動が引き込み動作である。
しかしながら、スライドレール100が引き出し等の物品に取り付けられ、自動引き込み装置が引き込み待機状態で、スライドレール100が伸張した状態から、物品を勢いよく操作した場合、スライドレール100が勢いよく収縮し、前記のようにスライド部材71がピストンロッド742を押圧し、緩衝器74の作用によって、移動速度が早くなりすぎないように調整されながら移動する過程で、緩衝器74に大きな衝撃(押圧力)が加わり、緩衝器74の能力を超え、スピード調整できないばかりか、緩衝器74に過度な負荷がかかり、緩衝器74が破損しやすい。
特に、オイル方式やエアー方式の緩衝器の場合、減衰力が作動速度に応じて変化し、作動速度が早いと抵抗力が大きくなるため、緩衝器74に大きな衝撃が加わると、ピストンロッド742の初期の移動速度が早くなり抵抗値が増加する。抵抗値が増すと、緩衝器74に大きな力が加わるので、オイルやエアーの漏れや、調整弁の破損などの原因となる。
そのために、緩衝器74を、衝撃に耐えうる大きなものにすると、スライドレールに設置できないことや、緩衝器74を収縮させる場合に大きな力が必要となるため、引っ張りコイルばね73の付勢力を強める必要があり、自動引き込み装置の引き込み状態から引っ張り出す場合に引っ張りコイルばね73の付勢力に抗して大きな力が必要になるといった問題がある。
本発明は、図17に示すように前記のようにスライドレール100が勢いよく収縮した場合で緩衝器74に大きな衝撃が加わると、緩衝器74はスライド方向に移動可能に設置されているから、図18に示すように衝撃がピストンロッド742を伝ってシリンダー741がブレーキ取り付け部701b内を後ろ方向にスライド移動する。
そして、この時、シリンダー741の後端で補助緩衝材75を押しつぶすように移動するので、補助緩衝材75の弾性力で前記衝撃力が緩和され、衝撃力を緩和しながら、かつ
、押しつぶされた補助緩衝材75は、復元しながら前記引き込み動作に移行する。
そのため、補助緩衝材75の弾性力は、緩衝器74の抵抗値より大きく設定しないと、緩衝器74の通常の引き込み動作で補助緩衝材75が押圧されてしまい、過度な衝撃を緩和する前に補助緩衝材75が押しつぶれてしまい衝撃吸収力が発揮できない。
また、補助緩衝材75の弾性力を過度に強く設定すると過度な衝撃でも補助緩衝材75が弾性変形せずに衝撃を吸収できず、衝撃力が緩衝器74の最大減衰力を超えると緩衝器74の破損につながるため、補助緩衝材75弾性力は、緩衝器74の最大減衰力より弱い範囲で設定する。
したがって、補助緩衝材75弾性力は、通常の引き込み動作はでは、押しつぶれず、緩衝器74の最大減衰力より弱い範囲で設定するのがよい。
また、本実施例においては、緩衝器のシリンダーが引き込み側で、ピストンロッドが引き出し側で設定されているが、ピストンロッドを引き込み側で、を引き出し側で設定してもよく、この場合、補助緩衝材は、ピストンロッドの引き込み側の先端側を支持するように設置する。
このように構成された自動引き込み装置は、前記の効果に加え、スライドレールの伸長状態から収縮する過程で、中間レールが先に引き込み側に移動し、中間レールの引き込み側端面がスライド部材に接触しスライド部材を引き込み側に押圧しても、スライド部材の移動によって、係合部材と係止受部が係合する方向に係合部材を押圧するから、引き込み待機状態が容易には解除されず、また、スライド部材は、引き込み待機状態で付勢手段によって引き込み側に付勢されており、該付勢力によって、引き込み待機状態の係合部材は、スライド部材の押圧部によって、常に係合部材と係止受部が係合する方向に係合部材を押圧されるから、引き込み待機状態が振動や衝撃により容易には解除されないといった効果がある。
また、L字状に形成されたスライド溝に沿って、係合部材先端がスライド方向に対してスライドレールの幅方向に向かうように回動し、回動した状態の引き込み側に当接部が設けられ、係止受部と当接することによって、係合部材が引き込み側に移動することを防止し、スライド部材の押圧部が、係合部材を挟み係止受部と対向する部分に設けられるので、スライド部材に引き込み側に移動する力が作用すると、係合部材が確実に係止受部に押し付けられ、係合部材と係止受部が係合する方向への押圧が、簡単な構造で可能である。
尚、自動引き込み装置の引き込み待機状態で、係合部81に直接何らかの力が加わり、引き込み待機状態が解除され、自動引き込み部材7が引き込まれてしまった場合、この状態でスライドレール100が収縮していくと、引き込まれた状態の係合部材72の引き出し側の側面とインナーレール2の係合部81の引き込み側の側面が接触する。しかしながら、係合部材72の引き出し側の側面が楔状に形成されており、該側面に、係合部81が接触すると、楔状形状により、係合部材72は、押し下げられ回動する。そして、係合部81が楔状の側面を乗り越えると、係合部材72が回動から戻り、係合部81と切り欠き係合溝723が係合する。
この時、前述のように、スライド基体702にスリット孔702a、702aが設けられ、スライド溝703の直線部703aのスライド方向の底面に対しての垂直面の柔軟性を生んでいるから、係合部材72が該回動による押圧力でスライド溝703が一時的に広がり、係合部材72が回動可能となって、自動引き込み部材7のリセットが可能となる。
本発明の自動引き込み装置は、実施例では、スリーレールのスライドレール100と組み合わされているが、アウターレールとインナーレールからなるツーレールのスライドレールへの使用も可能である。
以上のように、本発明のスライドレールは、引き出し式の収納家具に限らず、調理台におけるグリル器や、複写機の用紙トレーや、自動車用コンソールなど広範囲に利用可能である。
1 アウターレール
12 基板
121 開口部
100 スライドレール
2 インナーレール
20 基板
3 中間レール
30 基板
7 自動引き込み部材
70 本体
701 底板部
701a 取り付け片
701b ブレーキ取り付け部
701c 補助緩衝材取り付け部
701d バネ掛かり
702 スライド基体
703 スライド溝
703a 直線部
703b 引き込み待機部
703c 回転案内部
704 係止受部
71 スライド部材
71a 押圧部
711 基体部
712 保持孔
713 保持片
714 緩衝部
715 バネ掛かり
72 係合部材
721 スライドベース体
722 胴部
722a 押圧受部
723 切り欠き係合溝
724 切り欠き当接溝
724a 当接面
73 引っ張りコイルばね
731 引っ掛け部
74 緩衝器
75 補助緩衝材
8 係合体
81 係合部

Claims (1)

  1. 少なくともアウターレールとインナーレールからなるスライドレールの自動引き込み装置において、自動引き込み装置は、自動引き込み部材と自動引き込み部材に係合する係合部からなり、自動引き込み部材は、主に、固定部材である本体と、スライドレールのスライド方向に移動可能とされるスライド部材と、スライド部材をスライドレールの収縮方向に付勢する付勢手段と、付勢手段によるスライド部材の移動速度を緩める緩衝器とで構成され、さらに、緩衝器は、主にシリンダーとピストンロッドとピストンからなり、本体内にスライドレールのスライド方向に移動可能に支持され、緩衝器の該スライド方向のうち、自動引き込み装置の引き込み方向と同じ方向に緩衝器が移動する際、緩衝器の移動速度を和らげる補助緩衝材設けられ、補助緩衝材は、シリンダーがスライド方向に移動することにより、シリンダーの後端で押しつぶされることを特徴とする自動引き込み装置付きスライドレール。
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