JP2008308137A - ケーブル長さ調整装置 - Google Patents

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【課題】片手だけで調整作業を行えるケーブル長さ調整装置において、部品の数を削減するとともに、組付け工数を削減し、製造コストを低減したケーブル長さ調整装置を提供する。
【解決手段】ねじ部53と平面部52とを有するケーブルエンド51と、前記ねじ部53に螺合したケーブル調整用ナット7と、前記ねじ部53を挿通する貫通孔43を有する嵌合ピン4と、前記嵌合ピン4を回転自在に軸支する係止具2とを備え、前記ねじ部53を前記貫通孔43に挿通した状態で前記ケーブル調整用ナット7の螺合位置を調整することでフロントケーブル5およびリアケーブル6の長さを調整するケーブル長さ調整装置において、前記平面部52に対して面接触するカラー3を、前記係止具2または前記嵌合ピン4に、フロントケーブル5の軸方向に移動不能に固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ケーブル長さ調整装置に関し、特に簡易な構造であるパーキングブレーキのケーブル長さ調整装置に関する。
パーキングブレーキには、手動式、足踏み式などがある。例えば、手動式の場合には、手動式操作レバーを引くことにより、手動式操作レバーの操作力がケーブルによって、ドラムブレーキなどの制動装置まで伝達される仕組みになっている。ところが、このケーブルは、使用しているうちに伸びる性質があるため、手動式操作レバーの遊びが徐々に大きくなる。したがって、ケーブルは、定期点検時において、ブレーキの引き摺りを防止しつつ、適正な操作ストロークを確保して良好な操作感覚が得られる遊びに調整する必要がある。そこで、パーキングブレーキには、ケーブルの遊びを適正量に調整するためのケーブル長さ調整装置が設けられている。
このケーブル長さ調整装置の一例として、特許文献1に記載の図5に示すような構造のものがある。図5は、締結後の組付けが完了した状態を示す平面図である。特許文献1に記載のケーブル長さ調整装置では、位置決め用ナット10を作動ケーブル20の先端に結合された雄ねじ部に螺合させ、予め設定された位置に置き、ストッパー30を摺動させて前記位置決め用ナット10の外周にナット嵌合部40にて嵌合させることによって位置決めをする。この時前記ストッパー30のケーブル嵌合部50では、前記作動ケーブル20に嵌合しているので、前記ストッパー30と前記位置決め用ナット10は、前記作動ケーブル20に対し回転が阻止される。
そして、前記ストッパー30には、ストッパー延設部60が設けられていて係止具70に嵌め込まれると前記ストッパー30の回転は、前記係止具70で回転が阻止される。この時前記係止具70は、車体に結合したブラケット80に回動自在に軸支されており、前記作動ケーブル20の軸回りの回転は、阻止される。したがって、前記位置決め用ナット10の回転は、前記ストッパー30と前記係止具70によって阻止される。前記位置決め用ナット10が回転できなければ軸方向に移動することもできなくなるため、前記位置決め用ナット10は、前記作動ケーブル20の前記雄ねじ部の予め設定された位置にて固定される。
次に、前記係止具70に回転自在に軸支された嵌合部材90に設けられた孔に前記雄ねじ部の先端を貫通させ、その先端に締結用ナット100を螺合させる。締結用ナット100は、突出部101を備えており、前記位置決め用ナット10と該突出部101とで前記嵌合部材90を挟み込む形となり、前記位置決め用ナット10は、前記ストッパー30および前記係止具70を介して回転が阻止されているので、何ら固定措置を取る必要がなく、前記締結用ナット100だけを片手で規定の締めつけトルクまで締めつければ予め設定した長さに調整することができる。
特開平11−93937
しかしながら、上述した特許文献1のケーブル長さ調整装置では、片手だけで調整作業を行うために位置決め用ナット10の軸回りの回転を防止するストッパー30が必要であり、また、ストッパー30の軸回りの回転を防止する係止具70および係止具70の軸回りの回転を防止する車体に結合したブラケット80が必要であるため、複雑な構造をしていた。したがって、ケーブル長さ調整装置を構成する部品の数が多くなっていた。また、部品の数が多いため、組付け工数も多くなっていた。
さらに、たとえば、ストッパー30や締結用ナット100などのケーブル長さ調整装置を構成する各構成部品も複雑な構造をしているため、製造コストがかかっていた。
そこで、本発明は、片手だけで調整作業を行えるケーブル長さ調整装置において、ケーブル長さ調整装置の構造および各構成部品の構造を簡易にすることにより、部品の数を削減するとともに、組付け工数を削減し、製造コストを低減したケーブル長さ調整装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するために、請求項1に記載のケーブルの先端に設ける、ねじ部と平面部とを有するケーブルエンドと、前記ねじ部に螺合したケーブル調整用ナットと、前記ねじ部を挿通する貫通孔を有する嵌合ピンと、前記嵌合ピンを回転自在に軸支する係止具とを備え、前記ねじ部を前記貫通孔に挿通した状態で前記ケーブル調整用ナットの螺合位置を調整することでケーブルの長さを調整するケーブル長さ調整装置において、前記平面部に対して面接触するカラーを、前記係止具または前記嵌合ピンに、ケーブルの軸方向に移動不能に固定したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ケーブルエンドのねじ部を嵌合ピンの貫通孔に挿通した状態でケーブル調整用ナットを回転させると、嵌合ピンからのケーブルエンドの突出量が調整され、ひいてはケーブルの長さが調整されることとなる。このとき、係止具または嵌合ピンに固定されたカラーがケーブルエンドの平面部に面接触しているので、ケーブル調整用ナットを回転させても、ケーブルエンドが供回りすることがない。そのため、片手だけで調整作業を行うことができる。また、特許文献1に記載のケーブル長さ調整装置よりも簡易な構造に構成することができ、部品点数を削減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のケーブル長さ調整装置であって、前記係止具は、前記ケーブルの動作を2つの制動装置に伝達するイコライザーであって、2本のリアケーブルが連結されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、イコライザーを係止具として利用することにより、2本のリアケーブルによって係止具自体の回転が防止される。そのため、片手で調整作業を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のケーブル長さ調整装置であって、前記カラーは、前記ケーブルエンドの平面部に嵌合する凹部を有し、前記凹部の内面は、前記平面部に面接触する少なくとも1つの平面を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、カラーの凹部の内面のうち少なくとも1面がケーブルエンドの平面部に面接触しているので、ケーブルの供回りを確実に防止することができる。したがって、ケーブルの長さを片手で容易に調整することができる。また、ケーブルの長さ調整時のナット回しトルクによるケーブルの損傷を防止することができる。
本発明は、ケーブル長さ調整装置の構造およびケーブル長さ調整装置の各構成部品を簡易にすることにより、以下の効果を奏する。
部品の数を削減する効果を奏する。また、組付け工数を削減する効果を奏する。さらに、製造コストを低減することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。本実施形態においては、本発明を、自動車のサイドブレーキに適用した場合を例にとって説明する。
参照する図面において、図1は、本実施形態に係るケーブル長さ調整装置の構成を示す全体斜視図である。図2は、本実施形態に係るケーブル長さ調整装置の構成を示す分解斜視図である。図3は、本実施形態に係るケーブル長さ調整装置の構成を示す平面図である。図4は、カラー3の変形例を示すカラー3の全体斜視図である。
図1に示すように、ケーブル長さ調整装置1は、係止具たるイコライザー2と、カラー3と、嵌合ピン4と、フロントケーブル5と、リアケーブル6と、ケーブル調整用ナット7とを備えて構成されている。
イコライザー2は、カラー3を係止するとともに、図示しない手動式操作レバーの操作力を左右の車輪に均等に配分する役割を果たす。
図2に示すように、イコライザー2は、例えば1枚の鋼板を折り曲げて成形されており、互いに間隔を隔てて上下に平行に配置された上部2aおよび下部2bを備えている。この上部2aと下部2bの左右両側の前端には、側面視円弧状の曲線部24がそれぞれ連続している。
イコライザー2の上部2aおよび下部2bの左右両側には、円形状の貫通孔22が上下に形成されている。また、イコライザー2の上部2aの左右両側には、該上部2aの左右端部と貫通孔22とを連通する溝23がそれぞれ形成されている。
イコライザー2の前側中央には、開口部25が形成されており、カラー3およびフロントケーブル5が挿通できるようになっている。
イコライザー2の中央(すなわち貫通孔22,22の間)には、嵌合ピン4を回転自在に軸支するための円形状の貫通孔21が上下に形成されている。
図1に示すように、イコライザー2の上下の内面とカラー3の上下の外面が接している。これにより、カラー3の軸回りの回転を防止している。中央の上下の貫通孔21には、嵌合ピン4が挿通されており、両端の上下の貫通孔22には、嵌合部61が挿通されている。
カラー3は、フロントケーブル5の軸回りの回転を防止する役割を果たす。
図2に示すように、カラー3は、たとえば、所定の厚さを持った鉄製の板材を用いて、断面視コ字状に形成されている。カラー3は、互いに離間して上下に平行に配置された上片部3aおよび下片部3bと、この上片部3aの右端部と下片部3bの右端部とを連結する壁部3cと、で構成されている。上片部3aおよび下片部3bの一端側には、円形状の貫通孔31が上下に形成されている。
図1および図2に示すように、カラー3は、イコライザー2の上部2aと下部2bの間に開口部25から挿入された状態で、貫通孔21および貫通孔31に嵌合ピン4が挿通されて、イコライザー2に留めつけられている。本実施形態では、カラー3の後端部は、イコライザー2の後端部から突出している(図3参照)。カラー3のコ字状の凹部には、ケーブルエンド51が配置されている。カラー3の他端側であって、上片部3a、下片部3bおよび壁部3cの内面は、ケーブルエンド51の平面部52に面接触している。これにより、ケーブル調整用ナット7を回転する際に、フロントケーブル5が供回りするのを防止している。したがって、フロントケーブル5の長さを片手で容易に調整することができる。また、フロントケーブル5およびリアケーブル6の長さ調整時において、ケーブル調整用ナット7の回しトルクによるフロントケーブル5の損傷を防止することができる。
嵌合ピン4は、カラー3をイコライザー2に留めつけて、カラー3とイコライザー2を一体にする役割を果たす。これにより、カラー3自体の軸方向への移動を不能にし、イコライザー2とカラー3とが一体となって軸方向へ移動することを可能にする。
図2に示すように、嵌合ピン4は、円柱状の本体部42と、この本体部42よりも大径に形成された円柱状の頭部41と、を有している。本体部42の上下方向の中央には、ケーブルエンド51のねじ部53を挿通するための円形状の貫通孔43が形成されている。
図1に示すように、嵌合ピン4は、貫通孔21および貫通孔31に挿通されて、イコライザー2にカラー3を回動自在に留めつけている。つまり、嵌合ピン4の本体部42の上端および下端は、イコライザー2の貫通孔21にそれぞれ軸支されている。
尚、本実施形態では、嵌合ピン4の上端側に頭部41を形成したが、嵌合ピン4の形状はこれに限定されるものではなく、例えば頭部がない単なる円柱状に形成しても構わない。
フロントケーブル5は、図示しない手動式操作レバーの操作力をイコライザー2を介してリアケーブル6に伝達する役割を果たす。
図2に示すように、フロントケーブル5は、断面視円形状を呈する可撓性の長尺部材である。フロントケーブル5の先端には、ケーブルエンド51が連結されている。また、フロントケーブル5の基端側は、図示しない手動式操作レバーに結合されている。ケーブルエンド51は、平面部52とねじ部53とから構成されている。
図1に示すように、平面部52の外周は、四角形状に形成されており、カラー3の内面と面接触している。したがって、フロントケーブル5の軸回りの回転は防止される。一方、ねじ部53には、ねじ溝が形成されており、ケーブル調整用ナット7が螺合するようになっている。ねじ部53の外径は、嵌合ピン4の貫通孔43の内径と略同一であり、ねじ部53は貫通孔43に挿通されている。ねじ部53の後端部は、カラー3の後端部から突出している。
リアケーブル6は、図示しない手動式操作レバーの操作力を左右の後輪に伝達する役割を果たす。
図2に示すように、リアケーブル6は、嵌合部61とケーブル部62とから構成されている。嵌合部61は、円柱状の部材であり、外径が貫通孔22と略同一に形成されている。ケーブル部62は、断面視円形状を呈する可撓性の長尺部材であり、嵌合部61の長手方向の中心に結合されている。また、ケーブル部62の後端側は、図示しない左右の後輪のブレーキ装置にそれぞれ連結されている。
図1に示すように、嵌合部61の上端側は、イコライザー2の上部2aの貫通孔22に嵌合しており、嵌合部61の下端側は、イコライザー2の下部2bの貫通孔22に嵌合している。ケーブル部62は、イコライザー2の上部2aと下部2bの間に配置されている。リアケーブル6は、図示しない後輪のブレーキ装置に連結されており、比較的大きな張力が作用している。これにより、イコライザー2の回転が防止されている。
ここで、図2を参照して、リアケーブル6をイコライザー2に装着する方法について説明する。まず、嵌合部61を貫通孔22に挿通する。次に、ケーブル部62を溝23に通して、後側に90°回転させる。これにより、図1に示すように、リアケーブル6は、イコライザー2に装着されることとなる。
ケーブル調整用ナット7は、フロントケーブル5およびリアケーブル6の長さを調整する役割を果たす。
図2に示すように、ケーブル調整用ナット7は、六角柱状の一般的なナットであり、雌ねじ部71を備えている。ケーブル調整用ナット7は、嵌合ピン4の貫通孔43に挿通されたケーブルエンド51のねじ部53に螺合している。図3に示すように、ケーブル調整用ナット7の前端部は、カラー3の後端部に当接している。
次に、図1乃至図3を参照して、ケーブル長さ調整装置1の動作について説明する。
フロントケーブル5の弛みをとる場合、作業者は、ケーブル調整用ナット7にラチェットまたはスパナなどを装着し、ケーブル調整用ナット7を締め付ける方向に回転させる。このとき、ケーブルエンド51の平面部52は、カラー3に面接触しているので回転することがない。また、カラー3を係止するイコライザー2も2本のリアケーブル6によって回転不能に固定されている。そして、ケーブル調整用ナット7はカラー3の後端部に当接しているので、ケーブルエンド51が、カラー3およびイコライザー2に対して相対的に近づくように移動する。これにより、フロントケーブル5の弛みが解消されることとなる。
逆に、フロントケーブル5を弛める場合は、ケーブル調整用ナット7を緩める方向に回転させる。そうすると、フロントケーブル5の張力によって、ケーブルエンド51がカラー3およびイコライザー2から引き出されるように移動する。これにより、フロントケーブル5が弛むこととなる。
つづいて、本実施形態に係るケーブル長さ調整装置1の作用効果について説明する。
本実施形態に係るケーブル長さ調整装置1によれば、ケーブルエンド51のねじ部53を嵌合ピン4の貫通孔43に挿通した状態でケーブル調整用ナット7を回転させると、嵌合ピン4からのケーブルエンド51の突出量が調整され、ひいてはフロントケーブル5の長さが調整されることとなる。このとき、イコライザー2または嵌合ピン4に固定されたカラー3がケーブルエンド51の平面部52に面接触しているので、ケーブル調整用ナット7を回転させても、フロントケーブル5が供回りすることがない。また、イコライザー2の軸回りの回転は、リアケーブル6の張力により防止されている。そのため、片手だけで調整作業を行うことができる。また、フロントケーブル5の軸回りの回転を防止する手段として、従来のイコライザー(図示省略)にカラー3を設けただけなのでケーブル長さ調整装置1は、簡易な構造となっている。したがって、部品点数を削減することができ、組み付け工数も削減することができる。さらに、ケーブル調整用ナット7は、六角形状の一般的なナットであり、複雑な構造をしているナットを使用する必要がないため、製造コストを低減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できるのはいうまでもない。例えば、本実施形態では、カラー3は、断面視コ字状に形成されているが、図4に示すように、断面視四角形状に形成しても構わない。この場合でも、平面部52(図2参照)の外周とカラー3の内周を略同一にすることにより、面接触させることができるためフロントケーブル5(図2参照)の供回りを防止することができる。尚、カラー3は、これらに限定することなく、少なくとも1面を平面部52に面接触させれば良い。たとえば、上下に一枚ずつ板材を設けて、平面部52に面接触させても構わないし、上または下に一枚の板材を設けて、平面部52に面接触させても構わない。また、カラー3を断面視五角形状に形成しても構わない。この場合、平面部52の外周を五角形状にして、カラー3を面接触させても良いし、平面部52の外周を四角形状のままにして、カラー3の内面を平面部52の角に接触させても構わない。
また、本実施形態では、ケーブル調整用ナット7の一端をカラー3の一端に当接しているが、ケーブル調整用ナット7の一端をイコライザー2の一端に当接しても構わない。この場合、カラー3の一端は、イコライザー2の一端面より内側に位置する。
本実施形態に係るケーブル長さ調整装置の構成を示す全体斜視図である。 本実施形態に係るケーブル長さ調整装置の構成を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るケーブル長さ調整装置の構成を示す平面図である。 本実施形態に係るカラーの変更例を示す斜視図である。 従来例に係るケーブル長さ調整装置の構成を示す平面図である。
符号の説明
1 ケーブル長さ調整装置
2 係止具(イコライザー)
3 カラー
4 嵌合ピン
5 フロントケーブル
6 リアケーブル
7 ケーブル調整用ナット

Claims (3)

  1. ケーブルの先端に設ける、ねじ部と平面部とを有するケーブルエンドと、
    前記ねじ部に螺合したケーブル調整用ナットと、
    前記ねじ部を挿通する貫通孔を有する嵌合ピンと、
    前記嵌合ピンを回転自在に軸支する係止具と、
    を備え、
    前記ねじ部を前記貫通孔に挿通した状態で前記ケーブル調整用ナットの螺合位置を調整することでケーブルの長さを調整するケーブル長さ調整装置において、
    前記平面部に対して面接触するカラーを、前記係止具または前記嵌合ピンに、ケーブルの軸方向に移動不能に固定したことを特徴とするケーブル長さ調整装置。
  2. 前記係止具は、前記ケーブルの動作を2つの制動装置に伝達するイコライザーであって、2本のリアケーブルが連結されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル長さ調整装置。
  3. 前記カラーは、前記ケーブルエンドの平面部に嵌合する凹部を有し、
    前記凹部の内面は、前記平面部に面接触する少なくとも1つの平面を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のケーブル長さ調整装置。
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