JP2005098397A - コントロールケーブル装置 - Google Patents

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Kiyonori Matsui
清典 松井
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Abstract

【課題】ねじ込みおよび調整作業が簡単であり、かつ、生産コストを低減させることができるコントロールケーブル装置を提供する。
【解決手段】アウターケーシングおよび該アウターケーシング内に軸方向移動可能に挿通されたインナーケーブルからなるコントロールケーブルと、該コントロールケーブルを支持するブラケットの端面からインナーケーブルの端部までの長さを調整する調整機構とを備えるコントロールケーブル装置であって、前記調整機構が、アウターケーシングの一端部にかしめられる連結金具と、該連結金具に回動自在に取り付けられる、多角部、雄ネジ部および該多角部と雄ネジ部とのあいだに形成される連結部からなるスクリューと、該スクリューの連結部に回動自在に嵌着される係止爪、前記多角部の外周面に対向して配置される弾性突起部および回転を制止するストッパーを有する調整部とからなる。
【選択図】図1

Description

本発明はコントロールケーブル装置に関する。さらに詳しくは、車両や重機などの操作レバーや操作ペダルなどに用いられるコントロールケーブル装置に関する。
一般に、コントロールケーブルを操作部と伝達部とのあいだに配設して連結する場合、前記コントロールケーブルの所定の部位を車体などの静止体に固定されるブラケットに支持するようにしている。かかるコントロールケーブルは、相手側部材の寸法およびケーブル長さのばらつきを吸収し、相対的に最適な長さを均一にする必要から、図9に示されるように、ブラケット101の端面からインナーケーブル102の端部までの長さLを調整する調整機構103を備えている。この調整機構は、たとえばアウターケーシング104の一端部にかしめ付けられた連結金具105と、該連結金具105に回動自在に取り付けられるスクリュー106と、該スクリュー106に螺合する固定ナット107とから構成されている。かかる調整機構103を備えるコントロールケーブル装置は、スクリュー106をブラケット101に螺着したのち、固定ナット107をブラケット101側に締め付けて、支持されている。
しかし、このコントロールケーブルの調整機構103では、長さ調整のために固定ナット107をスパナなどの専用工具によりブラケット101にトルク締めする必要があるため、狭い場所での調整作業が難しく、時間が掛かるという問題がある。また、再調整時には再度専用工具にて固定ナット107を弛めてからではないと、調整作業ができないため、微調整の作業が非常に面倒であるという問題もある。
かかる従来のコントロールケーブルに対し、素手で回動してコントロールケーブルの位置決めを行ない得るようにした位置決め微調整装置を備えるコントロールケーブルがある(たとえば特許文献1参照)。この位置決め微調整装置は、ネジ面を有する管状金具と、該ネジ面に螺合する、一端面に放射状溝を有するメネジと、一辺にインナケーブルの径より大きな幅の溝を設け、中央に前記管状金具のネジ面に設けた係止溝に係合する突部を備えた管状金具差込み孔を設けるとともに、該差込み孔の外周辺部の1ヵ所にメネジ止め用の係合突起を設けたブラケットとから構成されている。かかる位置決め微調整装置を用いた調整作業は、前記ブラケットの管状部材差込み孔に、メネジの向きを放射状溝と係合突起とが接合する向きに設けた管状金具をネジ面の係止溝に突部を係合して差し込んだのち、コントロールケーブルの一端に設けられたスプリングの作用により、メネジの放射状溝をブラケットの係合突起に押圧して係止させ、ついで素手でメネジを回転させることにより行なうようにしている。
前記位置決め微調整装置では、コントロールケーブルの位置決めを素手で簡単に行なうことができる。しかしながら、通常ブラケットは製造元において車体などに予め固着されているので、該ブラケットに溝、突起および係合突起を加工するのは困難であり、仮に加工済のブラケットを製造元に供給する場合でも、加工コストが高くつく。また、位置決めにスプリングが必要であるため、その分部品点数が多くなり、部品コストが高くつく。
実開平5−12734号公報
本発明は、叙上の事情に鑑み、ねじ込みおよび調整作業が簡単であり、かつ、生産コストを低減させることができるコントロールケーブル装置を提供することを目的とする。
本発明のコントロールケーブル装置は、アウターケーシングおよび該アウターケーシング内に軸方向移動可能に挿通されたインナーケーブルからなるコントロールケーブルと、該コントロールケーブルを支持するブラケットの端面からインナーケーブルの端部までの長さを調整する調整機構とを備えるコントロールケーブル装置であって、前記調整機構が、アウターケーシングの一端部にかしめられる連結金具と、該連結金具に回動自在に取り付けられる、多角部、雄ネジ部および該多角部と雄ネジ部とのあいだに形成される連結部からなるスクリューと、該スクリューの連結部に回動自在に嵌着される係止爪、前記多角部の外周面に対向して配置される弾性突起部および回転を制止するストッパーを有する調整部とからなることを特徴とする。
本発明によれば、ねじ込みおよび調整作業が簡単であり、かつ、生産コストを低減させることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明のコントロールケーブル装置を説明する。
図1〜8に示すように、本発明の一実施の形態にかかわるコントロールケーブル装置は、コントロールケーブル1およびブラケット2の端面からインナーケーブル3の端部までの長さLを調整する調整機構4から構成されている。
前記コントロールケーブル1は、アウターケーシング5と該アウターケーシング5内に軸方向移動可能に挿通されたインナーケーブル3とからなるとともに、該インナーケーブル3の両端部には、操作部と伝達部に連結するための連結具(図示せず)を備えている。
前記調整機構4は、連結金具6、スクリュー7および調整部8から構成されている。該連結金具6は、円筒形状を呈しており、前記アウターケーシング5の一端部に装着したのち、かしめ加工によりアウターケーシング5と一体にされている。また、この連結金具6の外周には、環状凹部9が形成されており、前記スクリュー7の一端部に挿入されたのち、該端部の外周部を少なくとも2ヵ所、本実施の形態では、6ヵ所かしめ加工して当該かしめ部10を前記環状凹部9に嵌め込むようにされている。このかしめ部10により、前記スクリュー7は連結金具6に回動自在に取り付けられる。前記スクリュー7は、円筒形状を呈しており、多角部11と、ブラケット2のメネジ部12に螺着される雄ネジ部13と、該多角部11と雄ネジ部13とのあいだに形成される連結部14とから構成されている。前記多角部11の外径形状は、指で多角部11、すなわちスクリュー7を回動して、長さ調整ができるように多角形にされており、本実施の形態では、六角形が採用されている。また、前記連結部14には、雄ネジ部13の盗み部15と後述する係止爪19を係合させる環状溝16とが形成されている。
前記調整部8は、垂直部17に開口17aを有するL字状の本体18、係止爪19および弾性突起部20から構成されており、たとえばナイロンなどの合成樹脂で作製されている。前記係止爪19は、本体18から前記連結部14の軸方向に突出しており、前記環状溝16に回動自在に嵌着される。この係止爪19の形状および個数は、適宜選定することができる。たとえば本実施の形態では、係止爪19の形状として、かぎ爪が採用されており、係止爪19の個数が前記弾性突起部20を除いて周方向に均等に配置するために4個にされている。また、前記弾性突起部20は、本体18から前記連結部14の軸方向に突出しており、前記多角部11の外周面(六角対辺)21に対向して配置される。また、前記本体18はL字状を呈しており、水平方向に突出するストッパー22が前記ブラケット2に対して回転を制止する働きをしている。なお、本実施の形態では、ストッパー22がブラケット2の下面側に延びているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、たとえばブラケット2の側面側に延びるようにすることもできる。
本実施の形態では、図1に示されるように、調整機構4を組み付けたコントロールケーブル1をブラケット2に支持させる場合、まずインナーケーブル3をブラケット2のメネジ部12に挿通させたのち、雄ネジ部13を該メネジ部12に合わせる。ついでスクリュー7の多角部11を片指でつかんだのち、回転させると、図8(a)に示されるように、多角部11の角部23が弾性突起部20を径方向に押し上げながら撓ませる。そして、さらにスクリュー7を回転させると、図8(b)に示されるように、再度弾性突起部20が多角部11の六角対辺21に対向して配置する。こうしてスクリュー7を1回転させることにより、スクリュー7が1ピッチ分回転して、前記雄ネジ部13とメネジ部12が噛み合う。そして、引き続きスクリュー7を回転させることにより、コントロールケーブル1をブラケット2に支持させることができる。前記インナーケーブル3の長さ調整に際しては、前述と同様に手の操作によりスクリュー7を正転または逆転させて微調整することができる。
また、本実施の形態では、前記ストッパー22がブラケット2に制止しているため、スクリュー7と弾性突起部20の供回りが防止され、片手でスクリュー7のねじ込み(締め付け)やインナーケーブル3の長さ調整を行なうことができる。
このように、本実施の形態では、工具を用いることなく、手でねじ込みや長さ調整を行なうことができるため、熟練者でなくても、作業を簡単かつ正確に行なうことができる。これにより、作業時間が短縮されて、生産コストを低減させることができる。
本発明の一実施の形態にかかわるコントロールケーブル装置を示す部分断面部である。 図1の左側面図である。 図1の右側面図である。 図1の連結金具にかしめ付ける前のスクリューの部分断面図である。 図1の調整部の側面図である。 図1の調整部の平面図である。 図1の調整部の左側面図である。 図8(a)はスクリューを1/12(30度)回転させた状態の図および図8(b)はスクリューを1/6(60度)回転させた状態の図である。 従来のコントロールケーブル装置を示す部分断面部である。
符号の説明
1 コントロールケーブル
2 ブラケット
3 インナーケーブル
4 調整機構
5 アウターケーシング
6 連結金具
7 スクリュー
8 調整部
9 環状凹部
10 かしめ部
11 多角部
12 メネジ部
13 雄ネジ部
14 連結部
15 盗み部
16 環状溝
17 垂直部
17a 開口
18 本体
19 係止爪
20 弾性突起部
21 外周面(六角対辺)
22 ストッパー
23 角部

Claims (1)

  1. アウターケーシングおよび該アウターケーシング内に軸方向移動可能に挿通されたインナーケーブルからなるコントロールケーブルと、該コントロールケーブルを支持するブラケットの端面からインナーケーブルの端部までの長さを調整する調整機構とを備えるコントロールケーブル装置であって、前記調整機構が、アウターケーシングの一端部にかしめられる連結金具と、該連結金具に回動自在に取り付けられる、多角部、雄ネジ部および該多角部と雄ネジ部とのあいだに形成される連結部からなるスクリューと、該スクリューの連結部に回動自在に嵌着される係止爪、前記多角部の外周面に対向して配置される弾性突起部および回転を制止するストッパーを有する調整部とからなることを特徴とするコントロールケーブル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020067159A1 (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 やまと興業株式会社 ケーブル装置及びその製造方法
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