JP2007106344A - 照明装置取付け具 - Google Patents

Abstract

【課題】自転車のハンドル等に取付けて使用する照明装置の取付け具において、取付け時の作業性や保持力を向上させる。
【解決手段】締付け部と、前記締付け部を固定できる本体部と、前記本体部の一端に設けられた壁と隙間を形成し軸を中心に前記隙間を開閉するように回転稼動可能なロックレバーと、前記隙間を常に狭める方向に前記ロックレバーにテンションを加えるバネとから構成されており、前記隙間に前記締付け部の一端を通し引っ張っていくと前記ロックレバーに設けられた爪と前記締付け部に形成された複数の凹凸が引掛る構造とする。
【選択図】図２

Description

本発明は主に自転車のハンドル等に取付けて使用する照明装置を、その対象物に固定するための取付け具に関するものである。

従来、自転車のハンドル等に取付けて使用する照明装置をその対象物に固定するための取付け具には、〔特許文献１〕に示すように自転車のハンドルに正確に締付けるためには事前にハンドルの直径に合わせバンド長さの調整を任意に行ったうえで自転車のハンドルに巻きつけて製品を固定するものがあり、締付けが甘い場合は再度微調整をする必要があるなど取付けに手間がかかっていた。
特開平８−２７６８７９号公報

本発明は、主に自転車用の照明装置をハンドル等に取付ける際に使用する取付け具を提供するものである。

従来の〔特許文献１〕などにおいては、照明装置を自転車のハンドルに正確に締付けるために事前にハンドルの直径に合わせバンド長さの調整を行ったうえで固定するものがあり、締付けが甘い場合は再度微調整をする必要があるなど取付けに手間がかかる課題を有していた。

本発明は前記課題を解決するために、取付け対象物の構成部品に巻き付けられる締付け部と、前記締付け部を固定でき製品の下方に位置する本体部と、前記本体部の一端に設けられた壁と隙間を形成し軸を中心に前記隙間を開閉するように回転稼動可能なロックレバーと、前記隙間を常に狭める方向に前記ロックレバーにテンションを加えるバネとから構成されており、前記隙間に前記締付け部の一端を通し引っ張っていくと前記ロックレバーに設けられた爪と前記締付け部に形成された複数の凹凸が引掛ることで、前記締付部が前記取付け対象物の構成部品の直径に左右されることなく容易に締付けることができる。

また、前記締付け部はゴム等の伸縮性を持つ滑り難い材質でできているので、前記締付け部は前記取付け対象物の構成部品にしっかりグリップされ、使用中の保持力低下を防ぐことができる。

また、前記締付け部に形成された複数の凹凸の両サイドには補強の為に前記複数の凸を繋ぐ壁を有しており、前記締付け部にゴム等の伸縮性を持つ材質を用いても前記凹凸が補強され前記爪とのかかりが強固なものとなり、より確実な保持力を確保することができる。

以上の説明から明らかなように、本発明は上記した構成により照明装置を取付け対象物の構成部品に取付ける際、バンド長さの調整の手間を省き、また使用中の保持力の低下を防ぐ、容易かつ強固な取付けを実現する品質の高い取付け具を提供できる。

以下本発明の一実施例について図面を参照して説明する。

図１に示すように、自転車のハンドルに巻きつけて固定する締付け部１、前記締付け部１を固定でき照明装置の下方に位置する本体部２と、前記本体部２の一端に設けられた壁３と隙間４を形成し軸５を中心に前記隙間４を開閉するように回転稼動可能なロックレバー６と、前記隙間４を常に狭める方向に前記ロックレバー６にテンションを加えるバネ７とから構成されており、前記締付け部１には複数の凹凸８と前記凹凸８の両サイドに前記凹凸８を繋ぐように設けられた壁９、前記ロックレバー６には爪１０が設けられている。

上記構成において動作を説明する。自転車のハンドルに前記締付け部１を巻きつけた後、前記締付け部１の一端を前記隙間４に通し引張っていくと前記締付け部１に設けられた前記凹凸８を前記ロックレバー６が前記軸５を中心に隙間４を開く方向に逃げては前記バネ７の作用で前記隙間４を狭める方向に戻る動きを繰り返しながら順番に飛び越えていくので、各々の自転車のハンドル直径に合わせて最適の位置、即ち前記締付け部１がこれ以上引張ることができなくなる時の前記凹凸８と前記爪１０が噛み合うことで自転車のハンドルに固定することができる。この時前記凹凸８の両サイドには前記壁９があり前記凹凸８を補強する働きを持つため、前記凹凸８と前記爪１０の掛かりは強固なものとなる。また、前記ロックレバー６を上に持ち上げている間は、前記爪１０が前記凹凸８との掛かりから開放されるので前記締付け部１を緩める事で自転車のハンドルから外すことができる。

このように本発明の実施例の取付け具によれば、難しい操作やバンド長さの調整など、取付けの手間がなく作業が簡単で、かつ強固に締付け固定される。操作性・安全性で品質の向上を図ることができる。

本発明にかかる照明装置取付け具は、照明装置を取付け対象物の構成部品に取付ける際、バンド長さの調整の手間を省き、また使用中の保持力の低下を防ぐ、容易かつ強固な取付けを可能とするので、自転車用の照明装置をハンドル等に取付ける際に使用する取付け具に有用である。

本発明の一実施例における取付け具の締付け部を巻付ける前の断面図 本発明の一実施例における取付け具の締付け部を巻付け後の断面図 同取付け具の締付け部の外観図

符号の説明

１ 締付け部
２ 本体部
３ 壁
４ 隙間
５ 軸
６ ロックレバー
７ バネ
８ 凹凸
９ 壁
１０ 爪

Claims (3)

1. 取付け対象物に巻き付けられる締付け部と、前記締付け部を固定できる本体部と、前記本体部の一端に設けられた壁と隙間を形成し軸を中心に前記隙間を開閉するように回転稼動可能なロックレバーと、前記隙間を常に狭める方向に前記ロックレバーにテンションを加えるバネとから構成されており、前記隙間に前記締付け部の一端を通し引っ張っていくと前記ロックレバーに設けられた爪と前記締付け部に形成された複数の凹凸が引掛ることで、前記締付部が前記取付け対象物に締付けられる構造であることを特徴とする照明装置取付け具。
2. 前記締付け部はゴム等の伸縮性を持つ滑り難い材質でできていることを特徴とする請求項１記載の照明装置取付け具。
3. 前記締付け部に形成された複数の凹凸の両サイドには補強の為に前記複数の凸を繋ぐ壁があることを特徴とする請求項２記載の照明装置取付け具。

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