JP2005001687A - 結束ベルト等増締具 - Google Patents

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Gyokuseki Sawamoto
玉石 沢本
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Abstract

【課題】簡易な構成で、力の要らない簡単な操作で結束ベルトや結束ヒモ等を十分に緊張させることができ、以て運搬中の荷崩れ等を確実に防止し得る結束ベルト、結束ヒモ等の増締具を提供することを課題とする。
【解決手段】一端部が連結棒1を介して連結固定された一対の長尺板2、3を設け、前記連結棒1との間に適宜間隔を置いて前記長尺板2、3間に作用棒4を渡すと共に、前記長尺板2、3の他端部間にベルト押え5を抜挿可能に渡して成る。好ましくは、前記ベルト押え手段5はコ字型金具であって、前記長尺板2、3の一方に固定されて両端部が他方の長尺板2、3に達するものであり、その場合、前記コ字型金具5の両端部が、前記長尺板2、3の端部に設置されたツメ付き板バネによって係止されることがある。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は結束ベルト等増締具、より詳細には、荷物を結束したり、運搬、保管等に際して荷崩れを防止するために荷物に掛け渡したりする結束ベルト、結束ヒモ等の張力を増加させる増締具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
荷物を結束したり、運搬、保管等に際して荷崩れを防止するために荷物に掛け渡したりする結束ベルト、結束ヒモ等の緊締具としては、例えば、図10及び図11に示すようなバックルタイプのものが知られている。
【0003】
この緊締具は、一端のベルト固定軸51にベルト50の固定側端部50aが掛け回されて固定され、他端の巻付軸52にはベルト50の自由端部50bを掛け回して引いたり戻したりできるようになっている。また、緊締具の中央部には、スプリング53によって常時下方向への回動力を付与されるストッパー54が設置される。
【0004】
このストッパー54の下端面は鋸歯状に加工された鋸歯状面となっており、下方に回動している際に該鋸歯状面は巻付軸52に当接状態になり(図11)、巻付軸52に自由端50bが掛け回されている際には、自由端50bは、該鋸歯状面と巻付軸52との間に挟持される(図12)。
【0005】
自由端50bの巻付軸52への掛け回しに際しては、ストッパー54の上端部をスプリング53のバネ圧に抗して押してストッパー54を上方に回動させることにより、その下端部と巻付軸52との間に自由端50bの挿入間隙を設ける。この挿入間隙に自由端50bを挿入し、ストッパー54の上端部を押したまま、あるいは、そこから手を離した状態で自由端50bを強く引き、ベルト50を緊張させる。
【0006】
この緊張状態においては、ベルト50に引き戻し力が加わるが、その際ストッパー54は引張られて下方に回動しようとする結果、その鋸歯状面がベルト50に喰い込むので、ベルト50の引き戻しが阻止され、ベルト50の緊張状態が保持される。
【0007】
かかる構成の緊締具による場合、ベルト50は、緊締具を持ち、ストッパー54を押しながら人手により自由端50bを引くことによって緊張させられるが、引く力にも限度があり、また、ストッパー54を離してベルトをロックさせる際に、ベルト50が緩みやすく、結局十分な緊張状態が得られないという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来の緊締具付きベルトやヒモ等による物品の締付けの場合には、締上げ後に張力が若干緩み、十分に緊張させることが難しいという問題があったので、本発明はかかる問題のない、即ち、簡易な構成で、力の要らない簡単な操作で結束ベルトや結束ヒモ等を十分に緊張させることができ、以て運搬中の荷崩れ等を確実に防止し得る結束ベルト、結束ヒモ等の増締具を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係る結束ベルト等増締具は、一端部が連結棒を介して連結固定された一対の長尺板を設け、前記連結棒との間に適宜間隔を置いて前記長尺板間に作用棒を渡すと共に、前記長尺板の他端部間にベルト押えを抜挿可能に渡して成る。
【0010】
好ましくは、前記ベルト押え手段はコ字型金具であって、前記長尺板の一方に固定されて両端部が他方の長尺板に達するものであり、その場合、前記コ字型金具の両端部が、前記長尺板の端部に設置されたツメ付き板バネによって係止されることがある。
【0011】
前記作用棒は、適宜間隔置きに複数配備することがあり、また、前記作用棒の前記長尺板に対する取付位置を変更可能にすることもある。更に、前記一対の長尺板を互いに分離可能に構成することもあり、また、前記連結棒及び/又は作用棒に戻り止め手段を設けることもある。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に依拠して説明する。図1は本発明に係る結束ベルト等増締具の構成を示す斜視図で、ここに示される結束ベルト緊締具は、一端部が連結棒1を介して連結された一対の長尺板2、3を有し、長尺板2、3間の連結棒1近接位置に、連結棒1から適宜間隔を置いて作用棒4が渡される。
【0013】
連結棒1及び作用棒4は、長尺板2、3に完全に固定してもよいが、図1及び図2に示すように、ナット止め等の手段により長尺板2、3に対し着脱可能にすることもある。連結棒1と作用棒4の双方を、一方又は双方の長尺板2、3から分離可能にした場合は、長尺板2と長尺板3が分離可能となる(図2参照)。このように構成した場合は、後述するように、一旦緊締したベルト50に対し、本増締具を後から取り付けて使用することが可能となる。
【0014】
更に、作用棒4は、適宜間隔置きに複数配備することもあり(この場合、何れの作用棒4を利用するかにより、締付力が変わる。)、また、長尺板2、3に透孔を並設して、作用棒4の取付位置を変更可能にすることによっても、同様の作用が得られる。
【0015】
長尺板2、3の連結棒1と反対側の端部には、ベルト押え手段が配備される図1及び図2に示すベルト押え手段は、コ字形状を呈するコ字型金具5(5a)であって、一方の長尺板3に取り付けられ、その両端の凸部6が他方の長尺板2に設けたスリット7に差込まれる。
【0016】
コ字型金具5(5a)の長尺板3への取り付けは、例えば、コ字型金具5(5a)の垂直面に透孔8を設けると共に、長尺板3の外側面にネジ杆9を突設し、ネジ杆9を透孔8に差込んで突出させ、ナット10で止める。長尺板3の端部上下に、コ字型金具5(5a)が係合する凹陥部11を設けることがあり、また、コ字型金具5aのように、凸部6を外方に反らして形成することもある。
【0017】
図3はこの結束ベルト増締具の使用例を示すものであり、図4乃至図7は、その操作方法の一例を示すものである。これらの図に従ってその使用方法を説明すると、先ず、ベルト50の自由端50bを下から連結棒1と作用棒4の間に通し、作用棒24の上を通して前方に引張り(図4)、コ字型金具5がある場合はその下を通す。通例コ字型金具5は、予め外しておく。そして、その自由端50bを、任意の緊締具51にて止め、自由端50bを持って強く引き、緊締具51の作用でベルト50の緊張状態が維持されるようにする。
【0018】
この緊張状態が十分なものであればそのままでよいが、一般的には不十分なことが多い。その場合は、本増締具の長尺板2、3のコ字型金具5側を持って起立させ(図5)、約180度回動させ(図6)、コ字型金具5がある場合は取り外す。次いで、コ字型金具5を水平方向に移動させ、その下側の凸部6をベルト50の下に通してずらし、両凸部6、6をスリット7、7に差込み、コ字型金具5を上記手段によって長尺板3に固定する。
【0019】
上記増締具の回転操作は、連結棒1を支点、長尺板2、3のコ字型金具5側端部を力点、作用棒4を作用点とするテコ運動によって行われるため、大きな力を要せずに行うことができる。この操作に伴ない、ベルト50は作用棒4に引かれ、作用棒4と連結棒1の間隔の約2倍分引きしぼられる(図5、図6)。この操作に伴って付加される締付力は、作用棒4と連結棒1の間隔によって変化する。
【0020】
ベルト50がこのように引きしぼられた反動として、長尺板2、3は図6において反時計回りに反転する方向の力が作用するが、その反転は、緊張状態のベルト50が、コ字型金具5の下面を押え付けることによって阻止される(図7参照)。
【0021】
図8及び図9に示す実施形態は、コ字型金具5bを、その先端側において長尺板2に固定するものである。即ち、コ字型金具5bの上面及び下面の端部に係止孔12、12aを設け、長尺板2の端部上下を外方に水平に延長し、該延長部13、14にツメ付き板バネ15、16を取り付ける。ツメ付き板バネ15、16は係止孔12、12aに係合するツメ17、17aを有する。この実施形態においては、上記実施形態における凸部6、透孔8、ネジ杆9、ナット10等は不要となるが、他の構成は上記実施形態に準ずる。
【0022】
この実施形態の場合は、長尺板3の端部を挟んだ状態でコ字型金具5bの両端を長尺板2のスリット7に差込む。その際、ツメ付き板バネ15、16の先端部を指先で挟圧しておき、係止孔12、12aがスリット7、7から出たところで指先を離す。そうすると、ツメ付き板バネ15、16が元の位置に復元する結果、ツメ17、17aが係止孔12、12aに係合し、コ字型金具5bはスリット7、7から抜けなくなる。コ字型金具5bを抜くときは、ツメ付き板バネ15、16を挟圧してツメ17、17aを係止孔12、12aから外せばよい。
【0023】
この実施形態の増締具の操作は、上記実施形態の場合に準ずる。
【0024】
上記各実施形態における連結棒1、作用棒4、並びに、第1の実施形態におけるネジ杆9の全て又はそのいずれかに、戻り止め手段を設けることがある。
【0025】
図10はその一例を示すもので、連結棒1のヘッド20の裏面にラチェット21を設け、このヘッド20の裏面が当接する長尺板2の外側面に、ラチェット21にかみ合うツメ22を突設する。ラチェット21はツメ22にかみ合い、一方向にのみ回転を許容され、他方向への回転は阻止される。かくして連結棒1は、ナット23をネジ込んで締めることにより、経時的に緩むことがなくなる。
【0026】
また、ナット23及び長尺板3の側に、上記同様に作用するラチェット24並びにツメ25を設けることがあり、更に、この戻り止め手段を連結棒1のヘッド20の側とナット23の側の双方に設けることもある。
【0027】
作用棒4、並びに、ネジ杆9における戻り止め手段も、上記戻り止め手段に準ずる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は上述した通りであって、簡易な構成で、力の要らない簡単な操作で結束ベルトや結束ヒモ等を十分に緊張させることができ、以て運搬中の荷崩れ等を確実に防止し得る結束ベルト、結束ヒモ等の増締具を提供し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る増締具の第1の実施形態の構成及び使用状態を示す図である。
【図2】本発明に係る増締具の第1の実施形態の構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係る増締具の第1の実施形態の使用例を示す図である。
【図4】本発明に係る増締具の第1の実施形態の使用方法(第1段階)を示す図である。
【図5】本発明に係る増締具の第1の実施形態の使用方法(第2段階)を示す図である。
【図6】本発明に係る増締具の第1の実施形態の使用方法(第3段階)を示す図である。
【図7】本発明に係る増締具の第1の実施形態の使用方法(第4段階)を示す図である。
【図8】本発明に係る増締具の第2の実施形態の構成及び使用状態を示す図である。
【図9】本発明に係る増締具の第2の実施形態の構成を示す分解斜視図である。
【図10】本発明に係る増締具に採用されることのある戻り止め手段を示す図である。
【図11】従来の緊締具の構成例を示す図である。
【図12】従来の緊締具の使用方法を示す図である。
【符号の説明】
1 連結棒
2 長尺板
3 長尺板
4 作用棒
5 コ字型金具
5a コ字型金具
5b コ字型金具
6 凸部
7 スリット
8 透孔
9 ネジ杆
10 ナット
11 凹陥部
12 係止孔
12a 係止孔
13 延長部
14 延長部
15 ツメ付き板バネ
16 ツメ付き板バネ
17 ツメ
17a ツメ
20 ヘッド
21 ラチェット
22 ツメ
23 ナット
24 ラチェット
25 ツメ

Claims (6)

  1. 一端部が連結棒を介して連結固定された一対の長尺板を設け、前記連結棒との間に適宜間隔を置いて前記長尺板間に作用棒を渡すと共に、前記長尺板の他端部間にベルト押え手段を着脱可能に配して成る結束ベルト等増締具。
  2. 前記ベルト押え手段はコ字型金具であって、前記長尺板の一方に固定されて両端部が他方の長尺板に達する請求項1に記載の結束ベルト等増締具。
  3. 前記コ字型金具の両端部が、前記長尺板の端部に設置されたツメ付き板バネによって係止される請求項2に記載の結束ベルト等増締具。
  4. 前記長尺板に対する前記作用棒の取付位置を変更可能にした請求項1乃至3のいずれかに記載の結束ベルト等増締具。
  5. 前記一対の長尺板を互いに分離可能に構成した請求項1乃至4のいずれかに記載の結束ベルト等増締具。
  6. 前記連結棒及び/又は作用棒に戻り止め手段を設けた請求項1に記載の結束ベルト等増締具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010156459A (ja) * 2008-12-04 2010-07-15 Takanobu Tsujimoto 荷締め器
JP2011164250A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器用取付け具及び電子機器
JP2014196657A (ja) * 2013-03-05 2014-10-16 住友金属鉱山シポレックス株式会社 パネル取付構造及びパネル取付工法

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