JP2008297517A - 有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体、硬化性樹脂組成物、塗料および塗装物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】酸基および/または中和された酸基を含有する重合体(A)を、チタン原子に結合したアルコキシ基および/またはシリコン原子に結合したアルコキシ基を含有するチタノシロキサン化合物(B)で変性し、次いで、中和し、若しくは、中和せずして得られる中和された酸基を含有するチタノシロキサン変性重合体(AB)を、水性媒体中に分散させた後、チタン原子に結合したアルコキシ基および/またはシリコン原子に結合したアルコキシ基を加水分解縮合して得られるものである有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体、この水性分散体と硬化剤(C)を含有する硬化性樹脂組成物、これらを含有する塗料、及び、この塗料を塗装して得られる塗装物。
【選択図】なし
Description
(イ)水とアルコキシチタン化合物(b−1)および/またはその部分加水分解縮合物(b−2)に含有されるチタン原子に結合したアルコキシ基のモル比(水/アルコキシ基)を0.2〜1.3、好ましくは0.4〜1.1なる範囲に設定する。
(ロ)アルコキシシラン化合物(b−3)と水のモル比〔(b−3)/水〕を0.3〜5.0、好ましくは0.5〜3.0なる範囲に設定する。
(ハ)チタン原子とシリコン原子の原子数比(Ti/Si)を0.1〜4.0なる範囲、好ましくは0.3〜3.0なる範囲に設定する。
撹拌装置、温度計、コンデンサー、滴下ロートおよび窒素ガス導入口を備えた反応容器に、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル(PNP)200部およびイソプロピルアルコール(IPA)417部を仕込み、窒素ガス雰囲気下に撹拌しながら80℃に昇温した。次いで、同温度で、メチルメタクリレート(MMA)400部、n−ブチルメタクリレート(BMA)270部、n−ブチルアクリレート(BA)280部、アクリル酸(AA)50部、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート(TBPO)50部およびIPA50部からなる混合物を5時間かけて滴下した。その後、同温度で17時間加熱撹拌を継続して、不揮発分(NV)が60.8%、溶液酸価が23.6mgKOH/g、ポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)が28,200のカルボキシル基を含有するアクリル系重合体の溶液を得た。以下、この溶液を重合体溶液(A−1)と略称する。
合成例1と同様の反応容器に、PNP933部およびIPA1,350部を仕込み、窒素ガス雰囲気下に撹拌しながら80℃に昇温した。次いで、同温度で、MMA300部、BMA300部、BA200部、AA200部、TBPO50部およびIPA50部からなる混合物を4時間かけて滴下した。その後、同温度で19時間加熱撹拌を継続して、NVが31.3%、溶液酸価が44.0mgKOH/g、Mwが13,200のカルボキシル基を含有するアクリル系重合体の溶液を得た。以下、この溶液を重合体溶液(A−2)と略称する。
合成例1と同様の反応容器に、メチルトリメトキシシラン(MTMS)1,090部、B−7〔日本曹達(株)製チタンテトラ−n−ブトキサイドの部分加水分解縮合物(平均7量体)〕1,601部およびIPA2,190部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に昇温した。次いで、同温度で激しく撹拌しながら、脱イオン水144部およびIPA500部からなる混合物を2時間かけて滴下した。次いで、同温度で4時間加熱撹拌を行った。その後、IPAならびに反応により生成したメタノールとn−ブタノールを減圧下に留去して、1,898部の淡黄色透明の液状生成物を得た。この液状生成物は、チタン原子に結合したアルコキシ基ならびにシリコン原子に結合したアルコキシ基を含有するチタノシロキサン化合物である。以下、これをチタノシロキサン化合物(B−1)と略称する。尚、本合成例において、水とチタン原子に結合したアルコキシ基のモル比(水/アルコキシ基)は0.5、アルコキシシラン化合物と水のモル比(アルコキシシラン/水)は1.0、チタン原子とシリコン原子の原子数比(Ti/Si)は0.88であった。
合成例1と同様の反応容器に、MTMS1,635部、B−7 1,601部およびIPA2,480部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら空冷下に脱イオン水216部およびIPA756部からなる混合物を2時間かけて滴下した。この間、発熱により混合物の温度は22℃から37℃まで上昇した。次いで、70℃に昇温し、同温度で5時間加熱撹拌を行った。その後、IPAならびに反応により生成したメタノールとn−ブタノールを減圧下に留去して、2,446部の淡黄色透明の液状生成物を得た。この液状生成物は、チタン原子に結合したアルコキシ基ならびにシリコン原子に結合したアルコキシ基を含有するチタノシロキサン化合物である。以下、これをチタノシロキサン化合物(B−2)と略称する。尚、本合成例において、水とチタン原子に結合したアルコキシ基のモル比(Ti/Si)は0.75、アルコキシシラン化合物と水のモル比(アルコキシシラン/水)は1.0、チタン原子とシリコン原子の原子数比(Ti/Si)は0.58であった。
合成例1と同様の反応容器に、MTMS2,179部、B−7の1,601部およびIPA2,780部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら空冷下に脱イオン水288部およびIPA1,000部からなる混合物を2時間かけて滴下した。この間、発熱により混合物の温度は20℃から35℃まで上昇した。次いで、70℃に昇温し、同温度で4.5時間加熱撹拌を行った。その後、IPAならびに反応により生成したメタノールとn−ブタノールを減圧下に留去して、2,749部の淡黄色透明の液状生成物を得た。この液状生成物は、チタン原子に結合したアルコキシ基ならびにシリコン原子に結合したアルコキシ基を含有するチタノシロキサン化合物である。以下、これをチタノシロキサン化合物(B−3)と略称する。尚、本合成例において、水とチタン原子に結合したアルコキシ基のモル比(水/アルコキシ基)は1.0、アルコキシシラン化合物と水のモル比(アルコキシシラン/水)は1.0、チタン原子とシリコン原子の原子数比(Ti/Si)は0.43であった。
合成例1と同様の反応容器に、テトラエトキシシラン1,667部、B−7の1,601部およびIPA2,768部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら空冷下に脱イオン水144部およびIPA500部からなる混合物を2時間かけて滴下した。この間、発熱により混合物の温度は20℃から35℃まで上昇した。次いで、70℃に昇温し、同温度で4.5時間加熱撹拌を行った。その後、IPAならびに反応により生成したメタノールとn−ブタノールを減圧下に留去して、2,428部の淡黄色透明の液状生成物を得た。この液状生成物は、チタン原子に結合したアルコキシ基ならびにシリコン原子に結合したアルコキシ基を含有するチタノシロキサン化合物である。以下、これをチタノシロキサン化合物(B−4)と略称する。尚、本合成例において、水とチタン原子に結合したアルコキシ基のモル比(水/アルコキシ基)は0.5、アルコキシシラン化合物と水のモル比(アルコキシシラン/水)は1.0、チタン原子とシリコン原子の原子数比(Ti/Si)は0.88であった。
合成例1と同様の反応容器に、MTMS272.4部、チタンテトラ−n−ブトキサイド340.3部およびIPA432部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら空冷下に脱イオン水36部およびIPA180部からなる混合物を2時間かけて滴下した。この間、発熱により混合物の温度は27℃から34℃まで上昇した。次いで、80℃に昇温し、同温度で5時間加熱撹拌を行って、チタン原子に結合したアルコキシ基ならびにシリコン原子に結合したアルコキシ基を含有するチタノシロキサン化合物の淡黄色透明溶液を得た。以下、この溶液をチタノシロキサン(B−5)と略称する。この溶液に含有されるチタン原子とシリコン原子は、それぞれ、TiO2およびCH3SiO1.5に換算して、6.36%および10.63%である。尚、本合成例において、水とチタン原子に結合したアルコキシ基のモル比(水/アルコキシ基)は0.5、アルコキシシラン化合物と水のモル比(アルコキシシラン/水)は1.0、チタン原子とシリコン原子の原子数比(Ti/Si)は0.5であった。
合成例1と同様の反応容器に重合体溶液(A−1)148部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら40℃に昇温した。次いで、同温度で撹拌しながらトリエチルアミン5.03部を添加して10分間撹拌を行った。これにより、重合体溶液(A−1)に含有されるカルボキシル基の80%が中和されてカルボキシル基と中和されたカルボキシル基(カルボキシレート基)を併有する重合体の溶液が得られた。次いで、同温度で撹拌しながらチタノシロキサン化合物(B−1)18.8部とIPA2.5部からなる混合物を添加した後、同温度で20分間撹拌を行った。さらに、同温度で脱イオン水207.6部を15分間で攪拌しながら滴下して転相乳化させた後、50℃に昇温して30分間撹拌を行ってチタン原子に結合したアルコキシ基とシリコン原子に結合したアルコキシ基の加水分解縮合を行った。そして、内温35〜50℃で1.5時間をかけて、メタノール、IPA、n−ブタノールとともに水の一部分を減圧下に留去して、NVが33.0%、平均粒子径が170nmのチタン原子とシリコン原子を含有するハイブリッド樹脂の水性分散体を得た。このハイブリッド樹脂水性分散体を分散体(Ds−1)と略称する。当該ハイブリッド樹脂の固形分酸価の計算値は34.9mgKOH/gであり、含有される成分の重量比率は以下の通りである。
アクリル系重合体:TiO2:CH3SiO1.5=90:5:5
合成例1と同様の反応容器に重合体溶液(A−1)148部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら40℃に昇温した。次いで、同温度で撹拌しながらトリエチルアミン7.55部を添加して10分間撹拌を行った。これにより、重合体溶液(A−1)に含有されるカルボキシル基の100%が中和されて中和されたカルボキシル基(カルボキシレート基)を有する重合体の溶液が得られた。次いで、同温度で撹拌しながらチタノシロキサン化合物(B−4)23.9部とIPA5部からなる混合物を添加した後、同温度で20分間撹拌を行った。さらに、同温度で脱イオン水209部を15分間で攪拌しながら滴下して転相乳化させた後、55℃に昇温して30分間撹拌を行ってチタン原子に結合したアルコキシ基とシリコン原子に結合したアルコキシ基の加水分解縮合を行った。そして、内温35〜50℃で1.5時間をかけて、メタノール、IPA、n−ブタノールとともに水の一部分を減圧下に留去して、NVが32.2%、平均粒子径が110nmのチタン原子とシリコン原子を含有するハイブリッド樹脂の水性分散体を得た。このハイブリッド樹脂水性分散体を分散体(Ds−2)と略称する。当該ハイブリッド樹脂の固形分酸価計算値は34.9mgKOH/gであり、含有される成分の重量比率は以下の通りである。
アクリル系重合体:TiO2:SiO2=90:5.3:4.7
合成例1と同様の反応容器に重合体溶液(A−2)95.8部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら40℃に昇温した。次いで、同温度で撹拌しながらトリエチルアミン9.1部を添加して10分間撹拌を行った。これにより、重合体溶液(A−2)に含有されるカルボキシル基の100%が中和されて中和されたカルボキシル基(カルボキシレート基)を有する重合体の溶液が得られた。次いで、同温度で撹拌しながらチタノシロキサン化合物(B−1)123.8部とIPA20部からなる混合物を添加した後、同温度で20分間撹拌を行った。さらに、同温度で脱イオン水268.8部を15分間で攪拌しながら滴下して転相乳化させた後、50℃に昇温して30分間撹拌を行ってチタン原子に結合したアルコキシ基とシリコン原子に結合したアルコキシ基の加水分解縮合を行った。そして、内温40〜50℃で1.5時間をかけて、メタノール、IPA、n−ブタノールとともに水の一部分を減圧下に留去して、NVが29.0%、平均粒子径が150nmのチタン原子とシリコン原子を含有するハイブリッド樹脂の水性分散体を得た。このハイブリッド樹脂水性分散体を分散体(Ds−3)と略称する。当該ハイブリッド樹脂の固形分酸価計算値は42.2mgKOH/gであり、含有される成分の重量比率は以下の通りである。
アクリル系重合体:TiO2:CH3SiO1.5=30:35:35
合成例1と同様の反応容器に重合体溶液(A−2)63.9部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら40℃に昇温した。次いで、同温度で撹拌しながらトリエチルアミン6.07部を添加して10分間撹拌を行った。これにより、重合体溶液(A−2)に含有されるカルボキシル基の100%が中和されて中和されたカルボキシル基(カルボキシレート基)を有する重合体の溶液が得られた。次いで、同温度で撹拌しながらチタノシロキサン化合物(B−1)141.4部とIPA20部からなる混合物を添加した後、同温度で20分間撹拌を行った。さらに、同温度で脱イオン水276.4部を15分間で攪拌しながら滴下して転相乳化させた後、50℃に昇温して30分間撹拌を行ってチタン原子に結合したアルコキシ基とシリコン原子に結合したアルコキシ基の加水分解縮合を行った。そして、内温40〜55℃で1時間をかけて、メタノール、IPA、n−ブタノールとともに水の一部分を減圧下に留去してNVが29.0%のチタン原子とシリコン原子を含有するハイブリッド樹脂の水性分散体を得た。このハイブリッド樹脂水性分散体を分散体(Ds−4)と略称する。当該ハイブリッド樹脂の固形分酸価計算値は28.3mgKOH/g、平均粒子径は350nmであり、含有される成分の重量比率は以下の通りである。
アクリル系重合体:TiO2:CH3SiO1.5=20:40:40
合成例1と同様の反応容器に重合体溶液(A−2)95.8部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら40℃に昇温した。次いで、同温度で撹拌しながらトリエチルアミン9.1部を添加して10分間撹拌を行った。これにより、重合体溶液(A−2)に含有されるカルボキシル基の100%が中和されて中和されたカルボキシル基(カルボキシレート基)を有する重合体の溶液が得られた。次いで、同温度で撹拌しながらチタノシロキサン化合物(B−2)127.5部とIPA20部からなる混合物を添加した後、同温度で20分間の撹拌を行った。さらに、同温度で脱イオン水163.2部を15分間で攪拌しながら滴下して転相乳化させた後、50℃に昇温して30分間撹拌を行ってチタン原子に結合したアルコキシ基とシリコン原子に結合したアルコキシ基の加水分解縮合を行った。そして、内温40〜55℃で1時間をかけて、メタノール、IPA、n−ブタノールとともに水の一部分を減圧下に留去してNVが35.0%のチタン原子とシリコン原子を含有するハイブリッド樹脂の水性分散体を得た。このハイブリッド樹脂水性分散体を分散体(Ds−5)と略称する。当該ハイブリッド樹脂の固形分酸価計算値は42.2mgKOH/g、平均粒子径は550nmであり、含有される成分の重量比率は以下の通りである。
アクリル系重合体:TiO2:CH3SiO1.5=30:28:42
合成例1と同様の反応容器に重合体溶液(A−2)95.8部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら40℃に昇温した。次いで、同温度で撹拌しながらトリエチルアミン9.1部を添加して10分間撹拌を行った。これにより、重合体溶液(A−2)に含有されるカルボキシル基の100%が中和されて中和されたカルボキシル基(カルボキシレート基)を有する重合体の溶液が得られた。次いで、同温度で撹拌しながらチタノシロキサン化合物(B−3)119.5部とIPA20部からなる混合物を添加した後、同温度で20分間の撹拌を行った。さらに、同温度で脱イオン水163.4部を15分間で攪拌しながら滴下して転相乳化させた後、50℃に昇温して30分間撹拌を行ってチタン原子に結合したアルコキシ基とシリコン原子に結合したアルコキシ基の加水分解縮合を行った。そして、内温40〜58℃で1時間をかけて、メタノール、IPA、n−ブタノールとともに水の一部分を減圧下に留去してNVが30.5%のチタン原子とシリコン原子を含有するハイブリッド樹脂の水性分散体を得た。このハイブリッド樹脂水性分散体を分散体(Ds−6)と略称する。当該ハイブリッド樹脂の固形分酸価計算値は42.2mgKOH/g、平均粒子径は520nmであり、含有される成分の重量比率は以下の通りである。
アクリル系重合体:TiO2:CH3SiO1.5=30:23.3:46.7
合成例1と同様の反応容器に重合体溶液(A−1)136.5部を仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら40℃に昇温した。次いで、同温度で撹拌しながらトリエチルアミン6.96部を添加して10分間撹拌を行った。これにより、重合体溶液(A−1)に含有されるカルボキシル基の100%が中和されて中和されたカルボキシル基(カルボキシレート基)を有する重合体の溶液が得られた。次いで、同温度で撹拌しながらチタノシロキサン化合物(B−5)100部を添加した後、同温度で20分間の撹拌を行ってから、変性物に含有される揮発分のうちの70部を減圧で留去した。さらに、同温度で脱イオン水180.0部を15分間で攪拌しながら滴下して転相乳化させた後、50℃に昇温して30分間撹拌を行ってチタン原子に結合したアルコキシ基とシリコン原子に結合したアルコキシ基の加水分解縮合を行った。そして、内温40〜55℃で1時間をかけて、メタノール、IPA、n−ブタノールとともに水の一部分を減圧下に留去してNVが34.5%のチタン原子とシリコン原子を含有するハイブリッド樹脂の水性分散体を得た。このハイブリッド樹脂水性分散体を分散体(Ds−7)と略称する。当該ハイブリッド樹脂の固形分酸価計算値は32.2mgKOH/g、平均粒子径は145nmであり、含有される成分の重量比率は以下の通りである。
アクリル系重合体:TiO2:CH3SiO1.5=83.0:6.4:10.6
〔比較用アクリル樹脂−ポリシロキサンハイブリッド樹脂の水性分散体の調製〕
実施例7と同様に重合体溶液(A−1)に含有されるカルボキシル基の100%を中和して、中和されたカルボキシル基(カルボキシレート基)を有する重合体の溶液を得た。次いで、同温度で撹拌しながらメチルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物(CH3SiO1.5の含有率70.0%)24.3部を添加した後、同温度で20分間の撹拌を行ってから、同温度で脱イオン水187.0部を15分間で攪拌しながら滴下して転相乳化させた後、60℃に昇温して1時間撹拌を行ってメチルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物の加水分解縮合を行った。そして、内温40〜55℃で1時間をかけて、メタノール、IPAとともに水の一部分を減圧下に留去してNVが35.0%のアクリル樹脂−ポリシロキサンハイブリッド樹脂の水性分散体を得た。このハイブリッド樹脂水性分散体を分散体(RDs−1)と略称する。当該ハイブリッド樹脂の固形分酸価計算値は32.2mgKOH/g、平均粒子径は650nmであり、含有される成分の重量比率は以下の通りである。
アクリル系重合体:CH3SiO1.5=83.0:17.0
〔比較用アクリル樹脂−ポリシロキサンハイブリッド樹脂の水性分散体の調製〕
合成例1と同様の反応容器にIPA470部を仕込んで窒素ガスの通気下に撹拌しながら、80℃に昇温した。次いで、同温度で、スチレン100部、MMA300部、BMA334部、BA186部、3−メタアクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン30部、AA50部、IPA450部およびTBPO50部からなる混合物を4時間かけて滴下した。その後、同温度で16時間加熱撹拌して、NVが53.5%、数平均分子量が12,800の、カルボキシル基とトリメトキシシリル基を含有するアクリル系重合体の溶液を得た。以下、この重合体溶液を重合体溶液(R−1)と略称する。
アクリル樹脂:C6H5SiO1.5=77.4:22.6
実施例1で調製した分散体(Ds−1)100部、硬化剤としての3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(GPTMS)7.3部および造膜助剤としてのPNP6.6部を混合して硬化性樹脂組成物を調製した。以下、この組成物を組成物(KS−1)と略称する。
(1)クロメート処理した溶融亜鉛メッキ鋼板(サイズ 70×150×0.8mm)
(2)アクリル−ウレタン系の白色塗料を塗装硬化して白色塗膜を有する鋼板(サイズ:70×150×0.8mm)であって、当該白色塗膜が水流下にサンドペーパーで研磨されたもの。
第1表または第2表に記載した比率で各成分を配合して組成物(KS−2)〜(KS−8)を調製した。次いで、組成物(KS−2)〜(KS−8)のそれぞれを用いた以外は実施例8と同様にして各組成物を塗装し、第1表または第2表に記載した条件で硬化させて塗装物を作成した。それぞれの塗装物について、実施例8と同様に耐食性と耐曝露汚染性の評価を行った。評価結果を第1表および第2表に示した。
ベース樹脂成分として比較例1で調製した分散体(RDs−1)100部、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(GPTMS)7.1部、造膜助剤としてのトリプロピレングリコールモノn−ブチルエーテル(TPNB)7.0部および脱イオン水6.2部からNVが35.0%の組成物(RKS−1)を得た。次いで、組成物(RKS−1)を用いた以外は実施例8と同様にして組成物(RKS−1)を塗装し、常温に10日間放置して硬化させ塗装物を作成した。得られた塗装物について、実施例8と同様に評価を行ったところ、塩水噴霧試験における錆の最大幅は6.5mmであり、耐曝露汚染性試験でのΔE値は4.8であった。
ベース樹脂成分として比較例2で調製した分散体(RKS−2)100部、GPTMS8.5部、TPNB9.0部および脱イオン水35.1部からNVが35.0%の組成物(RKS−2)を得た。次いで、組成物(RKS−2)を用いた以外は実施例8と同様にして組成物(RKS−2)を塗装し、常温に10日間放置して硬化させ塗装物を作成した。得られた塗装物について、実施例8と同様に評価を行ったところ、塩水噴霧試験における錆の最大幅は7.0mmであり、耐曝露汚染性試験でのΔE値は5.0であった。
「GPTMS」 :3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
「EX−614B」:ナガセケムテックス(株)製ソルビトールポリグリシジルエーテル
「PNP」 :プロピレングリコールモノn−プロピルエーテル
「TPNB」 :トリプロピレングリコールモノn−ブチルエーテル(エポキシ当量174g/eq)
「WS−500」 :日本触媒(株)製オキサゾリン基含有水溶性樹脂(オキサゾリン当量220g/eq、不揮発分40%)
Claims (12)
- 酸基および/または中和された酸基を含有する重合体(A)を、チタン原子に結合したアルコキシ基および/またはシリコン原子に結合したアルコキシ基を含有するチタノシロキサン化合物(B)で変性し、次いで、中和し、若しくは、中和せずして得られる中和された酸基を含有するチタノシロキサン変性重合体(AB)を、水性媒体中に分散させた後、チタン原子に結合したアルコキシ基および/またはシリコン原子に結合したアルコキシ基を加水分解縮合して得られるものであることを特徴とする有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体。
- 前記チタノシロキサン化合物(B)が、チタン原子に結合したアルコキシ基およびシリコン原子に結合したアルコキシ基を含有するものである請求項1に記載の有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体。
- 前記チタノシロキサン化合物(B)がアルコキシチタン化合物(b−1)および/またはその部分加水分解縮合物(b−2)とアルコキシシラン化合物(b−3)とを部分共加水分解縮合して得られるものである請求項1または2に記載の有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体。
- 前記チタノシロキサン化合物(B)が、水とチタン原子に結合したアルコキシ基のモル比(水/アルコキシ基)が0.2〜1.3なる範囲、および、アルコキシシラン化合物(b−3)と水のモル比〔(b−3)/水〕が0.3〜5.0なる範囲をいずれも満足する比率で、アルコキシチタン化合物(b−1)および/またはその部分加水分解縮合物(b−2)、アルコキシシラン化合物(b−3)ならびに水を使用して、部分共加水分解縮合を行うことにより得られるものである請求項1に記載の有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体。
- 前記チタノシロキサン化合物(B)が、水とチタン原子に結合したアルコキシ基のモル比(水/アルコキシ基)が0.2〜1.3なる範囲、アルコキシシラン化合物(b−3)と水のモル比〔(b−3)/水〕が0.3〜5.0、および、チタン原子とシリコン原子の原子数比(Ti/Si)が0.1〜4.0なる範囲をいずれも満足する比率で、アルコキシチタン化合物(b−1)および/またはその部分加水分解縮合物(b−2)、アルコキシシラン化合物(b−3)ならびに水を使用して、部分共加水分解縮合を行うことにより得られるものである請求項1に記載の有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体。
- 重合体(A)とチタノシロキサン化合物(B)との比率が、重合体(A)100重量部に対して、チタノシロキサン化合物(B)が2〜900重量部である請求項1に記載の有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体。
- 前記酸基および/または中和された酸基を含有する重合体(A)が、ビニル系重合体である、請求項1に記載の有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体。
- 前記酸基がカルボキシル基である請求項1または7に記載の有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体。
- 請求項1〜8の有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体と硬化剤(C)を含有することを特徴とする硬化性樹脂組成物。
- 請求項1〜8の有機−無機ハイブリッド樹脂水性分散体を含有することを特徴とする塗料。
- 請求項9の硬化性樹脂組成物を含有することを特徴とする塗料。
- 請求項10または11の塗料を塗装して得られるものであることを特徴とする塗装物。
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