JP2008297273A - 乳化化粧料 - Google Patents

乳化化粧料 Download PDF

Info

Publication number
JP2008297273A
JP2008297273A JP2007146814A JP2007146814A JP2008297273A JP 2008297273 A JP2008297273 A JP 2008297273A JP 2007146814 A JP2007146814 A JP 2007146814A JP 2007146814 A JP2007146814 A JP 2007146814A JP 2008297273 A JP2008297273 A JP 2008297273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
translucent
emulsified
emulsified cosmetic
mass
inulin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007146814A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4703606B2 (ja
Inventor
Hiroko Hitsuda
廣子 櫃田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fancl Corp
Original Assignee
Fancl Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fancl Corp filed Critical Fancl Corp
Priority to JP2007146814A priority Critical patent/JP4703606B2/ja
Publication of JP2008297273A publication Critical patent/JP2008297273A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4703606B2 publication Critical patent/JP4703606B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】皮膚の柔軟化、保湿性に優れた半透明の乳化化粧料を提供する。
【解決手段】1〜10質量%のシリコーン油と、リン脂質と、ジプロピレングリコールと、1,2−ペンタンジオール及び/又は1,2−ヘキサンジオールを含有し、乳化粒子径が70〜140nmであり、波長750nmの光の透過率が50%以上の半透明乳化化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、水中油型乳化化粧料に関する。
近年、保湿効果に優れ、べたつきのないさっぱりした使用感の化粧料が好まれている。乳化化粧料は油性成分を乳化した乳化粒子を含有し、保湿効果や皮膚を柔軟にするエモリエント効果に優れているが、油性感やべたつき感が問題となっている。乳化化粧料の乳化粒子を小さくすることで油性感やべたつき感が低減し、乳化粒子をナノサイズまで小さくすると半透明の青白い外観を呈することから、さっぱりとした印象を与えることができるため、半透明の化粧料について色々な検討がなされている。
シリコーン油、高級アルコール、多価アルコール、水相、及びレシチン、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸のいずれかを含有する透明〜半透明の乳化化粧水が知られている(特許文献1:特開2006−241032号公報)。しかしながら、必須成分として高級アルコールを含有するためみずみずしい使用感を実現することが困難であった。
リン脂質またはレシチンと、ポリオールまたは炭水化物の高濃度水溶液と脂質を含有する透明な脂肪様物質のエマルション様水溶性濃縮物が知られている(特許文献2:特表2006−513172号公報)。しかしながら、乳化化粧料としての透明性、安定性については検討されていない。
水素添加リン脂質と液状炭化水素とアニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤とエタノールを含有する半透明化粧水が知られている(特許文献3:特許第2521467号公報)。しかしながら、油性剤の含量が低く、エモリエント性が十分ではなかった。また、アニオン界面活性剤あるいはHLBの高いノニオン界面活性剤とエタノールを使用しており、安全性に問題があった。
油性成分と油性成分に対して10倍量以下の非イオン界面活性剤と水とを含み波長700nmの光の透過率が80%以上の透明組成物が知られている(特許文献4:特許第3298867号公報)。しかしながら、油性剤の含量が低く、エモリエント性が十分ではなかった。
特開2006−241032号公報 特表2006−513172号公報 特許第2521467号公報 特許第3298867号公報
皮膚の柔軟化、保湿性に優れた半透明の乳化化粧料を提供する。
本発明の主な構成は、次のとおりである。
(1)1〜10質量%のシリコーン油と、リン脂質と、ジプロピレングリコールと、1,2−ペンタンジオール及び/又は1,2−ヘキサンジオールを含有し、乳化粒子径が140nm以下であり、波長750nmの光の透過率が50%以上の半透明乳化化粧料。
(2)さらにアルキルカルバミン酸イヌリン及び/又はジ脂肪酸アシルグルタミン酸リジン塩を含有することを特徴とする(1)に記載の半透明乳化化粧料。
(3)アルキルカルバミン酸イヌリンがラウリルカルバミン酸イヌリンであることを特徴とする(2)に記載の半透明乳化化粧料。
(4)ジ脂肪酸アシルグルタミン酸リジン塩がジラウロイルグルタミン酸リジン塩であることを特徴とする(2)に記載の半透明乳化化粧料。
(5)乳化粒子径が100nm以下であることを特徴とする(2)〜(4)のいずれかに記載の半透明乳化化粧料。
皮膚の柔軟化、保湿性に優れた経時安定性に優れた半透明の乳化化粧料を提供することができる。界面活性剤として、安全性が高く、保湿効果も高いリン脂質のみを用いて、さっぱりした使用感に優れたシリコーン油を1〜10質量%含有する、波長750nmの光の光路長1cmの透過率が50%以上の半透明乳化化粧料を提供することができる。
本発明は、水中油型乳化化粧料である。
本発明に用いるシリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン等が挙げられる。特に3cs〜50csのジメチルポリシロキサンがさっぱりとした使用感を得るために好ましい。シリコーン油の配合量は1〜10質量%である。1質量%未満であると、半透明乳化化粧料の透明性が高くなるが、十分な皮膚柔軟化効果が得られない。10質量%を超えると十分な透明性が得られなくなるとともに油性感が強くなる。
本発明の半透明乳化化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、炭化水素油、エステル油、ロウ、動植物油等の化粧料に通常用いられる油剤を配合することができる。
本発明に用いるリン脂質としては、卵黄レシチンや大豆レシチン等の天然のリン脂質、レシチン中の不飽和炭素鎖を水素添加により飽和結合に変えた水素添加大豆レシチン、水素添加卵黄レシチン等のリン脂質、天然レシチンから精製するか、あるいは合成したホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジン酸、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルグリセロール等が挙げられる。これらの中で、水素添加レシチン(水素添加大豆レシチン、水素添加卵黄レシチン)が安定性の点で特に好ましい。これらのリン脂質を単独で、あるいは組み合わせて用いることができる。本発明に用いるリン脂質の配合量は油剤重量に対して8質量%〜30質量%が好ましい。油剤重量に対して8質量%未満であると、透明性に劣る場合があり、30質量%を超えると保存安定性が悪くなる。
本発明にはジプロピレングリコールと1,2−ペンタンジオール及び/又は1,2−ヘキサンジオールを用いる。グリセリン、1,3−ブチレングリコール等の他の多価アルコールも本発明の効果を損なわない範囲で配合することが可能である。本発明に用いる多価アルコールの総配合量は油剤の配合量と同量以上が好ましい。多価アルコール総配合量が油剤の配合量よりも少ないと、乳化が困難となる。
本発明に用いるアルキルカルバミン酸イヌリンは、油滴のまわりに立体バリアを形成して乳化を安定化する化合物であり、イヌリンにアルキルイソシアネートを反応させて合成することができる。イヌリンは多糖の一種であり、D−フルクトフラノースがβ2→1結合で連なり、ヘミアセタール型末端のフルクトースがD−グルコースとα−グルコピラノシド結合しているものである。アルキルカルバミン酸イヌリンは市販品を用いることができる。市販品としてはORAFTI社製のINUTEC(「INUTEC」は登録商標)SP1(ラウリルカルバミン酸イヌリン)が挙げられる。
本発明に用いるジ脂肪酸アシルグルタミン酸リジン塩は保湿性に優れ、油性ゲル化能、顔料分散能、乳化安定化能に優れる化合物である。ジ脂肪酸アシルグルタミン酸リジン塩はL−リジン塩酸塩とN−脂肪酸アシル−L−グルタミン酸無水物を反応させて合成することができる。ジ脂肪酸アシルグルタミン酸リジン塩は市販品を用いることが可能であり、市販品としては旭化成ケミカルズ株式会社製のペリセアL−30(ジラウロイルグルタミン酸リジンNa)が挙げられる。
本発明の半透明乳化化粧料の乳化粒子径は140nm以下、好ましくは100nm以下である。尚、この乳化粒子径はレーザーゼータ電位計を用いて25℃の光散乱強度からキュムラント解析により求めたものである。
本発明の半透明乳化化粧料の調製方法は、まず、高圧乳化により乳化粒子を調製し、それを水溶液に分散させることが好ましい。高圧乳化装置としては、プライミクス株式会社製 薄膜旋回型高速ホモミキサー(T.Kフィルミックス)、マイクロフルイディックス社製 超高圧ホモジナイザー(マイクロフルイダイザー)、エム・テクニック株式会社製 内部せん断力型ミキサー(クレアミックス)等を用いることができる。
例えば、マイクロフルイディックス社製 超高圧ホモジナイザー(マイクロフルイダイザー)を用いた場合には、乳化圧力22,000psi、パス回数2回で乳化粒子径140nm未満の乳化粒子を調製することができる。
本発明の半透明乳化化粧料の透明度は、波長750nmの光の光路長1cmの透過率が50%以上である。波長750nmの光の透過率を50%以上とすることにより、半透明乳化化粧料を手に取ったときに透明性が感じられるだけでなく、一般的なガラスビンに入れたときに半透明性が識別される(内径4cmのガラスビンに入れたときに、ガラスビンを通して明るいところを見ると光の透過を確認できる)。さらに、波長750nmの光の光路長1cmの透過率が75%以上になると、一般的なガラスビンに入れたときの半透明性が顕著となる(内径4cmのガラスビンに入れたときに、ガラスビンを通して反対側の物体を確認できる)ため、ガラスビンに入れたときの美観が向上し、好ましい。
本発明の半透明乳化化粧料には、保湿剤、増粘剤や機能成分等の通常の化粧料に使用される成分を本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
実施例を次に示す。
実施例1〜11、比較例1〜16を表1及び表2に示す。表1及び表2の成分1〜12を混合し、85℃に加温し、ホモミキサーで1500rpm、1分攪拌し、粗乳化した。粗乳化液をマイクロフルイダイザーで室温にて乳化圧力22,000psi、パス回数2回で高圧乳化した。高圧乳化した成分1〜12を予め混合溶解した成分13〜15と攪拌混合し、半透明乳化化粧料を得た。尚、比較例13はホモミキサーの粗乳化のみで高圧乳化せずに調製した。比較例15は高圧乳化条件を乳化圧力10,000psi、パス回数2回として調製した。
<透過率>
半透明乳化化粧料を光路長1cmの石英セルに入れて、精製水を対照試料として、分光光度計(日立製、U-3210)で波長750nmの透過率を測定した。
<乳化粒子径>
レーザーゼータ電位計(大塚電子株式会社製、ELS-8000)を用いて25℃の光散乱強度を測定しキュムラント解析により乳化粒子径を求めた。
<透明性>
以下の基準により半透明乳化化粧料の透明性を目視評価した。
◎:内径4cmのガラスビンに入れたときに顕著に半透明である。
(ガラスビンを通して反対側の物体を確認できる)
○:内径4cmのガラスビンに入れたときに半透明と認識できる。
(ガラスビンを通して明るいところを見ると光の透過が確認できる)
△:内径4cmのガラスビンに入れたときに半透明と認識することは困難であるが、手に取ったときに顕著に半透明である。
×:内径4cmのガラスビンに入れたときに透明性が殆ど認められず、手に取ったときの透明性も低い。
<皮膚柔軟化効果>
以下の基準により半透明乳化化粧料の皮膚柔軟化効果を官能評価した。
◎:滑らかで皮膚が柔軟化された感触が顕著である。
○:滑らかで皮膚が柔軟化された感触が認められる。
△:滑らかで皮膚が柔軟化された感触がかすかに認められる。
×:滑らかで皮膚が柔軟化された感触が認められない。
<考察>
[実施例1〜3、比較例1〜3について]
多価アルコールの併用効果を確認した。
シリコーン油であるジメチルポリシロキサン、リン脂質である水素添加大豆レシチン、ジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール又は1,2−ヘキサンジオールを含む乳化粒子径が96〜117nm、波長750nmの光の透過率58〜75%にある実施例1〜3は、半透明性及び皮膚柔軟化効果に優れている。1ケ月後の光の透過率55〜75%、1ケ月後の乳化粒子径が97〜112nmにあって安定していることがわかる。
これに対して、1,2−ペンタンジオール又は1,2−ヘキサンジオールが含まれておらず、ジプロピレングリコールと1,3−ブチレングリコールあるいはグリセリンを併用 した比較例1〜3は、半透明性が不十分であり、光透過率が41%以下である。
ジプロピレングリコールと1,2−ペンタンジオール又は1,2−ヘキサンジオールの併用が半透明性を維持する化合物して有効に機能していることが分かる。
[比較例4〜8について]
実施例1の組成を基本構成とし、ジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,3−ブチレングリコールあるいはグリセリンの5種についてそれぞれ単独配合した場合の影響を調べた。
この結果は、ジプロピレングリコールを配合した比較例4は、皮膚柔軟化効果は認められるものの、光透過率が小さく半透明性に劣り、乳化粒子径は149nmであった。比較例5〜8は、粘度が高くあるいは油分が分離して乳化状態が形成できなかった。
これにより、ジプロピレングリコールと1,2−ペンタンジオール又は1,2−ヘキサンジオールを組み合わせて配合することが重要であることが分かる。
[実施例4,5、比較例9〜12について]
油剤をシリコーン油以外の油剤であるスクワラン(炭化水素油)、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル(エステル油)に換えて、影響を確認した。
シリコーン油を用いた実施例4,5(シリコーン油に対する水素添加大豆レシチンの配合量がそれぞれ12、20質量%)は、いずれも実施例1〜3と同様に各評価項目について優れた半透明乳化化粧料であった。
一方、シリコーン油をスクワランに換えた比較例9、10(スクワランに対する水素添加大豆レシチンの配合量がそれぞれ12、20質量%)について、比較例9は乳化状態が良好で、皮膚柔軟化効果に優れていたが、750nmの光の透過率が5%しかないため半透明乳化化粧料としては不適であった。比較例10は粗乳化の段階で増粘し、高圧乳化できなかった。
シリコーン油をトリ(カプリル/カプリン酸)グリセリルに換えた比較例11,12〔トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリルに対する水素添加大豆レシチンの配合量がそれぞれ12、20質量%〕については、いずれも乳化状態が良好で、皮膚柔軟化効果に優れていたが、750nmの光の透過率が10%〜0%しかなく、半透明乳化化粧料として不適であった。
本発明に用いる油剤としてシリコーン油が必須であることが確認できた。
[比較例13、14について]
実施例4の配合組成を基本とし、高圧乳化処理の有効性について確認試験を行った。高圧乳化処理を施さない比較例13は、粒径が大きく、透明性不良、皮膚柔軟化、1ケ月後には分離して保存性も悪いことが確認できた。弱い高圧乳化処理を施し乳化粒子径を198nmとした比較例14は、皮膚柔軟化効果は認められたものの、他の項目は不良であった。
この結果、乳化粒子径は、半透明性や乳化安定性に影響し、さらに、乳化粒子径が大きい場合は皮膚柔軟化作用も低下することが分かる。乳化粒子径を小さくするうえで高圧乳化処理の有効性が確認できた。
[実施例6〜9について]
本発明の成分配合について検討した。
シリコーン油を1質量%配合した実施例8は、皮膚柔軟化効果にやや劣るが、透明性は高かった。シリコーン油を10質量%を配合した実施例9については、皮膚柔軟化効果に優れ、750nmの光の透過率は50%以上であった。実施例7、実施例8についてシリコーン油に対する水素添加大豆レシチンの配合量は30質量%であるが、750nmの光の透過率はそれぞれ83%、92%であり、透明性に優れていた。
シリコーン油は1〜10質量%、リン脂質は0.3〜2質量%、ジプロピレングリコールは1.34〜7.5質量%、1,2−ペンタンジオール又は1,2−ヘキサンジオールは0.34〜2.5質量%の配合において、優れた半透明乳化化粧料が得られた。
[実施例10,11、比較例15,16について]
アルキルカルバミン酸イヌリン及び/又はジ脂肪酸アシルグルタミン酸リジン塩の作用について確認試験を行った。
水素添加大豆レシチン(リン脂質)の無配合の場合は、ラウリルカルバミン酸イヌリンあるいはジラウロイルグルタミン酸リジンNaを添加しても乳化しないかあるいは透明性が悪く、乳化安定性が悪いという結果になっている。これに対して、水素添加大豆レシチン(リン脂質)とラウリルカルバミン酸イヌリンあるいはジラウロイルグルタミン酸リジンNaを併用した場合は、各評価項目とも良好である。特に、光透過性が高く、細かな乳化粒子径が得られている。この2成分以外の組成が近い実施例4及び5と比較すると、透明性が向上し、乳化粒子径がより小さくなっている。これらから、アルキルカルバミン酸イヌリン及び/又はジ脂肪酸アシルグルタミン酸リジン塩は、乳化助剤として機能しており、きめ細かな透明性の高い半透明乳化化粧料を実現できることが確認できた。
リン脂質は、シリコーン油に対して8質量%でも有効であることが分かり、実施例8では30質量%でも有効であることが確認できている。

Claims (5)

  1. 1〜10質量%のシリコーン油と、リン脂質と、ジプロピレングリコールと、1,2−ペンタンジオール及び/又は1,2−ヘキサンジオールを含有し、乳化粒子径が140nm以下であり、波長750nmの光の透過率が50%以上の半透明乳化化粧料。
  2. さらにアルキルカルバミン酸イヌリン及び/又はジ脂肪酸アシルグルタミン酸リジン塩を含有することを特徴とする請求項1に記載の半透明乳化化粧料。
  3. アルキルカルバミン酸イヌリンがラウリルカルバミン酸イヌリンであることを特徴とする請求項2に記載の半透明乳化化粧料。
  4. ジ脂肪酸アシルグルタミン酸リジン塩がジラウロイルグルタミン酸リジン塩であることを特徴とする請求項2に記載の半透明乳化化粧料。
  5. 乳化粒子径が100nm以下であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の半透明乳化化粧料。
JP2007146814A 2007-06-01 2007-06-01 乳化化粧料 Active JP4703606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007146814A JP4703606B2 (ja) 2007-06-01 2007-06-01 乳化化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007146814A JP4703606B2 (ja) 2007-06-01 2007-06-01 乳化化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008297273A true JP2008297273A (ja) 2008-12-11
JP4703606B2 JP4703606B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=40171115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007146814A Active JP4703606B2 (ja) 2007-06-01 2007-06-01 乳化化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4703606B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011099422A1 (ja) * 2010-02-10 2011-08-18 富士フイルム株式会社 乳化物及びこれを含む化粧料
JP2014196282A (ja) * 2013-03-05 2014-10-16 株式会社ファンケル W/o/w型乳化組成物
JP2015078243A (ja) * 2015-01-29 2015-04-23 旭化成ケミカルズ株式会社 粉体分散水系化粧料及びその製造方法
JP2017158538A (ja) * 2016-03-04 2017-09-14 御木本製薬株式会社 乳化組成物
JP2019064963A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 ロレアル O/wエマルションの形態の組成物
CN113164366A (zh) * 2018-11-19 2021-07-23 株式会社Lg生活健康 难溶性成分稳定化用组合物及包含其的化妆料组合物
WO2022136899A1 (en) * 2020-12-22 2022-06-30 L V M H Recherche Oil balm cleansing cosmetic composition
CN115350099A (zh) * 2022-08-26 2022-11-18 广州栋方生物科技股份有限公司 一种油包水包油型防晒组合物的乳化方法及其应用

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013010590A1 (en) 2011-07-21 2013-01-24 L'oreal Cosmetic and/or dermatological composition containing a merocyanine derivative comprising specific polar groups consisting of hydroxyl- and ether-functionalities

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020394A1 (ja) * 2002-08-27 2004-03-11 Asahi Kasei Chemicals Corporation 新規アシル基含有組成物
JP2006176471A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Japan Natural Laboratory Co Ltd ユビキノン類を有効成分とする遅効性又は持続性化粧料又はパック用貼付剤。
JP2006282568A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fancl Corp シリマリン含有皮膚外用剤
JP2006290841A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Nippon Zettoc Co Ltd 化粧料の製造方法および化粧料
JP2006306793A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Fancl Corp 乳化型化粧料
JP2007001950A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Pola Chem Ind Inc セラミド含有皮膚外用剤
JP2007099654A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Pola Chem Ind Inc 保湿用の化粧料セット

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020394A1 (ja) * 2002-08-27 2004-03-11 Asahi Kasei Chemicals Corporation 新規アシル基含有組成物
JP2006176471A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Japan Natural Laboratory Co Ltd ユビキノン類を有効成分とする遅効性又は持続性化粧料又はパック用貼付剤。
JP2006282568A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fancl Corp シリマリン含有皮膚外用剤
JP2006290841A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Nippon Zettoc Co Ltd 化粧料の製造方法および化粧料
JP2006306793A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Fancl Corp 乳化型化粧料
JP2007001950A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Pola Chem Ind Inc セラミド含有皮膚外用剤
JP2007099654A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Pola Chem Ind Inc 保湿用の化粧料セット

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011099422A1 (ja) * 2010-02-10 2011-08-18 富士フイルム株式会社 乳化物及びこれを含む化粧料
JP2014196282A (ja) * 2013-03-05 2014-10-16 株式会社ファンケル W/o/w型乳化組成物
JP2015078243A (ja) * 2015-01-29 2015-04-23 旭化成ケミカルズ株式会社 粉体分散水系化粧料及びその製造方法
JP2017158538A (ja) * 2016-03-04 2017-09-14 御木本製薬株式会社 乳化組成物
JP2019064963A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 ロレアル O/wエマルションの形態の組成物
JP7520480B2 (ja) 2017-10-02 2024-07-23 ロレアル O/wエマルションの形態の組成物
JP2022509092A (ja) * 2018-11-19 2022-01-20 エルジー ハウスホールド アンド ヘルスケア リミテッド 難溶性成分安定化用組成物及びそれを含む化粧料組成物
JP7384518B2 (ja) 2018-11-19 2023-11-21 エルジー ハウスホールド アンド ヘルスケア リミテッド 難溶性成分安定化用組成物及びそれを含む化粧料組成物
CN113164366B (zh) * 2018-11-19 2024-04-19 株式会社Lg生活健康 难溶性成分稳定化用组合物及包含其的化妆料组合物
CN113164366A (zh) * 2018-11-19 2021-07-23 株式会社Lg生活健康 难溶性成分稳定化用组合物及包含其的化妆料组合物
WO2022136899A1 (en) * 2020-12-22 2022-06-30 L V M H Recherche Oil balm cleansing cosmetic composition
CN116669698A (zh) * 2020-12-22 2023-08-29 Lvmh研究公司 油膏清洁化妆品组合物
CN115350099A (zh) * 2022-08-26 2022-11-18 广州栋方生物科技股份有限公司 一种油包水包油型防晒组合物的乳化方法及其应用
CN115350099B (zh) * 2022-08-26 2023-12-29 广州栋方生物科技股份有限公司 一种油包水包油型防晒组合物的乳化方法及其应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP4703606B2 (ja) 2011-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4703606B2 (ja) 乳化化粧料
JP5918163B2 (ja) 透明性の高い乳化組成物及び透明性の高い化粧料
KR101633639B1 (ko) 자기회합 겔 특성을 이용한 세포막 유사 구조의 나노 겔타입의 에멀젼 및 그를 이용한 화장료 조성물
CN106132391B (zh) 分散组合物以及化妆品
JP5491917B2 (ja) 乳化化粧料
JP5623076B2 (ja) ベシクル組成物、及び皮膚外用剤
WO2015136778A1 (ja) セラミド分散組成物の製造方法
JP4659810B2 (ja) 乳化化粧料
JP2013147432A (ja) 乳化化粧料
JP2010184908A (ja) 乳化組成物およびそれを配合する化粧料、並びに皮膚外用剤
JP6348253B2 (ja) グリチルレチン酸ステアリル配合乳化組成物
JP5475247B2 (ja) 乳化化粧料
KR20160056842A (ko) 점증제 없이 점도 및 경도를 갖는 화장료 조성물
KR20220091739A (ko) 천연 세라마이드를 함유한 반투명 제형의 나노에멀젼 및 이를 포함한 화장료 조성물
JP7163261B2 (ja) 水中油型乳化組成物、及び皮膚外用剤
KR20190056595A (ko) 투명한 화장료 조성물
KR101770440B1 (ko) 화장료
JP2008231087A (ja) 皮膚外用剤
JP2016056198A (ja) 化粧料
JP5203618B2 (ja) 乳化化粧料
JP5881139B2 (ja) 液状組成物およびこれを用いた透明乃至半透明な水性組成物
JP4045237B2 (ja) 多層化粧料
JP4010980B2 (ja) 毛髪用乳化組成物
JP5576028B2 (ja) 化粧料
JP2007169174A (ja) O/w型乳化組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100526

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100526

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20100702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4703606

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250