JP2008295641A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンツタイプの吸収性物品において、一対の脚部開口の間の中間部の着用者に対する密着性を向上するとともに脚部開口近傍の部位の柔軟性を向上する。
【解決手段】吸収性物品では、外装シート4の一対の脚部開口の間の中間部前部4022において第1中間部弾性部材47が左右方向に沿って配置され、第1中間部弾性部材47が収縮することにより第1シート41および第2シート42が収縮されて中間部ギャザが形成される。これにより、中間部402の着用者に対する密着性を向上することができる。また、中間部前部4022では、第1中間部弾性部材47の左右両端部が一対の脚部開口のエッジ121よりも内側に位置し、第1中間部弾性部材47の左右両端部と一対の脚部開口のエッジ121との間の部位が、伸縮性を有しない一対の非伸縮部49とされることにより、外装シート4の脚部開口近傍の部位の柔軟性を向上することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、上端に胴部開口を有し、下部に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品に関する。
従来より、着用者からの排泄物を受ける使い捨ておむつでは、着用者に対する密着性を向上するために、あるいは、使い捨ておむつの外観を向上するために、様々な部位に伸縮性が付与されている。
例えば特許文献1のパンツ型の使い捨ておむつでは、胴周りと平行な伸縮部材を、左右のレッグ開口縁から吸収コアの近傍位置(または、吸収コアと対応する位置)まで連続的に設けることにより、外形シートのレッグ開口縁を使い捨ておむつの幅方向中央側に収縮させてレッグ開口縁が波状にヒラヒラすることを防止し、使い捨ておむつの脚周りの外観向上が図られている。
また、特許文献2のパンツ型の使い捨ておむつでは、ウエスト開口部および一対のレッグ開口部に、それぞれの周縁部全周に亘って連続したギャザを形成する弾性部材が設けられ、また、ウエスト開口部と一対のレッグ開口部との間の胴周囲部に、胴周囲部の全周に亘って連続したギャザを形成する弾性部材が設けられている。特許文献2の使い捨ておむつでは、さらに、排尿ポイント部である腹側部の股下領域に、一対のレッグ開口部の一方の開口縁から他方の開口縁に至る複数の弾性部材が設けられ、使い捨ておむつの幅方向に向けて連続したギャザが排尿ポイント部に形成されることにより、排尿ポイント部におけるフィット性の向上が図られている。
特開2002−172132号公報 特開平8−112308号公報
ところで、特許文献1の使い捨ておむつでは、レッグ開口縁に設けられた伸縮部材の収縮により外形シートのレッグ開口縁近傍の部位が幅方向の中央に向かって集められるため、レッグ開口縁近傍の部位の柔軟性が低下してしまい、着用者の脚周りがきつく圧迫される恐れがある。また、使い捨ておむつの装着時にレッグ開口部に対する脚の挿入が円滑に行えない恐れもあり、使い捨ておむつの着用感が低下してしまう。さらには、レッグ開口縁が幅方向の中央側に引き込まれることにより、却って使い捨ておむつの外観が損なわれる可能性もある。
また、特許文献2の使い捨ておむつでは、一対のレッグ開口部の全周に亘って設けられた弾性部材と排尿ポイント部に設けられた弾性部材とが、レッグ開口部近傍において交差しており、レッグ開口部近傍の部位の柔軟性が、これらの弾性部材の交差部において低下してしまうため、使い捨ておむつの着用感が低下してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、パンツタイプの吸収性物品において、一対の脚部開口の間の中間部の着用者に対する密着性を向上するとともに脚部開口近傍の部位の柔軟性を向上することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、上端に胴部開口を有し、下部に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品であって、着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記中間部を下側に向けた際の前記前方部の左右両側の部位が、前記後方部の左右両側の部位にそれぞれ接合されることにより、前記前方部および前記後方部の上端に胴部開口が形成され、前記前方部および前記後方部の下側において前記中間部の左右に一対の脚部開口が形成される外装シートと、前記外装シートの着用者側に取り付けられて着用者からの排泄物を吸収する吸収体とを備え、前記外装シートが、第1シートと、前記第1シート上に積層されて前記第1シートに接合された第2シートと、前記一対の脚部開口の間の前記中間部において、前記第1シートと前記第2シートとの間にて左右方向に沿って配置されて前記第1シートおよび前記第2シートに接合されるとともに収縮することにより前記第1シートおよび前記第2シートを収縮させて中間部ギャザを形成する複数の弾性糸を有する中間部弾性部材とを備え、前記複数の弾性糸のうち少なくとも一部の弾性糸の左右両端部が前記一対の脚部開口よりも内側に位置し、前記少なくとも一部の弾性糸の前記左右両端部と前記一対の脚部開口との間の部位が、伸縮性を有しない一対の非伸縮部とされる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品であって、前記中間部弾性部材の前記少なくとも一部の弾性糸が、前記一対の非伸縮部を通って前記第1シートおよび前記第2シートに伸張状態にて接合された弾性糸を、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて、前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方と共に切断して伸縮性を喪失させることにより形成されている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の吸収性物品であって、前記外装シートが、前記一対の脚部開口のエッジに沿って配置されるとともに収縮することにより一対の脚部開口ギャザを形成する脚部弾性部材をさらに備え、前記脚部弾性部材が、前記一対の非伸縮部を通って前記第1シートおよび前記第2シートに伸張状態にて接合された弾性部材を、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて、前記第1シートおよび前記第2シートの前記少なくとも一方と共に切断して伸縮性を喪失させることにより形成されている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の吸収性物品であって、前記中間部弾性部材の前記少なくとも一部の弾性糸となる前記弾性糸と前記脚部弾性部材となる前記弾性部材とが、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて交差した状態で切断される。
請求項5に記載の発明は、上端に胴部開口を有し、下部に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品であって、着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記中間部を下側に向けた際の前記前方部の左右両側の部位が、前記後方部の左右両側の部位にそれぞれ接合されることにより、前記前方部および前記後方部の上端に胴部開口が形成され、前記前方部および前記後方部の下側において前記中間部の左右に一対の脚部開口が形成される外装シートと、前記外装シートの着用者側に取り付けられて着用者からの排泄物を吸収する吸収体とを備え、前記外装シートが、第1シートと、前記第1シート上に積層されて前記第1シートに接合された第2シートと、前記一対の脚部開口の間の前記中間部において、前記第1シートと前記第2シートとの間にて左右方向に沿って配置されて前記第1シートおよび前記第2シートに接合されるとともに収縮することにより前記第1シートおよび前記第2シートを収縮させて中間部ギャザを形成する中間部弾性部材とを備え、前記中間部弾性部材の左右両端部が前記一対の脚部開口よりも内側に位置し、前記中間部弾性部材の前記左右両端部と前記一対の脚部開口との間の部位が、伸縮性を有しない一対の非伸縮部とされる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の吸収性物品であって、前記中間部弾性部材が、前記一対の非伸縮部を通って前記第1シートおよび前記第2シートに伸張状態にて接合された弾性部材を、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて、前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方と共に切断して伸縮性を喪失させることにより形成されている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の吸収性物品であって、前記外装シートが、前記一対の脚部開口のエッジに沿って配置されるとともに収縮することにより一対の脚部開口ギャザを形成する脚部弾性部材をさらに備え、前記脚部弾性部材が、前記一対の非伸縮部を通って前記第1シートおよび前記第2シートに伸張状態にて接合された弾性部材を、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて、前記第1シートおよび前記第2シートの前記少なくとも一方と共に切断して伸縮性を喪失させることにより形成されている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の吸収性物品であって、前記中間部弾性部材となる弾性部材と前記脚部弾性部材となる弾性部材とが、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて交差した状態で切断される。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記外装シートを伸張した状態において、前記一対の非伸縮部の前記左右方向の合計幅が、前記中間部の前記一対の非伸縮部が設けられる部位における前記左右方向の幅の20%以上60%以下とされる。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記中間部弾性部材が、前記一対の非伸縮部の間において連続している。
請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記中間部弾性部材が、前記中間部の下端となる折り曲げ部と前記前方部との間に配置され、左右両側に伸縮性を有しない一対の非伸縮部が配置されるもう1つの中間部弾性部材が、前記中間部の前記折り曲げ部と前記後方部との間に配置される。
本発明では、中間部の着用者に対する密着性を向上することができるとともに脚部開口近傍の部位の柔軟性を向上することができる。また、請求項2ないし4、並びに、請求項6ないし8の発明では、吸収性物品を容易に形成することができ、さらに、請求項3,4,7および8の発明では、脚部開口近傍の部位の着用者に対する密着性および柔軟性を共に実現することができる。請求項10の発明では、中間部の着用者に対する密着性をより向上することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る吸収性物品1の外観を示す斜視図であり、図2および図3はそれぞれ、吸収性物品1の正面図(すなわち、着用者の腹側に位置する部位の図)および背面図(すなわち、着用者の背側に位置する部位の図)である。図1ないし図3に示すように、吸収性物品1は、上端(すなわち、図1中の上側の端部)に胴部開口11を有し、下部に一対の脚部開口12を有するパンツタイプの使い捨ておむつである。
図4は、吸収性物品1を展開した状態で着用者側から見た平面図である。図4に示すように、吸収性物品1は、略シート状の外装シート4、および、外装シート4の着用者側に取り付けられて着用者からの排泄物を吸収する吸収体2を備える。吸収性物品1では、外装シート4の図4中の下側の部位401が着用者の腹側の肌に接し、図4中の上側の部位403が着用者の背側の肌に接する。以下の説明では、外装シート4の着用者の腹側および背側の肌に接する部位401,403をそれぞれ、「前方部401」および「後方部403」と呼び、前方部401と後方部403との間で着用者の股間部に対向する部位402を「中間部402」と呼ぶ。
図1に示すように、吸収性物品1では、外装シート4が吸収体2と共に中間部402の下端となる折り曲げ部4021にて折り曲げられ、中間部402を下側に向けた際の前方部401の左右両側の部位(すなわち、前方部401の幅方向の両側の部位)が、後方部403の左右両側の部位(すなわち、後方部403の幅方向の両側の部位)にそれぞれ接合されることにより、前方部401および後方部403の上端に胴部開口11が形成され、前方部401および後方部403の下側において中間部402の左右に一対の脚部開口12が形成される。これにより、吸収性物品1がパンツ型に形成される。以下の説明では、中間部402の折り曲げ部4021と前方部401との間の部位を中間部前部4022といい、中間部402の折り曲げ部4021と後方部403との間の部位を中間部後部4023という。
図5は、吸収性物品1を図4中に示すA−Aの位置で切断した断面図である。図4および図5に示すように、吸収体2は、吸収性を有する吸収コア22、吸収コア22の着用者側の主面を覆うトップシート21、吸収コア22の着用者側とは反対側の主面を覆うバックシート23、および、吸収コア22の長手方向(すなわち、図4中の上下方向であり、吸収性物品1の長手方向と一致する。)のほぼ全長に亘って吸収コア22の長手方向に垂直な左右方向(すなわち、幅方向)の両側に設けられた一対の側壁部3を備える。図4中では、吸収コア22の輪郭を太い破線にて示す。トップシート21およびバックシート23は、ホットメルト接着剤等により吸収コア22の周囲にて互いに接合され、吸収コア22の側方には側壁部3が接合される。図5中では、図示の都合上、トップシート21と吸収コア22との間に隙間をあけて描いている。
トップシート21は透液性の材料、例えば、親水性繊維により形成された不織布であり、着用者からの排泄物の水分を速やかに捕捉して吸収コア22へと移動させる。トップシート21として利用される不織布は、例えば、ポイントボンド不織布やエアスルー不織布、スパンレース不織布であり、これらの不織布を形成する親水性繊維としては通常、セルロースやレーヨン、コットン等が用いられる。なお、トップシート21として、表面を界面活性剤により親水処理した疎水性繊維(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン)にて形成された透液性の不織布が利用されてもよく、また、開孔を有するプラスチックフィルムが利用されてもよい。
吸収コア22は、親水性繊維(例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維)に粒状の吸水性ポリマー(例えば、SAP(Super Absorbent Polymer))を混合したものをティッシュペーパーや透液性不織布等の被覆シートにより包み込んで形成され、トップシート21を透過した水分を吸収して迅速に固定する。親水性繊維を包む被覆シートは、親水性繊維および吸水性ポリマーとホットメルト接着剤により接合されて、親水性繊維の型崩れ、および、吸水性ポリマーの脱落(特に、吸水後における脱落)を防止する。
バックシート23は、撥水性または不透液性のプラスチックフィルムであり、トップシート21を透過した水分、および、吸収コア22に一旦吸収された水分が、外装シート4側にしみ出すのを防止する。着用者の快適性の観点からは、通気性を有するプラスチックフィルムがバックシート23として利用されることが好ましい。バックシート23としては、撥水性または不透液性の不織布や当該不織布の着用者側に撥水性または不透液性のプラスチックフィルムが積層された積層シートが利用されてもよい。バックシート23に利用される不織布は、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS(スパンボンド・メルトブロー・スパンボンド)不織布であり、必要に応じて撥水処理が施されてもよい。
図4および図5に示すように、一対の側壁部3のそれぞれには、長手方向に伸びる2本の弾性糸31が接合されており、図4に示すように吸収性物品1を広げた状態では、弾性糸31は伸張状態となっている。吸収性物品1では、弾性糸31が収縮することにより、吸収体2の側方において側壁部3が着用者側に向かって立ち上がり、着用時に着用者の足の付け根近傍に当接する立体ギャザが形成される。
側壁部3は、撥水性または不透液性の不織布(例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS不織布)やプラスチックフィルム、あるいは、これらの複合材料により形成される。吸収性物品1の快適性向上の観点からは、側壁部3が通気性を有することが好ましい。弾性糸31としては、例えば、ポリウレタン糸、帯状のポリウレタンフィルム、糸状または帯状の天然ゴム等が用いられる。
図5に示すように、外装シート4は、第1シート41、および、第1シート41上に積層されてホットメルト接着剤等により第1シート41に接合された第2シート42を備える。図5では、図示の都合上、第1シート41と第2シート42との間に隙間をあけて描いている。外装シート4の第2シート42上には、吸収体2のバックシート23がホットメルト接着剤等により接合されている。本実施の形態では、第1シート41および第2シート42は、撥水性または不透液性の不織布である。なお、第1シート41および第2シート42として、撥水性または不透液性のプラスチックフィルムやプラスチックフィルムと不織布との積層シートが利用されてもよいが、着用者の肌触りを向上するという観点からは、第1シート41および第2シート42は不織布により形成されることが好ましい。
図1ないし図3に示すように、外装シート4は、また、胴部開口11のエッジに沿って配置される胴部弾性部材43、一対の脚部開口12のそれぞれのエッジに沿って配置される脚部弾性部材44、胴部弾性部材43および脚部弾性部材44の間において左右方向(すなわち、幅方向)に沿って前方部401および後方部403にそれぞれ配置される前方部弾性部材45および後方部弾性部材46、並びに、一対の脚部開口12の間の中間部402において中間部前部4022および中間部後部4023に左右方向に沿って配置される第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48をさらに備える。
図5に示すように、脚部弾性部材44は、第1シート41と第2シート42との間において、ホットメルト接着剤等により第1シート41および第2シート42に接合されている。また、図1ないし図3に示す胴部弾性部材43、前方部弾性部材45および後方部弾性部材46、並びに、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48も、脚部弾性部材44と同様に、図5に示す第1シート41と第2シート42との間において、ホットメルト接着剤等により第1シート41および第2シート42に接合されている。
図1に示すように、胴部弾性部材43は、胴部開口11のエッジに沿って胴部開口11のおよそ全周に亘って伸張状態にて接合され、収縮することにより第1シート41および第2シート42(図5参照)を収縮させて胴部開口ギャザを形成する。脚部弾性部材44は、一対の脚部開口12のエッジにそれぞれ沿って伸張状態にて接合され、収縮することにより第1シート41および第2シート42を収縮させて一対の脚部開口ギャザを形成する。
前方部弾性部材45および後方部弾性部材46は、外装シート4の前方部401および後方部403にそれぞれ伸張状態にて接合され、収縮することにより第1シート41および第2シート42を収縮させて前方部ギャザおよび後方部ギャザを形成する。図2および図3に示す第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48は、中間部402の中間部前部4022および中間部後部4023にそれぞれ伸張状態にて接合され、収縮することにより第1シート41および第2シート42(図5参照)を収縮させて中間部ギャザを形成する。
すなわち、吸収性物品1の一部である外装シート4(または、その一部)は、伸縮性を有する伸縮シートとなっている。本実施の形態では、胴部弾性部材43、脚部弾性部材44、前方部弾性部材45および後方部弾性部材46、並びに、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48はそれぞれ、好ましくは、1.1倍〜5.0倍に伸張された状態にて第1シート41および第2シート42に接合される。
図2および図4に示すように、外装シート4では、第1中間部弾性部材47の左右両端部は一対の脚部開口12のエッジ121よりも内側(すなわち、外装シート4の左右方向の中央側)に位置し、第1中間部弾性部材47の左右両端部と一対の脚部開口12のエッジ121との間の部位(すなわち、図2ないし図4中において二点鎖線にて囲む部位)は、伸縮性を有しない一対の非伸縮部49となっている。また、図3および図4に示すように、第2中間部弾性部材48の左右両端部も一対の脚部開口12のエッジ121よりも内側に位置し、第2中間部弾性部材48の左右両端部と一対の脚部開口12のエッジ121との間の部位は、第1中間部弾性部材47の左右両側と同様に、伸縮性を有しない一対の非伸縮部49となっている。
図2ないし図4に示すように、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48はそれぞれ、中間部前部4022および中間部後部4023において一対の非伸縮部49の間において連続しており、各一対の非伸縮部49の間には連続する中間部ギャザが形成される。
吸収性物品1では、外装シート4の第1シート41および第2シート42が伸張された状態(図4参照)において、第1中間部弾性部材47の左右方向の長さは、中間部前部4022の第1中間部弾性部材47が設けられる部位における左右方向の幅の40%以上80%以下とされることが好ましく、50%以上70%以下とされることがより好ましい。ここで、中間部前部4022の第1中間部弾性部材47が設けられる部位における左右方向の幅とは、当該部位の左右方向の平均幅であり、本実施の形態では、後述する第1中間部弾性部材47の3本の第1中間部弾性糸471のうち、中央の第1中間部弾性糸471が設けられる部位近傍における左右方向の幅となる。また、第2中間部弾性部材48の左右方向の長さは、中間部後部4023の第2中間部弾性部材48が設けられる部位における左右方向の平均幅の40%以上80%以下とされることが好ましく、50%以上70%以下とされることがより好ましい。
換言すれば、吸収性物品1では、外装シート4の第1シート41および第2シート42が伸張された状態において、中間部前部4022における一対の非伸縮部49の左右方向の合計幅は、好ましくは、中間部前部4022の一対の非伸縮部49が設けられる部位における左右方向の平均幅(上述の第1中間部弾性部材47が設けられる部位における左右方向の平均幅に等しい。)の20%以上60%以下とされ、より好ましくは、30%以上50%以下とされる。また、中間部後部4023における一対の非伸縮部49の左右方向の合計幅も、好ましくは、中間部後部4023の一対の非伸縮部49が設けられる部位における左右方向の平均幅の20%以上60%以下(より好ましくは、30%以上50%以下)とされる。
図2に示すように、中間部前部4022では、脚部弾性部材44は一対の非伸縮部49には設けられていない。換言すれば、脚部弾性部材44は一対の非伸縮部49により上下に分かれており、脚部弾性部材44の非伸縮部49よりも上側の部位(すなわち、前方部401側の部位)は、一対の脚部開口12のエッジ121にそれぞれ沿って非伸縮部49と前方部401の側端部の下端近傍との間に配置される。また、脚部弾性部材44の非伸縮部49よりも下側の部位(すなわち、前方部401とは反対側の部位)は、一方の脚部開口12に沿って一方の非伸縮部49から折り曲げ部4021近傍へと至り、折り曲げ部4021近傍において左右方向に沿って配置され、さらに、他方の脚部開口12に沿って折り曲げ部4021近傍から他方の非伸縮部49へと至るように配置される。
図3に示すように、中間部後部4023でも、中間部前部4022(図2参照)と同様に、脚部弾性部材44は一対の非伸縮部49には設けられておらず、一対の非伸縮部49により上下に分かれている。脚部弾性部材44の非伸縮部49よりも上側の部位は、一対の脚部開口12のエッジ121にそれぞれ沿って非伸縮部49と後方部403の側端部の下端近傍との間に配置され、非伸縮部49よりも下側の部位は、一方の脚部開口12に沿って一方の非伸縮部49から折り曲げ部4021近傍へと至り、折り曲げ部4021近傍において左右方向に沿って配置され、さらに、他方の脚部開口12に沿って折り曲げ部4021近傍から他方の非伸縮部49へと至るように配置される。
したがって、図2および図3に示す外装シート4の前方部401および後方部403の左右両側の部位が接合されることにより、脚部弾性部材44が、一対の脚部開口12の周囲において断続的に(不連続に)非環状にて配置されることとなる。
図1ないし図4に示すように、胴部弾性部材43、前方部弾性部材45および後方部弾性部材46、並びに、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48はそれぞれ複数の弾性要素である弾性糸を含む弾性糸群であり、吸収性物品1では、これらの弾性糸群をそれぞれ胴部弾性部材43、前方部弾性部材45および後方部弾性部材46、並びに、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48と総称している。
図4に示すように、胴部弾性部材43の複数の弾性糸は、外装シート4の前方部401と後方部403とに個別に設けられており、前方部401および後方部403の左右両側の部位が接合されることにより、吸収性物品1の胴部開口11(図1参照)のエッジに沿って胴部開口11のおよそ全周に亘って配置されることとなる。また、外装シート4の前方部401および後方部403の左右両側の部位が接合されることにより、前方部弾性部材45の複数の弾性糸、および、後方部弾性部材46の複数の弾性糸が、胴部開口11と一対の脚部開口12との間の胴周り部(すなわち、前方部401および後方部403)のおよそ全周に亘って配置されることとなる。
図2に示すように、外装シート4の中間部前部4022(および前方部401)では、脚部弾性部材44の複数の弾性糸441が、各脚部開口12近傍において脚部開口12のエッジ121に略平行に3本ずつ配置されている。また、図3に示すように、中間部後部4023(および後方部403)では、脚部弾性部材44の複数の弾性糸442が、各脚部開口12近傍において脚部開口12のエッジ121に略平行に3本ずつ配置されている。以下の説明では、弾性糸441,442をそれぞれ、「前部脚部弾性糸441」および「後部脚部弾性糸442」という。
図2に示すように、第1中間部弾性部材47は3本の第1中間部弾性糸471を備え、各第1中間部弾性糸471は、中間部前部4022の一対の非伸縮部49の間において連続するとともに左右方向に略平行に配置される。また、図3に示すように、第2中間部弾性部材48は、第1中間部弾性部材47と同様に、3本の第2中間部弾性糸481を備え、各第2中間部弾性糸481は、中間部後部4023の一対の非伸縮部49の間において連続するとともに左右方向に略平行に配置される。
図4に示す胴部弾性部材43、脚部弾性部材44、前方部弾性部材45および後方部弾性部材46、並びに、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48にそれぞれ含まれる複数の弾性糸としては、例えば、ポリウレタン糸、帯状のポリウレタンフィルム、糸状または帯状の天然ゴム等が用いられる。本実施の形態では、繊度300〜2000デシテックスの糸状部材である複数のポリウレタン糸が、ゴム系のホットメルト接着剤により第1シート41および第2シート42(図5参照)に接着される。なお、各弾性部材に含まれる弾性糸の第1シート41および第2シート42に対する接合方法としては、超音波圧着や熱圧着等を採用することもできる。ただし、製造の簡素化等の観点からは、ホットメルト接着剤による接着が好ましい。
図6は、外装シート4を展開した状態(すなわち、前方部401および後方部403の左右両側の部位が接合されていない状態)で着用者側から見た平面図である。図6に示すように外装シート4の第1シート41および第2シート42を伸張した状態では、胴部弾性部材43、脚部弾性部材44、前方部弾性部材45および後方部弾性部材46、並びに、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48はそれぞれ伸張状態となっている。図6では、図示の都合上、胴部弾性部材43、脚部弾性部材44、前方部弾性部材45および後方部弾性部材46、並びに、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48をそれぞれ、細い実線にて描いている(図7ないし図11においても同様)。
図6に示すように、脚部弾性部材44は、中間部前部4022および中間部後部4023のそれぞれにおいて、外装シート4の長手方向(すなわち、図6中の上下方向であり、吸収性物品1の長手方向と一致する。)、および、長手方向に垂直な幅方向(すなわち、左右方向)の双方に対して傾斜する一対の傾斜部443を有し、傾斜部443には非伸縮部49が設けられている。
図7は、製造途上の外装シート4を示す平面図である。図7に示すように、外装シート4が形成される際には、第1シート41および/または第2シート42の全面に亘ってカーテンスプレー等によりホットメルト接着剤が塗布された後、脚部弾性部材44となる予定の弾性部材である複数の弾性糸844が、中間部前部4022および中間部後部4023の一対の非伸縮部49となる予定の部位849(図7中において二点鎖線にて囲む部位であり、以下、単に「非伸縮部849」という。)を通って(すなわち、一対の非伸縮部849の一方から他方に亘って)、第1シート41および第2シート42に伸張状態にて接合される。
また、弾性糸844の接合と並行して、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48となる予定の弾性部材である複数の弾性糸847,848の全長に亘ってホットメルト接着剤が塗布された後、複数の弾性糸847,848がそれぞれ、中間部前部4022および中間部後部4023の一対の非伸縮部849を通って(すなわち、一対の非伸縮部849の一方から他方に亘って)、第1シート41および第2シート42に伸張状態にて接合される。これにより、中間部前部4022の一対の非伸縮部849において、弾性糸844と弾性糸847とが交差するとともに、中間部後部4023の一対の非伸縮部849において、弾性糸844と弾性糸848とが交差する。
そして、中間部前部4022の一対の非伸縮部849のそれぞれにおいて、交差している弾性糸844および弾性糸847が、第1シート41および第2シート42と共に複数の切断刃を有する回転刃等により切断されて伸縮力を喪失することにより、図2に示すように、中間部前部4022の脚部弾性部材44および第1中間部弾性部材47、並びに、一対の非伸縮部49が形成される。
また、図7に示す中間部後部4023でも同様に、一対の非伸縮部849のそれぞれにおいて、交差している弾性糸844および弾性糸848が、第1シート41および第2シート42と共に複数の切断刃を有する回転刃等により切断されて伸縮力を喪失することにより、図3に示すように、中間部後部4023の脚部弾性部材44および第2中間部弾性部材48、並びに、一対の非伸縮部49が形成される。切断された弾性糸844,847,848の細片は、第1シート41と第2シート42との間において、第1シート41および第2シート42を収縮させることなく収縮している。
なお、実際には、脚部弾性部材44、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48となる弾性部材(すなわち、弾性糸844,847,848)の接合は、第1シート41が連続的につながっているシート部材、および、第2シート42が連続的につながっているシート部材に対して行われ、弾性部材の切断は、これらのシート部材が接合されたもの(すなわち、外装シート4が連続的につながっている連続体であるシート部材)に対して行われる。また、脚部開口12に対応する切り欠き部812は、弾性部材の切断後に形成される。
以上に説明したように、吸収性物品1では、外装シート4の中間部前部4022において第1中間部弾性部材47が左右方向に沿って配置され、第1中間部弾性部材47が収縮することにより第1シート41および第2シート42が収縮されて中間部ギャザが形成される。これにより、中間部402の着用者に対する密着性を向上することができるため、吸収性物品1の外観が向上される。また、尿等の排泄物が吸収体2により吸収された状態においても、中間部ギャザにより中間部402が大きく膨らんでしまうことが抑制され、外観の向上が実現されるとともに排泄物の漏れをより確実に防止することができる。
また、中間部前部4022では、第1中間部弾性部材47の左右両端部と一対の脚部開口12のエッジ121との間の部位が、伸縮性を有しない一対の非伸縮部49とされる。このように、吸収性物品1では、脚部開口12近傍に非伸縮部49を設けることにより、外装シート4の脚部開口12近傍の部位の柔軟性を向上することができる。その結果、吸収性物品1の脚周りの部位の着用者に対する密着性が過剰に大きくなることが防止され(すなわち、吸収性物品1により着用者の脚周りがきつく圧迫されることが防止され)、脚部開口12からの排泄物の漏れを防止しつつ吸収性物品1の着用感を快適なものとすることができる。また、吸収性物品1の装着時に、着用者の脚を脚部開口12に円滑に挿入することができるため、吸収性物品1の装着が容易とされる。
吸収性物品1では、外装シート4の中間部後部4023に第2中間部弾性部材48が配置されることにより、中間部後部4023にも中間部前部4022と同様に中間部ギャザが形成されるとともに、第2中間部弾性部材48の左右両端部と一対の脚部開口12のエッジ121との間の部位が、伸縮性を有しない一対の非伸縮部49とされる。これにより、中間部402の着用者に対する密着性、および、外装シート4の脚部開口12近傍の部位の柔軟性をより向上することができる。
吸収性物品1では、中間部前部4022における一対の非伸縮部49の合計幅が、中間部前部4022の一対の非伸縮部49が設けられる部位における左右方向の幅の20%以上(より好ましくは、30%以上)とされることにより、外装シート4の脚部開口12近傍の部位の柔軟性がさらに向上され、一対の非伸縮部49が設けられる部位における左右方向の幅の60%以下(より好ましくは、50%以下)とされることにより、第1中間部弾性部材47の長さを十分に確保して中間部402の着用者に対する密着性をさらに向上することができる。また、中間部後部4023における一対の非伸縮部49の合計幅が、中間部後部4023の一対の非伸縮部49が設けられる部位における左右方向の幅の20%以上60%以下(より好ましくは、30%以上50%以下)とされることにより、中間部402の着用者に対する密着性、および、外装シート4の脚部開口12近傍の部位の柔軟性がより一層向上される。
中間部402では、第1中間部弾性部材47が中間部前部4022の一対の非伸縮部49の間において連続していることにより、第1中間部弾性部材47による中間部ギャザの強度が向上され、中間部402の着用者に対する密着性をより向上することができる。また、第2中間部弾性部材48が中間部後部4023の一対の非伸縮部49の間において連続していることにより、中間部402の着用者に対する密着性がさらに向上される。
吸収性物品1の製造では、中間部前部4022の一対の非伸縮部49を通って第1シート41および第2シート42に接合された弾性糸847が、当該一対の非伸縮部49において切断されて伸縮性を喪失することにより第1中間部弾性部材47が形成される。これにより、外装シート4および吸収性物品1を容易に形成することができる。また、中間部後部4023の一対の非伸縮部49を通って第1シート41および第2シート42に接合された弾性糸848が、当該一対の非伸縮部49において切断されて伸縮性を喪失することにより第2中間部弾性部材48が形成される。これにより、外装シート4および吸収性物品1がより容易に形成される。
上述のように、吸収性物品1では、中間部前部4022および中間部後部4023の一対の非伸縮部49を通って第1シート41および第2シート42に接合された弾性糸844が、各非伸縮部49において切断されて伸縮性を喪失することにより一対の脚部弾性部材44が形成され、一対の脚部開口12のエッジ121に沿う当該脚部弾性部材44により一対の脚部開口ギャザが形成される。このように、一対の脚部開口12の周囲に断続的に配置される非環状の脚部弾性部材44により脚部開口ギャザが形成されることにより、外装シート4の脚部開口12近傍の部位の着用者に対する密着性および柔軟性が共に実現される。
吸収性物品1の製造では、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48となる弾性部材と脚部弾性部材44となる弾性部材とが、中間部前部4022および中間部後部4023の各非伸縮部49において交差した状態で切断されて第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48、並びに、脚部弾性部材44が形成されることにより、外装シート4および吸収性物品1の形成を簡素化することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る吸収性物品について説明する。図8は、第2の実施の形態に係る吸収性物品の外装シート4aを展開した状態で着用者側から見た平面図である。図8に示すように、外装シート4aでは、中間部402の中間部前部4022において、第1中間部弾性部材47の3本の第1中間部弾性糸471のうち一部(本実施の形態では、2本)の第1中間部弾性糸471の左右両側にのみ非伸縮部49が設けられており、中間部後部4023において、第2中間部弾性部材48の3本の第2中間部弾性糸481のうち一部(本実施の形態では、2本)の第2中間部弾性糸481の左右両側にのみ非伸縮部49が設けられる。第2の実施の形態に係る吸収性物品のその他の構成は、図1ないし図6に示す吸収性物品1と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図8に示す外装シート4aの中間部前部4022では、第1中間部弾性部材47の2本の第1中間部弾性糸471の左右両端部が一対の脚部開口12(図1ないし図3参照)のエッジ121よりも内側に位置し、当該2本の第1中間部弾性糸471の左右両端部と一対の脚部開口12のエッジ121との間の部位が、伸縮性を有しない一対の非伸縮部49とされる。また、第1中間部弾性部材47の残り1本の第1中間部弾性糸471は、一対の脚部開口12のエッジ121近傍において、一対の脚部弾性部材44と交差している。
外装シート4aの中間部後部4023でも同様に、第2中間部弾性部材48の2本の第2中間部弾性糸481の左右両端部が一対の脚部開口12のエッジ121よりも内側に位置し、当該2本の第2中間部弾性糸481の左右両端部と一対の脚部開口12のエッジ121との間の部位が、伸縮性を有しない一対の非伸縮部49とされる。また、第2中間部弾性部材48の残り1本の第2中間部弾性糸481は、一対の脚部開口12のエッジ121近傍において、一対の脚部弾性部材44と交差している。
外装シート4aの製造では、図9に示すように、第1シート41および第2シート42に伸張状態にて接合された複数の弾性糸のうち、中間部前部4022の一対の非伸縮部849において3本の弾性糸844と2本の弾性糸847とが交差した状態で切断され、残り1本の弾性糸847は切断されない。また、中間部後部4023の一対の非伸縮部49において3本の弾性糸844と2本の弾性糸848とが交差した状態で切断され、残り1本の弾性糸848は切断されない。
第2の実施の形態に係る吸収性物品でも、第1の実施の形態と同様に、図8に示す第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48により中間部402に中間部ギャザが形成されることにより、中間部402の着用者に対する密着性を向上することができる。また、第1中間部弾性部材47の複数の第1中間部弾性糸471のうち少なくとも一部の第1中間部弾性糸471の左右両側において、脚部開口12(図1ないし図3参照)近傍の部位が伸縮性を有しない一対の非伸縮部49とされることにより、外装シート4aの脚部開口12近傍の部位の柔軟性を向上することができる。さらに、第2中間部弾性部材48の複数の第2中間部弾性糸481のうち少なくとも一部の第2中間部弾性糸481の左右両側において、脚部開口12近傍の部位が伸縮性を有しない一対の非伸縮部49とされることにより、外装シート4aの脚部開口12近傍の部位の柔軟性をより向上することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る吸収性物品について説明する。図10は、第3の実施の形態に係る吸収性物品の外装シート4bを展開した状態で着用者側から見た平面図である。図10に示すように、外装シート4bでは、脚部開口のエッジ121近傍の部位に脚部弾性部材は設けられず、中間部402の中間部前部4022および中間部後部4023のおよそ全域に亘って左右方向に略平行な複数の第1中間部弾性糸471および複数の第2中間部弾性糸481(すなわち、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48)が配置されている。
第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48の左右両端部は、一対の脚部開口のエッジ121よりも内側に位置しており、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48の左右両端部と一対の脚部開口のエッジ121との間の部位は一対の非伸縮部49aとなっている。第3の実施の形態に係る外装シート4bにおいても、第1の実施の形態と同様に、中間部402の着用者に対する密着性、および、外装シート4bの脚部開口近傍の部位の柔軟性を向上することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る吸収性物品について説明する。図11は、第4の実施の形態に係る吸収性物品の外装シート4cを展開した状態で着用者側から見た平面図である。図11に示すように、外装シート4cでは、脚部弾性部材44が中間部402の中間部前部4022の前方部401側、および、中間部後部4023の後方部403側に配置されており、脚部弾性部材44の一対の傾斜部443間の部位(すなわち、左右方向に略平行な部位)は、中間部前部4022または中間部後部4023の長手方向の中央近傍に配置されている。外装シート4cでは、脚部弾性部材44は切断刃により切断されることなく、外装シート4cの左右方向に連続して設けられる。
外装シート4cでは、中間部前部4022の脚部弾性部材44と中間部後部4023の脚部弾性部材44との間(すなわち、折り曲げ部4021近傍)に、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48が脚部弾性部材44と交差することなく配置されている。第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48の左右両端部は、一対の脚部開口のエッジ121よりも内側に位置しており、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48の左右両端部と一対の脚部開口のエッジ121との間の部位は一対の非伸縮部49bとなっている。第4の実施の形態に係る外装シート4cにおいても、第1の実施の形態と同様に、中間部402の着用者に対する密着性、および、外装シートの脚部開口近傍の部位の柔軟性を向上することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
第1および第2の実施の形態に係る吸収性物品の製造では、弾性糸844,847,848は、必ずしも第1シート41および第2シート42と共に切断される必要はなく、第1シート41および第2シート42の少なくとも一方と共に切断されていればよい。これにより、吸収性物品を容易に形成することができる。また、弾性糸844,847,848の切断は、例えば、圧縮空気のブローにより、あるいは、先端が鋭くない刃物を外装シート4に当接させた上で超音波を印可することにより、第1シート41および第2シート42を切断することなく行われてもよい。
上記実施の形態に係る吸収性物品の製造では、また、必ずしも非伸縮部49において弾性糸847,848が切断されることにより第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48が形成される必要はない。例えば、第1シート41および第2シート42の非伸縮部49となる部位、および、弾性糸847,848の非伸縮部49に対応する部位にホットメルト接着剤を塗布せず、弾性糸847,848の非伸縮部49に対応する部位以外の部位のみにホットメルト接着剤を塗布した上で、これらの弾性糸を第1シート41および第2シート42に接合した後、外装シート4の左右両側においてこれらの弾性糸が切断されてもよい。これにより、弾性糸のホットメルト接着剤が塗布されていない部位が、第1シート41および第2シート42を収縮させることなく左右方向の中央側に向かって収縮し、また、弾性糸のホットメルト接着剤が塗布された部位が第1シート41および第2シート42と共に収縮して中間部ギャザが形成される。
第1の実施の形態に係る吸収性物品1では、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48が、それぞれ1本の弾性糸のみを有していてもよく、2本または4本以上の弾性糸を有していてもよい。この場合であっても、中間部402の着用者に対する密着性、および、外装シート4の脚部開口12近傍の部位の柔軟性を向上することができる。
上記実施の形態に係る吸収性物品では、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48の第1中間部弾性糸471および第2中間部弾性糸481は、左右方向に沿って配置されるのであれば、必ずしも左右方向に略平行とされる必要はなく、例えば、左右方向の中央近傍において中間部402の折り曲げ部4021に向かって湾曲するように配置されてもよい。また、吸収性物品では、外装シート4の中間部402において、第1中間部弾性部材47および第2中間部弾性部材48の一方のみが設けられてもよい。この場合、中間部前部4022および中間部後部4023の一方のみに中間部ギャザおよび一対の非伸縮部49が形成される。
吸収性物品の非伸縮部は、必ずしも完全に伸縮性を喪失している必要はなく、外装シートにおいて弾性部材が配置されて伸縮性を有している他の部位(例えば、脚部開口ギャザが形成されている部位)に比べて、明らかに伸縮性が小さく、実質的に伸縮性を有しないとみなされる部位とされていればよい。
第1の実施の形態に係る吸収性物品の外観を示す斜視図である。 吸収性物品の正面図である。 吸収性物品の背面図である。 吸収性物品を展開した状態の平面図である。 吸収性物品の断面図である。 外装シートを展開した状態の平面図である。 製造途上の外装シートを示す平面図である。 第2の実施の形態に係る吸収性物品の外装シートを展開した状態の平面図である。 製造途上の外装シートを示す平面図である。 第3の実施の形態に係る吸収性物品の外装シートを展開した状態の平面図である。 第4の実施の形態に係る吸収性物品の外装シートを展開した状態の平面図である。
符号の説明
1 吸収性物品
2 吸収体
4,4a〜4c 外装シート
11 胴部開口
12 脚部開口
41 第1シート
42 第2シート
44 脚部弾性部材
47 第1中間部弾性部材
48 第2中間部弾性部材
49,49a,49b 非伸縮部
401 前方部
402 中間部
403 後方部
471 第1中間部弾性糸
481 第2中間部弾性糸
844,847,848 弾性糸
4021 折り曲げ部

Claims (11)

  1. 上端に胴部開口を有し、下部に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品であって、
    着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記中間部を下側に向けた際の前記前方部の左右両側の部位が、前記後方部の左右両側の部位にそれぞれ接合されることにより、前記前方部および前記後方部の上端に胴部開口が形成され、前記前方部および前記後方部の下側において前記中間部の左右に一対の脚部開口が形成される外装シートと、
    前記外装シートの着用者側に取り付けられて着用者からの排泄物を吸収する吸収体と、
    を備え、
    前記外装シートが、
    第1シートと、
    前記第1シート上に積層されて前記第1シートに接合された第2シートと、
    前記一対の脚部開口の間の前記中間部において、前記第1シートと前記第2シートとの間にて左右方向に沿って配置されて前記第1シートおよび前記第2シートに接合されるとともに収縮することにより前記第1シートおよび前記第2シートを収縮させて中間部ギャザを形成する複数の弾性糸を有する中間部弾性部材と、
    を備え、
    前記複数の弾性糸のうち少なくとも一部の弾性糸の左右両端部が前記一対の脚部開口よりも内側に位置し、前記少なくとも一部の弾性糸の前記左右両端部と前記一対の脚部開口との間の部位が、伸縮性を有しない一対の非伸縮部とされることを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記中間部弾性部材の前記少なくとも一部の弾性糸が、前記一対の非伸縮部を通って前記第1シートおよび前記第2シートに伸張状態にて接合された弾性糸を、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて、前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方と共に切断して伸縮性を喪失させることにより形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項2に記載の吸収性物品であって、
    前記外装シートが、前記一対の脚部開口のエッジに沿って配置されるとともに収縮することにより一対の脚部開口ギャザを形成する脚部弾性部材をさらに備え、
    前記脚部弾性部材が、前記一対の非伸縮部を通って前記第1シートおよび前記第2シートに伸張状態にて接合された弾性部材を、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて、前記第1シートおよび前記第2シートの前記少なくとも一方と共に切断して伸縮性を喪失させることにより形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項3に記載の吸収性物品であって、
    前記中間部弾性部材の前記少なくとも一部の弾性糸となる前記弾性糸と前記脚部弾性部材となる前記弾性部材とが、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて交差した状態で切断されることを特徴とする吸収性物品。
  5. 上端に胴部開口を有し、下部に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品であって、
    着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記中間部を下側に向けた際の前記前方部の左右両側の部位が、前記後方部の左右両側の部位にそれぞれ接合されることにより、前記前方部および前記後方部の上端に胴部開口が形成され、前記前方部および前記後方部の下側において前記中間部の左右に一対の脚部開口が形成される外装シートと、
    前記外装シートの着用者側に取り付けられて着用者からの排泄物を吸収する吸収体と、
    を備え、
    前記外装シートが、
    第1シートと、
    前記第1シート上に積層されて前記第1シートに接合された第2シートと、
    前記一対の脚部開口の間の前記中間部において、前記第1シートと前記第2シートとの間にて左右方向に沿って配置されて前記第1シートおよび前記第2シートに接合されるとともに収縮することにより前記第1シートおよび前記第2シートを収縮させて中間部ギャザを形成する中間部弾性部材と、
    を備え、
    前記中間部弾性部材の左右両端部が前記一対の脚部開口よりも内側に位置し、前記中間部弾性部材の前記左右両端部と前記一対の脚部開口との間の部位が、伸縮性を有しない一対の非伸縮部とされることを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項5に記載の吸収性物品であって、
    前記中間部弾性部材が、前記一対の非伸縮部を通って前記第1シートおよび前記第2シートに伸張状態にて接合された弾性部材を、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて、前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方と共に切断して伸縮性を喪失させることにより形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項6に記載の吸収性物品であって、
    前記外装シートが、前記一対の脚部開口のエッジに沿って配置されるとともに収縮することにより一対の脚部開口ギャザを形成する脚部弾性部材をさらに備え、
    前記脚部弾性部材が、前記一対の非伸縮部を通って前記第1シートおよび前記第2シートに伸張状態にて接合された弾性部材を、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて、前記第1シートおよび前記第2シートの前記少なくとも一方と共に切断して伸縮性を喪失させることにより形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項7に記載の吸収性物品であって、
    前記中間部弾性部材となる弾性部材と前記脚部弾性部材となる弾性部材とが、前記一対の非伸縮部のそれぞれにおいて交差した状態で切断されることを特徴とする吸収性物品。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記外装シートを伸張した状態において、前記一対の非伸縮部の前記左右方向の合計幅が、前記中間部の前記一対の非伸縮部が設けられる部位における前記左右方向の幅の20%以上60%以下とされることを特徴とする吸収性物品。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記中間部弾性部材が、前記一対の非伸縮部の間において連続していることを特徴とする吸収性物品。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記中間部弾性部材が、前記中間部の下端となる折り曲げ部と前記前方部との間に配置され、
    左右両側に伸縮性を有しない一対の非伸縮部が配置されるもう1つの中間部弾性部材が、前記中間部の前記折り曲げ部と前記後方部との間に配置されることを特徴とする吸収性物品。
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