JP2008293843A - 固体電解質形燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】セルの発電可能面積を低減することなく、隔離セパレータと燃料電池セルの接合部における信頼性を確保すること。
【解決手段】固体電解質体27は、燃料極25の空気極29側の全表面だけでなく、積層方向に対して垂直方向である側方の全面、及び同図下方の裏側面にも形成されており、これにより、固体電解質体27は袋状になっている。詳しくは、燃料極25の裏側面の外縁部の全周にわたって、固体電解質体27の延長部分である裏側固体電解質層55が、四角枠状に形成されており、この裏側固体電解質層55の表面に、隔離セパレータ47の開口部の内縁部がロウ付け接合されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料極及び空気極を有する固体電解質体を備えた固体電解質形燃料電池セルを積層した固体電解質形燃料電池に関するものである。
従来より、燃料電池として、固体電解質(固体酸化物)を用いた固体酸化物形燃料電池が知られている。
この固体酸化物形燃料電池は、例えば板状の固体電解質体の各面に燃料極と空気極とを備えた燃料電池セルを、多数積層してスタックを形成し、燃料極に燃料ガスを供給するとともに、空気極に酸化剤ガス(例えば空気)を供給し、燃料及び酸素を固体電解質体を介して化学反応させることによって電力を発生させるものである。
上述した固体酸化物形燃料電池には、セル内にて燃料極側と空気極側とのガスの流通を分離するために、金属製の隔離セパレータが用いられており、この隔離セパレータは、例えば平板の燃料極支持形セルの固体電解質体の周縁部にて、金属ロウ材やガラスで接合されている(特許文献1参照)。
また、これとは別に、燃料電池セルとの接合部を有する隔離セパレータを、撓ませた状態で積層して、スタック化する構造が開示されている(特許文献2参照)。
更に、隔離セパレータと燃料電池セルとの接合部において、隔離セパレータに凹部や凸部を設けて、接合部が酸化剤ガスや燃料ガスのどちらか一方と触れないようにする構造が開示されている(特許文献3参照)。
特開2000−331692号公報 特開2005−203283号公報 特開2005−174714号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜3の技術では、隔離セパレータと燃料電池セル(詳しくは例えば固体電解質体の空気極側の表面)の周縁部との接合部が1箇所であるため、長時間発電を継続すると、ガスの影響などによって、次第に接合部が劣化して、ガス漏れが発生する恐れがある。
よって、燃料電池セルと隔離セパレータとの接合を強固にするために、接合代(接合部の幅)を十分に確保する必要がある。
ところが、上述した従来の構造では、接合代を大きくすると、必然的に空気極の形成面積が減少し、セルの発電可能面積が小さくなるという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、セルの発電可能面積を低減することなく、隔離セパレータと燃料電池セルの接合部における信頼性を確保することにある。
(1)請求項1の発明は、固体電解質体と、該固体電解質体の一面に設けられ、燃料ガ
スに接する燃料極と、該固体電解質体の他面に設けられ、酸化剤ガスに接する空気極とを有する固体電解質形燃料電池セルを、ガスの流通を遮断するセル間セパレータを介して、複数積層した固体電解質形燃料電池であって、前記固体電解質形燃料電池セルは、前記燃料極の表面全体を、前記固体電解質体によって、前記空気極と反対側の裏側面の一部を除いて袋状に覆うとともに、前記裏側面の前記固体電解質体の表面に、ガスの流通を遮断する隔離セパレータを接合したことを特徴とする。
本発明では、燃料極の表面全体を、燃料極よりも緻密で強固な固体電解質体によって、燃料極の裏側面の一部を除いて袋状に覆うとともに、その裏側面にまで形成された固体電解質体(以下ではこの裏側面の部分を裏側固体電解質層とも記す)の表面に、燃料極側と空気極側とのガスの流通を遮断する隔離セパレータを接合している。
従って、隔離セパレータのセル(詳しくは燃料極上に固体電解質体及び空気極が形成されたセル本体)との接合部を燃料極側に設けているため、空気極の面積は、特に制限されないので、空気極は、燃料極と略同サイズにまで拡大可能なため、高い発電出力を確保することができる。また、裏側固体電解質層による十分な接合代を確保することができるため、隔離セパレータとセルとの接合強度を高めることができる。
更に、本発明では、裏側固体電解質層の幅は、固体電解質形燃料電池の寿命を考慮して広めに設定することも可能であり、その点からも、接合部分の信頼性が向上するという利点がある。
また、燃料極は、固体電解質形燃料電池の作動時に還元されて組織が変化するので、燃料極の裏側にも、(固体電解質形燃料電池の作動時も含めて形状的に安定な)裏側固体電解質層を形成し、この裏側固体電解質層に隔離セパレータを接合することは、接合強度の点で好適である。
更に、燃料極の裏側面に裏側固体電解質層を設けることにより、セル(詳しくは燃料極上に固体電解質体及び空気極が形成されたセル本体)の断面形状がより対称に近くなるので、セルのそりによる変形を抑制できるという利点もある。
なお、以下では、固体電解質材料から構成された部分を、(酸素極側の)表側だけでなく、裏側の例えば裏側固体電解質層や後述する内側固体電解質層も含めて、固体電解質体と総称する。
(2)請求項2の発明では、前記固体電解質形燃料電池セルの積層方向における前記空気極の面積が、前記積層方向における前記燃料極の面積の70〜100%であることを特徴とする。
本発明は、空気極と燃料極との面積の割合の好ましい範囲を示したものである。この範囲であれば、高い発電出力が得られるので好適である。
(3)請求項3の発明では、前記裏側面の前記固体電解質体(例えば裏側固体電解質層)は、前記裏面側の周縁部(外縁部)を覆う枠状であり、該枠状の固体電解質体に前記隔離セパレータを接合したことを特徴とする。
本発明は、隔離セパレータの接合される部分の構成を例示したものである。
(4)請求項4の発明では、前記燃料極の裏側面において、前記枠状に形成された固体電解質体(例えば裏側固体電解質層)の内側に、部分的に固体電解質体(例えば内側固体
電解質層)を形成したことを特徴とする。
本発明により、セル(詳しくは前記セル本体)の断面形状がより対称に近くなるので、セルのそりによる変形を一層抑制できるという利点がある。
(5)請求項5の発明では、前記燃料極の裏側面のうち、前記固体電解質体の形成されていない露出部分に穴部を形成したことを特徴とする。
これにより、燃料ガスが効率的に反応場である燃料極と固体電解質体との界面に到達するため、燃料利用率が高い条件でも、十分に燃料ガスの供給が可能になり、出力低下を低減できる。
(6)請求項6の発明では、前記燃料極の周囲に配置される枠状のスペーサである燃料極フレームと、前記空気極の周囲に配置される枠状のスペーサである空気極フレームとを備えるとともに、前記燃料極フレームの前記積層方向における開口面積を、前記空気極フレームの前記積層方向における開口面積より小さくしたことを特徴とする。
これにより、燃料極側の空間(例えば燃料極に接触する燃料極側集電体の周囲の空間)が狭くなるので、燃料ガスが燃料極を素通りする部分が少なくなる。よって、燃料ガスが有効利用されるので、発電効率が向上する。また、ガス通過を邪魔する空間充填材の必要が無くなる。
(7)請求項7の発明では、前記燃料極の裏側面に、前記燃料極と接触する燃料極側集電体を配置するとともに、前記燃料極側のセル間セパレータに、前記積層方向の外側に張り出すように凹部を設け、該凹部に前記燃料極側集電体の一部を収容したことを特徴とする。
これにより、セル間セパレータの剛性が高くなるので、セル間セパレータで、強固にセル内部の構造物を密着させることができる。よって、(電気的な)接触抵抗が低減するとともに、気密性も向上する。
・ここで、前記固体電解質体は、電池の作動時に燃料極に導入される燃料ガス又は空気極に導入される酸化剤ガスのうちの一方の一部をイオンとして移動させることができるイオン伝導性を有する。このイオンとしては、例えば酸素イオン及び水素イオン等が挙げられる。また、燃料極は、還元剤となる燃料ガスと接触し、セルにおける負電極として機能する。空気極は、酸化剤となる酸化剤ガスと接触し、セルにおける正電極として機能する。
・固体電解質体の材料としては、例えばZrO2系セラミック、LaGaO3系セラミック、BaCeO3系セラミック、SrCeO3系セラミック、SrZrO3系セラミック、及びCaZrO3系セラミック等が挙げられる。
・燃料極の材料としては、例えば、Ni及びFe等の金属と、Sc、Y等の希土類元素のうちの少なくとも1種により安定化されたジルコニア等のZrO2系セラミック、CeO2系セラミック等のセラミックのうちの少なくとも1種との混合物などが挙げられる。また、Pt、Au、Ag、Pd、Ir、Ru、Rh、Ni及びFe等の金属が挙げられる。これらの金属は1種のみでもよいし、2種以上の金属の合金でもよい。更に、これらの金属及び/又は合金と、上記セラミックの各々の少なくとも1種との混合物(サーメットを含む)が挙げられる。また、Ni及びFe等の金属の酸化物と、上記セラミックの各々の少なくとも1種との混合物などが挙げられる。
・空気極の材料としては、例えば、各種の金属、金属の酸化物、金属の複酸化物等を用いることができる。金属としては、Pt、Au、Ag、Pd、Ir、Ru及びRh等の金属又は2種以上の金属を含有する合金が挙げられる。更に、金属の酸化物としては、La、Sr、Ce、Co、Mn及びFe等の酸化物(La23、SrO、Ce23、Co23、MnO2及びFeO等)が挙げられる。また、複酸化物としては、少なくともLa、Pr、Sm、Sr、Ba、Co、Fe及びMn等を含有する複酸化物(La1-XSrXCoO3系複酸化物、La1-XSrXFeO3系複酸化物、La1-XSrXCo1-YFeY3系複酸化物、La1-XSrXMnO3系複酸化物、Pr1-XBaXCoO3系複酸化物及びSm1-XSrXCoO3系複酸化物等)が挙げられる。
・隔離セパレータやセル間セパレータの材料としては、耐熱性、化学的安定性、強度等の優れた材料を使用でき、例えばステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金等の耐熱合金等の金属材料が挙げられる。
具体的には、ステンレス鋼としては、フェライト系ステンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼、オーステナイト系ステンレス鋼が挙げられる。フェライト系ステンレス鋼としては、SUS430、SUS434、SUS405等が挙げられる。マルテンサイト系ステンレス鋼としては、SUS403、SUS410、SUS431等が挙げられる。オーステナイト系ステンレス鋼としては、SUS201、SUS301、SUS305等が挙げられる。更に、ニッケル基合金としては、インコネル600、インコネル718、インコロイ802等が挙げられる。クロム基合金としては、Ducrlloy CRF(94Cr5Fe1Y23)等が挙げられる。
・隔離セパレータを接合する材料としては、金属ロウ材やガラスなど、各種の接合材を使用でき、燃料電池の作動温度や寿命特性を勘案し、種々の材料を選択できる。
・固体電解質形燃料電池を用いて発電を行う場合、燃料極側には燃料ガスを導入し、空気極側には酸化剤ガスを導入する。
燃料ガスとしては、水素、還元剤となる炭化水素、水素と炭化水素との混合ガス、及びこれらのガスを所定温度の水中を通過させ加湿した燃料ガス、これらのガスに水蒸気を混合させた燃料ガス等が挙げられる。炭化水素は特に限定されず、例えば、天然ガス、ナフサ、石炭ガス化ガス等が挙げられる。この燃料ガスとしては水素が好ましい。これらの燃料ガスは1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。また、50体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスを含有していてもよい。
酸化剤ガスとしては、酸素と他の気体との混合ガス等が挙げられる。更に、この混合ガスには80体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスが含有されていてもよい。これらの酸化剤ガスのうちでは安全であって、且つ安価であるため、空気(約80体積%の窒素が含まれている。)が好ましい。
次に、本発明の最良の形態の例(実施例)について、すなわち、固体電解質形燃料電池スタックの実施例について説明する。
a)まず、固体電解質形燃料電池モジュール(以下単に固体電解質形燃料電池と記す)の構成について説明する。
・図1に示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池1は、燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば空気(詳しくは空気中の酸素))との供給を受けて発電を行う装置であり、図示しない断熱容器に収容されている。
この固体電解質形燃料電池1は、層状の固体電解質形燃料電池セル3が複数個(例えば8個)積層された固体電解質形燃料電池スタック4と、固体電解質形燃料電池スタック4の下側に配置された層状のガス予熱部5とが、僅かな間隙を介して積層されて、ボルト7〜21により一体化された積層体である。
尚、本実施例では、空気の入口と出口は、異なるボルト7、9により、固体電解質形燃料電池1の上部に設定されている。また、同様なボルト11によって、燃料ガスの入口は、固体電解質形燃料電池1の下部に設定されるとともに、燃料ガスの出口は、固体電解質形燃料電池1の上部に設定されている。
このうち、固体電解質形燃料電池セル3は、図2に分解して示す様に、いわゆる燃料極支持膜タイプのセルであり、燃料ガス流路23側には、燃料極(アノード)25が配置されるとともに、燃料極25の表面には薄膜の固体電解質体27が形成され、その固体電解質体27の空気流路31側の表面には、空気極(カソード)29が形成されている。ここでは、積層方向における空気極29の面積は、積層方向における燃料極25の面積の70〜100%である。尚、以下では、この燃料極25と固体電解質体27と空気極29とをセル本体39と称する。
また、空気極29と上方の金属製のインターコネクタ(セル3間の導通を確保するとともにガス流路を遮断するプレート:セル間セパレータ)33との間には、その導通を確保するために、(例えば空気極29と同様なLSCF、LSM等からなる)空気極側集電体35が配置されている。同様に、燃料極25と下方の金属製のセル間セパレータ33との間には、その導通を確保するために、通気性を有する例えばNiフェルトからなる燃料極側集電体37が配置されている。
更に詳しくは、この固体電解質形燃料電池セル3は、上下一対のセル間セパレータ33、33の間に、空気流路31側の金属製の空気極フレーム41と、セラミックス製の絶縁フレーム43と、金属製の中間フレーム45と、セル本体39を接合して配置するとともにガス流路を遮断する金属製の隔離セパレータ47と、燃料ガス流路23側の金属製の燃料極フレーム49とを備えている。
従って、空気極フレーム41と絶縁フレーム43と中間フレーム45と隔離セパレータ(その外周縁部)47と燃料極フレーム49等により、ボルト7〜21が貫く貫通孔51が形成された固体電解質形燃料電池セル3の枠部53が構成されている。
特に本実施例では、固体電解質体27は、燃料極25の空気極29側(同図上方:表側面)の全表面だけでなく、積層方向(同図上下方向)に対して垂直方向である側方の全面、及び同図下方の裏側面にも形成されており、これにより、固体電解質体27は袋状になっている。
詳しくは、図3に裏側面を示す様に、燃料極25の裏側面の外縁部の全周にわたって、固体電解質体27の延長部分である裏側固体電解質層55が、四角枠状に形成されており、この裏側固体電解質層55の表面に、隔離セパレータ47の開口部57の内縁部がロウ付け接合されている。
ここでは、裏側固体電解質層55の開口部59(燃料極25が露出する部分)と隔離セ
パレータ47の開口部57は、燃料極25と燃料極側集電体37との密着を妨げないように、燃料極側集電体37の外径寸法(積層方向から見た寸法)より、十分に大きく設定してある。
尚、固体電解質体27(従って裏側固体電解質層55)は、燃料極25に比べて緻密で硬質であるので、隔離セパレータ47は、この裏側固体電解質層55に強固に接合することにより、空気極29側と燃料極25側とを気密している。
・また、図4に示す様に、(尚、図4では説明の簡易化のためにセルの数は少なくしてある)、前記燃料ガス予熱部5は、一対の遮蔽プレート61、63及び枠体65に囲まれた層状の内部空間67を有し、その空間67に外部から導入された燃料ガスを通過させる際に、(周囲からの熱を受けて)燃料ガスを予熱し、暖められた燃料ガスを固体電解質形燃料電池スタック4側に供給する層状の装置である。
この燃料ガス予熱部5は、固体電解質形燃料電池スタック4の下面側にて、スペーサ69を介して、ボルト7〜21にて一体に積層固定されている。
前記ボルト7〜21は、上述した様に、固体電解質形燃料電池1を積層方向に押圧して固体電解質形燃料電池セル3及び燃料ガス予熱部5を拘束するために用いる部材であり、その構造から2種類のボルト7〜21が使用されている。
即ち、前記図1に示す様に、単に固体電解質形燃料電池1を押圧するための第1のボルト13〜21と、内部に燃料ガス又は空気が流通するガス流路を備えた第2のボルト7〜11である。
このうち、第2のボルト7〜11には、図4に示す様に、空気のガス流路を備えた空気用のボルト(中空ボルト)7、9と燃料ガスのガス流路を備えた燃料用のボルト(中空ボルト)11がある。尚、使用する第2のボルト7〜11の本数は、固体電解質形燃料電池1の構造や定格等に応じて適宜選択できる。
尚、各ボルト7〜21と固体電解質形燃料電池スタック4とは、絶縁リング等の絶縁板(図示しない)により電気的に絶縁されている(以下各実施例も同様)。
b)次に、固体電解質形燃料電池1のガス流路について説明する。
図4では、図面の大きさの関係で、各ボルトの中心孔から連通路などに至る横穴等の構成は省略して流路を模式的に示してある(以下同様)。
(1)空気の流路(空気の流れを実線の矢印で示す)
図4(a)に示す様に、空気用のボルト7の上方から供給された空気は、そのボルト7の軸中心に形成された中心孔71に導入され、各固体電解質形燃料電池セル3の側方にあけられた連通路73等を介してセル内の空気流路31側に導入される。
次に、セル内の空気流路31の空気は、他の連通路75から、前記と同様な図示しない横穴等を介して、他の空気用(排出用)のボルト9の中心孔77に排出され、その上方よりスタック外に排出される。
(2)燃料の流路(燃料の流れを破線の矢印で示す)
図4(b)に示す様に、燃料用のボルト11の下方から供給された燃料ガスは、そのボルト11の軸中心に形成された中心孔81Aに導入され、燃料ガス予熱部5の連通路83
から内部空間67に供給される。尚、燃料用のボルト11の中心孔81は、下方の中心孔81Aと上方の中心孔81Bとからなり、燃料ガス予熱部5と固体電解質形燃料電池スタック4との間にて閉塞されている。
次に、燃料ガス予熱部5の内部空間67に供給された燃料ガスは、周囲からの熱を受けて予熱され、予熱後の燃料ガスは、同様な他の連通路85から、他の燃料用のボルト13の中心孔87に導入される。
次に、燃料ガスは、固体電解質形燃料電池スタック4の各連通路89から、各セル内の燃料ガス流路23に供給される。
次に、各セル内の燃料ガス流路23の燃料ガスは、同様な他の連通路91を介して、燃料用のボルト11の中心孔81Bに排出され、その上方よりスタック外に排出される。
c)次に、固体電解質形燃料電池1の製造方法について、簡単に説明する。
まず、例えばSUS430からなる板材を打ち抜いて、セル間セパレータ33、空気極フレーム41、中間フレーム45、隔離セパレータ47、燃料極フレーム49、遮蔽プレート61、63、枠体65、スペーサ69を製造した。
また、定法により、MgOとスピネルを主成分とするグリーンシートを所定形状に形成し、焼成して、絶縁フレーム43を製造した。
更に、固体電解質形燃料電池セル3のセル本体39を製造した。具体的には、燃料極25のグリーンシートの一方の表面(表面側)に、表面側全体を覆うように、固体電解質体27の材料を印刷し、また、グリーンシートの他方の表面(裏面側)に、その外縁部の全周を覆うように、所定幅(例えば150mm×150mmのグリーンシートに所定幅15mm(焼成後には□120mmのセル本体に、幅12mmで裏面にも固体電解質材が形成される))にて、固体電解質体27の材料を印刷し、一旦焼成する。その後空気極29の材料を印刷し、焼成してセル本体39を製造した。
尚、グリーンシートの両面に固体電解質体27の材料を印刷することにより、グリーンシートの側方へも固体電解質体27の材料が塗布されることになり、結果として、(焼成後の)燃料極25の裏面側の露出部分以外の全てが覆われるように、グリーンシートの表面は、袋状に固体電解質体27の材料が塗布されることになる。
また、燃料極25の厚さによっては、別途燃料極グリーンシートの側面に固体電解質材を塗布する工程を設けても良い。
その後、セル本体39の裏側面の周縁部(外縁部)、即ち裏側固体電解質層55の表面に、隔離セパレータ47の内縁部が接するように配置するとともに、枠部53を形成するように、空気極フレーム41、絶縁フレーム43、中間フレーム45、隔離セパレータ47、燃料極フレーム49の順で、ボルト11〜21を通す貫通孔51が一致するように重ね合わせ、治具を用いて組み付けて、その接触部分をロウ材により接合一体化した。
尚、ロウ材としては、例えばAgを主成分とする合金(Ag95質量%−Pd5質量%)を用いることができ、ロウ付け方法としては、例えばロウ材箔を接合する部材間に配置して加熱するなど、周知の方法を採用できる。
次に、上述のように接合一体化した部材を用い、前記図4の固体電解質形燃料電池1の
構成となるように、セル間セパレータ33、空気極側集電体35、燃料極側集電体37、スペーサ69、遮蔽プレート61、63、枠体65などを、積層して一体にして、固体電解質形燃料電池1を組み付けた。
そして、この固体電解質形燃料電池1の枠部53に形成した貫通孔53にボルト7〜21を嵌め込むとともに、それらの両端からナット93を螺合させて締め付け、固体電解質形燃料電池1を押圧して一体化した。
尚、燃料ガスや空気をモジュール外に排出(又はモジュール内に導入)しないボルトには、有底のナットを使用して開口部を封鎖する。
c)次に、本実施例の効果について説明する。
本実施例では、図5に要部を示す様に、燃料極25の表面は、固体電解質体27により、裏側の露出部分を除いて袋状に覆われており、緻密で強固な裏側固体電解質層55に隔離セパレータ47が接合されている。
つまり、隔離セパレータ47は、空気極29が形成された表側ではなく、その反対側に形成された裏側固体電解質層55に接合されている。
従って、隔離セパレータ47のセル本体39との接合代を燃料極25側に設けているため、空気極29の面積は、特に制限されないので、空気極29は、燃料極25と略同サイズにまで拡大可能なため、高い発電出力を確保することができる。また、裏側固体電解質層55による十分な接合部を確保することができるため、隔離セパレータ47とセル本体39との接合強度を高めることができる。
更に、本実施例では、裏側固体電解質層55の幅は、固体電解質形燃料電池1の寿命を考慮して広めに設定することも可能であり、その点からも、接合部分の信頼性が向上するという利点がある。
また、燃料極25は、固体電解質形燃料電池1の作動時に還元されて組織が変化するので、燃料極25の裏側にも、固体電解質形燃料電池1の作動時も含めて形状的に安定な固体電解質体(即ち裏側固体電解質層55)を形成し、この裏側固体電解質層55に隔離セパレータ47を接合することは好適である。
更に、裏側面に裏側固体電解質層55を設けることにより、セル本体39の断面形状がより対称に近くなるので、セル本体39のそりによる変形を抑制できるという利点もある。
その上、本実施例では、積層方向における空気極29の面積は、積層方向における燃料極25の面積の70〜100%であるので、高い発電出力が得られる。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例は、燃料極の裏側固体電解質層の枠内にも、部分的に固体電解質層を設けたものである。
図6(a)、(b)に要部を示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池101では、前記実施例1と同様に、燃料極103と(裏側固体電解質層109を含む)固体電解質体
105と空気極107からなるセル本体111を備えている。また、裏側固体電解質層109に隔離セパレータ113が接合されている。
特に本実施例では、枠状の裏側固体電解質層109の内側(枠内)における燃料極103表面にて、燃料極側集電体115と接触する露出部分があるように、固体電解質体105と同様な材料からなる内側固体電解質層117を、(積層方向から見て)メッシュ状に形成している。
これによって、更にセル本体111の断面形状がより対称に近くなるので、セル本体117のそりによる変形を一層抑制できるという利点もある。
次に、実施例3について説明するが、前記実施例2と同様な内容の説明は省略する。
本実施例は、燃料極の裏面側の穴部(凹部)を形成したものである。
図6(c)、(d)に要部を示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池121では、前記実施例2と同様に、燃料極123と(裏側固体電解質層129を含む)固体電解質体125と空気極127からなるセル本体131を備えるとともに、内側固体電解質層133を備えている。また、裏側固体電解質層129に隔離セパレータ135が接合されている。
特に本実施例では、燃料極123の裏側の露出部分、即ち裏側固体電解質層129や内側固体電解質層133が形成されていない部分には、凹状に形成された小径の穴部137が形成されている。尚、穴部137の底は、燃料極123の表面側には達していない。
この穴部137は、燃料極123と燃料極側集電体139との接触を妨げないように、燃料極123の裏側の露出部分の一部に、分散して多数形成されている。
これにより、燃料ガスが効率的に反応場に到達するため、燃料利用率が高い条件でも、十分に燃料ガスの供給が可能になり、出力低下を低減できる。
次に、実施例4について説明するが、前記実施例3と同様な内容の説明は省略する。
本実施例は、燃料極フレームの開口部分を小さくしたものである。
図7(a)、(b)に要部を示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池141では、前記実施例3と同様に、燃料極143と(裏側固体電解質層149を含む)固体電解質体145と空気極147からなるセル本体151を備えるとともに、内側固体電解質層153や穴部155を備えている。また、裏側固体電解質層149に隔離セパレータ157が接合されている。
特に本実施例では、燃料極フレーム159の開口部161の開口面積が(実施例3より)小さく、燃料極フレーム159の内縁部は、隔離セパレータ157の開口部163の内縁部近くまで迫っている。
これにより、燃料極側集電体163の周囲の空間が狭くなるので、燃料ガスが燃料極143を素通りする部分が少なくなる。よって、ガス通過を邪魔する空間充填材の必要が無くなり、また、燃料ガスが有効利用されるので、発電効率が向上する。
尚、燃料極フレーム159の開口部161は、燃料極側集電体165より僅かに大きいサイズまで小さくすると、一層効果的で好ましい。
次に、実施例5について説明するが、前記実施例4と同様な内容の説明は省略する。
本実施例は、セル間セパレータに凹部を設けて燃料極側集電体の一部を収容したものである。
図7(c)、(d)に要部を示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池171では、前記実施例4と同様に、燃料極173と(裏側固体電解質層179を含む)固体電解質体175と空気極177からなるセル本体181を備えるとともに、内側固体電解質層183や穴部185を備えている。また、裏側固体電解質層179に隔離セパレータ187が接合されている。
特に本実施例では、セル間セパレータ189に、同図の下側に張り出す凹部191が形成されており、この凹部191に燃料極側集電体193の底部が収容されている。
また、隔離セパレータ187とセル間セパレータ189との間には、燃料極プレートの代わりにマイカシート195が配置されている。尚、マイカシート195は省略可能である。ここでは、燃料極プレートとセル間セパレータ189を一体化した構造としてもよいが、別体でもよい。
これにより、セル間セパレータ189の剛性が高くなるので、セル間セパレータ189で、強固にセル内部の構造物(セル本体181や空気極側集電体197や燃料極側集電体183等)を密着させることができる。よって、(電気的な)接触抵抗が低減するとともに、気密性も向上する。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
例えば、固体酸化物燃料電池としては、上述した様な中空ボルトを用いて、ガスの流通とスタックの固定を行うもの以外に、例えば特願2006−194245号の図1〜図8等に記載の様に、ロウ材等によってセル等を接合し、そのセルの枠部を貫通するように設けたガス流路を利用して、空気や燃料を供給したり排出する構成の(帯状のマニホールドタイプの)固体電解質形燃料電池にも、本発明を適用できる。
実施例1の固体電解質形燃料電池を示す斜視図である。 固体電解質形燃料電池セルを分解した状態を示す説明図である。 燃料極及び隔離プレートを分解し裏側から見た状態を示す斜視図である。 (a)図1のA−A断面において空気の流路を示す説明図、(b)図1のB−B断面において燃料ガスの流路を示す説明図である。 (a)図1のA−A断面の固体電解質形燃料電池セルを示す説明図、(b)図1のB−B断面の燃料ガスの流路を示す説明図である。 (a)実施例2における固体電解質形燃料電池セルを示す(図1のA−A断面の)説明図、(b)実施例2における固体電解質形燃料電池セルを示す(図1のB−B断面の)説明図、(c)実施例3における固体電解質形燃料電池セルを示す(図1のA−A断面の)説明図、(d)実施例3における固体電解質形燃料電池セルを示す(図1のB−B断面の)説明図である。 (a)実施例4における固体電解質形燃料電池セルを示す(図1のA−A断面の)説明図、(b)実施例4における固体電解質形燃料電池セルを示す(図1のB−B断面の)説明図、(c)実施例5における固体電解質形燃料電池セルを示す(図1のA−A断面の)説明図、(d)実施例5における固体電解質形燃料電池セルを示す(図1のB−B断面の)説明図である。
符号の説明
1、101、121、141、171…固体電解質形燃料電池モジュール
3…固体電解質形燃料電池セル
4…固体電解質形燃料電池スタック
7、9、11、13、15、17、19、21…ボルト
23…燃料ガス流路
25、103、123、143、173…燃料極
27、105、125、145、175…固体電解質体
29、107、127、147、177…空気極
31…空気流路
33…セル間セパレータ
39、111、131、151、171…セル本体
47、113、135、141、157、187…隔離セパレータ
55、109、129、149、179…裏側固体電解質層
117、133、153、181…内側固体電解質層
137、155、183…穴部
191…凹部

Claims (7)

  1. 固体電解質体と、該固体電解質体の一面に設けられ、燃料ガスに接する燃料極と、該固体電解質体の他面に設けられ、酸化剤ガスに接する空気極とを有する固体電解質形燃料電池セルを、ガスの流通を遮断するセル間セパレータを介して、複数積層した固体電解質形燃料電池であって、
    前記固体電解質形燃料電池セルは、
    前記燃料極の表面全体を、前記固体電解質体によって、前記空気極と反対側の裏側面の一部を除いて袋状に覆うとともに、
    前記裏側面の前記固体電解質体の表面に、ガスの流通を遮断する隔離セパレータを接合したことを特徴とする固体電解質形燃料電池。
  2. 前記固体電解質形燃料電池セルの積層方向における前記空気極の面積が、前記積層方向における前記燃料極の面積の70〜100%であることを特徴とする請求項1に記載の固体電解質形燃料電池。
  3. 前記裏側面の前記固体電解質体は、前記裏面側の周縁部を覆う枠状であり、該枠状の固体電解質体に前記隔離セパレータを接合したことを特徴とする請求項1又は2に記載の固体電解質形燃料電池。
  4. 前記燃料極の裏側面において、前記枠状に形成された固体電解質体の内側に、部分的に固体電解質体を形成したことを特徴とする請求項3に記載の固体電解質形燃料電池。
  5. 前記燃料極の裏側面のうち、前記固体電解質体の形成されていない露出部分に穴部を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池。
  6. 前記燃料極の周囲に配置される枠状のスペーサである燃料極フレームと、前記空気極の周囲に配置される枠状のスペーサである空気極フレームとを備えるとともに、
    前記燃料極フレームの前記積層方向における開口面積を、前記空気極フレームの前記積層方向における開口面積より小さくしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池。
  7. 前記燃料極の裏側面に、前記燃料極と接触する燃料極側集電体を配置するとともに、前記燃料極側のセル間セパレータに、前記積層方向の外側に張り出すように凹部を設け、該凹部に前記燃料極側集電体の一部を収容したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池。
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