JP2011154821A - 固体酸化物形燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転した後にも、解体や部品交換を容易に行うことができる固体酸化物形燃料電池を提供すること。
【解決手段】ガス通路部材27〜30は、ガス通路部材27〜30を貫くとともに、燃料電池スタック5の貫通孔38〜44と同方向に伸びて貫通孔38〜44と連通する連通孔85と、連通孔85から分岐して外部に連通する分岐孔87とを備えている。ボルト8〜14は、燃料電池スタック5の貫通孔38〜44とガス通路部材27〜30の連通孔85とに貫挿される。また、ガス通路部材27〜30と燃料電池積層体5とは、ボルト8〜14とナット18〜24とによって、分離可能に一体に固定されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セルを複数積層した燃料電池積層体を備えた固体酸化物形燃料電池に関するものである。
従来より、燃料電池として、電解質に固体酸化物を用いた固体酸化物形燃料電池(以下SOFCとも記す)が知られている。
このSOFCは、例えば板状の固体電解質体の各面に燃料極と空気極とを備えた燃料電池セルを、多数積層してスタック(燃料電池スタック:燃料電池積層体)を形成し、燃料極に燃料ガスを供給するとともに、空気極に空気を供給し、燃料及び空気中の酸素を固体電解質体を介して化学反応させることによって電力を発生させるものである。
このSOFCのスタック構造としては、平板型セルとインターコネクタとを交互に積層し、これをボルト締結した構造が知られている。
また、SOFCのスタック構造としては、各セルにガスの導入又は排出をするためのガス導入孔又はガス排出孔をスタック内に設けた内部マニホールド型構造が知られている。
更に、上記のボルト締結用のボルト孔とマニホールドとを兼用した構造も知られている(特許文献1、2参照)。
詳しくは、特許文献1、2の技術においては、燃料電池スタックを積層方向に貫くボルトとボルトの先端に取り付けられるナットによって燃料電池スタックを固定し、且つ、ボルトの周囲に各燃料電池セルと連通するガス流路を設けるとともに、ナットに外部と連通するガス流路を設けている。そして、ボルトの周囲のガス流路とナットの内部のガス流路とを連通するために、ボルトの軸中心に連通孔を設けたり、ボルトの先端の外周(ナットの螺合部分)に、軸方向に連通溝を設けたりしていた。
特開2007−314863号公報 特開2009−87550号公報
ところが、上述した従来技術では、ボルトの軸中心にガス流路となる連通孔を形成したり、ボルトの周囲にガス流路となる連通溝を形成するので、ボルトの強度が低下し易いという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、燃料電池スタックを積層方向に貫くボルト等の挿通部材の強度が低下しない固体酸化物形燃料電池を提供することを目的とする。
(1)請求項1の発明では、複数の平板形状の固体酸化物形燃料電池セルを厚み方向に沿って積層した燃料電池積層体と、前記燃料電池積層体を積層方向に貫き、該燃料電池積層体の内部に、燃料ガス、酸化剤ガス、又は発電後の排ガスが流れるガス流路を構成する貫通孔と、前記貫通孔に挿通した挿通部材と、前記挿通部材の両端部にて用いられ、前記燃料電池積層体を積層方向に固定する固定部材と、前記固定部材と前記燃料電池積層体との間に配置され、前記燃料電池積層体の内部の前記ガス流路と外部との間の前記各種ガスの導入又は排出を行うガス通路部材と、を備える固体酸化物形燃料電池において、前記ガス通路部材は、該ガス通路部材を貫くとともに、前記燃料電池積層体の前記貫通孔と同方向に伸びて該貫通孔と連通する連通孔と、前記連通孔から分岐して前記外部に連通する分岐孔と、を備えており、前記挿通部材は、前記燃料電池積層体の前記貫通孔と前記ガス通路部材の連通孔とに貫挿されていることを特徴とする。
つまり、本発明の固体酸化物形燃料電池は、固定部材と燃料電池積層体との間にガス通路部材を備えており、このガス通路部材は、燃料電池積層体の貫通孔と連通する連通孔とその連通孔から分岐する分岐孔とを備えている。
従って、本発明では、挿通部材(例えばボルト)に、従来の様な軸中心を貫くガス流路(中空構造)や外周に沿って軸方向に伸びるガス流路(溝)を形成しなくても、燃料電池積層体の貫通孔とガス通路部材の連通孔(更には分岐孔)とを連通することができる。つまり、燃料電池積層体とガス通路部材とを重ね合わせ、燃料電池積層体の貫通孔とガス通路部材の連通孔とを貫くように挿通部材を配置し、その挿通部材と固定部材とで、燃料電池積層体とガス通路部材とを固定すれば、その固定と同時に、燃料電池積層体内部から外部に到るガス流路を形成することができる。
これにより、挿通部材に特殊な加工(例えば「中空構造」や「溝」などの形成加工)を実施する必要がなく、挿通部材の強度を低下させることもない。容易に上述したガス流路を構成できるという顕著な効果を奏する。また、挿通部材としてボルト等の単純な棒状の部材を使用でき、特殊な加工を施す必要がないので、製造工程を簡易化できるとともに、コスト低減にも大きく寄与することができる。
更に、本発明では、ガス通路部材に、連通孔から分岐する(例えば積層方向と直交する)分岐孔を備えているので、分岐孔を通過するガスに対して、スタックからの輻射熱を利用して受熱(予熱)性を向上させるという利点もある。
なお、本発明の固定部材は、挿通部材に対して着脱可能とすることができる。この場合、(着脱可能な)固定部材としては、例えばボルトに螺合するナットが挙げられる。一方、(着脱可能な)固定部材と反対側の端部には、同様な(着脱可能な)固定部材以外に、(着脱可能ではない)固定部材を使用でき、この(着脱可能ではない)固定部材としては、溶接等により固定されたナットや、(頭部を有するボルトの場合には)ボルトの頭部が挙げられる。
また、本発明で外部とは、燃料電池積層体及びガス通路部材以外をいい、例えばガス通路部材の分岐孔は、ガス配管以外に、後述する補助器に接続されていてもよい。
また、本発明の燃料電池積層体とガス通路部材とを、「別体」とすることができる。即ち、燃料電池積層体及びガス通路部材を貫く挿通部材と固定部材とによって、燃料電池積層体とガス通路部材とを分離可能に一体に固定することができる。
(2)請求項2の発明では、前記燃料電池積層体と前記ガス通路部材との間、及び、前記ガス通路部材と前記固定部材との間の少なくとも一方に、絶縁性を有する絶縁部材を備えることを特徴とする。
本発明では、前記絶縁部材により、(発電する構成である)燃料電池積層体と、ガス通路部材や固定部材との間のショートや漏電を防止することができる。
(3)請求項3の発明では、前記燃料電池積層体と前記ガス通路部材との間、及び、前記ガス通路部材と前記固定部材との間の少なくとも一方に、耐熱温度が700℃以上の耐熱部材を備えることを特徴とする。
本発明では、前記耐熱部材により、固体酸化物形燃料電池を高温にて運転した場合でも、燃料電池積層体とガス通路部材との間の焼き付きや、ガス通路部材と固定部材との間の焼き付きを防止することができる。
(4)請求項4の発明は、前記請求項2に記載の絶縁部材と前記請求項3に記載の前記耐熱部材とは、同一部材であることを特徴とする。
本発明では、絶縁部材と耐熱部材とを共通の部材にて構成することができる。これにより、絶縁性と耐熱性を1つの部材で実現することができる。
(5)請求項5の発明は、前記請求項2に記載の絶縁部材又は前記請求項3に記載の前記耐熱部材は、マイカ材料から構成されることを特徴とする。
本発明は、絶縁部材及び耐熱部材の好適な材料を例示したものである。
(6)請求項6の発明は、前記ガス通路部材の分岐孔と前記外部との間に、発電反応に使用される前記燃料ガスを改質する改質器、発電後の排ガスを燃焼する燃焼器、発電反応に使用される前記酸化剤ガスを予熱する酸化剤ガス予熱器、及び前記燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱器の各機能のうち、少なくとも一つの機能を有する補助器が接続されるとともに、前記ガス通路部材は、前記補助器と一体化されており、前記ガス通路部材を介して、前記補助器と前記燃料電池積層体の内部の前記ガス流路とが連通されていることを特徴とする。
本発明は、補助器を備えた固体酸化物形燃料電池を例示したものである。これにより、部材を共用でき、装置をコンパクトにすることができるとともに、軽量化を実現できる。
なお、補助層としては、1層又は(同一又は異なる機能を有する)複数層を採用でき、その配置も、固体酸化物形燃料電池スタックの一方のみに配置しても良いが、両方に配置してもよい。
また、前記挿入部材及び固定部材は、燃料電池積層体とガス通路部材とを一体に固定するだけでなく、複数の固体酸化物形燃料電池セルを押圧して燃料電池積層体自身を一体化させてもよい。
(a)は実施例1の固体酸化物形燃料電池の平面図、(b)は固体酸化物形燃料電池の正面図である。 固体酸化物形燃料電池セルを分解した状態を示す説明図である。 (a)はガス通路部材の正面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)はガス通路部材の平面図である。 固体酸化物形燃料電池内部のガス流路を模式的に示す説明図である。 (a)は実施例2の固体酸化物燃料電池の正面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のC−C断面図である。 (a)は実施例3の固体酸化物燃料電池の正面図、(b)は(a)のD−D断面図、(c)は(a)のE−E断面図である。 (a)は実施例4の固体酸化物燃料電池の正面図、(b)は(a)のF−F断面図、(c)は(a)のG−G断面図である。 他の固体酸化物燃料電池の構成を示す説明図である。
以下、本発明が適用された固体酸化物形燃料電池の実施例について図面を用いて説明する。
a)まず、本実施例の固体酸化物形燃料電池の概略構成について説明する。
図1に示すように、固体酸化物形燃料電池1は、燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば空気)との供給を受けて発電を行う装置である。
この固体酸化物形燃料電池1は、発電単位である平板形の燃料電池セル3が複数個積層された燃料電池スタック(燃料電池積層体)5と、燃料電池スタック5を貫く複数(8本)のボルト(挿通部材、外径:10mm)7、8、9、10、11、12、13、14と、各ボルト7〜14の一端に螺合する各ナット(固定部材)17、18、19、20、21、22、23、24と、燃料電池スタック5とナット17〜24との間に配置されたガス通路部材27、28、29、30及びスペーサ33、34、35、36とを備えている。
なお、各ボルト7〜14は、燃料電池スタック5の外周縁部に沿って、燃料電池スタック5を積層方向に貫くように開けられた円柱形状(φ14mm)の貫通孔37、38、39、40、41、42、43、44にそれぞれ挿通されている。
以下、各構成について説明する。
・図2に分解して示すように、前記燃料電池セル3は、いわゆる燃料極支持膜形タイプの燃料電池セルであり、燃料ガス流路51側には、燃料極(アノード)53が配置され、燃料極51の図2上側の表面には、薄膜の固体電解質体55が形成されている。一方、固体電解質体55の空気流路57側の表面には、空気極(カソード)59が形成されている。なお、前記燃料電池スタック5は、複数個の燃料電池セル3が電気的に直列に接続されたものである。
固体電解質体55としては、YSZ、ScSZ、SDC、GDC、ペロブスカイト系酸化物等の材料が使用できる。燃料極53としては、Ni及びNiとセラミックとのサーメットが使用でき、空気極59としては、ペロブスカイト系酸化物、各種貴金属及び貴金属とセラミックとのサーメットが使用できる。
空気極59と図2上方の金属製のインターコネクタ61との間には、導通を確保するために集電体62が配置されている。なお、ここでは、燃料極53と固体電解質体55と空気極59とをセル本体63と称する。
また、インターコネクタ(その外周縁部)61と空気極フレーム65と絶縁フレーム67とセパレータ(その外周縁部)69と燃料極フレーム71とにより、燃料電池セル3の枠部73が構成されており、この枠部73に、ボルト7〜14が貫挿される貫通孔37〜44が形成されている。
・図3に示す様に、前記ガス通路部材27〜30は、円筒状(外径φ24mm)の本体部81と、本体部81の中央部から外方向(径方向)に直角に分岐する円筒状(外径φ12.7mm)の分岐管83とから構成されている。
また、本体部81の軸中心には、前記燃料電池スタック5の貫通孔37〜44と連通する円柱形状(内径φ14mm)に連通孔85が形成されており、この連通孔85と連通するように、分岐管83内に円柱形状(内径φ10mm)の分岐孔87が形成されている。
なお、スペーサ33〜36は、前記本体部83と同様な円筒部材である(但し分岐管83は無い)。
・図4に固体酸化物形燃料電池1の一部を模式的に示すように、燃料電池スタック5の一方の側(図4上方)に、前記ガス通路部材27〜30等が配置されている。
詳しくは、燃料電池スタック5の8箇所の貫通孔37〜44のうち、外部とのガスの流入又は流出に利用される貫通孔38、40、42、44と、各ガス通路部材27〜30の連通孔85とが(同軸となって)連通するように、ガス通路部材27〜30が配置されている。
また、各ガス通路部材27〜30及びスペーサ33〜36と各ナット17〜24との間、各ガス通路部材27〜30及びスペーサ33〜36と燃料電池スタック5との間、及び燃料電池スタック5とボルト7〜14の頭部91との間には、電気絶縁性、(700℃以上の)耐熱性、及びガスシール性を有するマイカシート93、94、95が配置されている。
なお、前記ガス通路部材27〜30の材料としては、例えばSUSやニッケル系合金等の金属材料を使用でき、ボルト7〜14及びナット17〜24の材料としては、例えばSUSやニッケル系合金等の金属材料を使用できる。更に、前記マイカシート93〜95以外に、例えばセラミック繊維シート、セラミック圧粉シート、ガラスシート、ガラスセラミック複合剤等、各種の材料を使用することができる。
b)次に、本実施例の要部であるガス通路部材27〜30等を介したボルト7〜14及びナット17〜24による固定等について説明する。
前記図1及び図4に示すように、ボルト7〜14及びナット17〜24は、燃料電池スタック5とガス通路部材27〜30及びスペーサ33〜36とを分離可能に一体に結束して固定するための連結部材である。
従って、このボルト7〜14及びナット17〜24によって、固体酸化物形燃料電池1を積層方向に締め付けると、燃料電池スタック5とガス通路部材27〜30及びスペーサ33〜36とを一体に固定できる。逆に、ボルト7〜14及びナット17〜24による固定を緩めると、燃料電池スタック5とガス通路部材27〜30及びスペーサ33〜36とを分離することができる。
また、ボルト7〜14のうち、ボルト8、10、12、14は、燃料電池スタック5とガス通路部材27〜30との固定とともに、ガスを流通させる流路として用いられる。即ち、後述する様に、ボルト8が貫挿される貫通孔38は、燃料ガスを導入する流路として用いられ、ボルト10が貫挿される貫通孔40は、空気を導入する流路として用いられ、ボルト12が貫挿される貫通孔42は、燃料ガスを排出する流路として用いられ、ボルト14が貫挿される貫通孔44は、空気を排出する流路として用いられる。
なお、固体酸化物形燃料電池1の四隅に配置された4本のボルト7、9、11、13は、単に燃料電池スタック5とスペーサ33〜36とを固定するためのみに使用されるボルトである。
c)次に、本実施例におけるガスの流路について説明する。
<燃料ガスの流路>
図4に示す様に、ガス通路部材27の分岐管83には、外部から固体酸化物形燃料電池1に燃料ガスを供給するために、ガス配管101が接続されている。
従って、燃料ガスは、ガス配管101から、分岐管83の分岐孔87を介して、本体部81の連通孔85に導入され、その後、燃料電池スタック5の(ボルト8が挿通された)貫通孔38に導入される。
そして、この燃料ガスは、貫通孔38を通って、各燃料電池セル3の燃料ガス流路51に分配供給される。
その後、各燃料電池セル3にて発電に寄与した残余の燃料ガスは、ボルト12の周囲の貫通孔42を通って、ガス通路部材29の連通孔85に導入され、分岐孔87を介して、他のガス配管103に排出される。
<空気の流路>
図4に示す様に、ガス通路部材28の分岐管83には、外部から固体酸化物形燃料電池1に空気を供給するために、ガス配管105が接続されている。
従って、空気は、ガス配管105から、分岐管83の分岐孔87を介して、本体部81の連通孔85に導入され、その後、燃料電池スタック5の(ボルト10が挿通された)貫通孔40に導入される。
そして、この空気は、貫通孔40を通って、各燃料電池セル3の空気流路57に分配供給される。
その後、各燃料電池セル3にて発電に寄与した残余の空気は、ボルト14の周囲の貫通孔44を通って、ガス通路部材30の連通孔85に導入され、分岐孔87を介して、他のガス配管107に排出される。
d)本実施例の効果について説明する。
本実施例では、固体酸化物形燃料電池1は、ナット17〜24と燃料電池スタック5との間に(別体の)ガス通路部材27〜30を備えており、このガス通路部材27〜30は、連通孔85と分岐孔87とを備えている。また、(燃料電池スタック5の貫通孔37〜44とガス通路部材27〜30の連通孔85及びスペーサ33〜36の連通孔とを貫く)ボルト7〜14とナット17〜24とによって、ガス通路部材27〜30と燃料電池スタック5とは一体に固定されている。更に、ガス通路部材27〜30及びスペーサ33〜36と各ナット17〜24との間、ガス通路部材27〜30及びスペーサ33〜36と燃料電池スタック5との間、及び燃料電池スタック5とボルト7〜14の頭部91との間には、マイカシート93〜95が配置されている。
従って、本実施例では、ボルト8、10、12、14に、従来の様な軸中心を貫くガス流路や外周に沿って軸方向に伸びるガス流路を形成しなくても、燃料電池スタック5の貫通孔38、40、42、44とガス通路部材27〜30の連通孔85とを連通することができる。つまり、燃料電池スタック5とガス通路部材27〜30(及びスペーサ33〜36)とを重ね合わせ、燃料電池スタック5の貫通孔37〜44とガス通路部材27〜30の連通孔85(及びスペーサ33〜36の連通孔)とを貫くようにボルト7〜14を配置し、そのボルト7〜14とナット17〜24とで、燃料電池スタック5とガス通路部材27〜30(及びスペーサ33〜36)とを固定すれば、その固定と同時に、燃料電池スタック5内部から外部に到るガス流路を形成することができる。
これにより、ボルト8、10、12、14の強度を低下させることなく、上述したガス流路を容易に構成できるという顕著な効果を奏する。また、ボルト8、10、12、14のような単純な形状の部材を使用でき、特殊な加工を施す必要がないので、製造工程を簡易化できるとともに、コスト低減にも大きく寄与することができる。
更に、本実施例では、ガス通路部材27〜30に、連通孔85から(積層方向と直交して)分岐する分岐孔87を備えているので、分岐孔87を通過するガスに対する受熱(予熱)性が向上するという利点がある。
また、本実施例では、外部からのガス配管101〜107は、ガス通路部材27〜30の分岐孔87に接続されるので、固体酸化物形燃料電池1の高温での運転の際に、ガス配管101〜107とガス通路部材27〜30との連結部分が焼き付いた場合でも、ボルト7〜14とナット17〜24との締結を緩めれば、ガス通路部材27〜30(更にはスペーサ33〜36)と燃料電池スタック5とを容易に分離できる。つまり、固体酸化物形燃料電池1を一旦運転した後であっても、固体酸化物形燃料電池1の解体や部品の交換を容易に行うことができるという顕著な効果を奏する。
また、前記マイカシート93〜95により、燃料電池スタック5と、ガス通路部材27〜30(更にはスペーサ33〜36)やボルト7〜14やナット17〜24との間のショートや漏電を防止することができる。
なお、ボルト7〜14とナット17〜24との配置は、積層方向(図4の上下方向)において逆にしてもよい。
また、ボルト7〜14及びナット17〜24による固定のための構成としては、棒状のスタッドボルトの両端にナット(袋ナット等)を取り付ける構成としてもよい。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
a)まず、本実施例の固体酸化物形燃料電池の構成について説明する。
図5に模式的に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池121は、燃料電池スタック123の一方の側(図5(a)下方)に、空気を予熱する平板状の空気予熱器125を配置し、燃料電池スタック123と空気予熱器125とを、複数(8本)のボルト127及びナット129によって、分離可能に一体に結合したものである。
前記空気予熱器125は、図5(b)に示す様に、略直方体の容器131を備えており、その容器131の側方を構成する正方形の枠体133の1箇所の角部(同図左上)に、外部から空気予熱器125の容器131内に空気を導入する外部導入部135が接続されている。
この外部導入部135は、板状の本体部137に分岐管139が接続されたものであり、本体部137が容器131に(例えば溶接により)接合されている。なお、本体部137には、ボルト127が貫挿される連通孔143と容器131内と連通する流路142が形成されている。
また、容器131の他の3箇所の角部には、前記外部導入部135の本体部137とほど同様な形状のスペーサ145、147、149が接合されており、このスペーサ145〜149にも、各ボルト127が挿通される連通孔151、153、155が形成されている。
更に、容器131の枠体133の各辺の中央部分には、ガスの流路となる板状のガス通路部材157、159、161、163が、自身の側方(板厚方向と垂直の方向)にて接合されている。
詳しくは、図5(b)の右方の辺には、空気予熱器125の容器131内で予熱された空気を燃料電池スタック123内に導入するために空気導入用のガス通路部材157が接合されている。このガス通路部材157には、(板厚方向に貫通する)連通孔165と連通孔165から直角に分岐する分岐孔167とが形成されており、分岐孔167が容器131内に開口している。
また、容器131の他の1辺(同図下方)には、燃料ガスを外部から燃料電池スタック123内に導入するための燃料導入用のガス通路部材159が接合されている。このガス通路部材159には、連通孔169と連通孔169から直角に分岐する分岐孔171とが形成されており、分岐孔171が外部側に開口している。
同様に、容器131の他の1辺(同図左方)には、(発電後の)空気を燃料電池スタック123から外部に排出するための空気排出用のガス通路部材161が接合されている。このガス通路部材161には、連通孔173と連通孔173から直角に分岐する分岐孔175とが形成されており、分岐孔175が外部側に開口している。
同様に、容器131の他の1辺(同図上方)には、(発電後の)燃料ガスを燃料電池スタック123から外部に排出するための燃料排出用のガス通路部材163が接合されている。このガス通路部材163には、連通孔177と連通孔177から直角に分岐する分岐孔179とが形成されており、分岐孔179が外部側に開口している。
そして、ガス通路部材157〜163の連通孔165、169、173、177は、それぞれ(燃料電池スタック123を貫く)ガスの流路となる貫通孔181(図5(c)参照)と連通しており、各貫通孔181は、孔内を流れる空気又は燃料ガスに対応して、それぞれセル内部の空気流路又は燃料ガス流路と連通している。
一方、外部導入部135の連通孔141及びスペーサ145〜149の連通孔151〜155は、それぞれボルト挿通用の貫通孔183(図5(b)参照)と連通しているが、この貫通孔183は、単にボルト孔であり、セル内部とは分離されている。
b)次に、固体酸化物形燃料電池121におけるガスの流路について説明する。
<燃料ガスの流路>
外部からガス通路部材159の分岐孔171及び連通孔169を介して、貫通孔181に導入された燃料ガスは、燃料電池スタック123の各セルの燃料ガス流路に導入される。
そして、各セルで発電に使用された残余の燃料ガスは、貫通孔181、ガス通路部材163の連通孔177及び分岐孔179を介して、外部に排出される。
<空気の流路>
外部から外部導入部135を介して、空気予熱器125の容器131内に導入された空気は、容器131内にて予熱され、ガス通路部材157の分岐孔167及び連通孔165を介して、燃料電池スタック123の貫通孔181に導入され、その後、各セルの空気流路に導入される。
そして、各セルで発電に使用された残余の空気は、貫通孔181、ガス通路部材161の連通孔173及び分岐孔175を介して、外部に排出される。
c)本実施例においても、前記実施例1と同様な効果を奏する。また、本実施例では、燃料電池スタック123と(ガス通路部材157〜163が接合された)空気予熱器125とが積層され、それがボルト127及びナット129によって分離可能に一体に固定されているので、部材を共用でき、装置をコンパクトにすることができるとともに、軽量化を実現できるという利点がある。
次に、実施例3について説明するが、前記実施例2と同様な内容の説明は省略する。
a)まず、本実施例の固体酸化物形燃料電池の構成について説明する。
図6に模式的に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池191は、燃料電池スタック193の一方の側(図6(a)下方)に、燃料ガスを改質する平板状の改質器195を配置し、燃料電池スタック193と改質器195とを、複数(8本)のボルト197及びナット199によって、分離可能に一体に結合したものである。
図6(b)に示す様に、前記改質器195の略直方体の容器201の内部には、改質触媒(例えば、Ni触媒、Ru触媒、Rh触媒、Pt触媒など)が充填されており、外部から供給される炭化水素ガス(主に都市ガス、天然ガス)を改質する機能、即ち、水素リッチの燃料ガスに改質する機能を有する。なお、改質方式としては水蒸気改質や部分改質などあるがいずれの方式でも良い。
この改質器195は、容器201の側方を構成する枠体203の1箇所の角部(同図右上)に、外部から容器201内に燃料ガスを導入する外部導入部205が接続されている。この外部導入部205は、前記実施例2と同様に、板状の本体部207に分岐管209が接続されたものであり、本体部207が容器201に接合されている。
また、容器201の他の3箇所の角部には、前記実施例2と同様に、スペーサ211、213、215が接合されている。
更に、容器201の枠体203の各辺の中央部分には、ガス通路部材217、219、221、223が接合されている。
詳しくは、図6(b)の下方の辺には、改質器195の容器201内で改質された燃料ガスを燃料電池スタック193内に導入するために、燃料導入用のガス通路部材219が接合されている。このガス通路部材219には、連通孔225と分岐孔227とが形成されている。
また、容器201の他の1辺(同図右方)には、空気を外部から燃料電池スタック193内に導入するために、空気導入用のガス通路部材217が接合されている。このガス通路部材217には、連通孔229と分岐孔231とが形成されている。
同様に、容器201の他の1辺(同図左方)には、(発電後の)空気を燃料電池スタック193から外部に排出するために、空気排出用のガス通路部材221が接合されている。このガス通路部材221には、連通孔233と分岐孔235とが形成されている。
同様に、容器201の他の1辺(同図上方)には、(発電後の)燃料ガスを燃料電池スタック193から外部に排出するために、燃料排出用のガス通路部材223が接合されている。このガス通路部材223には、連通孔237と分岐孔239とが形成されている。
b)次に、固体酸化物形燃料電池191におけるガスの流路について説明する。
<燃料ガスの流路>
外部から外部導入部205を介して、改質器195の容器201内に導入された燃料ガスは、容器201内にて改質され、ガス通路部材219の分岐孔227及び連通孔225を介して、貫通孔241(図6(c)参照)に導入され、その後、燃料電池スタック193の各セルの燃料ガス流路に導入される。
そして、各セルで発電に使用された残余の燃料ガスは、貫通孔241、ガス通路部材223の連通237及び分岐孔239を介して、外部に排出される。
<空気の流路>
外部からガス通路部材217の分岐孔231及び連通孔229を介して、燃料電池スタック193の貫通孔241に導入された空気は、各セルの空気流路に導入される。
そして、各セルで発電に使用された残余の空気は、貫通孔241、ガス通路部材221の連通孔233及び分岐孔235を介して、外部に排出される。
本実施例においても、前記実施例2と同様な効果を奏する。
次に、実施例4について説明するが、前記実施例2と同様な内容の説明は省略する。
a)まず、本実施例の固体酸化物形燃料電池の構成について説明する。
図7に模式的に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池251は、燃料電池スタック253の一方の側(図7(a)下方)に、発電後の残余の空気と燃料ガスとを燃焼させる平板状の燃焼器255を配置し、燃料電池スタック253と燃焼器255とを、複数(8本)のボルト257及びナット259によって、分離可能に一体に結合したものである。
図7(b)に示す様に、前記燃焼器255は、略直方体の容器261の側方を構成する枠体263の1箇所の角部(同図右下)に、容器261から外部に燃焼ガスを排出する外部排出部265が接続されている。この外部排出部265は、前記実施例2と同様に、板状の本体部267に分岐管269が接続されたものであり、本体部267が容器261に接合されている。
また、容器261の他の3箇所の角部には、前記実施例2と同様に、スペーサ271、273、275が接合されている。
更に、容器261の枠体263の各辺の中央部分には、ガス通路部材277、279、281、283が接合されている。
詳しくは、図7(b)の右方の辺には、空気を外部から燃料電池スタック253内に導入するために、空気導入用のガス通路部材277が接合されている。このガス通路部材277には、連通孔285と分岐孔287とが形成されている。
同様に、容器261の他の1辺(同図下方)には、燃料ガスを外部から燃料電池スタック253内に導入するために、燃料導入用のガス通路部材279が接合されている。このガス通路部材279には、連通孔289と分岐孔291とが形成されている。
また、容器261の他の1辺(同図左方)には、(発電後の)空気を燃料電池スタック253から容器261内に導入するために、空気排出用のガス通路部材281が接合されている。このガス通路部材281には、連通孔293と分岐孔295とが形成されている。
同様に、容器201の他の1辺(同図上方)には、(発電後の)燃料ガスを燃料電池スタック253から容器161内に導入するために、燃料導入用のガス通路部材283が接合されている。このガス通路部材283には、連通孔297と分岐孔299とが形成されている。
b)次に、固体酸化物形燃料電池251におけるガスの流路について説明する。
<燃料ガスの流路>
外部からガス通路部材279の分岐孔291及び連通孔289を介して、燃料電池スタック251の貫通孔301(図7(c)参照)に導入された空気は、燃料電池スタック253の各セルの燃料ガス流路に導入される。
そして、各セルで発電に使用された残余の燃料ガスは、貫通孔301、ガス通路部材283の連通孔297及び分岐孔299を介して、燃焼器255の容器261内に導入され、容器261にて残余の空気と燃焼し、その燃焼ガスは外部排出部材265を介して外部に排出される。
<空気の流路>
外部からガス通路部材277の分岐孔287及び連通孔285を介して、燃料電池スタック253の貫通孔301に導入された空気は、各セルの空気流路に導入される。
そして、各セルで発電に使用された残余の空気は、貫通孔301、ガス通路部材281の連通孔293及び分岐孔295を介して、燃焼器255の容器261内に導入される。そして、上述の様に、容器261にて残余の燃料ガスと燃焼し、その燃焼ガスは外部排出部材265を介して外部に排出される。
本実施例においても、前記実施例2と同様な効果を奏する。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
(1)燃料電池スタックに積層する補助器として、例えば、空気予熱器、改質器、燃焼器以外に、燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱器を用いてもよい。
(2)また、例えば前記実施例1では、図8(a)に示す様に、有頭のボルト311とその先端に螺合するナット(袋ナット)313とによって、燃料電池スタック315と(ナット313側に配置した)ガス通路部材317とを固定したが、図8(b)に示す様に、ガス通路部材319をボルト321の頭部323側に配置してもよい。また、図8(c)に示す様に、頭部の無い棒状のボルト(スタッドボルト)325の両端にナット327を取り付けるようにしてもよい。
1、121、191、251…固体酸化物形燃料電池
3…燃料電池セル
5、123、193、253、315…燃料電池スタック
8、10、12、14、127、197、257、311、321、325…ボルト
18、20、22、24、129、199、259、313、327…ナット
27、28、29、30、157、159、161、163、217、219、221、223、277、279、281、283、317、319…ガス通路部材
38、40、42、44、181、241、301…(燃料電池スタックの)貫通孔
85、165、169、173、177、225、229、233、237、285、289、293、297…(ガス通路部材の)連通孔
87、167、171、175、179、227、231、235、239、287、291、295、299…分岐孔
91、323…頭部
93、94、95…マイカシート
125…空気予熱器
195…改質器
255…燃焼器

Claims (6)

  1. 複数の平板形状の固体酸化物形燃料電池セルを厚み方向に沿って積層した燃料電池積層体と、
    前記燃料電池積層体を積層方向に貫き、該燃料電池積層体の内部に、燃料ガス、酸化剤ガス、又は発電後の排ガスが流れるガス流路を構成する貫通孔と、
    前記貫通孔に挿通した挿通部材と、
    前記挿通部材の両端部にて用いられ、前記燃料電池積層体を積層方向に固定する固定部材と、
    前記固定部材と前記燃料電池積層体との間に配置され、前記燃料電池積層体の内部の前記ガス流路と外部との間の前記各種ガスの導入又は排出を行うガス通路部材と、
    を備える固体酸化物形燃料電池において、
    前記ガス通路部材は、
    該ガス通路部材を貫くとともに、前記燃料電池積層体の前記貫通孔と同方向に伸びて該貫通孔と連通する連通孔と、
    前記連通孔から分岐して前記外部に連通する分岐孔と、
    を備えており、
    前記挿通部材は、前記燃料電池積層体の前記貫通孔と前記ガス通路部材の連通孔とに貫挿されていることを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
  2. 前記燃料電池積層体と前記ガス通路部材との間、及び、前記ガス通路部材と前記固定部材との間の少なくとも一方に、絶縁性を有する絶縁部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池。
  3. 前記燃料電池積層体と前記ガス通路部材との間、及び、前記ガス通路部材と前記固定部材との間の少なくとも一方に、耐熱温度が700℃以上の耐熱部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池。
  4. 前記請求項2に記載の絶縁部材と前記請求項3に記載の前記耐熱部材とは、同一部材であることを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
  5. 前記請求項2に記載の絶縁部材又は前記請求項3に記載の前記耐熱部材は、マイカ材料から構成されることを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
  6. 前記ガス通路部材の分岐孔と前記外部との間に、発電反応に使用される前記燃料ガスを改質する改質器、発電後の排ガスを燃焼する燃焼器、発電反応に使用される前記酸化剤ガスを予熱する酸化剤ガス予熱器、及び前記燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱器の各機能のうち、少なくとも一つの機能を有する補助器が接続されるとともに、
    前記ガス通路部材は、前記補助器と一体化されており、
    前記ガス通路部材を介して、前記補助器と前記燃料電池積層体の内部の前記ガス流路とが連通されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池。
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