JPH0487087A - テープパットとその製造方法 - Google Patents

テープパットとその製造方法

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JPH0487087A
JPH0487087A JP2201317A JP20131790A JPH0487087A JP H0487087 A JPH0487087 A JP H0487087A JP 2201317 A JP2201317 A JP 2201317A JP 20131790 A JP20131790 A JP 20131790A JP H0487087 A JPH0487087 A JP H0487087A
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JP
Japan
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tape
tape pad
base material
mold
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP2201317A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Shigeyama
重山 義彦
Narimitsu Takaoka
高岡 成光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAKAMAKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SAKAMAKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、テープレコーダーやビデオテープレコーダ
ーのテープカセットに用いられるテープパットとその製
造方法に関する。
[従来技術] 従来から磁気テープの停止中の弛みを防止したり、テー
プの走行中に適度の張力を付与するためいわゆるガイド
ピンに向けて磁気テープを軽く当圧させておくテープパ
ットが使用されている。具体的には、早送り一急停止、
巻き戻し一急停止時のテープの飛び出しを無くし、テー
プの巻き乱れ防止するとともに移送速度のムラを抑える
ものである。したがって、テープパットは曲げ弾性に富
んだ合成樹脂がその素材として採用されている。
さらに、テープパットのテープとの接触部は、低摩擦性
が要求されており、また磨耗による耐久性を有するもの
が良いことから低摩擦性でかつ低磨耗性の樹脂が用いら
れる。一方、このテープパットは、磁気テープとの接触
による静電気の発生を極力抑える意味から、高電導性を
有するものが必要とされている。静電気の発生防止、高
磨耗性。
曲げ弾性率については、使用されているテープパットの
素材としてPET (ポリエチレンテレフタレート) 
、PBT (ポリブチレンテレフタレート)高密度PE
(ポリエチレン)などを使用することでほぼ対応が可能
である。
ここで特に重要な低摩擦性という観点から見てみると、
最近テープパットの表面をサンドブラスト処理を施して
、低摩擦性をより改善することが行われている。また、
テープパット基材上に別な最適な樹脂シートを貼り合わ
せるものもある。例えば、チーバットの基材上に基盤目
状の刻を施したニドフロン樹脂シートを積層したものも
ある。
積層したバットを使用するものは、例えば実開昭57−
107179号公報、実開昭56−140978号公報
、実開昭59−125784号公報などに記載されてい
る。
シート積層したものは、テープパットの接触部にあらた
めて別のシートを張り付ける作業が必要となり、組立の
際の工数がそれだけ多くなり製造コストがアップし価格
が高くなる。また長期間使った場合や熱が加わった時、
積層に使う接着剤や粘着剤が漏出することがあり、トラ
ブルの原因になる。また、カーボンをブレンドしたもの
は、バネ弾性率が経時的変化を起こし易くいわゆる劣化
を生じまた熱的変形温度が低いため熱による変動に弱い
一方、サンドブラスト処理を施すものは、その処理工程
がかなり面倒なため、手数がかかり当然コストも高くな
るなどの弊害がある。また表面の粗さを変えるためには
、サンド粒子や吹き付は強さなどの調整が面倒である。
その上表面粗さの微妙な調整が必ずしも十分とはいえな
いこともあった。このように低摩擦性においては、従来
の方法では処理工数、精密性、対トラブル面、コスト面
などで多く難点をかかえるものであった。
[発明が解決しようとする課題] この発明は上記のような従来技術の問題点を解消するた
めなされたものであり、特に低磨耗性を簡単に効率よく
付与されるための方法、装置について鋭意研究した結果
完成に至ったものである。
この発明の目的は、少ない加工工程で従来と変わらない
性質のテープパットを提供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために次のような手段を採る。
単体のテープパットの基材の表面に刻印刃により押圧模
様が刻印されたテープパットである。
このテープパットの製造は、回転する上ローラ(7)と
下ローラ(5)の間に帯状のテープパット基材(2)を
通過させて、上ローラ(7)の金型(6)の刻印刃で前
記テープパット基材(2)上面を一定の深さに押圧刻印
し、前記金型(6)に配設された刃模様をそのままテー
プパット基材(2)表面上に付与し、連続的に送り出す
ことにより製造する。
[作 用コ 回転する十ローラ(7)と下ローラ(5)の間に帯状の
テープパット基材(2)を通過させて、上ローラ(7)
の金型(6)の刻印刃で前記テープパット基材(2)上
面を一定の深さに押圧刻印し、前記金型(6)に配設さ
れた刃模様をそのままテープパット基材(2)表面上に
付与し、連続的に送り出すことによりテープパットを製
造する。
[実施例] 以下実施例にしたがって説明していくことにする。第1
図はテープパット製造装置の概略図である。帯状のテー
プパット基材2が巻かれた素材コイル1から送り出され
る。テープパット基材2は、補助ローラ3および前ロー
ラ4を介して下ローラ5および上ローラ7の間で刻印加
工され補助ローラ8をへてワインダ−9に巻き取られる
。第2図は、テープパット基材2の表面に刻印加工しテ
ープパットを造るための前記製造装置の刻印加工部を示
す。
基軸10には、テープパット基材2の表面に刻印するた
めの金型6が設けられている。また、基軸10の両端に
は、被加圧ローラ11,11がそれぞれ設けられている
。この金型6と被加圧ローラ11.11は、基軸6に対
して軸線方向に着脱自在に嵌め込まれている。その固定
手段としては、キー、ネジなどの既存の取り付は方法で
あれは何でも良い。金型6を交換するには、まず基軸1
0に嵌め込まれた両端の被加圧ローラ11,11を基軸
10から取り外し、その後中央部の金型6を取り外す。
基軸10から被加圧ローラ11.11と金型6を着脱可
能にしておくと、金型6は基軸10の両方向から取り外
しできるが、被加圧ローラ11゜11を片方のみ着脱可
能とする基軸10の一方向のみからしか取り外しできな
い。その構造の選択は自由である。なお、基軸10に金
型6と被加圧ローラ11,11とを一体化して製作して
も良いことは言うまでもない。この場合、金型6を交換
するときは、上ローラ7全体を交換する必要がある。
いま、下ローラ5と上ローラ7とを回転させ、その間に
テープパット基材2である帯状の材料を通過させると、
金型6と下ローラ5との間でテープパット基材2の上面
が加圧されることにより刻印され、所定の模様形状のも
のが連続的に送り出されてくる。上ローラ7の両端部の
被加圧ローラ11.1i上には、それぞれ加圧ローラ1
2,12が接触して載置されており、被加圧ローラ11
゜11を上から加圧することにより基軸10を介して金
型6が加圧されることになる。
すなわち金型6と下ローラ5との間を通過するテープパ
ット基材2には押圧力が伝えられる。したがって、テー
プパット基材2は、金型6の径(刃先端まで含む)をA
φ、上ローラ7の端の被加圧ローラ11.11の径をB
φとすると、Aφ−Bφ/2=T で計算される隙間Tの間に、基材2が挿入されて加工さ
れることになる。
この刃のテープパット基材2の表面に対する刻印の深さ
は、前述したように被加圧ローラ11゜11の直径によ
り調整される。この刻印の深度はテープパットの耐磨耗
性、曲げ弾性率、特に摩擦係数に微妙に影響するので対
象となる磁気テープに適した所定の深さにセットされる
。この刻印の形状は、1)波状、2)基盤目状、3)点
、4)丸、5)ドーナツ状、6)多角形状、7)斜め、
8)タテスジ、9)ヨコスジなどでも良い。
したがって、テープパット基材2の表面に刻印される表
面模様に応じて、これらの金型6から適宜のものが選択
される。テープパット基板2の表面に刻印される表面模
様は、テープパットの耐磨耗性、曲げ弾性率、特に摩擦
係数に微妙に影響するので、対象となる磁気テープに適
した所定の模様が採用される。
第4図は、前記テープパット基材2に刻印された後、打
ち抜き、曲げ加工されて成形されたテープパット30の
加工例である。テープパット基材2を使用した場合、曲
げ弾性率を正確に調整するための主な手法は、通称窓2
2と言われている切り抜き部の面積を変えることである
。切り抜き部の縦の長さ11と横の長さ12を所定の長
さに選び、磁気テープをテープガイドピン25に押して
弾圧する度合いを調整することができる(第4図)。
テープパット30には、固定用の固定保持穴23が曲げ
およびカットにより形成されている。
次にテープパット30を取り付ける方法であるが、テー
プパット30にはテープカセット本体31に設けられた
ピン24により保持される。ピン24は、固定保持穴2
3に挿入しテープパット30を保持する。リール32か
ら繰り出されたテープ33をテープパット30により、
ガイドピン25に加圧しテープ33を保持する。第6図
は、第5図の■の部分拡大図である。テープパット保持
部をテープカセット本体31から立設したピン24が、
またテープパット30が固定保持穴23に嵌め込んで取
り付けられている。
他にテープパット30の保持方法としては、立壁部、受
は座などや係合部としてはL字曲げ、菱形曲げ、切起こ
しなどが知られている。なお機械的な結合手段の代わり
に接着部を設けても良い。
[発明の効果] 以上、述べてきたようなことから、この発明は特に摩擦
係数を簡単に効率良く付与させることができる。テープ
パット基部に別のシートを張りつける作業などが不必要
となるため、組立の際の工数がそれだけ少なくなり、製
造コストがアップし価格が高くなるようなことがない。
また長期間使った場合や熱が加わった時に、積層に使う
接着剤や粘着剤が漏出しトラブルの原因になるというよ
うなこともない。サンドブラスト処理などを施す必要も
なく、面倒な処理工程が省は工数も少なくてすむ。
また、表面の粗さを変えるためには、サンドブラスト処
理の場合はサンド粒子や吹き付は強さなどの調整が面倒
でありその上粗さの微妙な調整が十分とはいえないが、
本発明は金型を交換すれば金型どうりの精巧な溝切り刻
印が簡単に製造することが可能である。
このように低摩擦性、処理工数、精密性、対トラブル面
、コスト面などの点で多くの利点を有し従来にない簡単
でかつ効率の良いテープパットの製造が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープパット製造装置の概略図、第2図はテー
プパット基材の表面を刻印加工しテープパットを造るた
めの製造装置の刻印装置を示す図、第3図は加工された
テープカット基材の断面図、第4図はテープパットの形
状を示す投視図、第5図はテープカセット図、第6図は
第5図の部分拡大図である。 2・・・テープパット基材、7・・・上ローラ、5・・
・下ローラ、10・・・基軸、12・・・加圧ローラ、
6・・・金型、30・・・テープパット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、単体のテープパットの基材の表面に刻印刃により押
    圧模様が刻印されたテープパット。 2、回転する上ローラ(7)と下ローラ(5)の間に帯
    状のテープパット基材(2)を通過させて、上ローラ(
    7)の金型(6)の刻印刃で前記テープパット基材(2
    )上面を一定の深さに押圧刻印し、前記金型(6)に配
    設された刃模様をそのままテープパット基材(2)表面
    上に付与し、連続的に送り出すことによりテープパット
    を製造する製造方法。
JP2201317A 1990-07-31 1990-07-31 テープパットとその製造方法 Pending JPH0487087A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06325544A (ja) * 1993-05-18 1994-11-25 Sakamaki Seisakusho:Kk 記録テープカセット用テープパッドの製造方法

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JP2011154821A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Ngk Spark Plug Co Ltd 固体酸化物形燃料電池
JP2011222159A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Ngk Spark Plug Co Ltd 固体酸化物形燃料電池,および固体酸化物形燃料電池システム

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