JPH01213881A - 磁気テープ巻取方法 - Google Patents

磁気テープ巻取方法

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JPH01213881A
JPH01213881A JP63038736A JP3873688A JPH01213881A JP H01213881 A JPH01213881 A JP H01213881A JP 63038736 A JP63038736 A JP 63038736A JP 3873688 A JP3873688 A JP 3873688A JP H01213881 A JPH01213881 A JP H01213881A
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reel
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光信 薄井
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    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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    • G11B15/32Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through the reels or cores on to which the record carrier is wound
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
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    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading

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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製品幅の磁気テープ原反から小巻のテープ巻
装体に所定長の磁気テープを巻き取ったり、あるいは−
旦テープ巻装体に巻かれた磁気テープを別のテープ巻装
体に巻き換えたりする場合や、製品幅より幅広いテープ
原反から複数の製品幅のテープ原反に裁断して巻き取る
場合の磁気テープ巻取方法に関するものである。
(従来の技術) オーティオカセットテープやビデ才力セントテープ、更
にはメモリーテープや放送用ビデオテープ等磁気テープ
の製造工程には、その中間工程として長尺の磁気テープ
原反からリールやハブ等の小巻のテープ巻装体に所定長
の磁気テープを巻き取る工程や、−旦、テープ巻装体に
巻き取った磁気テープを別のテープ巻装体に巻き換える
べく巻き取る再巻取工程や、製品幅より幅広いテープ原
反から複数の製品幅のテープ原反に裁断して巻き取る工
程などがある。
この巻取工程、再巻取工程において前記テープ巻装体に
磁気テープの巻き取りを行なった場合、送り出し側の前
記磁気テープ原反の物性、もしくは巻き取り側における
テープ巻装体の物性、さらには磁気テープ自体の物性に
よっては、巻き取り時において、テープ厚み方向の振動
や幅方向の振動などの如き、所謂テープ挙動が変化して
しまい、巻き取られた磁気テープの巻姿(巻装状B)の
問題、すなわちテープ巻装体の軸方向から観察したとき
の巻回(テープ端縁)が凹凸状態となる巻き乱れを生ず
る。特に、巻き取り時におけるテープ走行速度が速いほ
どこの傾向は強(なる。
このように巻き乱れが生じた磁気テープは外観品質は云
うに及ばず、テープ端縁の損傷が起こり易く種々のトラ
ブルを誘発したり、電磁変換特性の悪化を招くなどの問
題がある。特に高密度記録を行う、例えばビデオ用の磁
気テープにおいては、テープ端縁近傍に音声信号や同調
信号を記録するため、上記の如き巻き乱れは掻めて大き
な問題であった。
このため従来の磁気テープ製造工程では、前記巻取工程
や再巻取工程の後で前記巻姿を全数チエ7りすべく例え
ば目視等による検査がなされており、このためのコスト
と時間を要することは磁気テープ製造工程の大きなネッ
クであった。
また、この検査負荷を軽減すべく巻姿良化を目指し巻姿
の良品得率の低い磁気テープの巻き取りにおいては、従
来より例えば第8図ならびに第9図に示すような化粧巻
と称する方式が採用されている。
第8図ならびに第9図は巻き取り側のテープ巻装体2の
周辺を示す概略斜視図である。第8図に示したものの場
合は、回転ローラ12.13.14によって回転自在に
保持された例えばゴム、ポリイミドなどから成るフレキ
シブルなエンドレスベルト11が磁気テープTと共に回
転しつつテープ巻装体2の半径方向に向って弾性的にテ
ープ磁性面を押圧して、磁気テープTの巻姿を整えるよ
うに構成している。第9図に示したものの場合は、テー
プ巻装体2の一方のフランジと磁気テープTの端縁との
間に比較的柔かい不織布等からなるベルト15が設けら
れている。このベルト15はベルト送り出し側16に巻
かれたものが回転ローラ17等に保持されてゆっくりと
した一定の速さで巻き取り側18に巻き取られに行(間
に、一方のテープ端縁を押圧して巻姿を整えるようにし
ている。
しかしながら、上記両者とも磁気テープTに直接接触す
る構造であるため、例えば磁性層のけずれや不織布の繊
維の脱落等によるドロップアウトの発生、不適当な押圧
力によるテープ変形、テープ端縁の損傷の如き種々の問
題を生じ、その本来の機能を果さない場合もあった。更
に、これらの化粧巻機構はそれ自体の消耗が大きく価格
的な面、メンテナンス性の点で問題があるばかりか、テ
ープ巻装体2を入れ替える際に、少な(ともその作用を
行う位置と非作用位置とに移動するような構造としなけ
ればならず、巻取装置を複雑にし、テープ巻装体の入れ
替に比較的時間がかかり生産性を同一ヒさせようとした
場合、その移動時間も生産性向上の支障となるものであ
る。
現在のカセットテープの巻取方式には、前記化粧巻を実
施した後カセットに挿入して製品を完成させていくオー
プン巻取方式と別にもう1つの方式としてカセット組立
工程の最終段階において磁気テープを巻き取るようにし
た、所謂、インカセット巻取もしくはC−0巻取、■−
〇巻取と称される方式がある。
この方式は第10図および第11図に示す如く予めカセ
ット23の中に磁気テープ以外の全部品を組み立て、リ
ーダーテープ10でつながれた送り出し側のテープ巻装
体と巻き取り側のテープ巻装体が挿入されネジ締めまで
完了したワーク(これを一般にv−o、c−o等と呼ぶ
)に、インカセットヮインダと称する巻取装置で前記リ
ーダーテープを引き出し切断後、その片側のリーダーテ
ープに巻き取ろうとする磁気テープの先端を接合し、も
う一方のリーダーテープは吸着部材22により保持して
おき、接合された側のテープ巻装体2を回転し、所定長
の磁気テープTを巻き取り切断し、最後に、巻き取った
磁気テープTの終端ともう1方のリーダーテープ10を
接合して製品を完成させるカセットテープの巻き取り方
式である。このインカセット巻取方式では前述したよう
なテープ巻装体の部分で機械的に磁気テープに接触する
ようにことは不可能であり、巻姿の良し悪しは、テープ
物性やカセット部品のバラツキに左右され、全く制御出
来ず、極めて巻姿得率が悪い。この場合、巻姿を良化す
べくカセットの入口部に上下にっば25a。
25bを有したローラ24等を配設して、巻き取られて
いく磁気テープの幅方向にこのっば25a、25bによ
って力を加えて、片側へテープを押し付けようにするこ
とが試みられているが、はとんど巻姿良化の効果がなく
、テープ巻装状態を良くする手だてがまったくないのが
現状である。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、磁気テープの物性がバラツキを有していてもテープ
巻装体の巻き取り時の巻姿に乱れを生じさせることなく
巻取操作を行なう方法を提供しようとするものである。
また、磁気テープに機械的に接触する上記化粧巻方式の
ように巻取装置の複雑化ならびに上記の如き副次的作用
によるテープ品質の低下等を解消することのでき、かつ
テープ巻取工程の作業性を向上することのできる磁気テ
ープ巻取方法を提供することを目的とする。
又、インカセント巻取方式についても効果的に巻姿を良
化させることのできる磁気テープ巻取方法を提供するこ
とにある。
(発明の構成) 本発明のかかる目的は、磁気テープをフランジ付きのテ
ープ巻装体に巻き取るときに、少な(とも前記テープ巻
装体の近傍において、磁気テープをテープ幅方向に付勢
する磁界をかける磁気テープ巻取方法であって、前記磁
界によって前記磁気テープを引き寄せる側のフランジ内
面と巻装体コアのかど部と該フランジ内面に対向するテ
ープ端縁とのテープ幅方向の相対位1が、フランジ外周
縁近傍において、0.5Bの間隙を有する状態から0 
、5 amのすらせ状態の範囲内となるようにテープ走
行案内を行うことを特徴とする磁気テープ巻取方法によ
り達成することができる。
いて説明する。
第1図及び第2図は本発明の方法に基づいた磁気テープ
巻取装置1の一実施!13i様の概略正面図及び矢印A
方向からの側面図である。この巻取装置1は例えばビデ
オテーブカセントに内蔵される一対のテープ巻装体2と
3(以下単に「テープリール」と云う)に磁気テープT
を予め@装してから組込む方法に用いられるものである
上記巻取装置1の概略的な動作を以下述べる。
始めに、テープリール2.3は所定の長さを有したり−
ターテープ10 (第1図では片側の半分だけ図示しで
ある)により連結された状態で、巻取装置1において回
転駆動される軸4.5にそれぞれ装着された後、該リー
ダーテープ10はそのほぼ中央で切断され、テープリー
ル2側の端部と予め装着されていた磁気テープ原反6の
先端とが接合テープ等により接合される。そして、テー
プリール2に所定長巻き取られた磁気テープTは切断さ
れたのち、その端部が一方のテープリール3例のリーダ
ーテープ10に接合される。
なお、リーダーテープ10ならびに磁気テープTの切断
や該リーダーテープ10と磁気テープTとの接合は、テ
ープ端部の保持部材、切断用カッター、接合テープなど
が設けられている切断接合手段9により行われ、又、テ
ープ原反6から送り出される磁気テープTはガイドビン
やガイドローラ等から成るパス系8を通してテープリー
ル2に巻き取られていく。又、第2図においては切断接
合手段9を削除しである。
上記した範囲内においては、従来装置と同様ではあるが
、本発明の特徴は、テープリール2の装着部分にある。
即ち磁気テープTを巻き取るテープリール2の中心孔に
係合する軸4の回りに第3図に示す様なドーナツ形状の
永久磁石19が設けられている事と、テープリール2に
巻き取られる磁気テープTの前記磁石側のテープエッヂ
27と該テープ巻装体2の磁石側フランジの内面と巻装
体コア26とのかど部2Bとのテープ幅方向での相対位
置が0.51−の間隙を有する“スキマあり”の状態か
ら0.51のすらせ状態の範囲、望ましくは−0,2〜
ONの位置関係にして巻き取る事にある。
なお、本明細書中においては、上記“すらせ状態”とい
うのは、第4図の状態を言い、“スキマあり”というの
は第5図の状態を言うものであって、後述する“テープ
圧縮しろ”として表現することができる。
第4図に示すように永久磁石19は例えば支持部20に
より支持されて巻取袋N1の本体に取り付けられており
、テープリール2の片方のフランジ2aに接近した所に
位置している。そして、この永久磁石19はテープリー
ル2に沿った方向の幅eは、少なくとも巻装されるテー
プ幅よりも大きくなっていることが望ましい。又永久磁
石19の磁界の方向は概ね軸4の方向に沿っている。
なお、軸4はモータ等の駆動手段21に連結されて回転
駆動されるようになされている。
このように構成された巻取部分で磁気手段Tを巻き取る
と、該磁気手段Tは永久磁石19側へ引張られ磁石側の
フランジ2aにその一方のテープエツジ27が接するよ
うにして巻き込まれて行く、また、すでにテープリール
2に巻き込まれたテープ自体も、全体として磁界の力を
受けるので安定した状態に保持される。即ち、磁界によ
り磁性体の塗布された磁気テープTには該テープTと非
接触で付勢力を与えることができる。さらに、テープリ
ール2の直前に配置されたローラ24によってテープパ
スの位置規制を行っている。すなわち、第4図に示すよ
うに、ローラ24のつば25aにより、磁石側のテープ
エツジ27とは反対側のテープエツジを僅かに押さえる
ようにし、フランジ2aの外周縁近傍において、テープ
幅方向の位置関係はテープエツジ27が巻装体コア2b
の磁石側のかど部28よりも幅tmだけ磁石側へ偏位し
たすらせ状態に保たれている。又、第5図に示すように
、上記とは反対側のつば25bにより磁石側のテープエ
ツジ27を磁石19の引張り力とは反対方向へ僅かに押
さえるようにし、フランジ2aの外周縁近傍において、
テープエツジ27が巻装体コア2bの磁石側のかど部2
8よりもテープリール中心寄りに幅t +nだけの間隙
を有するスキマありの状態に保たれている。
このように、磁界による付勢力とローラ24による押圧
力の如く2つの異なった力が、テープリール2に巻き取
られる直前の磁気テープTに加えられることにより磁気
テープTを常に緊張した状態に保つことができてテープ
挙動の安定を図ることができる。
第5図に示すつば25bによる押圧力は磁石19により
磁気テープTがフランジ2a側に引き寄せられる程度、
すなわち、磁石19の働きに支障がない程度の力である
ことは勿論であり、この範囲を磁気テープTの偏位置で
表わすと、上記幅tが0.511以下で良好な結果を得
ることができた。なお、この値をテープ圧縮しろで表わ
すと、磁石19による引張り方向とは反対側への偏位で
あるので、マイナス方向のテープ圧縮しろとして表現で
きる。
第4図に示したように、つば25aによる押圧力は、そ
の力の程度を磁気テープTの偏位量で表すと、テープエ
ツジ27とフランジ2aとの接触程度を考慮し、上記幅
tが0.5N以下のプラスのテープ圧縮しろで良好な結
果を得ることができた。
上述のように、磁界及びローラ24が作用することで磁
気テープTは、テープ幅方向の巻きずれがなく極めて好
ましい状態で巻き上がる。特に、磁気テープTが高速で
巻き込まれるときには、該テープTと共に空気も巻き込
まれ、すでに巻かれている磁気テープTとの間に空気層
ができ、巻き込まれつつある磁気テープTはテープ幅方
向に極めて動き易い状態になっているので、上記磁石1
9の磁力の作用で容易にテープ端縁を揃えることができ
る。
永久磁石19の磁力の強さは特に限定されるものではな
く、例えば、巻き取り時のテープテンション、磁気テー
プTの種類、該磁石19と磁気テープTとの距離、巻き
取り速度(テープ走行速度)、if!気テープTへの磁
界の影響など種々の条件を考慮して設定することができ
る。又、必要に応じて巻き取り後、消磁を行うようにし
てもよい。
上記実施態様においては、永久磁石19は所定の位置に
固定するように構成したが、本発明はこのような態様に
限るものではなく、軸4に沿った方向に移動可能とし、
磁気テープTにかける磁力の強さを自在に変化できるよ
うにすると共に、ローラ24のテープ幅方向の位置を移
動自在に構成してもよい。又、永久磁石19の形状も上
述の如くテープリール2のフランジとほぼ同形のドーナ
ノツ形状で軸周り全域に設けなくてもよい。すなわち磁
気テープTがテープリール2に巻き込まれる部分的な領
域において、該テープTに磁界を及ぼすように構成して
もよく、またその形状も種々変更できるものである。
上記実施態様においては、永久磁石19をテープリール
2のフランジ2a側(下フランジ側)に設けたが、本発
明はこのような態様に限らず、第6図に示すようにフラ
ンジ2a側(上フランジ側)に永久磁石19を配置した
構造であってもよい、なお、この場合においては、永久
磁石19の形状は軸4等により制限を受けないために、
円盤状にすることもできる。又、第6図はすらせ状態を
示しており、当然のことながらローラ24の作用のさせ
方は第4図に示した場合とは逆になる。さらに、ローラ
24を2ヶ設けることにより、テープエツジ27とつば
25a、25bとの接触を軟かくすることができる。
又、上記実施態様においては、永久磁石19をテープリ
ール2の片側に設けたが、本発明はこのような態様に限
るものではなく、例えばテープリール2をはさんで永久
磁石19と反対側に磁石を設け、両磁石間に磁力線を通
すように構成することもできる。この場合、テープリー
ル2部分の磁力線の方向は軸4の軸線に完全に一致する
ので、磁気テープTの受ける力の方向性は極めて安定す
る。なおこの場合は、磁気テープTを片側へ偏倚させる
ためには、両磁石の磁力の強さや磁気テープTからの位
置関係を適宜変えるように構成することは云うまでもな
い。
上記各実施態様における磁石は永久磁石を用いたが、本
発明はこれに限るものではなく、電磁石を用いることも
できる。この場合、電磁石に流す電流の量を変化させる
ことにより、該電磁石の磁力を自在に変えることができ
る。
上記巻取装置1において磁石を軸4の所のみに設けるよ
うな構造としたが、本発明はこれに限られるものではな
く、例えば、磁気テープTの走行系路であるパス系8の
所にも磁石を適宜設け、テープ幅方向に磁力を作用させ
ることにより、磁気テープTの幅方向の振れを抑えてテ
ープ走行性を安定化させるようにしてもよい。
又、上記実施LF様ではオーブリール方式の巻取装置に
ついて述べたが、本発明は、その他の方式による例えば
インカセット巻取方式の巻取装置にも適用できることは
勿論であり、更に、本発明はその他、製品幅より幅広い
テープ原反から複数の製品幅のテープ原反に裁断しなが
ら巻き取る装置にも適用できることは勿論である。
(発明の効果) 以上詳細に述べたように、本発明の如く磁気テープを巻
き取る際に、磁界を利用してテープ幅方向に引き寄せる
と共に該磁界を作用させた近傍においてつば付きローラ
によりテープ幅方向(磁界による引き寄せ方向あるいは
反引き寄せ方向)に押圧することにより、巻き取られる
直前の磁気テープに適宜緊張状態を作り出すことができ
るので、磁界のみを作用させた場合と比べても、非常に
弱い磁界であってもテープ走行が掻めて安定し、しかも
ローラによる接触圧は非常に小さいのでテープエツジの
損傷は全く生じることがなく、テープ巻姿を極めて良好
にすることができる。
又、本発明は磁気テープの巻装状態(巻姿)を良くする
力を作用させるのにほとんど非接触といえるものである
ので、従来の如く接触による、例えばテープ折れ、テー
プ端縁の損傷あるいは磁性面の損傷などのトラブルが生
じることがなり、磁気テープの品質の向上をはかること
ができる。又本発明によく巻取装置はテープ巻装状態を
整える手段が複雑にならないと云う掻めて大きな効果を
奏する。
従って、本発明によれば、磁気テープの品質の向上なら
びに巻き取り工程の生産性の向上をはかることができる
、特にインカセット巻取方法においては飛躍的に進歩し
た方法を提供することができる。
以下、実施例により本発明の効果をより明確にする。
(実施例) 下記に示す各成分をボールミルに入れて充分に混合分散
させて磁性塗布液とした。
・磁気テープの磁性塗布液 CO含有磁性酸化鉄(S bet35 ms/g)10
0重量部 ニトロセルロース         10〃ポリウレタ
ン樹脂(商品名[ニラポラン2304 J8 〃 ポリイソシアネート        8 〃CO2O3
2〃 カーボンブラック(平均粒径20μrn) 2 〜ステ
アリン酸            1 〃ステアリン酸
ブチル        1 〃メチルエチルケトン  
      300〃磁気テープのベースには厚さ15
μmで幅1mのポリエチレンテレフタレートを用いて上
記磁性塗布液を塗布して幅広のテープ原反を製造し、そ
の後、172インチの幅にスリットして製品幅の磁気テ
ープのサンプルを作った。
上記サンプルを用いて下記のテープ巻取条件にてテープ
リールへの巻き取りを実施した。なお、巻き取りに使用
した装置は第1図〜第5図に示した装置を用いた。
・テープ巻取条件 磁気テープ張力・・・巻き始めが100gで巻終りが7
5gのテーパーテンションをか けた。
磁気テープ巻取速度・・・最大10m/s磁石材質・・
・Sm−Co系 磁界の強さ・・・20000e 、14000eおよび
00e(磁界なし)の場合。
テープ圧縮しろ・・・−0,6,−0,4,O、+0.
2. +0.4゜+0.6 wx。
テープ長さ・・・247m。
巻き取りの実施結果を第7図のグラフに示す。
なお、O印が20000eの磁界をかけた場合、Δ印が
14000eの磁界をかけた場合、×印が磁界なしの場
合を示し、各磁界の強さにおけるテープ圧縮しろ(1)
を変えて各20個のサンプルについて巻き取りを行い巻
姿良品率を検査した。そして80%以上の良品率を基準
に判定を行った結果、テープ圧縮しろ(1)が−0,5
fi〜+0.5 tmの範囲であれば良好な結果を得ら
れることが判った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法による巻取装置の一実施B様の概
略正面図、第2図はその概略側面図、第3図は第2図に
示す磁石の拡大斜視図、第4図及び第5図は第2図の軸
方向に沿った拡大断面図、第6図は本発明の他の実施態
様を示す断面図、第7図は巻姿良品率とテープ圧縮しろ
との関係を示すグラフ、第8図および第9図はそれぞれ
従来の巻取装置の一部を示す概略斜視図、第10図はイ
ンカセット巻取方法による従来の巻取装置の概略平面図
、第11図は第10図の要部拡大側面図である。 1・・・巻取装置、2.3・・・テープ巻装体(テープ
リール)、2b・・・巻装体コア、4.5・・・軸、6
・・・原反、8・・・パス系、9・・・切断接合手段、
11・・・エンドレスヘルド、12.13.14.17
・・・回転ローラ、15・・・ヘルド、16・・・ベル
ト送り出し側、18・・・ベルト巻キ取り側、19・・
・永久磁石、20・・・支持部、21・・・駆動手段、
22・・・吸着部材、23・・・カセット、24・・・
ローラ、25a、25b・・・つば、26・・・リール
押え、27・・・テープエツジ、28・・・かど部であ
る。 第1図 C+J 2図 r、;3  図 菊4図 3 7  図 0’20000e Δ、1400 oe メ    OOe ↑−プL怖(3(ス) 第8図 1 10 図 お 第  11   図 手続補正歯 昭和63年 4月2日 1寺貫午庁艮宮 殿 1、 事件の表示 昭和63年特許願第38736号 2、 発明の名称 磁気テープ巻取方法 3、 補正をする者 事件との関係: 特許出願人 名 称: (520) ’U士写真フィルム株式会社4
、代理人 住所:〒100  東京都千代田区電が1ffi3丁目
2番5号 霞が関ビル29階霞が関ビル内郵便局私書箱
第49号 5、 補I[により増加する請求項の数: 06、 補
正の対象:1)明i11@の「発明の詳細な説明」の欄
2)図 面 (1)  明細書第2頁第9行目の「オーディオ」を「
オーディオ」と補正する。 (2)  同書第7頁第2行目の「接触するように」を
「接触するような」と補正する。 (3)  同書第9頁第12行目の「リーダーテープ」
を「リーダーテープ」と補正する。 (4)  同書第10頁第8行目の「バス系」を「パス
系」と補正する。 (5)  同書第11頁第19行目の「!l気手段T」
を「磁気テープT」と補正する。 (6)  同書第10頁第80行目の「オーブリール方
式」を「オーブンリール方式」補正する。 (7)  同書第18頁第16行目の「本発明によく」
を「本発明による」と補正する。 2ノ  (刀菌の’$401号・H兵の通りに補正り。 第  4  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気テープをフランジ付きのテープ巻装体に巻き取ると
    きに、少なくとも前記テープ巻装体の近傍において、磁
    気テープをテープ幅方向に付勢する磁界をかける磁気テ
    ープ巻取方法であって、前記磁界によって前記磁気テー
    プを引き寄せる側のフランジ内面と巻装体コアのかど部
    と該フランジ内面に対向するテープエッジとのテープ幅
    方向の相対位置が、フランジ外周縁近傍において、0.
    5mmの間隙を有する状態から0.5mmのすらせ状態
    の範囲内となるようにテープ走行案内を行うことを特徴
    とする磁気テープ巻取方法。
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