JP2010257779A - 固体酸化物形燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助層の交換が容易な固体酸化物形燃料電池を提供すること。
【解決手段】燃料電池スタック5の両側に、補助層として、空気予熱器7と燃料ガス予熱器9とがそれぞれ積層されている。また、燃料電池スタック5と空気予熱器7と燃料ガス予熱器9とを貫いて、ボルト11〜25が配置されている、このボルト11〜25及びナット27は、補助層7、9と燃料電池スタック5とを分離可能に一体に結束して固定するための連結部材である。従って、ボルト11〜25及びナット27を緩めると、補助層7、9と燃料電池スタック5とを分離できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セルを複数積層した固体酸化物形燃料電池スタックを備えた固体酸化物形燃料電池に関するものである。
従来より、燃料電池として、電解質に固体酸化物を用いた固体酸化物形燃料電池(以下SOFCとも記す)が知られている。
このSOFCは、例えば板状の固体電解質体の各面に燃料極と空気極とを備えた燃料電池セルを、多数積層してスタック(燃料電池スタック)を形成し、燃料極に燃料ガスを供給するとともに、空気極に空気を供給し、燃料及び空気中の酸素を固体電解質体を介して化学反応させることによって電力を発生させるものである。
この固体酸化物形燃料電池は、600〜1000℃という高温で動作させるので、固体酸化物形燃料電池の運転温度を維持するための構造が必要になっている。
例えば下記特許文献1には、燃料電池スタックを、外部から供給される空気を加熱するための熱交換層や、外部から供給される燃料ガス(主に都市ガス、天然ガスなど)を改質するための改質層などの補助層で挟み込んで一体化する構造が開示されている。
特開平7−136315号公報
ところが、上記引用文献1には、燃料電池スタックと補助層とを一体化させる手法の開示がなく、一体化の検討が十分でないという問題があった。
つまり、一体化の手法としては、例えば燃料電池スタックと補助層とをロー付けや溶接により接合する方法が考えられるが、固体酸化物形燃料電池においては、劣化の激しい部分とそうでない箇所(例えば改質層等の補助層)とがあり、この方法では、補助層だけを交換することが難しいという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、補助層の交換が容易な固体酸化物形燃料電池を提供することを目的とする。
(1)請求項1の発明は、固体酸化物形燃料電池セルに燃料ガスと酸化剤ガスとを供給して発電を行う固体酸化物形燃料電池において、複数の前記固体酸化物形燃料電池セルを所定方向に積層した固体酸化物形燃料電池スタックと、前記燃料ガスを改質する改質器、前記発電後の残余の燃料ガスを燃焼する燃焼器、前記酸化剤ガスを予熱する酸化剤ガス予熱器、前記燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱器、及び液体原料を気化する気化器の各機能のうち、少なくとも一つの機能を有する補助層と、を備え、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とは、前記積層方向に配置されるとともに、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とを前記積層方向に貫通するボルトにより、分離可能に一体化されていることを特徴とする。
本発明では、固体酸化物形燃料電池スタックと補助層とは、固体酸化物形燃料電池セルの積層方向に配置されており、この固体酸化物形燃料電池スタックと補助層とは、両者を積層方向に貫通するボルトにより、分離可能に一体化されている。
従って、例えば補助層が劣化した場合には、ボルトによる固定を緩めることによって、固体酸化物形燃料電池スタックと補助層とを分離することができる。よって、劣化した補助層のみを取り外して交換することが容易である。
なお、補助層としては、1層又は(同一又は異なる機能を有する)複数層を採用でき、その配置も、固体酸化物形燃料電池スタックの一方のみに配置しても良いが、両方に配置してもよい。
また、前記ボルトは、ナット等と螺合して固体酸化物形燃料電池スタックと補助層とを押圧して固定できるので、このボルトを用いて、複数の固体酸化物形燃料電池セルを押圧して固体酸化物形燃料電池スタックを一体化させてもよい。
(2)請求項2の発明は、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層との間のガス流通は、前記ボルトが挿通される挿通孔を介して行われる構造であることを特徴とする。
本発明では、固体酸化物形燃料電池スタックと補助層とを貫くようにボルトが配置されているので、このボルトが挿通される挿通孔(従ってボルトの外周と挿通孔の内周面の間に形成される空間等)を介して、燃料ガスや酸化剤ガス等のガス流通を行うことができる。これにより、固体酸化物形燃料電池を小型化することができる。
なお、ボルト内部に、例えば軸方向に伸びて挿通孔に開口する内部孔を形成し、この内部孔をガス流通のために用いてもよい。
(3)請求項3の発明は、前記固体酸化物形燃料電池にガスを供給するガス導入孔と、前記固体酸化物形燃料電池からガスを排出するガス排出孔との2種類のガス流通孔のうち、少なくとも前記ガス導入孔を備えるとともに、前記ガス流通孔は、前記補助層において前記ボルトが配置される箇所以外に設置されていることを特徴とする。
本発明では、ガス流通孔は、補助層においてボルトが配置される箇所以外に設置されているので、例えばボルトの内部にガス流路を形成する場合に比べて、ボルトの構造(従って固体酸化物形燃料電池の構成)を簡易化することができる。また、ボルトの強度も高めることができ、更に、ガスの圧損も低減することができ、ガス流路の径を大きくすることも容易になる。
(4)請求項4の発明は、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とは、電気的に絶縁されていることを特徴とする。
本発明では、固体酸化物形燃料電池スタックと補助層とは、電気的に絶縁されているので、例えば補助層にガス配管を形成した場合には、ガス配管と固体酸化物形燃料電池スタックとが電気的に絶縁されることになる。これにより、例えばガス配管と固体酸化物形燃料電池スタックとの間のショートや漏電を防止する効果がある。
なお、固体酸化物形燃料電池スタックと補助層とを電気的に絶縁する方法としては、固体酸化物形燃料電池スタックと補助層とをボルトで一体化する際に、固体酸化物形燃料電池スタックと補助層との間に配置する(ガスのリークを防止する)シール材を、電気絶縁性を有する材料にすることが考えられる。この電気絶縁性のシール材としては、マイカシート、セラミック繊維シート、セラミック圧粉シート、ガラスシート、ガラスセラミック複合剤等、各種の材料を使用することができる。
(a)は実施例1の固体酸化物形燃料電池の平面図、(b)は固体酸化物形燃料電池の側面図である。 固体酸化物形燃料電池セルを分解した状態を示す説明図である。 固体酸化物形燃料電池内部のガス流路を模式的に示す説明図である。 (a)は空気予熱器の外側層のガス流路を示す説明図、(b)は空気予熱器の内側層のガス流路を示す説明図、(c)は燃料ガス予熱器の内側層のガス流路を示す説明図、(d)は燃料ガス予熱器の外側層のガス流路を示す説明図である。 (a)は空気の流路を示す説明図、(b)は燃料ガスの流路を示す説明図である。 実施例2の固体酸化物形燃料電池を模式的に示す説明図である。 実施例3の固体酸化物形燃料電池を模式的に示す説明図である。 実施例4の固体酸化物形燃料電池を模式的に示す説明図である。 実施例5の固体酸化物形燃料電池を模式的に示す説明図である。
以下、本発明が適用された固体酸化物形燃料電池の実施例について図面を用いて説明する。
a)まず、本実施例の固体酸化物形燃料電池の概略構成について説明する。
図1に示すように、固体酸化物形燃料電池1は、燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば空気)との供給を受けて発電を行う装置である。
この固体酸化物形燃料電池1は、発電単位である平板形の燃料電池セル3が複数個積層された燃料電池スタック5と、燃料電池スタック5の積層方向の両側に配置された補助層7、9と、燃料電池スタック5及び両補助層7、9を貫く複数のボルト11〜25と、各ボルト11〜25の両端に螺合する各ナット27(総称)と、空気を固体酸化物形燃料電池1に供給する空気導入管29と、発電後の空気を固体酸化物形燃料電池1から排出する空気排出管31と、燃料ガスを固体酸化物形燃料電池1に供給する燃料導入管33と、発電後の燃料ガスを固体酸化物形燃料電池1から排出する燃料排出管35とを備えている。以下、各構成について説明する。
・図2に分解して示すように、前記燃料電池セル3は、いわゆる燃料極支持膜形タイプの燃料電池セルであり、燃料ガス流路37側には、燃料極(アノード)39が配置されるとともに、燃料極39の図2上側の表面には薄膜の固体電解質体41が形成される。その固体電解質体41の空気流路45側の表面には、空気極(カソード)43が形成されている。なお、前記燃料電池スタック5は、複数個の燃料電池セル3が電気的に直列に接続されたものである。
固体電解質体41としては、YSZ、ScSZ、SDC、GDC、ペロブスカイト系酸化物等の材料が使用できる。また、燃料極37としては、Ni及びNiとセラミックとのサーメットが使用でき、空気極43としては、ペロブスカイト系酸化物、各種貴金属及び貴金属とセラミックとのサーメットが使用できる。
空気極43と図2上方の金属製のインターコネクタ47との間には、その導通を確保するために集電体49が配置されている。なお、ここでは、燃料極39と固体電解質体41と空気極43とをセル本体51と称する。
詳しくは、燃料電池セル3は、上下一対の金属製のインターコネクタ47、47の間に、空気流路45側の金属製の四角枠状の空気極フレーム53と、セラミックス製の四角枠状の絶縁フレーム55と、セル本体51を接合して配置するとともにガス流路を遮断する金属製の四角枠状のセパレータ57と、燃料ガス流路37側の金属製の四角枠状の燃料極フレーム59とを備えている。
つまり、インターコネクタ(その外周縁部)47と空気極フレーム53と絶縁フレーム55とセパレータ(その外周縁部)57と燃料極フレーム59とにより、燃料電池セル3の枠部61が構成されており、この枠部61に、ボルト11〜25が貫挿される挿通孔63が形成されている。
・図3に模式的に示すように、前記補助層7、9は、燃料電池スタック5の発電を補助する平板形の層であり、燃料ガスを改質する改質器、発電後の残余の燃料ガスを燃焼する燃焼器、酸化剤ガス(例えば空気)を予熱する酸化剤ガス予熱器(空気予熱器)、燃料ガス(例えば水素)を予熱する燃料ガス予熱器、及び液体原料を気化する気化器の各機能のうち、少なくとも一つの機能を有する補助層である。
本実施例では、補助層7、9として、燃料電池スタック5の一方(図3上方)に空気予熱器7を備え、他方(図3下方)に燃料ガス予熱器9を備えた例を挙げる。この空気予熱器7は、燃料電池スタック5に導入される空気と燃料電池スタック5から排出される(発電後の)空気との間で熱交換を行うために、内側層65と外側層67の2層構造を備えている。同様に、燃料ガス予熱器9も、燃料電池スタック5に導入される燃料ガスと燃料電池スタック5から排出される(発電後の)燃料ガスとの間で熱交換を行うために、内側層69と外側層71とを備えている。
また、空気予熱器7の外側表面(図3上方)には、空気を空気予熱器7内に導入する空気導入孔73と連通するように、空気導入管29が(例えばロウ付けや溶接により)接合され、更に、同外側表面には、発電後の空気を空気予熱器7外に排出する空気排出孔75と連通するように、空気排出管75が接合されている。同様に、燃料ガス予熱器9の外側表面(図3下方)には、燃料ガスを燃料ガス予熱器9内に導入する燃料導入孔77と連通するように、燃料導入管33が接合され、更に、同外側表面には、発電後の燃料ガスを燃料ガス予熱器9外に排出する燃料排出孔79と連通するように、燃料排出管35が接合されている。
なお、空気導入管29と空気排出管31と燃料導入管33と燃料排出管35とは、前記ボルト11〜25の配置と同様な配置で設置されている(図1(a)参照)。
更に、燃料電池スタック5と空気予熱器7との間、及び燃料電池スタック5と燃料ガス予熱器9との間には、各部材間を電気的に絶縁し且つガスをシールするために、電気絶縁性及びガスシール性を有するシール材81が配置されている。なお、このシール材81としては、例えばマイカシート、セラミック繊維シート、セラミック圧粉シート、ガラスシート、ガラスセラミック複合剤等、各種の材料を使用することができる。
また、図3上方のナット27と空気予熱器7との間、及び図4下方のナット27と燃料ガス予熱器9との間にも、各部材間を電気的に絶縁し且つガスをシールするために、前記シール材81と同様なシール材83が配置されている。
b)次に、本実施例の要部であるボルト11〜25による固定等について説明する。
前記図1に示すように、ボルト11〜25及びナット27は、補助層7、9と燃料電池スタック5とを分離可能に一体に結束して固定するための連結部材である。なお、ボルト11〜25及びナット27から構成される連結部材としては、一端に頭部を有するボルトの他端にナットを取り付ける構成としてもよい。
従って、このボルト11〜25及びナット27によって、固体酸化物形燃料電池1を積層方向に締め付けると、補助層7、9と燃料電池スタック5とを一体に固定できる。逆に、ボルト11〜25及びナット27による固定を緩めると、補助層7、9と燃料電池スタック5とを分離することができる。
また、ボルト11〜25のうち、固体酸化物形燃料電池1の四隅に配置された4本のボルト11、15、19、23は、単に補助層7、9と燃料電池スタック5とを固定するためのみに使用されるボルトである。
一方、他のボルト13、17、21、25は、補助層7、9と燃料電池スタック5との固定とともに、ガスを流通させる流路として用いられる。即ち、後に詳述する様に、ボルト17、25が貫挿される挿通孔63は、空気の流路として用いられ、ボルト13、21が貫挿される挿通孔63は、燃料ガスの流路として用いられる。
なお、燃料電池スタック5は複数の燃料電池セル3が積層されたものであるが、この複数の燃料電池セル3が、ボルト11〜25及びナット27によって固定されている場合には、ボルト11〜25及びナット27を緩めると、各燃料電池セル3も分離する。一方、各燃料電池セル3同士がロウ材等により一体化されている場合には、ボルト11〜25及びナット27を緩めても、燃料電池スタック5と補助層7、9とが分離するのみである。
c)次に、本実施例におけるガスの流路について説明する。
<空気の流路>
図3に示す様に、空気は、空気導入管29から空気予熱器7の空気導入孔73を介して、空気予熱器7の内側層65(詳しくは図4(b)に示す内側層65のガス流路85)に導入される。
この空気は、空気予熱器7の外側層67(詳しくは図4(a)に示す外側層67のガス流路87)を流れる発電後の高温の空気との間で熱交換が行われることにより、予熱される。
予熱後の空気は、ボルト25の周囲の挿通孔63を通って、各燃料電池セル3の空気流路45に分配供給される(図5(a)参照)。
各燃料電池セル3にて発電に寄与した残余の空気は、ボルト17の周囲の挿通孔63を通って、空気予熱器7の外側層67に導入され、上述した熱交換の後に、空気排出孔75から空気排出管31を介して、外部に外出される。
<燃料ガスの流路>
燃料ガスは、燃料導入管33から燃料ガス予熱器9の燃料導入孔77を介して、燃料ガス予熱器9の外側層71(詳しくは図4(d)に示す外側層71のガス流路91)に導入される。
この燃料ガスは、燃料ガス予熱器9の内側層69(詳しくは図4(c)に示す内側層69のガス流路93)を流れる発電後の高温の燃料ガスとの間で熱交換が行われることにより、予熱される。
予熱後の燃料ガスは、ボルト21の周囲の挿通孔63を通って、各燃料電池セル3の燃料ガス流路37に分配供給される(図5(b)参照)。
各燃料電池セル3にて発電に寄与した残余の燃料ガスは、ボルト13の周囲の挿通孔63を通って、燃料ガス予熱器9の内側層69に導入され、上述した熱交換の後に、燃料排出孔79から燃料排出管35を介して、外部に外出される。
d)本実施例の効果について説明する。
本実施例では、燃料電池スタック5と補助層である空気予熱器7及び燃料ガス予熱器9とは、燃料電池セル3の積層方向に配置されており、この燃料電池スタック5と補助層7、9とは、それらを積層方向に貫通するボルト11〜25により、分離可能に一体化されている。
従って、補助層7、9が劣化した場合には、ボルト11〜25による固定を緩めることによって、燃料電池スタック5と補助層7、9とを分離することができる。よって、劣化した補助層7、9のみを取り外して交換することが容易である。
また、本実施例では、燃料電池スタック5と補助層7、9とを貫くようにボルト11〜25が配置されているので、このボルト11〜25(このうちボルト13、17、21、25)が挿通される挿通孔63を介して、燃料ガスや空気等のガス流通を行うことができる。これにより、固体酸化物形燃料電池1を小型化することができる。
更に、本実施例では、空気導入孔73、空気排出孔75、燃料ガス導入孔77、燃料ガス排出孔79は、補助層7、9においてボルト11〜25が配置される箇所以外に設置されている。よって、ボルト13、17、21、25の内部にガス流路を形成する場合に比べて、ボルト13、17、21、25(従って固体酸化物形燃料電池1)の構成を簡易化することができる。また、ボルト13、17、21、25の強度も高めることができ、更に、ガスの圧損も低減することができ、ガス流路の径を大きくすることも容易になる。
その上、本実施例では、燃料電池スタック5と補助層7、9とは、電気的に絶縁されているので、例えば補助層7、9にガス配管(空気導入管29、空気排出管31、燃料ガス導入管33、燃料ガス排出管35)を形成しても、ガス配管と燃料電池スタック5とが電気的に絶縁されることになる。これにより、ガス配管と燃料電池スタックと5の間のショートや漏電を防止する効果がある。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図6に模式的に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池101は、燃料電池スタック103の一方の側(図6上方)に平板状の2層構造の空気予熱器105を設けるとともに、他方の側(図6下方)に平板状の改質器107を設け、燃料電池スタック103と空気予熱器105と改質器107とを、ボルト109〜115にて分離可能に一体に結合したものである。
この改質器107の内部には、改質触媒(例えば、Ni触媒、Ru触媒、Rh触媒、Pt触媒など)が充填されており、外部から供給される炭化水素ガス(主に都市ガス、天然ガス)を改質する機能、即ち、水素リッチの燃料ガスに改質する機能を有する。なお、改質方式としては水蒸気改質や部分改質などあるがいずれの方式でも良い。
また、空気予熱器105の外側平面には、空気導入管117と空気排出管119とが接続されるとともに、改質器107の外側平面には、燃料導入管121と燃料排出管123とが接続されている。
本実施例では、前記実施例1と同様に、空気導入管119から空気が導入されて、空気予熱器105にて(排出される空気と)熱交換されて予熱され、予熱後の空気はボルト111の挿通孔125を介して各燃料電池セル(図示せず)に導入される。そして、発電後の空気は、他のボルト115の挿通孔127を介して、空気予熱器105に導入され、空気予熱器105にて熱交換された後に、空気排出管117から外部に排出される。
一方、燃料導入管121から改質器107に導入された燃料は、改質触媒にて水素リッチに改質された後に、他のボルト109の挿通孔129を介して各燃料電池セルに導入される。そして、発電後の燃料ガスは、他のボルト113の挿通孔131を介して、燃料排出管123から外部に排出される。
本実施例においても、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、燃料ガスの改質を行うことができる。
次に、実施例3について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図7に模式的に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池131は、燃料電池スタック133の一方の側(図7上方)に平板状の2層構造の空気予熱器135を設けるとともに、他方の側(図7下方)に平板状の燃焼器137を設け、更に、燃焼器137の外側に平板状の改質器139を設け、燃料電池スタック133と空気予熱器135と燃焼器137と改質器139とを、ボルト141〜147にて分離可能に一体に結合したものである。
この燃焼器137の内部には、接触燃焼触媒(例えば、Pt触媒、Pd触媒など)が充填されており、発電後の残余の燃料ガスと空気とを混合して燃焼させる。これにより、燃料電池セル(図示せず)の通過ガスの中に含まれている未燃ガスが燃焼されて無害化される。
また、空気予熱器135の外側平面には、空気導入管149が接続されるとともに、改質器139の外側平面には、燃料導入管151と燃料ガス排出管153とが接続されている。
本実施例では、前記実施例1と同様に、空気導入管149から空気が導入されて、空気予熱器135にて(排出される空気と)熱交換されて予熱され、予熱後の空気はボルト141の挿通孔155を介して各燃料電池セルに導入される。発電後の空気は、他のボルト147の挿通孔157を介して、燃焼器137に導入される。
一方、燃料導入管151から改質器139に導入された燃料は、改質触媒にて水素リッチに改質された後に、他のボルト141の挿通孔159を介して各燃料電池セルに導入される。発電後の燃料ガスは、他のボルト145の挿通孔161を介して、燃焼器137に導入される。
そして、燃焼器137に導入された残余の空気と燃料ガスとが燃焼し、その燃焼ガス(排ガス)は、燃焼ガス排出管153から外部に排出される。
本実施例においても、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、残余の空気と燃料ガスとの燃焼を行うことができる。
次に、実施例4について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図8に模式的に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池171は、燃料電池スタック173の一方の側(図8下方)に平板状の燃焼器175を設け、更に燃焼器175の外側に平板状の改質器177を設け、更に改質器177の外側に2層構造の空気予熱器179を設け、燃料電池スタック173と燃焼器175と改質器177と空気予熱器179とを、ボルト181〜187にて分離可能に一体に結合したものである。
この空気予熱器179は、外部から導入される空気と排ガスとの間で熱交換を行うものである。
また、空気予熱器179の外側平面には、空気導入管189と燃料導入管191と燃料ガス排出管193とが接続されている。
本実施例では、空気導入管189から空気が導入されて、空気予熱器179にて(排ガスと)熱交換されて予熱され、予熱後の空気はボルト183の挿通孔195を介して各燃料電池セル(図示せず)に導入される。発電後の空気は、他のボルト187の挿通孔197を介して、燃焼器175に導入される。
一方、燃料導入管191から改質器177に導入された燃料は、改質触媒にて水素リッチに改質された後に、他のボルト181の挿通孔199を介して各燃料電池セルに導入される。発電後の燃料ガスは、他のボルト185の挿通孔201を介して、燃焼器175に導入される。
そして、燃焼器175に導入された残余の空気と燃料ガスとが燃焼し、その排ガスは、燃焼ガス排出管193から外部に排出される。
本実施例においても、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、燃料の改質と残余の空気と燃料ガスとの燃焼を行うことができる。
次に、実施例5について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図9に模式的に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池211は、燃料電池スタック213の一方の側(図9上方)に平板状の第1燃焼器215を設け、更に第1燃焼器215の外側に一層構造の空気予熱器217を設けるとともに、他方の側(図9上方)に平板状の第2燃焼器219を設け、更に第2燃焼器219の外側に改質器221を設けたものである。
そして、この固体酸化物形燃料電池211では、空気予熱器217と第1燃焼器215と燃料電池スタック213と第2燃焼器219と改質器221とを、ボルト223〜231にて分離可能に一体に結合したものである。
この空気予熱器217は、外部から導入される空気と第1燃焼器215の排ガスとの間で熱交換を行うものである。
また、空気予熱器217の外側平面には、空気導入管233が接続され、改質器221の外側表面には、燃料導入管235と燃料ガス排出管237とが接続されている。
本実施例では、空気導入管233から空気が導入されて、空気予熱器179にて(第1燃焼器215の排ガスと)熱交換されて予熱され、予熱後の空気はボルト225の挿通孔239を介して各燃料電池セル(図示せず)に導入される。発電後の空気は、他のボルト229の挿通孔241を介して、第1燃焼器215に導入される。
一方、燃料導入管235から改質器221に導入された燃料は、改質触媒にて水素リッチに改質された後に、他のボルト223の挿通孔243を介して各燃料電池セルに導入される。発電後の燃料ガスは、他のボルト227の挿通孔245を介して、第1燃焼器215に導入される。
そして、第1燃焼器215に導入された残余の空気と燃料ガスとが燃焼し、その排ガスは、他のボルト231の挿通孔247を介して、更に第2燃焼器219に導入されて完全に燃焼し、その排ガスは燃焼ガス排出管237から外部に排出される。
本実施例においても、前記実施例4と同様な効果を奏するとともに、十分に排ガスの燃料を行うことができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば補助層として、液体原料(例えば水)を気化する気化器を採用できる。この気化器で気化された例えば水は、改質器にて燃料の改質に使用することができる。
1、131、171、211…固体酸化物形燃料電池
3…燃料電池セル
5…燃料電池スタック
7、105、135、179、217…空気予熱器
9…燃料ガス予熱器
11、13、15、17、19、21、23、25…ボルト
39…燃料極
41…固体電解質体
43…空気極
73…空気導入孔
75…空気排出孔
77…燃料導入孔
79…燃料排出孔
81、83…シール材
107、139、177、221…改質器
137、175、215、219…燃焼器

Claims (4)

  1. 固体酸化物形燃料電池セルに燃料ガスと酸化剤ガスとを供給して発電を行う固体酸化物形燃料電池において、
    複数の前記固体酸化物形燃料電池セルを所定方向に積層した固体酸化物形燃料電池スタックと、
    前記燃料ガスを改質する改質器、前記発電後の残余の燃料ガスを燃焼する燃焼器、前記酸化剤ガスを予熱する酸化剤ガス予熱器、前記燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱器、及び液体原料を気化する気化器の各機能のうち、少なくとも一つの機能を有する補助層と、
    を備え、
    前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とは、前記積層方向に配置されるとともに、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とを前記積層方向に貫通するボルトにより、分離可能に一体化されていることを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
  2. 前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層との間のガス流通は、前記ボルトが挿通される挿通孔を介して行われる構造であることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池。
  3. 前記固体酸化物形燃料電池にガスを供給するガス導入孔と、前記固体酸化物形燃料電池からガスを排出するガス排出孔との2種類のガス流通孔のうち、少なくとも前記ガス導入孔を備えるとともに、前記ガス流通孔は、前記補助層において前記ボルトが配置される箇所以外に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体酸化物形燃料電池。
  4. 前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とは、電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池。
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