JP5356903B2 - 固体酸化物形燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セルを複数積層した固体酸化物形燃料電池スタックを備えた固体酸化物形燃料電池に関するものである。
従来より、燃料電池として、電解質に固体酸化物を用いた固体酸化物形燃料電池(以下SOFCとも記す)が知られている。
このSOFCは、例えば板状の固体電解質体の各面に燃料極と空気極とを備えた燃料電池セルを、多数積層してスタック(燃料電池スタック)を形成し、燃料極に燃料ガスを供給するとともに、空気極に空気を供給し、燃料及び空気中の酸素を固体電解質体を介して化学反応させることによって電力を発生させるものである。
この固体電解質形燃料電池は、600〜1000℃という高温で動作させるので、固体酸化物形燃料電池の運転温度を維持するための構造が必要になっている。
例えば下記特許文献1には、燃料電池スタックを、外部から供給される空気を加熱するための熱交換層や、外部から供給される燃料ガス(主に都市ガス、天然ガスなど)を改質するための改質層などの補助層で挟み込んで一体化する構造が開示されている。
特開平7−176315号公報
ところが、上記引用文献1には、燃料電池スタックと補助層とを一体化させる手法の開示がなく、一体化の検討が十分でないという問題があった。
つまり、一体化の手法としては、例えば燃料電池スタックと補助層とをロー付けや溶接により接合する方法が考えられるが、補助層には改質触媒や燃焼触媒など比較的劣化の早い機能を持つものがあり、そのため、劣化の激しい補助層を交換したいという要求がある。しかし、この接合により一体化する方法では、補助層だけを交換することが難しいという問題があった。
また、他の一体化の手法としては、例えば燃料電池スタックと補助層とを貫くようにボルトを配置し、このボルトとそれに螺合するボルトによって、燃料電池スタックと補助層とを締め付けて一体化する方法が考えられるが、この場合には別の問題があった。
つまり、燃料電池スタックと補助層とを貫くボルトによって一体化する場合には、補助層だけを取り外す際にも、全てのボルト締結を開放しなければならず、その際には、燃料電池スタックの締結状態も開放することになる。その結果、インターコネクタや燃料電池セル間で位置ずれや剥がれを起こすことがあり、それによって、燃料電池スタック自体の性能の低下を引き起こす恐れがある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、補助層の交換の際に固体酸化物形燃料電池の性能を低下させることなく、容易に補助層の交換が可能な固体酸化物形燃料電池を提供することを目的とする。
(1)かかる問題を解決するためになされた請求項1の発明は、固体酸化物形燃料電池セルに燃料ガスと酸化剤ガスとを供給して発電を行う固体酸化物形燃料電池において、複数の前記固体酸化物形燃料電池セルを所定方向に積層した固体酸化物形燃料電池スタックと、前記燃料ガスを改質する改質器、前記発電後の残余の燃料ガスを燃焼する燃焼器、前記酸化剤ガスを予熱する酸化剤ガス予熱器、前記燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱器、及び液体原料を気化する気化器の機能のうち、少なくとも一つの機能を有する補助層と、を備えるとともに、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とは、前記積層方向に配置されており、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とは、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とを前記積層方向に貫通する全体用ボルトにより、分離可能に一体化されているとともに、前記固体酸化物形燃料電池スタックは、前記固体酸化物形燃料電池スタックを前記積層方向に貫通するスタック用ボルトにより一体に固定されていることを特徴とする。
本発明の固体酸化物形燃料電池では、固体酸化物形燃料電池スタック(以下単に燃料電池スタックと記すことがある)と補助層とは、燃料電池スタックと補助層とを積層方向に貫通する全体用ボルトにより、分離可能に一体化されているとともに、燃料電池スタックは、燃料電池スタックを積層方向に貫通するスタック用ボルトにより一体に固定されている。
従って、スタック用ボルトを固定したままで、全体用ボルトを緩めることにより、補助層のみを燃料電池スタックから取り外すことができるので、補助層の交換が容易である。
つまり、本発明では、補助層の交換時には、スタック用ボルトによる締結を維持したままで、全体用ボルトの締結のみを開放すればよい。これにより、燃料電池スタックと補助層とを分離した場合でも、燃料電池スタックの締結状態は維持されるので、インターコネクタや燃料電池セル間で位置ずれや剥がれを起こすことない。よって、補助層を交換する際に、燃料電池スタック自体の性能の低下を引き起こす恐れがないという顕著な効果を奏する。
なお、補助層としては、1層又は(同一又は異なる機能を有する)複数層を採用でき、その配置も、燃料電池スタックの一方のみに配置しても良いが、両方に配置してもよい。
また、全体用ボルトとしては、1本以上あれば良く、特に2本以上、更には4本以上(通常16本以下)が、押圧力の均一化の点から望ましい。また、スタック用ボルトも、1本以上あれば良く、特に2本以上、更には4本以上(通常16本以下)が、押圧力の均一化の点から望ましい。
(2)請求項2の発明は、前記全体用ボルトと前記スタック用ボルトとは、前記固体酸化物形燃料電池を前記積層方向から見た場合に、その平面における位置をずらして配置されてことを特徴とする。
本発明では、全体用ボルトとスタック用ボルトとは、平面方向に配置がずれているので、例えば全体用ボルトを着脱する作業が容易であるという利点がある。
(3)請求項3の発明は、前記全体用ボルトは、前記固体酸化物形燃料電池を前記積層方向から見た場合に、点対称の位置に配置されていることを特徴とする。
本発明では、全体用ボルトは、平面的に点対称の位置に配置されているので、燃料電池スタックと補助層とを押圧する圧力が偏りにくく、全体的に均一の押圧力で燃料電池スタックと補助層とを押圧固定できるこれにより、固体酸化物形燃料電池が破損し難く、ガスリークも発生し難いという利点がある。
(4)請求項4の発明は、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層と間のガス流通は、前記全体用ボルト及び/又はスタック用ボルトが挿通される挿通孔を介して行われる構造であることを特徴とする。
本発明では、少なくとも燃料電池スタックを貫くように全体用ボルトやスタック用ボルトが配置されているので、この全体用ボルトやスタック用ボルトが挿通される挿通孔(従ってボルトの外周と挿通孔の内周面の間に形成される空間等)を介して、燃料ガスや酸化剤ガス等のガス流通を行うことができる。これにより、固体酸化物形燃料電池を小型化することができる。
なお、全体用ボルト及び/又はスタック用ボルトのボルト内部に、例えば軸方向に伸びて挿通孔に開口する内部孔を形成し、この内部孔をガス流通のために用いてもよい。
(a)は実施例1の固体酸化物形燃料電池の平面図、(b)は固体酸化物形燃料電池の側面図である。 固体酸化物形燃料電池を燃料電池スタックと補助層とに分離して示す斜視図である。 固体酸化物形燃料電池セルを分解した状態を示す説明図である。 固体酸化物形燃料電池内部のガス流路を模式的に示す説明図である。 (a)は空気予熱器の外側層のガス流路を示す説明図、(b)は空気予熱器の内側層のガス流路を示す説明図、(c)は燃料ガス予熱器の内側層のガス流路を示す説明図、(d)は燃料ガス予熱器の外側層のガス流路を示す説明図である。 (a)は空気の流路を示す説明図、(b)は燃料ガスの流路を示す説明図である。 実施例2の固体酸化物形燃料電池内部のガス流路を模式的に示す説明図である。 実施例3の固体酸化物形燃料電池内部のガス流路を模式的に示す説明図である。 実施例4〜9の固体酸化物形燃料電池を模式的に示す平面図である。
以下、本発明が適用された固体酸化物形燃料電池の実施例について図面を用いて説明する。
a)まず、本実施例の固体酸化物形燃料電池の概略構成について説明する。
図1に示すように、固体酸化物形燃料電池1は、燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば空気)との供給を受けて発電を行う装置である。
この固体酸化物形燃料電池1は、発電単位である平板形の燃料電池セル3が複数個積層された燃料電池スタック5と、燃料電池スタック5の積層方向の両側に配置された補助層7、9と、固体酸化物形燃料電池1を積層方向に貫く複数のボルト11〜29と、各ボルト11〜29の一端又は両端に螺合する各ナット31(総称)とを備えている。以下、各構成について説明する。
・図2に分解して示すように、前記燃料電池セル3は、いわゆる燃料極支持膜形タイプの燃料電池セルであり、燃料ガス流路33側には、燃料極(アノード)35が配置されるとともに、燃料極35の図2上側の表面には薄膜の固体電解質体37が形成される。その固体電解質体37の空気流路41側の表面には、空気極(カソード)39が形成されている。なお、前記燃料電池スタック5は、複数個の燃料電池セル3が電気的に直列に接続されたものである。
固体電解質体37としては、YSZ、ScSZ、SDC、GDC、ペロブスカイト系酸化物等の材料が使用できる。また、燃料極35としては、Ni及びNiとセラミックとのサーメットが使用でき、空気極39としては、ペロブスカイト系酸化物、各種貴金属及び貴金属とセラミックとのサーメットが使用できる。
空気極39と図2上方の金属製のインターコネクタ43との間には、その導通を確保するために集電体45が配置されている。なお、ここでは、燃料極35と固体電解質体37と空気極39とをセル本体47と称する。
詳しくは、燃料電池セル3は、上下一対の金属製のインターコネクタ43、43の間に、空気流路41側の金属製の四角枠状の空気極フレーム49と、セラミックス製の四角枠状の絶縁フレーム51と、セル本体47を接合して配置するとともにガス流路を遮断する金属製の四角枠状のセパレータ53と、燃料ガス流路33側の金属製の四角枠状の燃料極フレーム55とを備えている。
つまり、インターコネクタ(その外周縁部)43と空気極フレーム49と絶縁フレーム51とセパレータ(その外周縁部)53と燃料極フレーム55とにより、燃料電池セル3の枠部57が構成されており、この枠部57に、ボルト11〜29が貫挿される挿通孔59が形成されている。
・図3に示すように、前記補助層7、9は、燃料電池スタック5の発電を補助するために、燃料電池スタック5の積層方向の両側に配置され平板形の層である。
詳しくは、正方形の補助層7、9の平面方向における対向する両端側には、ボルト13、23の両端に螺合するナット31が嵌り込むように、V字形状の切り欠き61が形成されている。
また、前記補助層7、9は、燃料ガスを改質する改質器、発電後の残余の燃料ガスを燃焼する燃焼器、酸化剤ガス(例えば空気)を予熱する酸化剤ガス予熱器(空気予熱器)、燃料ガス(例えば水素)を予熱する燃料ガス予熱器、及び液体原料を気化する気化器の各機能のうち、少なくとも一つの機能を有する補助層である。
本実施例では、図4に示すように、補助層7、9として、燃料電池スタック5の一方(図4上方)に空気予熱器7を備え、他方(図4下方)に燃料ガス予熱器9を備えた例を挙げる。
この空気予熱器7は、燃料電池スタック5に導入される空気と燃料電池スタック5から排出される(発電後の)空気との間で熱交換を行うために、内側層65と外側層67の2層構造を備えている。同様に、燃料ガス予熱器9も、燃料電池スタック5に導入される燃料ガスと燃料電池スタック5から排出される(発電後の)燃料ガスとの間で熱交換を行うために、内側層69と外側層71とを備えている。
b)次に、本実施例の要部であるボルト11〜29による固定等について説明する。
前記図1に示すように、ボルト11〜29及びナット31は、固体酸化物形燃料電池1を分離可能に一体に結束して固定するための連結部材である。
詳しくは、前記ボルト11〜29のうち、ボルト11、15〜21、25〜29は、補助層7、9と燃料電池スタック5とを貫いて配置され、補助層7、9と燃料電池スタック5とを分離可能に一体に結束して固定する全体用ボルトである。一方、ボルト13、23は、燃料電池スタック5のみを貫いて配置され、燃料電池スタック5の燃料電池セル3のみを分離可能に一体に結束して固定するスタック用ボルトである。
また、全体用ボルト11、15〜21、25〜29とスタック用ボルト13、23とは、固体酸化物形燃料電池1を積層方向(図1(a)の紙面方向)から見た場合に、その平面における位置をずらして配置されている。更に、全体用ボルト11、15〜21、25〜29は、固体酸化物形燃料電池1を積層方向から見た場合に、点対称の位置に配置されている。
更に、前記図4に示すように、全体用ボルト11、15〜21、25〜29のうち、ボルト17の一端(図4上方)には、ガスの流通が可能な様に軸方向に切りかかれた溝71が形成され、そのボルト17の一端には、空気を空気予熱層7に導入するために、ナットして機能する空気導入管73が取り付けられている。
同様に、ボルト27の一端(図4上方)には、ガスの流通が可能な様に軸方向に切りかかれた溝75が形成され、そのボルト27の一端には、(発電後の)空気を空気予熱層7から排出するために、ナットして機能する空気排出管77が取り付けられている。
また、ボルト15の一端(図4下方)には、ガスの流通が可能な様に軸方向に切りかかれた溝79が形成され、そのボルト15の一端には、燃料ガスを燃料ガス予熱層9に導入するために、ナットして機能する燃料導入管81が取り付けられている。
同様に、ボルト11の一端(図4下方)には、ガスの流通が可能な様に軸方向に切りかかれた溝83が形成され、そのボルト11の一端には、(発電後の)燃料ガスを燃料ガス予熱層9から排出するために、ナットして機能する燃料ガス排出管85が取り付けられている。
従って、全体用ボルト11、15〜21、25〜29及びナット31によって、固体酸化物形燃料電池1を積層方向に締め付けると、補助層7、9と燃料電池スタック5とを一体に固定できる。同様に、スタック用ボルト13、23及びナット31によって、燃料電池スタック5を積層方向に締め付けると、複数の燃料電池セル3を一体に固定できる。
逆に、全体用ボルト11、15〜21、25〜29及びナット31による固定を緩めると、補助層7、9と燃料電池スタック5とを分離することができる。このとき、スタック用ボルト13、23及びナット31が締め付けられている場合には、燃料電池スタック5は複数の燃料電池セル3に分離することなく、一体となったままで、補助層7、9のみを分離することができる。
また、燃料電池スタック5と補助層7、9と間のガス流通は、全体用ボルト11、15〜21、25〜29が挿通される挿通孔59を介して行われる。即ち、後に詳述する様に、ボルト17、19、27、29が貫挿される挿通孔59は、空気の流路として用いられ、ボルト11、15、21、25が貫挿される挿通孔59は、燃料ガスの流路として用いられる。
なお、ボルト11〜29及びナット31から構成される連結部材としては、一端に頭部を有するボルトの他端にナットを取り付ける構成としてもよい。
c)次に、本実施例におけるガスの流路について説明する。
<空気の流路>
前記図4に示す様に、空気は、空気導入管73から空気予熱器7の内側層65(詳しくは図5(b)に示す内側層65のガス流路87)に導入される。
この空気は、空気予熱器7の外側層67(詳しくは図5(a)に示す外側層67のガス流路89)を流れる発電後の高温の空気との間で熱交換が行われることにより、予熱される。
予熱後の空気は、ボルト29の周囲の挿通孔59を通って、各燃料電池セル3の空気流路41に分配供給される(図6(a)参照)。
各燃料電池セル3にて発電に寄与した残余の空気は、ボルト19の周囲の挿通孔59を通って、空気予熱器7の外側層67に導入され、上述した熱交換の後に、ボルト27の周囲の挿通孔59を通り、空気排出管77を介して、外部に外出される。
<燃料ガスの流路>
燃料ガスは、燃料ガス導入管81から燃料ガス予熱器9の外側層71(詳しくは図5(d)に示す外側層71のガス流路91)に導入される。
この燃料ガスは、燃料ガス予熱器9の内側層69(詳しくは図5(c)に示す内側層69のガス流路93)を流れる発電後の高温の燃料ガスとの間で熱交換が行われることにより、予熱される。
予熱後の燃料ガスは、ボルト21の周囲の挿通孔59を通って、各燃料電池セル3の燃料ガス流路33に分配供給される(図6(b)参照)。
各燃料電池セル3にて発電に寄与した残余の燃料ガスは、ボルト25の周囲の挿通孔59を通って、燃料ガス予熱器9の内側層69に導入され、上述した熱交換の後に、ボルト11の周囲の挿通孔59を通り、燃料ガス排出管85を介して、外部に外出される。
d)本実施例の効果について説明する。
本実施例の固体酸化物形燃料電池1では、燃料電池スタック5と補助層7、9とは、全体用ボルト11、15〜21、25〜29により分離可能に一体化されているとともに、燃料電池スタック5はスタック用ボルト13、23により一体に固定されている。
従って、スタック用ボルト13、23を固定したままで、全体用ボルト11、15〜21、25〜29を緩めることにより、補助層7、9のみを燃料電池スタック5から取り外すことができるので、補助層7、9の交換が容易である。
つまり、本実施例では、補助層7、9の交換時には、スタック用ボルト13、23による締結を維持したまま、全体用ボルト11、15〜21、25〜29の締結を開放すればよい。
また、燃料電池スタック5と補助層7、9とを分離した場合でも、燃料電池スタック5の締結状態は維持されるので、インターコネクタ43や燃料電池セル3間で位置ずれや剥がれを起こすことない。よって、補助層7、9を交換する際に、燃料電池スタック5自体の性能の低下を引き起こす恐れがないという顕著な効果を奏する。
更に、本実施例では、全体用ボルト11、15〜21、25〜29とスタック用ボルト13、23の配置は平面方向においてずれているので、例えば全体用ボルト11、15〜21、25〜29のみを着脱する作業が容易であるという利点がある。
その上、本実施例では、全体用ボルト11、15〜21、25〜29は、平面的に点対称の位置に配置されているので、燃料電池スタック5と補助層7、9とを押圧する圧力が偏りにくく、全体的に均一の押圧力で燃料電池スタック5と補助層7、9とを押圧固定できる。これにより、固体酸化物形燃料電池1が破損し難く、ガスリークも発生し難いという利点がある。
しかも、本実施例では、固体酸化物形燃料電池1を積層方向に貫くように全体用ボルト11、15〜21、25〜29が配置されているので、この全体用ボルト11、15〜21、25〜29が挿通される挿通孔59を介して、燃料ガスや空気のガス流通を行うことができる。これにより、固体酸化物形燃料電池1を小型化することができる。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図7に模式的に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池101は、燃料電池スタック103の一方の側(図7上方)に平板状の第1燃焼器105を設けるとともに、他方の側(図7下方)に平板状の第2燃焼器107を設け、更に、第2燃焼器の外側に平板状の改質器109を設け、ボルト111〜125にて分離可能に一体に結合したものである。
このボルト111〜125のうち、ボルト111〜121は、燃料電池スタック103と第1燃焼器105と第2燃焼器107と改質器109とを、分離可能に一体に締結する全体用ボルトである。一方、ボルト123、125は、燃料電池スタック103の各燃料電池セル127のみを、分離可能に一体に締結するスタック用ボルトである。
そして、ボルト123の一端に空気導入管129が接続され、ボルト121の一端に燃料ガス導入管131が接続され、ボルト115の一端に燃焼ガス排出管133が接続されている。
本実施例では、空気導入管129から、ボルト123の挿通孔135(総称)を介して、燃料電池スタック103内に空気が導入されて、各燃料電池セル127に導入される。そして、発電後の空気は、ボルト119の挿通孔135を介して、第2燃焼器107に導入され、発電後の燃料ガスと燃焼する。更に、その燃焼ガスは、ボルト111の挿通孔135を介して、第1燃焼器105に導入され、残余の空気と燃料ガスとが燃焼し、その燃焼ガス(排ガス)は、燃焼ガス排出管133から外部に排出される。
一方、燃料ガス導入管131から改質器109に導入された燃料は、改質触媒にて水素リッチに改質された後に、ボルト113の挿通孔135を介して各燃料電池セル127に導入される。そして、発電後の燃料ガスは、ボルト117の挿通孔135を介して、第2燃焼器107に導入され、発電後の空気と燃焼する。更に、その燃焼ガスは、上述の様に、ボルト111の挿通孔135を介して、第1燃焼器105に導入され、残余の空気と燃料ガスとが燃焼し、その燃焼ガスは、燃焼ガス排出管133から外部に排出される。
本実施例においても、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、ボルト123が貫挿される挿通孔135を、空気の流路として利用できる。
次に、実施例3について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図8に模式的に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池151は、燃料電池スタック153の一方の側(図8上方)に平板状の第1燃焼器155を設けるとともに、他方の側(図8下方)に平板状の第2燃焼器157を設け、ボルト157〜167にて分離可能に一体に結合したものである。
このボルト157〜167のうち、ボルト157〜163は、燃料電池スタック153と第1燃焼器155と第2燃焼器157とを、分離可能に一体に締結する全体用ボルトである。一方、ボルト165、167は、燃料電池スタック153の各燃料電池セル169のみを、分離可能に一体に締結するスタック用ボルトである。
そして、ボルト165の一端に空気導入管171が接続され、ボルト167の一端に燃料ガス導入管173が接続され、ボルト159の一端に燃焼ガス排出管175が接続されている。
本実施例では、空気導入管171から、ボルト165の挿通孔177(総称)を介して、燃料電池スタック153内に空気が導入されて、各燃料電池セル169に導入される。そして、発電後の空気は、ボルト163の挿通孔177を介して、第2燃焼器157に導入され、発電後の燃料ガスと燃焼する。更に、その燃焼ガスは、ボルト157の挿通孔177を介して、第1燃焼器155に導入され、残余の空気と燃料ガスとが燃焼し、その燃焼ガスは、燃焼ガス排出管159から外部に排出される。
一方、燃料ガス導入管173から、ボルト167の挿通孔177を介して、燃料電池スタック153内に燃料ガスが導入されて、各燃料電池セル169に導入される。そして、発電後の燃料ガスは、ボルト161の挿通孔177を介して、第2燃焼器157に導入され、発電後の空気と燃焼する。更に、その燃焼ガスは、上述の様に、ボルト157の挿通孔177を介して、第1燃焼器155に導入され、残余の空気と燃料ガスとが燃焼し、その燃焼ガスは、燃焼ガス排出管175から外部に排出される。
本実施例においても、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、ボルト165、167が貫挿される各挿通孔177を、空気又は燃料ガスの流路として利用できる。
[実施例4〜9]
次に、実施例4〜9について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
実施例4〜9は、補助層の形状やボルトの配置を違えたものである。
図9(a)に示すように、実施例4の固体酸化物形燃料電池181は、燃料電池スタック183と、正方形の対辺部分が三角形に切りかかれた形状の補助層185とを備えている。また、固体酸化物形燃料電池181の外周に沿って8本のボルト187〜201が配置されており、このうち、補助層185の切り欠き部分に配置されたボルトがスタック用ボルト189、197であり、残りが全体用ボルト187、191〜195、199、201である。
図9(b)に示すように、実施例5の固体酸化物形燃料電池211は、燃料電池スタック213と、正方形の対角部分が三角形に切りかかれた形状の補助層215とを備えている。また、固体酸化物形燃料電池211の外周に沿って8本のボルト217〜231が配置されており、このうち、補助層215の切り欠き部分に配置されたボルトがスタック用ボルト221、229が配置され、残りが全体用ボルト217、219、223〜227、231である。
図9(c)に示すように、実施例6の固体酸化物形燃料電池241は、燃料電池スタック243と、正方形の四隅部分が三角形に切りかかれた形状の補助層245とを備えている。また、固体酸化物形燃料電池241の外周に沿って8本のボルト247〜261が配置されており、このうち、補助層245の切り欠き部分に配置されたボルトがスタック用ボルト247、251、255、259である、残りが全体用ボルト249、253、257、261である。
図9(d)に示すように、実施例7の固体酸化物形燃料電池271は、燃料電池スタック273と、正方形の四隅部分が三角形に切りかかれた形状の補助層275とを備えている。また、固体酸化物形燃料電池271の外周に沿って12本のボルト277〜299が配置されており、このうち、補助層275の切り欠き部分に配置されたボルトがスタック用ボルト277、283、289、295であり、残りが全体用ボルト279、281、285、287、291、293、297、299である。
図9(e)に示すように、実施例8の固体酸化物形燃料電池301は、燃料電池スタック303と、正方形の四隅部分が対角線方向に突出した形状の補助層305とを備えている。また、固体酸化物形燃料電池301の外周に沿って8本のボルト307〜321が配置されており、このうち、補助層305の切り欠き部分に配置されたボルトがスタック用ボルト309、313、317、321であり、残りが全体用ボルト307、311、315、319が配置されている。
図9(f)に示すように、実施例9の固体酸化物形燃料電池331は、燃料電池スタック333と、正方形の四隅部分が対角線方向に突出した形状の補助層335とを備えている。また、固体酸化物形燃料電池331の外周に沿って12本のボルト337〜359が配置されており、このうち、補助層335の切り欠き部分に配置されたボルトがスタック用ボルト339、341、345、347、351、353、357、359であり、残りが全体用ボルト337、343、349、355である。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば補助層として、液体原料(例えば水)を気化する気化器を採用できる。この気化器で気化された例えば水は、改質器にて燃料の改質に使用することができる。
1、101、151、181、211、241、271、301、331…固体酸化物形燃料電池
3、127、169…燃料電池セル
5、103、153、183、213、243、273、303、333…燃料電池スタック
7…空気予熱器(補助層)
9…燃料ガス予熱器(補助層)
11、15、17、19、21、25、27、29、111、113、115、117、119、121、157、159、161、163、187、191、193、195、199、201、217、219、223、225、227、231、249、253、257、261、279、281、285、287、291、293、297、299、307、311、315、319、337、343、349、355、337…全体用ボルト
13、23、123、125、165、167、189、197、221、229、247、251、255、259、277、283、289、295、309、313、317、321、339、341、345、347、351、353、357、359…スタック用ボルト
105、107、155、157…燃焼器(補助層)
109…改質器(補助層)
185、215、243、275、305、335…補助層

Claims (4)

  1. 固体酸化物形燃料電池セルに燃料ガスと酸化剤ガスとを供給して発電を行う固体酸化物形燃料電池において、
    複数の前記固体酸化物形燃料電池セルを所定方向に積層した固体酸化物形燃料電池スタックと、
    前記燃料ガスを改質する改質器、前記発電後の残余の燃料ガスを燃焼する燃焼器、前記酸化剤ガスを予熱する酸化剤ガス予熱器、前記燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱器、及び液体原料を気化する気化器の機能のうち、少なくとも一つの機能を有する補助層と、を備えるとともに、
    前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とは、前記積層方向に配置されており、
    前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とは、前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層とを前記積層方向に貫通する全体用ボルトにより、分離可能に一体化されているとともに、前記固体酸化物形燃料電池スタックは、前記固体酸化物形燃料電池スタックを前記積層方向に貫通するスタック用ボルトにより一体に固定されていることを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
  2. 前記全体用ボルトと前記スタック用ボルトとは、前記固体酸化物形燃料電池を前記積層方向から見た場合に、その平面における位置をずらして配置されてことを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池。
  3. 前記全体用ボルトは、前記固体酸化物形燃料電池を前記積層方向から見た場合に、点対称の位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体酸化物形燃料電池。
  4. 前記固体酸化物形燃料電池スタックと前記補助層と間のガス流通は、前記全体用ボルト及び/又はスタック用ボルトが挿通される挿通孔を介して行われる構造であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池。
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