JP2009093923A - 固体酸化物形燃料電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】セル間の温度分布を小さく抑えこと、特に改質部や予熱部などからの影響を低減してセル間の温度分布を小さく抑えることができる固体酸化物形燃料電池モジュールを提供すること。
【解決手段】固体酸化物形燃料電池モジュール1は、固体酸化物形燃料電池セル3が複数個(例えば18個)積層された固体酸化物形燃料電池スタック5と、固体酸化物形燃料電池スタック5の積層方向(図1の上下方向)の両側に密着して積層された集電板を兼ねる第1、第2発熱器7、9と、上方の第1発熱器7の上側に密着して積層された空気予熱器11と、下方の第2発熱器9の下側に密着して積層された燃料改質器13と、固体酸化物形燃料電池モジュール1を積層方向に貫く第1〜第10固定部材15〜33などを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料極及び空気極を有する固体電解質体(固体酸化物)を備えた平板型の固体酸化物形燃料電池セルを複数積層した固体酸化物形燃料電池スタックと、可燃ガスの燃焼によって発熱する発熱器とを備えた固体酸化物形燃料電池モジュールに関するものである。
燃料電池は、他の発電方法と比較し、燃料の有する化学エネルギーを非常に高い効率にて電気エネルギーに変換可能であるため、家庭用コジェネレーションシステム、自動車の動力源などにて、精力的に研究開発が行われている。
中でも、ジルコニアなどの酸素イオン伝導体を固体電解質(固体酸化物)として用いた固体酸化物形燃料電池(以後SOFC)は、エネルギー変換効率(発電した電気エネルギー/燃料の化学エネルギー)が50%以上と非常に高く、かつ、これを各家庭に設置できる程度の小型システムにて達成できる可能性があり、開発が活発化している。
また、SOFCのみならず、燃料として水素或いは水素源(都市ガスなど)を用い、酸化剤として空気中の酸素を用いた燃料電池では、理論起電力が1V程度であり、より利用しやすい出力電圧を得るため、複数のセルを直列に接続して使用している。
例えば、図17に示す様に、通常、十数〜数十のセル(P1)を1スタック(P2)とし、その両側に集電板(P3、P4)を配置したSOFCモジュール(P5)が開発されている。この種のSOFCは、高温タイプで1000℃、中温タイプでも700〜800℃にて運転されるので、断熱容器内に収容されて保温される必要がある。なお、断熱容器はハウジング内に収容されることが一般的である。
上述した家庭用コジェネレーション用燃料電池においては、インフラが整っている都市ガス(主成分はメタン)を燃料として用いることが有利であり、これをSOFCの燃料として利用可能な水素、あるいは一酸化炭素に変換するため、触媒を用いて水蒸気改質を行う必要がある。この改質反応は、触媒を用いた場合においても、反応を十分に進行させるために700℃程度の高温環境が必要である。しかしながら、水蒸気改質は吸熱反応であるため、継続的に反応を持続するためには反応部(改質部)を加熱し、熱エネルギーを与える必要がある。また、この反応を行うためには水蒸気を必要とするが、蒸気の生成にも熱エネルギーが必要となる。
一方、燃料電池での発電は、前記改質部等の反応とは異なり、水素と酸素の電気化学反応が発熱反応であること、及び内部抵抗によるジュール熱が発生するため、発熱を伴う。
また、一般的なSOFCにおいて、投入した燃料全てを発電に費やすことは不可能である。その理由は、燃料が不足すると燃料極が酸化し、最悪、セルが割れてしまうなどの問題がある。そこで、通常、燃料の利用率を80%程度に制御して運転されており、残りの20%は断熱容器内で燃焼させて熱エネルギーとして利用することが一般的である。
この発電での発熱と未使用燃料の燃焼熱は、改質触媒の加熱、蒸気の生成や、投入される燃料や空気の加熱に充てることにより、熱エネルギーとして有効に利用される。しかし、コジェネレーションシステムでは、利用できずに系外(断熱容器外)へ放出された熱エネルギーは、水を加熱して温水として回収するが、これにも限界がある。
よって、理想的には、熱エネルギーの放出をできる限り抑えることが、SOFCにおいて、高いエネルギー変換効率にて運転するために重要であり、この熱の移動を効率よく簡便に行なうため、改質部やガス予熱部を断熱容器内に収容することが検討されている。
また、SOFCを構成する電解質のイオン拡散抵抗、各電極の電荷移動抵抗は、温度変化に敏感で、低温になると増加する。そのため、直列接続にて組み合わされたセル群(スタック)にて、セル間の温度差が大きくなると、セルを流れる電流は一定であるため、低温環境下にあるセルの電圧低下が他よりも顕著に起こる。ゆえに、これを保護するため、出力(電流密度)を抑えた運転を余儀なくされ、その結果、高効率な運転が出来なくなる。以上の理由により、セル間の温度差を小さくすることは、高効率発電を行なうために欠かせない重要な要素である。
第15回SOFC研究会 講演要旨集 P.18-21 105B 第15回SOFC研究会 講演要旨集 P.6-9 102B 特開2007−80860号公報
しかしながら、断熱容器の性能や、その中に収容するスタック、改質部、予熱部などの配置によっては、セル間の温度分布が大きくなるという問題がある。
例えば、本発明者等が開発している平板型スタックでは、スタック単体で検討した場合においても、スタック中央部が高温に、両端やエッジ部が低温になることが分かっている。更に、断熱容器内に、スタックを改質部や予熱部などと共に収容した場合は、その位置によっては、セル間の温度部分布を拡大する要因となることも明らかになっている。
このスタック内の温度分布に関しては、平板型SOFCセルにおいて、スタック内部で高温となりスタックの端部にて低温となることが、コンピューターシミュレーションより示されている(前記非特許文献1参照)。
また、前記非特許文献2には、システム起動時にスタックを加熱するバーナーを有する断熱容器下部より、容器外への放熱量が多いことが報告されており、容器構造に起因してスタックの温度分布拡大が生じうる可能性を示唆する報告がなされている。
この対策として、例えば、前記特許文献1には、改質器やガスの熱交換器の配置によって発電スタックの温度分布を低減する手法が開示されているが、必ずしも十分でなく、その対策が望まれている。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、セル間の温度分布を小さく抑えること、特に改質部や予熱部などからの影響を低減してセル間の温度分布を小さく抑えることができる固体酸化物形燃料電池モジュールを提供することにある。
(1)請求項1の発明は、固体電解質体と、該固体電解質体の一面に設けられ、燃料ガスに接する燃料極と、該固体電解質体の多面に設けられ、酸化剤ガスに接する空気極とを備えた平板型の固体酸化物形燃料電池セルを、複数積層した固体酸化物形燃料電池スタックと、可燃ガスの燃焼によって発熱する発熱器と、を備えた固体酸化物形燃料電池モジュールであって、前記固体酸化物形燃料電池スタックの積層方向の少なくとも一方の端部に接触して又は近接して前記発熱器を配置したことを特徴とする。
本発明では、固体酸化物形燃料電池スタックの積層方向の少なくとも一方の端部に接触して又は近接して発熱器を配置するので、セル間の温度分布を小さく抑えことができる。
つまり、本発明では、固体酸化物形燃料電池スタックの積層方向における温度分布のばらつき、特に積層方向端部における温度低下を抑えて、固体酸化物形燃料電池スタックの温度を均一化することができる。これにより、高効率の発電を行うことができる。
なお、発熱器で燃焼させる可燃ガスとしては、発電に使用した残りの燃料ガスや酸化剤ガスを利用すると、他の可燃ガスを導入する必要がないので好ましいが、他の可燃ガスを使用して燃焼させてもよい。
また、ここでいう近接とは、発熱器と固体酸化物形燃料電池スタックが、ロウ材などの接合材によって、一体化されている状態やスペーサ等を介して一体化されている状態などをいう。
(2)請求項2の発明では、前記発熱器の内部に、ガスの燃焼触媒又は抵抗体(セラミック)ヒータを配置したことを特徴とする。
本発明では、燃焼触媒又は抵抗体(セラミック)ヒータにより、可燃ガスの燃焼を行う。触媒(燃焼触媒)による燃焼は、通常の燃焼と比較して、燃焼部分の温度が低温であり、窒素酸化物(NOX)の生成が少なく良好である。また、特にCOの酸化性に優れているため、有害なCOを放出する可能性が低いので好適である。さらに、燃料が希薄な場合にも燃焼が進行するため、特に定常運転時の排ガス燃焼方法として最適である。
一方、触媒を用いる方法以外には、着火源を設けてガスの燃焼を行う方法が考えられ、この場合には、電気火花での着火も可能であるが、抵抗体(セラミック)ヒータを用いると、安定して着火でき、構造も簡便で、付加設備も安価であるので好適である。
(3)請求項3の発明では、前記発熱器の前記固体酸化物形燃料電池スタック側と反対側に、前記燃料ガスの改質を行う改質器を配置したことを特徴とする。
改質器では、燃料ガスを水素リッチにする改質反応が行われるが、この改質反応は吸熱反応であるので、固体酸化物形燃料電池スタックに改質器を接触又は近接させると、固体酸化物形燃料電池スタックの端部の温度が低下する。
本発明では、固体酸化物形燃料電池スタックと改質器との間に発熱器を配置したので、発熱器の発熱により、セルの温度分布を低減するだけではなく、改質器からの影響(吸熱)を低減するための熱隔壁としても利用可能である。
(4)請求項4の発明では、前記発熱器の前記固体酸化物形燃料電池スタック側と反対側に、前記酸化剤ガスの予熱を行う予熱器を配置したことを特徴とする。
外部から導入される酸化剤ガスは予熱器で予熱されるが、この酸化剤ガスの温度は低いので、予熱器は、固体酸化物形燃料電池スタックに対しては吸熱として作用する。
本発明では、固体酸化物形燃料電池スタックと予熱器との間に発熱器を配置したので、発熱器の発熱により、セルの温度分布を低減するだけではなく、予熱器からの影響(吸熱)を低減するための熱隔壁としても利用可能である。
(5)請求項5の発明では、前記発熱器が、前記固体酸化物形燃料電池スタックの集電板を兼ねることを特徴とする。
これにより、装置をコンパクトにできる。
(6)請求項6の発明では、前記固体酸化物形燃料電池セルから排出されるガスが前記発熱器に供給される流路を有し、発電時には、前記排出されたガスを前記発熱器の燃料として用いることを特徴とする。
本発明では、固体酸化物形燃料電池セルから排出されるガス(発電に利用された例えば空気残ガスと燃料残ガス)を発熱器に導入し、両ガスを燃焼させるので、外部から別途可燃ガスを導入する必要がなく、ガスの有効利用を図ることができる。
(7)請求項7の発明では、前記発熱器内には、前記燃料ガスが供給される流路と、前記酸化剤ガスが供給される流路と、両流路を区分する穴あき整流板を有し、前記燃料ガス又は前記酸化剤ガスを前記穴あき整流板の連通孔を通過させて両ガスを混合することを特徴とする。
本発明では、穴あき整流板を用いて燃料ガス(例えば発電に利用された燃料残ガス)と酸化剤ガス(例えば発電に利用された空気残ガス)を混合するので、より均一に混合でき、燃焼効率が向上する。
(8)請求項8の発明では、前記固体酸化物形燃料電池スタックの積層方向の両側に、内部に燃焼触媒を有する前記発熱器を配置するとともに、前記両発熱器の流路を直列に接続し、更に、一方の前記発熱器の前記固体酸化物形燃料電池スタック側と反対側に、前記ガスの改質を行う改質器を配置するとともに、他方の前記発熱器の前記固体酸化物形燃料電池スタック側と反対側に、前記酸化剤ガスの予熱を行う予熱器を配置したことを特徴とする。
本発明の構成によって、改質器及び予熱器を用いた場合でも、固体酸化物形燃料電池スタックの温度分布を均一化でき、発電効率を高めることができる。
・ここで、前記固体電解質体(固体酸化物体)は、電池の作動時に燃料極に導入される燃料ガス又は空気極に導入される酸化剤ガスのうちの一方の一部をイオンとして移動させることができるイオン伝導性を有する。このイオンとしては、例えば酸素イオン及び水素イオン等が挙げられる。また、燃料極は、還元剤となる燃料ガスと接触し、セルにおける負電極として機能する。空気極は、酸化剤となる酸化剤ガスと接触し、セルにおける正電極として機能する。
・固体電解質体(固体酸化物体)の材料としては、例えばZrO2系セラミック、LaGaO3系セラミック、BaCeO3系セラミック、SrCeO3系セラミック、SrZrO3系セラミック、及びCaZrO3系セラミック等が挙げられる。
・燃料極の材料としては、例えば、Ni及びFe等の金属と、Sc、Y等の希土類元素のうちの少なくとも1種により安定化されたジルコニア等のZrO2系セラミック、CeO2系セラミック等のセラミックのうちの少なくとも1種との混合物などが挙げられる。また、Pt、Au、Ag、Pd、Ir、Ru、Rh、Ni及びFe等の金属が挙げられる。これらの金属は1種のみでもよいし、2種以上の金属の合金でもよい。更に、これらの金属及び/又は合金と、上記セラミックの各々の少なくとも1種との混合物(サーメットを含む)が挙げられる。また、Ni及びFe等の金属の酸化物と、上記セラミックの各々の少なくとも1種との混合物などが挙げられる。
・空気極の材料としては、例えば、各種の金属、金属の酸化物、金属の複酸化物等を用いることができる。金属としては、Pt、Au、Ag、Pd、Ir、Ru及びRh等の金属又は2種以上の金属を含有する合金が挙げられる。更に、金属の酸化物としては、La、Sr、Ce、Co、Mn及びFe等の酸化物(La23、SrO、Ce23、Co23、MnO2及びFeO等)が挙げられる。また、複酸化物としては、少なくともLa、Pr、Sm、Sr、Ba、Co、Fe及びMn等を含有する複酸化物(La1-xSrxCoO3系複酸化物、La1-xSrxFeO3系複酸化物、La1-xSrxCo1-yFey3系複酸化物、La1-xSrxMnO3系複酸化物、Pr1-xBaxCoO3系複酸化物及びSm1-xSrxCoO3系複酸化物等)が挙げられる。
・集電板を兼ねる発熱器、予熱器、改質器の材料(筐体の材料)としては、耐熱性、化学的安定性、強度等の優れた材料を使用でき、例えばステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金等の耐熱合金等の金属材料が挙げられる。なお、導電性が必要とされる場合には、導電性に優れた金属材料を使用することが好ましい。
具体的には、ステンレス鋼としては、フェライト系ステンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼、オーステナイト系ステンレス鋼が挙げられる。フェライト系ステンレス鋼としては、SUS430、SUS434、SUS405等が挙げられる。マルテンサイト系ステンレス鋼としては、SUS403、SUS410、SUS431等が挙げられる。オーステナイト系ステンレス鋼としては、SUS201、SUS301、SUS305等が挙げられる。更に、ニッケル基合金としては、インコネル600、インコネル718、インコロイ802等が挙げられる。クロム基合金としては、Ducrlloy CRF(94Cr5Fe1Y23)等が挙げられる。
・固体酸化物形燃料電池を用いて発電を行う場合、燃料極側には燃料ガスを導入し、空気極側には酸化剤ガスを導入する。
燃料ガスとしては、水素、還元剤となる炭化水素、水素と炭化水素との混合ガス、及びこれらのガスを所定温度の水中を通過させ加湿した燃料ガス、これらのガスに水蒸気を混合させた燃料ガス等が挙げられる。炭化水素は特に限定されず、例えば、天然ガス、ナフサ、石炭ガス化ガス等が挙げられる。この燃料ガスとしては水素が好ましい。これらの燃料ガスは1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。また、50体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスを含有していてもよい。
酸化剤ガスとしては、酸素と他の気体との混合ガス等が挙げられる。更に、この混合ガスには80体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスが含有されていてもよい。これらの酸化剤ガスのうちでは安全であって、且つ安価であるため、空気(約80体積%の窒素が含まれている。)が好ましい。
次に、本発明の最良の形態の例(実施例)について、すなわち、固体酸化物形燃料電池モジュールの実施例について説明する。
a)まず、固体酸化物形燃料電池モジュールの構成について説明する。
図1及び図2に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池スタック1は、燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば空気(詳しくは空気中の酸素))との供給を受けて発電を行う装置である。
この固体酸化物形燃料電池モジュール1は、平板状の固体酸化物形燃料電池セル3が複数個(例えば18枚)積層された固体酸化物形燃料電池スタック5と、固体酸化物形燃料電池スタック5の積層方向(図1の上下方向)の両側に密着して積層された集電板を兼ねる第1、第2発熱器7、9と、上方の第1発熱器7の上側に密着して積層された空気予熱器11と、下方の第2発熱器9の下側に密着して積層された燃料改質器13と、固体酸化物形燃料電池モジュール1を積層方向に貫く第1〜第10固定部材15〜33などを備えている。
図3に分解して示す様に、前記固体酸化物形燃料電池セル3は、いわゆる燃料極支持膜タイプのセルであり、燃料ガス流路35側には、燃料極(アノード)37が配置されるとともに、燃料極37の同図上側の表面には薄膜の固体電解質体(固体酸化物体)39が形成され、その固体酸化物体39の空気流路41側の表面には、空気極(カソード)43が形成されている。
また、空気極43と上方の金属製のインターコネクタ(セル3間の導通を確保するとともにガス流路を遮断するプレート)45との間には、その導通を確保するために、(例えば空気極43と同様なLSCF、LSM等からなる)集電部材47が配置されている。尚、この実際に発電を行う燃料極37と固体酸化物体39と空気極43とをセル本体49と称する。
更に詳しくは、この固体酸化物形燃料電池セル3は、上下一対の金属製のインターコネクタ45、51と、空気流路41側の金属製の空気極フレーム53と、セラミックス製の絶縁フレーム55と、セル本体49を接合して配置するとともにガス流路を遮断する金属製のセパレータ57と、燃料ガス流路35側の金属製の燃料極フレーム59とを備えている。尚、空気極フレーム53と絶縁フレーム55とセパレータ57と燃料極フレーム59とインターコネクタ(その外周縁部)45、51とにより、第1〜第10固定部材15〜33が貫く固体酸化物形燃料電池セル3の枠部61が構成されている。
図4(a)に示す様に、前記第1〜第10固定部材15〜33は、固体酸化物形燃料電池スタック5と発熱器7、9と空気予熱器11と燃料改質器13とからなるモジュール本体63の周縁に沿って配置され、モジュール本体63を積層方向に押圧して一体に固定する部材であり、それぞれ、ボルト15a〜33a及びナット15b〜33bから構成されている。
なお、固定部材15〜33の材料としては、耐熱性、化学的安定性、強度等の優れた材料を使用でき、例えばステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金等の耐熱合金等の金属材料が挙げられる。
このうち、各ボルト15a〜33aは、図4(b)に示す様に、モジュール本体63を積層方向に貫く様に形成された(同径の)貫通孔65〜83に貫挿され、上下のスペーサ85、87(図5参照)を介して、各ナット15b〜33bにより固定される。
この貫通孔65〜83の内径は、ボルト15a〜33aの外径より大きく設定されているので、貫通孔65〜83の内周面とボルト15a〜33aの外周面に挟まれた筒状の空間88(図5参照)が、空気や燃料ガス等の流路となる。
前記図4(b)に示す様に、前記第1〜第10固定部材15〜33のうち、第1固定部材15は陽極の電極として用いられ(E1)、第6固定部材25は陰極の電極として用いられる(E2)。また、後に詳述する様に、第2固定部材17の貫通孔67は空気の導入に用いられ(A1)、第3固定部材19の貫通孔69は排ガスの排出に用いられ(H2)、第4固定部材21の貫通孔71は燃料ガスの流通に用いられ(F2)、第5固定部材23の貫通孔73は空気の流通に用いられ(A3)、第7固定部材27の貫通孔77は空気の流通に用いられ(A2)、第8固定部材29の貫通孔79は排ガスの流路に用いられ(H2)、第9固定部材31の貫通孔81は燃料ガスの流通に用いられ(F3)、第10固定部材33の貫通孔83は燃料ガスの導入に用いられる(F1)。
ここで、E1、E2は、電気的接続に用いられることを示し、A1〜A3は空気の流通に用いられることを示し、F1〜F3は燃料ガスの流通に用いられることを示し、H1、H2は排ガスの流通に用いられることを示している。
図5は、第1〜第3、第6、第10固定部材15〜19、25、33の様に、ボルトの先端を長手方向に切り欠いたガスの流路89と、その流路89に連通する連通路91を有する袋ナットを用いた例を示したものであり、他の第4、第5、第7〜第9固定部材21、23、27〜31では、ガスが装置外に流出しないように閉塞された袋ナットを用いる。なお、第1、第6固定部材15、25は、電極として使用するので、ガスの流通を考慮することなく、通常のナットを使用することができる。
また、第2〜第5、第7〜第10固定部材17〜23、27〜33では、上下のスペーサ85、87として、絶縁性を有するセラミック部材を用いる。更に、第1固定部材15は陽極であるので、上方のスペーサ85として絶縁性を有するセラミック部材を用い、下方のスペーサ87として導電性を有する金属部材を用いる。逆に、第6固定部材25は陰極であるので、上方のスペーサ85として導電性を有する金属部材を用い、下方のスペーサ87として絶縁性を有するセラミック部材を用いる。
前記第1、第2発熱器7、9は、固体酸化物形燃料電池スタック5から排出された空気(詳しくは発電に利用された空気残ガス)と燃料ガス(詳しくは発電に利用された燃料残ガス)を、燃焼触媒93(図6参照)を利用して反応(燃焼)させて、周囲の温度を上昇させる装置である。そのため、第1発熱器7は、固体酸化物形燃料電池スタック5と空気予熱器11との間に配置され、第2発熱器9は、固体酸化物形燃料電池スタック5と燃料改質器13との間に配置されている。
つまり、空気予熱器11では、外部から温度の低い空気を固体酸化物形燃料電池スタック5内に直接導入しないように空気を暖めるが、固体酸化物形燃料電池スタック5に対しては吸熱となるので、第1発熱器7にて温度を上昇させることにより、固体酸化物形燃料電池スタック5の積層方向の(空気予熱器11側の)端部の温度が低下しないようにしている。
同様に、燃料改質器13における改質反応も吸熱反応となるので、第2発熱器9にて温度を上昇させることによって、固体酸化物形燃料電池スタック5の積層方向の(燃料改質器13側の)端部の温度が低下しないようにしている。
前記第2発熱器9は、最初に固体酸化物形燃料電池スタック5から排出されたガスの燃焼が行われる装置であり、図6に示す様に、3枚の導電性を有する金属製のプレート95〜99が積層されて構成されており、各プレート95〜99には、前記貫通孔65〜83が形成されている。この第2発熱器9の燃焼室101内には、燃料残ガスと空気残ガスを燃焼させるために、例えば粒状の担体に担持された燃焼触媒93が配置されている。
なお、図6(b)には、燃焼室101内のガスの流れを示してあり、第5貫通孔73(A3)から供給される空気残ガスと第9貫通孔81(F3)から供給される燃料残ガスとが反応し、その排ガスは第8貫通孔79(H1)から排出される。
一方、前記第1発熱器7は、第2発熱器9から排出された排ガスが再度燃焼される装置であり、図7に示す様に、3枚の金属製のプレート103〜107が積層されて構成されており、各プレート103〜107には、前記貫通孔65〜83が形成されている。この第1発熱器7の燃焼室109内にも、前記と同様な燃焼触媒111が配置されている。
なお、図7(b)には、燃焼室109内のガスの流れを示してあり、第8貫通孔79(H1)から供給される排ガスは、再度燃焼室109内で燃焼し、第3貫通孔69(H2)から排出される。
ここで、前記第1、第2発熱器7、9の各部は、ロウ付けにて一体化されるが、銀ロウ、ニッケルロウ付けなどが利用可能である。但し、両発熱器7、9が高温に達する可能性があることを考慮すると、ニッケルロウ付けが好ましい。
この第1、第2発熱器7、9を構成するプレート95〜99、103〜107の材質は、耐熱性金属が機械的強度及び加工性に優れるという点で好適であるが、燃焼時に高温に達する可能性があるので、セラミックス部品を用いると耐久性が向上する(但し、この場合は、別途導通を確保する経路を設ける必要がある)。この金属材料としては、フェライト系ステンレス、オーステナイト系ステンレスなどが使用可能であるが、触媒や担体、或いはセラミックス部材など、熱膨張係数の異なる部材を使用する場合には、熱膨張係数の近いものを用いることが好ましい。
前記燃焼触媒93、111としては、白金、ロジウム、パラジウムなどの貴金属触媒を採用できるが、ペロブスカイト酸化物などを用いると、耐熱性や長期耐久性が向上するので好ましい。燃焼触媒93、111の担体としては、一般的なコージエライトのハニカム担体や、自動車用の排ガス処理触媒の担体として用いられるフェライト系ステンレスも使用可能である。特に起動性を重視する場合には、金属担体の方が、熱伝導性や耐熱衝撃性に優れている。但し、高温での耐久性という点では、セラミックス担体が有利であり、要求により使い分けることが望ましい。
前記燃焼触媒93、111は、ロウ付け前に燃焼室101、109内に充填することが可能であるが、ニッケルロウ付けなどでは、ロウ付け温度が高温となるため、貴金属触媒ではダメージが発生することがある。そのため、粒状の担体を用いる場合には、ロウ付け後に、ガスの導入口などから充填することが好ましい。
また、前記空気予熱器11とは、上述した様に、固体酸化物形燃料電池スタック5内に導入する空気を予熱する周知の装置であり、図8に模式的に示す様に、導電性を有する金属製の筐体113の内部に空気が流れる層状の空間115を有し、その空間115内には、空気の予熱を効率よく行うために、充填材を用いるが、起動性を求める場合には熱容量が小さく熱伝導の良い、発泡金属(図示せず)などを使用する。
更に、前記燃料改質器13とは、上述した様に、固体酸化物形燃料電池スタック5内に導入する燃料ガスの改質、即ち燃料ガスを水素リッチの燃料ガスに改質する周知の装置であり、導電性を有する金属製の筐体117の内部に燃料ガスが流れる層状の空間119を有し、その空間119内に燃料ガスの改質を行うために、例えば微粒の金属ニッケルとセラミックス粉末のプレス体や、アルミナなどの耐熱性の高い多孔体上に金属ニッケルを担持した触媒(図示せず)が充填されている。
なお、図8において、平板状に記載された第1発熱器7、第2発熱器9、第2空気予熱器11、燃料改質器13は、各器7〜13の内部においてそれぞれ連通しており、同図の左右方向にガスの流通が可能である。
また、上述した固体酸化物形燃料電池モジュール1は、図示しないが、通常断熱容器内に収容され、バーナーによって加熱されて運転される。
b)次に、固体酸化物形燃料電池モジュール1のガス流路について説明する。
図8に示す様に、まず、第2貫通孔67(A1)を介して、固体酸化物形燃料電池モジュール1内に導入された空気は、空気予熱器11内に導入され、空気の予熱が行われる。
次に、空気予熱器11から排出された予熱後の空気は、第7貫通孔77(A2)内に導入され、各固体酸化物形燃料電池セル3内に導入される。
次に、各固体酸化物形燃料電池セル3内にて発電のために使用された空気(空気残ガス)は、第6貫通孔73(A3)に導入され、第2発熱器9内に導入される。なお、第7貫通孔77(A2)から第6貫通孔73(A3)に至る空気の流路を、図9(a)に示す。
一方、第10貫通孔83(F1)を介して、固体酸化物形燃料電池モジュール1内に導入された燃料ガスは、燃料改質器13内に導入され、燃料ガスの改質が行われる。
次に、燃料改質器13から排出された改質後の燃料ガスは、第4貫通孔71(F2)内に導入され、各固体酸化物形燃料電池セル3内に導入される。
次に、各固体酸化物形燃料電池セル3内にて発電のために使用された燃料ガス(燃料残ガス)は、第9貫通孔81(F3)に導入され、第2発熱器9内に導入される。そして、この第2発熱器9内では、第9貫通孔81(F3)から導入された燃料残ガスと前記第5貫通孔73(A3)から導入された空気残ガスとが反応して燃焼する。なお、第4貫通孔71(F2)から第9貫通孔81(F3)に至る空気の流路を、図9(b)に示す。
次に、第2発熱器9内にて燃焼した排ガスは、第8貫通孔79(H1)に排出され、更に、第8貫通孔79(H1)から第1発熱器7内に導入される。
次に、第1発熱器7では、排ガス中における未反応の空気と燃料ガスとが反応して燃焼し、その排ガスは、第3貫通孔69(H2)を介して、固体酸化物形燃料電池モジュール1外に排出される。
c)次に、固体酸化物形燃料電池モジュール1の製造方法について、簡単に説明する。
まず、例えばSUS430からなる板材を打ち抜いて、インターコネクタ45、51、空気極フレーム53、燃料極フレーム59、セパレータ57を製造した。
また、定法により、アルミナを主成分とするグリーンシートを所定形状に形成し、焼成して、絶縁フレーム55を製造した。
固体酸化物形燃料電池セル3のセル本体49を、定法に従って製造した。具体的には、燃料極37のグリーンシート上に、固体酸化物体39の材料を印刷し、その上に空気極43の材料を印刷し、その後焼成した。尚、セル本体49は、セパレータ57にロウ付けして固定した。
そして、上述したインターコネクタ45、51、空気極フレーム53、絶縁フレーム55、燃料極フレーム59、セル本体49をロウ付けしたセパレータ57、集電部材47などを一体にして、各固体酸化物形燃料電池セル3を組み付けるとともに、各固体酸化物形燃料電池セル3を積層して固体酸化物形燃料電池スタック5を構成した。
そして、この固体酸化物形燃料電池スタック5の一方の側に、第1発熱器7と空気予熱器11を積層配置し、他方の側に、第2発熱器9と燃料改質器13を積層配置して、モジュール本体63を構成した。
次に、モジュール本体63の貫通孔65〜83に、絶縁スペーサ85、87を介して、ボルト15a〜33aを嵌め込むとともに、その先端にナット15b〜33bを螺合させた。
その後、このナット15b〜33bを締め付けて、モジュール本体63を押圧して一体化して固定し、固体酸化物形燃料電池モジュール1を完成した。
d)この様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池モジュール1は、固体酸化物形燃料電池スタック5の積層方向の両側に第1、第2発熱器7、9が積層され、更に、第1発熱器7の外側に空気予熱器11が積層されるとともに、第2発熱器9の外側に燃料改質器13が積層されて、一体に形成されている。
従って、空気予熱器11と燃料改質器13が吸熱の作用をしても、固体酸化物形燃料電池スタック5の積層方向における温度低下を抑制でき、固体酸化物形燃料電池スタック5における均一な温度分布を実現できる。
よって、直列接続にて組み合わされたセル群(スタック)において、温度分布のバラツキ(端部の温度低下)による電圧低下を防止できるので、出力(電流密度)を抑えた運転の必要がなく、その結果、高効率な運転ができるという顕著な効果を奏する。
なお、本実施例では、固定部材15〜33によって、モジュール本体63を一体化したが、ロウ付け等によって、固体酸化物形燃料電池スタック5と第1発熱器7と空気予熱器11と第2発熱器9と燃料改質器13とを、一体に接合してもよい。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、発熱器に特徴があるので、発熱器について説明する。なお、第1発熱器と第2発熱器は、ほぼ同様な構成であるので、ここでは、第2発熱器を例に挙げて説明する。
図10に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池モジュールに用いる第2発熱器121は、5枚の金属製のプレート123〜131を積層したものであり、各プレート123〜131には、貫通孔133〜151が形成されている。
この第2発熱器121は、前記実施例1とは異なり、その内部の燃焼室153は、整流板の機能を有する第3プレート127により、上下2室に区分されている。
つまり、第2プレート125には、上室155に対応する開口部157が設けられ、第4プレート129には、下室159に対応する開口部161が設けられ、第3プレート127には、上室155と下室159を連通するために多数の連通孔163が形成されている。そして、上室155内には、前記実施例1と同様に、例えば粒状の担体に担持された燃焼触媒165が配置されている。
従って、本実施例では、空気残ガスは第5貫通孔141(A3)から上室155に導入される。一方、燃料残ガスは第9貫通孔149(F3)から下室159に導入されてから、連通孔163を介して上室155に吹き上がる。そして、上室155にて空気残ガスと燃料残ガスとが混合して燃焼し、第8貫通孔147(H1)を介して排出される。
この様に、本実施例では、空気残ガスと燃料残ガスとが連通孔163によって均一に混合されることにより、効率良く燃焼するという利点がある。
なお、第1発熱器については、前記実施例1と同様な構成であってもよい。
次に、実施例3について説明するが、前記実施例2と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、発熱器に特徴があるので、発熱器について説明する。なお、第1発熱器と第2発熱器は同様な構成であるので、ここでは、第2発熱器を例に挙げて説明する。
図11に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池モジュールに用いる第2発熱器171は、5枚の金属製のプレート173〜181を積層したものであり、各プレート173〜181には、貫通孔183〜201が形成されている。
この第2発熱器171は、前記実施例2と同様に、その内部の燃焼室203は、整流板の機能を有する第3プレート177により、上下2室に区分されている。
つまり、第2プレート175には、上室205に対応する開口部207が設けられ、第4プレート179には、下室209に対応する開口部211が設けられ、第3プレート177には、上室205と下室209を連通するために多数の連通孔213が形成されている。そして、上室205内には、前記実施例1と同様に、例えば粒状の担体に担持された燃焼触媒215が配置されている。
特に本実施例では、第1プレート173の外側表面に、伝熱と集電のために、銅板クラッド部217が形成されている。この銅板クラッド部217は、銅板が第1プレート173の表面に形成された凹部219に嵌め込まれてロウ付けされたものである。なお、銅板クラッド部217が固体酸化物形燃料電池スタックに接触する。
なお、第1発熱器については、前記実施例1と同様な構成であってもよい。
従って、本実施例では、前記実施例2と同様に、空気残ガスと燃料残ガスとが連通孔213によって均一に混合されることにより、効率良く燃焼するとともに、銅板クラッド部217によって、伝熱と集電が効率良く行われる。
次に、実施例4について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図12に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池モジュール221は、固体酸化物形燃料電池セル223が積層された固体酸化物形燃料電池スタック225の積層方向の両側に、集電板227、229が積層され、更に、各集電板227、229の外側に、発熱器231、233が積層されたものである。
なお、この集電板227、229は、固体酸化物形燃料電池スタック225の表面にロウ付けすることが好ましく、集電板227、229の材料としては、導電性の優れた金属材料が好ましい。
本実施例においても、前記実施例1と同様に、固体酸化物形燃料電池スタック225内の温度分布を均一化できるという効果を奏する。
次に、実施例5について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図13に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池モジュール241では、固体酸化物形燃料電池セル243が積層された固体酸化物形燃料電池スタック245の積層方向の両側に、集電板247、249が積層されている。
また、同図下方の集電板249の下面側には、発熱器251が積層され、更に、発熱器251の下面側にも、燃料改質器253が積層されている。
本実施例においても、前記実施例1と同様に、固体酸化物形燃料電池スタック245内の温度分布を均一化できるという効果を奏する。
次に、実施例6について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図14に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池モジュール261では、固体酸化物形燃料電池セル263が積層された固体酸化物形燃料電池スタック265の積層方向の両側に、集電板267、269が積層されている。
また、両集電板267、269の両側に、発熱器271、273が積層され、同図上方の発熱器271の外側(上側)に空気予熱器275が積層され、更に、同図下方の発熱器273の外側(下側)に燃料改質器277が積層されている。
本実施例においても、前記実施例1と同様に、固体酸化物形燃料電池スタック265内の温度分布を均一化できるという効果を奏する。
次に、実施例7について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図15に示す様に、本実施例の固体酸化物形燃料電池モジュール281では、モジュール本体283に異なる内径を有する貫通孔285〜303が形成されている。
つまり、燃料電池では、燃料ガスより空気を多く供給するので、空気を流す第2、第7、第5貫通孔287、297、293(A1〜A3)の内径と、排ガスを流す第8、第3貫通孔299、289(H1、H2)の内径を、燃料ガスを流す第10、第4、第9貫通孔303、291、301(F1〜F3)より大きくする。例えば流量に対応した断面積に設定する。
それに応じて、図16に示す様に、(内径の大きな貫通孔に対応する)ナット305、307の連通路309、311の内径も、(内径の小さな貫通孔に対応する)ナット313の連通路315の内径より大きくする。なお、各ボルト317の外径は同一である。
本実施例では、ガス流量に対応した内径に設定するので、ガスの流れがスムーズであるであるという利点がある。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)例えば、発熱器を固体酸化物形燃料電池スタックに接触させるのではなく、例えばスペーサ等を介して近接して配置した場合でも、固体酸化物形燃料電池スタックの温度を均一化させる効果がある。
(2)発熱器に供給して燃焼させるガスとしては、空気残ガスや燃料残ガスが好適であるが、他のガスを発熱器内に供給して燃焼させてもよい。
(3)発熱器内にてガスを燃焼させる場合には、内部に燃焼を促す燃焼触媒を配置すると好適であるが、例えばセラミックヒータを配置して着火するようにしてもよい。
(4)貫通孔及びボルトにより、ガスの流路を構成できるが、ボルトとしては、中空ボルトを使用することもできる。
(5)発熱器をスタックの両側に配置する場合には、一方の発熱器と他方の発熱器を直列に接続しても良いが(即ち一方の発熱器から他方の発熱器にガスを流すようにしても良いが)、スタックからそれぞれの発熱器にガスを並列に供給するようにしてもよい。
実施例1の固体酸化物形燃料電池モジュールを示す斜視図である。 実施例1の固体酸化物形燃料電池モジュールを示す側面図である。 固体酸化物形燃料電池セルを分解した状態を示す説明図である。 (a)固体酸化物形燃料電池モジュールを示す平面図、(b)モジュール本体の平面図である。 ボルトとその使用状態を破断して示す説明図である。 第2発熱器を分解して示し、(a)は第1プレートの平面図、(b)は第2プレートの平面図、(c)は第3プレートの平面図、(d)は第2発熱器の断面図である。 第1発熱器を分解して示し、(a)は第1プレートの平面図、(b)は第2プレートの平面図、(c)は第3プレートの平面図、(d)は第1発熱器の断面図である。 固体酸化物形燃料電池モジュールにおけるガスの流路を模式的に示す説明図である。 (a)スタックにおける空気の流路を示す説明図、(b)スタックにおける燃料ガスの流路を示す説明図である。 実施例2における第2発熱器を分解して示し、(a)は第1プレートの平面図、(b)は第2プレートの平面図、(c)は第3プレートの平面図、(d)は第4プレートの平面図、(e)は第5プレートの平面図、(f)は第2発熱器の断面図である。 実施例3における第2発熱器を分解して示し、(a)は第1プレートの平面図、(b)は第2プレートの平面図、(c)は第3プレートの平面図、(d)は第4プレートの平面図、(e)は第5プレートの平面図、(f)は第2発熱器の断面図である。 実施例4の固体酸化物形燃料電池モジュールを示す側面図である。 実施例5の固体酸化物形燃料電池モジュールを示す側面図である。 実施例6の固体酸化物形燃料電池モジュールを示す側面図である。 実施例7の固体酸化物形燃料電池モジュールのモジュール本体を示す平面図である。 実施例7の固体酸化物形燃料電池モジュールを示す平面図である。 従来技術を示す説明図である。
符号の説明
1、221、241、261、281…固体酸化物形燃料電池モジュール
3、223、243、263…固体酸化物形燃料電池セル
5、225、245…固体酸化物形燃料電池スタック
7、9、121、171、231、233、251、271、273…発熱器
11、275…空気予熱器
13、253、277…ガス改質器
15、17、19、21、23、25、27、29、31、33…固定部材
37…燃料極
39…固体電解質体(固体酸化物体)
43…空気極
63、283…モジュール本体
93、165、215…燃焼触媒

Claims (8)

  1. 固体電解質体と、該固体電解質体の一面に設けられ、燃料ガスに接する燃料極と、該固体電解質体の他面に設けられ、酸化剤ガスに接する空気極とを備えた平板型の固体酸化物形燃料電池セルを、複数積層した固体酸化物形燃料電池スタックと、
    可燃ガスの燃焼によって発熱する発熱器と、
    を備えた固体酸化物形燃料電池モジュールであって、
    前記固体酸化物形燃料電池スタックの積層方向の少なくとも一方の端部に接触して又は近接して前記発熱器を配置したことを特徴とする固体酸化物形燃料電池モジュール。
  2. 前記発熱器の内部に、ガスの燃焼触媒又は抵抗体ヒータを配置したことを特徴とする前記請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池モジュール。
  3. 前記発熱器の前記固体酸化物形燃料電池スタック側と反対側に、前記燃料ガスの改質を行う改質器を配置したことを特徴とする前記請求項1又は2に記載の固体酸化物形燃料電池モジュール。
  4. 前記発熱器の前記固体酸化物形燃料電池スタック側と反対側に、前記酸化剤ガスの予熱を行う予熱器を配置したことを特徴とする前記請求項1〜3のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池モジュール。
  5. 前記発熱器が、前記固体酸化物形燃料電池スタックの集電板を兼ねることを特徴とする前記請求項1〜4のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池モジュール。
  6. 前記固体酸化物形燃料電池セルから排出されるガスが前記発熱器に供給される流路を有し、発電時には、前記排出されたガスを前記発熱器の燃料として用いることを特徴とする前記請求項1〜5のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池モジュール。
  7. 前記発熱器内には、前記燃料ガスが供給される流路と、前記酸化剤ガスが供給される流路と、両流路を区分する穴あき整流板を有し、前記燃料ガス又は前記酸化剤ガスを前記穴あき整流板の連通孔を通過させて前記両ガスを混合することを特徴とする前記請求項1〜6のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池モジュール。
  8. 前記固体酸化物形燃料電池スタックの積層方向の両側に、内部に燃焼触媒を有する前記発熱器を配置するとともに、前記両発熱器の流路を直列に接続し、
    更に、一方の前記発熱器の前記固体酸化物形燃料電池スタック側と反対側に、前記ガスの改質を行う改質器を配置するとともに、他方の前記発熱器の前記固体酸化物形燃料電池スタック側と反対側に、前記酸化剤ガスの予熱を行う予熱器を配置したことを特徴とする前記請求項1〜7のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池モジュール。
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