JP2008290562A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフト・バイ・ワイヤ方式のパーキング機構5を備える車両に用いられ、かつIGONからIGOFFへの切り替え要求を受けかつ車両停止条件が成立している場合にパーキング機構5をロック状態にするオートパーキング制御を実行する制御装置6,10において、特に坂道でオートパーキング制御を実行する際に車両がずれ動いたときでも、可及的に通常終了処理を行えるような状況を確保可能とする。
【解決手段】制御装置6,10は、パーキング機構5の作動にあたって、車速の増加を検出すると、パーキング機構5の作動を禁止して下記基準時間を延長するサポート処理を行う手段と、パーキング機構5の作動後に所定の基準時間内でロック成立すると車両駆動源1を停止してIGOFFに切り替える通常終了処理を行う一方、基準時間内にロック不成立の場合に車両駆動源1を停止してACCに切り替える変則終了処理を行う手段とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に搭載される自動変速機の出力軸を回転不可能なロック状態と回転可能なアンロック状態とに切り替えるシフト・バイ・ワイヤ方式のパーキング機構を備える車両に用いる制御装置に関する。
従来の自動変速機は、一般的に、運転席に設けられるスライド式のシフトレバーを運転者がスライド操作することにより、その操作力をワイヤやロッド等で直接的にパーキング機構やマニュアルバルブに伝達して、例えばパーキングレンジP、リバース(後進走行)レンジR、ニュートラルレンジN、ドライブ(前進走行)レンジDのいずれかを選択するようになっている。
ここで、パーキングレンジPが選択された場合には、パーキング機構によって自動変速機の出力軸を回転不可能なロック状態にするようになっている。また、リバースレンジR、ニュートラルレンジN、ドライブレンジDが選択された場合には、自動変速機に備えるシフトレンジ切替用の油圧回路の一構成要素であるマニュアルバルブの状態を変更することによって、変速機構部に備えるクラッチやブレーキ等の摩擦係合要素を係合または解放させることにより、要求のレンジを成立させるようになっている。
次に、前記パーキング機構の構成や動作について説明する。
パーキング機構は、一般的に、パーキングギアと、パーキングロックポールと、パーキングロッドとを含んで構成されている。
パーキングギアは、自動変速機の出力軸に外装固定されている。パーキングロックポールは、パーキングギアに対して遠近変位可能に傾動自在に支持されており、パーキングギアの歯間に係入、離脱可能とされる爪を有している。パーキングロッドは、一端側にパーキングロックポールを傾動させるためのテーパコーンが設けられており、自動変速機の出力軸と略平行に前方または後方に変位されるようになっている。このパーキングロッドは、マニュアルバルブを駆動するディテントレバーによって駆動されるようになっている。
そして、パーキング機構の動作としては、まず、ディテントレバーを傾動させることによってパーキングロッドを例えば後方へ変位させると、テーパコーンがパーキングロックポールを押し上げて、その爪をパーキングギアの歯間に係入させることによって、自動変速機の出力軸を回転不可能なロック状態とする。
一方、ディテントレバーを前記と逆向きに傾動させることによってパーキングロッドを例えば前方へ変位させると、テーパコーンによるパーキングロックポールの押し上げ力が解除され、パーキングロックポールがばねによって引っ張られて下がるので、その爪がパーキングギアの歯間から抜け出ることによって、自動変速機の出力軸を回転可能なアンロック状態とする。
ところで、ディテントレバーの駆動形態としては、シフトレバーと例えばワイヤやロッド等でもって直接的に連動連結して、シフトレバーの操作力で直接的に駆動される、直接操作方式と呼ばれる形態の他に、いわゆるシフト・バイ・ワイヤ方式と呼ばれる形態がある。
このシフト・バイ・ワイヤ方式は、運転者によるシフトレバーの操作をセンサやスイッチ等によって検出し、この検出したシフトレンジ信号に応じて適宜のアクチュエータでディテントレバーを駆動する形態になっている(例えば特許文献1,2参照。)。
なお、シフト・バイ・ワイヤ方式の場合、パーキング機構のパーキング要求信号やパーキング解除要求信号を出力する操作部材として、上述した一般的なシフトレバーの他に、ジョイスティックやプッシュボタン等が用いられることもある。
さらに、シフト・バイ・ワイヤ方式のパーキング機構を備える場合、前記操作部材を操作することなしに、例えば所定条件が成立したときに前記アクチュエータを駆動することによりパーキング機構をロック状態にさせる、いわゆるオートパーキング制御を行うことが知られている(例えば特許文献3参照。)。
特開平5−280637号公報 特開2005−69407号公報 特開平6−72296号公報
上記従来例のようなシフト・バイ・ワイヤ方式のパーキング機構では、そもそも、シフトレバーの操作力で直接的にロック状態を成立させる直接操作方式のものに比べて、アンロック状態のパーキング機構をロック状態にさせるためのパーキング要求を受けてから、ロック状態を成立させるまでに所定のタイムラグが発生する。
このタイムラグが発生している期間、つまりパーキング要求時点からロック状態を成立させるまでの過程において、例えば坂道で車両を停止させることによって車両が傾いているような状況で例えば運転者がブレーキを作動解除してしまうと、前記傾きに応じて車両がずれ動くおそれがあり、ロック状態を成立させにくくなることが懸念される。
というのは、そもそも、パーキング機構を作動させてからロック状態を成立させるまでの間に、例えば何らかの原因で車両がずれ動くようなことがあると、自動変速機の出力軸に固定されてあるパーキングギアが回転して、当該パーキングギアにパーキングロックポールの爪が噛み込まずに弾かれるといった、いわゆるラチェッティング現象が発生しやすくなるからである。
このような現象に伴い、オートパーキング制御では、ロック状態を成立させるまでの時間が長引くことが懸念される。
これに対し、本願出願人は、所定の基準時間内にロック状態が成立した場合にエンジンを停止して車両電源をイグニッションオフポジションに切り替える通常終了処理を行う一方で、前記基準時間内にロック状態が不成立の場合に、エンジンを停止して車両電源をアクセサリポジションに切り替える変則終了処理を行うようにすることを考えた。
しかしながら、このような対策では、坂道でオートパーキング制御を実行するような状況だと、前記基準時間内にロック状態が成立できなくなるおそれがあって、前記変則終了処理を行う結果になりやすい。その場合、運転者が変則終了処理になったことを知る術がないので、運転者はパーキング機構がロック状態になったものと誤解する他、車両電源がアクセサリポジションになってイグニッションオフポジションにならないために運転者が不信感を抱く結果となる等、好ましくない。ここに改良の余地がある。
本発明は、自動変速機の出力軸を回転不可能なロック状態と回転可能なアンロック状態とに切り替えるシフト・バイ・ワイヤ方式のパーキング機構を備える車両に用いる制御装置において、特に坂道でオートパーキング制御を実行するような状況で車両がずれ動いた場合でも、可及的に通常終了処理を行えるような状況を確保可能とすることを目的としている。
本発明は、自動変速機の出力軸を回転不可能なロック状態と回転可能なアンロック状態とに切り替えるシフト・バイ・ワイヤ方式のパーキング機構を備える車両において、車両電源をイグニッションオンポジションからイグニッションオフポジションへ切り替えるための要求を受けかつ車両停止条件が成立した場合に、前記パーキング機構をロック状態にするオートパーキング制御を実行する制御装置において、次のように構成している。
この車両用制御装置は、前記オートパーキング制御により前記パーキング機構を作動させるにあたって、車速の増加を検出すると、前記パーキング機構の作動を禁止して下記基準時間を延長するサポート処理を行う手段と、前記オートパーキング制御による前記パーキング機構の作動後において、所定の基準時間内でロック状態が成立した場合に車両駆動源を停止して車両電源をイグニッションオフポジションに切り替えて終了する通常終了処理を行う一方で、前記基準時間内にロック状態が不成立の場合に車両駆動源を停止して車両電源をアクセサリポジションに切り替えて終了する変則終了処理を行う手段とを含む、ことを特徴としている。
なお、アクセサリ(ACC)ポジションとは、車両に搭載されるオーディオ等のカーアクセサリへの電力供給を可能にする状態である。イグニッション(IG)オンポジションとは、前記カーアクセサリの他にカーエアコン等の電装品への電力供給を可能にする状態である。スタート(ST)ポジションとは、カーエアコン等の電装品に加えて、スタータモータへの電力供給を可能にする状態である。イグニッション(IG)オフポジションとは、カーアクセサリ、カーエアコン等の電装品、スタータモータ等のいずれにも電力を供給しない状態である。
これらの車両電源ポジションの切り替えは、例えばプッシュボタンスタート式の場合にはスタート・ストップスイッチの操作、あるいはメカキースタート式の場合にはイグニッションキーの操作に応答して行われる他、制御上の要求にも応答して行われる。
そもそも、仮に、坂道でオートパーキング制御を実行する状況において、オートパーキング制御の要求直後に、運転者がブレーキの作動を解除してしまうと、路面傾斜に起因して車両がずれ動くことがあって、ロック状態を成立させにくくなる。このような状況では、上述している従来例の対策だと、基準時間内にロック状態を成立できなくなるおそれがあって、前記変則終了処理を行う結果になりやすい。これでは、運転者はパーキング機構がロック状態になったものと誤解する他、車両電源がアクセサリポジションになってイグニッションオフポジションにならないために運転者が不信感を抱く結果となる等、好ましくない。
これに対し、本発明の上記構成では、例えば坂道等でオートパーキング制御を実行開始直後に車両がずれ動いてしまうと、オートパーキング制御の基準時間を延長させるといったサポート処理を行うようにしているから、例えば運転者が車両の動きに気付いてブレーキを自発的に作動させることを期待できるようになる。
これにより、例えば坂道等でオートパーキング制御を実行する状況でも、運転者によるブレーキ作動に伴い車両停止されることによって、ロック状態を成立させて前記通常終了処理を行うことが可能になる。したがって、運転者に余計な誤解や不信感を抱かせずに済む等、信頼性の向上に貢献できるようになる。
また、本発明は、必要に応じて自動変速機の出力軸を回転不可能なロック状態と回転可能なアンロック状態とに切り替えるシフト・バイ・ワイヤ方式のパーキング機構を用いる車両用制御装置において、次のように構成することができる。
すなわち、本発明の車両用制御装置は、車両電源をイグニッションオンポジションからイグニッションオフポジションへ切り替えるための要求を受けかつ車両停止条件が成立している場合に、前記パーキング機構をロック状態にするオートパーキング制御の実行要求を出力する第1制御要素と、前記実行要求の入力に応答して前記オートパーキング制御を実行する第2制御要素とを含む。
前記第1制御要素は、前記実行要求を出力してから所定の基準時間が経過するまでに前記第2制御要素からロック状態の成立報告を受けたか否かを判定する手段と、前記成立報告を受けたと判定すると車両駆動源を停止して車両電源をイグニッションオフポジションに切り替える通常終了処理を行う一方で、前記成立報告を受けていないと判定すると車両駆動源を停止して車両電源をアクセサリポジションに切り替える変則終了処理を行う手段とを含む。
前記第2制御要素は、前記オートパーキング制御の実行要求が入力されたときに車速の増加の有無を判定する手段と、車速が増加していないと判定するとパーキング機構を作動させる一方で、車速が増加したと判定するとパーキング機構の作動を禁止して前記基準時間を延長させる延長要求を前記第1制御要素側へ出力するサポート処理を行う手段と、前記パーキング機構の作動に伴い前記ロック状態が成立したときに成立報告を前記第1制御要素側へ出力する手段とを含む。
ここでは、上記本発明による特徴的な処理を実現するための機能実現手段を特定している。
好ましくは、前記基準時間は、前記第1制御要素に備えるガードタイマにより管理されるが、前記サポート処理は、前記ガードタイマのタイムアップ閾値を増加することで前記基準時間を延長する形態とされる。このように、基準時間の計測要素をガードタイマに特定することができる。
好ましくは、前記サポート処理を実行した場合に、前記基準時間の延長実施を運転者に報知する処理を行う。
この構成では、運転者がオートパーキング制御の実施時間が長引いていることを認識しやすくなって、運転者にブレーキを作動しようとするサポート意識を持たせることが可能になる等、ロック状態を成立させやすい状況を確保することが可能になる。
好ましくは、前記サポート処理を実行した場合に、前記基準時間の延長実施を運転者に報知するとともに、運転者にブレーキの作動実施を要求するよう報知する処理を行う。
この構成では、運転者がオートパーキング制御の実施時間が長引いていることを認識しやすくなるとともに、運転者にブレーキを積極的に作動させることが可能になる等、ロック状態を成立させやすい状況を確保することが可能になる。
好ましくは、前記サポート処理を実行した場合に、前記基準時間の延長実施を運転者に報知したうえで、前記自動変速機から駆動輪への駆動力伝達を遮断させる処理と、ブレーキを作動させる処理とを自動的に行う。
この構成では、運転者がオートパーキング制御の実施時間が長引いていることを認識しやすくなるうえ、自動的に、駆動輪に駆動力を伝達させないようにするとともにブレーキを強制的に作動させることが可能になって、ロック状態を成立させやすい状況を確保することが可能になる。
好ましくは、前記パーキング機構は、自動変速機の出力軸に外装固定されるパーキングギアと、パーキングギアに係止される爪を有し、かつ前記爪をパーキングギアに係止させてパーキングギアを回転不可能なロック状態にしたり、前記爪をパーキングギアから離してパーキングギアを回転可能なアンロック状態にしたりするよう変位されるパーキングロックポールと、パーキングロックポールをパーキングギアに対して遠近変位させるよう押し引きされるパーキングロッドと、パーキングロッドを押し引きするよう傾動可能に支持されるディテントレバーと、前記ディテントレバーを適宜方向に所定角度傾動させるためのアクチュエータとを含んだ構成とされる。
ここでは、パーキング機構の構成を特定しており、この特定により、オートパーキング制御を実行する際に、前記アクチュエータを制御すればよいことが明確になる。
本発明によれば、特に坂道でオートパーキング制御を実行するような状況で車両がずれ動いた場合でも、可及的に通常終了処理を行えるような状況を確保することが可能になる。
言い換えれば、本発明では、前述した坂道でオートパーキング制御を実行するような状況で車両がずれ動いた場合に、車両電源がアクセサリポジションになるという変則終了処理を極力行わずに済むようになる。したがって、運転者に余計な誤解や不信感を抱かせずに済む等、信頼性の向上に貢献できるようになる。
以下、本発明の実施形態について図1から図8を参照して詳細に説明する。
−実施形態1−
本発明の実施形態1を図1から図6に示している。本発明の特徴部分の説明に先立ち、図1を参照して、本発明の適用対象となる車両のパワートレーンの概要について説明する。
図1には、フロントエンジン・フロントドライブ(FF)方式のパワートレーンを示している。図中、1は駆動源としてのエンジン、2は自動変速機、3は駆動輪、4はフット式のブレーキ、5はパーキング機構、6は電源ECU(Electronic Control Unit)、7はエンジンECU、8はECT(Electronic Controlled Automatic Transmission)_ECU、9はECB(Electronically Controlled Brake system)_ECU、10はSBW(Shift by Wire)_ECUである。
これらの基本構成は一般的に公知の構成と同じとされるので、本発明と直接的に関与していない部分については簡単に説明する。
エンジン1は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等とされ、その運転動作はエンジンECU7により制御される。
自動変速機2は、主として、トルクコンバータ21、変速機構部22、油圧回路23等を含んで構成されており、その変速動作はECT_ECU8により制御される。
なお、自動変速機2の変速機構部22は、図示していないが、主として、複数の遊星機構、クラッチやブレーキ等の摩擦係合要素、ワンウェイクラッチ等を含み、前記摩擦係合要素をECT_ECU8で予め規定された作動表に従い係合、解放させることにより、要求される変速段を成立させるようになっている。
油圧回路23には、図示していないが、少なくともマニュアルバルブを有し、例えばリバース(後進走行)レンジR、ニュートラルレンジN、ドライブ(前進走行)レンジDのそれぞれに対応するように、前記適宜の摩擦係合要素に対する油圧経路を確保するようになっている。
駆動輪3は、自動変速機2内に配置されるデファレンシャル24および車軸(符号省略)を介して前進駆動力や後進駆動力が伝達されて、回転駆動される。
ブレーキ4は、例えば油圧式のディスクブレーキとされており、運転者が車両室内に設置されるブレーキペダル41を踏み込み操作したときにディスクロータ(符号省略)に摩擦力を与えて駆動輪3に制動力を付与するものである。
このブレーキ4は、ドラムブレーキであってもよい。一般的には、前記踏み込み力(踏力)をブースタ42およびマスターシリンダ43で増幅するようになっていて、軽い踏力で強い制動力を得るようになっている。
このブレーキ4は、一般的に公知のブレーキアシスト機能やアンチロックブレーキ機能等を実現するために、マスターシリンダ43からブレーキキャリパ(符号省略)に至る油圧経路の途中にブレーキ油圧制御部44を設け、このブレーキ油圧制御部44をECB_ECU9により適宜に制御するようになっている。
パーキング機構5は、図2から図4に示すような構成であり、必要に応じて、自動変速機2の出力軸25を回転不可能なロック状態や、回転可能なアンロック状態にするもので、いわゆるシフト・バイ・ワイヤ方式と呼ばれる構成になっている。
なお、自動変速機2の出力軸25としては、例えばカウンタードライブギア等とされるが、その他の動力伝達軸とすることも可能である。
このパーキング機構5は、具体的に、主として、パーキングギア51と、パーキングロックポール52と、パーキングロッド53と、ディテントレバー54と、ラッチレバー55と、コントロールシャフト56と、アクチュエータ57とを含んで構成されている。
パーキングギア51は、自動変速機2の出力軸25に一体回転可能に外装固定されている。
パーキングロックポール52は、パーキングギア51の近傍に一端側を支点として傾動自在となるように配置されている。このパーキングロックポール52の長手方向途中には、パーキングギア51の歯間に係入または離脱可能とされる爪52aが設けられている。
パーキングロッド53は、ディテントレバー54の傾動動作によって出力軸25と略平行に前端側または後端側に変位されるように配置されている。
このパーキングロッド53の前端は、図2に示すように、ディテントレバー54に連結されていて、パーキングロッド53の後端には、パーキングロックポール52を傾動させるためのテーパコーン58が設けられている。
なお、テーパコーン58は、コイルスプリング59によりパーキングギア51側へ押圧されている。このコイルスプリング59は、パーキングロッド53に外装されており、その一端がパーキングロッド53に係止固定されているスナップリング(符号省略)によって受け止められている。
ディテントレバー54は、その傾動中心に一体形成される円筒ボス部54aがコントロールシャフト56に一体回転可能に例えばスプライン嵌合により外嵌されている。ディテントレバー54の上端側には、二つの溝54b,54cが設けられている。
このディテントレバー54にはパーキングロッド53が連結されている。この連結の形態としては、例えばディテントレバー54の所定位置に設けられる貫通孔に、パーキングロッド53の屈曲端を挿入してから、この屈曲端に図示省略のスナップリングや係止ピン等でもって抜け止め固定するようになっている。
ラッチレバー55は、ディテントレバー54の傾動姿勢を保持するもので、一端が自動変速機ケース(図示省略)等に固定された板ばね等からなる本体の他端に、ディテントレバー54に設けられる溝54b,54cに係合されるローラ55aが設けられた構成になっている。このラッチレバー55のローラ55aは、パーキング解除時に第1溝54bに係合され、パーキング実施時に第2溝54cに係合される。
コントロールシャフト56は、図示省略の自動変速機ケース等に回動自在に支持されており、アクチュエータ57によって正逆両方向に所定角度回転駆動されるようになっている。
アクチュエータ57は、図示していないが、適宜のモータと、減速機構(例えばウォームギアや遊星機構等)とを含んで構成されている。このアクチュエータ57は、SBW_ECU10により電気的に制御されるようになっている。
なお、電源ECU6は、車両室内に設置されるスタート・ストップスイッチ11の操作やその他の制御上の要求に応答して、イグニッション(IG)リレー12、アクセサリ(ACC)リレー13等を制御することにより、車両電源を管理するものである。
なお、スタート・ストップスイッチ11は、プッシュボタンからなり、いわゆるプッシュボタンスタート式と呼ばれる車両に装備される。
このスタート・ストップスイッチ11は、車両電源がイグニッションオフポジションのときに、ブレーキペダルを踏んだ状態で1回押動操作すると、エンジン1を始動するスタート(ST)ポジションとするように割り当てられているが、ブレーキペダルを踏まない状態で、スタート・ストップスイッチ11を1回押動操作すると、車両電源をアクセサリポジションとし、さらに押動操作すると、車両電源をイグニッションオンポジションとし、さらに押動操作すると、イグニッションオフポジションとするように、押動操作の度に車両電源ポジションを遷移させるようになっている。
また、スタート・ストップスイッチ11を走行中に押動操作したときには前記電源遷移を実施しないというフェールセーフ機能が持たされているが、例えば所定時間以上押し続けたときのみ、特定の処理を行うといった例外規定も持たされている。
なお、アクセサリ(ACC)ポジションとは、車両に搭載されるオーディオ等のカーアクセサリへの電力供給を可能にする状態である。イグニッション(IG)オンポジションとは、前記カーアクセサリの他にカーエアコン等の電装品への電力供給を可能にする状態である。スタート(ST)ポジションとは、カーエアコン等の電装品に加えて、スタータモータへの電力供給を行う状態である。イグニッション(IG)オフポジションとは、カーアクセサリ、カーエアコン等の電装品、スタータモータ等のいずれにも電力を供給しない状態である。
但し、メカキースタート式の車両にも本発明を適用することが可能であるので、その場合には、前述したスタート・ストップスイッチ11の代わりにイグニッションキーが装備される。
上述した各ECU6,7,8,9,10は、いずれも一般的に公知のように、CPU、ROM、RAM及びバックアップRAM等を含んで構成されるものとされ、それぞれ互いに必要な情報を双方向で送受可能になっている。ROMは、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて各種の演算処理を実行する。また、RAMは、CPUでの演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAMは、例えばエンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
このようなパーキング機構5の基本的な動作を説明する。
まず、パーキング機構5がアンロック状態において、SBW_ECU10がアクチュエータ57を制御することにより、コントロールシャフト56をロック方向例えば正回転方向に所定角度回転させると、コントロールシャフト56と一体的にディテントレバー54が前記同方向に傾けられることになり、それに伴いパーキングロッド53が後端側へ押される。これにより、テーパコーン58の大径側がパーキングロックポール52を押し上げて、その爪52aがパーキングギア51の歯間に係入されると、出力軸25が回転不可能なロック状態にされる。このとき、ディテントレバー54の第2溝54cにローラ55aが係合しているから、ディテントレバー54の姿勢が位置決め保持される。
一方、パーキング機構5がロック状態において、SBW_ECU10がアクチュエータ57を制御することにより、コントロールシャフト56をアンロック方向例えば逆回転方向に所定角度回転させると、コントロールシャフト56と一体的にディテントレバー54が前記と同方向に傾けられることになり、それに伴いパーキングロッド53およびテーパコーン58が前端側へ引かれる。これにより、テーパコーン58によるパーキングロックポール52の押し上げ力が解除されるので、パーキングロックポール52が下がって、その爪52aがパーキングギア51の歯間から抜け出る。なお、パーキングロックポール52は図示省略のばねによってパーキングギア51から引き離される方向に常時付勢されている。そのため、出力軸25が回転可能なアンロック状態にされる。このとき、ディテントレバー54の第1溝54bにラッチレバー55のローラ55aが係合しているから、ディテントレバー54の姿勢が位置決め保持される。
ここで、本発明の特徴を適用した部分について詳細に説明する。
この実施形態1では、要するに、所定条件が成立したときにパーキング機構5をロック状態にするオートパーキング制御を実行させるが、このオートパーキング制御にてパーキング機構5を作動させるにあたって、例えば坂道停車によって車両がずれ動く等して車速が増加するようなことがあると、オートパーキング制御の基準時間を延長させることによって可及的にオートパーキング制御を通常終了させやすくする点、前記延長実施を運転者に報知させる点、さらに、運転者にブレーキ4の作動実施を要求するよう報知させる点に工夫をしている。
そして、車両運転席には、運転者に対し、オートパーキング制御の基準時間の延長実施や、ブレーキ4の作動実施要求を報知させるために、適宜の報知装置14が設置されている。
この報知装置14としては、例えば車両運転席に設置されるメーターパネル(車両用計器)内に設置されるマルチインフォメーションディスプレイとされ、この報知装置14に、必要に応じて、前記報知内容を表すメッセージや記号等を表示させるようになっている。この報知装置14は、例えば図示していないが、車両用計器専用のECU等によって制御される。
その他、報知装置14としては、例えば適宜の照明(LED等)や、警報音を発生するブザーや、前記メッセージや記号等を表示する専用表示パネル等とすることが可能である。
以下で、この実施形態1のオートパーキング制御について図5および図6のフローチャートを参照して説明する。図5に示すフローチャートは、電源ECU6によるオートパーキング制御時の処理を記載しており、一定周期毎にエントリーされる。また、図6に示すフローチャートは、SBW_ECU10によるオートパーキング制御時の処理を記載しており、一定周期毎にエントリーされる。
先に、電源ECU6による処理を説明すると、まず、ステップS1〜S3によって、オートパーキング制御を実行可能とする条件が成立しているか否かを調べる。
具体的に、ステップS1において、スタート・ストップスイッチ11がイグニッションオンポジションからイグニッションオフポジションに切り替え操作されたか否かを判定する。ここで、操作されていない場合には、前記ステップS1で否定判定して、このフローチャートを抜ける一方、操作された場合には、前記ステップS1で肯定判定して、ステップS2に移行する。
このステップS2では、車両電源がイグニッションオンポジションになっているか否かを判定する。ここで、イグニッションリレー12が非励磁状態つまりイグニッションオフポジションである場合には、前記ステップS1で否定判定して、このフローチャートを抜ける一方、イグニッションリレー12が励磁された状態つまりイグニッションオンポジションである場合には、前記ステップS2で肯定判定して、ステップS3に移行する。
このステップS3では、車両停止条件が成立しているか否かを判定する。この実施形態での車両停止条件とは、例えば車速がゼロ近傍の所定速度Vth(例えば3km/h)未満であることとする。つまり、車両が完全に停止している状態だけでなく、わずかに動いていて停止に近い状態も含む。
なお、車速検出は、例えばECT_ECU8との間で双方向通信して、その一時記憶領域に保存されてある最新の車速情報を読み出すことによって行うことができる。例えばECT_ECU8は、例えば車輪速センサ16からの出力に基づいて車速を算出し、その算出結果を一時記憶領域に最新の車速として保存するようになっている。
ここで、車速が所定速度Vth以上である場合、つまり車両停止条件が不成立である場合には、前記ステップS3で否定判定して、このフローチャートを抜けるが、車速が所定速度Vth未満である場合、つまり車両停止条件が成立した場合には、前記ステップS3で肯定判定して、ステップS4に移行する。
このステップS4では、オートパーキング制御の実行要求信号をSBW_ECU10に送信し、その後、続くステップS5でガードタイマTGを起動させてから、ステップS6に移行する。
なお、ガードタイマTGは、電源ECU6に内蔵されて時間経過を計測するもので、予め規定されたタイムアップ閾値がセットされている。このタイムアップ閾値は、オートパーキング制御を開始してからパーキング機構5のロック状態が成立するまでに要する時間を実験等により調べることによって適宜に決定される基準値とされる。この時間が基準時間とされている。
そして、前記ステップS6では、SBW_ECU10からパーキングロック動作によりロック状態が成立したことを示す報告を受信したか否かを判定する。
ここで、成立報告を受信した場合には、前記ステップS6で肯定判定してステップS7においてエンジン1を停止して車両電源をイグニッションオフポジションに切り替えるといった通常終了処理を行ってから、このフローチャートを抜ける。
しかし、成立報告を受信していない場合には、前記ステップS6で否定判定してステップS8に移行する。このステップS8では、SBW_ECU10からオートパーキング制御の基準時間の延長要求を受信したか否かを判定する。
ここで、延長要求を受信した場合には、前記ステップS8で肯定判定してステップS9においてガードタイマTGのタイムアップ閾値を所定量増加させるといったサポート処理を行ってから、ステップS10に移行する。一方、延長要求を受信していない場合には、前記ステップS8で否定判定してステップS10に移行する。
ステップS10では、ガードタイマTGがタイムアップしたか否かを判定する。ここで、タイムアップしていなければ、前記ステップS10で否定判定して前記ステップS6に戻るが、タイムアップした場合には、前記ステップS10で肯定判定してステップS11に移行する。
このステップS11では、エンジン1を停止して車両電源をアクセサリポジションに切り替えるといった変則終了処理を行ってから、このフローチャートを抜ける。
次に、SBW_ECU10による処理を説明する。まず、ステップS21において、電源ECU6からオートパーキング制御の実行要求信号を受信したか否かを判定する。
ここで、実行要求信号を受信していない場合には前記ステップS21で否定判定して、このフローチャートを抜ける一方、受信した場合には前記ステップS21で肯定判定して、続くステップS22に移行する。
このステップS22では、車速がゼロ近傍の所定速度Vth(例えば3km/h)以上であるか否かを判定する。この車速検出は、例えばECT_ECU8との間で双方向通信して、その一時記憶領域に保存されてある最新の車速情報を読み出すことによって行うことができる。例えばECT_ECU8は、例えば車輪速センサ16からの出力に基づいて車速を算出し、その算出結果を一時記憶領域に最新の車速として保存するようになっている。
ここで、所定速度Vth未満の場合、つまり車両が停止している状態あるいは略停止している状態である場合には、前記ステップS22で否定判定してステップS23〜S25の通常処理ルートに移行する一方、所定速度Vth以上の場合、つまり車速が増加している場合には、前記ステップS22で肯定判定してステップS26〜S28のサポート処理ルートに移行する。
先に、通常処理ルートでは、ステップS23,S24を繰り返すことにより、パーキングロック動作を実行する。
つまり、ステップS23では、上述した動作説明のとおりパーキング機構5のアクチュエータ57を作動させることによって、パーキングギア51にパーキングロックポール52の爪52aを係合させるようにしてロック状態にさせる。このパーキングロック動作は、例えば特開2005−69407号公報に示すように、変速機構部22をまずニュートラルレンジNにしてから、実行するようにすることが好ましい。
そして、ステップS24で、ロック状態が成立したと判定すると、ステップS25でロック状態が成立したことを表す成立報告信号を電源ECU6へ送信して、このフローチャートを抜ける。
なお、前記ステップS24の判定は、例えばディテントレバー54がパーキングレンジPの成立時の姿勢になったか否かを、図示省略のセンサ等からの検出信号に基づいて調べることによって行うことができる。
一方のサポート処理ルートでは、まず、ステップS26において車速変化(増加度合い)が所定値ΔVth以上であるか否かを判定する。ここで、車速の増加が所定値ΔVth未満である場合には、前記ステップS26で否定判定してステップS22に戻るが、所定値ΔVth以上である場合には、前記ステップS26で肯定判定してステップS27に移行する。
このステップS27では、オートパーキング制御の基準時間(ガードタイマTGのタイムアップ閾値)を延長(増加)させるための延長要求信号を電源ECU6へ送信してから、ステップS28に移行する。
ステップS28では、報知装置14としてのマルチインフォメーションディスプレイに、例えば「オートパーキング制御の延長実施あり」といったメッセージを表示させることにより、その旨を運転者に報知させた後、ステップS29において、報知装置14としてマルチインフォメーションディスプレイに、例えば「ブレーキを作動させてください」といったメッセージを表示させることにより、その旨を運転者に報知させてから、このフローチャートを抜ける。
なお、前記ステップS28,S29では、SBW_ECU10から報知装置14の作動要求信号を上述した図示省略の計器制御用のECUに送信して、この計器制御用のECUにより報知装置14を作動させることができる。
ところで、上述した動作説明から明らかなように、第1制御要素としての電源ECU6と第2制御要素としてのSBW_ECU10との間で信号を送受するようにして、オートパーキング制御の作業を分担させるようにしているので、本発明に係る車両用制御装置としては、電源ECU6とSBW_ECU10との両方を含んで構成されていると言える。
但し、電源ECU6とSBW_ECU10とを別々とせずに、単一の総括制御装置としている場合には、この統括制御装置が、本発明に係る車両用制御装置に相当することになる。
この他、電源ECU6、エンジンECU7、ECT_ECU8、ECB_ECU9ならびにSBW_ECU10のすべてを単一の総括制御装置として構成することも可能である。
以上説明したように、本発明の特徴を適用した実施形態1によれば、特に坂道で車両停止した状況においてオートパーキング制御によりパーキング機構5を作動させるにあたって、車両がずれ動くことによってオートパーキング制御を基準時間内で完了できない可能性があると判断したときに、オートパーキング制御が長引くと仮定して、その基準時間を延長させるといったサポート処理を行うようにしている。
しかも、前記サポート処理を行うことに加えて、この延長行為を運転者に報知するようにしているとともに、ブレーキ4を作動するように要求するようにしている。
これにより、例えば運転者が通常のオートパーキング制御を行えない事情があることを認識するとともに、ブレーキ4を積極的に作動させて車両を停止させることが可能になるから、ロック状態を成立させて前記通常終了処理を行うことが可能になる。
したがって、例えば坂道等でオートパーキング制御を実行する状況でも、パーキング機構5のロック状態を成立させやすい状況を確保するようにしているから、車両電源をアクセサリポジションにして終了するといった変則終了処理を行わずに済むようになる。その結果、運転者に余計な誤解や不信感を抱かせずに済む等、信頼性の向上に貢献できるようになる。
−実施形態2−
本発明に係る車両用制御装置の実施形態2について、例えば図7を参照して詳細に説明する。図7は、SBW_ECUによるオートパーキング制御の動作説明に用いるフローチャートである。
この実施形態2では、上記実施形態1の構成を前提として、図6のステップS29(ブレーキ4の作動実施要求を意味する報知動作)を省略していることに特徴がある。
要するに、オートパーキング制御にてパーキング機構5を作動させるにあたって、例えば坂道停車によって車両がずれ動く等して車速が増加するようなことがあると、上記実施形態1のように基準時間を延長して報知するだけにしている。
なお、電源ECU6によるオートパーキング制御の動作は、上記実施形態1と同じである。
このような実施形態2の場合でも、例えば運転者が車両の動きに気付いてブレーキ4を自発的に作動させることを期待できるようになるから、当該ブレーキ4の作動に伴い車両が停止すると、ロック状態が成立しやすくなり、好ましい。
ところで、この実施形態2において、さらに、ステップS28を省略することも可能であり、その形態も、本発明に含まれる。この形態の場合、例えば坂道等でオートパーキング制御を実行開始直後に車両がずれ動いてしまうと、オートパーキング制御の基準時間を延長させるといったサポート処理を行うものの、運転者にオートパーキング制御の延長実施を報知しないようになる。しかし、それでも、前記同様に、オートパーキング制御の実施時間を延長させるようにしているから、運転者による自発的なブレーキ作動によって車両を停止させてロック状態を成立させやすくなるという、効果を期待できる。
−実施形態3−
本発明に係る車両用制御装置の実施形態3について、例えば図8を参照して詳細に説明する。図8は、SBW_ECUによるオートパーキング制御の動作説明に用いるフローチャートである。
この実施形態3では、上記実施形態2の構成を前提として、図7のステップS28の後に、ステップS40,S41を追加していることに特徴がある。
つまり、この実施形態3では、要するに、オートパーキング制御にてパーキング機構5を作動させるにあたって、車速が増加したときに、上記実施形態2のように基準時間を延長して報知する構成に加えて、自動変速機2から駆動輪3への駆動力伝達を遮断させる処理(図8のステップS40)と、ブレーキ4を作動させて全車輪3に制動力を付与させる処理(図8のステップS41)とを自動的に行うように工夫している。
なお、電源ECU6によるオートパーキング制御の動作は、上記実施形態1と同じである。
具体的に、まず、ステップS40では、SBW_ECU10からECT_ECU8に自動変速機2をニュートラルレンジNにさせるための要求信号を送信し、ECT_ECU8でもって油圧回路23を制御することによりニュートラルレンジNを成立させるようにする。
なお、このステップS40では、SBW_ECU10がECT_ECU8に自動変速機2をニュートラルレンジNにするための要求信号を送信してから、ニュートラルレンジNの成立後にSBW_ECU10がECT_ECU8から送信される成立完了信号を受信するまでの処理を含む。
次のステップS41では、SBW_ECU10からECB_ECU9にブレーキ4の作動要求信号を送信し、ECB_ECU9でもってブレーキ油圧制御部44を制御することによりブレーキ4を作動させる。
なお、このステップS41では、SBW_ECU10がECB_ECU9にブレーキ4の作動要求信号を送信してから、ブレーキ4の作動完了後にSBW_ECU10がECB_ECU9から送信される作動完了信号を受信するまでの処理を含む。
以上説明したように、本発明の特徴を適用した実施形態3では、運転者がオートパーキング制御の実施時間が長引いていることを認識しやすくなるうえ、自動的に、自動変速機2から駆動輪3へ駆動力を伝達させないようにするとともにブレーキ4を強制的に作動させることにより、ロック状態を成立させやすい状況を確保するようにしている。
これにより、例えば坂道等でオートパーキング制御を実行する状況でも、ロック状態を成立させて前記通常終了処理を行うことが可能になって、車両電源をアクセサリポジションにして終了するといった変則終了処理を行わずに済むようになる。
したがって、運転者に余計な誤解や不信感を抱かせずに済む等、信頼性の向上に貢献できるようになる。
特に、この実施形態3では、駆動輪3に駆動力を伝達させないようにしているために、ブレーキ4を作動させるためのブレーキ油圧制御部44に付与する作動油圧を軽減するうえで有利となる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲で包含されるすべての変形や応用が可能である。以下で例を挙げる。
(1)上記実施形態1〜3では、車両の駆動源をエンジン1のみとした場合を例に挙げているが、エンジンとモータとを併用するハイブリッド車両とする場合や、モータのみとする場合も本発明の実施形態とすることが可能である。
(2)上記実施形態1〜3では、車両をフロントエンジン・フロントドライブ(FF)方式とした例を挙げているが、フロントエンジン・リアドライブ(FR)方式やその他の方式の車両についても本発明を適用することが可能である。
(3)上記実施形態1〜3では、自動変速機2の変速機構部22を遊星機構としたタイプを例に挙げているが、この変速機構部22は例えば各種の無段変速機構とすることも可能である。この無段変速機構としては、例えばベルト式の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)や、トロイダル式の無段変速機等が挙げられる。
本発明に係る車両用制御装置の実施形態1で、本発明の制御装置の適用対象となる車両のパワートレーンを示す概略構成図である。 図1のパーキング機構の概略構成を示す斜視図であり、アンロック状態を示している。 図2のパーキング機構の側面図である。 図3の(4)−(4)線断面の矢視図である。 実施形態1において、電源ECUによるオートパーキング制御の動作説明に用いるフローチャートである。 実施形態1において、SBW_ECUによるオートパーキング制御の動作説明に用いるフローチャートである。 本発明に係る車両用制御装置の実施形態2で、SBW_ECUによるオートパーキング制御の動作説明に用いるフローチャートである。 本発明に係る車両用制御装置の実施形態3で、SBW_ECUによるオートパーキング制御の動作説明に用いるフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 自動変速機
3 駆動輪
4 ブレーキ
5 パーキング機構
6 電源ECU
10 SBW_ECU
11 スタート・ストップスイッチ
12 IGリレー
13 ACCリレー
14 報知装置
16 車輪速センサ
25 自動変速機の出力軸
51 パーキングギア
52 パーキングロックポール
52a パーキングロックポールの爪
53 パーキングロッド
54 ディテントプレート
55 ラッチレバー
55a ラッチレバーのローラ
56 コントロールシャフト
57 アクチュエータ

Claims (7)

  1. 自動変速機の出力軸を回転不可能なロック状態と回転可能なアンロック状態とに切り替えるシフト・バイ・ワイヤ方式のパーキング機構を備える車両において、車両電源をイグニッションオンポジションからイグニッションオフポジションへ切り替えるための要求を受けかつ車両停止条件が成立した場合に、前記パーキング機構をロック状態にするオートパーキング制御を実行する制御装置であって、
    前記オートパーキング制御により前記パーキング機構を作動させるにあたって、車速の増加を検出すると、前記パーキング機構の作動を禁止して下記基準時間を延長するサポート処理を行う手段と、
    前記オートパーキング制御による前記パーキング機構の作動後において、所定の基準時間内でロック状態が成立した場合に車両駆動源を停止して車両電源をイグニッションオフポジションに切り替えて終了する通常終了処理を行う一方で、前記基準時間内にロック状態が不成立の場合に車両駆動源を停止して車両電源をアクセサリポジションに切り替えて終了する変則終了処理を行う手段とを含む、ことを特徴とする車両用制御装置。
  2. 必要に応じて自動変速機の出力軸を回転不可能なロック状態と回転可能なアンロック状態とに切り替えるシフト・バイ・ワイヤ方式のパーキング機構を用いる車両に用いる制御装置であって、
    車両電源をイグニッションオンポジションからイグニッションオフポジションへ切り替えるための要求を受けかつ車両停止条件が成立している場合に、前記パーキング機構をロック状態にするオートパーキング制御の実行要求を出力する第1制御要素と、前記実行要求の入力に応答して前記オートパーキング制御を実行する第2制御要素とを含み、
    前記第1制御要素は、前記実行要求を出力してから所定の基準時間が経過するまでに前記第2制御要素からロック状態の成立報告を受けたか否かを判定する手段と、前記成立報告を受けたと判定すると車両駆動源を停止して車両電源をイグニッションオフポジションに切り替える通常終了処理を行う一方で、前記成立報告を受けていないと判定すると車両駆動源を停止して車両電源をアクセサリポジションに切り替える変則終了処理を行う手段とを含み、
    前記第2制御要素は、前記オートパーキング制御の実行要求が入力されたときに車速の増加の有無を判定する手段と、車速が増加していないと判定するとパーキング機構を作動させる一方で、車速が増加したと判定するとパーキング機構の作動を禁止して前記基準時間を延長させる延長要求を前記第1制御要素側へ出力するサポート処理を行う手段と、前記パーキング機構の作動に伴い前記ロック状態が成立したときに成立報告を前記第1制御要素側へ出力する手段とを含む、ことを特徴とする車両用制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両用制御装置において、
    前記基準時間は、前記第1制御要素に備えるガードタイマにより管理されるが、前記サポート処理は、前記ガードタイマのタイムアップ閾値を増加することで前記基準時間を延長する形態とされる、ことを特徴とする車両用制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の車両用制御装置において、
    前記サポート処理を実行した場合に、前記基準時間の延長実施を運転者に報知する処理を行う、ことを特徴とする車両用制御装置。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の車両用制御装置において、
    前記サポート処理を実行した場合に、前記基準時間の延長実施を運転者に報知するとともに、運転者にブレーキの作動実施を要求するよう報知する処理を行う、ことを特徴とする車両用制御装置。
  6. 請求項1から3のいずれかに記載の車両用制御装置において、
    前記サポート処理を実行した場合に、前記基準時間の延長実施を運転者に報知したうえで、前記自動変速機から駆動輪への駆動力伝達を遮断させる処理と、ブレーキを作動させる処理とを自動的に行う、ことを特徴とする車両用制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の車両用制御装置において、
    前記パーキング機構は、
    自動変速機の出力軸に外装固定されるパーキングギアと、
    パーキングギアに係止される爪を有し、かつ前記爪をパーキングギアに係止させてパーキングギアを回転不可能なロック状態にしたり、前記爪をパーキングギアから離してパーキングギアを回転可能なアンロック状態にしたりするよう変位されるパーキングロックポールと、
    パーキングロックポールをパーキングギアに対して遠近変位させるよう押し引きされるパーキングロッドと、
    パーキングロッドを押し引きするよう傾動可能に支持されるディテントレバーと、
    前記ディテントレバーを適宜方向に所定角度傾動させるためのアクチュエータとを含んだ構成とされる、ことを特徴とする車両用制御装置。
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