JP2005069407A - 動力伝達機構の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 DポジションからPポジションへの移行中にアクセルを踏んでも車両が動き出すことなくシフトポジションを移行することができる。
【解決手段】 V−ECU30は、運転者によりPスイッチを押されたか否かを判断するステップ(S100にてYES)と、制御シフト位置をNポジションとするステップ(S200)と、Pポジションへの切替要求をP−ECU40に送信するステップ(S300)と、P−ECU40からPポジションに移行したことを受信するステップ(S400にてYES)と、制御シフト位置をPポジションとして確定するステップ(S500)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】 図4
【解決手段】 V−ECU30は、運転者によりPスイッチを押されたか否かを判断するステップ(S100にてYES)と、制御シフト位置をNポジションとするステップ(S200)と、Pポジションへの切替要求をP−ECU40に送信するステップ(S300)と、P−ECU40からPポジションに移行したことを受信するステップ(S400にてYES)と、制御シフト位置をPポジションとして確定するステップ(S500)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、車両に搭載された動力伝達機構を制御する制御装置に関し、特に、動力伝達状態からパーキング状態へ円滑に移行するための動力制御に関する。
従来、車両には運転者により操作されるスライド式のシフトレバーが設けられ、シフトレバーのスライド操作に基づいて変速ポジション(たとえば、後進走行ポジション、ニュートラルポジション、前進走行ポジション)が設定されている。
最近では、こうしたスライド式のシフトレバーによるシフト操作装置のみならず、いわゆるシフト・バイ・ワイヤ方式のシフト操作装置も知られている。こうした方式のシフト操作装置では、運転者のシフト操作をセンサやスイッチ(センサ類)によって検出し、その検出信号に応じて複数のポジションの中の1つのポジションを選択する構成となっている。さらに、このようなシフト・バイ・ワイヤ方式の場合には、シフトレバーはスライド式に限定されるものではなく、いわゆるジョイスティック方式の操作子やプッシュボタン方式の操作子の採用も提案されている。すなわち、シフト操作装置におけるシフトポジションを運転者によるシフトレバーの操作力によって直接切り替える一般的な切替装置のように、シフトレバーとシフトレンジ切替機構とを機械的に接続する必要がないことから、これら各部を車両に搭載する際のレイアウト上の制限がなく、設計の自由度を高めることができる
特開2000−25478号公報(特許文献1)は、車両用自動変速機において、運転席フロアに設置されるコンソール型のレンジセレクタを除去してフロアスペースの拡大を図り、一方、パーキング機構を駆動する電動モータなどのアクチュエータを不要とするとともに、バッテリが完全放電したときも車両が走行できる車両用自動変速機の制御装置を開示する。この車両用自動変速機の制御装置は、内燃機関に接続される入力軸と駆動輪に接続される出力軸とを備え、走行レンジが選択されたとき、入力された機関出力を変速して出力軸から出力し、車両運転席の適宜位置に配置されると共に、前記出力軸に設けられたパーキング機構にケーブルで機械的に連結され、運転者の操作に応じてパーキング機構を動作させ、出力軸をロックさせてパーキングレンジを選択するパーキングレバーと、車両運転席の適宜位置に配置されると共に、自動変速機に電気的に接続され、運転者の操作に応じてパーキングレンジを解除すると共に、前記走行レンジおよびニュートラルレンジを少なくとも含むマニュアルレンジを選択するレンジセレクタと、パーキング信号が出力されていないとき、レンジセレクタの出力に応じて自動変速機の油圧機構を制御する電子制御ユニットを備える。
特開2000−25478号公報(特許文献1)は、車両用自動変速機において、運転席フロアに設置されるコンソール型のレンジセレクタを除去してフロアスペースの拡大を図り、一方、パーキング機構を駆動する電動モータなどのアクチュエータを不要とするとともに、バッテリが完全放電したときも車両が走行できる車両用自動変速機の制御装置を開示する。この車両用自動変速機の制御装置は、内燃機関に接続される入力軸と駆動輪に接続される出力軸とを備え、走行レンジが選択されたとき、入力された機関出力を変速して出力軸から出力し、車両運転席の適宜位置に配置されると共に、前記出力軸に設けられたパーキング機構にケーブルで機械的に連結され、運転者の操作に応じてパーキング機構を動作させ、出力軸をロックさせてパーキングレンジを選択するパーキングレバーと、車両運転席の適宜位置に配置されると共に、自動変速機に電気的に接続され、運転者の操作に応じてパーキングレンジを解除すると共に、前記走行レンジおよびニュートラルレンジを少なくとも含むマニュアルレンジを選択するレンジセレクタと、パーキング信号が出力されていないとき、レンジセレクタの出力に応じて自動変速機の油圧機構を制御する電子制御ユニットを備える。
特許文献1に開示された車両用自動変速機の制御装置によると、コンソール型のレンジセレクタを除去してフロアスペースの拡大を可能とする一方、電動モータなどのアクチュエータを不要とし、さらにバッテリ放電時の車両移動も可能とする。
特開2000−25478号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、以下のような問題点を解決することができない。すなわち、パーキング(P)ポジションへの移行中においては、制御シフト位置は、移行前のポジションを保持している。そのとき、運転者がアクセルペダルを踏んでしまった場合に、車両が飛び出してしまう可能性がある。また、パーキング(P)ポジションに入ったときに車両が飛び出そうとした状態である場合には、ギヤが急激にロックされるため、車両に大きなショックが生じる場合がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、前進走行(D)ポジションからパーキング(P)ポジションへの移行中に、アクセルペダルを踏んでも車両が動き出すことなく円滑にシフトポジションを移行することができる動力伝達機構の制御装置を提供することである。
第1の発明に係る車両に搭載された動力伝達機構を制御する制御装置において、動力伝達機構は、パーキング機構を備え、パーキング機構がロックされることにより、車両がパーキング状態になる。制御装置は、車両の運転者により操作されたことに応じて、車両をパーキング状態とする信号を動力伝達機構に出力するための信号出力手段と、信号に基づいて、動力伝達機構において、動力が伝達される状態と動力の伝達が遮断される状態とを切り替えるための切り替え手段と、動力伝達機構が動力伝達状態であるときに、車両をパーキング状態にする信号が出力されたことに応答して、パーキング機構がロックされるまでの間、動力伝達機構を動力遮断状態にするための制御手段とを含む。
第1の発明によると、車両の動力伝達機構(たとえば、ハイブリッド車両におけるモータジェネレータ)において、動力伝達状態時(たとえば、前進走行(D)ポジションが選択されている状態時)にパーキング状態(パーキング(P)ポジションが選択されている状態)にする信号が出力されたことに応答して(たとえば、運転者によりPスイッチが押されることに応答して)、パーキング機構がロックされるまでの間、動力伝達機構が動力遮断状態(ニュートラル(N)ポジションが選択されている状態)となる。すなわち、動力伝達機構の動力伝達を遮断することにより、運転者による指示からパーキング機構がロックされるまでの間に、アクセル操作がされても動力遮断状態であるために、車両が動き出すこと(オーバーラン)を防止することができる。あるいは、パーキングギヤが噛み込むことにより発生する異音、車両のショックの発生を防止することができる。その結果、ドライバが違和感を感じることを防止することができる。
第2の発明に係る車両に搭載された動力伝達機構を制御する制御装置は、第1の発明の構成に加えて、動力伝達機構は、機械的に、動力伝達状態と動力遮断状態とを実現するための手段を含む。
第2の発明によると、動力伝達機構が機械的に動力伝達状態と動力遮断状態とを実現することにより、たとえば、機械的に変速が行なわれる有段式あるいは無段式の自動変速機において、前進走行(D)ポジションからパーキング(P)ポジションへの移行中に、動力遮断状態とすることにより、車両が動き出すことを防止することができる。
第3の発明に係る車両に搭載された動力伝達機構を制御する制御装置は、第2の発明の構成に加えて、動力伝達機構は、油圧回路により作動する摩擦係合要素から構成される自動変速機構を含む。動力伝達機構は、この油圧回路を制御することにより、摩擦係合要素の係合状態および解放状態を切り替えて、動力伝達状態と動力遮断状態とを実現するための手段を含む。
第3の発明によると、油圧回路で作動する摩擦係合要素から構成される自動変速機の油圧回路を制御することにより、摩擦係合要素の係合状態および解放状態を切り替えることにより、動力伝達状態と動力遮断状態とを切り替えることができる。すなわち、前進走行(D)ポジションからパーキング(P)ポジションへの移行中に、動力伝達機構の制御装置が摩擦係合要素を解放状態に制御することにより、動力遮断状態となり、車両が動き出すことを防止することができる。
第4の発明に係る車両に搭載された動力伝達機構を制御する制御装置は、第1の発明の構成に加えて、車両は、駆動源として回転電機と、回転電機に電力を供給する電力源とが搭載され、車両が動き始める場合には回転電機による駆動力が用いられ、動力伝達機構は、回転電機の出力を制御することにより電気的に動力伝達状態と動力遮断状態とを実現するための手段を含む。
第4の発明によると、回転電機(たとえば、モータジェネレータ)の出力を制御することにより、前進走行(D)ポジションからパーキング(P)ポジションへの移行中に、電気的に動力遮断状態とすることができる。そのため、車両が動き出すことを防止することができる。
第5の発明に係る車両に搭載された動力伝達機構を制御する制御装置は、第4の発明の構成に加えて、動力伝達機構は、電力源から回転電機への電力の供給を遮断することにより動力遮断状態を実現するための手段を含む。
第5の発明によると、前進走行(D)ポジションからパーキング(P)ポジションへの移行中に、電力源(たとえば、バッテリ)から回転電機への電力の供給を遮断することにより、車両を動力遮断状態とすることができる。そのため、車両が動き出すことを防止することができる。
第6の発明に係る車両に搭載された動力伝達機構を制御する制御装置は、第4の発明の構成に加えて、回転電機は、モータジェネレータである。
第6の発明によると、回転電機をモータジェネレータとすることにより、前進走行(D)ポジションからパーキング(P)ポジションへの移行中に、モータジェネレータへの電力の供給を遮断することにより、車両を動力遮断状態とすることができる。そのため、車両が動き出すことを防止することができる。
第7の発明に係る車両に搭載された動力伝達機構を制御する制御装置は、第4の発明の構成に加えて、回転電機は、モータである。
第7の発明によると、回転電機をモータとすることにより、前進走行(D)ポジションからパーキング(P)ポジションへの移行中にモータへの電力の供給を遮断することにより、車両を動力遮断状態とすることができる。そのため、車両が動き出すことを防止することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。なお、以下の説明においては、「レンジ」は、「ポジション」と同じ意味を示す。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態に係る動力伝達機構の制御装置について説明する。本実施の形態に係る動力伝達機構の制御装置は、モータジェネレータと動力分割機構とから構成される動力伝達機構を搭載したパワートレーンを有する、いわゆるハイブリッド車両に適用される。
以下、本発明の第1の実施の形態に係る動力伝達機構の制御装置について説明する。本実施の形態に係る動力伝達機構の制御装置は、モータジェネレータと動力分割機構とから構成される動力伝達機構を搭載したパワートレーンを有する、いわゆるハイブリッド車両に適用される。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るハイブリッド車両の制御ブロック図を説明する。なお、本発明は図1に示すハイブリッド車両に限定されない。他の態様を有するハイブリッド車両であってもよい。
ハイブリッド車両は、駆動源としての、たとえばガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関(以下、単にエンジンという)130と、モータジェネレータ(MG)140を含む。なお、図1においては、説明の便宜上、モータジェネレータ140を、モータ140Aとジェネレータ140B(あるいはモータジェネレータ140B)と表現するが、ハイブリッド車両の走行状態に応じて、モータ140Aがジェネレータとして機能したり、ジェネレータ140Bがモータとして機能したりする。
ハイブリッド車両には、この他に、エンジン130やモータジェネレータ140で発生した動力を駆動輪160に伝達したり、駆動輪160の駆動をエンジン130やモータジェネレータ140に伝達する減速機180と、エンジン130の発生する動力を駆動輪160とジェネレータ140Bとの2経路に分配する動力分割機構(たとえば、遊星歯車機構)200と、モータジェネレータ140を駆動するための電力を充電するバッテリ220と、バッテリ220の直流とモータ140Aおよびジェネレータ140Bの交流とを変換しながら電流制御を行なうインバータ240と、バッテリ220の充放電状態を管理制御するバッテリ制御ユニット(以下、バッテリECU(Electronic Control Unit)という)260と、エンジン130の動作状態を制御するエンジンECU280と、ハイブリッド車両の状態に応じてモータジェネレータ140およびバッテリECU260、インバータ240等を制御するMG_ECU300と、バッテリECU260、エンジンECU280およびMG_ECU300等を相互に管理制御して、ハイブリッド車両が最も効率よく運行できるようにハイブリッドシステム全体を制御するHV_ECU320等を含む。なお、図1においては、各ECUを別構成しているが、2個以上のECUを統合したECUとして構成してもよい。
動力分割機構200は、エンジン130の動力を、駆動輪160とモータジェネレータ140Bとの両方に振り分けるために、遊星歯車機構(プラネタリーギヤ)が使用される。モータジェネレータ140Bの回転数を制御することにより、動力分割機構200は無段変速機としても機能する。エンジン130の回転力はプラネタリーキャリア(C)に入力され、それがサンギヤ(S)によってモータジェネレータ140Bに、リングギヤ(R)によってモータおよび出力軸(駆動輪160側)に伝えられる。エンジン130の回転始動時には、エンジン130が停止しているのでフリクショントルクが負の方向に働く。この負のフリクショントルクに対してモータジェネレータ140Bで正のトルクを発生させて、エンジン130をモータジェネレータ140で始動(クランキング)する。
図1に示すようなハイブリッドシステムを搭載するハイブリッド車両においては、発進時や低速走行時であってエンジン130の効率が悪い場合には、モータジェネレータ140のモータ140Aのみによりハイブリッド車両の走行を行ない、通常走行時には、たとえば動力分割機構200によりエンジン130の動力を2経路に分け、一方で駆動輪160の直接駆動を行ない、他方でジェネレータ140Bを駆動して発電を行なう。このとき、発生する電力でモータ140Aを駆動して駆動輪160の駆動補助を行なう。また、高速走行時には、さらにバッテリ220からの電力をモータ140Aに供給してモータ140Aの出力を増大させて駆動輪160に対して駆動力の追加を行なう。一方、減速時には、駆動輪160により従動するモータ140Aがジェネレータとして機能して回生発電を行ない、回収した電力をバッテリ220に蓄える。なお、バッテリ220の充電量が低下し、充電が特に必要な場合には、エンジン130の出力を増加してジェネレータ140Bによる発電量を増やしてバッテリ220に対する充電量を増加する。もちろん、低速走行時でも必要に応じてエンジン130の駆動量を増加する制御を行なう。たとえば、上述のようにバッテリ220の充電が必要な場合や、エアコン等の補機を駆動する場合や、エンジン130の冷却水の温度を所定の温度まで上げる場合等である。
図2は、本実施の形態に係る制御装置を示すシフト制御システム10の構成を示す。
図2に示すシフト制御システム10は、前述の図1に示したHV−ECU320により制御されるものであってもよいし、図1に示すECUとは異なるECU(V−ECU、P−ECU)により制御されるものであってもよい。以下の説明ではHV−ECU320とは別のECU(V−ECU、P−ECU)により制御されるものとする。
本実施の形態のシフト制御システム10は、車両のシフトレンジを切り替えるために用いられる。シフト制御システム10は、Pスイッチ20、シフトスイッチ26、車両電源スイッチ28、車両制御装置(以下、「V−ECU」と表記する)30、パーキング制御装置(以下、「P−ECU」と表記する)40、アクチュエータ42、エンコーダ46、シフト制御機構48、表示部50、メータ52および駆動機構60を含む。シフト制御システム10は、電気制御によりシフトレンジを切り替えるシフトバイワイヤシステムとして機能する。具体的にはシフト制御機構48がアクチュエータ42により駆動されてシフトレンジの切替を行なう。駆動機構60は、図1に示すハイブリッド車両のパワートレーンである。
車両電源スイッチ28は、車両電源のオン・オフを切り替えるためのスイッチである。車両電源スイッチ28は、特に限定されるものではないが、たとえば、イグニッションスイッチである。車両電源スイッチ28がドライバなどのユーザから受付けた指示はV−ECU30に伝達される。たとえば、車両電源スイッチ28がオンされることにより、補機バッテリ16から電力が供給されて、シフト制御システム10が起動される。
Pスイッチ20は、シフトレンジをパーキングレンジ(以下、「Pレンジ」と呼ぶ)とパーキング以外のレンジ(以下、「非Pレンジ」と呼ぶ)との間で切り替えるためのスイッチであり、スイッチの状態をドライバに示すためのインジケータ22、およびドライバからの指示を受付ける入力部24を含む。ドライバは、入力部24を通じて、シフトレンジをPレンジに入れる指示を入力する。入力部24はモーメンタリスイッチであってもよい。入力部24が受付けたドライバからの指示は、V−ECU30、およびV−ECU30を通じP−ECU40に伝達される。
P−ECU40は、シフトレンジをPレンジと非Pレンジとの間で切り替えるために、シフト制御機構48を駆動するアクチュエータ42の動作を制御し、現在のシフトレンジの位置をインジケータ22に提示する。シフトレンジが非Pレンジであるときにドライバは入力部24を押下すると、P−ECU40はシフトレンジをPレンジに切り替えて、インジケータ22に現在のシフトレンジがPレンジである旨を提示する。
アクチュエータ42は、スイッチドリラクタンスモータ(以下、「SRモータ」と表記する)により構成され、P−ECU40からの指示を受けてシフト制御機構48を駆動する。エンコーダ46は、アクチュエータ42と一体的に回転し、SRモータの回転状況を検知する。本実施の形態のエンコーダ46は、A相、B相およびZ相の信号を出力するロータリーエンコーダである。P−ECU40は、エンコーダ46から出力される信号を取得してSRモータの回転状況を把握し、SRモータを駆動するための通電の制御を行なう。
シフトスイッチ26は、シフトレンジをドライブレンジ(D)、リバースレンジ(R)、ニュートラルレンジ(N)、ブレーキレンジ(B)などのレンジに切り替えたり、またPレンジに入れられているときには、Pレンジを解除したりするためのスイッチである。シフトスイッチ26が受付けたドライバからの指示はV−ECU30に伝達される。V−ECU30は、ドライバからの指示に基づき、駆動機構60におけるシフトレンジを切り替える制御を行なうとともに、現在のシフトレンジの状態をメータ52に提示する。
V−ECU30は、シフト制御システム10の動作を統括的に管理する。表示部50は、V−ECU30またはP−ECU40が発したドライバに対する指示や警告などを表示する。メータ52は、車両の機器の状態やシフトレンジの状態などを提示する。
図3は、本実施の形態に係るシフト制御機構48の構成を示す。以下、シフトレンジ、Pレンジ、非Pレンジを意味し、非Pレンジにおける、R、N、D、Bの各レンジを含まない。シフト制御機構48は、アクチュエータ42により回転されるシャフト102、シャフト102の回転に伴って回転するディテントプレート100、ディテントプレート100の回転に伴って動作するロッド104、図示しない変速機の出力軸に固定されたパーキングギヤ108、パーキングギヤ108をロックするためのパーキングロックポール106、ディテントプレート100の回転を制限してシフトレンジを固定するディテントスプリング110およびころ112を含む。ディテントプレート100は、アクチュエータ42により駆動されてシフトレンジを切り替えるシフト手段として機能する。シャフト102、ディテントプレート100、ロッド104、ディテントスプリング110およびころ112は、シフト切替機構の役割を果たす。またエンコーダ46は、アクチュエータ42の回転量に応じた計数値を取得する計数手段として機能する。
図3は、シフトレンジが非Pレンジであるときの状態を示している。この状態では、パーキングロックポール106がパーキングギヤ108をロックしていないので、車両の駆動軸の回転は妨げられない。この状態からアクチュエータ42によりシャフト102を時計回り方向に回転させると、ディテントプレート100を介してロッド104が図3に示す矢印Aの方向に押され、ロッド104の先端に設けられたテーパ部によりパーキングロックポール106が図3に示す矢印Bの方向に押し上げられる。ディテントプレート100の回転に伴ってディテントプレート100の頂部に設けられた2つの谷のうちの一方、すなわち非Pレンジ位置120にあったディテントスプリング110のころ112は、山122を乗り越えて他方の山、すなわちPレンジ位置124へ移る。ころ122は、その軸方向に回転可能にディテントスプリング110に設けられている。ころ112がPレンジ位置124に来るまでディテントプレート100が回転したとき、パーキングロックポール106は、パーキングギヤ108と嵌合する位置まで押し上げられる。これにより、車両の駆動軸が機械的に固定され、シフトレンジがPレンジに切り替わる。
ここで、運転者の操作によりPスイッチ20を押すことにより、シフト位置をPレンジに切り替えるとき、たとえば、シフト位置がDレンジであるときにPスイッチが押されることを想定する。このとき、Pスイッチ20が押されてから、Pレンジに移行されるまでに、すなわち、Pスイッチが押されることに応じて、P−ECU40がアクチュエータ42を回転させて、ディテントプレート100のPレンジに対応する位置にころ112が移動させる。ここで、V−ECU30は、Pレンジとなったことを確定するまでの間に、運転者によりアクセル操作が行なわれると、Pレンジに確定されるまでは、シフト位置をDレンジで保持する。そのため、モータジェネレータ140に電力が供給されて、パーキングロックポール106によりパーキングギヤ108がロックされていなければ、車両が動き出そうとする。あるいは、パーキングロックポール106によりパーキングギヤ108がロックされていれば、パーキングギヤ108が噛み込み大きな音が出る可能性がある。そこで、DレンジからPレンジへ移行するときにおいて、Pスイッチが押されてからPレンジが確定するまでの間に、アクセル操作によるモータジェネレータ140への電力の供給がされないNレンジにシフト位置を変更することが本実施の形態における技術的特徴である。
以下、図4を参照して、本実施の形態に係るシフト制御システムのV−ECU30およびP−ECU40で実行されるプログラムの制御構造についてそれぞれ説明する。
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、V−ECU30は、運転者によりPスイッチ20が押されたか否かの判断が行なわれる。運転者によりPスイッチ20が押されると(S100にてYES)、処理は、S200に移される。もしそうでないと(S100にてNO)、V−ECU30は、運転者によりPスイッチ20が押されるまで待機する。
S200にて、V−ECU30は、制御シフト位置をNレンジとする。すなわち、本実施の形態に係るハイブリッド車両において、モータジェネレータ140への電力の供給がされない状態となる。すなわち、車両が動き出すときにモータジェネレータ140を用いるハイブリッド車両は、動力遮断状態となる。
S300にて、V−ECU30は、Pレンジの切替要求をP−ECU40に送信する。
S400にて、V−ECU30は、P−ECU40からディテントプレート100がPレンジの位置に移動したことを受信したか否かの判断を行なう。Pレンジの位置に移動したことを受信すると(S400にてYES)、処理は、S500に移される。もしそうでないと(S400にてNO)、V−ECU30は、受信するまで待機する。
S500にて、V−ECU30は、制御シフト位置をPレンジとして確定する。
なお、P−ECU40において取得されるエンコーダ46による計数値がV−ECU30に送信され、V−ECU30は、受信した計数値に基づいて、Pレンジを確定してもよい。
一方、S1000にて、P−ECU40は、V−ECU30からPレンジの切替要求を受信したか否かの判断が行なわれる。Pレンジの切替要求を受信すると(S1000にてYES)、処理は、S1200に移される。もしそうでないと(S1000にてNO)、P−ECU40は、Pレンジの切替要求を受信するまで待機する。
S1200にて、P−ECU40は、アクチュエータ42を駆動させる。S1300にて、P−ECU40は、アクチュエータ42の回転により、ディテントプレート100におけるころ112の位置がPレンジに対応する位置に移動したか否かの判断を行なう。このとき、P−ECU40は、エンコーダ46により取得されるアクチュエータ42の回転の計数値に基づいて、ころ112がPレンジに対応する位置に移動したか否かの判断を行なう。ころ112がPレンジに対応する位置に移動すると(S1300にてYES)、処理は、S1400に移される。もしそうでないと(S1300にてNO)、処理は、S1200に戻される。
S1400にて、P−ECU40は、ディテントプレート100がPレンジに対応する位置に移動したことをV−ECU30に送信する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係るシフト制御システム10においてシフト位置をPレンジからDレンジへ移行するときの動作について、図5を参照にして説明する。
A)において、運転者がPスイッチを押すと(S100にてYES)、V−ECU30は、制御シフト位置をNレンジとする(S200)。B)において、V−ECU30は、Pレンジへの切替要求をP−ECU40に送信する(S300)。C)において、P−ECU40は、アクチュエータ42を駆動させてころ112がディテントプレート100のPレンジに対応する位置に移動させる(S1200)。D)おいて、P−ECU40は、ディテントプレート100がPレンジに対応する位置に移動すると(S1300にてYES)、Pレンジに対応する位置に移動したことをV−ECU30に送信する(S1400)。そして、E)において、V−ECU30は、ディテントプレート100がPレンジに対応する位置に移動したことを受信すると(S400にてYES)、制御シフト位置をPレンジとして確定する(S500)。
以上のようにして、本発明の実施の形態に係るハイブリッド車両の動力伝達機構(たとえば、モータジェネレータ)において、動力伝達状態時(たとえば、前進走行(D)ポジションが選択されている状態時)にパーキング状態(パーキング(P)ポジションが選択されている状態)にする信号が出力されたことに応答して、パーキング機構がロックされるまでの間、動力遮断状態(ニュートラル(N)ポジションが選択されている状態)にすることにより、運転者による指示からパーキング機構がロックされるまでの間に、アクセル操作がされてもモータジェネレータに電力の供給がされない動力遮断状態であるために、車両が動き出すことを防止することができる。その結果、ドライバが違和感を感じることを防止することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る動力伝達機構の制御装置について説明する。本実施の形態に係る動力伝達機構の制御装置は、トルクコンバータと歯車式変速機構とから構成される自動変速機を搭載したパワートレーンを有する車両に適用される。
以下、本発明の第2の実施の形態に係る動力伝達機構の制御装置について説明する。本実施の形態に係る動力伝達機構の制御装置は、トルクコンバータと歯車式変速機構とから構成される自動変速機を搭載したパワートレーンを有する車両に適用される。
この車両のパワートレーンは、エンジンと、トルクコンバータと、歯車式自動変速機構等とから構成される。車両を駆動源として搭載される動力源は、エンジンのみに限定されず、エンジンとエンジンをアシストするモータとであったり、モータのみであったりしてもよい。
なお、エンジン、トルクコンバータの構成は、通常の構成を有するため、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。本実施の形態に係る動力伝達機構の制御装置に関係する部分のみを以下に説明する。
自動変速機構は、摩擦要素であるクラッチ要素やブレーキ要素、ワンウェイクラッチ要素が、どのギヤ段の場合に係合および解放されるかを予め定められた作動表にしたがって、ECT(Electronic Controlled Automatic Transmission)_ECUが制御する。詳しくは、この自動変速機構の油圧回路には、マニュアルバルブが備えられ、前進走行(D)ポジション、後進走行(R)ポジション、ニュートラル(N)ポジション、パーキング(P)ポジションのそれぞれに対応するように油圧回路の油路を切り替える。このようにして油路が切り換わることにより、たとえば車両の発進時に使用される1速時には、クラッチ要素(C1)、ワンウェイクラッチ要素(F0、F3)が係合するような油路が形成される。
これらのクラッチ要素の中で、特にクラッチ要素C1を入力クラッチという。この入力クラッチは、前進クラッチやフォワードクラッチとも呼ばれ、パーキング(P)ポジション、後進走行(R)ポジション、ニュートラル(N)ポジション以外の、車両が前進するための変速段を構成する際に必ず係合状態で使用される。前進走行(D)ポジションからニュートラル(N)ポジションに切り換わるときには、この入力クラッチが係合状態から解放状態に変更される。
本実施の形態においては、P−ECUからニュートラルポジション状態であることを示す信号を受信すると、この入力クラッチを解放するようにマニュアルバルブに制御信号が送信される。この制御信号に基づいて、ニュートラル(N)ポジション用の油圧回路に切り替えられて、たとえば入力クラッチを係合させている油圧が排出されて、入力クラッチが係合状態から解放状態に変更される。
このようにすると、前進走行(D)ポジションでPスイッチが押された場合に、シフト制御システム10がパーキング機構をロックされるまでの間であっても、入力クラッチが解放されたニュートラル(N)ポジション状態を形成している。このため、たとえ、このパーキング機構をロックされるまでに、運転者がアクセルペダルを踏み込んだとしても、車両が前進走行することを避けることができる。
なお、自動変速機は、歯車式変速機構を有するものに限定されない。たとえば、ベルト式の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)であっても、同様の作用効果を発現することができる。
すなわち、このようなパワートレーンは、エンジンと、トルクコンバータと、前後進切り替え装置と、CVT等から構成される。CVTは、前後進切り替え装置を介してトルクコンバータに接続される。CVTは、入力側のプライマリプーリと、出力側のセカンダリプーリと、プライマリプーリとセカンダリプーリとに巻き掛けられた金属製のベルトとから構成される。
前後進切り替え装置は、ダブルピニオンプラネタリギヤ、リバース(後進用)ブレーキB1および入力クラッチC1を有している。プラネタリギヤは、そのサンギヤが入力軸に連結されており、第1および第2のピニオンP1,P2を支持するキャリヤCRがプライマリ側固定シーブに連結されており、そしてリングギヤRが後進用摩擦係合要素となるリバースブレーキB1に連結されており、またキャリヤCRとリングギヤRとの間に入力クラッチC1が介在している。この入力クラッチも、前述の入力クラッチと同様、パーキング(P)ポジション、後進走行(R)ポジション、ニュートラル(N)ポジション以外の、車両が前進するときに必ず係合状態で使用される。
前述の歯車式の自動変速機構と同様、P−ECUからニュートラルポジション状態であることを示す信号を受信すると、この入力クラッチを解放するようにマニュアルバルブに制御信号が送信される。この制御信号を受信したマニュアルバルブにより、入力クラッチを係合させている油圧が排出されて、入力クラッチが係合状態から解放状態に変更されて、パーキング機構をロックされるまでに、運転者がアクセルペダルを踏み込んだとしても、車両が前進走行することを避けることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 シフト制御システム、20 Pスイッチ、22 インジケータ、24 入力部、26 シフトスイッチ、28 車両電源スイッチ、30 V−ECU、40 P−ECU、42 アクチュエータ、46 エンコーダ、48 シフト制御機構、50 表示部、52 メータ、60 駆動機構、100 ディテントプレート、102 シャフト、104 ロッド、106 パーキングロックポール、108 パーキングギヤ、110 ディテントスプリング、112 ころ、120 非Pレンジ位置、122 山、124 Pレンジ位置、130 エンジン、140 モータジェネレータ、160 駆動輪、180 減速機、200 動力分割機構、220 バッテリ、240 インバータ、260 バッテリECU、280 エンジンECU、300 MG_ECU、320 HV_ECU。
Claims (7)
- 車両に搭載された動力伝達機構を制御する制御装置であって、
前記動力伝達機構は、パーキング機構を備え、前記パーキング機構がロックされることにより、車両がパーキング状態になり、
前記制御装置は、
前記車両の運転者により操作されたことに応じて、前記車両をパーキング状態とする信号を前記動力伝達機構に出力するための信号出力手段と、
前記信号に基づいて、前記動力伝達機構において、動力が伝達される状態と動力の伝達が遮断される状態とを切り替えるための切り替え手段と、
前記動力伝達機構が動力伝達状態であるときに、車両をパーキング状態にする信号が出力されたことに応答して、前記パーキング機構がロックされるまでの間、前記動力伝達機構を動力遮断状態にするための制御手段とを含む、動力伝達機構の制御装置。 - 前記動力伝達機構は、機械的に、動力伝達状態と動力遮断状態とを実現するための手段を含む、請求項1記載の動力伝達機構の制御装置。
- 前記動力伝達機構は、油圧回路により作動する摩擦係合要素から構成される自動変速機構を含み、
前記動力伝達機構は、前記油圧回路を制御することにより、前記摩擦係合要素の係合状態および解放状態を切り替えて、動力伝達状態と動力遮断状態とを実現するための手段を含む、請求項2記載の動力伝達機構の制御装置。 - 前記車両は、駆動源として回転電機と、前記回転電機に電力を供給する電力源とが搭載され、車両が動き始める場合には前記回転電機による駆動力が用いられ、
前記動力伝達機構は、前記回転電機の出力を制御することにより電気的に動力伝達状態と動力遮断状態とを実現するための手段を含む、請求項1記載の動力伝達機構の制御装置。 - 前記動力伝達機構は、前記電力源から前記回転電機への電力の供給を遮断することにより動力遮断状態を実現するための手段を含む、請求項4記載の動力伝達機構の制御装置。
- 前記回転電機は、モータジェネレータである、請求項4記載の動力伝達機構の制御装置。
- 前記回転電機は、モータである、請求項4記載の動力伝達機構の制御装置。
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