JP2008287176A - パターン反転用樹脂組成物及び反転パターン形成方法 - Google Patents

パターン反転用樹脂組成物及び反転パターン形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板に形成されたレジストパターンとミキシングすることがなく、且つこのパターン間に良好に埋め込むことができると共に、酸素アッシング耐性及び保存安定性に優れるパターン反転用樹脂組成物及び反転パターン形成方法を提供する。
【解決手段】本反転パターン形成方法は、基板上にレジストパターンを形成する工程と、パターン間にパターン反転用樹脂組成物を埋め込む工程と、レジストパターンを除去し、反転パターンを形成する工程と、を備えるものであって、パターン反転用樹脂組成物は、ポリシロキサン及び有機溶剤を含有し、且つポリシロキサンは、[R SiX4−a](Rは炭素数1〜3のアルキル基、Xは塩素原子又は−OR、Rは炭素数1〜4のアルキル基、aは1〜3の整数である)で表される1種又は2種以上の化合物を加水分解及び/又は縮合させて得られたものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、パターン反転用樹脂組成物及び反転パターン形成方法に関する。更に詳しくは、本発明は、被加工基板上に形成されたフォトレジストパターンとミキシングすることがなく、且つこのフォトレジストパターン間に良好に埋め込むことができると共に、酸素アッシング耐性及び保存安定性に優れるパターン反転用樹脂組成物及びそれを用いた反転パターン形成方法に関する。
半導体用素子等を製造する際のパターン形成においては、リソグラフィー技術、レジスト現像プロセス及びエッチング技術を適用するパターン転写法により、有機材料又は無機材料よりなる基板の微細加工が行われている(例えば、特許文献1等を参照)。
特開2002−110510号公報
しかしながら、回路基板における半導体素子等の高集積化が進むにつれて、被加工基板上に形成されるフォトレジストパターンが微細化し、且つこのパターン間の容積も小さくなっているため、これまでのパターン形成方法に用いられている反転パターン形成用材料では、被加工基板上に形成されたレジストパターンのパターン間に、良好に埋め込むことが困難となってきている。
そのため、埋め込み性に優れる反転パターン形成用材料が求められている。また、このような反転パターン形成用材料には、被加工基板上に形成されたフォトレジストパターンとインターミキシングしないことが必要であり、且つ酸素アッシング耐性及び保存安定性等にも優れていることが求められているため、具体的な材料の提案がまだなされていないのが現状である。
本発明は、このような課題を克服するためになされたものであり、被加工基板上に形成されたフォトレジストパターンとミキシングすることがなく、且つこのフォトレジストパターン間に良好に埋め込むことができると共に、酸素アッシング耐性及び保存安定性に優れるパターン反転用樹脂組成物及びそれを用いた反転パターン形成方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するための手段は以下のとおりである。
[1]〔1〕被加工基板上にフォトレジストパターンを形成する工程と、〔2〕前記フォトレジストパターンのパターン間にパターン反転用樹脂組成物を埋め込む工程と、〔3〕前記フォトレジストパターンを除去し、反転パターンを形成する工程と、を備える反転パターン形成方法であって、前記パターン反転用樹脂組成物は、ポリシロキサン及び有機溶剤を含有しており、且つ前記ポリシロキサンは下記一般式(1)で表される1種又は2種以上の化合物を加水分解及び/又は縮合させて得られたものであることを特徴とする反転パターン形成方法。
SiX4−a (1)
〔式(1)中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは塩素原子又は−ORを示し、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、aは1〜3の整数である。〕
[2]前記パターン反転用樹脂組成物を前記フォトレジストパターンのパターン間に埋め込んだ後、80〜180℃で焼成する工程を備える前記[1]に記載の反転パターン形成方法。
[3]〔1〕被加工基板上にフォトレジストパターンを形成する工程と、〔2〕前記フォトレジストパターンのパターン間にパターン反転用樹脂組成物を埋め込む工程と、〔3〕前記フォトレジストパターンを除去し、反転パターンを形成する工程と、を備える反転パターン形成方法において用いられるパターン反転用樹脂組成物であって、ポリシロキサン及び有機溶剤を含有しており、且つ該ポリシロキサンは下記一般式(1)で表される1種又は2種以上の化合物を加水分解及び/又は縮合させて得られたものであることを特徴とするパターン反転用樹脂組成物。
SiX4−a (1)
〔式(1)中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは塩素原子又は−ORを示し、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、aは1〜3の整数である。尚、Xが複数存在する場合、相互に同一であっても異なっていてもよい。〕
[4]前記有機溶剤が、炭素数4〜10のアルコール、又は炭素数4〜10のエーテルを含む前記[3]に記載のパターン反転用樹脂組成物。
本発明のパターン反転用樹脂組成物は、被加工基板上に形成されたフォトレジストパターンとミキシングすることがなく、且つこのフォトレジストパターン間に良好に埋め込むことができると共に、酸素アッシング耐性及び保存安定性に優れている。従って、本発明は、今後更に微細化が進行するとみられるLSIの製造、特に微細なコンタクトホール等の形成に極めて好適に使用することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[1]反転パターンの形成方法
本発明における反転パターン形成方法は、〔1〕被加工基板上にフォトレジストパターンを形成する工程(以下、「工程〔1〕」という)と、〔2〕前記フォトレジストパターンのパターン間にパターン反転用樹脂組成物を埋め込む工程(以下、「工程〔2〕」という)と、〔3〕前記フォトレジストパターンを除去し、反転パターンを形成する工程(以下、「工程〔3〕」という)と、を備えている。
前記工程〔1〕では、被加工基板上にフォトレジストパターン(以下、単に「レジストパターン」ともいう)が形成される。
このレジストパターンの形成方法は特に限定されず、公知のフォトリソグラフィ工程を用いて形成することができる。例えば、下記のように形成することができる。
まず、前記被加工基板上にレジスト組成物溶液を塗布し、乾燥することでフォトレジスト膜を形成する。次いで、形成されたレジスト膜の所用領域に、所定パターンのマスクを介して放射線を照射して露光を行う。その後、露光部を現像することにより、所定パターンのフォトレジストパターンを形成することができる。
前記被加工基板としては、例えば、シリコンウェハ、アルミニウムで被覆したウェハ等を用いることができる。尚、この被加工基板上には、後述のレジスト組成物溶液の潜在能力を最大限に引き出すため、特公平6−12452号公報等に開示されているように、有機系又は無機系の反射防止膜を予め形成しておいてもよい。
前記レジスト組成物溶液としては、例えば、酸発生剤等を含有する化学増幅型のレジスト組成物等を、適当な溶媒中に、例えば0.1〜20質量%の固形分濃度となるように溶解したのち、例えば孔径30nm程度のフィルターでろ過して調製されたものを使用することができる。尚、ArF用レジスト組成物溶液やKrF用レジスト組成物溶液等の市販されているレジスト組成物溶液をそのまま使用することもできる。また、このレジスト組成物溶液は、ポジ型であってもよいし、ネガ型であってもよい。
前記レジスト組成物溶液の塗布方法は特に限定されず、例えば、回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の適宜の塗布手段が挙げられる。
また、レジスト組成物溶液を塗布した後の乾燥手段は特に限定されないが、例えば、予備加熱することにより、塗膜中の溶剤を揮発させることができる。この加熱条件は、レジスト組成物溶液の配合組成によって適宜調整されるが、通常、30〜200℃程度、好ましくは50〜150℃である。
更に、乾燥後に得られる前記レジスト膜の厚みは特に限定されないが、通常、10〜1000nmであり、好ましくは50〜500nmである。
前記露光に使用される放射線としては、レジスト組成物溶液に含有される酸発生剤等の種類に応じて、可視光線、紫外線、遠紫外線、X線、荷電粒子線等から適宜選定されるが、ArFエキシマレーザ(波長193nm)或いはKrFエキシマレーザー(波長248nm)で代表される遠紫外線が好ましい。
また、露光量等の露光条件は、レジスト組成物溶液の配合組成や添加剤の種類等に応じて適宜選定される。
更に、前記露光後には、加熱処理を行うことが好ましい。この加熱処理により、樹脂成分中の酸解離性基の解離反応が円滑に進行させることができる。この加熱条件は、レジスト組成物溶液の配合組成によって適宜選択されるが、加熱温度は通常、30〜200℃、好ましくは50〜170℃である。また、加熱時間は通常10〜300秒間、好ましくは30〜180秒間である。
前記現像に使用される現像液としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、けい酸ナトリウム、メタけい酸ナトリウム、アンモニア水、エチルアミン、n−プロピルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン、エチルジメチルアミン、トリエタノールアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、ピロール、ピペリジン、コリン、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−5−ノネン等のアルカリ性化合物の少なくとも1種を溶解したアルカリ性水溶液が好ましい。
また、前記アルカリ性水溶液からなる現像液には、界面活性剤等を適量添加することもできる。
尚、アルカリ性水溶液からなる現像液で現像したのちは、一般に、水で洗浄して乾燥する。
前記工程〔2〕では、前記レジストパターンのパターン間にパターン反転用樹脂組成物が埋め込まれる。
具体的には、前記レジストパターンが形成された被加工基板上に、パターン反転用樹脂組成物が、回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の適宜の塗布手段によって、前記被加工基板上に塗布されて、前記レジストパターン間にパターン反転用樹脂組成物が埋め込まれる。尚、この工程〔2〕で用いられるパターン反転用樹脂組成物については、後段で詳細を説明する。
また、工程〔2〕においては、パターン反転用樹脂組成物を前記レジストパターンのパターン間に埋め込んだ後に、乾燥工程を設けることが好ましい。
前記乾燥手段は特に限定されないが、例えば、焼成することにより、塗膜中の有機溶剤を揮発させることができる。この焼成条件は、パターン反転用樹脂組成物の配合組成によって適宜調整されるが、焼成温度は通常80〜180℃、好ましくは80〜150℃である。この焼成温度が、80〜180℃である場合には、後述の平坦化工程、特にウェットエッチバック法による平坦化加工を円滑に行うことができる。尚、この加熱時間は通常10〜300秒間、好ましくは30〜180秒間である。
また、乾燥後に得られるパターン反転用樹脂膜の厚みは特に限定されないが、通常10〜1000nmであり、好ましくは50〜500nmである。
前記工程〔3〕では、前記フォトレジストパターンが除去され、反転パターンが形成される。
具体的には、まず、前記レジスト膜の上表面を露出するための平坦化加工が行われる。次いで、酸素エッチングにより前記レジストパターンが除去され、所定の反転パターンが得られる。
前記平坦化加工で利用される平坦化法としては、ドライエッチバック、ウェットエッチバック等のエッチング法や、CMP法等を用いることができる。これらのなかでも、ドライエッチバック、CMP法が好ましい。尚、平坦化加工における加工条件は特に限定されず、適宜調整できる。
また、前記酸素エッチングには、酸素プラズマ灰化装置、オゾンアッシング装置等の公知のレジスト剥離装置を用いることができる。
尚、エッチング加工条件は特に限定されず、適宜調整できる。
以下、前記工程〔1〕、〔2〕及び〔3〕を備える本発明の反転パターン形成方法の具体的な例を、図1を用いて説明する。
前記工程〔1〕では、図1の(a)に示すように、反射防止膜2が形成された被加工基板1上に、レジスト組成物溶液が塗布され、加熱等による乾燥工程を経て所定膜厚のレジスト膜3が形成される。そして、レジスト膜3の所用領域に、所定パターンのマスクを介して放射線等の照射による露光が行われた後、現像されることによってレジストパターン31が形成される〔図1の(b)参照〕。
次いで、前記工程〔2〕では、図1の(c)に示すように、レジストパターン31のパターン間にパターン反転用樹脂組成物が埋め込まれるように、パターン31が形成された被加工基板1上にパターン反転用樹脂組成物が塗布され、加熱等による乾燥工程を経てパターン反転用樹脂膜4が形成される。
その後、前記工程〔3〕では、図1の(d)に示すように、レジスト膜31の上表面が露出するように、エッチバック法やCMP法等の手段により平坦化加工が行われる。次いで、酸素エッチングにより、パターン31が除去されることで、反転パターン41が形成される〔図1の(e)参照〕。
[2]パターン反転用樹脂組成物
本発明におけるパターン反転用樹脂組成物は、ポリシロキサン及び有機溶剤を含有するものであり、前述の本発明の反転パターン形成方法において用いられるものである。
前記ポリシロキサンは、下記一般式(1)で表される1種又は2種以上の化合物を加水分解及び/又は縮合させて得られたものである。
SiX4−a (1)
〔式(1)中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは塩素原子又は−ORを示し、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、aは1〜3の整数である。〕
前記式(1)中における、前記Rの炭素数1〜3のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基が挙げられる。尚、式(1)中にRが複数存在する場合には、相互に同一であっても異なっていてもよい。
また、前記Xは、塩素原子又は−ORであり、このRにおける炭素数1〜4のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基が挙げられる。尚、式(1)中にXが複数存在する場合には、相互に同一であっても異なっていてもよい。
更に、前記aは1〜3の整数であり、1又は2であることがより好ましい。
前記式(1)で表される具体的な化合物としては、例えば、下記式(1−1)〜(1−56)の化合物等が挙げられる。
Figure 2008287176
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尚、前記ポリシロキサンは、本発明におけるパターン反転用樹脂組成物に1種のみ含有されていてもよいし、2種以上含有されていてもよい。
また、前記有機溶剤は、前記ポリシロキサンを溶解可能であり、被加工基板上に予め形成されたフォトレジストパターンを溶解しないものであれば特に限定されない。具体的には、例えば、アルコール、エーテル又はエステル等を含むものが挙げられる。特に、アルコール又はエーテルを含むものが好ましい。尚、この有機溶剤は、1種の成分のみから構成されていてもよいし、2種以上の成分の混合物であってもよい。
前記アルコールとしては、炭素数4〜10のアルコールが好ましい。この炭素数4〜10のアルコールとしては、例えば、ブタノール、2−メチル−1−プロパノール、2−メチル−2−プロパノール、1,4−ブタンジオール、ペンタノール、1−メチル−1−ブタノール、2−メチル−1−ブタノール、3−メチル−1−ブタノール、シクロペンタノール、ヘキサノール、4−メチル−2−ペンタノール、シクロヘキサノール、ヘプタノール、シクロヘプタノール、オクチルアルコール、ノニルアルコール、デシルアルコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、4−メトキシ−1−ブタノール等が挙げられる。これらのなかでも、ブタノール、ペンタノール、シクロペンタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、4−メチル−2−ペンタノール、ヘプタノール、シクロヘプタノールが好ましく、ブタノール、ペンタノール、シクロペンタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、4−メチル−2−ペンタノールがより好ましい。
また、前記エーテルとしては、炭素数4〜10のエーテルが好ましい。この炭素数4〜10のエーテルとしては、例えば、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジブチルエーテル、ジペンチルエーテル、ジイソペンチルエーテル等が挙げられる。これらのなかでも、ジブチルエーテル、ジイソペンチルエーテルが好ましい。
更に、前記エステルとしては、例えば、乳酸メチル、乳酸エチル等が挙げられる。
これらの有機溶剤は、本発明におけるパターン反転用樹脂組成物に1種のみ含有されていてもよいし、2種以上含有されていてもよい。
また、前記パターン反転用樹脂組成物には、前記ポリシロキサン及び前記有機溶剤以外にも、界面活性剤、架橋剤等の他の添加剤を含有させることができる。
本発明のパターン反転用樹脂組成物を調製する方法は特に限定されないが、例えば、まず、前記式(1)で表される化合物を、有機溶媒中において、水及び触媒の存在下に加水分解及び/又は縮合させることでポリシロキサンを得る。具体的には、前記式(1)で表される化合物を有機溶媒中に溶解し、この溶液中に水を断続的に或いは連続的に添加し、通常0〜100℃の温度下において加水分解及び/又は縮合させて、ポリシロキサンを得る。この際、触媒は、予め有機溶媒中に溶解又は分散させておいてもよく、添加される水中に溶解又は分散させておいてもよい。
次いで、得られたポリシロキサンと、前記有機溶剤と、必要に応じて前記他の添加剤とを混合することにより、パターン反転用樹脂組成物を調製することができる。この際、ポリシロキサンの固形分濃度は適宜調整することができるが、例えば、1〜30質量%、特に5〜20質量%とすることができる。
尚、前記ポリシロキサンを合成する際に用いられる前記有機溶媒としては、この種の用途に使用される溶媒であれば特に限定されない。例えば、前記有機溶剤と同様のものを挙げることができる。
また、前記触媒としては、例えば、金属キレート化合物、有機酸、無機酸、有機塩基、無機塩基等を挙げることができる。これらのなかでも、金属キレート化合物、有機酸、無機酸が好ましい。
以下、実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。但し、本発明は、これらの実施例に何ら制約されるものではない。また、この実施例の記載における「部」及び「%」の記載は、特記しない限り質量基準である。
[1]パターン反転用樹脂組成物(実施例1〜6及び比較例1)の調製
<実施例1>
無水マレイン酸0.42gを水18.2gに加熱溶解させてマレイン酸水溶液を調製した。次に、メチルトリエトキシシラン30.5g及び4−メチル−2−ペンタノール50.8gをフラスコに入れた。このフラスコに、冷却管と予め調製しておいたマレイン酸水溶液を入れた滴下ロートとをセットし、オイルバスにて100℃で加熱した後、マレイン酸水溶液をゆっくり滴下し、100℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレータにセットし、反応中生成したエタノールを除去して反応生成物(ポリシロキサン)を得た。尚、得られた反応生成物中の固形分は、焼成法により測定した結果、13.1%であった。また、得られた生成物(固形分)の分子量(Mw)は1400であった。
その後、上記のようにして得られたポリシロキサン26.7gを有機溶剤(4−メチル−2−ペンタノール)23.3gに溶解した。次いで、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、実施例1のパターン反転用樹脂組成物を得た。
<実施例2>
無水マレイン酸0.42gを水18.2gに加熱溶解させてマレイン酸水溶液を調製した。次に、エチルトリエトキシシラン32.9g及び4−メチル−2−ペンタノール50.8gをフラスコに入れた。このフラスコに、冷却管と予め調製しておいたマレイン酸水溶液を入れた滴下ロートとをセットし、オイルバスにて100℃で加熱した後、マレイン酸水溶液をゆっくり滴下し、100℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレータにセットし、反応中生成したエタノールを除去して反応生成物(ポリシロキサン)を得た。尚、得られた反応生成物中の固形分は、焼成法により測定した結果、18.3%であった。また、得られた生成物(固形分)の分子量(Mw)は1000であった。
その後、上記のようにして得られたポリシロキサン19.2gを有機溶剤(4−メチル−2−ペンタノール)30.8gに溶解した。次いで、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、実施例2のパターン反転用樹脂組成物を得た。
<実施例3>
無水マレイン酸0.42gを水18.2gに加熱溶解させてマレイン酸水溶液を調製した。次に、メチルトリエトキシシラン7.6g、エチルトリエトキシシラン24.7g及び4−メチル−2−ペンタノール50.8gをフラスコに入れた。このフラスコに、冷却管と予め調製しておいたマレイン酸水溶液を入れた滴下ロートとをセットし、オイルバスにて100℃で加熱した後、マレイン酸水溶液をゆっくり滴下し、100℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレータにセットし、反応中生成したエタノールを除去して反応生成物(ポリシロキサン)を得た。尚、得られた反応生成物中の固形分は、焼成法により測定した結果、14.1%であった。また、得られた生成物(固形分)の分子量(Mw)は1200であった。
その後、上記のようにして得られたポリシロキサン25.0gを有機溶剤(4−メチル−2−ペンタノール)25.0gに溶解した。次いで、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、実施例3のパターン反転用樹脂組成物を得た。
<実施例4>
無水マレイン酸0.42gを水18.2gに加熱溶解させてマレイン酸水溶液を調製した。次に、メチルトリエトキシシラン30.5g及びジブチルエーテル50.8gをフラスコに入れた。このフラスコに、冷却管と予め調製しておいたマレイン酸水溶液を入れた滴下ロートとをセットし、オイルバスにて100℃で加熱した後、マレイン酸水溶液をゆっくり滴下し、100℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレータにセットし、反応中生成したエタノールを除去して反応生成物(ポリシロキサン)を得た。尚、得られた反応生成物中の固形分は、焼成法により測定した結果、15.1%であった。また、得られた生成物(固形分)の分子量(Mw)は1700であった。
その後、上記のようにして得られたポリシロキサン26.7gを有機溶剤(ジブチルエーテル)23.3gに溶解した。次いで、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、実施例4のパターン反転用樹脂組成物を得た。
<実施例5>
無水マレイン酸0.42gを水18.2gに加熱溶解させてマレイン酸水溶液を調製した。次に、エチルトリエトキシシラン32.9g及びジブチルエーテル50.8gをフラスコに入れた。このフラスコに、冷却管と予め調製しておいたマレイン酸水溶液を入れた滴下ロートとをセットし、オイルバスにて100℃で加熱した後、マレイン酸水溶液をゆっくり滴下し、100℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレータにセットし、反応中生成したエタノールを除去して反応生成物(ポリシロキサン)を得た。尚、得られた反応生成物中の固形分は、焼成法により測定した結果、19.3%であった。また、得られた生成物(固形分)の分子量(Mw)は1300であった。
その後、上記のようにして得られたポリシロキサン19.2gを有機溶剤(ジブチルエーテル)30.8gに溶解した。次いで、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、実施例5のパターン反転用樹脂組成物を得た。
<実施例6>
無水マレイン酸0.42gを水18.2gに加熱溶解させてマレイン酸水溶液を調製した。次に、メチルトリエトキシシラン7.6g、エチルトリエトキシシラン24.7g及びジブチルエーテル50.8gをフラスコに入れた。このフラスコに、冷却管と予め調製しておいたマレイン酸水溶液を入れた滴下ロートとをセットし、オイルバスにて100℃で加熱した後、マレイン酸水溶液をゆっくり滴下し、100℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレータにセットし、反応中生成したエタノールを除去して反応生成物(ポリシロキサン)を得た。尚、得られた反応生成物中の固形分は、焼成法により測定した結果、15.1%であった。また、得られた生成物(固形分)の分子量(Mw)は1500であった。
その後、上記のようにして得られたポリシロキサン25.0gを有機溶剤(ジブチルエーテル)25.0gに溶解した。次いで、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、実施例6のパターン反転用樹脂組成物を得た。
<比較例1>
無水マレイン酸0.57gを水24.334gに加熱溶解させてマレイン酸水溶液を調製した。次に、テトラエトキシシラン26.64g、メチルトリエトキシシラン9.14g及びプロピレングリコールモノプロピルエーテル39.3gをフラスコに入れた。このフラスコに、冷却管と予め調製しておいたマレイン酸水溶液を入れた滴下ロートとをセットし、オイルバスにて100℃で加熱した後、マレイン酸水溶液をゆっくり滴下し、100℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレータにセットし、反応中生成したエタノールを除去して反応生成物(ポリシロキサン)を得た。尚、得られた反応生成物中の固形分は、焼成法により測定した結果、16.1%であった。また、得られた生成物(固形分)の分子量(Mw)は2100であった。
その後、上記のようにして得られたポリシロキサン21.7gを有機溶剤(プロピレングリコールモノブチルエーテル)28.3gに溶解した。次いで、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、比較例1のパターン反転用樹脂組成物を得た。
[2]性能評価
実施例1〜6及び比較例1における各パターン反転用樹脂組成物について、下記のように各性能評価を行った。その評価結果を表1に示す。
<1>フォトレジスト膜とのインターミキシング性
シリコンウェハの表面に、レジスト組成物溶液〔JSR(株)製、商品名「AR230JN」〕をスピンコーターによって塗布した後、126℃のホットプレート上で90秒間乾燥して、膜厚170nmのレジスト膜が形成された基板を得た。次いで、前記レジスト膜上に、実施例1〜6及び比較例1の各パターン反転用樹脂組成物を塗布し、分光エリプソメーターにより、レジスト膜の膜厚を測定した。
そして、その膜厚と初期膜厚との差が50Å未満のものを「○」とし、50Å以上のものを「×」として、フォトレジスト膜とのインターミキシング性を評価した。
<2>レジストパターンへの埋め込み性
シリコンウェハの表面に、反射防止膜用材料〔日産化学(株)製、商品名「ARC29」〕をスピンコーターによって塗布した後、205℃のホットプレート上で1分間乾燥して、膜厚が77nmの反射防止膜(レジスト下層膜)を形成したものを被加工基板として用いた。
次いで、前記レジスト下層膜上にレジスト組成物溶液〔JSR(株)製、商品名「AR230JN」〕を塗布し、126℃で90秒間乾燥した。この際のレジスト膜の膜厚は205nmに制御した。その後、ArFエキシマレーザ照射装置〔(株)ニコン製〕を用い、ArFエキシマレーザ(波長193nm)を0.130μmのライン・アンド・スペースパターンを有する石英製マスクを介して、前記レジスト膜が形成された被加工基板に16.5mJ照射した。次いで、被加工基板を126℃で90秒間加熱した。その後、2.38%テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液で40秒間現像処理を行い、基板上にフォトレジストパターンを形成した。
次いで、前記フォトレジストパターン上及びパターン間に、実施例1〜6及び比較例1の各パターン反転用樹脂組成物をスピンコーターによって塗布し、120℃のホットプレートで1分間乾燥することにより、膜厚150nmのパターン反転用樹脂組成物からなるパターン反転用樹脂膜を形成した。
そして、得られた基板の断面を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察して、前記レジストパターン間に、各パターン反転用樹脂組成物が隙間なく埋め込まれている場合を「○」とし、ボイドが生じている場合を「×」として、レジストパターンへの埋め込み性を評価した。
<3>酸素アッシング耐性
前述のようにして形成したパターン反転用樹脂膜に対して、バレル型酸素プラズマ灰化装置「PR−501」(ヤマト科学社製)を用いて、300Wで15秒間酸素アッシング処理を行った。
そして、処理前のパターン反転用樹脂膜の膜厚と、処理後のパターン反転用樹脂膜の膜厚との差が5nm以下である場合を「○」とし、5nmを超える場合を「×」として、酸素アッシング耐性を評価した。
<4>保存安定性
シリコンウェハの表面に、スピンコーターを用いて、回転数2000rpm、20秒間の条件にて、実施例1〜6及び比較例1の各パターン反転用樹脂組成物を塗布し、その後120℃のホットプレート上で1分間乾燥することにより、パターン反転用樹脂膜を形成した。次いで、得られたパターン反転用樹脂膜について、光学式膜厚計(KLA−Tencor社製、型番「UV−1280SE」)を用いて、9点の位置で膜厚を測定し、その平均膜厚を求めた。
また、実施例1〜6及び比較例1の各パターン反転用樹脂組成物を、温度25℃で1ヶ月間保存した後、上記と同様にしてパターン反転用樹脂膜を形成して膜厚を測定し、その平均膜厚を求めた。
そして、保存前のパターン反転用樹脂膜の平均膜厚Tと、保存後のパターン反転用樹脂膜の平均膜厚Tとの差(T−T)を求め、平均膜厚Tに対するその差の大きさの割合〔(T−T)/T〕を膜厚変化率として算出し、その値が5%以下である場合を「○」とし、5%を超える場合を「×」として、保存安定性を評価した。尚、目視により確認できるゲル状の沈殿物が析出している場合も「×」とした。
Figure 2008287176
[5]実施例の効果
表1から明らかなように、本実施例1〜6のパターン反転用樹脂組成物は、基板に形成されたレジスト膜とミキシングすることがなく、且つレジスト膜に形成されたパターン間に良好に埋め込むことができると共に、酸素アッシング耐性及び保存安定性に優れることが確認できた。
反転パターンの形成方法を説明する模式図である。
符号の説明
1;被加工基板、2;反射防止膜、3;レジスト膜、31;レジストパターン、4;パターン反転用樹脂膜、41;反転パターン。

Claims (4)

  1. 〔1〕被加工基板上にフォトレジストパターンを形成する工程と、
    〔2〕前記フォトレジストパターンのパターン間にパターン反転用樹脂組成物を埋め込む工程と、
    〔3〕前記フォトレジストパターンを除去し、反転パターンを形成する工程と、を備える反転パターン形成方法であって、
    前記パターン反転用樹脂組成物は、ポリシロキサン及び有機溶剤を含有しており、且つ前記ポリシロキサンは下記一般式(1)で表される1種又は2種以上の化合物を加水分解及び/又は縮合させて得られたものであることを特徴とする反転パターン形成方法。
    SiX4−a (1)
    〔式(1)中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは塩素原子又は−ORを示し、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、aは1〜3の整数である。〕
  2. 前記パターン反転用樹脂組成物を前記フォトレジストパターンのパターン間に埋め込んだ後、80〜180℃で焼成する工程を備える請求項1に記載の反転パターン形成方法。
  3. 〔1〕被加工基板上にフォトレジストパターンを形成する工程と、
    〔2〕前記フォトレジストパターンのパターン間にパターン反転用樹脂組成物を埋め込む工程と、
    〔3〕前記フォトレジストパターンを除去し、反転パターンを形成する工程と、を備える反転パターン形成方法において用いられるパターン反転用樹脂組成物であって、
    ポリシロキサン及び有機溶剤を含有しており、且つ該ポリシロキサンは下記一般式(1)で表される1種又は2種以上の化合物を加水分解及び/又は縮合させて得られたものであることを特徴とするパターン反転用樹脂組成物。
    SiX4−a (1)
    〔式(1)中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは塩素原子又は−ORを示し、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、aは1〜3の整数である。尚、Xが複数存在する場合、相互に同一であっても異なっていてもよい。〕
  4. 前記有機溶剤が、炭素数4〜10のアルコール、又は炭素数4〜10のエーテルを含む請求項3に記載のパターン反転用樹脂組成物。
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