JP2008281168A - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】取付部材をボデー等の被取付部材に取付けるにあたり、高保持力を発揮しながらガタのない取付ができるクリップを提供する。
【解決手段】取付部材56をボデー50に取付けるクリップ10は、金属製クリップ部材20と樹脂製クリップ部材32と樹脂製ピン部材40からなり、樹脂製クリップ部材32に形成された一対の系止片36の係止肩37がボデー50の裏面側53にガタのない状態で係止し、樹脂製ピン部材40に形成され樹脂製クリップ部材32の係止孔34に挿通された柱状部44は一対の系止片36が近接する方向の変形を抑止し、金属製クリップ部材20に形成された一対の係止爪24の挿入方向後端25の間隔は、自由状態形状でボデー50の取付孔52の幅よりも幅広に設定されている。
【選択図】図6

Description

本発明は取付部材を被取付部材に取付けるクリップに関する。特にアシストグリップやサンバイザーなどの部材をボデーに高保持力で取付けるクリップに関する。
アシストグリップやサンバイザーなどの部材をボデーに取付けるクリップとしては、高保持力を発揮させるために、温度による剛性の変化が少ない金属製のクリップが通常用いられている。
図8に従来品の金属製クリップ70を用いて取付部材78をボデー74に取付けた状態の断面図を示す。この例では、金属製クリップ70及びボデー74と取付部材78の間の隙をなくしてガタをなくするために、図8に示すように金属製クリップ70に係止肩71を設けて係止部分を斜面にし、係止肩71をボデー74の裏面側76に係止させている。ここで、取付部材78がボデー74から外れる方向の力が働くと、金属製クリップ70も取付部材78と一緒に引っ張られ、係止肩71が互いに接近する向きに金属製クリップ70が変形され、係止肩71がボデー74の裏面側76に係止する位置が両係止肩71、71の間隔の広い方へと移動し、金属製クリップ70がボデー74の取付孔75から外れやすい。よって図8に示す例では、高保持力を発揮することができない。
一方、高保持力を発揮することができるクリップとしては、図9に示すような係止爪73を設けた構造の金属製クリップ72が知られている。金属製クリップ72の係止爪73の先端の間隔は、自由状態ではボデー74の取付孔75の幅よりも広く設定されている。そこで、取付部材78がボデー74から外れる方向に引っ張られ、金属製クリップ72にボデー74から外れる方向の力が加わると、係止爪73の先端がボデー74の裏面側76に当たる。このとき、係止爪73の先端が広がることはあっても取付孔75から外れるような変形をすることはなく、金属製クリップ70は高保持力を発揮することができる。
金属製クリップの被取付部材への係止部分を斜面としたクリップについては、特開平8−270627号公報(特許文献1)に開示されているクリップが公知である。特許文献1に開示されているクリップは、樹脂製のクリップ部材により金属製のクリップ部材を拡開させて、金属製クリップの斜面を被取付部材の裏面側に当接付勢させ、金属製クリップの弾発力によりガタを防ぐ構造となっている。
特開平8−270627号公報
ところで、図9に示した金属製クリップ72は、係止爪73を窄めてボデー74の取付孔75を通過させた後、弾発力により係止爪73が元の形状に戻って先端が広がる構造であるため、係止爪73の先端とボデー74の裏面側76の間には隙が生じる。
そのため、金属製クリップ72は、前述の通り係止爪73により高保持力を発揮することができるが、一方で、係止爪73とボデー74に隙が生じるため、金属製クリップ72がボデー74の裏面側76に係止しているわけではなく、ガタが発生するという問題があった。
上術の通り、従来のクリップは、ガタが発生しないクリップでは高保持力が発揮できず、高保持力を発揮できるクリップではガタが発生するという問題があった。
本発明は上記の問題を解決するために提案するものであって、本発明が解決しようとする課題は、部材をボデー等の被取付部材に取付けるにあたり、高保持力を発揮しながらガタのない取付ができるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るクリップは次の手段をとる。
まず、本発明の第1の発明に係るクリップは、自動車のボデー部材等の被取付部材に穿設された取付孔に挿通嵌合係止されて部品等の取付部材を前記被取付部材に取り付けるクリップであって、
樹脂で形成され、前記被取付部材に穿設された取付孔に挿通嵌合して係止する離間して配置された一対の係止片を有する樹脂製クリップ部材と、金属で形成され該樹脂製クリップ部材に対して挿通方向に一体的に組み込まれる金属製クリップ部材と、樹脂で形成され前記樹脂製クリップ部材の離間して配置される一対の係止片間に介挿される樹脂製ピン部材とから成り、
前記金属製クリップ部材には挿通方向後方に向けて拡開形成した一対の係止爪が前記樹脂製クリップ部材の一対の係止片の外側に位置して撓み変形可能に設けられており、前記被取付部材の取付孔に挿通嵌合した状態で金属製クリップ部材に抜け方向の作用力が作用した際に係止爪の挿通方向後端が被取付部材の挿通した後の面に当接して係止されるようになっており、
前記樹脂製クリップ部材は前記被取付部材の取付孔にその一対の係止片が挿通嵌合した状態で、該一対の係止片により挿通方向に対して前記ボデー部材等の被取付部材にガタのない状態で係止する構成となっており、
前記樹脂製ピン部材は前記樹脂製クリップ部材の一対の係止片が前記被取付部材の取付孔に挿通嵌合された後、離間して配設される一対の係止片間に介挿されて該一対の係止片の近接する方向への変形を抑止するようになっていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、樹脂製のクリップ部材の一対の係止片が被取付部材にガタのない状態で係止しており、前記樹脂製クリップ部材の一対の係止片間には樹脂ピン部材が介挿され、該一対の係止片の近接する方向への変形を抑止するようになっているので、ガタの発生を確実に防ぐことができる。
また、被取付部材の取付孔に挿通嵌合した状態で金属製クリップ部材に抜け方向の作用力が作用すると、係止爪の挿通方向後端が被取付部材の挿通した後の面に当接して係止されるようになっており、高保持力を発揮することができる。
なお、金属製クリップ部材の係止爪は、自由状態形状でその挿入方向後端の間隔が被取付部材の取付孔の幅よりも広く設定されているので、万一被取付部材が変形して樹脂製クリップ部材の係止片と樹脂製ピン部材による被取付部材への係止が失われるような場合であっても、金属製クリップ部材の係止爪の挿入方向後端が被取付部材の挿入した後の面に食い込むか、係止爪の挿入方向後端の間隔が広がるように変形するので、金属製クリップ部材は被取付部材から外れにくく、金属製クリップ部材の係止爪による高保持力は維持される。
次に本発明の第2の発明は、上記第1の発明のクリップであって、
前記樹脂製ピン部材には、前記樹脂製クリップ部材の一対の係止片間に介挿された状態で、該樹脂製クリップ部材又は前記金属製クリップ部材に係止して外れるのを防止する外れ防止手段が備えられていることを特徴とする。
この第2の発明によれば、樹脂製ピン部材に外れ防止手段が備えられているので、樹脂製ピン部材が樹脂製クリップ部材から外れて一対の係止片の間から抜けることを防ぐことができる。よって、該一対の係止片の近接する方向への変形を抑止する樹脂ピン部材の機能が失われることがなく、ガタの発生を確実に防ぐことができる。
次に本発明の第3の発明は、上記第1の発明又は第2の発明のクリップであって、
前記部品等の取付部材は樹脂で形成されており、前記樹脂製クリップ部材は該取付部材と一体形成されていることを特徴とする。
この第3の発明によれば、取付部材に樹脂製クリップ部材が一体形成されているので、樹脂製クリップ部材を別途用意することが不要となる。
上記本発明の各発明によれば、次の効果が得られる。
まず、上述した第1の発明によれば、樹脂製のクリップ部材の一対の係止片が被取付部材にガタのない状態で係止しており、前記樹脂製クリップ部材の一対の係止片間には樹脂ピン部材が介挿され、該一対の係止片の近接する方向への変形を抑止するようになっているので、ガタの発生を確実に防ぐことができる。
また、被取付部材の取付孔に挿通嵌合した状態で金属製クリップ部材に抜け方向の作用力が作用した際に、係止爪の挿通方向後端が被取付部材の挿通した後の面に食い込むかあるいは挿通方向後端の間隔が広がるように変形して被取付部材の挿通した後の面に係止するようになっており、高保持力を発揮することできる。
なお、金属製クリップ部材の係止爪は、自由状態形状で挿入方向後端の間隔が被取付部材の取付孔の幅よりも広く設定されているので、万一被取付部材の変形等により樹脂製クリップ部材と樹脂製ピン部材による被取付部材への係止が失われた場合であっても、金属製クリップ部材による高保持力は維持される。
次に、上述した第2の発明によれば、樹脂製ピン部材に外れ防止手段が備えられているので、樹脂製ピン部材が樹脂製クリップ部材から外れて一対の係止片の間から抜けることを防ぐことができる。よって、該一対の係止片の近接する方向への変形を抑止する樹脂ピン部材の機能が失われることがなく、ガタの発生を確実に防ぐことができる。
次に、上述した第3の発明によれば、樹脂製の取付部材に樹脂製クリップ部材が一体形成されているので、樹脂製クリップ部材を別途用意することが不要であり、取付作業が簡素化できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は、本発明の第一実施例のクリップ10を用いて樹脂製クリップ部材32が一体形成された樹脂製取付部材(図示を省略)をボデー50に取り付けた状態を示す断面図である。
図2は、第一実施例のクリップ10を構成する金属製クリップ部材20の外観斜視図である。図3は、第一実施例のクリップ10を構成する樹脂製クリップ部材32が樹脂製取付部材30と一体形成されている様子を示す外観斜視図である。図4は、第一実施例のクリップ10を構成する樹脂製ピン部材40の外観斜視図である。
図1に示すように、ボデー50の取付孔52の裏面側53には、樹脂製クリップ部材32の一対の係止片36に形成された係止肩37がガタのない状態で係止している。
また、樹脂製ピン部材40に形成された柱状部44が、樹脂製クリップ部材32の一対の係止片36の間に形成された係止孔34に挿通されている。そして、一対の係止片36は樹脂製ピン部材40の柱状部44の係止片36に面する位置に形成されたリブ45により付勢されており、一対の係止片36が近接方向に変形することが抑止されている。
なお、樹脂製ピン部材40は一対の係合片46の先端に形成された係合突起47により樹脂製クリップ部材32のクリップベース33の側面に係止している。これにより、樹脂製ピン部材40の柱状部44が係止孔34から外れることが防止されている。よって、一対の係止片36の近接する方向への変形を抑止する樹脂ピン部材40の機能が失われることがなく、ガタの発生を確実に防ぐことができる。なお、上記における樹脂製ピン部材40に形成された一対の係合片46の先端の係合突起47が本発明の樹脂製ピン部材の外れ防止手段に相当する。
一方、金属製クリップ部材20の一対の係止爪24は、挿入方向後端25の間隔がボデー50の取付孔52の幅よりも広くなるように設定されており、金属製クリップ部材20の抜け方向の力が作用した際には、係止爪24の挿通方向後端25がボデー50の裏面側53に当接し係止するので、高保持力を発揮することができる。
このように、第一実施例によれば、樹脂製取付部材30をボデー50に取り付けるに当たり、クリップ10により高保持力を発揮しながらガタのない取付をすることができる。
なお、金属製クリップ部材20の係止爪24は、自由状態形状でその挿入方向後端25の間隔がボデー50の取付孔52の幅よりも広くなるように設定されている。よって、金属製クリップ部材20の抜け方向に力が作用し、ボデー50が変形して樹脂製クリップ部材32の係止片36と樹脂製ピン部材40によるボデー50の裏面側53への係止が失われるような場合であっても、金属製クリップ部材20の係止爪24の挿入方向後端25がボデー50の裏面側53に食い込むか、係止爪24の挿入方向後端25の間隔が広がるように変形してボデー50の裏面側53に当接するので、金属製クリップ部材20はボデー50から外れにくく、高保持力は維持される。
ここで、クリップ10を用いた樹脂製取付部材30のボデー50への取付手順について説明する。まず、金属製クリップ部材20の2組の係止脚26について、それぞれ向き合う係止脚26の間隔が狭まる方向に押し窄め、係止脚26の先端に形成された脚水平部28を樹脂製クリップ部材32の一対の係止片36が形成された側から係止孔34に挿入する。そして、脚水平部28が係止孔34を通過したら係止脚26の押し窄めを止めて、金属製クリップ部材20の係止脚26を樹脂製クリップ部材32の係止孔34に係止させる。図5は、第一実施例の樹脂製クリップ部材32が一体形成された樹脂製取付部材30に金属製クリップ部材20を嵌め込んだ状態を示す外観斜視図である。
金属製クリップ部材20を樹脂製クリップ部材32に嵌め込んだ状態では、金属製クリップ部材20の係止脚26は、相対的な離間方向への弾発力により係止孔34に係止している。また、金属製クリップ部材20の脚水平部28は樹脂製クリップ部材32のクリップベース33に対して、係止片36が形成されている側と反対の側で当接しており、係止爪24は係止片36の係止肩37に対して外側から覆い被さる形で当接している。これにより、樹脂製クリップ部材32と金属製クリップ部材20とはその挿入方向に対して一体的状態とされている。
なお、金属製クリップ部材20を樹脂製クリップ部材32に嵌め込むのではなく、樹脂製クリップ部材32を樹脂製取付部材30と一体形成するときに、金属製クリップ部材20が嵌め込まれた状態で形成することもできる。
次に、樹脂製クリップ部材32に嵌め込まれ樹脂製取付部材30と一体化した状態の金属製クリップ部材20をその頭部22からボデー50の取付孔52に押し付けて挿入する。すると、取付孔52に当接する部分で金属製クリップ部材20の一対の係止爪24及びその内側の樹脂製クリップ部材32の一対の係止片36の間隔が、該係止爪24の挿入方向後端25が取付孔52を通過できるように押し窄められ、挿入が進行する。そして、係止爪24の挿入方向後端25が取付孔52を通過し終えると、係止爪24は弾発力により元の形状に復元し、係止爪24の先端の間隔は取付孔52の幅よりも広くなる。また、係止片36も元の自由状態時の状態に復元し、その作用力の状態下で係止肩37箇所が取付孔52の裏面側に係止する。係止爪24の挿入方向後端25の間隔がボデー50取付孔52よりも広いので、金属製クリップ部材20をボデー50から外す方向に力が働いたときは係止爪24の挿入方向後端25がボデー50の裏面側53に係止して、高保持力を発揮する。
次に、金属製クリップ部材20の挿入方向と同じ方向から、樹脂製クリップ部材32の係止孔34に樹脂製ピン部材40の柱状部44を挿入し、樹脂製ピン部材40に形成された係合片46の先端の係合突起47を樹脂製クリップ部材32のクリップベース33の側面に係合させて、樹脂製クリップ部材32の係止片36に形成された係止肩37をボデー50の取付孔52の裏面側53にガタのない状態で係止させる。
このように、第一実施例のクリップ10により、樹脂製クリップ部材32が一体形成された樹脂製取付部材30をボデー50にガタ無く高保持力で取付けることができる。
図6は、本発明の第二実施例のクリップ10により取付部材56をボデー50に取り付けた状態を示す断面図である。第二実施例では、樹脂製クリップ部材32が取付部材56と別体とされている。
第二実施例では、取付部材56とは別体の脂製クリップ部材32の一対の係止片36に形成された係止肩37が、ボデー50の取付孔52の裏面側53にガタのない状態で係止する。
樹脂製ピン部材40の働きは第一実施例の場合と同様であり、金属製クリップ部材20による高保持力の発揮についても第一実施例の場合と同様であるので、図1と同じ符号を付して、説明は省略する。クリップ10による取付手順も基本的には第一実施例と同様であるので説明は省略する。
このように、第二実施例によっても、取付部材56をボデー50に取り付けるに当たり、クリップ10により高保持力を発揮しながらガタの無い取付を実現できる。第二実施例では、取付部材56の材質が樹脂に限定されず、クリップ10は多様な材質の取付部材の取付に適用できる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその発明の思想の範囲で、その他各種の形態で実施できるものである。
例えば、第一実施例および第二実施例では、樹脂製ピン部材40に外れ防止手段として係合片46を設ける構成としたが、これを省略することもできる。樹脂製ピン部材40は樹脂製クリップ部材32の一対の係止片36の間に柱状部44が係止片36に面する位置に設けられたリブ45により付勢されて挿入されており、容易には外れない。
樹脂製クリップ部材32が樹脂製取付部材30と一体形成されている場合について、樹脂製ピン部材40に係合片46を設けない変形実施例を図7に示す。この変形実施例では、ボデー50は樹脂製クリップ部材32の一対の係止片36とクリップベース33でガタ無く挟持される。クリップ10の構成およびクリップ10による取付手順については、樹脂製ピン部材40の係合片46が省略されていること以外は基本的には第一実施例と同様であるので、図1と同じ符号を付して説明は省略する。
本発明の第一実施例のクリップを示す断面図である。 第一実施例における金属製クリップ部材の外観斜視図である。 第一実施例における樹脂製クリップ部材の外観斜視図である。 第一実施例における樹脂製ピン部材の外観斜視図である。 第一実施例の樹脂製クリップ部材に金属製クリップ部材を嵌め込んだ状態を示す外観斜視図である。 本発明の第二実施例を示す断面図である。 本発明の変形実施例を示す断面図である。 従来のクリップを示す斜視図である。 従来の高保持力クリップを示す断面図である。
符号の説明
10 クリップ
20 金属製クリップ部材
22 頭部
24 係止爪
25 挿入方向後端
26 係止脚
28 脚水平部
30 樹脂製取付部材
32 樹脂製クリップ部材
33 クリップベース
34 係止孔
36 係止片
37 係止肩
40 樹脂製ピン部材
44 柱状部
45 リブ
46 係合片
47 係合突起
50 ボデー
52 取付孔
53 裏面側
56 取付部材
58 取付孔

Claims (3)

  1. 自動車のボデー部材等の被取付部材に穿設された取付孔に挿通嵌合係止されて部品等の取付部材を前記被取付部材に取り付けるクリップであって、
    樹脂で形成され、前記被取付部材に穿設された取付孔に挿通嵌合して係止する離間して配置された一対の係止片を有する樹脂製クリップ部材と、金属で形成され該樹脂製クリップ部材に対して挿通方向に一体的に組み込まれる金属製クリップ部材と、樹脂で形成され前記樹脂製クリップ部材の離間して配置される一対の係止片間に介挿される樹脂製ピン部材とから成り、
    前記金属製クリップ部材には挿通方向後方に向けて拡開形成した一対の係止爪が前記樹脂製クリップ部材の一対の係止片の外側に位置して撓み変形可能に設けられており、前記被取付部材の取付孔に挿通嵌合した状態で金属製クリップ部材に抜け方向の作用力が作用した際に係止爪の挿通方向後端が被取付部材の挿通した後の面に当接して係止されるようになっており、
    前記樹脂製クリップ部材は前記被取付部材の取付孔にその一対の係止片が挿通嵌合した状態で、該一対の係止片により挿通方向に対して前記ボデー部材等の被取付部材にガタのない状態で係止する構成となっており、
    前記樹脂製ピン部材は前記樹脂製クリップ部材の一対の係止片が前記被取付部材の取付孔に挿通嵌合された後、離間して配設される一対の係止片間に介挿されて該一対の係止片の近接する方向への変形を抑止するようになっていることを特徴とするクリップ。
  2. 請求項1に記載のクリップであって、
    前記樹脂製ピン部材には、前記樹脂製クリップ部材の一対の係止片間に介挿された状態で、該樹脂製クリップ部材又は前記金属製クリップ部材に係止して外れるのを防止する外れ防止手段が備えられていることを特徴とするクリップ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のクリップであって、
    前記部品等の取付部材は樹脂で形成されており、前記樹脂製クリップ部材は該取付部材と一体形成されていることを特徴とするクリップ。
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