JP6505988B2 - パネルの組付固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パネルパネル本体への組付固定構造に関するものである。
組付部材の被組付部材への組付固定構造としては、従来から図8に示すような構成が採用されている。即ち、図8は組付部材の被組付部材への組付固定構造の従来例を示す部分断面図であり、この組付固定構造においては、被組付部材であるアッパーカバー100の側壁内面には係止突起101が一体に突設され、組付部材であるロアカバー102の側壁は弾性撓み変形可能な弾性係止アーム103を構成しており、その上端には先端係止部103aが一体に形成されている。
斯かる組付固定構造において、ロアカバー102をアッパーカバー100に対して図示矢印方向に押し込めば、ロアカバー102側の先端係止部103aがアッパーカバー100側の係止突起101に当接することによって弾性係止アーム103が下端部を中心として撓み変形し、先端係止部103aが係止突起101を乗り越えた時点で弾性係止アーム103がその弾性復元力によって元の状態に復帰して先端係止部103aが係止突起101に係止されるため、ロアカバー102をアッパーカバー100に押し込むだけの簡単な操作によってロアカバー102をアッパーカバー100にワンタッチで簡単に組付固定することができる。
しかしながら、上記従来の組付固定構造においては、ロアカバー102の弾性係止アーム103に取り外し方向(図の矢印方向)の外力が作用すると、その分力によって該弾性係止アーム103が係合解除方向(図中右側)に撓み変形し、その上端の先端係止部103aが係止突起101から外れて両者の係止状態が解除されてしまうという問題がある。
そこで、特許文献1には、図9及び図10に示すような組付固定構造が提案されている。
即ち、図9は特許文献1において提案された組付固定構造を示す部分断面図、図10はアーム規制リブと弾性係止アームの斜視図であり、この組付固定構造においては、図9に示すように、アッパーカバー100の上壁からアーム規制リブ104を弾性係止アーム103の背面側に向かって垂直に突設している。ここで、アーム規制リブ104は、図10に示すように、幅方向中央部にスリット104aが形成されている。又、図9に示すように、弾性係止アーム103とアーム規制リブ104との隙間Dは、先端係止部103aと係止突起101との係り代dよりも小さく設定されている(D<d)。
従って、この組付固定構造によれば、組付状態においては、前述のように弾性係止アーム103とアーム規制リブ104との隙間Dは、先端係止部103aと係止突起101との係り代dよりも小さく設定されているため(D<d)、弾性係止アーム103の係り代d以上の撓み変形がアーム規制リブ104によって阻止される。このため、弾性係止アーム103に外力が作用しても先端係止部103aと係止突起101との係止状態が解除されることがなく、アッパーカバー100とロアカバー102の固定状態が維持される。
又、ロアカバー102をアッパーカバー100に組み込むために該ロアカバー102をアッパーカバー100に押し込んだ場合、先端係止部103aが係止突起101の下側傾斜面に沿って移動することによって弾性係止アーム103が撓んでアーム規制リブ104を押圧すると、アーム規制リブ104の幅方向中央にはスリット104a(図10参照)が形成されているために該アーム規制リブ104が比較的容易に弾性変形する。このため、アーム規制リブ104と係止突起101との間の隙間が広がり、弾性係止アーム103が先端係止部103aと係止突起101との係り代dよりも大きく弾性変形することが可能となり、先端係止部103aが係止突起101を乗り越えることができ、ロアカバー102をアッパーカバー100に組み付けることができる。
特開2007−165765号公報
しかしながら、特許文献1において提案された図9及び図10に示す組立固定構造においては、弾性係止アーム103とアーム規制リブ104の双方を同方向に同時に撓み変形させながらロアカバー102をアッパーカバー100に組み付ける必要があるため、組み付けに大きな力を要し、組付性が悪いという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、組付性が良く、パネルパネル本体との固定が外れにくいパネルの組付固定構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、パネルパネル本体に組付固定する構造であって、
前記パネルに、その組付方向に延びるプレート状の挿入片を一体に形成するとともに、該挿入片に係止孔を形成し、
前記パネル本体に、前記パネルの挿入片が挿入される矩形枠を一体に形成し、該矩形枠内の前記挿入片に対向する一方の側壁に、前記挿入片が挿入される開口部を設け、該開口部側の基端部を変形支点として弾性変形可能に片持ち支持された弾性片を組付方向に延ばして形成するとともに、前記弾性片の組付方向側の端部を自由端とし、該弾性片の前記パネルの挿入片に対向する内側面に係止爪を突設し、他方の側壁を前記パネルの挿入片の弾性変形を規制する規制壁とし、
組付状態において、前記挿入片と前記規制壁との間の隙間を、前記係止片の前記係止孔との係り代よりも小さく設定し、
前記弾性片に突設された係止爪の前記挿入片に形成された係止孔との係止点を、前記弾性片の変形支点に対して前記挿入片側に配置し、
前記係止孔の前記係止爪が係合する面を、前記挿入片の挿入方向に沿って傾斜する斜面としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記規制壁の前記挿入片に対向する内側面を、前記パネルの組付時に前記挿入片の前記弾性片側への弾性変形を誘発しない形状としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記規制壁の前記挿入片に対向する内側面を平面としたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、パネルの組み付けに際して該パネルの挿入片をパネル本体の矩形枠内に挿入すると、該挿入片に形成された係止孔にパネル本体側の係止爪が係止されるため、パネルパネル本体にワンタッチで簡単に組付固定される。この場合、挿入片の矩形枠内への挿入に対して、パネル本体側の弾性片のみが撓み変形して挿入片の矩形枠内への挿入を許容するため、組み付けに大きな力を要さず、パネルの組付性が高められる。
又、係止爪の係止孔との係止点を、弾性片の変形支点に対して挿入片側に配置したため、パネルにこれをパネル本体から引き離す力が作用すると、係止点において係止爪に作用する反力によるモーメント(偶力)の方向が係止爪を係止孔に係止させる方向に一致し、係止爪が係止孔に確実に係止されてパネルパネル本体に確実に固定され、そのパネル本体からの脱落が防がれる。又、係止孔の係止爪が係合する面を、挿入片の挿入方向に沿って傾斜する斜面としたため、組付時に弾性片が一旦外側(被係合方向)に撓んだ後、その弾性復元力によって元の状態に復帰する際に係止爪が係止孔の縁に引っ掛かることがなく、該係止爪の係止孔への係止がスムーズ且つ確実になされる。更に、組付状態において、挿入片と規制壁との間の隙間を、係止爪の係止孔との係り代よりも小さく設定したため、挿入片が規制壁との間の隙間分だけ最大限まで弾性変形しても、係止爪の係止孔への係止状態が維持され、パネルがパネル本体に確実に固定される。
請求項2及び3記載の発明によれば、規制壁の挿入片に対向する内側面を、パネルの組付時に挿入片の弾性片側への弾性変形を誘発しない形状(例えば、平面)としたため、組付時の挿入片の弾性変形を規制することができ、組み付けに必要な力を一層小さく抑えることができ、パネルの組付性が更に高められる。
本発明に係る組付固定構造による組付前の状態を示す組付部材と被組付部材の斜視図である。 被組付部材を背面側から見た斜視図である。 図2のA部拡大詳細図である。 本発明に係る組付固定構造によって組付固定された組付部材と被組付部材の斜視図である。 図4のB−B線断面図である。 図5のC部拡大正面図である。 本発明に係る組付固定構造による組立途中の状態を示す図6と同様の図である。 組付部材の被組付部材への組付固定構造の従来例を示す部分断面図である。 特許文献1において提案された組付固定構造を示す部分断面図である。 特許文献1において提案された組付固定構造におけるアーム規制リブと弾性係止アームの斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る組付固定構造による組付前の状態を示す組付部材と被組付部材の斜視図、図2は被組付部材を背面側から見た斜視図、図3は図2のA部拡大詳細図、図4は本発明に係る組付固定構造によって組付固定された組付部材と被組付部材の斜視図、図5は図4のB−B線断面図、図6は図5のC部拡大正面図、図7は組立途中の状態を示す図6と同様の図である。
本実施の形態は、図4に示す車両用ヒーターコントロール装置のパネル1に対して本発明を適用したものであって、パネル1は、組付部材である透過パネル2を被組付部材であるパネル本体3に組付固定することによって構成されている。
上記透過パネル2は、透明樹脂によって矩形平板状に一体成形された部材であって、図1に示すように、その左右両端には、パネル本体3側に向かって垂直に延びる薄いプレート状の挿入片2Aがそれぞれ一体に突設されており、各挿入片2Aには矩形の係止孔2aがそれぞれ形成されている。
前記パネル本体3は、背面側(図1の奥側)が開口するチャンネル状部材であって、不透明樹脂によって一体に成形されており、その両端には円筒状のダイヤルノブ装着部4,5がそれぞれ一体に形成されている。このパネル本体3は、垂直に起立する前壁3Aと、該前壁3Aの上下端から背面側に向かって直角に延びる上壁3B及び下壁3Cによって縦断面コの字状(チャンネル状)を成しており、その前壁3Aの中央部には横方向に細長い矩形の貫通孔3aが形成されている。又、パネル本体3の上壁3Bと下壁3Cの相対向する箇所には,パネル本体3を不図示のケースに取り付けるための舌片状の係止片6がそれぞれ設けられており、各係止片6には矩形の係止孔6aがそれぞれ形成されている。
そして、図2及び図3に示すように、パネル本体3の左右両端部には、上壁3Bと下壁3C及び相対向する一対の側壁3D1,3D2によって囲まれる幅の狭い矩形枠3Eがそれぞれ形成されており、各矩形枠3Eは、図1に示すように、前壁3Aに、縦方向に細長い矩形の開口部3bとしてそれぞれ開口している。又、図2及び図3に示すように、パネル本体3の左右にそれぞれ形成された矩形枠3Eを構成する各外側の側壁3D2には、前後方向に水平に延びる上下のスリット7によって矩形の弾性片3Fがそれぞれ形成されており、各弾性片3Fの内面(内側の側壁3D1に対向する面)には係止爪3cがそれぞれ一体に突設されている。尚、パネル本体に形成された各矩形枠3Eの幅は、透過パネル2の組付時に挿入片2Aが挿入可能なように該挿入片2Aの厚さよりも僅かに大きく設定されている。又、外側の側壁3D2に形成された弾性片3Fの上下にはスリット7が形成されているため、該弾性片3Fは、片持ち支持されることとなってその剛性は低く抑えられるため、その基端部(各スリット7の終端位置)を変形支点として比較的容易に撓み変形することができる。即ち、透過パネル2の組付方向に延びる弾性片3Fの組付方向側の端部が自由端となり、係止爪3cは、変形支点Oに対して組付方向側に位置している。
他方、パネル本体3の左右にそれぞれ形成された矩形枠3Eを構成する各内側の側壁3D1は、後述のように透過パネル2の組付時に矩形枠3Eに挿入される挿入片2Aの弾性変形を規制するための規制壁を構成しており、矩形枠3E内に差し込まれる挿入片2Aに対向する内面は、挿入片2Aの側方(図3の右方)への撓み変形を誘発しない形状(本実施の形態では、平面)とされている。
次に、透過パネル2のパネル本体3への組付要領について説明する。
組付部材である透過パネル2を被組付部材であるパネル本体3に組み付けるには、透過パネル2の内面の左右にそれぞれ突設された挿入片2Aをパネル本体3の前壁3Aの左右に開口する開口部3bに差し込んで該透過パネル2をパネル本体3に対してその前面側から奥側へと押し込む。すると、図7に示すように、透過パネル2の各挿入片2Aは、パネル本体3の各矩形枠3E内に挿入されていく。このようにパネル本体3の各矩形枠3E内に透過パネル2の各挿入片2Aがそれぞれ挿入されていくと、該挿入片2Aがパネル本体3側の各弾性片3Fにそれぞれ突設された係止爪3cに係合して弾性片3Fを変形支点(各スリット7の終端位置)Oを中心として外側へと撓み変形させてこれを押し開く。このように左右の各弾性片3Fが撓み変形して外側に押し開かれることによって、透過パネル2の左右の挿入片2Aの挿入が可能となるが、透過パネル2がパネル本体3に対して正規の位置まで押し込まれると、左右の各挿入片2Aは、図6に示すように、パネル本体3の左右の各矩形枠3E内に完全に挿入され、これに形成された係止孔2aが弾性片3Fの係止爪3cに合致した時点で弾性片3Fがその弾性復元力によって元の状態に復帰し、該弾性片3Fに突設された係止爪3cが挿入片2Aの係止孔2aに係止されるため、図4及び図5に示すように、透過パネル2がパネル本体3に組付固定されてその抜けが確実に防がれ、車両用ヒーターコントロール装置のパネル1が組み立てられる。ここで、図6に示すように、挿入片2Aに形成された係止孔2aの係止爪3cが係合する係合面2a1は、透過パネル2の組付方向に沿って斜めに傾斜する斜面とされているため、透過パネル2の組付時に弾性片3Fが一旦外側(非係合方向)に撓んだ後、その弾性復元力によって元の状態に復帰する際に係止爪3cが係止孔2aの縁に引っ掛かることがなく、該係止爪3cの係止孔2aへの係止がスムーズ且つガタなく確実になされる。
そして、本実施の形態では、透過パネル2の組込時における挿入片2Aの係止解除方向(図6の左方向)の撓み変形がパネル本体3側の規制壁3D1によって規制され、挿入片2Aを介して規制壁3D1の反対側に設けられたパネル本体3の弾性片3Fのみが撓み変形して挿入片2Aの矩形枠3E内への挿入を許容するため、透過パネル2の組み付けに大きな力を要さず、小さな力で透過パネル2をパネル本体3にワンタッチで容易に組み付けることができ、その組付性が高められる。ここで、本実施の形態では、図6に示す組付状態において、挿入片2Aと規制壁3D1との隙間aは、係止爪3cと係止孔2aとの係り代bよりも小さく設定されている(a<b)。このため、透過パネル2の組付後に透過パネル2に取り外し方向の不意の力が作用して、挿入片2Aが規制壁3D1との間の隙間aだけ最大限に撓み変形しても、係止爪3cの係止孔2aへの係止状態が維持され、透過パネル2がパネル本体3に確実に固定される。尚、挿入片2Aと規制壁3D1との隙間aは無くても良い(a=0)が、組み付けと製造の容易化を考慮して、本実施の形態では僅かな隙間a(≠0)を設けている。又、挿入片2Aを備える透過パネル2を本体パネル3よりも弾性率の低い硬い材質で構成すれば、組付時の挿入片2Aの弾性変形を小さく抑えることができ、規制壁3Dとの摺動抵抗を減らす、又は、無くすことができるため、組み付けに必要な力をり小さく抑えることができるが、透過パネル2を弾性率の大きな変形し易い材質で構成した場合であっても、規制壁3D1によって挿入片2Aの弾性変形が規制されるために問題はない。このため、透過パネル2の材質の選択の自由度が増え、設計の自由度が高められる。
ところで、本実施の形態では、図6に示す組付状態において、係止爪3cの係止孔2aとの係止点Pは、変形支点Oに対して透過パネル2の組付方向側(図6の下側)で、且つ、弾性片3Fの変形支点Oを通る基準線Lに対して挿入片2A側(図6の左側)にxだけオフセットして配置されている。このため、図6に示すように、透過パネル2をパネル本体3から引き離す方向の力Fが透過パネル2に作用すると、係止点Pにおいて係止爪3cに作用する反力F/2によって発生するモーメント(偶力)M(=(F/2)×x)の方向が係止爪3cを係止孔2aに係止させる方向(図6の左方)に一致し、係止爪3cが係止孔2aに確実に係止されて透過パネル2がパネル本体3に確実に固定され、そのパネル本体3からの脱落が防がれる。
以上のように、本実施の形態に係る透過パネル2のパネル本体3への組付固定構造によれば、透過パネル2をパネル本体3に組付性が良く確実に組付固定することができるとともに、一旦固定された透過パネル2がパネル本体3から外れにくいという効果が得られる。
尚、以上は車両用ヒーターコントロール装置のパネル1を構成する透過パネル2のパネル本体3への組付固定構造に対して本発明を適用した形態について説明したが、本発明は、他の任意の装置におけるパネルパネル本体に対する組付固定構造に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 パネル
2 透過パネル(パネル
2A 透過パネルの挿入片
2a 挿入片の係止孔
2a1 係止孔の係合面
3 パネル本体
3D1 パネル本体の規制壁
3E パネル本体の矩形枠
3F パネル本体の弾性片
3c パネル本体の係止爪
7 スリット
a 挿入片と規制壁との隙間
b 係止爪と開始孔との係り代
L 基準船
M モーメント(偶力)
O 変形中心
P 係止点
x 係止点のオフセット量

Claims (3)

  1. パネルパネル本体に組付固定する構造であって、
    前記パネルに、その組付方向に延びるプレート状の挿入片を一体に形成するとともに、該挿入片に係止孔を形成し、
    前記パネル本体に、前記パネルの挿入片が挿入される矩形枠を一体に形成し、該矩形枠内の前記挿入片に対向する一方の側壁に、前記挿入片が挿入される開口部を設け、該開口部側の基端部を変形支点として弾性変形可能に片持ち支持された弾性片を組付方向に延ばして形成するとともに、前記弾性片の組付方向側の端部を自由端とし、該弾性片の前記パネルの挿入片に対向する内側面に係止爪を突設し、他方の側壁を前記パネルの挿入片の弾性変形を規制する規制壁とし、
    組付状態において、前記挿入片と前記規制壁との間の隙間を、前記係止片の前記係止孔との係り代よりも小さく設定し、
    前記弾性片に突設された係止爪の前記挿入片に形成された係止孔との係止点を、前記弾性片の変形支点に対して前記挿入片側に配置し、
    前記係止孔の前記係止爪が係合する面を、前記挿入片の挿入方向に沿って傾斜する斜面としたことを特徴とするパネルの組付固定構造。
  2. 前記規制壁の前記挿入片に対向する内側面を、前記パネルの組付時に前記挿入片の前記弾性片側への弾性変形を誘発しない形状としたことを特徴とする請求項1記載のパネルの組付固定構造。
  3. 前記規制壁の前記挿入片に対向する内側面を平面としたことを特徴とする請求項2記載のパネルの組付固定構造。
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