JP2008264767A - 液滴噴射塗布装置及び塗布体の製造方法 - Google Patents

液滴噴射塗布装置及び塗布体の製造方法 Download PDF

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淳 木名瀬
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Abstract

【課題】噴射不良の発生を抑止することができる液滴噴射塗布装置を提供する。
【解決手段】液滴噴射塗布装置1において、液体収容部21から供給される液体を噴射する液滴噴射ヘッドHと、液体収容部21から液滴噴射ヘッドHに液体供給流路31を介して供給する液体供給部P1と、液体供給流路31中に液体供給部P1より液滴噴射ヘッドH側に位置付けて設けられ流入する液体が滴下するように形成された第1緩衝液体貯留部19と、液滴噴射ヘッドHから液体収容部21又は第1緩衝液体貯留部19に液体戻し流路32を介して戻す液体戻し部P3、P4と、液体戻し流路32、33中に液体戻し部P3より液滴噴射ヘッドH側に位置付けて設けられ流入する液体が滴下するように形成された第2緩衝液体貯留部20とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、塗布対象物に複数の液滴を噴射して塗布する液滴噴射塗布装置及び塗布体の製造方法に関する。
液滴噴射塗布装置は、画像情報の印刷に加え、例えば、液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装置、電子放出表示装置、プラズマ表示装置及び電気泳動表示装置等の様々な平面型表示装置を製造する際の工程に用いられている。
この液滴噴射塗布装置は、基板等の塗布対象物に向けてインク等の液体を複数のノズルから液滴としてそれぞれ噴射する液滴噴射ヘッド(例えば、インクジェットヘッド)を備えており、その液滴噴射ヘッドにより塗布対象物に複数の液滴を着弾させ、所定の塗布パターンを形成し、様々な塗布体を製造する。
インクはインクタンクから液滴噴射ヘッドに配管(インク流路)を介して供給される。この配管には、バルブやポンプ等が設けられている。なお、液滴噴射ヘッド内のインクの液圧は、ノズルからのインク漏れ等を防止することを目的として負圧に保たれている(例えば、特許文献1参照)。
このような液滴噴射塗布装置では、溶け難い材料を含むインクを用いるため、インクの経時変化によりその材料の沈降が生じ、その沈降が要因となる噴射不良が発生してしまう。これを解決するため、液滴噴射ヘッドとインクタンクとの間でインクを循環する液滴噴射塗布装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−192638号公報 特開2004−230652号公報
しかしながら、前述の液滴噴射塗布装置では、バルブやポンプの駆動により、配管内のインクを介して液滴噴射ヘッドに圧力変動が加えられるため、インクの漏れや空気の吸込等が発生する。このため、ノズル面へのインクしみ出しや液滴噴射ヘッドの気泡吸い込みが生じるため、不噴射等の噴射不良が発生してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、噴射不良の発生を抑止することができる液滴噴射塗布装置及び塗布体の製造方法を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、液滴噴射塗布装置において、液体を収容する液体収容部と、液体収容部から供給された液体が通過する内部流路を有し、内部流路を通過する液体を液滴として噴射する液滴噴射ヘッドと、液体収容部と液滴噴射ヘッドの内部流路とを連通し、液体収容部から液滴噴射ヘッドに液体を供給するための液体供給流路と、液体供給流路中に設けられ、液体収容部から液滴噴射ヘッドに液体供給流路を介して液体を供給する液体供給部と、液体供給流路中に液体供給部より液滴噴射ヘッド側に位置付けて設けられ、液体供給流路から流入する液体が滴下するように形成され、流入した液体を貯留する第1緩衝液体貯留部と、液滴噴射ヘッドの内部流路と液体収容部又は第1緩衝液体貯留部とを連通し、液滴噴射ヘッドの内部流路を通過した液体を液滴噴射ヘッドから液体収容部又は第1緩衝液体貯留部に戻すための液体戻し流路と、液体戻し流路中に設けられ、液滴噴射ヘッドの内部流路を通過した液体を液滴噴射ヘッドから液体収容部又は第1緩衝液体貯留部に液体戻し流路を介して戻す液体戻し部と、液体戻し流路中に液体戻し部より液滴噴射ヘッド側に位置付けて設けられ、液体戻し流路から流入する液体が滴下するように形成され、流入した液体を貯留する第2緩衝液体貯留部とを備えることである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、液滴噴射塗布装置において、液体を収容する液体収容部と、液体収容部から供給された液体が通過する内部流路及び内部流路に連通するノズルが形成されたノズル面を有し、内部流路を通過する液体をノズルから液滴として噴射する液滴噴射ヘッドと、液体収容部と液滴噴射ヘッドの内部流路とを連通し、液体収容部から液滴噴射ヘッドに液体を供給するための液体供給流路と、液体供給流路中に設けられ、液体収容部から液滴噴射ヘッドに液体供給流路を介して液体を供給する液体供給部と、液体供給流路中に液体供給部より液滴噴射ヘッド側に位置付けて設けられ、液体供給流路から流入する液体が滴下するように形成され、流入した液体を貯留する第1緩衝液体貯留部と、液滴噴射ヘッドの内部流路と液体収容部とを連通し、液滴噴射ヘッドの内部流路を通過した液体を液滴噴射ヘッドから液体収容部に戻すための液体戻し流路と、液体戻し流路中に設けられ、液滴噴射ヘッドの内部流路を通過した液体を液滴噴射ヘッドから液体収容部に戻す液体戻し部と、液体戻し流路を開閉する開閉弁と、液滴噴射ヘッドの内部流路内の液体に対し、第1緩衝液体貯留部を介して加圧を行う加圧部と、液滴噴射ヘッドのノズル面が浸漬される液体を収容する液槽と、液滴噴射ヘッドと液槽とを相対移動させ、液滴噴射ヘッドのノズル面を液槽内の液体に浸漬する移動機構と、開閉弁を閉状態にし、開閉弁が閉状態で液滴噴射ヘッドの内部流路内の液体を加圧部によりノズルから排出してノズルの先端に球状の液球として付着させ、液球が付着した液滴噴射ヘッドのノズル面を移動機構により液槽内の液体に浸漬し、液滴噴射ヘッドのノズル面が液槽内の液体に浸漬された状態で、開閉弁を開状態にする循環準備制御を行う制御手段とを備えることである。
本発明の実施の形態に係る第3の特徴は、塗布体の製造方法において、前述の第1又は第2の特徴に係る液滴噴射塗布装置を用いて、塗布対象物に向けて液滴を噴射して塗布する工程を有することである。
本発明によれば、噴射不良の発生を抑止することができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図1乃至図3を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る液滴噴射塗布装置1は、液体であるインクを液滴として塗布対象物の基板Kに塗布するインク塗布ボックス2と、そのインク塗布ボックス2にインクを供給するインク供給ボックス3とを備えている。これらのインク塗布ボックス2及びインク供給ボックス3は、互いに隣接して架台4の上面に固定されている。
インク塗布ボックス2の内部には、基板Kを保持してX軸方向及びY軸方向に移動させる基板移動機構5と、基板移動機構5上の基板Kに向けて液滴を噴射する液滴噴射ヘッドHを有する液滴噴射ヘッドユニット6と、その液滴噴射ヘッドユニット6をX軸方向に移動させるユニット移動機構7と、液滴噴射ヘッドHを清掃するヘッドメンテナンスユニット8とが設けられている。
基板移動機構5は、Y軸方向ガイド板9、Y軸方向移動テーブル10、X軸方向移動テーブル11及び基板保持テーブル12により構成されている。これらのY軸方向ガイド板9、Y軸方向移動テーブル10、X軸方向移動テーブル11及び基板保持テーブル12は平板状に形成され、架台4の上面に積層されて設けられている。
Y軸方向ガイド板9は架台4の上面に固定されて設けられている。このY軸方向ガイド板9の上面には、複数のガイド溝9aがY軸方向に沿って形成されている。これらのガイド溝9aが、Y軸方向にY軸方向移動テーブル10を案内する。
Y軸方向移動テーブル10は、各ガイド溝9aにそれぞれ係合する複数の突起部(図示せず)を下面に有しており、Y軸方向ガイド板9の上面にY軸方向に移動可能に設けられている。また、Y軸方向移動テーブル10の上面には、複数のガイド溝10aがX軸方向に沿って形成されている。このY軸方向移動テーブル10は、送りネジ及び駆動モータを用いた送り機構(図示せず)により各ガイド溝9aに沿ってY軸方向に移動する。
X軸方向移動テーブル11は、各ガイド溝10aに係合する突起部(図示せず)を下面に有しており、Y軸方向移動テーブル10の上面にX軸方向に移動可能に設けられている。このX軸方向移動テーブル11は、送りネジ及び駆動モータを用いた送り機構(図示せず)により各ガイド溝10aに沿ってX軸方向に移動する。
基板保持テーブル12は、X軸方向移動テーブル11の上面に固定されて設けられている。この基板保持テーブル12は、基板Kを吸着する吸着機構(図示せず)を備えており、その吸着機構により上面に基板Kを固定して保持する。吸着機構としては、例えばエアー吸着機構等を用いる。
ユニット移動機構7は、架台4の上面に立設された一対の支柱13A、13Bと、それらの支柱13A、13Bの上端部間に連結されてX軸方向に延出するX軸方向ガイド板14と、そのX軸方向ガイド板14にX軸方向に移動可能に設けられ液滴噴射ヘッドユニット6を支持するベース板15とを有している。
一対の支柱13A、13Bは、X軸方向においてY軸方向ガイド板9を挟むように設けられている。また、X軸方向ガイド板14の前面には、ガイド溝14aがX軸方向に沿って形成されている。このガイド溝14aがX軸方向にベース板15を案内する。
ベース板15は、ガイド溝14aに係合する突起部(図示せず)を背面に有しており、X軸方向ガイド板14にX軸方向に移動可能に設けられている。このベース板15は、送りネジ及び駆動モータを用いた送り機構(図示せず)によりガイド溝14aに沿ってX軸方向に移動する。このようなベース板15の前面には、液滴噴射ヘッドユニット6が取り付けられている。
液滴噴射ヘッドユニット6は、図1及び図2に示すように、基板保持テーブル12上の基板Kの表面に向けて複数の液滴を噴射する液滴噴射ヘッドHと、ベース板15に固定して設けられ液滴噴射ヘッドHを移動可能に支持する支持移動機構16とを具備している。
液滴噴射ヘッドHは、液滴を噴射するための複数のノズル(貫通孔)Nを有するノズルプレートT(図2参照)及びそれらのノズルNにそれぞれ対応させて設けられた複数の圧電素子(図示せず)等を具備している。各ノズルNは、所定のピッチで一直線上に並べてノズルプレートTに設けられている。このノズルプレートTの外面がノズル面Taとして機能する。ノズルNの数は例えば64、128又は256個程度であり、ノズルNの直径は例えば20μmから60μm程度であり、ノズルNのピッチは例えば0.5mm程度である。このような液滴噴射ヘッドHは、各圧電素子に対する駆動電圧の印加に応じて、各ノズルNから液滴(インク滴)を基板Kに向けて噴射し、基板Kの表面に液滴を塗布して所定の塗布パターンを形成する。
支持移動機構16は、図2に示すように、液滴噴射ヘッドHを支持する支持部材17と、基板保持テーブル12上の基板Kの塗布面に対して垂直方向、すなわちZ軸方向に支持部材17を移動させるZ軸方向移動機構18とにより構成されている。これにより、液滴噴射ヘッドHがZ軸方向に移動可能となる。
支持部材17は、取付部材17aを介して液滴噴射ヘッドHを支持する部材である。液滴噴射ヘッドHは支持部材17の基板保持テーブル12側の面に取付部材17aにより取り付けられている。この支持部材17には、インクを収容する第1バッファタンク19及び第2バッファタンク20が設けられている。これらの第1バッファタンク19及び第2バッファタンク20は、液滴噴射ヘッドHが取り付けられた面と反対側の面に並べて載置されている。
Z軸方向移動機構18は、支持部材17が取り付けられZ軸方向に移動可能に設けられた移動台18aと、その移動台18aをZ軸方向に移動させるための送りネジであるネジ軸18bと、そのネジ軸18bの駆動源となるモータMとを備えている。このZ軸方向移動機構18は、モータMの駆動によるネジ軸18bの回転によって移動台18aをZ軸方向に移動させ、支持部材17に支持された液滴噴射ヘッドHをZ軸方向に移動させる。
図1に戻り、ヘッドメンテナンスユニット8は、液滴噴射ヘッドユニット6の移動方向の延長線上であってY軸方向ガイド板9から離間させ、架台4の上面に設けられている。このヘッドメンテナンスユニット8は、液滴噴射ヘッドユニット6の液滴噴射ヘッドHを清掃する。なお、ヘッドメンテナンスユニット8は、液滴噴射ヘッドHがヘッドメンテナンスユニット8に対向するメンテナンス位置に停止した状態で、液滴噴射ヘッドHを自動的に清掃する。
インク供給ボックス3の内部には、インクを収容するインクタンク等の液体収容部21と、インクの流動原となるポンプ部22とが設けられている。液体収容部21内のインクがポンプ部22の駆動により液滴噴射ヘッドHに供給される。なお、インクとしては、各種のインクを用いることが可能である。例えば、インクは、基板K上に残留物として残留する溶質と、その溶質を溶解(分散)させる溶媒とにより構成されている。この溶液としては、例えば、水、吸水性低蒸気圧溶媒(例えばEG等)及び水溶性膜材料等を含むインクを用いる。
架台4の内部には、各部を制御するための制御装置23が設けられている。この制御装置23は、各部を集中的に制御するCPU等の制御部と、基板Kに対する液滴塗布に関する塗布情報や各種のプログラム等を記憶する記憶部と(いずれも図示せず)を備えている。また、制御装置23には、操作者により操作される入力部(図示せず)が接続されている。なお、塗布情報は、塗布パターン(例えば、ドットパターン)、基板Kの搬送速度及び噴射タイミング等を含んでおり、基板Kに対する塗布動作に関する情報である。
制御装置23は、塗布情報及び各種のプログラムに基づいて、Y軸方向移動テーブル10の移動、X軸方向移動テーブル11の移動、ベース板15の移動及び支持移動機構16の駆動等を制御する。これにより、基板保持テーブル12上の基板Kと液滴噴射ヘッドHとの相対位置を色々と変化させることができる。さらに、制御装置23は、塗布情報及び各種のプログラムに基づいて、液滴噴射ヘッドHの駆動及びポンプ部22の駆動を制御する。
例えば、塗布動作を行う場合、制御装置23は、塗布情報及び各種のプログラムに基づいて、基板移動機構5及びユニット移動機構7を制御し、液滴噴射ヘッドHを基板Kに対向する塗布開始位置に位置付け、さらに、基板保持テーブル12をX軸方向に移動させながら、液滴噴射ヘッドHを制御して基板保持テーブル12上の基板Kに液滴を塗布する。このとき、液滴噴射ヘッドHは、X軸方向に移動する基板Kに向けて液滴を噴射してY軸方向に並ぶドット列をX軸方向に順次形成し、所定の塗布パターンを基板K上に塗布する。
次いで、液滴噴射塗布装置1のインク循環に関する各部について詳しく説明する。
図2に示すように、液滴噴射ヘッドHは、液体収容部21から供給されたインクが通過する内部流路Haを有しており、その内部流路Haを通過するインクをノズルNから液滴として噴射する。
液体収容部21と液滴噴射ヘッドHとの間には、液体収容部21と液滴噴射ヘッドHの内部流路Haとを連通する液体供給流路31が設けられている。この液体供給流路31は、液体収容部21から液滴噴射ヘッドHにインクを供給するための流路である。液体供給流路31としては、例えばチューブやパイプ等を用いる。
この液体供給流路31中(途中)には、液体収容部21側から順番に、液体供給部P1及び第1バッファタンク(第1緩衝液体貯留部)19が設けられている。したがって、液体供給流路31は、第1バッファタンク19を含め、液体収容部21と第1バッファタンク19とを連通する流路31aと、第1バッファタンク19と液滴噴射ヘッドHとを連通する流路31bとにより構成されている。
液体供給部P1は、液体収容部21から液滴噴射ヘッドHに液体供給流路31を介してインクを供給する装置である。この液体供給部P1としては、例えば液体用ポンプ等を用いる。この液体供給部P1はポンプ部22内に設けられ制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。
第1バッファタンク19は、液滴噴射ヘッドH内のインクの液圧を負圧にするための負圧タンクである。この第1バッファタンク19は、液体供給流路31中に液体供給部P1より液滴噴射ヘッドH側に位置付けて設けられ、液体供給流路31の流路31aから流入するインクが滴下するように形成され、流入したインクを貯留するタンクである。この第1バッファタンク19は、その内部の内壁面に沿ってインクを流し、その内壁面に沿って流れたインクを貯留する。このとき、液体供給流路31中に気泡が存在していた場合でも、その気泡は取り除かれる。特に、液滴噴射ヘッドHの交換等の作業により、液体供給流路31の流路31a中に侵入した気泡も取り除かれる。このように、第1バッファタンク19は、流路31aを流れるインクから気泡を除去する気泡除去部として機能する。さらに、第1バッファタンク19内には、空気層が存在する。この空気層が液体供給部P1及び第2液体戻し部P4の各々の駆動による圧力変動を吸収する層として機能する。
この第1バッファタンク19には、排気パイプ19aを介してタンク内を減圧する減圧部P2が接続されている。この減圧部P2はポンプ部22内に設けられ制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。また、排気パイプ19aの径路中には、圧力制御のためのレギュレータR1が設けられている。なお、減圧部P2としては、例えば真空ポンプ等を用いる。この減圧部P2により生じる負圧によって、液滴噴射ヘッドHの各ノズルNのインク液面(メニスカス)が調整される。これにより、インクの漏れ出しや噴射不良が防止される。
さらに、第1バッファタンク19には、その内部の液面を検出する液面センサFが取り付けられている。この液面センサFは制御装置23に電気的に接続されており、第1バッファタンク19内のインクが所定量以下になったことを検出し、検出信号を制御装置23に送信する。なお、液面センサFとしては、例えば超音波式の液面計等を用いる。
次いで、液滴噴射ヘッドHと液体収容部21との間には、液滴噴射ヘッドHの内部流路Haと液体収容部21とを連通する第1液体戻し流路32が設けられている。この第1液体戻し流路32は、液滴噴射ヘッドHの内部流路Haを通過したインクを液滴噴射ヘッドHから液体収容部21に戻すための流路である。第1液体戻し流路32としては、例えばチューブやパイプ等を用いる。
この第1液体戻し流路32中には、液滴噴射ヘッドH側から順番に、第2バッファタンク(第2緩衝液体貯留部)20、第1バルブV1及び第1液体戻し部P3が設けられている。したがって、第1液体戻し流路32は、第2バッファタンク20を含め、液滴噴射ヘッドHと第2バッファタンク20とを連通する流路32aと、第2バッファタンク20と液体収容部21とを連通する流路32bとにより構成されている。
第1液体戻し部P3は、液滴噴射ヘッドHの内部流路Haを通過したインクを液滴噴射ヘッドHから液体収容部21に第1液体戻し流路32を介してインクを戻す装置である。この第1液体戻し部P3としては、例えば液体用ポンプ等を用いる。第1液体戻し部P3はポンプ部22内に設けられ制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。第1バルブV1は、第1液体戻し流路32を開閉するバルブである。この第1バルブV1は制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。
第2バッファタンク20は、液体戻し流路32中に第1液体戻し部P3より液滴噴射ヘッドH側に位置付けて設けられ、液体戻し流路32の流路32aから流入するインクが滴下するように形成され、流入したインクを貯留するタンクである。この第2バッファタンク20は、その内部の内壁面に沿ってインクを流し、その内壁面に沿って流れたインクを貯留する。このとき、液体戻し流路32中に気泡が存在していた場合でも、その気泡は取り除かれる。特に、液滴噴射ヘッドHの交換等の作業により、液体戻し流路32の流路32a中に侵入した気泡も取り除かれる。このように、第2バッファタンク20は、流路32aを流れるインクから気泡を除去する気泡除去部として機能する。さらに、第2バッファタンク20内には、空気層が存在する。この空気層が第1液体戻し部P3及び第2液体戻し部P4の各々の駆動による圧力変動を吸収する層として機能する。
この第2バッファタンク20には、大気開放用の排気パイプ20aが接続されている。また、排気パイプ20aの径路中には、その排気パイプ20aを開閉する第2バルブV2が設けられている。この第2バルブV2は制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。
加えて、液滴噴射ヘッドHと第1バッファタンク19との間には、液滴噴射ヘッドHの内部流路Haと第1バッファタンク19とを連通する第2液体戻し流路33が設けられている。この第2液体戻し流路33は、液滴噴射ヘッドHの内部流路Haを通過したインクを液滴噴射ヘッドHから第1バッファタンク19に戻すための流路である。第2液体戻し流路33としては、例えばチューブやパイプ等を用いる。
この第2液体戻し流路33中には、液滴噴射ヘッドH側から順番に、第2バッファタンク20、第3バルブV3及び第2液体戻し部P4が設けられている。したがって、第2液体戻し流路33は、第2バッファタンク20を含め、液滴噴射ヘッドHと第2バッファタンク20とを連通する流路32aと、第2バッファタンク20と第1バッファタンク19とを連通する流路33aとにより構成されている。なお、流路32a及び第2バッファタンク20は、第1液体戻し流路32と共通である。
第2液体戻し部P4は、液滴噴射ヘッドHの内部流路Haを通過したインクを液滴噴射ヘッドHから第1バッファタンク19に第2液体戻し流路33を介してインクを戻す装置である。この第2液体戻し部P4としては、例えば液体用ポンプ等を用いる。第2液体戻し部P3はポンプ部22内に設けられ制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。第3バルブV3は、第2液体戻し流路33を開閉するバルブである。この第3バルブV3は制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。
次に、前述の液滴噴射塗布装置1のインク循環動作について説明する。液滴噴射塗布装置1の制御装置23が各種のプログラムに基づいてインク循環処理を実行する。なお、制御装置23は、液面センサFの検出結果に応じて液体供給部P1を制御し、すなわちインクが所定量以下にならないように液体収容部21から第1バッファタンク19にインクを供給する。
図3に示すように、制御装置23は、液滴噴射塗布装置1の起動に応じて、第3バルブV3を開け、第2液体戻し部P4をオンする(ステップS1)。これにより、第1バッファタンク19内のインクは、第1バッファタンク19から流路31bを通り液滴噴射ヘッドHの内部流路Haへ、その内部流路Haから流路32aを通り第2バッファタンク20へ、さらに、第2バッファタンク20から流路33aを通り第1バッファタンク19へ循環する(第1循環流路)。この第1循環流路のインク循環は常時(待機中や塗布動作中等)行われている。
次いで、制御装置23は、液滴噴射ヘッドHが例えば5分や10分程度の所定の待機時間停止しているか否か判断し(ステップS2)、液滴噴射ヘッドHの所定の待機時間の停止に待機する(ステップS2のNO)。ここで、前工程の装置からの基板Kの搬送や段取り替え中等のように液滴噴射ヘッドHが所定の待機時間停止することがある。
液滴噴射ヘッドHが所定の待機時間停止していると判断した場合には(ステップS2のYES)、第1バルブV1を開け、第1液体戻し部P3をオンする(ステップS3)。これにより、インクは、第1循環流路に加え、液体収容部21から流路31aを通り第1バッファタンク19へ、第1バッファタンク19から流路31bを通り液滴噴射ヘッドHの内部流路Haへ、その内部流路Haから流路32aを通り第2バッファタンク20へ、さらに、第2バッファタンク20から流路32bを通り液体収容部21へ循環する(第2循環流路)。
その後、例えば数分程度の所定の循環時間が経過したか否かを判断し(ステップS4)、所定の循環時間の経過に待機する(ステップS4のNO)。所定の循環時間が経過したと判断した場合には(ステップS4のYES)、第1バルブV1を閉じ、第1液体戻し部P3をオフし(ステップS5)、ステップS2に処理を戻す。これにより、第2循環流路のインク循環は停止し、第1循環流路のインク循環は継続する。
このようにして、インクは第1循環流路及び第2循環流路を循環するようになる。さらに、第1循環流路のインク循環は常時行われている。これにより、インクに含まれる材料(インク中の材料)の沈降を抑えることができる。その結果、インク中の材料の沈降に起因する液滴噴射ヘッドHの噴射不良の発生を防止することができる。
また、第1バッファタンク19では、流入したインクが内壁面に沿って流れて貯留される。このとき、液体供給流路31の流路31a中に気泡が存在していた場合でも、その気泡は取り除かれる。さらに、空気層が液体供給部P1及び第2液体戻し部P4の各々のオンオフ等の駆動による圧力変動を吸収するので、その圧力変動が流路内のインクを介して液滴噴射ヘッドHに加えられることは抑えられる。これにより、圧力変動に起因するインクの漏れや空気の吸込等の発生を防止することができる。
加えて、第2バッファタンク20でも、流入したインクが内壁面に沿って流れて貯留される。このとき、液体戻し流路32の流路32a中に気泡が存在していた場合でも、その気泡は取り除かれる。さらに、空気層が第1液体戻し部P3及び第2液体戻し部P4の各々のオンオフ等の駆動による圧力変動を吸収するので、その圧力変動が流路内のインクを介して液滴噴射ヘッドHに加えられることは抑えられる。これにより、圧力変動に起因するインクの漏れや空気の吸込等の発生を防止することができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、液体供給流路31の流路31aから流入するインクが滴下するように形成された第1バッファタンク19を液体供給流路31中に液体供給部P1より液滴噴射ヘッドH側に位置付けて設け、さらに、液体戻し流路32、33の流路32aから流入するインクが滴下するように形成された第2バッファタンク20を液体戻し流路32、33中に液体戻し部P3、P4より液滴噴射ヘッドH側に位置付けて設けることによって、第1バッファタンク19及び第2バッファタンク20の各々の空気層により、液体供給部P1や液体戻し部P3、P4の駆動による圧力変動が吸収されるので、圧力変動に起因するインクの漏れや空気の吸込等の発生を防止することが可能になる。加えて、インクが液滴噴射ヘッドHの内部流路Ha、液体供給流路31、第1液体戻し流路32及び第2液体戻し流路33を循環するので、インクに含まれる材料の沈降を抑えることが可能になる。これらのことから、インク中の材料の沈降による噴射不良を抑止することができ、さらに、液体しみ出しや気泡吸い込みによる噴射不良の発生を抑止することができる。
さらに、第1バッファタンク19及び第2バッファタンク20が気泡除去部として機能することによって、インクから気泡が取り除かれるので、インク内の気泡による噴射不良の発生を防止することができる。特に、液滴噴射ヘッドHの交換等の作業により、流路31a、32a及び液滴噴射ヘッドHの内部流路Ha中に侵入した気泡も取り除くことができる。
特に、第1バッファタンク19が、液体供給流路31の流路31aから流入するインクを内壁面に沿って流し、内壁面に沿って流れたインクを収容し、同様に、第2バッファタンク20も、液体戻し流路32の流路32aから流入するインクを内壁面に沿って流し、内壁面に沿って流れたインクを収容することによって、簡単な構成により、インクから確実に気泡を取り除くことができる。加えて、流路31a、32aの開口部からの空気の吸込等を防止することができる。
また、前述の液滴噴射塗布装置1を用いて、塗布対象物である基板Kに向けて液滴を噴射して塗布することによって、噴射不良が発生せずに例えばカラーフィルタやブラックマトリクス(カラーフィルタの額縁)等の各種の塗布体が製造されるので、塗布体の製造不良の発生を防止することができ、さらに、信頼性が高い塗布体を得ることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態について図4乃至図6を参照して説明する。
本発明の第2の実施の形態は第1の実施の形態の変形例である。したがって、特に、第1の実施の形態と異なる部分、すなわち液滴噴射塗布装置1のインク循環に関する各部及びインク循環動作について説明する。なお、第2の実施の形態においては、第1の実施の形態で説明した部分と同じ部分の説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態に係る液滴噴射塗布装置1において、図4に示すように、液体供給流路31中には、液体収容部21側から順番に、液体供給部P1、第4バルブV4及び第1バッファタンク(第1緩衝液体貯留部)19が設けられている。したがって、液体供給流路31は、第1バッファタンク19を含め、液体収容部21と第4バルブV4とを連通する流路31cと、第4バルブV4と第1バッファタンク19とを連通する流路31dと、第1バッファタンク19と液滴噴射ヘッドHとを連通する流路31eとにより構成されている。これらの流路31c〜31eとしては、例えばチューブやパイプ等を用いる。
ここで、インクとしては、例えばスペーサ粒子を含むインクを用いる。このインクが基板上に塗布されて乾燥すると、スペーサ粒子が基板上に残留することになる。スペーサ粒子は、液晶表示装置製造用の2枚の基板間に液晶を注入するため、それらの基板間に均一な隙間を生成するためのもので、数ミクロンの粒径を有する剛体である。このスペーサ粒子は樹脂等により形成されており、その粒子比重や粒子径は着色目的で用いられる顔料に比すると大きく、インク内で沈降しやすいものである。
液体収容部21には、その液体収容部21内の液体を攪拌する第1攪拌機構41が設けられている。第1攪拌機構41は、液体収容部21内に回転可能に設けられた攪拌部材としてのプロペラ41aと、そのプロペラ41aを回転させる駆動源となるモータ41bとを備えている。モータ41bは制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。この第1攪拌機構41は、制御装置23による制御に応じてモータ41bを駆動し、液体収容部21内の液体に浸漬しているプロペラ41aを回転させ、その液体を攪拌する。
第1バッファタンク19には、その第1バッファタンク19内の液体を攪拌する第2攪拌機構42が設けられている。第2攪拌機構42は、第1バッファタンク19内の底に回転可能に設けられた攪拌部材としての回転子(攪拌子)42aと、その回転子42aを回転させる攪拌台42bとを備えている。回転子42aは例えば棒状の永久磁石回転子であり、攪拌台42bは例えば回転磁力により回転子42aを回転させるスターラである。攪拌台42bは支持部材17上に設けられており、その攪拌台42bの上に第1バッファタンク19が設けられている。攪拌台42bは制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。この第2攪拌機構42は、制御装置23による制御に応じて攪拌台42bを駆動し、第1バッファタンク19内の底に沈んでいる回転子42aを回転させ、その液体を攪拌する。
第1バッファタンク19は、液滴噴射ヘッドH内のインクの液圧を負圧にするための負圧タンクとして機能し、さらに、液滴噴射ヘッドH内のインクの液圧を正圧にするための正圧タンクとしても機能する。この第1バッファタンク19に接続された減圧部P2は減圧装置として機能し、さらに、レギュレータR1による圧力調整により排気パイプ19aを介してタンク内を加圧する加圧装置(加圧部)としても機能する。したがって、必要に応じて(例えば圧力パージを行う場合等)、第1バッファタンク19内には、レギュレータR1による圧力調整により圧力が加えられ、液滴噴射ヘッドHの各ノズルNからインクが押し出されて排出される。なお、第1バッファタンク19には、レギュレータR1及び減圧部P2に換えて負圧調整タンクが接続されてもよい。
第1液体戻し流路32中には、液滴噴射ヘッドH側から順番に、第5バルブV5、第6バルブV6及び第1液体戻し部P3が設けられている。したがって、第1液体戻し流路32は、液滴噴射ヘッドHと第5バルブV5とを連通する流路32cと、第5バルブV5と第6バルブV6とを連通する流路32dと、第6バルブV6と液体収容部21とを連通する流路32eとにより構成されている。また、第4バルブV4と第6バルブV6とを連通する流路34がそれらの間に設けられている。これらの流路32c〜32e、34としては、例えばチューブやパイプ等を用いる。
ここで、第4バルブV4及び第6バルブV6は三方弁であり、流路を切り替える切替弁である。これらの第4バルブV4及び第6バルブV6は制御装置23に電気的に接続されており、それらの駆動が制御装置23により制御される。また、第5バルブV5は、第1液体戻し流路32を開閉するバルブである。この第5バルブV5も制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。第4バルブV4、第5バルブV5及び第6バルブV6としては、例えば電磁弁等を用いる。
ヘッドメンテナンスユニット8(図1参照)は、インク又は溶媒等の液体を収容する液槽ユニット43を備えている。液槽ユニット43は、インク又は溶媒等の液体を収容する液槽43aと、その液槽43aをZ軸方向に移動させる液槽移動機構43bとを備えている。液槽移動機構43bは制御装置23に電気的に接続されており、その駆動が制御装置23により制御される。この液槽ユニット43は、メンテナンス位置に停止した状態の液滴噴射ヘッドHに対して液槽43aを液槽移動機構43bにより近づけ、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taを液槽43a内の液体に浸漬する。なお、ここでは、液槽移動機構43bを用いているが、これに限るものではなく、例えば、Z軸方向移動機構18を用いて液槽43aに対して液滴噴射ヘッドHを近づけて液滴噴射ヘッドHのノズル面Taを液槽43a内の液体に浸漬するようにしてもよい。
次に、前述の液滴噴射塗布装置1のインク循環動作について説明する。液滴噴射塗布装置1の制御装置23が各種のプログラムに基づいてインク循環処理を実行する。インク循環動作は任意のタイミングで実行される。任意のタイミングとしては、例えば、液滴噴射塗布装置1が所定時間起動していなかった場合のタイミング、あるいは、操作者により選択されたタイミング等が挙げられる。例えば、入力部の開始ボタン等が操作者により押下された場合にインク循環動作が実行される。なお、制御装置23は、通常、液面センサFの検出結果に応じて液体供給部P1を制御し、すなわちインクが所定量以下にならないように液体収容部21から第1バッファタンク19にインクを供給する。このインク供給は、第4バルブV4が制御されて流路31cと流路31dとが接続され、液体収容部21と第1バッファタンク19とが連通された状態で行われる。
図5に示すように、制御装置23は、任意のタイミングで、第4バルブV4及び第6バルブV6を駆動し、流路31c、流路34及び流路32eを接続し、第1循環流路を生成し(ステップS11)、第1液体戻し部P3をオンする(ステップS12)。その後、制御装置23は、所定時間(例えば数分)が経過したか否かを判断し(ステップS13)、所定時間の経過に待機する(ステップS13のNO)。これにより、液体収容部21内のインクは、第1循環流路を通り液体収容部21に戻って循環する。このインク循環が所定時間行われ、第1循環流路内では、液体に含まれる材料(粒子等)の沈降を防止することが可能になる。
所定時間が経過したと判断した場合には(ステップS13のYES)、第5バルブV5を閉じ、メンテナンス位置に停止した状態の液滴噴射ヘッドHの各ノズルNの先端に球状の液球を付着させる圧力パージ(図6参照)を行い(ステップS14)、次いで、液球が付着した液滴噴射ヘッドHのノズル面Taを液槽43a内の液体に浸漬し(ステップS15)、第5バルブV5を開ける(ステップS16)。
詳述すると、制御装置23は、インク循環準備として、第5バルブV5を閉状態にし、第5バルブV5が閉状態で第1バッファタンク19を介した圧力パージ(加圧)により、図6に示すように、液滴噴射ヘッドHの内部流路Ha内の液体を各ノズルNから排出してそれぞれのノズルNの先端に球状の液球として付着させ、液球が付着した液滴噴射ヘッドHのノズル面Taを液槽移動機構43bにより液槽43a内の液体に浸漬し、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taが液槽43a内の液体に浸漬された状態で、第5バルブV5を開状態にする循環準備制御を行う。なお、圧力パージでの圧力は、液滴噴射ヘッドHの内部流路Ha内の液体を各ノズルNから排出してそれぞれのノズルNの先端に球状の液球として付着させる圧力に設定されている。
ここで、通常、ノズルNの先端の液面には、インクの漏れ出し等を防止するため負圧がかけられており、ノズルNの先端の液面(メニスカス)は内側に向かって凹んでいる状態である。この状態のまま、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taを液槽43a内の液体に浸漬すると、ノズルNの先端に気泡が発生し、その気泡がノズルNを介して液滴噴射ヘッドHの内部に侵入してしまう。これを防止するため、ノズルNの先端に球状の液球が付着させられ、その後、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taが液槽43a内の液体に浸漬される。ノズルNの先端に球状の液球を付着させることにより、ノズルNの先端の液面が外側に向かって盛り上がった状態となるので、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taが液槽43a内の液体に浸漬される際に気泡が発生しなくなる。
また、通常、バルブやポンプの駆動により、配管内のインクを介して液滴噴射ヘッドHに圧力変動が与えられてしまうが、インク循環動作前に、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taが液槽43a内の液体に浸漬されているので、圧力変動により液滴噴射ヘッドHの各ノズルNからインクが漏れ出した場合でもその漏れインクは液槽43a内に収容され、さらに、各ノズルNから空気を吸い込むこと等も防止される。加えて、インク循環による脈動によりノズルNから気泡が混入することも防止される。また、圧力パージ前に第5バルブV5を閉じることにより、各ノズルNの全体に均等に圧力を加えることが可能になるので、圧力パージによる各ノズルNからのインク押出を安定化することができる。
次に、制御装置23は、第4バルブV4及び第6バルブV6を駆動し、流路31c及び流路31dを接続し、流路32d及び流路32eを接続し、第2循環流路を生成する(ステップS17)。その後、制御装置23は、所定時間(例えば数分)が経過したか否かを判断し(ステップS18)、所定時間の経過に待機する(ステップS18のNO)。これにより、液体収容部21内のインクは、第2循環流路を通り液体収容部21に戻って循環する。このインク循環が所定時間行われ、第2循環流路内では、液体に含まれる材料(粒子等)の沈降を防止することが可能になる。このとき、第1バッファタンク19内の液体は減少するが、液面センサFの検出結果に応じて液体供給部P1が駆動され、インクが所定量以下にならないように液体収容部21から第1バッファタンク19に供給される。
所定時間が経過したと判断した場合には(ステップS18のYES)、第1液体戻し部P3をオフし(ステップS19)、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taを液槽43a内の液体から引き上げ(ステップS20)、第5バルブV5を閉じ、再度圧力パージを所定時間行い、最後に第5バルブV5を開ける(ステップS21)。その後、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taはヘッドメンテナンスユニット8により清掃され、液滴噴射ヘッドHは塗布動作に待機することになる。なお、第1液体戻し部P3がオフされると、インク循環動作が停止したと判断される。
詳述すると、制御装置23は、インク循環動作が停止した場合、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taを液槽移動機構43bにより液槽43a内の液体から引き上げ、第5バルブV5を閉状態にし、第5バルブV5が閉状態で、第1バッファタンク19を介した圧力パージ(加圧)により液滴噴射ヘッドHの内部流路Ha内の液体を各ノズルNから押し出して排出させ、第5バルブV5を開状態にする循環完了制御を行う。その後、制御装置23は、ヘッドメンテナンスユニット8により液滴噴射ヘッドHのノズル面Taを清掃する。
ここで、通常、インク循環時には、ノズルN近傍のインクの流れが停滞するため、その部分で、液体に含まれる材料(粒子等)が沈降してしまう。これを防止するため、ポンプ送液停止時、すなわちインク循環完了時に圧力パージにより、各ノズルNからインクを押し出すインク押出を行う。これにより、液滴噴射ヘッドHの内部流路Ha内の液体が各ノズルNから垂れ流れて排出するので、ノズルN近傍の液体に含まれる材料(粒子等)の沈降を防止することが可能になる。
このようなインク循環に加え、制御装置23は、液滴噴射塗布装置1の起動に応じて、第1攪拌機構41及び第2攪拌機構42を駆動し、液体収容部21内の液体及び第1バッファタンク19内の液体を攪拌する。これにより、液体収容部21内の液体及び第1バッファタンク19内の液体が常時攪拌され、液体に含まれる材料(粒子等)の沈降を抑えることが可能になるので、その沈降が要因となる噴射不良の発生を防止することができる。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、インク循環準備として、第5バルブV5が閉状態で圧力パージ(加圧)により液滴噴射ヘッドHの内部流路Ha内の液体を各ノズルNから排出してそれぞれのノズルNの先端に球状の液球として付着させ(図6参照)、液球が付着した液滴噴射ヘッドHのノズル面Taを液槽移動機構43bにより液槽43aに浸漬することによって、インク循環動作前に、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taが液槽43a内の液体に浸漬され、圧力変動により液滴噴射ヘッドHの各ノズルNからインクが漏れ出した場合でもその漏れインクは液槽43a内に収容され、さらに、各ノズルNから空気を吸い込むこと等も防止される。また、インクが第1循環流路及び第2循環流路を循環するので、インクに含まれる材料(粒子等)の沈降を抑えることが可能になる。加えて、インク循環動作時には、インク循環による脈動によりノズルNから気泡が混入することも防止される。これらのことから、インク中の材料の沈降による噴射不良を抑止することができ、さらに、液体しみ出しや気泡吸い込みによる噴射不良の発生を抑止することができる。
特に、ノズルNの先端に球状の液球を付着させた後、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taが液槽43a内の液体に浸漬される。したがって、ノズルNの先端に球状の液球が付着させられると、ノズルNの先端の液面は外側に向かって盛り上がった状態となるので、液滴噴射ヘッドHのノズル面Taが液槽43a内の液体に浸漬される際に気泡が発生することがなくなる。これにより、気泡吸い込みによる噴射不良の発生を確実に防止することができる。
さらに、インク循環動作が停止した場合、第5バルブV5が閉状態で圧力パージ(加圧)により液滴噴射ヘッドHの内部流路Ha内の液体を各ノズルNから排出させることによって、インク循環時に停滞していたノズルN近傍のインクがノズルNから押し出される。これにより、ノズルN近傍のインク停滞による材料(粒子等)の沈降を防止することが可能になるので、インク中の材料濃度が維持され、ノズルN近傍のインク中の材料の沈降による噴射不良を確実に防止することができる。
加えて、液体収容部21内の液体を攪拌する第1攪拌機構41と、第1バッファタンク19内の液体を攪拌する第2攪拌機構42とを設けることによって、液体収容部21内の液体及び第1バッファタンク19内の液体が常時攪拌され、液体に含まれる材料(粒子等)の沈降を抑えることが可能になるので、その沈降が要因となる噴射不良の発生を確実に防止することができる。なお、第1攪拌機構41及び第2攪拌機構42を第1の実施の形態に適用することも可能であり、さらに、第1攪拌機構41及び第2攪拌機構42のどちらか一方を第1の実施の形態の第2バッファタンク20に設けるようにしてもよい。
さらに、前述の第1の実施の形態と同様に、第1バッファタンク19が気泡除去部として機能することによって、インクから気泡が取り除かれるので、インク内の気泡による噴射不良の発生を防止することができる。特に、液滴噴射ヘッドHの交換等の作業により、流路31d中に侵入した気泡も取り除くことができる。特に、第1バッファタンク19が、液体供給流路31の流路31dから流入するインクを内壁面に沿って流し、内壁面に沿って流れたインクを収容することによって、簡単な構成により、インクから確実に気泡を取り除くことができる。加えて、流路31dの開口部からの空気の吸込等を防止することができる。
また、前述の液滴噴射塗布装置1を用いて、塗布対象物である基板Kに向けて液滴を噴射して塗布することによって、噴射不良が発生せずに例えばカラーフィルタ等を有する基板上に球状のスペーサが塗布された塗布体が製造されるので、塗布体の製造不良の発生を防止することができ、さらに、信頼性が高い塗布体を得ることができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態について図7を参照して説明する。
本発明の第3の実施の形態は第1の実施の形態の変形例である。したがって、特に、第1の実施の形態と異なる部分、すなわち排出機構51について説明する。なお、第3の実施の形態においては、第1の実施の形態で説明した部分と同じ部分の説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態に係る液滴噴射塗布装置1において、図7に示すように、インク塗布ボックス2内には、液滴噴射ヘッドHによる試し塗布(試し打ち)により液滴が塗布された試し塗布基板(試し塗布用の塗布対象物)Kaを外部に排出する排出機構51が設けられている。この排出機構51により排出された試し塗布基板Kaは、取出用の試料取出ボックス52により受け取られる。
排出機構51は、試し塗布基板Kaが載置されるステージ51aと、そのステージ51aをX軸方向にインク塗布ボックス2外まで移動させる排出移動機構51bとを備えている。この排出移動機構51bは、インク塗布ボックス2に設けられた開閉可能なシャッタ2aから外部にステージ51aを移動させ、ステージ51a上の試し塗布基板Kaを排出する。なお、排出移動機構51bとしては、例えば送りネジ機構やリニアモータ機構等を用いる。
試料取出ボックス52は、インク塗布ボックス2のシャッタ2aから排出された試し塗布基板Kaをステージ51aと共に受け取る構造になっており、開閉可能なシャッタ52aを有している。この試料取出ボックス52の内部雰囲気は、インク塗布ボックス2と同じ雰囲気状態(温度や湿度等)に維持されている。試し塗布基板Kaの排出時には、インク塗布ボックス2のシャッタ2aが開放され、試し塗布基板Kaは排出機構51によりインク塗布ボックス2から試料取出ボックス52内に排出される。このとき、インク塗布ボックス2のシャッタ2aが開放された状態でも、インク塗布ボックス2及び試料取出ボックス52の気密性は保持されている。このような試料取出ボックス52を用いることによって、試し塗布基板Kaの排出、すなわちインク塗布ボックス2のシャッタ2aの開閉に起因するインク塗布ボックス2内の雰囲気の変動を抑制することができる。
ここで、インクとしては、例えばスペーサ粒子を含むインクを用いる。このインクが基板上に塗布されて乾燥すると、スペーサ粒子が基板上に残留することになる。スペーサ粒子は、液晶表示装置製造用の2枚の基板間に液晶を注入するため、それらの基板間に均一な隙間を生成するためのもので、数ミクロンの粒径を有する剛体である。このスペーサ粒子は樹脂等により形成されており、その粒子比重や粒子径は着色目的で用いられる顔料に比すると大きく、インク内で沈降しやすいものである。
前述の液滴噴射塗布装置1では、液滴噴射ヘッドHが排出機構51のステージ51a上の試し塗布基板Kaに対向する位置まで移動し、その試し塗布基板Kaに対して試し塗布用の液滴塗布を行う。この試し塗布は、本番塗布前(製造塗布前)に行われ、加えて、必要に応じて例えば所定時間毎や製造塗布の終了時等に行われる。試し塗布後、インク塗布ボックス2のシャッタ2aが開放され、ステージ51aはインク塗布ボックス2の外部、すなわち試料取出ボックス52の内部まで移動し、ステージ51a上の試し塗布基板Kaが試料取出ボックス52内に排出される。その後、インク塗布ボックス2のシャッタ2aが閉められる。最後に、試料取出ボックス52のシャッタ52aが開放され、試し塗布基板Kaは作業員やロボット等により試料取出ボックス52から取り出されて検査装置に搬送され、その検査装置により検査される。このとき、例えば液滴の着弾位置や液滴の着弾面積等が検査される。特に、スペーサ粒子を含むインクを用いた場合には、液滴が塗布された試し塗布基板Kaが乾燥装置により乾燥させられ、その後、スペーサ粒子が所定範囲(所定着弾面積)に所定数存在しているか等のスペーサ個数検査が行われる。検査結果が合格であれば、液滴噴射塗布装置1による製造塗布が行われる。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。さらに、排出機構51を設けることによって、必要に応じて試し塗布基板Kaを装置外に排出することが可能になるので、その試し塗布基板Kaを用いた塗布検査を行うことができる。特に、スペーサ粒子を含むインクを用いた場合には、液滴が塗布された試し塗布基板Kaを乾燥装置により乾燥させ、その後、スペーサ個数検査を行うことが可能になるので、正確なスペーサ個数検査を行うことができる。通常、液滴が完全に乾燥する前に、その液滴に含まれるスペーサ個数を光学的に検査することは、溶媒との屈折率差、反射率差が極めて小さく見分けにくいため困難である。
(他の実施の形態)
なお、本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、前述の実施の形態においては、液体供給流路31、第1液体戻し流路32及び第2液体戻し流路33に不純物等を除去するフィルタを設けていないが、これに限るものではなく、そのフィルタを設けるようにしてもよい。また、液体供給流路31、第1液体戻し流路32及び第2液体戻し流路33に、インク中の溶存気体を除去する脱気部を設けるようにしてもよい。
さらに、前述の実施の形態においては、第3バルブV3を開け、第2液体戻し部P4を常時オンしているが、これに限るものではなく、例えば、所定時間毎等のタイミングで第3バルブV3を開け、第2液体戻し部P4をオンするようにしてもよい。また、第1バルブV1を開け、第1液体戻し部P3を常時オンするようにしてもよい。
加えて、前述の実施の形態においては、塗布動作時に液滴噴射ヘッドHに対して基板Kを移動させるようにしているが、これに限るものではなく、基板Kに対して液滴噴射ヘッドHを移動させるようにしてもよく、液滴噴射ヘッドHと基板Kとを相対移動させるようにすればよい。
また、前述の実施の形態においては、液滴噴射ヘッドHを1つだけ設けているが、これに限るものではなく、液滴噴射ヘッドHを複数台設けるようにしてもよく、その数は限定されない。
最後に、前述の実施の形態においては、各種の数値を挙げているが、それらの数値は例示であり、限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態に係る液滴噴射塗布装置の概略構成を示す斜視図である。 図1に示す液滴噴射塗布装置のインク循環に関する各部の概略構成を示す模式図である。 図1に示す液滴噴射塗布装置が行うインク循環動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る液滴噴射塗布装置のインク循環に関する各部の概略構成を示す模式図である。 図4に示すインク循環に関する各部を有する液滴噴射塗布装置が行うインク循環動作の流れを示すフローチャートである。 図5に示すインク循環動作の流れにおける圧力パージを説明するための説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る液滴噴射塗布装置の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
1…液滴噴射塗布装置、18…移動機構(Z軸方向移動機構)、19…第1緩衝液体貯留部(第1バッファタンク)、20…第2緩衝液体貯留部(第2バッファタンク)、21…液体収容部、31…液体供給流路、32,33…液体戻し流路、43a…液槽、43b…移動機構(液槽移動機構)、51…排出機構、H…液滴噴射ヘッド、Ha…内部流路、K…塗布対象物(基板)、N…ノズル、P1…液体供給部、P2…加圧部(減圧部)、P3,P4…液体戻し部、Ta…ノズル面、V5…開閉弁(第5バルブ)

Claims (8)

  1. 液体を収容する液体収容部と、
    前記液体収容部から供給された前記液体が通過する内部流路を有し、前記内部流路を通過する前記液体を液滴として噴射する液滴噴射ヘッドと、
    前記液体収容部と前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路とを連通し、前記液体収容部から前記液滴噴射ヘッドに前記液体を供給するための液体供給流路と、
    前記液体供給流路中に設けられ、前記液体収容部から前記液滴噴射ヘッドに前記液体供給流路を介して前記液体を供給する液体供給部と、
    前記液体供給流路中に前記液体供給部より前記液滴噴射ヘッド側に位置付けて設けられ、前記液体供給流路から流入する前記液体が滴下するように形成され、流入した前記液体を貯留する第1緩衝液体貯留部と、
    前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路と前記液体収容部又は前記第1緩衝液体貯留部とを連通し、前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路を通過した前記液体を前記液滴噴射ヘッドから前記液体収容部又は前記第1緩衝液体貯留部に戻すための液体戻し流路と、
    前記液体戻し流路中に設けられ、前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路を通過した前記液体を前記液滴噴射ヘッドから前記液体収容部又は前記第1緩衝液体貯留部に前記液体戻し流路を介して戻す液体戻し部と、
    前記液体戻し流路中に前記液体戻し部より前記液滴噴射ヘッド側に位置付けて設けられ、前記液体戻し流路から流入する前記液体が滴下するように形成され、流入した前記液体を貯留する第2緩衝液体貯留部と、
    を備えることを特徴とする液滴噴射塗布装置。
  2. 前記第1緩衝液体貯留部は、前記液体供給流路から流入する前記液体を内壁面に沿って流し、前記内壁面に沿って流れた前記液体を収容し、
    前記第2緩衝液体貯留部は、前記液体戻し流路から流入する前記液体を内壁面に沿って流し、前記内壁面に沿って流れた前記液体を収容することを特徴とする請求項1記載の液滴噴射塗布装置。
  3. 液体を収容する液体収容部と、
    前記液体収容部から供給された前記液体が通過する内部流路及び前記内部流路に連通するノズルが形成されたノズル面を有し、前記内部流路を通過する前記液体を前記ノズルから液滴として噴射する液滴噴射ヘッドと、
    前記液体収容部と前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路とを連通し、前記液体収容部から前記液滴噴射ヘッドに前記液体を供給するための液体供給流路と、
    前記液体供給流路中に設けられ、前記液体収容部から前記液滴噴射ヘッドに前記液体供給流路を介して前記液体を供給する液体供給部と、
    前記液体供給流路中に前記液体供給部より前記液滴噴射ヘッド側に位置付けて設けられ、前記液体供給流路から流入する前記液体が滴下するように形成され、流入した前記液体を貯留する第1緩衝液体貯留部と、
    前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路と前記液体収容部とを連通し、前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路を通過した前記液体を前記液滴噴射ヘッドから前記液体収容部に戻すための液体戻し流路と、
    前記液体戻し流路中に設けられ、前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路を通過した前記液体を前記液滴噴射ヘッドから前記液体収容部に戻す液体戻し部と、
    前記液体戻し流路を開閉する開閉弁と、
    前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路内の前記液体に対し、前記第1緩衝液体貯留部を介して加圧を行う加圧部と、
    前記液滴噴射ヘッドのノズル面が浸漬される液体を収容する液槽と、
    前記液滴噴射ヘッドと前記液槽とを相対移動させ、前記液滴噴射ヘッドの前記ノズル面を前記液槽内の前記液体に浸漬する移動機構と、
    前記開閉弁を閉状態にし、前記開閉弁が閉状態で前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路内の前記液体を前記加圧部により前記ノズルから排出して前記ノズルの先端に球状の液球として付着させ、前記液球が付着した前記液滴噴射ヘッドの前記ノズル面を前記移動機構により前記液槽内の前記液体に浸漬し、前記液滴噴射ヘッドの前記ノズル面が前記液槽内の前記液体に浸漬された状態で、前記開閉弁を開状態にする循環準備制御を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする液滴噴射塗布装置。
  4. 前記制御手段は、前記液体を循環させる循環動作が停止した場合、前記開閉弁を閉状態にし、前記開閉弁が閉状態で前記液滴噴射ヘッドの前記内部流路内の前記液体を前記加圧部により前記ノズルから排出させ、前記開閉弁を開状態にする循環完了制御を行うことを特徴とする請求項3記載の液滴噴射塗布装置。
  5. 前記第1緩衝液体貯留部は、前記液体供給流路から流入する前記液体を内壁面に沿って流し、前記内壁面に沿って流れた前記液体を収容することを特徴とする請求項3又は4記載の液滴噴射塗布装置。
  6. 前記液体収容部内の前記液体を攪拌する第1攪拌機構と、
    前記第1緩衝液体貯留部内の前記液体を攪拌する第2攪拌機構と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の液滴噴射塗布装置。
  7. 前記液滴噴射ヘッドによる試し塗布により前記液滴が塗布された試し塗布用の塗布対象物を外部に排出する排出機構を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の液滴噴射塗布装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一に記載の液滴噴射塗布装置を用いて、塗布対象物に向けて液滴を噴射して塗布する工程を有することを特徴とする塗布体の製造方法。
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