JP2008259520A - 食品の包み込み成形方法及びその装置 - Google Patents

食品の包み込み成形方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シート状の外皮材に形状のばらつきや位置ずれがあっても、封着時に外皮材により確実に内材を包み込み成形することができる食品の包み込み成形方法と構成簡素な包み込み成形装置を提供する。
【解決手段】受け部材8の上方に配設したシャッタ1を開口させた状態で受け部材8上にシート状の外皮材を供給し、シャッタ片10を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小して外皮材の位置調整を行う。押し込み部材30とともに保持手段5を下降させて外皮材の縁部を受け部材8上に保持し、押し込み部材30をさらに下降させ外皮材の中央部分を受け部材8の開口部に押し込み外皮材を椀状に形成する。その際外皮材を支持部材60で支持する。押し込み部材30を上昇させながら内材を供給してシャッタ1を閉じ動作させることにより外皮材の周縁部を内材を包むように集めて封着し、支持部材60を下降させて成形品Hを搬送する。
【選択図】図39

Description

本発明は、食品の包み込み成形方法とその装置、より詳しくは、パン生地、饅頭生地等の外皮材によって、餡、調理した肉・野菜等の内材を確実に包み込み成形することができる食品の包み込み成形方法とこれに用いる食品の包み込み成形装置に関するものである。
従来、パン生地、饅頭生地等の外皮材により、餡、調理した肉・野菜等の内材を包み込む食品成形に関する技術としては、内材を棒状にしてその外側に外皮材を筒状にしたものを連続的に形成し、これをシャッタ機構の開閉動作により絞り込んで成形切断することが行われている(例えば特許文献1参照)。しかしながら、外皮材としてパン生地等の発酵性の生地を用いる場合には、筒状形成するときに生地に過度な圧力や捻りなどが加わることから、成形切断後に生地が十分膨らまなくなり、外皮材が弾力性に乏しい硬い食品になってしまう難点があり、その成形加工は人手で行っているのが現状である。
こうした外皮材の筒状形成を避けてシート状の外皮材から食品成形を行う方法も提案されている。例えば、特許文献2では、カップ内にパン生地及び餡を入れ、封止ゲートによりパン生地を封止する点が記載されている。また、特許文献3では、上面が開口したカップ状の雌型の内壁面に沿って外包材を椀状に形成し、この椀状に形成した外包材の内部に内材を供給した後、外包材の上縁部を複数のシャッタ片から成るシャッタで絞ることにより外包材の上縁部を封着して内材を包み込む点が記載されている。そして、シャッタ片で外包材を絞って封着する際に、雌型の開口部にプラグを配置することによって、絞った外包材がシャッタ片の上方へはみ出るのを防止するようにしている。
実公昭63−29433号公報 実公平7-18299号公報 特開2000−50854号公報
このようにシート状の外皮材から成形を行う場合、パン生地のような食材は、柔軟性を有するために外皮材の形状が一定せず、一枚一枚微妙にばらついた楕円形状になることが多く、また、粘着性を有することから、搬送途中で位置ずれが生じたりして正確に成形位置に配置することができないことも考慮する必要がある。上述した従来の食品成形方法は、外皮材が楕円形状であったり、成形位置からずれた位置に外皮材が供給された場合、外皮材を封止できないことが生じ易く例えば特許文献2では、生地片がカップ周縁に載置されないと以後の工程で生地片の縁部が落ち込んで封止できなくなる。それを避けるために生地片を大きくすることも考えられるが、その場合には、生地片の量が多くなるため、封止ゲートを閉じた際に、生地片が封止ゲートの上方にはみ出るおそれがある。特許文献3でも同様のことが言え、プラグにより外皮材の突出防止を図っているものの、プラグを雌型に配置するため工程が増えると共に、外皮材を載置した雌型を移動させるなど工程が複雑化し、しかも、多数の雌型を配置する必要から装置全体が大型化し、装置機構が複雑化する難点があった。
本発明は、従来の食品成形方法に上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、外皮材に形状のばらつきや位置ずれがあっても、封着時に外皮材により確実に内材を包み込み成形することができる包み込み成形方法と構成簡素な包み込み成形装置を提供することを目的とする。
本発明に係る食品の包み込み成形方法は、受け部材の上方に配設した複数のシャッタ片からなるシャッタを開口させた状態で受け部材上にシート状の外皮材を供給し、シャッタ片を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小して外皮材が所定位置に収まるように位置調整し、押し込み部材とともに押え部材を下降させて押え部材を外皮材の縁部に押し付けて外皮材を受け部材上に保持し、押し込み部材をさらに下降させることにより受け部材の開口部に進入させて外皮材の中央部分を開口部に押し込み外皮材を椀状に形成するとともに外皮材を支持部材で支持し、押し込み部材を通して内材を供給して外皮材に内材を配置し、外皮材を支持部材で支持した状態でシャッタを閉じ動作させることにより外皮材の周縁部を内材を包むように集めて封着し、支持部材を下降させて成形品を搬送することを特徴とする。
本発明に係る食品の包み込み成形装置は、中央部分に開口部が形成されるとともにシート状の外皮材が載置される受け部材と、受け部材の上方に配設されるとともに複数のシャッタ片を備えたシャッタと、シャッタ片を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小して外皮材が所定位置に収まるように位置調整するとともにシャッタを閉じ動作させることにより外皮材の周縁部を内材を包むように集めて封着するシャッタ駆動手段と、押し込み部材を下降させることにより受け部材の開口部に進入させて外皮材の中央部分を開口部に押し込み外皮材を椀状に形成するとともに押し込み部材を通して外皮材内に内材を供給する外皮材形成手段と、外皮材形成手段に設けられるとともに押え部材を外皮材の縁部に押し付けて外皮材を受け部材上に保持する保持手段と、受け部材の下方に配設されるとともに支持部材を上昇させて椀状形成された外皮材を支持し支持部材を下降させて成形品を搬送する支持手段とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る食品の包み込み成形方法とその装置によれば、シャッタのシャッタ片を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小させれば、縮小した開口状態に合わせて外皮材Fをセットすることができ、外皮材Fが所定位置に収まるように外皮材Fの位置調整を行なうことができる。このことによって外皮材の形状のばらつきや位置ずれが予め修正され、より確実な成形処理を行なうことが可能となる。
また、外皮材を椀状形成する際に外皮材の縁部を押え部材により保持するので、外皮材がパン生地等の弾性に富む食材であっても、外皮材の縁部周辺を伸ばしながら椀状に形成することができ、たとえ多少外皮材の形状・大きさがばらついていたり、位置ずれがあったとしても、外皮材を確実に椀状形成することができる。このとき、外皮材を支持部材で支持するようにすれば、外皮材が必要以上に下方へ伸びてしまうことを防ぐことができる。
また、押し込み部材を通して内材を供給しているので、押し込み部材の上昇に伴って外皮材が収縮するのを防ぐことができると共に、外皮材の形状形成と内材の供給を短時間に効率良く行なうことが可能となる。このとき、外皮材を支持部材で支持しているので、内材の吐出による外皮材の必要以上の伸びを防ぐことができ、内材を確実に外皮材の内側に配置することができる。
また、シャッタの下方に設けた受け部材上に外皮材を供給しているので、より安定的に外皮材を戴置することができると共に、受け部材と保持手段の押え部材とにより外皮材を確実に押え保持することができ、さらに受け部材の開口部に押し込み部材を進入させることによって、受け部材の開口部を利用して外皮材を椀状形成することも可能となる。
また、シャッタの下方に設けた受け部材上に外皮材を供給しているので、シャッタの閉じ動作によって受け部材上の外皮材の位置調整を行なうことができ、装置構成を極めて簡素化することができる。
[第一参考例]
図1〜図16を参照しながら、第一参考例の食品包み込み成形装置と同装置による食品包み込み成形工程について説明する。なお、図1は食品包み込み成形装置の部分断面正面図、図2は同装置のシャッタの平面図、図3は同シャッタの駆動手段の平面図、図4は同シャッタのシャッタ片の拡大斜視図、図5は補助シャッタの平面図、図6は同補助シャッタの駆動手段の平面図、図7は同補助シャッタのシャッタ片の拡大斜視図である。また、図8〜図16は同装置による食品包み込み成形工程の説明図であり、図8(a)〜図16(a)は各工程におけるシャッタの平面図、図8(b)〜図16(b)は各工程における手前の一枚のシャッタ片を省略して表したシャッタの斜視図、図8(c)〜図16(c)は各工程における要部側面図である。
図1中、符号1で指示するものは、図2の平面図に示す計四枚のシャッタ片10・10…が組み合って開閉可能に構成されたシャッタである。図2は図1の面Tにおける平面図である。このシャッタ1は、図1及び図2に示すように、駆動中空軸11・11…に固定された各シャッタ片10がこの駆動中空軸11を中心に往復揺動して各シャッタ片10の先端縁が隣のシャッタ片10の側面を摺動移動するように構成されており、これらシャッタ片10・10…の側面で囲んだ領域を開閉させる。
図3は図1の面Uにおける平面図であり、シャッタ1のシャッタ駆動機構を示している。図1及び図3に示すように、シャッタ1の駆動機構は、各駆動中空軸11の下端部に固定されたフランジ12と、このフランジ12に枢着され、フランジ12同士を連繋するリンク13・13…と、これらリンク13を駆動するモータ14とから構成されており、このモータ14の回転方向、回転角度等を制御することにより複数のリンク13・13…が連関動作してシャッタ1を適宜に開閉させる。
また、図4に示すように、このシャッタ1のシャッタ片10の側面には、帯状に突起した前縁部10aと、この前縁部10aより凹んで形成された後縁部10cと、これら前縁部10aと後縁部10cとの間に形成された下向きの斜面部10bとを備えていると共に、シャッタ片10の先端縁を挟んでその反対側には、隣のシャッタ片の側面を受け入れ可能な凹部10d、10e、10fを備えている。このことによって、図8に示すように、シャッタ1の開閉動作に応じて各シャッタ片10の先端縁が隣のシャッタ片の側面(前縁部10a、斜面部10b、後縁部10c)を摺動して各シャッタ片10の側面(前縁部10a、斜面部10b、後縁部10c)で囲んだ領域を開閉させるのであり、そして、シャッタ1の閉じ動作により、各シャッタ片10の側面の前縁部10a同士が先に閉鎖し(図14参照)、その後、前縁部10aよりも遅れて後縁部10c同士が閉鎖する(図16参照)。
図1中、符号2で指示するものは、図5の平面図に示す計四枚のシャッタ片20・20…が組み合って開閉可能に構成され、前記シャッタ1の上方に配設された補助シャッタである。図5は図1の面Sにおける平面図である。この補助シャッタ2は、図1及び図5に示すように、前記シャッタ1の駆動中空軸11内に同心状態で設けられた駆動軸21・21…に固定された各シャッタ片20がこの駆動軸21を中心に往復揺動して各シャッタ片20の先端縁が隣のシャッタ片20の側面を摺動移動するように構成されており、これらシャッタ片20・20…の側面で囲んだ領域を開閉させる。
図6は図1の面Vにおける平面図であり、補助シャッタ2のシャッタ駆動機構を示している。図1及び図6に示すように、補助シャッタ2の駆動機構は、各駆動軸21の下端部に固定されたフランジ22と、このフランジ22に枢着され、フランジ22同士を連繋するリンク23・23…と、これらリンク23を駆動するモータ24とから構成されており、このモータ24の回転方向、回転角度等を制御することにより複数のリンク23・23…が連関動作して補助シャッタ2を適宜に開閉させる。
また、補助シャッタ2のシャッタ片20の側面には、図7に示すように、帯状の側部20aを備えていると共に、シャッタ片20の先端縁を挟んでその反対側には、隣のシャッタ片の側面を受け入れ可能な凹部20bを備えている。そして、図5に示すように、補助シャッタ2の開閉動作に応じて各シャッタ片20の先端縁が隣のシャッタ片の側部20aを摺動して各シャッタ片20の側部20aで囲んだ領域を開閉させる。
図1中、符号3で指示するものは、前記補助シャッタ2の上方に配設され、シート状の外皮材を椀状に形成するための外皮材形成手段である。外皮材形成手段3は、ステー31に固定された押し込み部材30と、このステー31を上下動させる送りねじ機構32と、この送りねじ機構32を駆動するモータ33とから構成されており、このモータ33の回転方向、回転角度等を制御することにより押し込み部材30を適宜に上下昇降させる。この押し込み部材30を下降させてシャッタ1の開口部に進入させることによりシャッタ1のシャッタ片10上に供給した外皮材の中央部を窪ませて外皮材を椀状に形成する。
また、外皮材形成手段3は、この椀状に形成した外皮材の内側に内材を供給する内材供給手段を備えている。即ち、押し込み部材30は下端に内材を吐出するための吐出孔を備えた筒体にて構成されており、この吐出孔を開閉するための弁40が内装されている。しかして、ホッパ45内へ投入した内材を、従来公知のポンプ44により供給パイプ43を通じて押し込み部材30の筒内へ圧送し、そして、前記ステー31に固定されたエアシリンダ42の進退動作によりロッド41を介して弁40を上下動させることで吐出孔を適宜に開閉し、椀状形成した外皮材の内側に所要量の内材を供給し配置する。
図1中、符号5で指示するものは、前記補助シャッタ2の上方に配設され、外皮材の縁部をシャッタ1のシャッタ片10上に保持する保持手段である。この保持手段5は、図8(c)に示すように、外皮材形成手段3の押し込み部材30に固定され、複数の通孔を有するリング状のステー52と、このステー52の通孔に上下スライド可能に挿嵌され、上端にステー52に係止可能な頭部を備えた複数の支持ロッド51・51…と、この支持ロッド51・51…の下端に固定されたリング状の押え部材50と、この押え部材50とステー52との間において各支持ロッド51に被嵌され、押え部材50を下方へ付勢するコイルばね53とから構成されている。この押し込み部材30を下降させることによって押え部材50でシャッタ片10上の外皮材の縁部を押えて保持する。
図1中、符号6で指示するものは、前記シャッタ1の下方に配設され、外皮材を支持するための支持手段である。この支持手段6は、ラック−ピニオン機構62により支持ロッド61を介して適宜に上下動する支持部材60と、この支持部材60によってベルトが上下動されるベルトコンベヤ63とから構成されている。この支持手段6を適宜に上下動させて外皮材をベルト上に支持すると共に、成形して得られた成形品Hをベルト上に載置して搬送する。
以下、図8〜図16を参照しながら第一参考例の食品包み込み成形装置による食品包み込み成形工程について説明する。なお、この例では外皮材Fとしてパン生地を使用し、内材Gとして餡を使用した例で説明する。
まず、図8(c)に示すように、シャッタ1及び補助シャッタ2を開口させた状態で、シャッタ1のシャッタ片10上にシート状の外皮材Fを供給する。このとき、外皮材Fをより安定的に戴置するため、下方のシャッタ1を閉じた状態で外皮材Fをシャッタ片10上に供給するようにしても良い。そして、シャッタ片10上に外皮材Fを戴置した後、補助シャッタ2のシャッタ片20を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小させれば、縮小した開口状態に合わせて外皮材Fをセットすることができ、外皮材Fが所定位置に収まるように外皮材Fの位置調整を行なうことができる。このことによって外皮材の形状のばらつきや位置ずれが予め修正され、より確実な成形処理を行なうことが可能となる。
次に、図9(c)に示すように、上方の外皮材形成手段3の押し込み部材30を下降させることにより保持手段5の押え部材50で外皮材Fの縁部をシャッタ片10上で保持する。即ち、押し込み部材30と共に保持手段5を下降させて押え部材50を外皮材Fの縁部に当接させ、この保持手段5をさらに下降させることによって押え部材50とステー52との間隔を狭めてコイルばね53を圧縮し、このコイルばね53の弾性力を利用して押え部材50を外皮材Fの縁部に押し付けて外皮材Fをシャッタ片10上で押え保持する。
そして、図10(c)に示すように、押え部材50で外皮材Fの縁部を保持した状態で、押し込み部材30をさらに下降させることにより押し込み部材30をシャッタ1の開口部に進入させ、シート状の外皮材Fの中央部分をシャッタ1の開口部に押し込むことによって外皮材Fを椀状に形成する。このように、外皮材Fを椀状形成する際に、外皮材Fの縁部を保持手段5で保持するので、外皮材Fがパン生地等の弾性に富む食材であっても、外皮材Fの縁部周辺を伸ばしながら椀状に形成することができ、たとえ多少外皮材の形状・大きさがばらついていたり、位置ずれがあったとしても、外皮材を確実に椀状形成することができる。また、このとき、外皮材Fを支持部材60で支持するようにすれば、外皮材が必要以上に下方へ伸びてしまうことを防ぐことができる。
次に、図11(c)に示すように、押し込み部材30を上昇させながら押し込み部材30内の弁40を上昇させて吐出孔を開くことにより内材Gを吐出させ、椀状形成された外皮材Fの内側に内材Gを配置する。そして、所定量の内材Gが吐出された時点で弁40を下降させて吐出孔を閉じる。このように、押し込み部材30を上昇させると同時にこの押し込み部材30を通して内材Gを供給しているので、押し込み部材30の上昇に伴ってパン生地から成る外皮材Fが収縮するのを防ぐことができると共に、外皮材Fの形状形成と内材Gの供給を短時間に効率良く行なうことが可能となる。また、このとき、外皮材Fを支持部材60で支持しているので、内材Gの吐出による外皮材Fの必要以上の伸びを防ぐことができ、内材Gを確実に外皮材Fの内側に配置することができる。
次に、図12(c)に示すように、押し込み部材30をさらに上昇させて押え部材50を外皮材Fの縁部から離し、そして、図13(c)に示すように補助シャッタ2を閉じ動作させてシャッタ片10上の外皮材Fの縁部をシャッタ片20で押すと共に支持部材60を下降させることにより、外皮材Fの縁部をシャッタ片10の側面に位置させる。以上が外皮材Fに内材Gを配置する配置工程である。
そして、シャッタ1による封着工程として、図14(c)及び図15(c)に示すように、外皮材Fを支持部材60で支えた状態でシャッタ1を閉じ動作させることにより各シャッタ片10の側面の後端部10cで外皮材Fの周縁部を、内材を包むように集めて封着し、図16(c)に示すように各シャッタ片10の後端部10c同士を完全に閉鎖させることによって外皮材Fで内材Gを包み込んだ成形品Hを得る。その後、成形品Hを支える支持部材60を下降させてベルトに成形品Hを戴置し、ベルトコンベヤ63を駆動させて成形品Hをベルト搬送する。
このように、各シャッタ片10の前縁部10aよりも遅れて閉鎖する後縁部10cによって外皮材の周縁部を封着しているので、図14(c)及び図15(c)に示すようにシャッタ片10の前縁部10a同士または斜面部10b同士を閉鎖させた状態で外皮材Fの周縁部を後縁部10cで封着することが可能となり、外皮材に形状のばらつきや位置ずれがあって、外皮材の周縁部の生地量が多少変動したとしても、封着時に外皮材がシャッタ1の上方へはみ出ることもなく確実に外皮材で内材を包み込み成形することができるのである。
なお、図14(c)に示すように、主としてシャッタ片10の後縁部10cで外皮材Fの周縁部を集め、そのまま、この後縁部10cで、集めた周縁部を封着するようにしているが(図15(c)参照)、例えば、椀状形成した外皮材の周縁部をシャッタ片10の前縁部10aで集め、その後、集めた周縁部を後縁部10cで封着するようにしても良い。少なくとも外皮材の周縁部を後縁部10cで封着する際に、前縁部10a同士または斜面部10b同士が閉鎖していれば、外皮材のはみ出しを防ぐことができるので、外皮材を封着する前の段階において、シャッタ片10の前縁部10a同士が開口していても良く、また、前縁部10aと外皮材Fとが接触していても良い。
また、図16(c)に示すように、各シャッタ片10の後端部10c同士が完全に閉鎖する状態までシャッタ1を閉じ動作させて成形品Hを得ているが、必ずしも後端部10c同士が完全閉鎖する状態までシャッタ1を閉じ動作させる必要はなく、外皮材の縁部が封着されていれば、例えば、図15(c)の段階でシャッタ1の閉じ動作を終了して成形品を得るようにしても良い。このことにより、封着部分における生地ダメージの比較的少ない成形品を得ることが可能となる。
また、外皮材を椀状形成した後、外皮材Fの内側に内材Gを配置しているが、例えば、予め内材Gを外皮材F上に載置しておいた状態で、この外皮材Fをシャッタ1のシャッタ片10上に供給し、押し込み部材30により内材Gと共に外皮材Fをシャッタ1の開口部に押し込むことによって外皮材Fを椀状形成するようにしても良い。また、外皮材F及び成形品Hを支える支持手段6として、支持部材60を板状にしてベルトコンベヤ63のベルトを上下させるように構成しているが、ベルトコンベヤ自体を上下動させるようにしても良い。
また、図17〜図19に示すように、シャッタ1と補助シャッタ2との間に、外皮材Fを受けるための薄板から成る受け部材7を挟み、図20に示すように、この受け部材7の中央に円形の開口部70を開設しておけば、受け部材7上に外皮材Fをより安定的に戴置することができると共に(図17参照)、この受け部材7と保持手段5の押え部材50とにより外皮材Fを確実に押え保持することが可能となり(図18参照)、さらに受け部材7の開口部70に押し込み部材30を進入させることにより、この受け部材7の開口部70を利用して外皮材Fを椀状形成することも可能となる(図19参照)。
また、図21〜図24に示すように、シャッタ片10上に供給した外皮材を位置調整するための補助シャッタと、外皮材の縁部をシャッタ片10上に保持する保持手段とを省略することも可能であり、このことによって、装置構成の簡素化と成形工程の簡略化を図ることができる。この場合、図22及び図23に示すように、押し込み部材30によって押し込まれて椀状形成された外皮材の縁部を、シャッタ片10の前縁部10aで支えるようにすれば、外皮材Fの縁部が外側へ倒れてしまうのを防ぐことができる。その後、図23及び図24に示すように、シャッタ1の閉じ動作に応じて支持部材60を下降させれば、シャッタ片10の後縁部10cで外皮材の縁部を封着することができる。
[第二参考例]
図25〜図33を参照しながら、第二参考例の食品包み込み成形装置と同装置による食品包み込み成形工程について説明する。なお、図25は食品包み込み成形装置の部分断面正面図、図26〜図33は同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。
食品包み込み成形装置は、外皮材Fを椀状形成するための外皮材形成手段3として、第一実施形態における押し込み部材30の代わりに外皮材Fをシャッタ1の開口部に引き込むことにより椀状形成する引き込み部材34を採用した点に主な特徴があり、他の構成は上述した第一参考例とほぼ同様であり、第一参考例と同一の符号を付してその説明を省略する。
外皮材形成手段3は、図25に示すように、昇降台36に固定されたステー35に基部側が軸受けされ、先端側が直角に屈曲した管状の引き込み部材34と、この引き込み部材34の先端を回動させるために引き込み部材34の基部を回動させるピニオン−ラック機構37と、このピニオン−ラック機構37のラックを直線往復運動させる図示しないエアシリンダと、上記昇降台36を上下昇降させるための送りねじ機構38と、この送りねじ機構38の雄ねじを駆動するモータ39とから構成されている。このモータ39の回転方向、回転角度等を制御することにより引き込み部材34の先端を適宜に上下昇降させると共に、エアシリンダによりピニオン−ラック機構37を駆動させて適時に引き込み部材34の先端を上向きから下向きへ反転させる。
また、この外皮材形成手段3の引き込み部材34は、図26に示すようにその先端に複数の通気孔34a・34a…が開設されている一方、基端側には図示しない吸排気装置が接続されており、これら通気孔34a・34a…で吸気することにより外皮材Fの下面を吸着保持し(図27参照)、そして、これら通気孔34a・34a…から噴気することにより吸着保持した外皮材Fを離すように構成されている(図33参照)。
また、保持手段5は、図26に示すように、複数の通孔を有し、エアシリンダ54の進退動作により上下昇降するステー57と、このステー57の通孔に上下スライド可能に挿嵌され、上端にステー57に係止可能な頭部を備えた複数の支持ロッド56・56…と、この支持ロッド56・56…の下端に固定されたリング状の押え部材55と、この押え部材55とステー57との間において各支持ロッド56に被嵌され、押え部材55を下方へ付勢するコイルばね58とから構成されており、ステー57を下降させることによって押え部材55でシャッタ片10上の外皮材の縁部を押えて保持する。
また、図25中、符号6で指示するものは、外皮材形成手段3の下方に配設されたベルトコンベヤであり、成形処理されて外皮材形成手段3の引き込み部材34から離れた成形品Hをベルト搬送する(図33参照)。
以下、図26〜図33を参照しながら第二参考例の食品包み込み成形装置による食品包み込み成形工程について説明する。
まず、図26に示すように、補助シャッタ2を開口させた状態で、シャッタ1のシャッタ片10にシート状の外皮材Fを戴置する。この外皮材F上には図示しない内材供給手段により予め内材Gが配置されている。このとき、外皮材形成手段3の引き込み部材34を上昇させて予めシャッタ1の開口部に進入させておき、この引き込み部材34とシャッタ1のシャッタ片10との上に外皮材Fを供給するようにすれば、外皮材Fをより安定的に戴置することができる。そして、第一参考例と同様、シャッタ1のシャッタ片10上に外皮材Fを戴置した後、補助シャッタ2のシャッタ片20を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小させれば、縮小した開口状態に合わせて外皮材Fをセットすることができ、外皮材Fが所定位置に収まるように外皮材Fの位置調整を行なうことができる。このことによって外皮材の形状のばらつきや位置ずれが予め修正され、より確実な成形処理を行なうことが可能となる。
次に、図27に示すように、外皮材形成手段3の引き込み部材34の通気孔34aから吸気して外皮材Fの中央部下面を吸着する。そして、上方の保持手段5を下降させて押え部材55で外皮材Fの縁部をシャッタ1のシャッタ片10上で保持する。即ち、保持手段5を下降させて押え部材55を外皮材Fの縁部に当接させ、この保持手段5をさらに下降させることにより押え部材55とステー57との間隔を狭めてコイルばね58を圧縮し、このコイルばね58の弾性力を利用して押え部材55を外皮材Fの縁部に押し付けて外皮材Fをシャッタ片10上で押え保持する。
次に、図28に示すように、押え部材55で外皮材Fの縁部を押え保持した状態で外皮材Fの中央下面を引き込み部材34で吸着保持したまま、外皮材形成手段3を下降させて引き込み部材34をシャッタ1の開口部から退出させ、外皮材Fをシャッタ1の開口部に引き込むことによって外皮材Fを椀状に形成する。このとき、外皮材F上に予め供給されている内材Gは外皮材の椀状形成に伴って外皮材Fの中央部分と共に下降して椀状形成された外皮材Fの内側に配置される。このように、外皮材Fを椀状形成する際に、外皮材Fの縁部を保持手段5で保持するので、外皮材Fがパン生地等の弾性に富む食材であっても、外皮材Fの縁部周辺を伸ばしながら椀状に形成することができ、たとえ多少外皮材の形状・大きさがばらついていたり、位置ずれがあったとしても、外皮材を確実に椀状形成することができる。
次に、図29に示すように、保持手段5を上昇させ、押え部材55を外皮材Fの縁部から離し、外皮材形成手段3をさらに下降させることによって、椀状形成した外皮材Fの縁部をシャッタ片10の側面に位置させる。以上が外皮材Fに内材Gを配置する配置工程である。
そして、図30及び図31に示すように引き込み部材34で外皮材Fを吸着保持したまま、封着工程としてシャッタ1を閉じ動作させることにより各シャッタ片10の側面の後端部10cで外皮材Fの周縁部を、内材を包むように集めて封着し、図32に示すように、各シャッタ片10の後端部10c同士を完全に閉鎖させることにより外皮材Fで内材Gを包み込んだ成形品Hを得る。その後、図33に示すように引き込み部材34で成形品Hを吸着保持したまま、引き込み部材34の先端を上向きから下向きに反転させ、通気孔34aから噴気することにより成形品Hを引き込み部材34から離してコンベヤ6上に戴置し、成形品Hをベルト搬送する。
このように、各シャッタ片10の前縁部10aよりも遅れて閉鎖する後縁部10cによって外皮材の周縁部を封着しているので、図30及び図31に示すように、シャッタ片10の前縁部10a同士または斜面部10b同士を閉鎖させた状態で外皮材Fの周縁部を後縁部10cで封着することが可能となり、外皮材に形状のばらつきや位置ずれがあって、外皮材の周縁部の生地量が多少変動したとしても、封着時に外皮材がシャッタ1の上方へはみ出ることもなく確実に外皮材で内材を包み込み成形することができる。
また、シャッタ1の開口部に進入させた外皮材形成手段3の引き込み部材34で外皮材Fの中央部分を保持し、この引き込み部材34をシャッタ開口部から退出させるだけで簡単にシート状の外皮材Fを椀状形成することができるので、ほとんど外皮材Fにダメージを加えることなく椀状形成することができ、高品質な成形品を得ることができる。しかも、この外皮材形成手段3と外皮材F上の内材Gとを接触させることなく外皮材Fを椀状形成できるので、外皮材形成手段3に内材Gが付着して内材の充填定量性が損なわれたり、衛生面の問題を生じたりするおそれもない。
また、外皮材形成手段3の引き込み部材34で外皮材Fを吸着することによって保持し、この引き込み部材34からの噴気によって成形品Hをリリースしているので、成形品Hを確実かつ迅速にコンベヤ6へ移戴することができ、より安定的な高速運転が可能となる。
なお、予め外皮材F上に内材Gを配置しておき、その後、外皮材を椀状形成しているが、勿論これに限定されるものではなく、外皮材Fを椀状形成した後に、この椀状形成された外皮材Fの内側に内材Gを配置するようにしても良い。
また、図34〜図38に示すように、上述した変形例(図21〜図24参照)と同様、外皮材を位置調整するための補助シャッタと、外皮材の縁部を押え保持する保持手段とを省略することによって装置構成の簡素化と成形工程の簡略化を図るようにしても良い。この場合、図35及び図36に示すように、外皮材形成手段3の引き込み部材34を下降させて外皮材Fを椀状に形成している途中で、シャッタ1の閉じ動作を開始させることも可能であり、このことにより、内材Gを基準にして見たとき、シャッタ片10を内材Gに沿って移動させることが可能となり、外皮材の椀状形成作用と外皮材周縁部の集め作用とを連続的に行なうことができ、よりスムーズに内材Gを包み込み成形することができる。
また、図34〜図37に示すように、シャッタ1の上方に、外皮材Fを受けるための薄板から成る受け部材7を配設し、図38に示すようにこの受け部材7の中央に円形の開口部70を開設しておけば、受け部材7上に外皮材Fをより安定的に戴置することができると共に(図34参照)、受け部材7の開口部70に外皮材Fを引き込んで、この開口部70を利用して外皮材Fを椀状形成することも可能となる(図35参照)。
[実施形態]
図39〜図47を参照しながら、本実施形態の食品包み込み成形装置と同装置による食品包み込み成形工程について説明する。なお、図39は食品包み込み成形装置の部分断面正面図、図40〜図47は同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。
食品包み込み成形装置は、外皮材Fを受けるための受け部材8をシャッタ1の下方に配設し、そして、外皮材を位置調整する補助シャッタ、及びこの補助シャッタのシャッタ駆動手段を省略して装置構成の簡素化を図った点に主な特徴があり、他の構成は上述した第一参考例とほぼ同様であり、第一参考例と同一の符号を付してその説明を省略する。
受け部材8は、図39及び図40に示すように、シャッタ1のシャッタ片10の下方に固定されており、その中央部には円形の開口部80が開設されている。以下、図40〜図47を参照しながら、食品包み込み成形装置による食品包み込み成形工程について説明する。
まず、図40に示すように、シャッタ1を開口させた状態で、受け部材8上にシート状の外皮材Fを供給する。このとき、シャッタ1のシャッタ片10を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小させれば、縮小した開口状態に合わせて外皮材Fをセットすることができ、外皮材Fが所定位置に収まるように外皮材Fの位置調整を行なうことができる。このことによって外皮材の形状のばらつきや位置ずれが予め修正され、より確実な成形処理を行なうことが可能となる。
次に、図41に示すように、上方の外皮材形成手段3の押し込み部材30を下降させることにより保持手段5の押え部材50で外皮材Fの縁部を受け部材8上で保持する。即ち、押し込み部材30と共に保持手段5を下降させて押え部材50を外皮材Fの縁部に当接させ、この保持手段5をさらに下降させることにより押え部材50とステー52との間隔を狭めてコイルばね53を圧縮し、このコイルばね53の弾性力を利用して押え部材50を外皮材Fの縁部に押し付けて外皮材Fを受け部材8上で押え保持する。
そして、図42に示すように、押え部材50で外皮材Fの縁部を保持した状態で、押し込み部材30をさらに下降させることにより押し込み部材30を受け部材8の開口部80に進入させ、シート状の外皮材Fの中央部分を受け部材8の開口部80に押し込むことにより外皮材Fを椀状に形成する。このように、外皮材Fを椀状形成する際に外皮材Fの縁部を保持手段5で保持するので、外皮材Fがパン生地等の弾性に富む食材であっても、外皮材Fの縁部周辺を伸ばしながら椀状に形成することができ、たとえ多少外皮材の形状・大きさがばらついていたり、位置ずれがあったとしても、外皮材を確実に椀状形成することができる。また、このとき、外皮材Fを支持部材60で支持するようにすれば、外皮材が必要以上に下方へ伸びてしまうことを防ぐことができる。
次に、図43に示すように、押し込み部材30を上昇させながら押し込み部材30内の弁40を上昇させて吐出孔を開くことにより内材Gを吐出させ、椀状形成された外皮材Fの内側に内材Gを配置する。そして、所定量の内材Gが吐出された時点で弁40を下降させて吐出孔を閉じる。このように、押し込み部材30を上昇させると同時にこの押し込み部材30を通して内材Gを供給しているので、押し込み部材30の上昇に伴ってパン生地から成る外皮材Fが収縮するのを防ぐことができると共に、外皮材Fの形状形成と内材Gの供給を短時間に効率良く行なうことが可能となる。また、このとき、外皮材Fを支持部材60で支持しているので、内材Gの吐出による外皮材Fの必要以上の伸びを防ぐことができ、内材Gを確実に外皮材Fの内側に配置することができる。
次に、図44に示すように、押し込み部材30をさらに上昇させて押え部材50を外皮材Fの縁部から離す。以上が、外皮材Fに内材Gを配置する配置工程である。
そして、シャッタ1による封着工程として、図45及び図46に示すように、外皮材Fを支持部材60で支えた状態でシャッタ1を閉じ動作させることにより各シャッタ片10の側面の後端部10cで外皮材Fの周縁部を内材を包むように集めて封着し、図47に示すように各シャッタ片10の後端部10c同士を完全に閉鎖させることによって外皮材Fで内材Gを包み込んだ成形品Hを得る。その後、成形品Hを支える支持部材60を下降させてベルトに成形品Hを戴置し、ベルトコンベヤ63を駆動させて成形品Hをベルト搬送する。
このように、各シャッタ片10の前縁部10aよりも遅れて閉鎖する後縁部10cにより外皮材の周縁部を封着しているので、図45及び図46に示すように、シャッタ片10の前縁部10a同士または斜面部10b同士を閉鎖させた状態で外皮材Fの周縁部を後縁部10cで封着することが可能となり、外皮材に形状のばらつきや位置ずれがあって、外皮材の周縁部の生地量が多少変動したとしても、封着時に外皮材がシャッタ1の上方へはみ出ることもなく確実に外皮材で内材を包み込み成形することができる。
また、シャッタ1の下方に設けた受け部材8上に外皮材Fを供給しているので、より安定的に外皮材Fを戴置することができると共に(図40参照)、この受け部材8と保持手段5の押え部材50とにより外皮材Fを確実に押え保持することができ(図41参照)、さらに受け部材8の開口部80に押し込み部材30を進入させることによって、この受け部材8の開口部80を利用して外皮材Fを椀状形成することも可能となる(図42参照)。
また、シャッタ1の下方に設けた受け部材8上に外皮材Fを供給しているので、シャッタ1の閉じ動作によって受け部材8上の外皮材Fの位置調整を行なうことができ、装置構成を極めて簡素化することができる。
[第三参考例]
図48〜図56を参照しながら、第三参考例の食品包み込み成形装置と同装置による食品包み込み成形工程について説明する。なお、図48は食品包み込み成形装置の部分断面正面図、図49〜図56は同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。
食品包み込み成形装置は、上述した第二参考例と同様、外皮材Fを椀状形成するための外皮材形成手段3として、第一参考例における押し込み部材30の代わりに外皮材Fを開口部に引き込むことにより椀状形成する引き込み部材34を採用し、そして、上記実施形態と同様に、外皮材Fを受けるための受け部材8をシャッタ1の下方に配設し、外皮材を位置調整する補助シャッタ、及びこの補助シャッタのシャッタ駆動手段を省略して装置構成の簡素化を図った点に主な特徴がある。以下、図49〜図56を参照しながら食品包み込み成形装置による食品包み込み成形工程について説明する。
まず、図49に示すように、シャッタ1を開口させた状態で、受け部材8上にシート状の外皮材Fを戴置する。この外皮材F上には図示しない内材供給手段により予め内材Gが配置されている。このとき、外皮材形成手段3の引き込み部材34を上昇させて予め受け部材8の開口部80に進入させておき、この引き込み部材34と受け部材8との上に外皮材Fを供給するようにすれば、外皮材Fをより安定的に戴置することができる。そして、シャッタ1のシャッタ片10を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小させれば、縮小した開口状態に合わせて外皮材Fをセットすることができ、外皮材Fが所定位置に収まるように外皮材Fの位置調整を行なうことができる。このことによって外皮材の形状のばらつきや位置ずれが予め修正され、より確実な成形処理を行なうことが可能となる。
次に、図50に示すように、外皮材形成手段3の引き込み部材34の通気孔34aから吸気して外皮材Fの中央部下面を吸着する。そして、上方の保持手段5を下降させて押え部材55で外皮材Fの縁部を受け部材8上で保持する。即ち、保持手段5を下降させて押え部材55を外皮材Fの縁部に当接させ、この保持手段5を更に下降させることによって押え部材55とステー57との間隔を狭めてコイルばね58を圧縮し、このコイルばね58の弾性力を利用して押え部材55を外皮材Fの縁部に押し付けて外皮材Fを受け部材8上で押え保持する。
次に、図51に示すように、押え部材55で外皮材Fの縁部を押え保持した状態で外皮材Fの中央下面を引き込み部材34で吸着保持したまま、外皮材形成手段3を下降させて引き込み部材34を受け部材8の開口部80から退出させ、外皮材Fを受け部材8の開口部80に引き込むことによって外皮材Fを椀状に形成する。このとき、外皮材F上に予め供給されている内材Gは外皮材の椀状形成に伴って外皮材Fの中央部分と共に下降して椀状形成された外皮材Fの内側に配置される。このように、外皮材Fを椀状形成する際に、外皮材Fの縁部を保持手段5で保持するので、外皮材Fがパン生地等の弾性に富む食材であっても外皮材Fの縁部周辺を伸ばしながら椀状に形成することができ、たとえ多少外皮材の形状・大きさがばらついていたり、位置ずれがあったとしても、外皮材を確実に椀状形成することができる。
次に、図52に示すように、保持手段5を上昇させ、押え部材55を外皮材Fの縁部から離す。以上が、外皮材Fに内材Gを配置する配置工程である。
そして、図53及び図54に示すように引き込み部材34で外皮材Fを吸着保持したまま、封着工程としてシャッタ1を閉じ動作させることにより各シャッタ片10の側面の後端部10cで外皮材Fの周縁部を、内材を包むように集めて封着し、図55に示すように、各シャッタ片10の後端部10c同士を完全に閉鎖させることにより外皮材Fで内材Gを包み込んだ成形品Hを得る。その後、図56に示すように引き込み部材34で成形品Hを吸着保持したまま、引き込み部材34の先端を上向きから下向きに反転させ、通気孔34aから噴気することにより成形品Hを引き込み部材34から離してコンベヤ6上に戴置し、成形品Hをベルト搬送する。
このように、各シャッタ片10の前縁部10aよりも遅れて閉鎖する後縁部10cによって外皮材の周縁部を封着しているので、図53及び図54に示すように、シャッタ片10の前縁部10a同士または斜面部10b同士を閉鎖させた状態で外皮材Fの周縁部を後縁部10cで封着することが可能となり、外皮材に形状のばらつきや位置ずれがあって、外皮材の周縁部の生地量が多少変動したとしても、封着時に外皮材がシャッタ1の上方へはみ出ることもなく確実に外皮材で内材を包み込み成形することができる。
また、受け部材8の開口部80に進入させた外皮材形成手段3の引き込み部材34で外皮材Fの中央部分を保持し、この引き込み部材34を受け部材8の円形状の開口部80から退出させるだけで簡単に、かつ、確実にシート状の外皮材Fを椀状形成することができるので、ほとんど外皮材Fにダメージを加えることなく椀状形成することができ、高品質な成形品を得ることができる。しかも、この外皮材形成手段3と外皮材F上の内材Gとを接触させることなく外皮材Fを椀状形成できるので、外皮材形成手段3に内材Gが付着して内材の充填定量性が損なわれたり、衛生面の問題を生じたりするおそれもない。
また、外皮材形成手段3の引き込み部材34で外皮材Fを吸着することによって保持し、この引き込み部材34からの噴気によって成形品Hをリリースしているので、成形品Hを確実かつ迅速にコンベヤ6へ移戴することができ、より安定的な高速運転が可能となる。
また、シャッタ1の下方に設けた受け部材8上に外皮材Fを供給しているので、より安定的に外皮材Fを戴置することができると共に(図49参照)、この受け部材8と保持手段5の押え部材50とにより外皮材Fを確実に押え保持することができる(図50参照)。
また、シャッタ1の下方に設けた受け部材8上に外皮材Fを供給しているので、シャッタ1の閉じ動作によって受け部材8上の外皮材Fの位置調整を行なうことができ、上述した第一実施形態における補助シャッタ、及びこの補助シャッタのシャッタ駆動手段を設ける必要がなく、装置構成を極めて簡素化することができる。
なお、予め外皮材F上に内材Gを配置しておき、その後、外皮材を椀状形成しているが、勿論これに限定されるものではなく、外皮材Fを椀状形成した後に、この椀状形成された外皮材Fの内側に内材Gを配置するようにしても良い。
上記実施形態では、シャッタ1として、駆動軸を中心に往復揺動する4枚のシャッタ片10を用いているが、各シャッタ片の側面にシャッタの閉動作によって先に閉鎖する前縁部とこの前縁部より遅れて閉鎖する後縁部が形成されていて後縁部で外皮材を封着することが可能であれば、シャッタ片の枚数、形状は特に限定されることはない。例えば、図57に示すように、6枚のシャッタ片15の側面に各々前縁部15a及び後縁部15cを備え、各シャッタ片15が互いに矢印方向へスライド直線移動することにより開閉動作するシャッタ機構を用いたり、図58の(a)及び(b)に示すように、6枚のシャッタ片16の側面に各々前縁部16a及び後縁部16cを備え、各シャッタ片16が作用ピン17の矢印方向への回転運動に応じて直線運動しながら揺動することにより開閉動作するシャッタ機構を用いたり、各シャッタ片が連続回転して開閉動作するシャッタ機構を用いたり、種々のシャッタ機構を採用することができる。
第一参考例の食品の包み込み成形装置の部分断面正面図である。 同装置のシャッタの平面図である。 同装置のシャッタの駆動手段の平面図である。 同装置のシャッタのシャッタ片の拡大斜視図である。 同装置の補助シャッタの平面図である。 同装置の補助シャッタの駆動手段の平面図である。 同装置の補助シャッタのシャッタ片の拡大斜視図である。 同装置による食品包み込み成形工程の説明図である。 同装置による食品包み込み成形工程の説明図である。 同装置による食品包み込み成形工程の説明図である。 同装置による食品包み込み成形工程の説明図である。 同装置による食品包み込み成形工程の説明図である。 同装置による食品包み込み成形工程の説明図である。 同装置による食品包み込み成形工程の説明図である。 同装置による食品包み込み成形工程の説明図である。 同装置による食品包み込み成形工程の説明図である。 変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置の受け部材及びシャッタの平面図である。 他の変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 第二参考例の食品包み込み成形装置の部分断面正面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同変形例装置の受け部材及びシャッタの平面図である。 本発明の実施形態の食品包み込み成形装置の部分断面正面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 第三参考例の食品包み込み成形装置の部分断面正面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 同装置による食品包み込み成形工程の概略側面図である。 変形例装置のシャッタの平面図である。 他の変形例装置のシャッタの平面図である。
符号の説明
F 外皮材
G 内材
H 成形品
1 シャッタ
10 シャッタのシャッタ片
10a シャッタ片の前縁部
10b シャッタ片の斜面部
10c シャッタ片の後縁部
10d、10e、10f シャッタ片の凹部
12 フランジ
13 リンク
14 モータ
2 補助シャッタ
20 補助シャッタのシャッタ片
20a シャッタ片の側部
20b シャッタ片の凹部
21 駆動軸
22 フランジ
23 リンク
24 モータ
3 外皮材形成手段
30 押し込み部材
31 ステー
32 送りねじ機構
33 モータ
34 引き込み部材
34a 通気孔
35 ステー
36 昇降台
37 ピニオン−ラック機構
38 送りねじ機構
39 モータ
40 弁
41 ロッド
42 エアシリンダ
43 供給パイプ
44 ポンプ
45 ホッパ
5 保持手段
50 押え部材
51 支持ロッド
52 ステー
53 コイルばね
54 エアシリンダ
55 押え部材
56 支持ロッド
57 ステー
58 コイルばね
6 支持手段
60 支持部材
61 支持ロッド
62 ラック−ピニオン機構
63 ベルトコンベヤ
7 受け部材
70 受け部材の開口部
8 受け部材
80 受け部材の開口部

Claims (2)

  1. 受け部材の上方に配設した複数のシャッタ片からなるシャッタを開口させた状態で受け部材上にシート状の外皮材を供給し、シャッタ片を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小して外皮材が所定位置に収まるように位置調整し、押し込み部材とともに押え部材を下降させて押え部材を外皮材の縁部に押し付けて外皮材を受け部材上に保持し、押し込み部材をさらに下降させることにより受け部材の開口部に進入させて外皮材の中央部分を開口部に押し込み外皮材を椀状に形成するとともに外皮材を支持部材で支持し、押し込み部材を通して内材を供給して外皮材に内材を配置し、外皮材を支持部材で支持した状態でシャッタを閉じ動作させることにより外皮材の周縁部を内材を包むように集めて封着し、支持部材を下降させて成形品を搬送することを特徴とする食品の包み込み成形方法。
  2. 中央部分に開口部が形成されるとともにシート状の外皮材が載置される受け部材と、受け部材の上方に配設されるとともに複数のシャッタ片を備えたシャッタと、シャッタ片を閉じる方向に動作させてその開口面積を縮小して外皮材が所定位置に収まるように位置調整するとともにシャッタを閉じ動作させることにより外皮材の周縁部を内材を包むように集めて封着するシャッタ駆動手段と、押し込み部材を下降させることにより受け部材の開口部に進入させて外皮材の中央部分を開口部に押し込み外皮材を椀状に形成するとともに押し込み部材を通して外皮材内に内材を供給する外皮材形成手段と、外皮材形成手段に設けられるとともに押え部材を外皮材の縁部に押し付けて外皮材を受け部材上に保持する保持手段と、受け部材の下方に配設されるとともに支持部材を上昇させて椀状形成された外皮材を支持し支持部材を下降させて成形品を搬送する支持手段とを備えていることを特徴とする食品の包み込み成形装置。
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