JP2008254478A - 飲酒運転防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】呼気を濃縮する手段等を用いること無く、いわゆる「飲酒運転」を防止することが出来る飲酒運転防止装置の提供。
【解決手段】ドライバーの体臭からアセトアルデヒド及びその濃度を検出するセンサ3と、制御手段4とを有し、該制御手段4は、前記センサ3の検出結果と許容値とを比較して、アセトアルデヒドの濃度が許容値以上である場合には自動車を発進不能とする制御を行う様に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エチルアルコールの血中濃度が所定値以上の状態にある運転者が自動車を運転すること(いわゆる「飲酒運転」)を防止する技術に関する。
エチルアルコールの血中濃度が所定値以上の状態にあると、慎重な判断が困難となり、且つ、反応が悪くなってしまう。そのため、係る状態(エチルアルコールの血中濃度が所定値以上の状態)で自動車を運転することは、大変に危険であり、重大な事故を発生してしまう恐れがある。そのため、飲酒運転は、各種法規により厳禁されている。
しかし、飲酒運転は後を絶たず、飲酒運転に起因する重大な事故の発生も後を絶たないのが現状である。
従来技術においても、アルコールを検出した場合に自動車を運転不可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、係る従来技術は、アルコールガスの熱伝導度、電気伝導度を基礎としてアルコールの有無を検知するので、各種手段により呼気を濃縮しなければ、アルコールの検知自体が困難であるという問題を有している。
特開平8−150853号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、呼気を濃縮する手段等を用いること無く、エチルアルコールの血中濃度が所定値以上の状態で自動車を運転すること(いわゆる「飲酒運転」)を防止することが出来る飲酒運転防止装置の提供を目的としている。
発明者は種々研究の結果、体臭に含まれるアセトアルデヒド濃度は血中のエチルアルコール濃度と対応していること、また、アセトアルデヒド濃度の計測は、従来技術のように、エチルアルコールを含む呼気を採取する必要が無いことに着目した。そして、体臭に包含される飲酒した事実を示す指示物質(例えば、アセトアルデヒド)を計測すれば、呼気の採取や、採取された呼気の濃縮が不要となることに着目した。
本発明の係る見地に基づいて創作されている。
本発明の飲酒運転防止装置(100)は、自動車の運転席に配置されたセンサ(3:アセトアルデヒドを検知する薄膜センサ)と、制御手段(コントロールユニット4)とを有し、前記センサ(3)は運転席に座着した者(運転者、ドライバー)の体臭から飲酒した旨を示す指示物質(例えば、アセトアルデヒド)の有無及び濃度を検出する様に構成されており、前記制御手段(4)は、前記センサ(3)の検出結果と閾値(飲酒運転と認められるエチルアルコールの血中濃度の限界値に相当する体臭中の指示物質濃度)とを比較して、指示物質濃度が閾値以上である場合には自動車を発進不能とする制御を行う様に構成されている(請求項1)。
ここで、前記「自動車を発進不能とする制御」とは、例えば、ガバナ等を制御してエンジンへの燃料供給を遮断する制御、点火系への電流供給を遮断する制御、スタータモータへの電流供給を遮断する制御、トランスミッションがニュートラル(N)位置やパーキング位置(P)以外に入らない様にする制御、サイドブレーキが解除されない様にする制御、或いは、イグニッションキーが回動しない様にする制御である。
また、本発明の飲酒運転防止装置(101)は、自動車の運転席に配置された複数のセンサ(A、B、C、D)と、制御手段(コントロールユニット40)とを有し、該制御手段(40)は、前記複数のセンサ(A、B、C、D)の検出結果からパターン(図6〜図8参照)を作成する手段(パターン作成ブロック441)と、得られたパターンを指示物質(例えば、アセトアルデヒド等)から得られたパターンと比較して体臭中に指示物質が包含されているか否かを判定する手段(パターン比較ブロック442、判定ブロック443)と、当該指示物質濃度を決定する手段(濃度判定ブロック45)とを備え、決定された指示物質濃度が閾値(飲酒運転と認められるエチルアルコールの血中濃度の限界値に相当する体臭中の指示物質濃度)以上である場合には自動車を発進不能とする制御を行う様に構成されている(請求項2)。
本発明において、指示物質濃度が閾値以上であっても自動車を発進可能とする操作手段(解除スイッチ5)を有しており、前記制御手段(4、40)は、前記操作手段(5)が作動した場合には、自動車を発進不能とする制御を行わない様に構成されているのが好ましい(請求項3)。
本発明において、前記操作手段(5)を作動させて自動車(1)を発進させた場合に、運転者の体臭中の前記指示物質濃度が閾値以上である旨(飲酒運転が行われている旨)を表示する表示手段(7)を有するのが好ましい(請求項4)。
或いは、前記操作手段(5)を作動させて自動車(1)を発進させた場合に、運転者の体臭中の前記指示物質濃度が閾値以上である旨(飲酒運転が行われている旨)の無線信号を(例えば無線LANにより)車両外部(例えば、警察署)へ発信する様に構成されているのが好ましい(請求項5)。
本発明において、「自動車の運転席に座着した者の体臭から飲酒した旨を示す指示物質及びその濃度を検出するセンサ」としては、当該指示物質(例えばアセトアルデヒド)にのみ反応して検出するセンサ(当該指示物質といわゆる「1:1」の関係で反応するセンサ)、例えば薄膜センサ(3)を用いることが出来る。
或いは、当該指示物質は反応するが、当該指示物質のみに反応する訳ではない様なセンサ(A、B、C、D)を複数種類組み合わせ、各センサの出力を組み合わせたパターン(例えば、図5〜図7参照)により、当該指示物質の有無を検出することが可能である。
ここで、上述した薄膜センサは、ナノレベルの微細孔を多数形成した多孔質材料(例えば、金属酸化物半導体)から構成されており、検出するべき物質の分子がナノレベルの微細孔を侵入することによりセンサとして必要な選択性を発揮するものが使用可能である。
上述する構成を具備する本発明によれば、飲酒した旨を示す指示物質(例えば、アセトアルデヒド)を検出するセンサ(3:アセトアルデヒドのみを検知する薄膜センサ)により、自動車(1)の運転席に座着した者(運転者、ドライバー)の体臭中に指示物質が含まれているか否かを検出しており、当該指示物質は体臭(或いは、体臭に含まれるアセトアルデヒド)を濃縮しなくても十分に検出可能であるため、体臭(或いは、体臭に含まれるアセトアルデヒド)を濃縮する手段を用いること無く、飲酒した旨を示す指示物質を検出することが出来る。
そのため、体臭(或いは、体臭に含まれるアセトアルデヒド)を濃縮する手段のスペースが不要であるため、本発明の飲酒運転防止装置は、自動車(1)内に簡単に設置することが可能である。
本発明において、前記操作手段(解除スイッチ5)を有し、前記操作手段(解除スイッチ5)が作動した場合には自動車を発進可能に構成すれば(請求項2)、同乗者は飲酒していてもドライバーは飲酒をしていない場合や、外傷を負った者の治療(消毒)のために飲酒運転を行う緊急事態の場合等においては、自動車(1)を発進させて、運転することが可能となる。
さらに本発明において、前記操作手段(5)を作動させた場合には、表示手段(7)によって飲酒運転が行われている旨を表示する様に構成すれば(請求項4)、その自動車(1)が飲酒運転中であることを周囲に警告することが出来るので、飲酒運転による事故を未然に防止することが可能となる。
或いは、飲酒運転が行われている旨を無線で外部(例えば、警察署8)に発信する様に構成すれば(請求項5)、警察官を派遣する等、飲酒運転に対して抑止力のある手段を採用することが可能となり、飲酒運転に起因する悲惨な事故の発生を未然に回避することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず、図1〜図5を参照して第1実施形態を説明する。
図1〜図5の第1実施形態は、アセトアルデヒドと1:1で反応する(アセトアルデヒドのみに反応する)センサ(例えば薄膜センサ)を用いた実施形態である。
ここで、アセトアルデヒドと1:1で反応するセンサとしては、例えば、分子レベルの厚さ寸法しか有さない薄膜に、アセトアルデヒド分子の形状と同一形状の欠損部(分子レベルのサイズの孔)を複数形成し、当該薄膜を透過した分子が圧電素子に衝突するように構成されているタイプのセンサを使用する。そして、当該薄膜を透過した分子が衝突する圧電素子は、当該薄膜を透過した分子数に比例した電圧を発生させる様に構成されている。
係るセンサにおいて、アセトアルデヒド分子を包含する気体を当該薄膜に衝突させる。その結果、アセトアルデヒド分子のみが薄膜を透過する。薄膜を透過したアセトアルデヒド分子は圧電素子と衝突して、電圧を発生する。
ここで、発生電圧は薄膜を透過したアセトアルデヒド分子の数、すなわちモル濃度に比例するので、当該気体中にアセトアルデヒド分子が存在するか否かのみならず、その濃度も鑑定できる。
図1において、第1実施形態の飲酒運転防止装置100は、図示しない車両に設けられている。
飲酒運転防止装置100は、図示しない車両に搭載されているエンジン2と、ドライバーの体臭中に含まれる飲酒した旨を示す指示物質(例えば、アセトアルデヒド)及び該指示物質の濃度を検出するアセトアルデヒドセンサ3と、コントロールユニット4と、解除スイッチ5とを有している。
アセトアルデヒドセンサ3は、図2に示すように、運転席(ドライバーシート)9において、シートクッション91、シートバック92、ヘッドレスト93の少なくとも一箇所に設けてある。ここで、アセトアルデヒドセンサ3は、シートクッション91、シートバック92、ヘッドレスト93の何れか一箇所に配置しても良く、或いは、シートクッション91、シートバック92、ヘッドレスト93の何れか或いは全箇所に配置しても良い。
コントロールユニット4は、アセトアルデヒドセンサ3からの検出信号に基いて、ドライバーが飲酒又は酒気帯びであるか否かを判断する様に構成されている。そして解除スイッチ5は、例えば、助手席の乗員が飲酒していた場合にコントロールユニット4が「ドライバーが飲酒又は酒気帯びである」と誤判断して、運転操作を禁止しようとした場合でも、コントロールユニット4の禁止命令を解除することが出来る様に構成されている。
コントロールユニット4は、比較回路41と、判定回路42と、記憶装置であるデータベース43とを有している。比較回路41は、アセトアルデヒドセンサ3からの出力信号を受信し、その受信した信号に含まれる情報とデータベース43に記憶されたデータ(飲酒又は酒気帯びであるということを示す閾値)とを比較し、その比較結果を判定回路42に送る。判定回路42は、比較回路から送られた比較結果を示す信号に基づいて、ドライバーが飲酒又は酒気帯びに該当するか否かを判定する。そして、エンジン2に制御信号、例えば、エンジン2の図示しないインジェクションポンプの噴射を禁止する旨の信号等を発信する。
アセトアルデヒドセンサ3は、上述したように、アセトアルデヒドを検出することが出来るセンサ(アセトアルデヒドと1:1で反応するセンサ)であり、アセトアルデヒドが存在するか否かと、その濃度の双方が検出できる様に構成されている。
ドライバーの体臭に含まれるアセトアルデヒドは、ドライバーの胸部、背中、臀部等から放散され、ドライバーの衣類を通して、ドライバーの周辺に滞留する。
このドライバーの周辺に滞留するアセトアルデヒドの存在及びその濃度を、図2に示すように、運転席9の、シートクッション91、シートバック92、ヘッドレスト93の少なくとも1箇所に設けたアセトアルデヒドセンサ3が検知するように構成されている。
ドライバーの着衣の量(厚み)、或いは着衣の種類によって、アセトアルデヒドが、衣類の外に透過し難い場合がある。その様な場合には、シートクッション91、シートバック92、ヘッドレスト93の複数個所にアセトアルデヒドセンサ3を設けるようにすれば、検出不良となることを防止出来る。
なお、図示はしないが、シートベルトにおけるドライバーの胸部に接触する位置に、アセトアルデヒドセンサ3を設けても良い。
上述したように、コントロールユニット4は、アセトアルデヒドセンサ3の出力信号電圧を、データベース43に記憶されている閾値と比較し(比較回路41)、閾値以上のアセトアルデヒド濃度であるか否かを決定し(判定回路42)、アセトアルデヒド濃度が閾値以上の場合には、自動車のエンジン2に制御信号を発生して、始動を妨げる様に構成されている。
解除スイッチ5は、上述したように、閾値以上のアセトアルデヒド濃度が検出されても、自動車のエンジン2の始動を可能とするための装置である。
例えば、同乗者は飲酒していてもドライバーは飲酒をしていない場合や、外傷を負った者の治療(消毒)にエチルアルコールを使用した場合等において、エチルアルコールが何らかの作用でアセトアルデヒドに変化し、自動車が発進出来なくなってしまう不都合を解消するために設けられている。詳細については、図5を参照して後述する。
図3は、第1実施形態における作用を示した制御フローチャートである。
図3のステップS1において、コントロールユニット4は、アセトアルデヒドセンサ3でアセトアルデヒドを検出したか否かを判断する。
アセトアルデヒドを検出したならば(ステップS1がYES)、ステップS2に進む。アセトアルデヒドを検出しない場合には(ステップS1がNO)、ステップS5でエンジンを作動可能な状態にせしめて、ステップS6まで進む。
ステップS2では、アセトアルデヒド濃度が所定値以上か否かを判断する。アセトアルデヒド濃度が所定濃度以上であれば(ステップS2がYES)ステップS3に進む。アセトアルデヒド濃度が所定濃度未満であれば(ステップS2がNO)、ステップS5でエンジン作動可能な状態にせしめてステップS6まで進む。
ステップS3では、コントロールユニット4はエンジンが作動しているか否かを判断する。エンジンが作動していれば(ステップS3がYES)、次のステップS4に進む。エンジンが作動していなければ(ステップS3がNO)、ステップS6まで進む。
ステップS4では、コントロールユニット4はエンジンを停止させる。
ステップS6では、制御を終了するか否かを判断する。制御を終了するのであれば(ステップS6がYES)、そのまま制御を終了する。
制御を続行するのであれば(ステップS6がNO)、ステップS1まで戻り、再びステップS1以降を繰り返す。
図1〜図3では、ドライバーの体臭におけるアセトアルデヒド濃度が閾値を越えた場合には、コントロールユニット4からの制御信号により、作動中の自動車のエンジン2を停止し、或いは、停止中のエンジン2の始動を妨げるように構成されている。
エンジン2を停止し、或いは始動を妨げる具体的な手法としては、例えば、
図示しないガバナ等を制御してエンジン2への燃料供給を遮断する、
図示しない点火系への電流供給を遮断する、
図示しないスタータモータへの電流供給を遮断する、
図示しないトランスミッションがニュートラル(N)位置やパーキング位置(P)以外に入らない様に構成する、
図示しないサイドブレーキが解除されない様に構成する、或いは、
図示しないイグニッションキーが回動しないように構成する、
等が適用可能である。
アセトアルデヒドを検出した場合でも、エンジン2が作動していなければ、上述した「エンジン作動か?」(ステップS3)の制御を行う必要は無い。或いは、エンジンが作動しているか否かの判定に代えて、車速がゼロであるか否かを判定しても良い。
「アセトアルデヒド濃度が所定濃度(閾値)以上であるか否か?」を判定するステップS2では、例えば図4で示す様に、経時的に変化するアセトアルデヒド濃度(線Lγ)の瞬間値(ピーク値)が閾値Lsを超えた場合には、「YES」と判定する。
危険防止の観点から、血中アルコール濃度が閾値を越えた可能性がある場合に、漏れなく、上述した「エンジン停止」(ステップS4)の制御を行うためである。
図5を参照して、上述した解除スイッチ5について説明する。
上述した様に、例えば、同乗者は飲酒していてもドライバーは飲酒をしていない場合や、外傷を負った者の治療(消毒)にエチルアルコールを使用し、そのエチルアルコールが何らかの作用によってアセトアルデヒドに変化した場合等において、自動車が発進出来なくなってしまう不都合を解消するために、解除スイッチ5は設けられている。
解除スイッチ5を作動させると、アセトアルデヒドセンサ3が所定濃度以上のアセトアルデヒドを検知しても、図3で示すステップS4における「エンジン停止」の制御が為されなくなる。
図5は、解除スイッチ5による制御フローチャートを示す。図5において、ステップS11では、コントロールユニット4は解除スイッチがONであるか否かを判断する。解除スイッチがONであれば(ステップS11がYES)、ステップS12に進む。一方、解除スイッチがONでなければ(ステップS11がNO)、ステップS11のループを繰り返す。
ステップS12では、解除スイッチ5をONにした日時をデータベース43に記憶し、更に、図3のステップS4の処理を解除して(ステップS13)、制御を終了する。
解除スイッチ5をONにした日時をデータベース43に記憶することによって、解除スイッチ5をONにした状態で事故が発生した場合に、解除スイッチ5が異常作動したのではない旨を明らかにすることが出来る。換言すれば、酩酊状態の者が故意に解除スイッチ5を作動させてしまった場合に、その旨を記録しておくことにより、その者が事故を起こした場合に、「解除スイッチが勝手に作動してしまった」と抗弁することを事前に防止することが出来る。
解除スイッチ5は、運転席から離隔した箇所に設けられていることが好ましい。すなわち、解除スイッチ5は、ドライバーが操作し難い箇所に配置されていることが好ましい。例えば、後部シートの下側や、トランクの内部に設置することが好適である。
図5において、ステップS4(図3)の処理を解除して、自動車を発進可能にせしめた後、一定条件を満たした場合には、図5のステップS13の処理を解除して図3のステップS4の処理を有効ならしめるのが好ましい。すなわち、図3及び図5の制御が繰り返されるのである。
図3及び図5の制御を繰り返すことにより、酩酊状態にある者が故意に解除スイッチ5を操作しても、一定時間を経過するとエンジンが停止するので、酩酊状態のドライバーが長時間の運転を行うという事態が防止される。
上述の一定条件(図3のステップS4の処理が再び有効となる条件)としては、例えば、「所定の時間が経過する」という条件や、「エンジンが停止した(切れた)」という条件が考えられる。
次に、図6〜図8、図9を参照して第2実施形態を説明する。
図1〜図5の第1実施形態は、アセトアルデヒドと1:1で反応するセンサ(例えば薄膜センサ3)を用いている。これに対して、第2実施形態では、アセトアルデヒドと1:1では反応せず、複数の物質と反応するセンサを複数種類組み合わせ、係る複数種類のセンサ出力でレーダーチャート状のパターンを作成し、係るパターンの類非によりアセトアルデヒドの有無を判定する。
図6〜図8では、複数のセンサ(例えば4種類のセンサA、B、C、D)の出力を組み合せて作成したレーダーチャート状のパターンを示している。4種類のセンサA〜Dの出力は、それぞれ、図6〜図8の軸A〜軸Dにプロットされている。ここで、4種類のセンサA〜Dは、アセトアルデヒドに反応はするが、アセトアルデヒドと1:1で反応するものではない。
4種類のセンサ(A〜D)の各々の出力を図6〜図8の軸A〜軸Dにプロットし、そのプロットを結んで得られるパターンを用いて、アセトアルデヒドが存在するか否かを判定する。
図6は、アセトアルデヒドを検知した場合において、4種類のセンサの出力を図6〜図8の軸A〜軸Dにプロットし、そのプロットを結んで得た図形パターンを示している(アセトアルデヒドの出力パターン)。
図7は、未知の物質に対する4種類のセンサ(A〜D)の検出信号出力を図6〜図8の軸A〜軸Dにプロットし、そのプロットを結んで得た図形パターンを破線で示している。それと共に、アセトアルデヒドの図形パターンを実線で示している。
2つの図形パターンは全く相違しているので、パターン認識の結果、当該未知の物質はアセトアルデヒドではないと判断できる。
図8は、図7と同様に、未知の物質のセンサ出力パターン(種類のセンサA〜Dの検出信号出力を図6〜図8の軸A〜軸Dにプロットし、そのプロットを結んで得た図形パターン)を破線で示し、アセトアルデヒドのセンサ出力パターンを実線で示した図である。
波線の図形パターンと実線の図形パターンとは概略一致しているので、当該未知の物質はアセトアルデヒドと判断できる。
図9に基づいて、第2実施形態の構成を説明する。
図9において、第2実施形態の飲酒運転防止装置101は、図示しない車両に設けられている。そして、飲酒運転防止装置101は、図示しない車両に搭載されたエンジン2と、ドライバーの体臭中のアセトアルデヒド濃度を検出するための異なった種類のアセトアルデヒドセンサ(物質判定センサ)A〜Dと、コントロールユニット40と、解除スイッチ5とを有している。
コントロールユニット40は、アセトアルデヒドセンサA〜Dからの検出信号によって、ドライバーが「飲酒」又は「酒気帯び」に相当する状態であるか否かを判断する様に構成されている。そして解除スイッチ5は、例えば助手席の者が飲酒している際に、コントロールユニット40が「飲酒又は酒気帯びである」と誤判断して、運転操作を禁止しようとした場合に、運転走査を可能ならしめる様に(運転操作の禁止命令を解除する様に)構成されている。
コントロールユニット40は、物質判定ブロック44と、濃度判定ブロック45と比較ブロック46とデータベース43とを有している。
物質判定ブロック44は、パターン作成ブロック441とパターン比較ブロック442と判定ブロック443とで構成されている。
パターン作成ブロック441は、前記4種類のセンサ(A〜D)から情報を受信して受信した物質のパターンを作成する。パターン比較ブロック442は、データベース43に記憶されたアセトアルデヒドのパターンと、検出した物質のパターンとを、例えば従来公知のパターン認識の手法に基づいて比較する。そして比較結果を送られた判定ブロック443では、検出した物質がアセトアルデヒドか否かを判断する。
濃度判定ブロック45では、前記物質判定ブロック44で判定された物質がアセトアルデヒドの場合、その濃度(アセトアルデヒド濃度)を決定する。
比較ブロック46は、データベース43に記憶されたアセトアルデヒド濃度の閾値と濃度判定ブロック45で決定されたアセトアルデヒド濃度とを比較する。そして、濃度判定ブロック45で決定されたアセトアルデヒド濃度(アセトアルデヒド濃度の検出値)が閾値より大きな場合は、運転操作を禁止する制御を行う。運転操作を禁止する制御の具体例については、第1実施形態で説明したのと同様である。
第2実施形態では複数のセンサA〜Dを組み合わせ、センサ出力から得られる図形パターン(図6〜図8参照)によりアセトアルデヒドを検出しているので、第1実施形態とは異なり、アセトアルデヒド濃度を直接計測することは困難である。そのため、センサ出力からアセトアルデヒドの有無を判定する物質判定ブロック44に加えて、アセトアルデヒド濃度を決定する濃度決定ブロック45を設けている。
濃度決定ブロック45では、公知の技術を適用して、アセトアルデヒド濃度を決定する。
次に、図10、図11を参照して第3実施形態を説明する。
図10、図11の第3実施形態では、解除スイッチ5が作動されていない場合には第1実施形態及び/又は第2実施形態と同様であるが、解除スイッチ5が作動した場合について、第1実施形態及び/又は第2実施形態とは異なっている。
第3実施形態においては、所定濃度以上のアセトアルデヒドを検知したが、解除スイッチ5が作動しており、自動車が走行している(車速≠0)場合には、「飲酒運転が為されている」旨の表示をすると共に、「飲酒運転が為されている」旨を、警察署(所轄機関)に対して、無線LAN等を用いて連絡する様に構成されている。
図10において、第3実施形態の飲酒運転防止装置102は、エンジン2を備えた自動車1に、第1実施形態と同様のアセトアルデヒドセンサ3とコントロールユニット4と解除スイッチ5とを備え、飲酒運転信号発生手段6と表示手段7とを備えている。飲酒運転信号発生手段6は、発信用アンテナ61を有している。
図11に基づいて、第3実施形態の制御方法について説明する。
ステップS21では、コントロールユニット4は、アセトアルデヒドセンサ3によりアセトアルデヒドが検出されたか否かを判断する。
アセトアルデヒドを検出したならば(ステップS21がYES)ステップS22に進む。アセトアルデヒドを検出しなければ(ステップS21がNO)、ステップS24でエンジンを作動可能ならしめて、ステップS29まで進む。
ステップS22では、アセトアルデヒド濃度が所定値以上か否かを判断して、所定濃度以上であれば(ステップS22がYES)ステップS23に進む。アセトアルデヒド濃度が所定濃度未満であれば(ステップS22がNO)、ステップS24でエンジンを作動可能ならしめてステップS29まで進む。
ステップS23では、コントロールユニット4は解除スイッチ5がONか否かを判断する。解除スイッチ5がONであれば(ステップS23がYES)ステップS25に進み、解除スイッチ5がONでなければ(ステップS23がNO)、ステップS27に進む。
ステップS25では、コントロールユニット4は車速が0でないか否か、すなわち自動車1が走行しているか否かを判断している。
車速が0でなければ(ステップS25がYES)、ステップS26で表示手段6を作動させ、飲酒信号発生手段6から飲酒信号を発信した後、ステップS29に進む。
一方、車速が0であれば(ステップS25がNO)、自動車1は走行しておらず、危険性は少ないと判断して、表示手段6を作動させること無く、そのままステップS29に進む。
ステップS27では、コントロールユニット4は車速が0でないか否か、すなわち自動車1が走行しているか否かを判断している。
車速が0でなければ(ステップS27がYES)、ステップS28でエンジン2を停止する制御を行い、ステップS29に進む。一方、車速が0であれば(ステップS27がNO)、そのままステップS29に進む。
ステップS29では、コントロールユニット4は、制御を終了するか否かを判断する。
制御を続けるのであれば(ステップS29がNO)、ステップS21まで戻り、再びステップS21以降を繰り返す。
図10、図11の第3実施形態によれば、上述した様に構成することによって、酩酊状態のドライバーが解除スイッチ5を操作して、自動車1を運転してしまった場合に、積極的に対処することが出来る。
すなわち、酩酊状態のドライバーが解除スイッチ5を操作して、自動車1を走行させてしまった場合には、コントロールユニット4から飲酒運転信号発信手段6に、飲酒運転である旨が出力され、自動車1の後部に取り付けられた表示手段7には飲酒運転中である旨の表示がなされる。そのため、当該自動車1の近傍を走行しているその他の自動車は、当該自動車1が飲酒運転中であることを認識することが出来るので、事故等に巻き込まれてしまうことを防止できる。
一方、飲酒運転信号発信手段6のアンテナ61から、最寄りの警察署8に飲酒運転である旨の信号が発信される。その結果、当該信号を受信した警察署は、当該自動車1に警察官を派遣して、走行停止を命じることが出来る。その結果、飲酒運転により当該自動車1が悲惨な事故を惹起してしまうことを、積極的に防止することが出来ると共に、飲酒者に対して飲酒運転を抑制することが出来る。
なお、同乗者は飲酒していてもドライバーは飲酒をしていない場合や、外傷を負った者の治療(消毒)にエチルアルコールを使用した場合で、そのメチルアルコールが何らかの作用によってアセトアルデヒドに変化した等、解除スイッチ5を操作することが適正な場合においても、警察8に連絡されてしまう。しかし、係る場合において、仮に警察官に停車を命じられて職務質問をされたとしても、警察官の質問に対してドライバーが事情を正確に説明すれば、ドライバーに不利益は生じない。
次に、図12、図13を参照して第4実施形態を説明する。
図10、図11の第4実施形態は、図1〜図5の第1実施形態に対して、アルコールセンサ3Aを追加装備した実施形態である。
第4実施形態は、アルコールセンサ3Aを追加装備することにより、ドライバーの呼気中に含まれるエチルアルコール濃度をアルコールセンサ3Aによって検知し、このアルコール濃度と、第1実施形態における体臭に含まれるアセトアルデヒド濃度の何れか一方が所定濃度以上となった場合に、自動車のエンジンを強制的に停止させるように構成されている。
アルコールセンサ3Aは、図示しないドライバーシートに着座した者の呼気が衝突する部位に設置される。その様な位置としては、例えば、図示しないステアリングホイールの中央部(パッド部)や、図示しないインストルメントパネルがある。
また、図示しないルームミラーの反射面の反対側(裏側)や、ドライバーシート真上の図示しない天井部分にアルコールセンサ3Aを設けても、呼気に含まれるアルコールを検出可能である。
いわゆる「オープンカー」の場合には、シートベルト真上の天井自体が存在せず、呼気が大気中に拡散してしまう可能性が高い。この様な場合には、例えば、図示しないドライバーのシートベルトや、運転席にアルコールセンサ3Aを設けても良い。
図13は、第4実施形態における作用を示した制御フローチャートである。
図13のステップS31において、コントロールユニット4は、アセトアルデヒドセンサ3でアセトアルデヒドを、或いは、アルコールセンサ3Aでアルコールを検出したか否かを判断する。
アセトアルデヒドとアルコールの何れか一方でも検出したなら(ステップS31がYES)、ステップS32に進み、検出しなければ(ステップS31がNO)、ステップS35でエンジンを稼働ならしめてステップS36まで進む。
ステップS32では、アルコール濃度か、アセトアルデヒド濃度の何れか一方が所定値以上か否かを判断して、何れか一方が所定濃度以上であれば(ステップS32がYES)ステップS33に進み、所定濃度未満であれば(ステップS32がNO)、ステップS35でエンジンを作動ならしめてステップS6まで進む。
ステップS33では、コントロールユニット4はエンジンが作動しているか否かを判断する。エンジンが作動していれば(ステップS33がYES)次のステップS34に進み、作動していなければ(ステップS33がNO)、ステップS36まで進む。
ステップS34ではコントロールユニット4はエンジンを停止させ、ステップS36では制御を終了するか否かを判断する。
制御を続行する場合には(ステップS36がNO)、ステップS31まで戻り、再びステップS1以降を繰り返す。
図12、図13の第4実施形態では、アセトアルデヒドセンサ3と、アルコールセンサ3Aとを併用しているため、アセトアルデヒドセンサ3と、アルコールセンサ3Aの何れか一方が故障しても、ドライバーの飲酒を確実に検知し、エンジンの作動を不可能とするため、飲酒運転を確実に防止できる。
さらに、飲酒をしたにも拘らず、それが検出されないという誤動作を防止して、飲酒運転を確実に防止することが出来る。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
上述の例では、アセトアルデヒド及びその濃度を検出しているが、飲酒した者の体臭に包含されるその他の物質であって、飲酒したことを示す様な物質を検出するように構成しても良い。
また、図示の実施形態では、ドライバーシートに着座した者の体臭中のアセトアルデヒド濃度をドライバーシートで検出しているが、ドライバーのステアリングホイールを握る掌の汗中のアセトアルデヒド濃度を検出して、上述した制御を実行することも可能である。
本発明の第1実施形態の全体構成を示したブロック図。 第1実施形態における運転席回りのセンサ配置図。 第1実施形態の制御を示すフローチャート。 アセトアルデヒド濃度の時間変化を示した特性図。 第1実施形態において解除スイッチを操作したときの制御を示したフローチャート。 第2実施形態において、4つのセンサによってアセトアルデヒドを検出した場合のパターンを表示した特性図。 4つのセンサによってアセトアルデヒド以外の未知の物質を検出した場合のパターンを示す特性図。 未知の物質がアセトアルデヒドである場合の、検出したパターンを示す特性図。 第2実施形態のブロック図。 本発明の第3実施形態のブロック図。 第3実施形態の制御を示すフローチャート。 本発明の第4実施形態のブロック図。 第4実施形態の制御を示すフローチャート。
符号の説明
1・・・自動車
2・・・エンジン
3・・・アセトアルデヒドセンサ
4、40・・・制御手段/コントロールユニット
5・・・解除スイッチ
6・・・飲酒運転信号発信手段
7・・・表示手段
41・・・比較回路
42・・・判定回路
43・・・データベース
44・・・物質判定ブロック
45・・・濃度判定ブロック
46・・・比較ブロック
100、101、102・・・飲酒運転防止装置
441・・・パターン作成ブロック
442・・・パターン比較ブロック
443・・・判定ブロック

Claims (5)

  1. 自動車の運転席に配置されたセンサと、制御手段とを有し、前記センサは運転席に座着した者の体臭から飲酒した旨を示す指示物質の有無及び濃度を検出する様に構成されており、前記制御手段は、前記センサの検出結果と閾値とを比較して、指示物質濃度が閾値以上である場合には自動車を発進不能とする制御を行う様に構成されていることを特徴とする飲酒運転防止装置。
  2. 自動車の運転席に配置された複数のセンサと、制御手段とを有し、該制御手段は、前記複数のセンサの検出結果からパターンを作成する手段と、得られたパターンを指示物質から得られたパターンと比較して体臭中に指示物質が包含されているか否かを判定する手段と、当該指示物質濃度を決定する手段とを備え、決定された指示物質濃度が閾値以上である場合には自動車を発進不能とする制御を行う様に構成されていることを特徴とする飲酒運転防止装置。
  3. 指示物質濃度が閾値以上であっても自動車を発進可能とする操作手段を有しており、前記制御手段は、前記操作手段が作動した場合には、自動車を発進不能とする制御を行わない様に構成されている請求項1、2の何れかの飲酒運転防止装置。
  4. 前記操作手段を作動させて自動車を発進させた場合に、運転者の体臭中の前記指示物質濃度が閾値以上である旨を表示する表示手段を有する請求項3の飲酒運転防止装置。
  5. 前記操作手段を作動させて自動車を発進させた場合に、運転者の体臭中の前記指示物質濃度が閾値以上である旨の無線信号を車両外部へ発信する様に構成されている請求項3、4の何れかの飲酒運転防止装置。
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