JP2008296711A - 飲酒運転防止支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より安全な運転を実現することが可能な飲酒運転防止支援装置を提供すること。
【解決手段】運転者の飲酒状態を示す飲酒状態値を測定する飲酒状態値測定手段(10)を備え、飲酒状態値測定手段により出力された飲酒状態値が飲酒基準値以上である場合に、飲酒運転を抑制するための所定動作を行なう、飲酒運転防止支援装置(1)であって、運転支援を行なう運転支援手段(50)を備え、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値未満である場合において、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上であるときには、運転支援手段の作動を促進することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転者がアルコール検査を行なった結果に基づいて走行制限や警告を行なう飲酒運転防止支援装置に関する。
近年、安全運転の観点から、種々の運転支援制御を行なう制御装置(以下、運転支援装置と称する)が開発、研究され、実用化されている。運転支援装置には、車線から逸脱せずに走行できるように自動操舵制御を行なうものや、先行車両との車間距離を一定に保つように駆動・制動制御を行なうもの、一定の車速を維持して走行するように駆動・制動制御を行なうもの、車両の前方に存在する障害物を検出して注意喚起を行なうもの、車外環境等に応じてブレーキペダルの踏み込み量に対する実際のブレーキトルクの比率を任意に調節するもの等が挙げられる。
こうした運転支援装置は、運転者のスイッチ操作等に基づき作動を開始するのが通常であるが、交通安全の実現という観点から、例えば、車両の始動時等のタイミングで自動的に作動させてもよい性質のものである。また、作動の程度を何らかのタイミングで自動的に促進すること(例えば、自動操舵制御における、車線中央線からの乖離に対する操舵力出力の感応度を高く変更すること等)も検討に値する。
一方、安全運転の観点から、例えば運転者の呼気や唾液、血液等に含まれるアルコールを検出するための検査機器を運転席付近に配設し、当該機器を用いたアルコール検査により運転者が酒気帯び状態や飲酒状態でないことが確認された場合にのみ車両の走行を許可するような装置について研究が進められている。
こうした装置の一例として、アルコール検出装置の出力信号が、予め設定された判定時間以上継続して判定レベルを超えた場合に、イグニッションキーをロックすることによりエンジン始動を禁止する装置についての発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−82411号公報
運転支援装置を自動的に作動させたり、作動を促進するタイミングとしては、前述の如く車両の始動時等が考えられるが、運転者によっては運転支援装置の作動又は作動促進を不要と感じる場合もあり得る。
また、上記特許文献1に記載の装置の如きアルコール検出装置を備え、アルコール検査により運転者が酒気帯び状態や飲酒状態でないことが確認されたタイミングで運転支援装置を自動的に作動させたり、作動を促進することも考えられるが、このようなタイミングであっても、運転者が運転支援を煩わしく感じる場合がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、より適切に運転支援装置の作動制御を行なうことが可能な飲酒運転防止支援装置を提供することを、主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、運転者の飲酒状態を示す飲酒状態値を測定する飲酒状態値測定手段を備え、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値以上である場合に、飲酒運転を抑制するための所定動作を行なう、飲酒運転防止支援装置であって、運転支援を行なう運転支援手段を備え、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値未満である場合において、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上であるときには、前記運転支援手段の作動を促進することを特徴とするものである。
この本発明の第1の態様によれば、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上であるときには、運転者の運転負担を軽減可能な運転支援手段の作動を促進するため、より安全な運転を実現することができる。
本発明の第2の態様は、運転者の飲酒状態を示す飲酒状態値を測定する飲酒状態値測定手段を備え、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値以上である場合に、飲酒運転を抑制するための所定動作を行なう、飲酒運転防止支援装置であって、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値未満である場合において、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上であるときには、以降に用いられる飲酒基準値を低下させることを特徴とするものである。
この本発明の第2の態様によれば、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、頻繁に飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上となるような運転者に対しては、飲酒状態の判定基準をより厳しく設定して、飲酒運転を抑制するための所定動作をより積極的に行なうため、安全運転に寄与することができる。
本発明の第3の態様は、運転者の飲酒状態を示す飲酒状態値を測定する飲酒状態値測定手段を備え、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値以上である場合に、飲酒運転を抑制するための所定動作を行なう、飲酒運転防止支援装置であって、運転支援を行なう運転支援手段を備え、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値未満である場合において、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上であるときには、運転支援手段の作動を促進すると共に、以降に用いられる飲酒基準値を低下させることを特徴とするものである。
これらにおいて、「飲酒状態値が、飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上であること」を、「飲酒状態値が値ゼロでないこと」と置換してもよい。
また、「運転支援手段の作動を促進する」とは、運転支援手段が非作動状態であるときにこれを作動状態にする、作動閾値を作動し易い方に変更する等が考えられる。
本発明の第1又は第3の態様において、運転支援手段の作動を促進する際には、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上となった回数に基づいて運転支援手段の作動を促進するものとしてもよい。
本発明の第2又は第3の態様において、飲酒基準値を低下させる際には、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上となった回数に基づいて飲酒基準値を低下させるものとしてもよい。
また、本発明の第1ないし第3の態様において、車両挙動を検出する車両挙動検出手段を備え、飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が前記飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上である条件が、車両挙動検出手段により検出された車両挙動が所定の不安定な車両挙動に該当する条件であるものとしてもよい(条件の置換)。この場合、運転支援手段の作動を促進する際には、車両挙動検出手段により検出された車両挙動が所定の不安定な車両挙動に該当した回数に基づいて、運転支援手段の作動を促進するものとしてもよいし、飲酒基準値を低下させる際には、車両挙動検出手段により検出された車両挙動が所定の不安定な車両挙動に該当した回数に基づいて、飲酒基準値を低下させるものとしてもよい。
本発明によれば、より適切に運転支援装置の作動制御を行なうことが可能な飲酒運転防止支援装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
<第1実施例>
以下、本発明の第1実施例に係る飲酒運転防止支援装置1について説明する。
[構成]
図1は、飲酒運転防止支援装置1(及び後述する飲酒運転防止支援装置3)の全体構成の一例を示す図である。飲酒運転防止支援装置1は、主要な構成として、アルコール検査装置10と、HMI(Human Machine Interface)20と、イグニッションスイッチ30と、エンジンコントロールコンピューター40と、運転支援装置50と、飲酒運転防止支援装置用ECU(Electronic Control Unit)60と、を備える。なお、図中の矢印は、CAN(Controller Area Network)やBEAN、AVC−LAN、FlexRay等の適切な通信プロトコルを用いて行なわれる車両内の主要な情報通信の流れを示す。
アルコール検査装置10は、例えば、呼気吹き込み口12と、検査用センサー14と、を備える。
呼気吹き込み口12は、運転席付近に配設される。より具体的には、運転席が車両の右側に在る国産車においては、例えばインストルメントパネルにおけるステアリングコラムの右方部分など、運転席に着座しなければ検査を受けることが困難となる箇所に配設されることが望ましい。これにより、運転者が検査を受けたことの確からしさを高いものにすることができる。呼気吹き込み口12に吹き込まれた運転者の呼気は、専用の流路により検査用センサー14に供給される。
検査用センサー14は、例えば、実際に人間の呼気が吹き込まれたことを確認するための圧力センサーや湿度センサー、及び呼気中のアルコール濃度を測定するアルコールガスセンサーを含む。検査用センサー14の出力値は、アナログ/デジタル変換器等を介して飲酒運転防止支援装置用ECU60に送信される。
HMI20は、例えば、タッチパネルとして構成された表示装置や音声入出力のためのスピーカー、ブザー等を含む。表示装置については、車載ナビゲーション装置との共用に係るものであってもよい。HMI20になされた入力内容は、飲酒運転防止支援装置用ECU60に出力され、HMI20の出力内容は、飲酒運転防止支援装置用ECU60により決定される。
イグニッションスイッチ30は、運転者の車両始動操作に応じて、車両始動要求信号としてのイグニッションオン信号や、車両システム起動信号としてのACCオン信号を、飲酒運転防止支援装置用ECU60に出力する。
エンジンコントロールコンピューター40は、例えば、CPUを中心としてROMやRAM等がバスを介して相互に接続されたコンピューターユニットであり、その他、半導体メモリ、HDD(Hard Disc Drive)、DVD(Digital Versatile Disk)や、I/Oポート、タイマー、カウンター等を備える。ROMには、CPUが実行するプログラムやデータが格納されている。エンジンコントロールコンピューター40は、スロットルモータやイグナイター、スタータモータ、変速機等の制御を一元的に行なっている。エンジンコントロールコンピューター40は、イグニッションスイッチ30から出力されるイグニッションオン信号が飲酒運転防止支援装置用ECU60を介して入力されたときに、スタータモータを駆動してエンジンを始動する。
運転支援装置50は、例えば、(1)車線維持制御装置、(2)車間距離制御装置(定速走行制御や車速制限制御を含む)、(3)障害物検知警報装置、(4)ブレーキアシスト制御装置等のうちいずれかが用いられる。なお、これらのうち複数が組み合わされて用いられてもよいし、他の装置が用いられてもよい。以下、これらについて説明する。
(1)車線維持制御装置は、例えば、自車両と走行車線(道路区画線)との位置関係を認識するための前方カメラ及び画像認識装置、電動パワーステアリング装置、制御装置等からなる。画像認識装置は、前方カメラの撮像画像における特徴点(輝度変化が閾値以上の点)を抽出し、直線状又は曲線状に並んだ特徴点を道路区画線と認識する。制御装置は、道路区画線で区画される領域を走行車線と認識し、自車両と走行車線との位置関係(オフセット;走行車線幅方向の車両の変位、及び傾き角;車両の進行方向が走行車線の延在方向に対してなす角度)を把握して以下の如き制御を行なう。
車線維持制御装置の具体的な制御内容としては、例えば、自車両の走行車線からの逸脱が予想される場合にスピーカー等により警報を行なうと共に小さい補助操舵力を短時間出力することでドライバーの注意を喚起する車線逸脱警報制御(LDW;レーンデパーチャワーニング)や、小さい補助操舵力を連続的に出力することで走行車線中央付近を走行しやすいようにドライバーのステアリング操作を支援する車線維持支援制御(LKA;レーンキーピングアシスト)が挙げられる。図2は、これらの制御が行なわれる様子を示す図である。係る制御により、運転者のステアリング操作負担等を軽減することができ、安全運転に寄与することができる。
(2)車間距離制御装置は、例えば、先行車両(自車両と同一の走行車線を自車両と同方向に走行している車両のうち、直前の車両をいう)との車間距離を検出するためのレーダー装置やステレオカメラ装置等、駆動力出力装置、ブレーキ装置、制御装置等からなる。
車間距離制御装置の具体的な制御内容としては、先行車両との車間距離が、運転者等により予め設定された目標車間距離に等しくなるように制動力や駆動力を自動的に出力する車間距離制御、車速が運転者等により予め設定された目標車速に等しくなるように制動力や駆動力を自動的に出力する定速走行制御が挙げられる。係る制御により、運転者のアクセルペダル操作負担やブレーキペダル操作負担等を軽減することができ、安全運転に寄与することができる。制動力や駆動力を自動的に出力する際には、スロットルバルブ開度や変速段の制御、電子制御ブレーキ装置からの自動的な制動力出力等が行なわれる。
また、この応用例として、道路種別に応じた車速制限制御(車速維持制御)を行なってもよい。すなわち、ナビゲーション装置が有する情報を参照し、自車両が高速道路を走行していることが判明している場合は、高速道路の最低時速と法定時速の間(例えば、50[km/h]〜70[km/h]など)の車速を維持して走行できるように、スロットルバルブ開度や変速段を制御する。また、一般道路を走行していることが判明している場合は、上記よりも低い車速(例えば、30[km/h]〜50[km/h]など)を維持して走行できるように、スロットルバルブ開度や変速段を制御する。なお、道路種別に拘わらず一律に設定した車速範囲に制限する制御を行なってもよく、車速の下限は設定せずに単に車速上限を設定して、これを車速が超えないようにスロットルバルブ開度や変速段を制御してもよい。
(3)障害物検知警報装置は、例えば、車両の前方に存在する障害物を検出するためのレーダー装置(クリアランスソナー等を含む)や、スピーカー、ブザー、バイブレーター等の注意喚起用機器、制御装置等からなる。障害物検知警報装置の具体的な制御内容は、例えば、障害物との距離や車速に基づいて、当該検出した障害物との衝突危険性を導出し、衝突危険性が所定値以上である場合にスピーカー等による警告を行なう。また、シートベルト自動巻取り制御やプリクラッシュエアバッグの展開等、いわゆるプリクラッシュ制御が組み合わされてもよい。係る制御により、運転者の車外への注意負担を軽減することができ、安全運転に寄与することができる。
(4)ブレーキアシスト制御装置は、例えば電子制御ブレーキ装置であり、外部から入力される指示信号に従って、ブレーキペダルの踏み込み量(踏み込み力)に対して、各輪に実際に出力されるブレーキトルクの比率を任意に調節する。すなわち、通常時には、ブレーキペダルの操作により発生するマスターシリンダー圧に一定の比率を乗じたブレーキトルクが各車輪に出力されるように、ブレーキアクチュエーター内の制御バルブを制御するのであるが、何らかの指示信号が入力されると、ブレーキペダルが比較的弱い力で踏み込まれたときでも大きいブレーキトルクが各車輪に出力されるように制御バルブの制御量を変更する。係る制御により、緊急時に運転者が弱い力でしかブレーキペダルを踏みこまなかった場合であっても、十分なブレーキトルクが各車輪に出力されることとなり、安全運転に寄与することができる。
飲酒運転防止支援装置用ECU60は、例えば、エンジンコントロールコンピューター40と同様のハードウエア構成を有するコンピューターユニットである。以下、飲酒運転防止支援装置用ECU60の基本的制御、運転支援装置50の作動制御の順に説明する。
[基本的制御]
飲酒運転防止支援装置用ECU60は、例えば、ACCオン信号がイグニッションスイッチ30から入力されたとき等、車両システムの起動時において、呼気吹き込み口14に呼気を吹き込んでアルコール検査を受けるように、HMI20を用いて運転者に促す。そして、検査用センサー14により検出された呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満である場合には、イグニッションスイッチ30からイグニッションオン信号が入力されるとこれを通過させてエンジンコントロールコンピューター40に出力する状態(以下、走行許可状態と称する)となる。一方、検査用センサー14により検出された呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値以上である(運転者が飲酒状態である)場合には、イグニッションスイッチ30からイグニッションオン信号が入力されてもエンジンコントロールコンピューター40には出力しない状態(以下、走行禁止状態と称する)となる。同時に、HMI20を用いて警報の出力等を行ない、車両の走行を許可しない旨を運転者に報知してもよい。なお、運転者がアルコール検査を受ける前の初期状態は走行禁止状態となっている。飲酒基準値は、例えば、道路交通法で定められている飲酒運転や酒気帯び運転の基準値に準じた値とするのが適切である。
また、アルコール検査を受けるように促すのは、車両システム起動時に限らず、何らかの手段(着座センサー、シートベルトバックルスイッチ、車室内カメラ等が考えられる)により運転者の交代が検出されたときにも行なわれてよい。
係る制御により、運転者は、自らアルコール検査を受けて飲酒状態でないことを証明しなければ、エンジンを始動することができず、走行が禁止されることとなる。この結果、飲酒運転を適切に防止することができる。
[運転支援装置50の作動制御]
また、本実施例の飲酒運転防止支援装置用ECU60は、検査用センサー14により検出された呼気中のアルコール濃度検出値が飲酒基準値未満であることの確認を得たタイミングで、運転支援装置50の作動制御を行なう。
ところで、前述した如く、運転支援装置50は、運転者の運転負荷を軽減することが可能であり、積極的に使用されることが好ましいものであるが、仮に、検査用センサー14により検出された呼気中のアルコール濃度検出値が飲酒基準値未満である確認を得た度に運転支援装置50を自動的に作動させるような制御を行なうと、運転者が当該自動作動を不要であると感じる場合があり得る。
そこで、本実施例では、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であっても、飲酒基準値よりも小さい所定値以上である場合には、運転支援装置50の作動を促進して運転者の運転負担を軽減することとした。呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であり且つ飲酒基準値よりも小さい所定値以上である場合、すなわち運転の前に食した物に微量のアルコールが使用されていたことにより呼気中にごく微量のアルコールが含まれる場合や、衣服等にこぼれたアルコールが蒸発したこと等により検査用センサー14が呼気に混入したアルコールを検出した場合には、運転者の体質や体調次第ではあるが、本来備わっている運転支援を望む可能性が高いと考えられるからである。
ここで、所定値は、例えば値ゼロ近傍の小さい値である。なお、「呼気中のアルコール濃度が値ゼロでない場合には」と置換してもよいが、検査用センサー14の測定誤差や呼気に自然に含まれるアルコール濃度等を考慮すると、小さい所定値を設定して呼気中のアルコール濃度と比較する方が現実的である(後述する第2、第3実施例においても同じ)。
こうすることにより、運転者が運転支援を望む可能性が高いと考えられる場合に、運転者の運転負担を軽減可能な運転支援装置50の作動を促進し、安全運転に寄与することができる。
なお、「作動を促進」するとは、非作動の状態であるときに自動的に作動させることのみならず、作動に関する閾値等を変更して作動程度を大きくすることを含んでもよい。例えば、(1)車線維持制御装置においては、補助操舵力が出力される基準となる走行車線中央部からの基準乖離を小さく変更したり、補助制動力自体を大きく変更したりすることが考えられる。(2)車間距離制御装置においては、目標車間距離を大きく変更したり、目標車速を低く変更したりすることが考えられる。また、車速制限制御を行なう場合において、車速上限や車速範囲を低く変更するものとしてもよい。(3)障害物検知警報装置においては、警報出力の基準となる障害物との距離を大きく変更したり、警報出力の基準となる車速を小さく変更したりすることが考えられる。なお、衝突危険性が高く導出されるように導出式ないし関数、マップ等を変更するものであってもよい。(4)ブレーキアシスト制御装置においては、ブレーキトルクとマスターシリンダー圧との比率をより大きく変更することが考えられる。
図3は、本実施例の飲酒運転防止支援装置用ECU60が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、車両システムの起動時や運転者の交代を検知したとき等に開始される。
まず、飲酒運転防止支援装置用ECU60は、自己の状態を走行禁止状態とする(S100)。そして、HMI20を用いてアルコール検査を受けるように運転者に促す(S105)。
その後、吹き込み口12に運転者の呼気が吹き込まれ、検査用センサー14から呼気中のアルコール濃度が入力されると、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値以上であるか否かを判定する(S110)。呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値以上である場合は、その後も走行禁止状態を継続する(S115)。従って、運転者は再度アルコール検査を受けて飲酒状態でないことを自ら証明しなければ、車両を運転することができない。
一方、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満である場合は、飲酒運転防止支援装置用ECU60は、自己の状態を走行許可状態とする(S120)。そして、検査用センサー14から入力された呼気中のアルコール濃度が所定値以上であるか否かを判定する(S125)。
呼気中のアルコール濃度が所定値未満である場合は、何も処理を行なわずに本フローの1ルーチンを終了する。なお、自己の意思で運転支援装置50を作動させて、自発的に運転負担が軽減されるようにしてもよいのは勿論である。
呼気中のアルコール濃度が所定値以上である場合は、前述の如く運転支援装置50の作動を促進する(S130)。これにより、運転者の運転負担が軽減されることとなり、より安全な運転を実現することができる。
本実施例の飲酒運転防止支援装置1によれば、運転者が運転支援を望む可能性が高いと考えられる場合に、運転者の運転負担を軽減可能な運転支援装置50の作動を促進することができる。すなわち、より適切に運転支援装置の作動制御を行なって、安全運転に寄与することができる。
なお、本実施例において、検査用センサー14から入力された呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であり且つ所定値以上となった回数が、設定回数N1を超えるまでは、運転支援装置50の作動促進を行なわないものとしてもよい。この場合のフローチャートを図4に示し、図3との相違点についてのみ説明する。
S125において肯定的な判定を得ると、カウンター値Nを、値1増加させる(S126)。ここで、カウンター値Nは、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であり且つ所定値以上となった回数を示すものであり、初期値として値ゼロが設定されており、飲酒運転防止支援装置用ECU60が有する記憶媒体に記憶される。なお、カウンター値Nのゼロクリアについては、例えば車検時や車両の譲渡時等に行なわれるのが適切である。
そして、カウンター値Nが設定値N1を超えるか否かを判定する(S127)。カウンター値Nが設定値N1以下である場合は、何も処理を行なわずに本フローの1ルーチンを終了する。一方、カウンター値Nが設定値N1を超える場合は、運転支援装置50の作動を促進する(S130)。ここで、設定値N1については、如何様に定めても構わない。
係る制御によっても、安全な運転を実現することができる。
<第2実施例>
以下、本発明の第2実施例に係る飲酒運転防止支援装置2について説明する。
[構成]
図5は、飲酒運転防止支援装置2の全体構成の一例を示す図である。飲酒運転防止支援装置2においては、運転支援装置50は必須の構成ではない。その他の構成要素については、第1実施例と共通するため、同一の符号を付して説明を省略する。また、[基本的制御]についても、第1実施例と共通するため、説明を省略する。
[運転支援装置50の作動制御]
本実施例では、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であっても、飲酒基準値よりも小さい所定値以上である場合には、以降の飲酒基準値を低下させることとした。
すなわち、飲酒状態ないし酒気帯び状態には該当しないものの、呼気中にごく微量のアルコールが存在すると頻繁に判定されるような運転者に対しては、飲酒状態の判定基準をより厳しく設定するのである。これにより、このような運転者に対しては、飲酒状態と判定される可能性を高め、より厳しく運転を制限することができる。従って、安全運転に寄与することができる。
ここで、「以降の飲酒基準値を低下させる」具体例としては、例えば、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であり且つ所定値以上となった回数に応じて徐々に低下させることが考えられる。また、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であり且つ所定値以上となった回数が、所定回数に至るまでは飲酒基準値を低下させないものであってよい。
図6は、本実施例の飲酒運転防止支援装置用ECU60が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、車両システムの起動時や運転者の交代を検知したとき等に開始される。なお、S125までの処理については第1実施例において例示した図3のフローチャートと同様であるため、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
S125において肯定的な判定を得ると、カウンター値Nを、値1増加させる(S200)。カウンター値Nの性質等については、第1実施例で説明した通りである。
そして、カウンター値Nが設定値N2を超えるか否かを判定する(S205)。カウンター値Nが設定値N2以下である場合は、何も処理を行なわずに本フローの1ルーチンを終了する。一方、カウンター値Nが設定値N2を超える場合は、カウンター値Nが設定値N3を超えるか否かを判定する(S210)。カウンター値Nが設定値N3を超える場合は、何も処理を行なわずに本フローの1ルーチンを終了する。ここで、各設定値間には、(N2<N3)の関係が成立する。
カウンター値Nが設定値N2を超え、且つカウンター値Nが設定値N3以下である場合は、次回以降の飲酒基準値Kを値x分低下させる(S215)。こうすることにより、呼気中のアルコール濃度が、所定値以上且つ飲酒基準値未満となった回数に応じて、飲酒基準値が徐々に低下することとなる(図7参照)。これにより、呼気中のアルコール濃度が、所定値以上且つ飲酒基準値未満となった回数に応じて、数字上の飲酒状態と判定される可能性が高まることとなる。なお、設定値N3を超えた場合に、それ以上飲酒基準値を増加させないのは、アルコール検査装置10の測定誤差等を考慮したものである。また、値xについては任意に定めてよい。
本実施例の飲酒運転防止支援装置2によれば、飲酒状態ないし酒気帯び状態には該当しないものの、呼気中にごく微量のアルコールが存在すると頻繁に判定されるような運転者に対しては、飲酒状態の判定基準をより厳しく設定するため、このような運転者に対しては、飲酒状態と判定される可能性を高め、より厳しく飲酒運転を抑制することができる。従って、安全運転に寄与することができる。
<第3実施例>
以下、本発明の第3実施例に係る飲酒運転防止支援装置3について説明する。
[構成]
本実施例の飲酒運転防止支援装置3は、第1実施例の飲酒運転防止支援装置1と同様のハードウエア構成を有する。従って、構成については図1を参照することとし、各構成要素について同一の符号を付して説明を省略する。また、[基本的制御]についても、第1実施例と共通するため、説明を省略する。
[運転支援装置50の作動制御]
本実施例では、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であっても、飲酒基準値よりも小さい所定値以上である場合には、運転支援装置50の作動を促進して運転者の運転負担を軽減すると共に、以降の飲酒基準値を低下させてより厳しく飲酒運転を抑制することとした。
これにより、運転者が運転支援を望む可能性が高いと考えられる場合に、運転者の運転負担を軽減可能な運転支援装置50の作動を促進する、すなわち、より適切に運転支援装置の作動制御を行なって、安全運転に寄与することができる。また、飲酒状態ないし酒気帯び状態には該当しないものの、呼気中にごく微量のアルコールが存在すると頻繁に判定されるような運転者に対しては、飲酒状態の判定基準をより厳しく設定するため、このような運転者に対しては、飲酒状態と判定される可能性を高め、より厳しく飲酒運転を抑制することができる。従って、安全運転に寄与することができる。
図8は、本実施例の飲酒運転防止支援装置用ECU60が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、車両システムの起動時や運転者の交代を検知したとき等に開始される。なお、S125までの処理については第1実施例において例示した図3のフローチャートと同様であるため、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
S125において肯定的な判定を得ると、カウンター値Nを、値1増加させる(S300)。カウンター値Nの性質等については、第1実施例で説明した通りである。
そして、カウンター値Nが設定値N1を超えるか否かを判定する(S305)。カウンター値Nが設定値N1以下である場合は、何も処理を行なわずに本フローの1ルーチンを終了する。一方、カウンター値Nが設定値N1を超える場合は、運転支援装置50の作動を促進する(S310)。ここで、設定値N1については、如何様に定めても構わない。
続いて、カウンター値Nが設定値N2を超えるか否かを判定する(S315)。カウンター値Nが設定値N2以下である場合は、何も処理を行なわずに本フローの1ルーチンを終了する。一方、カウンター値Nが設定値N2を超える場合は、カウンター値Nが設定値N3を超えるか否かを判定する(S320)。カウンター値Nが設定値N3を超える場合は、何も処理を行なわずに本フローの1ルーチンを終了する。ここで、各設定値間には、(N2<N3)の関係が成立する。
カウンター値Nが設定値N2を超え、且つカウンター値Nが設定値N3以下である場合は、次回以降の飲酒基準値Kを値x分低下させる(S325)。こうすることにより、呼気中のアルコール濃度が、所定値以上且つ飲酒基準値未満となった回数に応じて、飲酒基準値が徐々に低下することとなる(図7参照)。なお、値xについては任意に定めてよい。
本実施例の飲酒運転防止支援装置3によれば、より適切に運転支援装置の作動制御を行なって、安全運転に寄与することができる。また、飲酒状態ないし酒気帯び状態には該当しないものの、呼気中にごく微量のアルコールが存在すると頻繁に判定されるような運転者に対しては、飲酒状態と判定される可能性を高め、より厳しく飲酒運転を抑制することができる。従って、安全運転に寄与することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、アルコール検査装置10は、運転者の呼気中のアルコール濃度を測定するものに限らず、唾液中や血中のアルコール濃度を測定するものであってもよいし、車室内の空気中のアルコール濃度を測定するものであってもよい。車室内の空気中のアルコール濃度を測定する場合、図3のフローチャートを運転中にも実行することが可能となる。
また、飲酒運転を抑制するための所定動作の例として、車両の走行を禁止することを例示したが(S100、S115)、車両の走行禁止に限らず、警告音の出力や車外(警察等)への通報、車速制限等を、所定動作として行なってもよい。これらを車両の走行禁止と併せて行なってもよい。また、車両の走行を禁止する場合であっても、実施例で例示した、イグニッション信号をカットすることにより車両の走行を禁止する手法に限らず、シフト位置を固定する、スタータモータや駆動用モータへの電力供給を遮断する、等の手法により車両の走行を禁止してよい。
また、カウンター値Nは、飲酒基準値以上となった場合も増加させてよい。この場合、飲酒基準値以上となった場合は、必ずしも、所定値以上飲酒基準値未満となった場合と同じ値を増加させる必要は無く、値2以上増加させるものとしてもよい。
また、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であり、且つ、飲酒基準値よりも小さい所定値以上である場合に、運転支援及び/又は飲酒基準値の訂正を行なうものとしたが、これに代えて、呼気中のアルコール濃度が飲酒基準値未満であり、且つ、ヨーレートセンサー、Gセンサー等の車両挙動検出用センサーにより所定程度以上の車両のフラツキが検出された場合に、運転支援及び/又は飲酒基準値の訂正を行なってもよい。運転支援を行なう場合、所定程度以上の車両のフラツキが検出されたということは、運転者が疲労した状態である等の事情が推定されるため、運転者が運転支援を望む可能性が高いと考えられる。従って、より適切に運転支援装置の作動制御を行なうことができる。また、飲酒基準値の訂正を行なう場合、所定程度以上の車両のフラツキが検出されたということは、呼気中にごく微量のアルコールが含まれる状態である可能性も考えられるので、これに該当する運転者については、飲酒状態と判定される可能性を高め、より厳しく飲酒運転を抑制することができる。従って、安全運転に寄与することができる。
本発明は、自動車製造業や自動車部品製造業等に利用可能である。
飲酒運転防止支援装置1及び飲酒運転防止支援装置3の全体構成の一例を示す図である。 車線維持制御が行なわれる様子を示す図である。 第1実施例の飲酒運転防止支援装置用ECU60が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施例の飲酒運転防止支援装置用ECU60が実行する処理の流れを示すフローチャートの他の例である。 飲酒運転防止支援装置2の全体構成の一例を示す図である。 第2実施例の飲酒運転防止支援装置用ECU60が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 呼気中のアルコール濃度が所定値以上且つ飲酒基準値未満となった回数に応じて飲酒基準値が徐々に低下する様子を示す図である。 第3実施例の飲酒運転防止支援装置用ECU60が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1、2、3 飲酒運転防止支援装置
10 アルコール検査装置
12 呼気吹き込み口
14 検査用センサー
20 HMI
30 イグニッションスイッチ
40 エンジンコントロールコンピューター
50 運転支援装置
60 飲酒運転防止支援装置用ECU

Claims (8)

  1. 運転者の飲酒状態を示す飲酒状態値を測定する飲酒状態値測定手段を備え、該飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値以上である場合に、飲酒運転を抑制するための所定動作を行なう、飲酒運転防止支援装置であって、
    運転支援を行なう運転支援手段を備え、
    前記飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値未満である場合において、前記飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、前記飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上であるときには、前記運転支援手段の作動を促進することを特徴とする、
    飲酒運転防止支援装置。
  2. 運転者の飲酒状態を示す飲酒状態値を測定する飲酒状態値測定手段を備え、該飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値以上である場合に、飲酒運転を抑制するための所定動作を行なう、飲酒運転防止支援装置であって、
    前記飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値未満である場合において、前記飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、前記飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上であるときには、以降に用いられる飲酒基準値を低下させることを特徴とする、
    飲酒運転防止支援装置。
  3. 運転者の飲酒状態を示す飲酒状態値を測定する飲酒状態値測定手段を備え、該飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値以上である場合に、飲酒運転を抑制するための所定動作を行なう、飲酒運転防止支援装置であって、
    運転支援を行なう運転支援手段を備え、
    前記飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が飲酒基準値未満である場合において、前記飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、前記飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上であるときには、前記運転支援手段の作動を促進すると共に、以降に用いられる前記飲酒基準値を低下させることを特徴とする、
    飲酒運転防止支援装置。
  4. 請求項1又は3に記載の飲酒運転防止支援装置であって、
    前記運転支援手段の作動を促進する際には、前記飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、前記飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上となった回数に基づいて、前記運転支援手段の作動を促進することを特徴とする、
    飲酒運転防止支援装置。
  5. 請求項2又は3に記載の飲酒運転防止支援装置であって、
    前記飲酒基準値を低下させる際には、前記飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が、前記飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上となった回数に基づいて、前記飲酒基準値を低下させることを特徴とする、
    飲酒運転防止支援装置。
  6. 請求項1ないし3に記載の飲酒運転防止支援装置であって、
    車両挙動を検出する車両挙動検出手段を備え、
    前記飲酒状態値測定手段により測定された飲酒状態値が前記飲酒基準値よりも小さい値である所定値以上である条件が、前記車両挙動検出手段により検出された車両挙動が所定の不安定な車両挙動に該当する条件であることを特徴とする、
    飲酒運転防止支援装置。
  7. 請求項1又は3に係る請求項6に記載の飲酒運転防止支援装置であって、
    前記運転支援手段の作動を促進する際には、前記車両挙動検出手段により検出された車両挙動が所定の不安定な車両挙動に該当した回数に基づいて、前記運転支援手段の作動を促進することを特徴とする、
    飲酒運転防止支援装置。
  8. 請求項2又は3に係る請求項6に記載の飲酒運転防止支援装置であって、
    前記飲酒基準値を低下させる際には、前記車両挙動検出手段により検出された車両挙動が所定の不安定な車両挙動に該当した回数に基づいて、前記飲酒基準値を低下させることを特徴とする、
    飲酒運転防止支援装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010020367A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Nissan Motor Co Ltd 飲酒運転検出装置及び飲酒運転検出方法
JP2011218104A (ja) * 2010-04-14 2011-11-04 Kobe Univ コンフリクト検出方法、装置及びプログラム
JP2012245864A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Hiroshi Kamiki 警告装置及びこれを備えた警告システム
JP2016181260A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 コンチネンタル オートモーティブ システムズ インコーポレイテッドContinental Automotive Systems, Inc. 適応型運転者支援

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