JP2008253908A - 基板の塗装装置および塗装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の縦横方向に一定の厚みで塗装を行うことが可能な基板の塗装装置および塗装方法の提供を目的とする。
【解決手段】塗装ノズル3にその横方向の長さに沿って適宜間隔を隔てて複数設けられ、塗装ノズルに形成された吐出口4の高さ位置を調整するノズル位置調整手段5a〜5eと、塗装ノズルに、各ノズル位置調整手段と一組でこれらノズル位置調整手段それぞれの設置位置に一致させて複数設けられ、基板2の表面うねりを碁盤の目状に測定するために、塗装ノズルの移動に従って基板の縦方向に複数の測定点でこれら塗装ノズルと基板との隙間量を計測して出力する距離センサ6a〜6eと、各距離センサそれぞれから入力された複数の隙間量から、各距離センサ毎に基板の縦方向に沿う平均隙間量を複数算出し、各平均隙間量で各ノズル位置調整手段を制御する制御部とを備えた。
【選択図】図9

Description

本発明は、基板の縦横方向に一定の厚みで塗装を行うことが可能な基板の塗装装置および塗装方法に関する。
プラズマディスプレイパネルなどの高品質が求められる基板に対する塗工関連技術では、当該基板に形成される塗工面の管理が重要である。特に近年は、幅2mを超えるような塗工が必要となり、従来の塗工面管理では品質要求を満たすことが難しくなっている。関連する技術を開示したものとして、例えば特許文献1が知られている。特許文献1の「ダイコータの塗布方法」は、「うねり」、「そり」、「厚みむら」を有するガラス基板に対して、均一な厚みにフォトレジスト液を塗布することを解決課題とし、ダイコータに非接触式距離測定センサを設けてダイコータとガラス基板との実ギャップを全塗布域で予め測定し、該全塗布域で実ギャップと基準ギャップとの偏差を演算した後、塗布時該演算値に基づいてダイコータをガラス基板に対して基準ギャップを一定に維持するように昇降させながら塗布するようにしている。
特開平10−421号公報
ところで、背景技術の構成では、ダイコータの走行方向(ガラス基板の縦方向)の厚みむら等には対応して塗布を行うことができるが、ダイコータの長さ方向(ガラス基板の横方向)には対応できないという課題があった。特に、ダイコータ自体を昇降させるようにしているため、ガラス基板の横方向については、せいぜい当該ダイコータを直線的に傾けることができるだけであり、ガラス基板全面が波打つような厚みむら等に適切に対応させて、塗布することはできなかった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、基板の縦横方向に一定の厚みで塗装を行うことが可能な基板の塗装装置および塗装方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる基板の塗装装置は、定盤に設置された基板上方にその横方向に沿って長尺に形成され、基板の縦方向へ移動されて該基板を塗装する塗装ノズルを有する基板の塗装装置において、上記塗装ノズルにその横方向の長さに沿って適宜間隔を隔てて複数設けられ、該塗装ノズルに形成された吐出口の高さ位置を調整するノズル位置調整手段と、上記塗装ノズルに、上記各ノズル位置調整手段と一組でこれらノズル位置調整手段それぞれの設置位置に一致させて複数設けられ、上記基板の表面うねりを碁盤の目状に測定するために、該塗装ノズルの移動に従って基板の縦方向に複数の測定点でこれら塗装ノズルと基板との隙間量を計測して出力する距離センサと、上記各距離センサそれぞれから入力された複数の隙間量から、各距離センサ毎に基板の縦方向に沿う平均隙間量を複数算出し、各平均隙間量で上記各ノズル位置調整手段を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
前記制御部は、前記ノズル位置調整手段と前記距離センサの設置位置を一致させることに代えて、異ならせたとき、基板の横方向に沿う少なくとも2つの測定点の隙間量から、該ノズル位置調整手段の設置位置における隙間寸法を算出し、この隙間寸法で該ノズル位置調整手段を制御することを特徴とする。
前記定盤に対する前記塗装ノズルの高さを検出して検出値を出力する高さセンサを、該塗装ノズルの長さ方向に適宜間隔を隔てて備え、前記制御部は、上記定盤に対して上記塗装ノズルの姿勢を水平に調整するために、上記高さセンサからの検出値で上記ノズル位置調整手段を制御することを特徴とする。
前記制御部は、前記平均隙間量に代えて、複数の測定点で計測された前記各隙間量と、基板の縦方向に隣接する2つの測定点間で算定される隙間量の各増減量とを用い、各測定点では各隙間量で、2つの測定点間では各増減量に基づいて、前記各ノズル位置調整手段を制御することを特徴とする。
本発明にかかる基板の塗装方法は、上記基板の塗装装置を用い、まず、前記塗装ノズルを基板の縦方向に前進移動させて、前記距離センサで隙間量を計測し、次いで、上記塗装ノズルを停止させた状態で前記制御部により前記ノズル位置調整手段を制御し、その後、上記塗装ノズルを基板の縦方向に後進移動させて、前記基板を塗装することを特徴とする。
あるいは、上記基板の塗装装置を用い、まず、前記塗装ノズルを基板の縦方向に前進移動させて、前記距離センサで隙間量を計測し、その後、前記制御部により前記ノズル位置調整手段を制御しながら、上記塗装ノズルを基板の縦方向に後進移動させて、前記基板を塗装することを特徴とする。
本発明にかかる基板の塗装装置および塗装方法にあっては、基板の全面が波打つような厚みむらがあっても、基板の縦横方向に一定の厚みで塗装を行うことができる。
以下に、本発明にかかる基板の塗装装置および塗装方法の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかる基板の塗装装置は基本的には、図1から図10に示すように、定盤1に設置された基板2上方にその横方向に沿って長尺に形成され、基板2の縦方向へ移動されて基板2を塗装する塗装ノズル3を有する基板の塗装装置において、塗装ノズル3にその横方向の長さ(基板の横方向)に沿って適宜間隔を隔てて複数設けられ、塗装ノズル3に形成された吐出口4の高さ位置を調整するノズル位置調整手段5c〜5eと、塗装ノズル3に、各ノズル位置調整手段5c〜5eと一組でこれらノズル位置調整手段5c〜5eそれぞれの設置位置に一致させて複数設けられ、基板2の表面うねりを碁盤の目状に測定するために、塗装ノズル3の移動に従って基板2の縦方向に複数の測定点Qでこれら塗装ノズル3と基板2との隙間量を計測して出力する距離センサ6c〜6eと、各距離センサ6c〜6eそれぞれから入力された複数の隙間量から、各距離センサ6c〜6e毎に基板2の縦方向に沿う平均隙間量G3〜G5を複数算出し、各平均隙間量G3〜G5で各ノズル位置調整手段5c〜5eを制御する制御部7とを備えて構成される。
制御部7は、ノズル位置調整手段5a,5bと距離センサ6a,6bの設置位置を、塗装ノズル3の長さ方向において一致させずに異ならせた場合に、基板2の横方向に沿う少なくとも2つの測定点Qの平均隙間量G1,G2から、ノズル位置調整手段5a,5bの設置位置における仮想の隙間寸法X1,X2を算出し、この仮想の隙間寸法X1,X2でノズル位置調整手段5a,5bを制御するようになっている。
定盤1上面は、高い平面度の平坦面で形成される。この定盤1上面には、ガラス製などの基板2が載置される。基板2上方には、塗工液Lを吐出して基板2に塗装処理を施す塗装ノズル3が設けられる。本実施形態にあっては、塗装ノズル3は、基板2を挟んで定盤1の横方向両側に配置される左右一対の脚部8と、これら一対の脚部8間に掛け渡して設けられ、これら脚部8を連結する縦壁部9と、各脚部8上に設けられる左右一対の第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bにより支持されて、縦壁部9上に、脚部8間に掛け渡して設けられる曲げ剛性の高い反力フレーム10と、反力フレーム10直下に左右一対の脚部8と縦壁部9とで取り囲んだスペースに配設されるノズル本体11とから構成される。
ノズル本体11は、基板2の横方向に沿って長尺に形成され、その下端部には、ノズル本体11の長さ方向(横方向の長さ)に沿って一連に、塗工液Lを吐出するスリット状の吐出口4が形成される。各脚部8と定盤1上面との間には、塗装ノズル3を定盤1の縦方向に往復移動させるためのリニアモータ12が左右一対設けられる。これにより、塗装ノズル3は、待機位置Jからスタートして、基板2の縦方向に前進移動し、折り返し位置Kまで達して一旦停止し、その後、折り返し位置Kからリスタートして基板2の縦方向に後進移動し、待機位置Jまで戻って停止する往復移動を行うようになっている。
塗装ノズル3には、ノズル本体11の長さ方向両端外側に配置して第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bが設けられるとともに、ノズル本体11上方に配置して第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eが設けられる。第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bは、サーボモータ13で駆動されるボールネジ形式などのジャッキであって、脚部8に反力を取りつつ、脚部8上で反力フレーム10の端部を上下方向に押圧して引き上げたり押し下げたりし、これにより基板2に対するノズル本体11の姿勢を調整したり、ノズル本体11の吐出口4の高さ位置を調整する。
第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eは、塗装ノズル3の反力フレーム10上に、基板2の横方向に沿うその長さ方向に沿って適宜間隔を隔てて設けられ、これら第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eにより、ノズル本体11は反力フレーム10に支持される。第3ノズル位置調整手段5cは、反力フレーム10の中央に配置され、第4および第5ノズル位置調整手段5d,5eは、第3ノズル位置調整手段5cの両側に等間隔で配置される。第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eは、反力フレーム10に固定されたケーシング14と、ケーシング14に対し上下方向にスライド自在に設けられ、反力フレーム10を上下方向に貫通してノズル本体11の上面に接合されたロッド15と、ケーシング14内に設けられ、ロッド15をスライド移動させる駆動部とから構成される。第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eは、ケーシング14を介して反力フレーム10に反力をとって、ノズル本体11に引き上げ力もしくは押し下げ力を入力する。ノズル本体11は、ロッド15の上昇移動による引き上げもしくは下降移動による押し下げで曲げ変形され、これにより基板2に対する吐出口4の高さ位置が調整されるようになっている。例えば、第3ノズル位置調整手段5cを押し下げ、第4および第5ノズル位置調整手段5d,5eを引き上げることで、ノズル本体11は、反力フレーム10下でその長さ方向に波打つように曲げ変形され、これにより吐出口4の高さ位置が基板2の横方向に調整される。
距離センサ6a〜6eは、塗装ノズル3の縦壁部9に、ノズル本体11とは反対側に位置させて設けられる。距離センサ6a〜6eは本実施形態にあっては、第1距離センサ6a〜第5距離センサ6eまで、5台設けられ、第3〜第5距離センサ6c〜6eは、第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eの設置位置に合致させて、これらノズル位置調整手段5c〜5eそれぞれと一組で設けられ、第1および第2距離センサ6a,6bは、第3距離センサ〜第5距離センサ6c〜6e相互の取付間隔と等しい間隔で、第1ノズル位置調整手段5aと第4ノズル位置調整手段5dの間および第5ノズル位置調整手段5eと第2ノズル位置調整手段5bとの間に位置させて設けられる。第3〜第5距離センサ6c〜6eはそれぞれ、第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eの制御に用いられ、第1および第2距離センサ6a,6bは、近接する第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bの制御に用いられる。
これら距離センサ6a〜6eは、塗装ノズル3と基板2との間の隙間量を測定して出力する。これら距離センサ6a〜6eとしては例えば、出射したレーザー光が基板2で反射して戻ってくるまでの時間を計測して距離を測定するレーザーセンサが採用される。これら距離センサ6a〜6eは、一定時間毎に距離を測定するように構成され、塗装ノズル3を基板2の縦方向に移動させることで、基板2の縦方向に複数の測定点Q(図示例にあっては、n箇所)で隙間量を測定する。従って、塗装ノズル3の長さ方向(基板2の横方向)に複数設けた距離センサ6a〜6eにより、基板2の表面うねりが碁盤の目状に測定される。
定盤1上面には塗装ノズル3の待機位置Jに、高さセンサ17が配設される。本実施形態にあっては、高さセンサ17は、塗装ノズル3の長さ方向に距離センサ6a〜6eの取付位置に一致させて、設けられる。高さセンサ17は、定盤1に対する塗装ノズル3、具体的には吐出口4の高さを設定値にするために、当該高さを検出して検出値を出力する。本実施形態にあっては、各高さセンサ17は例えば、バネ18で支持されて設定値Mで定盤1上に露出された接触子19を備える。この接触子19は、バネ18に抗して押し下げられて定盤1上面と一致したときに、ストローク「ゼロ」の検出値を出力するように設定されている。ノズル本体11を下降させることで、吐出口4周辺が接触子19に接触してこれを押し下げると、接触子19はこの押し下げストロークを検出すべき高さとして、当該検出値を出力する。
制御部7は、高さセンサ17および距離センサ6a〜6eに接続され、これらから高さの検出値および隙間量が入力される。また制御部7には、所望の膜厚を得るための基板2上面と吐出口4間の設定ギャップ量GSが入力されて、設定される。制御部7はまた、第1〜第5ノズル位置調整手段5a〜5eに接続されて、それぞれに制御量を出力する。制御部7は、高さセンサ17からの検出値に基づき、第1〜第5ノズル位置調整手段5a〜5eを制御して、塗装ノズル3の長さ方向に全体にわたって吐出口4の高さを設定値Mに合わせることによって、定盤1に対する姿勢を水平にする。吐出口4の高さ位置が設定値M(例えば、ガラス基板の厚みと同程度(2.8mm)など)となる制御量は、各高さセンサ17から入力された検出値で算定することができ、算出された制御量が第1〜第5ノズル位置調整手段5a〜5eそれぞれに出力される。このとき、距離センサ6a〜6eは、基板2が存在しない位置の定盤1の上面までの寸法を測定している(図1および図3中、測定点Q(0))。
この際、ノズル本体11が不必要に曲げ変形されないよう第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eに対する制御量を小さくするために、第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bに対する制御量が大きくなるようにして、これら第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bで高さおよび姿勢の制御を賄うようにすることが好ましい。具体的には、第1および第2距離センサ6a,6bの設置位置に対応する2つの高さセンサ17が設定値Mとなるように第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bを動作させ、その後、第3〜第5距離センサ6c〜6eの設置位置に対応する3つの高さセンサ17が設定値Mとなるように第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eを動作させる。制御部7は、上記のようにして吐出口4が設定値Mで水平になったことに応じて、距離センサが検出する隙間量G(図6参照)を「ゼロ」にリセットする。このようにして、吐出口4と距離センサ6a〜6eに対し、定盤1の上面を基準とした寸法制御が行われることになる。
また制御部7は、第1〜第5距離センサ6a〜6eそれぞれから入力された複数の測定点Q(1)〜Q(n)の隙間量から、各距離センサ6a〜6e毎に、基板2の縦方向に沿う隙間量の平均値G1〜G5を算出する。たとえば、第3距離センサ6cによる測定では、第3ノズル位置調整手段5cの設置位置における基板2の縦方向のn個の隙間量のデータが得られ、制御部7は、このn個の隙間量のデータの平均値G3を算出する。従って、本実施形態にあっては、5つの平均隙間量G1〜G5が算出される。制御部7は、これら平均隙間量G1〜G5がすべて設定ギャップ量GSと等しくなるように、第1〜第5ノズル位置調整手段5a〜5eを制御する。制御部7は、第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eに対しては、第3〜第5距離センサ6c〜6eからの入力データに基づく平均隙間量G3〜G5に応じた制御量を出力する。
他方、第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bに対しては、これらノズル位置調整手段5a,5bと第1および第2距離センサ6a,6bとの設置位置が異なることから、基板2の横方向に沿う少なくとも2つの測定点Qの平均隙間量G1,G2から、これら第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bの設置位置における基板2と吐出口4との仮想的な隙間寸法X1,X2を算出し、この隙間寸法X1,X2を制御量として第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bに出力するようになっている。
例えば図8に示すように、定盤1上面とノズル本体11の吐出口4とが平行な状態であって、仮に、第3距離センサ6c(基板2の中央)で測定された平均隙間量G3に対する第1距離センサ6aで測定された平均隙間量G1の減分および第2距離センサ6bで測定された平均隙間量G2の増分の絶対値が等しいときは、水平な姿勢とされた吐出口4に対し、基板2の表面は一次線形で傾斜していることになる。この場合、第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bの取付間隔をWm、第1および第2距離センサ6a,6bの取付間隔をWs、第1〜第3距離センサ6a〜6cで測定された平均隙間量をそれぞれG1〜G3とすると、基板2の外側に配置された第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bの設置位置における仮想的な隙間寸法X1,X2は、定盤1上面を基準として、下記式で算定することができる。
G3=(G1+G2)/2
X1=G3+(G1−G3)・Wm/Ws
X2=G3+(G2−G3)・Wm/Ws
吐出口4からの上記隙間寸法X1,X2が、設定ギャップ量GSに等しくなるように、第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bを制御する制御量として制御部7から出力される。制御部7から出力される各制御量に応じて、第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bは、反力フレーム10を脚部8上で引き上げたり押し下げたりし、また、第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eは、ノズル本体11を反力フレーム10に対して引き上げたり押し下げたりし、これにより基板2に対する塗装ノズル3の吐出口4の高さ位置を設定ギャップ量GSになるように調整する(図9参照)。
次に、上記塗装装置を用いた本発明にかかる基板の塗装方法の実施形態について説明する。まず、塗装ノズル3の待機位置Jで、吐出口4の高さの初期設定を行う。この初期設定に際しては、左右一対の第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bにより、反力フレーム10ごとノズル本体11を定盤1に向かって下降させる(図6参照)。ノズル本体11は、下降動作により高さセンサ17に接触し、高さセンサ17は、この接触による検出値を制御部7に出力する。制御部7は、検出値に従って制御量を算出し、第1〜第5ノズル位置調整手段5a〜5eに出力する。この際、まず、第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bが制御され、反力フレーム10の高さ位置が設定され、次いで、第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eが制御され、反力フレーム10下で微調整のためにノズル本体11が曲げ変形される。これにより、塗装ノズル3の吐出口4は、定盤1の上面より上方に設定値Mであって、水平な姿勢に設定される。また、第1〜第5距離センサ6a〜6eは、定盤1上面までの距離を測定し、その値を「ゼロ」としてリセットされる。この待機位置Jでの調整により、塗装ノズル3の位置を基準として基板2との隙間量を精密に測定することができる。
次いで、塗装ノズル3はリニアモータ12により、待機位置Jから、ノズル本体11の吐出口4が基板2の塗装終了点を超えた位置である折り返し位置Kまで前進移動され、その間、各距離センサ6a〜6eは、基板2とノズル本体11の吐出口4との間の隙間量をn個の測定点で計測する。塗装ノズル3は、折り返し位置Kに達すると一旦停止される。折り返し位置Kでは、距離センサ6a〜6eで計測した隙間量に基づき、制御部7が第1〜第5ノズル位置調整手段5a〜5eに対する制御量を算出し、第1〜第5ノズル位置調整手段5a〜5eは入力される制御量に従ってノズル本体11等を曲げ変形させるなどして、塗装ノズル3の吐出口4の高さ位置を基板2の表面上一定の設定ギャップ量GSになるように調整する。
制御部7は、各距離センサ6a〜6eから入力されるn個の隙間量のデータの加算平均を算出して、5つの平均隙間量G1〜G5を算出し、設定ギャップ量GSとの差を算定する。ノズル位置調整手段5a〜5eの制御は具体的には、最初に第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bを制御し、その後、第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eを制御する。第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bに対しては、これらが基板2の外側に位置することから、第1および第2距離センサ6a,6bで測定した隙間量に基づく平均隙間量G1,G2から、上述したように仮想的に隙間寸法X1,X2を算定し、これら隙間寸法X1,X2が等しくかつ設定ギャップ量GSになるように第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bで塗装ノズル3の吐出口4の高さ位置を調整する。
次いで、第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eに対しては、第1および第2ノズル位置調整手段5a,5bの制御による変動を見込んで、第3〜第5距離センサ6c〜6eで測定した隙間量に基づく平均隙間量G3〜G5に対し修正を行い、かつ設定ギャップ量GSになるように制御部7で演算を行って、演算結果を制御量として第3〜第5ノズル位置調整手段5c〜5eに出力し、第1〜第5距離センサ6a〜6e位置での平均隙間量G1〜G5がいずれも一致しかつ設定ギャップ量GSになる高さ位置に吐出口4を調整する(図9参照)。
このようにして各距離センサ6a〜6e位置での平均隙間量G1〜G5を一定の設定ギャップ量GSとする調整が完了したならば、その後、塗装ノズル3を折り返し位置Kから待機位置Jへ向かって基板2の縦方向に後進移動させ、吐出口4から塗工液Lを吐出させて基板2を塗装する(図10参照)。
以上説明した本実施形態にかかる基板の塗装装置および塗装方法にあっては、塗装ノズル3にその長さ方向に沿って適宜間隔を隔てて複数設けられ、塗装ノズル3に形成された吐出口4の高さ位置を調整するノズル位置調整手段5c〜5eと、塗装ノズル3に、各ノズル位置調整手段5c〜5eと一組でこれらノズル位置調整手段5c〜5eそれぞれの設置位置に一致させて複数設けられ、基板2の表面うねりを碁盤の目状に測定するために、塗装ノズル3の移動に従って基板2の縦方向に複数の測定点Qでこれら塗装ノズル3と基板2との隙間量を計測して出力する距離センサ6c〜6eと、各距離センサ6c〜6eそれぞれから入力された複数の隙間量から、各距離センサ6c〜6e毎に基板2の縦方向に沿う平均隙間量G3〜G5を複数算出し、各平均隙間量G3〜G5で各ノズル位置調整手段5c〜5eを制御する制御部7とを備えたので、碁盤の目状に測定した隙間量を用いて、ノズル位置調整手段5c〜5eにより基板2に対する吐出口4の高さ位置を一定の設定ギャップ量GSに調整でき、特に基板2の横方向に複数設けた距離センサ6c〜6e、ノズル位置調整手段5c〜5e、並びにこれらと連係させた制御部7によって、基板2の縦横方向に一定の厚みで塗装を行うことができる。また、平均隙間量G1〜G5を用いるようにしたので、制御を簡単化しつつ、相当の精度で均一な膜厚で塗装することができる。ノズル位置調整手段5c〜5eと距離センサ6c〜6eの取付位置を一致させたので、制御を簡単化することができる。
また制御部7は、ノズル位置調整手段5a,5bと距離センサ6a,6bの設置位置を一致させることに代えて、異ならせたとき、基板2の横方向に沿う少なくとも2つの測定点Qの隙間量から、ノズル位置調整手段5a,5bの設置位置における仮想の隙間寸法を算出し、この仮想の隙間寸法でノズル位置調整手段5a,5bを制御するようにしたので、ノズル位置調整手段5a,5bと距離センサ6a,6bの取付位置を一致させることができない場合であっても、適切に一定膜厚で塗装することができる。
また、定盤1に対する吐出口4の高さを検出して検出値を出力する高さセンサ17を、塗装ノズル3の長さ方向に適宜間隔を隔てて備え、制御部7は、定盤1に対して吐出口4の姿勢を水平に調整するために、高さセンサ17からの検出値でノズル位置調整手段5a〜5eを制御するようにしたので、基準位置調整を適切に実施できて、隙間量の測定精度を向上することができる。
さらに、まず、塗装ノズル3を基板2の縦方向に前進移動させて、距離センサ6a〜6eで隙間量を計測し、次いで、塗装ノズル3を停止させた状態で制御部7によりノズル位置調整手段5a〜5eを制御し、その後、塗装ノズル3を基板2の縦方向に後進移動させて、基板2を塗装するようにしたので、短いサイクルタイムで、表面うねりの異なる基板2一枚一枚に対し、適切に均一膜厚の塗装を行うことができる。
図11には、上記実施形態の変形例が示されている。この変形例は、制御部7における制御に関するもので、制御部7は、平均隙間量G1〜G5に代えて、基板2の縦方向の複数の測定点Qで計測された各隙間量個々と、基板2の縦方向に隣接する2つの測定点Q間で算定される隙間量の各増減量とを用い、各測定点Qでは各隙間量で、2つの測定点Q間では各増減量に基づいて、各ノズル位置調整手段5a〜5eを制御するようになっている。5台の距離センサ6a〜6eはそれぞれ、基板2の縦方向n個の測定点Qで隙間量G1(0〜n)〜G5(0〜n)(G1〜G5はそれぞれ第1〜第5距離センサによって計測される隙間量であって、例えば、G3(r)は、上記第3距離センサ6cで計測された測定点Q(r)での隙間量)を測定するので、各距離センサ6a〜6eについて、例えば図示するように、第3距離センサ6cによる任意の(p−1)番目の測定点Q(p−1)およびp番目の測定点Q(p)での隙間量G3(p−1)およびG3(p)から、これら2点間における隙間量の増減量d(p)(言い換えれば、基板2厚さの変化:T(p)→T(p−1))を算出することができる。
変形例にあっては、まず、塗装ノズル3を基板2の縦方向に前進移動させて、距離センサ6a〜6eで隙間量G1(0〜n)〜G5(0〜n)を計測し、その後、制御部7によりノズル位置調整手段5a〜5eを制御しながら、塗装ノズル3を基板2の縦方向に後進移動させて、基板2を塗装するようになっている。塗装を行う後進移動時、n個の各測定点Qでは、測定された各隙間量G1(0〜n)〜G5(0〜n)に対し、設定ギャップ量GSになるようにノズル位置調整手段5a〜5eが制御され、また、測定点Q間では、各測定点Qでの隙間量に対し、算出された増減量d(p)を加減することで、設定ギャップ量GSになるようにノズル位置調整手段5a〜5eが逐次制御され、基板2全面で隙間量が設定ギャップ量GSとなるように、ノズル本体11がうねりながら移動して基板2への塗布が行われる。このようにすれば、塗装ノズル3を基板2の縦方向に後進移動させながら、ノズル位置調整手段5a〜5eを制御できて、基板2の全面が波打つような厚みむらがあっても、基板2の縦横方向に一定の厚みで塗装を行うことができ、基板2の縦横方向に対し、基板2全面をきわめて高い精度で均一膜厚で塗装を行うことができる。
上記実施形態にあっては、距離センサ6a〜6eが適宜時間間隔でn個の測定点Qに対する隙間量を測定する場合について説明したが、連続的に測定を行う距離センサを用い、測定値が入力される制御部7で適宜時間間隔で隙間量をサンプリングするようにしても良い。
本発明にかかる基板の塗装装置の好適な一実施形態を示す斜視図である。 図1に示した塗装装置に備えられる塗装ノズルの脚部および縦壁部周辺の様子を示す平面図である。 図1に示した基板の塗装装置の側面図である。 図3のA方向矢視図である。 図3のB方向矢視図である。 図1の基板の塗装装置に設けた塗装ノズルが待機位置に停止している状態を示す図3のC方向矢視図である。 図1の基板の塗装装置における第1および第2ノズル位置調整手段の調整状態を示す図である。 図7に示した調整を実施する場合の調整方法を説明する説明図である。 図1に示した基板の塗装装置の吐出口高さ位置調整状態を説明する説明図である。 図1の基板の塗装装置の塗装状態を示す側面図である。 本発明にかかる基板の塗装装置の変形例を説明するための説明図である。
符号の説明
1 定盤
2 基板
3 塗装ノズル
4 吐出口
5a〜5e ノズル位置調整手段
6a〜6e 距離センサ
7 制御部
17 高さセンサ

Claims (6)

  1. 定盤に設置された基板上方にその横方向に沿って長尺に形成され、基板の縦方向へ移動されて該基板を塗装する塗装ノズルを有する基板の塗装装置において、
    上記塗装ノズルにその横方向の長さに沿って適宜間隔を隔てて複数設けられ、該塗装ノズルに形成された吐出口の高さ位置を調整するノズル位置調整手段と、
    上記塗装ノズルに、上記各ノズル位置調整手段と一組でこれらノズル位置調整手段それぞれの設置位置に一致させて複数設けられ、上記基板の表面うねりを碁盤の目状に測定するために、該塗装ノズルの移動に従って基板の縦方向に複数の測定点でこれら塗装ノズルと基板との隙間量を計測して出力する距離センサと、
    上記各距離センサそれぞれから入力された複数の隙間量から、各距離センサ毎に基板の縦方向に沿う平均隙間量を複数算出し、各平均隙間量で上記各ノズル位置調整手段を制御する制御部とを備えたことを特徴とする基板の塗装装置。
  2. 前記制御部は、前記ノズル位置調整手段と前記距離センサの設置位置を一致させることに代えて、異ならせたとき、基板の横方向に沿う少なくとも2つの測定点の隙間量から、該ノズル位置調整手段の設置位置における隙間寸法を算出し、この隙間寸法で該ノズル位置調整手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の基板の塗装装置。
  3. 前記定盤に対する前記塗装ノズルの高さを検出して検出値を出力する高さセンサを、該塗装ノズルの長さ方向に適宜間隔を隔てて備え、前記制御部は、上記定盤に対して上記塗装ノズルの姿勢を水平に調整するために、上記高さセンサからの検出値で上記ノズル位置調整手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の基板の塗装装置。
  4. 前記制御部は、前記平均隙間量に代えて、複数の測定点で計測された前記各隙間量と、基板の縦方向に隣接する2つの測定点間で算定される隙間量の各増減量とを用い、各測定点では各隙間量で、2つの測定点間では各増減量に基づいて、前記各ノズル位置調整手段を制御することを特徴とする請求項1〜3いずれかの項に記載の基板の塗装装置。
  5. 請求項1〜3いずれかの項に記載の基板の塗装装置を用い、まず、前記塗装ノズルを基板の縦方向に前進移動させて、前記距離センサで隙間量を計測し、次いで、上記塗装ノズルを停止させた状態で前記制御部により前記ノズル位置調整手段を制御し、その後、上記塗装ノズルを基板の縦方向に後進移動させて、前記基板を塗装することを特徴とする基板の塗装方法。
  6. 請求項4に記載の基板の塗装装置を用い、まず、前記塗装ノズルを基板の縦方向に前進移動させて、前記距離センサで隙間量を計測し、その後、前記制御部により前記ノズル位置調整手段を制御しながら、上記塗装ノズルを基板の縦方向に後進移動させて、前記基板を塗装することを特徴とする基板の塗装方法。
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