JP2008252156A - アンテナ装置及びこれを用いた無線通信機器 - Google Patents

アンテナ装置及びこれを用いた無線通信機器 Download PDF

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Abstract

【課題】放射導体と給電導体を誘導結合させたアンテナ装置において、放射電流と誘導電流との打ち消し合いを防止することによって、高い放射効率を獲得する。
【解決手段】基体110と、基体110に形成された放射導体121、給電導体122及び結合用導体123を含む導体パターンを備える。給電導体122及び結合用導体123は、B方向に延在する結合部122c,123cをそれぞれ有しており、これらは一定間隔をおいて平行に配置されている。これにより、給電導体122に給電電流を流すと、結合用導体123にはB方向に誘導電流が流れ、放射導体121にはA方向に放射電流が流れる。このように、放射電流の方向と給電電流及び誘導電流の方向が互いに異なっていることから、これらが互いに打ち消し合う現象を抑制することが可能となる。その結果、高い放射効率を得ることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、携帯電話等に用いられる表面実装型アンテナの導体パターン形状に関するものである。また、本発明は、このアンテナ装置を用いた無線通信機器に関するものである。
携帯電話等の小型無線通信機器には、小型のアンテナ装置が内蔵されている。図17及び図18は、従来のアンテナ装置の構成の一例を示す略斜視図である。
図17に示すアンテナ装置は、直方体状の誘電体からなる基体1と、基体の上面の幅方向中央に設けられた直線状の放射導体2とを備えており、放射導体2の一端はギャップ3を介して給電ラインに接続され、放射導体2の他端は開放されている(特許文献1参照)。また、図18に示すアンテナ装置は、放射導体2の他端を折り曲げてL字状に構成したものである。これによれば、チップサイズに対してアンテナの共振波長を大きくすることができる(特許文献2参照)。
特許第3114582号公報 特許第3114605号公報 特許第3331852号公報 特開2003−69330号公報 特開2004−56506号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載されたアンテナ装置は、プリント基板上における搭載位置によってアンテナ特性が大きく変化するという問題があった。このような問題は特許文献3において言及されており、プリント基板上のグランドパターンとアンテナ装置との位置関係が変化することによって、アンテナ特性が変化するとされている。
搭載位置によってアンテナ特性が変化するという現象は、ギャップを用いて放射導体と給電導体を容量結合させる場合に顕著となる。このため、搭載位置によるアンテナ特性の変化を抑制するためには、放射導体と給電導体を容量結合以外の方法で結合させればよいと考えられる。
このような観点から本発明者が鋭意検討を重ねた結果、放射導体と給電導体を誘導結合させることにより、搭載位置によるアンテナ特性の変化を抑制できることを見いだした。放射導体と給電導体を誘導結合させたアンテナ装置としては、特許文献4及び5に記載されたアンテナ装置が知られている。
しかしながら、特許文献4及び5に記載されたアンテナ装置では、放射導体と給電導体とが直接誘導結合していることから、これに伴って種々の問題が生じる。例えば、放射導体に効率よく誘導電流を供給するためには、放射導体の長手方向と給電導体の延在方向を一致させる必要があり、この場合、放射導体に流れる放射電流の方向と、給電電流の方向がほぼ同一となってしまう。その結果、放射電流と給電電流とが互いに打ち消し合い、放射効率が低減するという問題があった。
また、放射導体と給電導体とを直接誘導結合させる場合、所望の特性を得るためには、放射導体と給電導体を基体の同一表面に形成する必要も生じる。この場合には、基体の主面が効率よく利用されないことから、アンテナ装置全体が大型化するという問題も生じる。
本発明は、このような課題を解決すべくなされたものである。したがって、本発明は、誘導結合により放射電流を供給するタイプのアンテナ装置において、放射電流と給電電流との打ち消し合いを防止することによって、高い放射効率を獲得することを目的とする。
また、本発明は、誘導結合により放射電流を供給するタイプのアンテナ装置において、基体の主面を効率よく利用することによりアンテナ装置全体を小型化することを目的とする。
また、本発明は、このようなアンテナ装置を用いた無線通信機器を提供することを目的とする。
本発明によるアンテナ装置は、誘電体又は磁性体からなる基体と、前記基体に形成された導体パターンとを備えるアンテナ装置であって、前記導体パターンは、放射導体と、前記放射導体と誘導結合可能な給電導体と、前記放射電極に接続され前記給電導体と平行に延在する結合用導体とを少なくとも含み、前記給電導体及び前記結合用導体は、前記放射導体が形成された面とは異なる面に形成されており、前記放射導体に流れる放射電流の方向と、前記給電導体に流れる給電電流及び給電電流によって前記結合用導体に誘導される誘導電流の方向が互いに異なっていることを特徴とする。
また、本発明による無線通信機器は、プリント基板と、プリント基板に搭載された上記のアンテナ装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、放射電流の方向と給電電流及び誘導電流の方向が互いに異なっていることから、これらが互いに打ち消し合う現象を抑制することが可能となる。その結果、高い放射効率を得ることが可能となる。また、放射導体と給電導体が誘導結合していることから、搭載位置によるアンテナ特性の変化も少ない。また、給電導体及び結合用導体は、放射導体が形成された面とは異なる面に形成されていることから、放射導体の長さや面積を十分に確保することが可能となる。これにより、基体の主面を効率よく利用することができることから、アンテナ装置全体を小型化することができる。
本発明において、放射電流が流れる方向と給電電流及び誘導電流が流れる方向は、ほぼ直交していることが好ましい。これによれば、放射電流と給電電流及び誘導電流の打ち消し合いをより効果的に抑制することが可能となる。
本発明において、基体はほぼ直方体であり、放射導体の少なくとも一部は、基体の長手方向と平行な第1の面に形成されており、給電導体及び結合用導体のうち少なくとも互いに誘導結合する部分は、長手方向とほぼ直交する方向に延在していることが好ましい。これによれば、放射導体の長さや面積を確保しつつ、放射電流と誘導電流の打ち消し合いを抑制することが可能となる。特に、放射電極を基体の第1の面のほぼ全面に形成すれば、放射導体の電気抵抗を低減することも可能となる。
この場合、給電導体及び結合用導体の少なくとも一部は、長手方向とほぼ直交する第2の面に形成されていても構わないし、基体の内面に形成されていても構わない。前者の場合、基体に貫通孔などを形成する必要がないことから、製造コストを抑制することが可能となる。また、後者の場合、誘導結合する部分が基体によって覆われることから、より強い結合を得ることが可能となる。
また、第1及び第2の面とほぼ直交し、基体の長手方向と平行な第3の面のほぼ全面を露出されれば、放射電流と給電電流及び誘導電流は、どの部分においても方向が一致しない。これにより、放射電流と給電電流との打ち消し合いをより効果的に防止することが可能となる。
このように、本発明によれば、搭載位置によるアンテナ特性の変化が少なく、且つ、高い放射効率を有する小型なアンテナ装置及びこれを用いた無線通信機器を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態によるアンテナ装置100の構造を示す略斜視図である。また、図2は、アンテナ装置100の展開図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態によるアンテナ装置100は、誘電体からなる基体110と、基体110に形成された複数の導体パターンによって構成されている。基体110は、A方向を長手方向とする直方体形状を有している。したがって基体110は、A方向と平行な4つの面111〜114と、A方向と直交する2つの面115,116とを有している。このうち面112は、プリント基板に対する搭載面である。
基体110の材料としては、特に限定されるものではないが、Ba−Nd−Ti系材料(比誘電率80〜120)、Nd−Al−Ca−Ti系材料(比誘電率43〜46)、Li−Al−Sr−Ti(比誘電率38〜41)、Ba−Ti系材料(比誘電率34〜36)、Ba−Mg−W系材料(比誘電率20〜22)、Mg−Ca−Ti系材料(比誘電率19〜21)、サファイヤ(比誘電率9〜10)、アルミナセラミックス(比誘電率9〜10)、コージライトセラミックス(比誘電率4〜6)などを用いることができる。基体110は、型枠を用いてこれらの材料を焼成することによって作製される。
誘電体材料は、目的とする周波数に応じて適宜選択すればよい。比誘電率εが大きくなるほど大きな波長短縮効果が得られるので、放射導体の長さをより短くすることができるが、効率が低下するため、必ずしも比誘電率εが大きければよいという分けではなく、適切な値が存在する。したがって、例えば、目的とする周波数が2.45GHzである場合、比誘電率εが20〜25程度の材料を用いることが好ましい。これによれば、十分な効率を確保しつつ放射導体の小型化を図ることができる。比誘電率εが20〜25程度である材料としては、Mg−Ca−Ti系誘電体セラミックを好ましく挙げることができる。Mg−Ca−Ti系誘電体セラミックとしては、TiO、MgO、CaO、MnO、SiOを含有するMg−Ca−Ti系誘電体セラミックを用いることが特に好ましい。
導体パターンは、放射導体121と、給電導体122と、結合用導体123と、調整用導体124とを含んでいる。これらの導体パターンは、電極用ペースト材をスクリーン印刷や転写などの方法によって塗布した後、所定の温度条件下で焼き付けを行うことによって形成することができる。電極用ペースト材としては、銀、銀−パラジウム、銀−白金、銅などを用いることができる。導体パターンは、この他にメッキやスパッタなどでも形成することが可能である。
放射導体121は、基体110の面111,116のほぼ全面と、面112の一部に形成されており、連続した帯状構造を有している。放射導体121の一端121aは結合用導体123に接続されており、他端121bはプリント基板上においてグランドパターンに接続される。
また、給電導体122は、基体110の面112〜115の一部に形成されており、連続した帯状構造を有している。給電導体122の一端122aはプリント基板上において給電ラインに接続され、他端122bはプリント基板上においてグランドパターンに接続される。
また、結合用導体123は、基体110の面113〜115の一部に形成されており、連続した帯状構造を有している。結合用導体123の一端123aは、上述の通り放射導体121に接続されており、他端123bは開放されている。
また、調整用導体124は、基体110の面112の一部に形成されており、プリント基板上において特性調整用のランドに接続される。
図1に示すように、給電導体122及び結合用導体123は、B方向に延在する結合部122c,123cをそれぞれ有している。B方向とは、長手方向と直交する方向である。これら結合部122c,123cはいずれも面115に形成されており、一定間隔をおいて平行に配置されている。これにより、給電導体122と結合用導体123は、結合部122c,123cにおいて誘導結合する。
図3は、アンテナ装置100が実装されるプリント基板上のパターンレイアウトを示す略平面図である。
図3に示すように、プリント基板20上には周囲3方向がグランドパターン22に囲まれたアンテナ実装領域21が設けられている。アンテナ実装領域21内には4つのランド31〜34が形成されており、アンテナ装置100はこれらのランド31〜34上に半田付けされる。
ランド31は、放射導体121の他端121bに接続されるランドである。ランド32は、給電導体122の一端122aに接続されるランドである。ランド33は、給電導体122の他端122bに接続されるランドである。ランド34は、調整用導体124に接続されるランドである。図3に示すように、ランド31,33はグランドパターン22に接続されており、ランド32は給電ライン41に接続されている。また、ランド34は、調整用素子42を介してグランドパターン22に接続されている。
調整用素子42としては、インダクタンス素子やキャパシタンス素子を用いることができる。後述するように、調整用素子42は、アンテナ特性を変化させる場合に付加される素子である。したがって、このような調整用素子42を接続することは必須でない。調整用素子42を使用しない場合には、ランド34はグランドパターン22に直接接続しても構わないし、フローティング状態としても構わない。
図4は、プリント基板20にアンテナ装置100を実装した状態を示す略斜視図であり、本実施形態によるアンテナ装置100を用いた無線通信機器の一部を示している。
図4に示すように、プリント基板20上にアンテナ装置100を実装すると、放射導体121の他端121bは、ランド31を介してグランドパターン22に接続される。一方、放射導体121の一端121aには、結合用導体123を介して信号電流が供給されることから、放射導体121には、主に基体110の長手方向であるA方向に放射電流Iaが流れることになる。
また、給電導体122については、一端122aがランド32を介して給電ライン41に接続され、他端122bがランド33を介してグランドパターン22に接続される。このため、給電ライン41を介して供給される給電電流Ibは、結合部122cを経由してグランドパターン22に流れることになる。結合部122cに給電電流Ibが流れると、結合用導体123の結合部123cには、給電電流Ibに応じた誘導電流Icが流れる。図4に示すように、給電導体122及び結合用導体123の結合部122c,123cは、長手方向と直交するB方向に延在していることから、誘導電流Icの流れる方向もB方向となる。B方向に流れる誘導電流Icは、結合用導体123を経由して放射導体121に供給され、その結果、放射導体121にはA方向に放射電流Iaが流れることになる。
このように、本実施形態によるアンテナ装置100では、放射電流Iaの流れる方向と給電電流Ib及び誘導電流Icの流れる方向が90°異なっていることから、これらが互いに打ち消し合うことが少ない。このため、打ち消し合いによる放射効率の低下を防止することが可能となる。
また、図4に示すように、結合用導体123の一端123aがプリント基板20の内側を向き、結合用導体123の他端123bがプリント基板20の外側を向くように載置すれば、帯域が広くなるという効果を得ることも可能となる。しかもこの場合、給電導体の一端122aがプリント基板20の内側を向くことになることから、プリント基板20上における給電ライン41の引き回しも容易となる。
図5は、プリント基板20に実装した状態におけるアンテナ装置100の等価回路図である。
図5に示すように、本実施形態によるアンテナ装置100は、誘導結合により給電される一種の逆Fアンテナを構成する。誘導結合は、給電導体122の結合部122cを一次側とし、結合用導体123の結合部123cを二次側とするトランスMによって行われる。
また、給電導体122と結合用導体123は、互いに近接して配置されていることから、両者間にはキャパシタンスC1が生じる。さらに、結合用導体123の他端123bは開放されていることから、グランドとの間でキャパシタンスC2が生じる。さらに、放射導体121と調整用導体124は、基体110を介して対向していることから、これらの間にもキャパシタンスC3が生じる。したがって、所望のアンテナ特性を得るためには、トランスMの結合特性に加え、これらキャパシタンスC1〜C3の値を考慮する必要がある。
調整用導体124については、上述の通り、グランドパターン22に直接接続しても構わないし、フローティング状態としても構わないが、アンテナ特性を変化させたい場合には、図4に示したように調整用素子42を接続すればよい。調整用素子42を接続すれば、放射導体121とグランドとの間のリアクタンスが変化することから、これに応じてアンテナ特性を変化させることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によるアンテナ装置100は、誘導結合により給電される逆Fアンテナであり、放射電流Iaの流れる方向と給電電流Ib及び誘導電流Icの流れる方向が90°異なっている。これにより、放射電流Iaと給電電流Ib及び誘導電流Icが互いに打ち消し合いにくくなることから、放射効率の低下を防止することが可能となる。
また、本実施形態によるアンテナ装置100は結合用導体123を有しており、結合用導体123を介して放射導体121と給電導体122とが誘導結合している。これにより、放射導体121には誘導電流Icが直接流れないことから、放射電流Iaと誘導電流Icの打ち消し合いをより効果的に防止することが可能となる。
また、本実施形態によるアンテナ装置100では、放射導体121が長手方向と平行な面111の全面に形成されており、給電導体122及び結合用導体123が面111とは異なる面に形成されていることから、放射導体121の長さや面積を十分に確保することが可能となる。これにより、基体の主面を効率よく利用することができることから、アンテナ装置全体を小型化することができる。また、放射導体121の電気抵抗を低減することも可能となる。
しかも、給電導体122及び結合用導体123が基体110の表面に形成されていることから、基体110に貫通孔などを形成する必要がなく、製造コストを抑制することが可能となる。
図6は、グランドパターンを配した複数のアンテナ実装領域を有するオングランド型のプリント基板50にアンテナ装置100を搭載した例を示す模式的な平面図である。
図6に示すプリント基板50は、2つのアンテナ実装領域51,52を有している。アンテナ実装領域51は、プリント基板50のコーナー部に位置しており、このため2方向からグランドパターン53に囲まれている。一方、アンテナ実装領域52は、プリント基板50の辺に沿って位置しており、このため3方向からグランドパターン53に囲まれている。
図7は、アンテナ実装領域51,52に搭載したアンテナのアンテナ特性を示すグラフであり、(a)は図17に示したギャップを用いた容量結合型のアンテナ装置を搭載した場合の特性を示し、(b)は図1に示したアンテナ装置100を搭載した場合の特性を示している。図7において、アンテナ実装領域51に搭載した場合の特性は実線で示されており、アンテナ実装領域52に搭載した場合の特性は破線で示されている。
図7(a)に示すように、ギャップを用いた容量結合型のアンテナ装置の場合、実装位置によってアンテナ特性(ここでは放射効率とVSWR)が大きく変化していることが分かる。これは、アンテナ実装領域51に実装した場合には、ギャップからみたグランドパターン53の長さG1が相対的に長いのに対し、アンテナ実装領域52に実装した場合には、ギャップからみたグランドパターン53の長さG2が相対的に短くなるからである。
これに対し、図7(b)に示すように、図1に示したアンテナ装置100を用いた場合には、実装位置によるアンテナ特性の差が非常に少ないことが分かる。これは、ギャップを用いた容量結合によって給電するのではなく、誘導結合によって給電しているためである。このように、本実施形態によるアンテナ装置100によれば、プリント基板上の搭載位置によるアンテナ特性の変化を抑制することも可能となる。
尚、アンテナ装置100のアンテナ特性を調整するためには、斜視図である図8及び展開図である図9に示すように、放射導体121に拡大部121eを設けたり、結合用導体123に拡大部123eを設けたりしても構わない。
以下、本発明の好ましい他の実施形態について説明する。
図10は、本発明の好ましい第2の実施形態によるアンテナ装置200の構造を示す略斜視図である。
本実施形態によるアンテナ装置200は、給電導体及び結合用導体のパターン形状が異なる点において、上述したアンテナ装置100と相違している。その他の点はアンテナ装置100と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態によるアンテナ装置200においては、給電導体222が基体110の面112,115にのみ形成されており、結合用導体223が基体110の面115にのみ形成されている。したがって、面113,114には導体パターンは形成されていない。
本実施形態においても、給電導体222及び結合用導体223は、B方向に延在する結合部222c,223cをそれぞれ有しており、これら結合部222c,223cは一定間隔をおいて平行に配置されている。これにより、給電導体222と結合用導体223は、結合部222c,223cにおいて誘導結合する。
本実施形態によるアンテナ装置200は、上述したアンテナ装置100と基本的に同じ効果を得ることができる。これに加え、本実施形態によるアンテナ装置200では、A方向と平行な基体110の面113,114に給電導体222及び結合用導体223が形成されていないことから、放射電流と給電電流及び誘導電流は、どの部分においても方向が一致しない。これにより、放射電流と給電電流との打ち消し合いをより効果的に防止することが可能となる。しかも、基体110の面113,114に導体パターンを形成する必要がないことから、製造コストを低減することが可能となる。
図11は、本発明の好ましい第3の実施形態によるアンテナ装置300の構造を示す略斜視図である。
本実施形態によるアンテナ装置300は、給電導体及び結合用導体のパターン形状が異なる点において、上述したアンテナ装置200と相違している。その他の点はアンテナ装置200とほぼ同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図11に示すように、本実施形態によるアンテナ装置300においては、給電導体322及び結合用導体323が基体の面115においてV字型に折り曲げられたパターン形状を有している。折り曲げられた部分は、いずれも一定間隔をおいて平行に配置されていることから、給電導体322と結合用導体323は、結合部322c,323cにおいて誘導結合する。
本実施形態によるアンテナ装置300は、上述したアンテナ装置200と基本的に同じ効果を得ることができる。これに加え、本実施形態によるアンテナ装置300では、給電導体322及び結合用導体323がV字型に折り曲げられていることから、一定間隔をおいて平行に配置される距離を長くすることが可能となる。これにより、より強い誘導結合を得ることが可能となる。尚、給電導体322及び結合用導体323の折り曲げはV字型以外に、U字型などであっても構わない。
尚、第2及び第3の実施形態のように、基体110の面113,114に導体パターンを形成しない場合であっても、結合用導体223,323の一端から他端がプリント基板の外側へ向かって延在するよう搭載することが好ましい。これによれば、上述の通り、広帯域化することができるとともに、プリント基板上における給電ラインの引き回しが容易となる。
図12は、本発明の好ましい第4の実施形態によるアンテナ装置400の構造を示す略斜視図である。
本実施形態によるアンテナ装置400は、給電導体及び結合用導体の一部が基体110の内面に形成されている点において、上述したアンテナ装置100と相違している。その他の点はアンテナ装置100とほぼ同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図12に示すように、本実施形態によるアンテナ装置400においては、基体110に2つの貫通孔が設けられている。これら貫通孔は、一定間隔をおいてB方向に平行に延在している。一方の貫通孔の内面に形成された導体パターンは、給電導体422の結合部422cを構成する。同様に、他方の貫通孔の内面に形成された導体パターンは、結合用導体423の結合部423cを構成する。
このような構成により、給電導体422と結合用導体423は、結合部422c,423cにおいて誘導結合し、誘導電流がB方向に流れることになる。これにより、本実施形態によるアンテナ装置400は、上述したアンテナ装置100と基本的に同じ効果を得ることができる。これに加え、本実施形態によるアンテナ装置400では、結合部422c,423cが基体によって覆われることから、より強い結合を得ることが可能となる。
また、本実施形態においても、結合用導体423の一端がプリント基板の内側を向き、結合用導体423の他端がプリント基板の外側を向くように載置することが好ましい。
図13は、本発明の好ましい第5の実施形態によるアンテナ装置500の構造を示す略斜視図である。
本実施形態によるアンテナ装置500は、結合用導体が基体110の表面に形成されている点において、上述したアンテナ装置400と相違している。その他の点はアンテナ装置400とほぼ同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図13に示すように、本実施形態によるアンテナ装置500においては、結合用導体523が基体110の内部に形成されておらず、結合用導体523の全部が基体110の面115に形成されている。結合用導体523のうち、B方向に延在する結合部523cは、給電導体422の結合部422cに沿って配置されている。
このような構成により、本実施形態によるアンテナ装置500は、上述したアンテナ装置400と基本的に同じ効果を得ることができる。
尚、本実施形態においても、結合用導体523の一端から他端がプリント基板の外側へ向かって延在するよう搭載することが好ましい。
図14は、本発明の好ましい第6の実施形態によるアンテナ装置600の構造を示す略斜視図である。
本実施形態によるアンテナ装置600は、給電導体が基体110の表面に形成されている点において、上述したアンテナ装置400と相違している。その他の点はアンテナ装置400とほぼ同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図14に示すように、本実施形態によるアンテナ装置600においては、給電導体622が基体110の内部に形成されておらず、給電導体622の全部が基体110の表面(面113〜115)に形成されている。給電導体622のうち、B方向に延在する結合部622cは、結合用導体423の結合部423cに沿って配置されている。
このような構成により、本実施形態によるアンテナ装置600も、上述したアンテナ装置400と基本的に同じ効果を得ることができる。
図15は、本発明の好ましい第7の実施形態によるアンテナ装置700の構造を示す略斜視図である。
本実施形態によるアンテナ装置700は、給電導体と結合用導体がC方向において誘導結合している点において、上述したアンテナ装置100と相違している。C方向とは、A方向及びB方向と直交する方向であり、実装後においてプリント基板に対して垂直な方向である。その他の点はアンテナ装置100とほぼ同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図15に示すように、本実施形態によるアンテナ装置700においては、給電導体722及び結合用導体723はC方向に延在する結合部722c,723cをそれぞれ有している。これら結合部722c,723cはいずれも面115に形成されており、一定間隔をおいて平行に配置されている。
このような構成により、給電導体722と結合用導体723は、結合部722c,723cにおいて誘導結合し、誘導電流がC方向に流れることになる。C方向は、放射電流の流れるA方向に対して直交する方向であることから、本実施形態によるアンテナ装置700は、上述したアンテナ装置100と基本的に同じ効果を得ることができる。このように、誘導電流が流れる方向は、実装後においてプリント基板に対して垂直な方向であっても構わない。
図16は、本発明の好ましい第8の実施形態によるアンテナ装置800の構造を示す略斜視図である。
本実施形態によるアンテナ装置800は、結合用導体が基体110の内面に設けられている点において、上述したアンテナ装置700と相違している。その他の点はアンテナ装置700とほぼ同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図16に示すように、本実施形態によるアンテナ装置800においては、結合用導体823が基体110の表面に形成されておらず、基体110の内面に形成されている。結合用導体823のうち、C方向に延在する結合部823cは、給電導体722の結合部722cに沿って配置されている。
このような構成により、本実施形態によるアンテナ装置800は、上述したアンテナ装置700と基本的に同じ効果を得ることができる。これに加え、本実施形態によるアンテナ装置800では、結合部823cが基体によって覆われることから、より強い誘導結合を得ることが可能となる。
尚、アンテナ装置800においては、結合用導体を基体110の内面に設けているが、これに代えて、或いはこれに加えて、給電導体を基体110の内面に設けても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記各実施形態におけるアンテナ装置は、基体がいずれも直方体形状を有しているが、本発明においてこの点は必須でない。したがって、基体が立方体形状や円柱形状などであっても構わない。また、直方体の角部にその向きを特定するためのテーパーが設けられていても構わない。
また、上記実施形態においては、基体の材料として誘電体を用いているが、誘電体以外に誘電性を有する磁性体を用いてもよい。この場合、1/{(ε×μ)1/2}の波長短縮効果が得られるので、透磁率μの高い磁性体を用いることによって、大きな波長短縮効果を得ることができる。
また、上記各実施形態によるアンテナ装置においては、放射電流Iaが流れる方向と給電電流Ib及び誘導電流Icが流れる方向が90°の角度を成しているが、本発明においてこれらの成す角が90°であることは必須でなく、少なくともこれらの電流方向が異なっていれば足りる。しかしながら、放射電流Iaと給電電流Ib及び誘導電流Icの打ち消し合いを最も効果的に防止するためには、上記各実施形態のように、これらのなす角を90°に設定することが最も好ましい。
また、上記各実施形態によるアンテナ装置はいずれも調整用導体124を備えているが、本発明において調整用導体124を設けることは必須でなく、これを省略しても構わない。
また、上記各実施形態によるアンテナ装置はいずれも逆Fアンテナであるが、本発明によるアンテナ装置が逆Fアンテナであることは必須でなく、他のタイプであっても構わない。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態によるアンテナ装置100の構造を示す略斜視図である。 図2は、アンテナ装置100の展開図である。 図3は、アンテナ装置100が実装されるプリント基板上のパターンレイアウトを示す略平面図である。 図4は、プリント基板20にアンテナ装置100を実装した状態を示す略斜視図である。 図5は、プリント基板20に実装した状態におけるアンテナ装置100の等価回路図である。 図6は、複数のアンテナ実装領域を有するオングランド型のプリント基板50にアンテナ装置100を搭載した例を示す模式的な平面図である。 図7は、アンテナ実装領域51,52に搭載したアンテナのアンテナ特性を示すグラフであり、(a)はギャップを用いた容量結合型のアンテナ装置を搭載した場合の特性を示し、(b)は図1に示したアンテナ装置100を搭載した場合の特性を示している。 図8は、アンテナ装置100の変形例による構造を示す略斜視図である。 図9は、図8に示すアンテナ装置の展開図である。 図10は、本発明の好ましい第2の実施形態によるアンテナ装置200の構造を示す略斜視図である。 図11は、本発明の好ましい第3の実施形態によるアンテナ装置300の構造を示す略斜視図である。 図12は、本発明の好ましい第4の実施形態によるアンテナ装置400の構造を示す略斜視図である。 図13は、本発明の好ましい第5の実施形態によるアンテナ装置500の構造を示す略斜視図である。 図14は、本発明の好ましい第6の実施形態によるアンテナ装置600の構造を示す略斜視図である。 図15は、本発明の好ましい第7の実施形態によるアンテナ装置700の構造を示す略斜視図である。 図16は、本発明の好ましい第8の実施形態によるアンテナ装置800の構造を示す略斜視図である。 図17は、従来のアンテナ装置の構成の一例を示す略斜視図である。 図18は、従来のアンテナ装置の構成の他の例を示す略斜視図である。
符号の説明
20,50 プリント基板
21,51,52 アンテナ実装領域
22,53 グランドパターン
31〜34 ランド
41 給電ライン
42 調整用素子
100,200,300,400,500,600,700,800 アンテナ装置
110 基体
111〜116 面
121 放射導体
121a 放射導体の一端
121b 放射導体の他端
121c 放射導体の結合部
121e 放射導体の拡大部
122,222,322,422,622,722 給電導体
122a 給電導体の一端
122b 給電導体の他端
122c,222c,322c,422c,622c,722c 給電導体の結合部
123,223,423,523,723,823 結合用導体
123a 結合用導体の一端
123b 結合用導体の他端
123c,223c,423c,523c,723c,823c 結合用導体の結合部
124 調整用導体
C1〜C3 キャパシタンス
Ia 放射電流
Ib 給電電流
Ic 誘導電流
M トランス

Claims (10)

  1. 誘電体又は磁性体からなる基体と、前記基体に形成された導体パターンとを備えるアンテナ装置であって、
    前記導体パターンは、放射導体と、給電導体と、前記放射電極に接続され前記給電導体と平行に延在する結合用導体とを少なくとも含み、
    前記給電導体及び前記結合用導体は、前記放射導体が形成された面とは異なる面に形成されており、
    前記放射導体に流れる放射電流の方向と、前記給電導体に流れる給電電流及び給電電流によって前記結合用導体に誘導される誘導電流の方向が互いに異なっていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記放射電流が流れる方向と前記給電電流及び前記誘導電流が流れる方向は、ほぼ直交していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記基体はほぼ直方体であり、前記放射導体の少なくとも一部は、前記基体の長手方向と平行な第1の面に形成されており、前記給電導体及び前記結合用導体のうち少なくとも互いに誘導結合する部分は、前記長手方向とほぼ直交する方向に延在していることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記放射電極は、前記基体の前記第1の面のほぼ全面に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記給電導体及び前記結合用導体の少なくとも一部は、前記長手方向とほぼ直交する前記基体の第2の面に形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のアンテナ装置。
  6. 前記第1及び第2の面とほぼ直交し、前記基体の長手方向と平行な前記基体の第3の面は、ほぼ全面が露出されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記給電導体及び前記結合用導体の少なくとも一部は、前記基体の内面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  8. プリント基板と、前記プリント基板に搭載された請求項1乃至7のいずれか一項に記載のアンテナ装置とを備えることを特徴とする無線通信機器。
  9. 前記プリント基板は、グランドパターンを有し、前記放射導体は、前記プリント基板上において前記グランドパターンに接続されていることを特徴とする請求項8に記載の無線通信機器。
  10. 前記プリント基板は、前記アンテナ装置が搭載されたアンテナ実装領域をさらに有し、前記アンテナ実装領域は、前記グランドパターンによって少なくとも2方向から囲まれていることを特徴とする請求項8又は9に記載の無線通信機器。
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