JP2008247475A - 折畳傘の袋収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の収納動作の労力が少なく、利便性に優れると共に、利用者1人当たりの収納動作に要する時間を短縮することができる折畳傘の袋収納装置を提供する。
【解決手段】本体2に傘袋10を収容し、傘袋10の開口10aを開放する開放操作部材3を本体2内に回動可能に設け、折畳傘11の先端を当接して付勢することにより、開放操作部材3が回動して傘袋11の開口10aを開放する折畳傘11の袋収納装置1であって、本体上部の折畳傘の導入部21と本体側部の折畳傘の取出部22とを連続するように開放し、開放操作部材3の折畳傘11の取出側に折畳傘11の嵩張りを規制する羽体4を立設し、羽体4を折畳傘の取出側に回動可能とし、且つ前記回動状態から弾性復帰可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばホテルや店舗等の入口に設置され、雨天時に濡れた傘を傘袋内に収納する装置に係り、特に折畳傘を傘袋内に収納する折畳傘の袋収納装置に関する。
雨天時に濡れた傘を傘袋内に収納する装置が広く知られている。前記装置は、径の小さい略円形の導入口に閉じた長傘が投入され、前記導入口で長傘を窄めて本体に収容された傘袋に収納し、前記導入口の外縁の一部を構成するガイド部材が水平に開くことで、傘袋に収納された長傘が取り出せるようになっており、利用者は長傘の柄を持ち続けたまま傘袋への収納動作を行うことができる。
しかしながら、前記装置は、長傘を傘袋に収納する装置であって、折畳傘を傘袋に収納することはできない。即ち、柄が短い折畳傘を本体内の傘袋に収納するには、折畳傘を本体深くまで入り込ませる必要があるが、前記傘の径を窄める導入口が小径で手が引っ掛かってしまうため、折畳傘を深く入り込ませることはできない。そのため、折畳傘を傘袋に収納するためには専用の装置が必要となる。
前記折畳傘を傘袋に収納する装置として特許文献1の装置がある。特許文献1の装置は、略矩形の導入口を広く開口し、導入口から下方に向かって内側に傾斜するテーパ面を四方に設け、前記テーパ面で折畳傘を漸次窄めて傘袋に収納するものである。前記装置を使用する際には、利用者は導入口から折畳傘を入れ、柄の先端を押し込むようにして本体深くに入り込ませると共に、折畳傘から一旦手を離し、傘袋に収納された折畳傘を前部カバー下側の取出口から取り出すことになる。
特開2006−151401号公報
しかしながら、上記特許文献1の装置は、利用者は折畳傘から一旦手を離し、前部カバーの下の取出口から傘袋に収納された折畳傘を改めて手で取り出さざるを得ないものであり、利用者は折畳傘の柄を持ち続けながら傘袋への収納動作を行うことができない。更に、下部に位置する取出口から折畳傘を取り出すものであるため、人によっては中腰になって折畳傘を取り出す必要がある。そのため、利用者の収納動作の労力が大きくなり、利便性に劣ると共に、利用者1人当たりの収納動作に要する時間が長くなり、ホテルや店舗等の入口付近で人の渋滞を招いてしまう可能性もある。
本発明は上記課題に鑑み提案するものであって、利用者の収納動作の労力が少なく、利便性に優れると共に、利用者1人当たりの収納動作に要する時間を短縮することができる折畳傘の袋収納装置を提供することを目的とする。
本発明の折畳傘の袋収納装置は、本体に傘袋を収容し、傘袋の開口を開放する開放操作部材を本体内に回動可能に設け、折畳傘の先端を当接して付勢することにより、開放操作部材が回動して傘袋の開口を開放する折畳傘の袋収納装置であって、前記本体上部の折畳傘の導入部と前記本体側部の折畳傘の取出部とを連続するように開放し、前記開放操作部材の折畳傘の取出側に折畳傘の嵩張りを規制する羽体を立設し、前記羽体を折畳傘の取出側に回動可能とし、且つ前記回動状態から弾性復帰可能とすることを特徴とする。
また、本発明の折畳傘の袋収納装置は、前記羽体を前記開放操作部材にバネ蝶番で取り付けることを特徴とする。
また、本発明の折畳傘の袋収納装置は、前記羽体の羽部を上方に向かって拡がるように傾斜して立設することを特徴とする。
また、本発明の折畳傘の袋収納装置は、前記開放操作部材を前記収容した傘袋に向かって下降するように傾斜して設けることを特徴とする。好適には、傾斜する羽部と、傾斜する開放操作部材或いはその回転板と、前記羽部と反対側の本体側部に設けられる傾斜面とを、折畳傘を窄めて傘袋の開口に導くガイド部とする構成、更に、前記三者に加え、傘袋収容側の後部に設けられる略垂直の規制面をガイド部とする構成とすると良い。
また、本発明の折畳傘の袋収納装置は、前記開放操作部材の前記取出側と反対側の側部に規制部材を設け、前記開放操作部材の傘袋開口を開放する回動から復元する方向への付勢を前記規制部材の前記本体の当接面への当接で規制することにより、前記開放操作部材を傾斜配置することを特徴とする。
また、本発明の折畳傘の袋収納装置は、梃子の一端を前記開放操作部材に軸支し、前記梃子の他端に錘を設け、前記錘の下降で前記開放操作部材を回動状態から復帰することを特徴とする。
また、本発明の折畳傘の袋収納装置は、本体に傘袋を収容し、傘袋の開口を開放する開放操作部材を本体内に回動可能に設け、折畳傘の先端を当接して付勢することにより、開放操作部材が回動して傘袋の開口を開放する折畳傘の袋収納装置であって、梃子の一端を前記開放操作部材に軸支し、前記梃子の他端に錘を設け、前記錘の下降で前記開放操作部材を回動状態から復帰することを特徴とする。
尚、本明細書開示の発明には、各発明や各実施形態の構成の他に、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものも含まれる。
本発明の折畳傘の袋収納装置は、折畳傘の導入部と取出部を連続させ、開放操作部材に折畳傘の嵩張りを規制する羽体を立設し、羽体を折畳傘の取出側に回動可能とし、且つ前記回動状態から弾性復帰可能とすることにより、利用者は柄を持ち続けたまま一連の動作で折畳傘を傘袋に収納することが可能である。更に、折畳傘の導入部と取出部が連続しているので、利用者は楽な姿勢のまま傘袋に収納した折畳傘を取り出すことができる。従って、利用者の収納動作の労力が少なく、利便性に優れると共に、利用者1人当たりの収納動作に要する時間を短縮することができる。
また、羽体を開放操作部材にバネ蝶番で取り付けることにより、羽板の良好な回動と弾性復帰を安価に実現することができる。
また、折畳傘は閉じた際に長傘よりも嵩張るが、羽体の羽部を上方に向かって拡がるように傾斜して立設することにより、羽部をガイド部とし、羽部で折畳傘の嵩張りを窄め、傘袋に収納し易くすることができる。
また、折畳傘は閉じた際に長傘よりも嵩張るが、開放操作部材を収容した傘袋に向かって下降するように傾斜して設けることにより、開放操作部材をガイド部とし、垂直方向より開放操作部材の傾斜方向に倣うように傾斜して導入される折畳傘の嵩張りを回動前の開放操作部材で窄め、傘袋に収納し易くすることができる。
また、開放操作部材の折畳傘の取出側と反対側の側部に規制部材を設け、規制部材の当接で開放操作部材を傾斜配置することにより、取出側と反対側のスペースを有効活用しつつ、簡単な構造で開放操作部材を所要の傾斜角度に傾斜配置することができる。
また、柄が短い折畳傘の袋収納装置では利用者の手が装置本体深くに入り込むが、梃子の一端を前記開放操作部材に軸支し、前記梃子の他端に錘を設け、前記錘の下降で前記開放操作部材を回動状態から復帰する構成により、本体に入り込んだ手や指が開放操作部材で挟まれることを防止し、安全性を確保することができる。
本発明の折畳傘の袋収納装置の実施形態について説明する。
本実施形態の折畳傘の袋収納装置1は、図1〜図7に示すように、傘袋10が収容される本体2と、本体2内に回動可能に設けられ、折畳傘11の先端を当接され付勢されることにより回動して、傘袋10の開口10aを開放する開放操作部材3と、傘袋10に収納された折畳傘11が取り出される取出側で開放操作部材3から立設する羽体4とを備える。
本体2は、平面視略コ字形の箱体であり、その上部に折畳傘11の導入部21、その側部に傘袋10に収納された折畳傘11の取出部22を有し、導入部21と取出部22は連続して開放している。本体2の上面には、前部カバー23と、前面に略垂直な規制面241を有する後部カバー24と、前記折畳傘11の取出側と反対側の本体2の側部で導入部21の側方に設けられる傾斜面25とが設けられている。本体2内の傘袋10は、後部カバー24の下側で、開口10a側が前面になるようにハンガー26に吊されて複数枚収容され、後方に設けられる板状の付勢バネ27で常時前方へ移動付勢されている。尚、前部カバー23と後部カバー24間の距離に相当する平面視略コ字形の導入部21の幅は140〜150mm程度、同様に取出部22の幅は140〜150mm程度とすることが好ましい。
開放操作部材3は、平面視略矩形・正面視略コ字形の回転板31と、回転板31の先端に設けられる舌片32とを有する。回転板31には、前端にブラケット311が屈曲形成されており、ブラケット311に第1支軸28が挿通され、回転板31は第1支軸28を中心に回転可能になっている。第1支軸28は、戻しバネとオイルダンパを有する蝶番(図示せず)の軸であり、回動された回転板31は、戻しバネによる弾性復帰をオイルダンパで緩衝しながら、緩やかに回動前の状態に復元し、開放操作部材3で利用者の手や指が挟まれることを防止可能である。更に、回転板31の取出側と反対側の側部には、規制部材として略三角形の規制板312が固着され、規制板312の上面が傾斜面25の略下端の外側に設けられる水平面251に当接する。開放操作部材3を構成する回転板31は、当接面である水平面251への規制板312の当接により、収容された傘袋10に向かって下降するように傾斜して配設され、又、弾性復帰した際にも規制板312の当接で前記傾斜状態となる。
回転板31の前端近傍には第2支軸33が軸支され、第2支軸33には回転板31の内側で舌片32の後端側部321が挿通され、第2支軸33を中心に舌片32が回転可能に連結されている。第2支軸33には弦巻バネ34が巻回され、その一端が回転板31の下面で支持され、その他端が舌片32の略中央に取り付けられており、舌片32は弦巻バネ34で上方へ回動付勢され、第2支軸33を中心に揺動可能になっている。舌片32は最前列の傘袋10に当接して開口10aの上側に配置されている。尚、回転板31の幅(第2支軸28の長手方向での長さ)は80〜90mm程度とすることが好ましい。
羽体4は、図7に示すように、略板状又は略枠状の羽部41と、羽部41を支持する正面視略L字形の支持アーム42とを有し、支持アーム41の基端にはバネ蝶番43が設けられ、バネ蝶番43は開放操作部材3の回転板31の下側に略Ω字形の取付具35を介して取り付けられている。羽部41は、通常の状態では上方に向かって拡がるように傾斜して立設しており、本例では垂直方向に対して20度程度傾斜している。前記傾斜する羽部41は、折畳傘11の導入時に折畳傘11の嵩張りを規制して窄めるガイド部となる。また、羽体4は、バネ蝶番43により、折畳傘11の取出側に回動可能であると共に、前記回動状態から弾性復帰することが可能である。本例では羽部41の前記20度程度の傾斜状態から40度程度、即ち垂直方向に対して60程度まで倒れて傾動可能である。
尚、羽体4の羽部41は略垂直に上方へ立設する構成とすることも可能であるが、前述の如く傾斜して設けると好適であり、前記傾斜角度は、例えば10〜30度とすると好ましく、15〜25度とするとより好ましい。また、羽体4或いは羽部41の最低回動角度は、前記傾斜角度に応じて設定するとよく、例えば前記傾斜角度を15〜25度とする場合には、羽体4の最低回動角度は35〜45度とするとよい。
上記実施形態の装置1で折畳傘11を傘袋10に収納する場合には、折り畳んだ状態の折畳傘11を先端が傘袋10に向くように若干傾けて導入部21から導入し、その先端を回転板31に当接して折畳傘11を下方に押し下げ、回転板31を下方に回動する。前記動作では、予め傾斜配置され、回動で一層傾斜する回転板31、傾斜配置されている羽部41、本体2の側部の傾斜面25、規制面241をガイド部として、折り畳んだ状態の折畳傘11の嵩張りが規制されて窄められる。更に、回転板31の回動により、舌片32の先端が当接する最前列の傘袋10の前面を滑るように下方移動して、最前列の傘袋10の開口10a内に進入する。折畳傘11を更に下降して回転板31を回動させていくと、舌片32が開口10a内に深く進入すると共に傘袋前面から離れて開口10aが広く開放し、折畳傘11は傘袋10内に進入して収納される。傘袋10に収納された折畳傘11は、羽体4を取出側に回動して取出部22から取り出される。
折畳傘11の傘袋10への収納及び取出後には、羽体4がバネ蝶番43の回動付勢で復帰すると共に、付勢バネ27の付勢で次順位の傘袋10が最前列に移動し、舌片32が弦巻バネ34の回動付勢で復帰し、回転板31が戻りバネとオイルダンパを有する蝶番の回動付勢で復帰して、舌片32が最前列に移動した傘袋10の前面に当接する。
上記実施形態の折畳傘の袋収納装置1は、折畳傘11の導入部21と取出部22を連続させ、開放操作部材3に折畳傘11の嵩張りを規制する羽体4を立設し、羽体4を折畳傘11の取出側に回動可能とし、且つ前記回動状態から弾性復帰可能とすることにより、利用者は柄を持ち続けたまま一連の動作で折畳傘11を傘袋10に収納することが可能である。更に、利用者は楽な姿勢のまま傘袋10に収納した折畳傘11を取り出すことができる。従って、利用者の収納動作の労力が少なく、利便性に優れると共に、利用者1人当たりの収納動作に要する時間を短縮することができる。また、羽体4を開放操作部材3にバネ蝶番43で取り付けることにより、羽板4の良好な回動と弾性復帰を安価に実現することができる。また、羽体4の羽部41を上方に向かって拡がるように傾斜して立設することにより、羽部41をガイド部とし、羽部41で折畳傘11の嵩張りを窄め、傘袋10に収納し易くすることができる。また、開放操作部材3を収容した傘袋10に向かって下降するように傾斜して設けることにより、開放操作部材3をガイド部とし、垂直方向より開放操作部材3の傾斜方向に倣うように傾斜して導入される折畳傘11の嵩張りを回動前の開放操作部材3で窄め、傘袋10に収納し易くすることができる。
また、上記実施形態では、回転板31の回動状態からの緩衝しながらの復帰を戻しバネとオイルダンパによる機構で構成し、回動状態の回転板31を単に戻しバネで復帰する場合よりも緩やかに復帰するようにしたが、他の構成により、回動状態の回転板31を緩やかに復帰可能としてもよく、例えば図8に示す錘機構としてもよい。図8の錘機構では、戻しバネを有しない回転軸51に回転板31を回動可能に取り付け、回動前の回転板31よりも下方位置に梃子52の略中央位置を支点となるように軸支して設置する。梃子52の一端521は回転板31の略中央位置に軸支して取り付けられ、他端522は本体2の側壁に沿って上下動可能な錘板53の上端に軸支して取り付けられる。錘板53の重さ、支点と一端521の長さ、支点と他端522の長さは、回転板31の回動状態からの復帰を緩やかに行える程度の重さ、長さである。例えば錘板53の重さは500〜600g程度、支点と一端521の長さは90〜100mm程度、支点と他端522の長さは90〜100mm程度とすることが好ましい。
前記錘機構に於いて、折畳傘11で回転板31を回動すると、一端521を力点、他端522を作用点として梃子52が図示矢印の方向へ傾動し、錘板53を上方へ持ち上げて移動する。折畳傘11を傘袋10に収納して取り出した後には、自重で錘板53が下降し、他端522を力点、一端521を作用点として梃子52が図示矢印と逆方向へ傾動し、回転板31が回動状態から緩やかに復帰する。戻しバネとオイルダンパによる機構は、高価で、長期使用で戻りが悪くなった戻しバネの調整が必要となるのに対し、前記錘機構は安価で、前記戻しバネの調整が不要であるという有利性を有する。更に、前記錘機構は、回転板31の回動状態からの復帰を緩やかに行えるので、本体2に入り込んだ手や指が開放操作部材3を構成する回転板31で挟まれることを防止し、安全性を確保することができる。
本発明は、折畳傘の袋収納装置として利用することができる。
実施形態の折畳傘の袋収納装置による収納動作を説明する説明図。 実施形態の折畳傘の袋収納装置を示す平面図。 実施形態の折畳傘の袋収納装置に於ける要部説明図。 実施形態に於ける開放操作部材と傘袋を示す説明図。 実施形態に於ける開放操作部材の平面図。 実施形態に於ける開放操作部材の側面図。 実施形態に於ける開放操作部材の正面図。 錘機構の説明図。
符号の説明
1…折畳傘の袋収納装置 2…本体 21…導入部 22…取出部 23…前部カバー 24…後部カバー 241…規制面 25…傾斜面 251…水平面 26…ハンガー 27…付勢バネ 28…第1支軸 3…開放操作部材 31…回転板 311…ブラケット 312…規制板 32…舌片 321…後端側部 33…第2支軸 34…弦巻バネ 35…取付具 4…羽体 41…羽部 42…支持アーム 43…バネ蝶番 51…回転軸 52…梃子 521…一端 522…他端 53…錘板 10…傘袋 10a…開口 11…折畳傘

Claims (6)

  1. 本体に傘袋を収容し、
    傘袋の開口を開放する開放操作部材を本体内に回動可能に設け、
    折畳傘の先端を当接して付勢することにより、開放操作部材が回動して傘袋の開口を開放する折畳傘の袋収納装置であって、
    前記本体上部の折畳傘の導入部と前記本体側部の折畳傘の取出部とを連続するように開放し、
    前記開放操作部材の折畳傘の取出側に折畳傘の嵩張りを規制する羽体を立設し、
    前記羽体を折畳傘の取出側に回動可能とし、且つ前記回動状態から弾性復帰可能とすることを特徴とする折畳傘の袋収納装置。
  2. 前記羽体を前記開放操作部材にバネ蝶番で取り付けることを特徴とする請求項1記載の折畳傘の袋収納装置。
  3. 前記羽体の羽部を上方に向かって拡がるように傾斜して立設することを特徴とする請求項1又は2記載の折畳傘の袋収納装置。
  4. 前記開放操作部材を前記収容した傘袋に向かって下降するように傾斜して設けることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の折畳傘の袋収納装置。
  5. 前記開放操作部材の前記取出側と反対側の側部に規制部材を設け、前記開放操作部材の傘袋開口を開放する回動から復元する方向への付勢を前記規制部材の前記本体の当接面への当接で規制することにより、前記開放操作部材を傾斜配置することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載に折畳傘の袋収納装置。
  6. 梃子の一端を前記開放操作部材に軸支し、前記梃子の他端に錘を設け、前記錘の下降で前記開放操作部材を回動状態から復帰することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の折畳傘の袋収納装置。
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