JP2019182451A - 巻取シートの包装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性がよく、巻取シートの破損等も防げるようにした巻取シートの包装装置を提供する。【解決手段】包装装置1は、カレンダー15が挿入される挿入口14と、挿入口14からの巻取シートを下方へ案内する案内通路47と、カレンダー15入りの透明ビニール袋25を取り出す取出し口19とを備える。区画壁部50に対して左側には、透明ビニール袋25を吊るす吊り具55と、透明ビニール袋25を区画壁部50の下端に押圧する押圧手段54が配設され、右側には、強制開口手段53が配設される。左の側面パネル3cは、上側の傾動壁部58が外側に傾動可能になっている。案内通路47の下端には棚板44が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、カレンダーやポスター等の巻取シート(巻物)を包装袋内に装填して包装する包装装置に関する。
一端が開口端になっている長尺のビニール袋のような包装袋の束をセットし、被包装物を包装袋内に装填する際に、包装袋の開口端を強制開口する機能を装備した包装装置が存在する(例:特許文献1〜3)。
特許第6100940号公報 特許第4979994号公報 特開2012−20753号公報
上記のような包装装置を、カレンダーやポスター等の巻取シートの包装装置に適用しようとした場合、巻取りシートの挿入・取出し作業や、包装袋の束の補給作業などがやりやすいようにすると共に、巻取りシートが破損したりしないようにする工夫が必要となる。
しかしながら、上記従来の包装装置では、巻取りシートの包装に適した構造や配置にはなっておらず、巻取りシートを破損しないようにする工夫もなされていなかったので、巻取りシートの包装装置としては利用しにくかった。
本発明の目的は、作業性がよく、巻取シートの破損等も防げるようにした巻取シートの包装装置を提供することにある。
本発明の包装装置は、左右一方の側に、上端を外側に傾動可能な傾動壁部を有するケーシングと、
前記ケーシングの上面に形成され、巻取シートを長手方向に挿入可能である挿入口と、
前記挿入口からの前記巻取シートを下方へ案内する案内通路と、
前記案内通路から前記巻取シートを取出し可能に前記ケーシングの正面に形成されている取出し口と、
前記ケーシング内に配設され、前記案内通路の上端部を前記傾動壁部側において区画する区画壁部と、
前記区画壁部に対して前記傾動壁部側に配設され、前記傾動壁部が傾動位置にあるときに開放される前記ケーシングの開放部から前記ケーシング内に装填される包装袋の束を、該包装袋の開口端を上側にして、吊るす吊り具と、
先端部に押圧板を回動可能に有し、前記傾動壁部の内面側に支持され、前記傾動壁部の閉鎖位置では、前記束の最前の包装袋の前記開口端が前記案内通路内に位置するように、前記押圧板により前記束をその後ろ側から前記区画壁部の下端部の方へ押圧する押圧手段と、
前記最前の包装袋にその開口端より差込み可能である差込み片を先端部に有し、前記差込み片が前記最前の包装袋の開口端より上に位置する第1回動位置と前記最前の包装袋内にその開口端より挿入されて前記開口端を強制開口させる第2回動位置との間で回動可能に前記ケーシング内に支持される強制開口手段と、
前記案内通路の下端を区画する棚板と、
前記ケーシングから外に突出して、足の踏込みにより揺動して、前記強制開口手段を回動させるペダルと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ペダルを踏むことにより、強制開口手段が回動して、包装袋の開後端が強制開口されるので、包装袋の開口から巻取りシートを容易に挿入することができる。
また、包装袋に挿入された巻取りシートは、包装装置の正面に設けられた取出し口から取出すことができるので、包装された巻取りシートを取出しやすい。
更に、ケーシングの傾動壁部を傾動位置にすることにより、押圧板が区画壁部から離反するとともに、ケーシングが開放されて、ケーシング内の吊り具がケーシングの外部に対して開放されるので、吊り具への包装袋の束の補給作業もしやすくなる。
更にまた、案内通路の下端を区画する棚板が設けられているので、包装された巻取りシートを取り損ねて落下させたとしても、棚板上に載って底壁まで落下することはなく、巻取りシートの破損を防止することができる。
本発明の実施に際し、前記包装袋は、前記開口端より延出する延出部を有し、前記延出部には、前記包装袋の幅方向に延在するミシン目が形成され、前記巻取シートが前記包装袋内に装填されたときの前記ミシン目と前記包装袋内の前記巻取シートの上端との前記包装袋の長手方向の長さが、前記巻取シートの外径よりも大きいことが好ましい。
上記態様によれば、包装袋内の巻取シートより上の包装袋部分が、巻取シートの上端面に被せられて、巻取シートを包装袋内で上端面側から封鎖することができる。
本発明の実施に際し、前記包装袋の前記延出部には、前記吊り具が挿通される挿通孔が、前記ミシン目の箇所に形成され、前記ミシン目は、前記巻取シートが前記包装袋内に装填されたときの重量で分断可能になっていることが好ましい。
上記態様によれば、包装袋の挿通孔がミシン目の箇所に形成されるので、包装袋はミシン目において自動で分断され易くなる。これにより、包装袋内に巻取シートが落とし込まれたときに、巻取シートの重量でミシン目が分断されて、作業者が、一々、力を掛けて、ミシン目を分断する手間を省くことができる。
本発明の実施に際し、前記強制開口手段は、前記差込み片を先端部に取り付けられ、前記第2回動位置において前記先端部を前記最前の包装袋の内周側に進入させ、前記最前の包装袋の前記開口端を拡開しつつ、前記挿入口からの包装袋を案内する拡開ガイドを有することが好ましい。
上記態様によれば、拡開ガイドが、挿入口から投入された巻取シートを包装袋の開口端に案内するとともに、さらに、開口端の開口を広げて、巻取シートの開口端における巻取シートの案内も果たす。この結果、巻取シートを円滑に巻取シート内に装填することができる。
本発明の実施に際し、前記棚板の上面には、クッションシートが張られていることが好ましい。
上記態様によれば、クッションシートが、棚板に対する巻取シートの下端の衝突を緩和する。これにより、巻取シートの損傷を防止することができる。
本発明の実施に際し、前記区画壁部の前記案内通路側の面には、前記最前の包装袋の前記延出部を前記押圧板の方へ押圧する板ばねが取り付けられていることが好ましい。
上記態様によれば、板ばねが最前の包装袋の延出部を押圧板の方へ押し付けるので、差込み片が包装袋の開口端に挿入された時に、延出部が差込み片の方に引き寄せられることを抑制する。この結果、包装袋の開口端を適切に強制開口することができる。
本発明の実施に際し、前記案内通路は、前記ケーシングの正面視で前記挿入口から前記取出し口の上端までの範囲の幅が前記取出し口の幅より狭くなっていることが好ましい。
上記態様によれば、案内通路において挿入口から取出し口の上端までの範囲が幅狭になっているので、巻取シートを包装袋の開口の方に的確に案内することができる。
カレンダーを包装する包装装置を斜め正面上方から見た斜視図である。 正面パネルを取り外した状態で包装装置の内部を包装装置の正面視の方向から示す図である。 操作手段を包装装置の側方視の方向から示す図である。 包装装置の正面視の方向から見た押圧手段の拡大図である。 案内通路側から区画壁部及び透明ビニール袋の束の上端部を見た図である。 強制開口手段を第1回動位置にあるときの状態で示す図である。 強制開口手段を第2回動位置にあるときの状態で示す図である。 拡開案内椀の斜視図である。 取出し口から引き抜かれた時の透明ビニール袋における各部の寸法関係を示す図である。
[包装装置の構成の概略]
図1は、カレンダー15を包装する包装装置1を斜め正面上方から見た斜視図である。包装装置1は、上下の端において開口するケーシング本体2と、ケーシング本体2の上端開口を覆うカバー4と、ケーシング本体2の下端開口を覆う底板5とを備える。ケーシング本体2、カバー4及び底板5は、包装装置1のケーシングを構成する。
ケーシング本体2は、さらに、正面パネル3a、背面パネル3b及び左右のカバー4bの4面を有する。背面パネル3bと右の側面パネル3cと、左の側面パネル3cのうち下側の固定壁部59(図2)とは、一体に形成されている。
底板5は、水平な床面等に載置され、包装装置1を支持する。包装装置1の安定性を確保するため、底板5の周縁部は、ケーシング本体2の下端の各辺から外側へ所定量、張り出している。カバー4は、正面視で左側の揺動蓋部10aと右側の固定蓋部10bとを有する。揺動蓋部10aは、ヒンジ51(図4)により固定蓋部10bに対して回転方向Raの向きに回動可能であり、包装装置1内への透明ビニール袋25の補給の際には、固定蓋部10bの上面に折返される。
固定蓋部10bには、挿入口14が開口している。正面パネル3aには、幅狭部18及び取出し口19が上下に連なって開口している。幅狭部18の上端は、挿入口14の側縁の高さにある。取出し口19の下端は、ケーシング本体2の中間の高さに設定されている。クッションシート22は、ケーシング本体2内において取出し口19の下端の高さに配設されている。
挿入口14は、巻取シートとしての巻物状態のカレンダー15を長手方向にして挿入可能な大きさに設定されている。一方、取出し口19の上下方向の長さは、巻物状態のカレンダー15の長さより長く設定されている。取出し口19の幅は、作業者が取出し口19内に片手を入れて、内部でカレンダー15入りの透明ビニール袋25を掴んで、取出し可能な大きさに設定されている。
ペダル開口42は、正面パネル3aの右側下部に、横長の矩形に形成されている。ペダル41は、ペダル開口42から前方に所定長さ、突出している。
[包装袋]
包装装置1は、長尺の巻取シートの一例として巻物状態のカレンダー15を、包装袋としての透明ビニール袋25内に装填して包装する機能を有する。透明ビニール袋25は、束28としてケーシング本体2内にセットされる。
束28では、所定の複数枚数の透明ビニール袋25が、上端縁において固着部32で固着されている。透明ビニール袋25は、長尺状の包装袋であり、上端から所定長さの箇所に開口端29を有する。透明ビニール袋25は、開口端29を境に、巻取シート(シートの巻物)のカレンダー15を長手方向にして内側に装填する下側の袋部30と、袋部30から延出する上側の延出部31とに分かれる。袋部30は、開口端29の箇所のみ開放可能になっている。
延出部31は、上下方向に上端の固着部32と下端の開口端29との間の透明ビニール袋25の長手方向の範囲を占め、長手方向の中心より固着部32側に寄った位置に一対の挿通孔37が形成されている。さらに、延出部31には、挿通孔37と同一の長手方向位置において、ミシン目38が幅方向に横断するように形成されている。
透明ビニール袋25には、固着部32より少し下の延出部31の高さに幅方向に並んで2つの挿通孔37が形成されている。さらに、ミシン目38が挿通孔37と同じ高さで透明ビニール袋25を横断している。透明ビニール袋25は、ミシン目38において分断可能になっている。
[包装装置の使用説明]
作業者が、包装装置1でカレンダー15を透明ビニール袋25に包装する作業の概略を説明する。
挿入口14の上方において、包装前でかつ巻取シートのカレンダー15を、上下方向が長手方向になるように、把持する。次に、ペダル41を右足で踏んでから、カレンダー15を挿入口14から下方へ押し込む。
次に、作業者は、ペダル41を踏込んだまま、挿入口14内の透明ビニール袋25の開口をめがけて、カレンダー15の下端を押し込むか、カレンダー15から手を離す。カレンダー15は、自重又は押込み力により下降し、透明ビニール袋25の袋部30に装填される。次に、作業者は、取出し口19内に片手を突っ込んで、透明ビニール袋25の袋部30に巻物状態で装填されたカレンダー15を、透明ビニール袋25ごと掴んで、取出し口19から包装装置1の外に取り出す。
[包装装置の内部構造]
図2は、正面パネル3aを取り外した状態で包装装置1の内部を包装装置1の正面視の方向から示す図である。
包装装置1は、主要機構として、ケーシング本体2内に、強制開口手段53、押圧手段54、操作手段60及び連結手段62を備えている。包装装置1の正面視で、強制開口手段53及び押圧手段54は、ケーシング本体2内の上部の右側及び左側にそれぞれ配設され、操作手段60は、ケーシング本体2内の下部の右側に配設される。連結手段62は、強制開口手段53と操作手段60とを連結している。
案内通路47は、ケーシング本体2内を挿入口14から鉛直方向に垂下している。案内通路47は、正面パネル3aにおいて幅狭部18及び取出し口19として開口している。棚板44は、案内通路47の下端の高さにおいてケーシング本体2内に配設され、ケーシング本体2内を上下に仕切っている。クッションシート22は、棚板44の上面に張り付けられている。
区画壁部50は、カバー4において、包装装置1の正面視の右面で案内通路47の上端部の左境界を区画し、カバー4の固定蓋部10bに固定されている。
強制開口手段53は、区画壁部50に対して右側に配設されている。2本の吊り具55は、同一の高さで区画壁部50の左面に取り付けられ、水平方向に左方に突出している。吊り具55の先端は、揺動蓋部10a内に達している。
ケーシング本体2の左側の側面パネル3cは、上側の傾動壁部58と下側の固定壁部59とから成る。傾動壁部58は、下端部において結合ピン56を介して固定壁部59の上端部に回転方向Rbの回転方向に回動可能に結合している。すなわち、上端を外側に傾動可能になっている。傾動壁部58は、下端部の内面側にはケーシング本体2の内側に向かって所定長さ突出する一対のストッパアーム57を有している。ストッパアーム57は、先端において鉤状に屈曲しており、傾動壁部58の傾動時には、鉤部において正面パネル3a及び背面パネル3bの側縁に引っ掛かり、傾動壁部58の傾動を制限する。
[包装袋の補給]
作業者は、揺動蓋部10aをヒンジ51の回りの回転方向Raに回動して、ケーシング本体2の右上端部を開放する。次に、直立位置の傾動壁部58の上端を把持して、傾動壁部58を回転方向Rbの回りに外側に倒して、傾動位置にする。直立位置及び傾動位置は、傾動壁部58がそれぞれケーシングの内部を開放及び閉鎖するので、それぞれ閉鎖位置及び開放位置に相当する。
揺動蓋部10a及び傾動壁部58の外側への回転により、ケーシング本体2は、揺動蓋部10a及び傾動壁部58の範囲において開放部が形成される。そして、この開放部を介して、吊り具55が包装装置1の外から視認可能になるとともに、透明ビニール袋25の補給が可能になる。
作業者は、透明ビニール袋25の束28を吊り具55にセットする。透明ビニール袋25は、挿通孔37に吊り具55を挿通されて、吊り具55から吊り下がる。作業者は、その後、傾動壁部58を結合ピン56の回りの回転方向Rbに回動させて、元の直立位置に戻す。次に、揺動蓋部10aをヒンジ51の回りの回転方向Raに回動させて、傾動壁部58の上端に当てて、ケーシング本体2の左側上部を揺動蓋部10aで封鎖する。
[操作手段及及び連結手段]
図3は、操作手段60を包装装置1の側方視の方向から示す図である。図3には、連結手段62の下部のみが示されている。図2と図3とを参照して、操作手段60及び連結手段62について説明する。
操作手段60は、主要な構成要素として、ペダル41、回転軸65、起立板67及び引張コイルばね70を備える。連結手段62は、主要な構成要素して、ロール68、ワイヤ73及び引張コイルばね74を備える。
ペダル41は、後端部において所定高さの左右水平方向の回転軸65の回りの回転方向Rcに回動可能に軸支されている。起立板67は、ペダル41の上面に下端を固定され、該上面から起立している。引張コイルばね70は、上端においてロール68と同一高さに設けられた水平バー66の端部の軸部に係止され、下端においてペダル41に係止されている。水平バー66は、ペダル41を回転方向Rcの上方向に付勢する。
ペダル41が、ケーシング本体2から前方に突出している部分において作業者により踏込まれると、ペダル41は、引張コイルばね70の付勢力に抗して回転軸65の回りに前端を下方へ揺動させる。作業者が、ペダル41の前端部の踏込みを解除すると、ペダル41は、引張コイルばね70の付勢力に従って回転軸65の回りに前端を上方へ揺動させる。ペダル41は、上面においてペダル開口42の上側の側縁に当接して、水平位置に保持される。
連結手段62において、ワイヤ73は、上端において強制開口手段53の拡開ガイド93に係止され、下端において操作手段60の起立板67の上端に係止されている。ワイヤ73は、背面パネル3bに沿って鉛直方向に延在し、ロール68を回り込んでから起立板67に係止されている。引張コイルばね74は、ワイヤ73の中間に介在し、操作手段60に過剰な操作力が作用するのを防止する。
作業者がペダル41を踏込んでいないときは、ペダル41は水平位置にある。この結果、起立板67の上端は、背面パネル3b側にあり、ワイヤ73の下方連行量は、小さい。これに対し、作業者がペダル41を踏込むと、起立板67の上端が正面パネル3aの方へ移動する。この結果、ワイヤ73は、ロール68より上の範囲において下降し、ワイヤ73による強制開口手段53の下方連行量は増大する。
[押圧手段]
図4は、包装装置1の正面視の方向から見た押圧手段54の拡大図である。押圧手段54は、基端側において傾動壁部58の内面側に取り付けられて、傾動壁部58と一体に傾動する。押圧手段54は、上側リンク81、下側リンク82及び押圧板85を備える。上側リンク81及び下側リンク82の基端は、傾動壁部58の上側長孔77及び下側長孔78に案内可能にかつ回転可能に支持されている。上側リンク81の先端部は、下側リンク82の中間部に回動可能に結合している。押圧板85は、下側リンク82の先端部に回動可能に結合している。
傾動壁部58が直立位置にあるとき、押圧板85は、区画壁部50の吊り具55側から区画壁部50の下端に押圧される。押圧板85の傾斜角は、区画壁部50の下端と押圧板85との間に挟まれる束28の厚みに応じで変化する。
図5は、案内通路47側から区画壁部50及び透明ビニール袋25の束28の上端部を見た図である。なお、説明の便宜上、束28の複数の透明ビニール袋25のうち最前(最も案内通路47側)の透明ビニール袋25を符号「25f」で示している。
図4及び図5において、透明ビニール袋25の束28は、一対の挿通孔37を吊り具55に挿通されている。前述したように、押圧手段54は、傾動壁部58が直立位置にあるとき、束28を区画壁部50の下端に押圧している。
一対の板ばね88は、上端部において区画壁部50の案内通路47側の面に固定され、下端部において区画壁部50の下端より下方に突出し、束28の透明ビニール袋25の延出部31を押圧板85の方へ押圧している。これにより、束28は、透明ビニール袋25の延出部31において押圧板85と板ばね88との間に挟圧される。この時、透明ビニール袋25fは、その開口端29を区画壁部50の右面より少し案内通路47の方へ突出した位置に保持される。
[強制開口手段]
図6及び図7はそれぞれ強制開口手段53を第1回動位置及び第2回動位置にあるときの状態で示す図である。強制開口手段53は、拡開ガイド93、回転軸94、舌片96、及びねじりコイルばね98,99を有している。
拡開ガイド93は、先端部が区画壁部50側になるように、基端部において回転軸94の回りの回転方向Rdに回動可能に支持されている。舌片96は、基端部が拡開ガイド93の先端部に回転軸97の回りの回転方向Re(図7のみに図示)に回転可能に結合している。舌片96は、回転軸97より区画壁部50側とは反対側に突出する尾部100を有している。尾部100の突出端は、下面側で図示していないストッパに当接し、尾部100が水平位置より下降することを阻止されている。
ねじりコイルばね99は、回転軸97に巻回され、両端部を拡開ガイド93及び舌片96の下面に接触させている。ねじりコイルばね99は、拡開ガイド93の下面と舌片96の下面とが拡開する方向に舌片96を拡開ガイド93に対して付勢している。
図8は、拡開ガイド93の斜視図である。拡開ガイド93は、基端側に尾部100を有し、先端側に舌片96の方に折り曲げられた垂下縁106を有する。尾部100は、回転方向Rdの拡開ガイド93の回動を制限し、垂下縁106は、回転方向Reのまわりの舌片96の回動を制限するストッパとして機能する。
拡開ガイド93は、さらに、幅方向(正面パネル3aと背面パネル3bの対向方向)に中央の基板部102と、基板部102の両側の下張出し部103と、下張出し部103の上辺側の上張出し部104とを有している。下張出し部103は、基板部102から少し外側に傾斜して上昇している。上張出し部104は、外側の傾斜角を下張出し部103より減少させて、下張出し部103の上側の側縁に結合している。
舌片96は、基板部102の先端部の下面に回転軸97を介して回転方向Reに回動可能に基端部を結合している。基板部102の基端側の両側の側縁は、下張出し部103がなく、拡開ガイド93は、基端部において基板部102のみとなっている。
図6及び図7に戻って、舌片96の下面には、連結手段62のワイヤ73の上端が係止されている。
[強制開口手段の作用]
作業者が、ペダル41を踏込んでいない状態では、拡開ガイド93は、ワイヤ73から下方への操作力を受けない。この結果、拡開ガイド93は、ねじりコイルばね98の付勢力により水平な位置に保持される。すなわち、強制開口手段53は、図7に示す第1回動位置にある。第1回動位置では、舌片96の先端は、透明ビニール袋25fの開口端29より上に位置し、延出部31に接触している。
作業者が、ペダル41を踏込むと、拡開ガイド93は、ワイヤ73により下方へ連行される。これにより、拡開ガイド93は、ねじりコイルばね98に抗して回転軸94の回りの回転方向Rdに回動して、先端側を下降させる。これに伴い、舌片96の先端は、透明ビニール袋25の延出部31を下方へ摺動する。そして、舌片96は、先端を透明ビニール袋25fの開口端29の内周側に差し込んで、さらに、袋部30の中に進入する。
回転軸94の回りの強制開口手段53の回動量の増大に伴い、区画壁部50内への舌片96の挿入量は増大していくとともに、拡開ガイド93の下面と舌片96との交角も、ねじりコイルばね99により増大する。
拡開ガイド93の下面と舌片96との交角が所定量に達すると、舌片96は、垂下縁106に当接して、交角の増大が止まる。この後は、回転軸94の回りの回動に伴い、舌片96の先端は、押圧手段54の押圧板85から徐々に遠ざかる。一方、板ばね88は、透明ビニール袋25fの延出部31を押圧板85に押圧している。この結果、透明ビニール袋25fは、舌片96により開口端29において強制的に開口させられる。
強制開口手段53は、さらに、回転軸94の回りに回動する。これにより、垂下縁106を含む拡開ガイド93の先端部も、舌片96に続いて、透明ビニール袋25f内に部分的に挿入される。こうして、強制開口手段53が図7の第2回動位置に達した時には、透明ビニール袋25fは、開口端29において幅方向(図5の左右方向)及び厚み方向(図7の左右方向)の両方向に拡開ガイド93により拡開され、広い開口が保持される。
作業者がペダル41を踏込んだままにしていると、強制開口手段53は図7の第2回動位置に保持されている。作業者は、この状態でカレンダー15をケーシング本体2の挿入口14から落下させると、カレンダー15は、重力で案内通路47を下降する。拡開ガイド93により透明ビニール袋25fの開口へ案内されるとともに、さらに、拡開ガイド93の先端部において透明ビニール袋25fの袋部30内にも案内されることになる。
この結果、カレンダー15は、透明ビニール袋25fの袋部30内に装填される。以降は、包装装置1の全体作用において前述したように、作業者は、取出し口19に片手を入れて、透明ビニール袋25fの袋部30を下方へ引く。これにより、透明ビニール袋25はミシン目38の箇所で上下に分断される。
作業者は、次に、カレンダー15を袋部30に装填した透明ビニール袋25fを取出し口19から外に引き抜く。図9は、取出し口19から引き抜かれた時の透明ビニール袋25における各部の寸法関係を示している。
図9において、各符号の定義は次のとおりである。なお、透明ビニール袋25の長手方向の寸法を「長さ」という、また、透明ビニール袋25の幅方向の寸法を「幅」という。
La:ミシン目38と袋部30内のカレンダー15の上端との間の透明ビニール袋25の長さ
Lb:開口端29とミシン目38との間の長さ
Lc:開口端29と袋部30内のカレンダー15の上端との間の長さ
Wa:袋部30に巻物状に装填されているカレンダー15の外径(直径)
なお、La=Lb+Lcである。
作業者が取出し口19から取出したカレンダー15入りの透明ビニール袋25について、好ましくはLa>Waの関係が成立するように、より好ましくは2Wa>La>Waの関係が成立するように、透明ビニール袋25の寸法が設定される。なお、Lcは、2cm以上が好ましく、3〜6cmがより好ましい。
このような寸法規定により、透明ビニール袋25の袋部30内の巻物状のカレンダー15より上の透明ビニール袋25の部分としての覆い部分が、カレンダー15の上端面に被せられたとき、覆い部分の大きさは、カレンダー15の上端面の大きさより大きいことが保証される。これにより、該覆い部分をその上端側から袋部30の内周面側に差し込んで、袋部30内で巻物状のカレンダー15の上端面を封鎖することができる。
[変形例]
実施形態では、透明ビニール袋25のミシン目38は、作業者が取出し口19から片手を入れて、カレンダー15の装填後の透明ビニール袋25を下に引っ張ることにより、分断されるようにしている。これに代えて、包装装置1内で、カレンダー15が透明ビニール袋25に装填されたときのカレンダー15の重量により透明ビニール袋25を自動で分断できるようにしてもよい。そのとき、挿通孔37とミシン目38とが、透明ビニール袋25の同一の長手方向位置に形成されていることは、ミシン目38lの自動分断上、有利である。挿通孔37の存在により、ミシン目38の長手方向位置の結合力が十分に低下するからである。
実施形態では、巻取シートの一例として巻物状のカレンダー15について説明している。本発明の巻取シートは、巻物状のシートであれば、ポスター等のその他のものであってもよい。なお、巻取シートは、長尺状のものが好ましい。
実施形態では、差込み片として舌片96が採用されている。本発明の強制開口手段の差込み片は、回動して包装袋の開口端を強制開口させるものであれば、爪等のその他のものを採用することもできる。
実施形態では、本発明の押圧手段として、上側リンク81と下側リンク82とを含むリンク機構で押圧板85を区画壁部50の下端に押圧している。本発明の押圧手段は、リンク機構に代えて、ばね等の付勢手段を利用して、押圧板を区画壁部に押圧することもできる。
実施形態では、傾動壁部58は、正面視で包装装置1の正面視で左側に配設されている。したがって、本発明の左右一方の側としての傾動壁部側は、左側になる。しかしながら、本発明の傾動壁部側を右側にすることもできる。
1 包装装置
2 ケーシング本体
4 カバー
3a 正面パネル
3b 背面パネル
3c 側面パネル
5 底板
10a 揺動蓋部
10b 固定蓋部
14 挿入口
15 カレンダー
18 幅狭部
19 取出し口
22 クッションシート
25 透明ビニール袋
28 束
29 開口端
30 袋部
31 延出部
32 固着部
37 挿通孔
38 ミシン目
41 ペダル
42 ペダル開口
44 棚板
47 案内通路
50 区画壁部
51 ヒンジ
53 強制開口手段
54 押圧手段
55 吊り具
56 結合ピン
57 ストッパアーム
58 傾動壁部
59 固定壁部
60 操作手段
62 連結手段
65 回転軸
66 水平バー
67 起立板
68 ロール
70 引張コイルばね
73 ワイヤ
74 引張コイルばね
75 結合ピン
77 上側長孔
78 下側長孔
81 上側リンク
82 下側リンク
85 押圧板
88 板ばね
93 拡開ガイド
94 回転軸
96 舌片
97 回転軸
98 ねじりコイルばね
99 ねじりコイルばね
100 尾部
102 基板部
103 下張出し部
104 上張出し部
106 垂下縁

Claims (7)

  1. 左右一方の側に、上端を外側に傾動可能な傾動壁部を有するケーシングと、
    前記ケーシングの上面に形成され、巻取シートを長手方向に挿入可能である挿入口と、
    前記挿入口からの前記巻取シートを下方へ案内する案内通路と、
    前記案内通路から前記巻取シートを取出し可能に前記ケーシングの正面に形成されている取出し口と、
    前記ケーシング内に配設され、前記案内通路の上端部を前記傾動壁部側において区画する区画壁部と、
    前記区画壁部に対して前記傾動壁部側に配設され、前記傾動壁部が傾動位置にあるときに開放される前記ケーシングの開放部から前記ケーシング内に装填される包装袋の束を、該包装袋の開口端を上側にして、吊るす吊り具と、
    先端部に押圧板を回動可能に有し、前記傾動壁部の内面側に支持され、前記傾動壁部の閉鎖位置では、前記束の最前の包装袋の前記開口端が前記案内通路内に位置するように、前記押圧板により前記束をその後ろ側から前記区画壁部の下端部の方へ押圧する押圧手段と、
    前記最前の包装袋にその開口端より差込み可能である差込み片を先端部に有し、前記差込み片が前記最前の包装袋の開口端より上に位置する第1回動位置と前記最前の包装袋内にその開口端より挿入されて前記開口端を強制開口させる第2回動位置との間で回動可能に前記ケーシング内に支持される強制開口手段と、
    前記案内通路の下端を区画する棚板と、
    前記ケーシングから外に突出して、足の踏込みにより揺動して、前記強制開口手段を回動させるペダルと、
    を備えることを特徴とする巻取シートの包装装置。
  2. 前記包装袋は、前記開口端より延出する延出部を有し、
    前記延出部には、前記包装袋の幅方向に延在するミシン目が形成され、
    前記巻取シートが前記包装袋内に装填されたときの前記ミシン目と前記包装袋内の前記巻取シートの上端との前記包装袋の長手方向の長さが、前記巻取シートの外径よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の巻取シートの包装装置。
  3. 前記包装袋の前記延出部には、前記吊り具が挿通される挿通孔が、前記ミシン目の箇所に形成され、
    前記ミシン目は、前記巻取シートが前記包装袋内に装填されたときの重量で分断可能になっていることを特徴とする請求項2に記載の巻取シートの包装装置。
  4. 前記強制開口手段は、前記差込み片を先端部に取り付けられ、前記第2回動位置において前記先端部を前記最前の包装袋の内周側に進入させ、前記最前の包装袋の前記開口端を拡開しつつ、前記挿入口からの包装袋を案内する拡開ガイドを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の巻取シートの包装装置。
  5. 前記棚板の上面には、クッションシートが張られていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の巻取シートの包装装置。
  6. 前記区画壁部の前記案内通路側の面には、前記最前の包装袋の前記延出部を前記押圧板の方へ押圧する板ばねが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の巻取シートの包装装置。
  7. 前記案内通路は、前記ケーシングの正面視で前記挿入口から前記取出し口の上端までの範囲の幅が前記取出し口の幅より狭くなっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の巻取シートの包装装置。
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