JP2008246100A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る遊技機は、図柄制御手段230が、通常変動処理の際に、各図柄表示領域LA,CA,RAで表示される各統合図柄L,C,Rとして、1種類の抽選図柄aを有してなる通常図柄Nを表示し、リーチ処理の際に、複数の図柄表示領域LA,CA,RAでそれぞれ表示される複数の統合図柄L,C,Rのうちの少なくとも1枚として、各通常図柄Nが有する抽選図柄a及び該抽選図柄aに対応する装飾図柄bのそれぞれを2種類以上合成して作成された特別図柄Sを表示する。
【選択図】 図6
Description
ここで、従来から、大当たり抽選の結果を図柄表示装置により報知する際に、図柄表示装置での表示を変化に富んだものとして、遊技者の興趣の向上を図る発明が提案されている。
また、特許文献2では、リーチ状態となった後に特別演出シーンを表示することが選択された際に、キャラクタの表情を変化させる等、装飾図柄を変化させて表示する方法が開示されている。
また、特許文献3では、リーチ状態の予告表示を行う際又はリーチ状態の際に、表示される図柄の背景に、流れ星、戦闘機、UFO等のキャラクタの動画を表示する方法が開示されている。
また、特許文献5では、変動表示される図柄に、全ての図柄の機能を有するオールマイティ図柄を含ませる構成が開示されている。
また、特許文献6では、リーチ状態となった際に、図柄内の色彩を変化させるとともに、色彩の変化に応じて信頼度を連想させる文字を表示する方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1から3に係る方法では、アニメーション動画を表示するために多くの図柄パターンが必要となり、図柄を表示するのに必要なメモリ負担及び演算処理負担が増大するという問題がある。
また、特許文献4から6に係る方法では、表示される図柄の演出として意外性が乏しいという問題がある。
本発明は上記した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、アニメーション動画を表示する場合と比較して図柄の演出を行うために必要なメモリ負担及び演算処理負担を抑えつつ、図柄表示装置で表示される図柄の意外性のある演出を行うことが可能な遊技機を提供することにある。
複数の図柄表示領域を有し、該各図柄表示領域で、前記抽選手段による抽選の結果を報知するための抽選図柄及び該抽選図柄を装飾する装飾図柄を有してなる統合図柄を表示することが可能な図柄表示装置と、
前記始動領域への遊技球の通過を契機として、異なる種類の前記抽選図柄を有する複数の前記統合図柄を前記各図柄表示領域で変動表示させる通常変動処理と、該通常変動処理を行った後、前記各図柄表示領域で前記統合図柄を停止表示させて前記抽選の結果を報知する報知処理と、所定の条件を満足する場合には、前記報知処理に先立って、複数の前記図柄表示領域のうち最終的に前記統合図柄の停止表示を行う前記図柄表示領域以外の前記各図柄表示領域で前記統合図柄を所定状態に停止表示させるリーチ処理と、を行うようになっている図柄制御手段と、
を備えてなる遊技機であって、
前記図柄制御手段は、前記通常変動処理の際に、前記各図柄表示領域で表示される前記各統合図柄として、1種類の前記抽選図柄と該抽選図柄に対応する1種類の前記装飾図柄とを合成して作成された通常図柄を表示し、前記リーチ処理の際に、複数の前記図柄表示領域でそれぞれ表示される複数の前記統合図柄のうちの少なくとも1枚として、前記各通常図柄が有する抽選図柄及び前記装飾図柄のうち少なくとも一方を複数種類合成して作成された特別図柄を表示する特別図柄表示モードを有することを特徴とする。
さらに、本発明の請求項1に係る遊技機によれば、特別図柄が、前記各通常図柄が有する抽選図柄及び前記装飾図柄のうち少なくとも一方を複数種類合成して作成されることで、特別図柄を表示するために新規素材を必要とせず、素材作成に要する作業負担を軽減することが可能となる。
したがって、本発明の請求項2に係る遊技機によれば、複数リーチの状態を図柄表示装置にて演出することが可能となり、視覚を通じて、遊技者の大当たりに対する期待感を増大させることが可能となる。
したがって、本発明の請求項3に係る遊技機によれば、リーチ処理時に、変動表示されている統合図柄の数を減らすことなく、遊技者の大当たりに対する期待感を増大させることが可能となる。
したがって、本発明の請求項4に係る遊技機によれば、通常図柄及び特別図柄の作成を行う必要がないため、演算処理負担を抑えることが可能となる。
したがって、本発明の請求項5に係る遊技機によれば、各図柄データを合成して通常図柄及び特別図柄を作成することにより、統合図柄を表示するのに必要なメモリ負担の増大を抑えつつ、統合図柄のバリエーションを増やすことが可能となる。
前記抽選図柄の図柄データと前記装飾図柄の図柄データと前記個別背景図柄の図柄データとを個別に格納していて、前記図柄制御手段が、個別に格納された各図柄データを合成して前記通常図柄及び前記特別図柄を作成することを特徴とする。
したがって、本発明の請求項6に係る遊技機によれば、各図柄データを合成して通常図柄及び特別図柄を作成ことにより、統合図柄を表示するのに必要なメモリ負担の増大を抑えつつ、統合図柄のバリエーションを増やすことが可能となる。また、この際、通常図柄及び特別図柄に個別背景図柄を含めることで、統合図柄のバリエーションをより増やすことが可能となる。
前記抽選図柄の図柄データと前記装飾図柄の図柄データと前記個別背景図柄の図柄データとを個別に格納しているとともに、予め作成された前記通常図柄の図柄データ及び前記特別図柄の図柄データを格納することを特徴とする。
したがって、本発明の請求項7に係る遊技機によれば、各図柄データを個別に格納していることにより、特別図柄表示モードが選択された際の演出のバリエーションを増やすことが可能となる。
したがって、本発明の請求項8に係る遊技機によれば、特別図柄表示モードが選択された際に、意外性のある演出を行うことができ、遊技者の注目を得ることが可能となる。
前記各図柄表示領域は、前記全体背景表示領域内に定義され、
前記図柄制御手段が、前記特別図柄の表示を行う前に、該特別図柄に表示されている前記抽選図柄及び該抽選図柄に対応する前記装飾図柄を前記全体背景上にスクロール表示させることを特徴とする。
したがって、本発明の請求項9に係る遊技機によれば、特別図柄表示モードが選択された際に、より意外性のある演出を行うことができ、遊技者の注目を得ることが可能となる。
また、本願請求項1乃至9のうちいずれか1項に係る遊技機によれば、特別図柄を表示するために新規素材を必要とせず、素材作成に要する作業負担を軽減することが可能となる。
本実施の形態では、本発明に係る遊技機を、所謂図柄合わせゲームのパチンコ機として構成した場合について説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態に係るパチンコ機に備えられる遊技盤を示す正面図である。図2は、本発明の第一の実施の形態に係るパチンコ機に備えられる制御装置の構成を示すブロック図である。図3は、図2に示す制御装置に備えられる図柄制御部の構成を示すブロック図である。図4は、図2に示す制御手段による遊技制御処理を示すフローチャートである。図5は、図1に示すパチンコ機に備えられる図柄表示装置の表示領域の、リーチ処理の際の表示を示す図である。図6は、図1に示すパチンコ機に備えられる図柄表示装置の表示領域の、ダブルリーチ処理の際の表示を示す図である。図7は、図1に示すパチンコ機に備えられる図柄表示装置の表示領域の、トリプルリーチ処理の際の表示を示す図である。
遊技盤100は、図1に示すように、遊技球Bが移動する遊技領域111を有する透明遊技盤110と、透明遊技盤110の裏面側に配設された図柄表示装置120とを備える。
透明遊技盤110は、透明な合成樹脂により平板状に形成されている。透明遊技盤110の遊技領域111には、遊技球Bを誘導する複数の遊技釘Pが配設されている。そして、透明遊技盤110の遊技領域111は、中心部の下方に配設された始動入賞口(始動領域)113と、始動入賞口113の下方に配設された大入賞口115とを備えている。
大入賞口115には、遊技球Bが入賞したことを検出する大入賞口スイッチ202(図2参照)が配設されている。大入賞口115は、通常時は入賞不能な閉鎖状態となっているが、図柄表示装置120の3つの図柄表示領域LA,CA,RAに表示された統合図柄が後述する大当たり図柄となった際に、所定パターンで開放状態となり遊技球Bを入賞することが可能となっている。
制御装置200は、図2に示すように、始動入賞口スイッチ201と、大入賞口スイッチ202と、主制御部(抽選手段)210と、図柄制御部(図柄制御手段)230と、大入賞口作動ソレノイド240と、賞球払出制御装置250とを備えている。なお、各入賞口スイッチ201,202は、主制御部210の後述する入力ポート211に接続されている。また、図柄制御部230、大入賞口作動ソレノイド240及び賞球払出制御装置250は、主制御部210の後述する出力ポート215に接続されている。
主制御部210は、各入賞スイッチ201,202から入力される検出信号に基づいて、図柄制御部230、大入賞口作動ソレノイド240又は賞球払出装置250に対して制御信号を出力する。主制御部210は、入力ポート211と、ROM212と、CPU213と、RAM214と、出力ポート215とを備えている。
ROM212には、パチンコ遊技用プログラム、パチンコ遊技用プログラムを実行するために必要なデータ等が格納されている。
CPU213は、ROM212に格納されているパチンコ遊技用プログラムを実行して制御装置200の各部の制御を行う。
RAM214は、パチンコ遊技用プログラムを実行するために必要なデータを一時的に格納する。
出力ポート215は、図柄制御部230、大入賞口作動ソレノイド240及び賞球払出制御装置250に対して制御信号を出力する。
CPU232は、主制御部210からの制御信号に応じて、プログラムROM231に格納されている所定の図柄変動パターンプログラムを実行して、各統合図柄L,C,Rの展開を行うために必要な制御信号をVDP234に対して出力する。
ビデオRAM235は、VDP234が統合図柄L,C,Rを展開するために必要なデータを一時的に格納する。
大入賞口作動ソレノイド240は、主制御部210からの制御信号に応じて、大入賞口115を開閉させる。
賞球払出制御装置250は、主制御部210からの制御信号に応じて、賞球の払出しを制御する。
制御装置200による遊技制御処理では、まず、図4に示すように、ステップS100で、始動入賞口スイッチ201から主制御部210へ遊技球Bの検出信号が入力されたか否かが判定される。そして、ステップS100で、始動入賞口スイッチ201から主制御部210へ検出信号が入力されたと判定された場合(Yes)は、ステップS102に移行する。一方、ステップS100で、始動入賞口スイッチ201から主制御部210へ検出信号が入力されていないと判定された場合(No)は、ステップS100で待機する。
ステップS104では、取得した大当たり抽選に用いる乱数値が大当たり値であるか否かを判定し、大当たり値であると判定された場合(Yes)は、ステップS106に移行する。一方、ステップS104で、取得した大当たり抽選に用いる乱数値が大当たり値ではないと判定された場合(No)は、ステップS118に移行する。
ステップS108では、特賞状態を生起させることを示す大当たりフラグをセットし、ステップS110に移行する。
ステップS110では、リーチフラグがセットされているか否かを判定し、リーチフラグがセットされていると判定された場合(Yes)は、ステップS112に移行する。一方、ステップS110でリーチフラグがセットされていないと判定された場合(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
ステップS114では、大当たりフラグがセットされているか否かを判定し、大当たりフラグがセットされていると判定された場合(Yes)は、ステップS116に移行する。一方、ステップS114で大当たりフラグがセットされていないと判定された場合(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
ステップS118では、取得したリーチ抽選に用いる乱数値が所定値であるか否かを判定し、所定値であると判定された場合(Yes)は、ステップS120に移行する。一方、ステップS118で、取得したリーチ抽選に用いる乱数値が所定値ではないと判定された場合(No)は、ステップS110に移行する。
ここで、本発明の特徴は、図4に示す制御装置200による遊技制御処理のうち、ステップS112で実行されるリーチ処理にある。
すなわち、ステップS100で始動入賞口スイッチ201から主制御部210へ検出信号が入力されると、主制御部210は、図柄制御部230に対して図柄変動開始信号S1を入力する。図柄変動開始信号S1を入力された図柄制御部230は、まず、以下に示す通常変動処理を行う。
ここで、特別図柄Sとは、各通常図柄Nが有する抽選図柄a及び装飾図柄bのうち少なくとも一方を複数種類合成して作成された図柄をいう。
すなわち、図柄制御部230は、特別図柄Sの表示を行う前に、特別図柄Sに表示されている抽選図柄a及び該抽選図柄aに対応する装飾図柄bを、個別背景図柄c内でスクロール表示させる。
すなわち、図柄制御部230は、特別図柄Sの表示を行う前に、特別図柄Sに表示されている抽選図柄a及び該抽選図柄aに対応する装飾図柄bを、個別背景図柄c内でスクロール表示させる。
次に、図柄制御部230は、主制御部210から入力された停止図柄の指定信号S3に応じて、最終的に統合図柄の停止表示を行う中央図柄表示領域CAで統合図柄Cを停止表示し、主制御部210による大当たり抽選の最終的な抽選結果を報知する。
遊技者による遊技が開始され、遊技球Bが始動入賞口113に入賞すると、始動入賞スイッチ201が入賞を検出して、検出信号が制御装置200の主制御部210に入力される。
主制御部210は、始動入賞スイッチ201からの検出信号を受け取ると、CPU213がパチンコ遊技用プログラムを実行することにより、大当たり抽選及びリーチ抽選を行う。ここで、各抽選は、所定の数値範囲(例えば、「0」〜「999」)で循環する乱数カウンタから、始動入賞口113への遊技球Bの入賞タイミングで乱数値を取得することにより行われる。
図柄制御部230は、主制御部210から入力される制御信号に応じて、抽選結果の図柄表示装置120による報知を行う。すなわち、図柄制御部230は、主制御部210から制御信号を受け取ると、この制御信号に応じて統合図柄L,C,Rを展開し、通常変動処理及び報知処理を実行する。
そして、図柄制御部230は、主制御部210からリーチ処理に基づく制御信号を受け取ると、リーチ処理を実行する。
リーチ処理では、まず、図柄制御部230は、統合図柄L及び統合図柄Rを停止表示してリーチ状態とする。この場合、停止表示された両統合図柄L,Rの抽選図柄aが揃った状態となる。また、中央図柄表示領域CAでは、複数の統合図柄Cの変動表示が続けられる。
停止表示された各統合図柄L,C,Rが大当たり図柄となった場合には、主制御部210から大入賞口作動ソレノイド240に制御信号が入力され、抽選結果の報知後に大入賞口115が開放状態となる。
以上のように、本実施の形態に係るパチンコ機によれば、アニメーション動画を表示する場合と比較して図柄の演出を行うために必要となるメモリ負担及び演算処理負担を抑えつつ、図柄表示装置120で表示される図柄の意外性のある演出を行うことが可能となる。
本発明の第二の実施の形態に係るパチンコ機は、第一の実施の形態に係るパチンコ機と基本構成は同様であるが、図柄制御部230が、リーチ状態で停止表示されている各統合図柄L,Rとして、通常図柄Nからダブルリーチ用の特別図柄Sへの変更表示を行う手順が異なっている。なお、第一の実施の形態に係るパチンコ機と同一の構成については説明を省略する。
本発明の第二の実施の形態に係るパチンコ機では、図5(b)に示すリーチ状態で停止表示されている各統合図柄L,Rとして、通常図柄Nからダブルリーチ用の特別図柄Sへの変更表示は、以下の手順で行われる。
すなわち、図柄制御部230は、特別図柄Sの表示を行う前に、該特別図柄Sに表示されている抽選図柄a及び該抽選図柄aに対応する装飾図柄bを全体背景BG上にスクロール表示させる。
なお、新たに合成される抽選図柄a("6")及び装飾図柄b("人物B")の個別背景図柄cへの進入方向は、自由に設定することができるが、左図柄表示領域LAと右図柄表示領域RAとで進入方向を逆向きにすることにより、遊技者の注目をより確実に得ることが可能となる。なお、本実施の形態では、図8に示すように、新たに合成される抽選図柄a及び装飾図柄bは、左図柄表示領域LAでは上側から個別背景図柄c内に進入し、右図柄表示領域RAでは下側から個別背景図柄c内に進入する構成となっている。
すなわち、図柄制御部230は、特別図柄Sの表示を行う前に、該特別図柄Sに表示されている抽選図柄a及び該抽選図柄aに対応する装飾図柄bを全体背景BG上にスクロール表示させる。
本発明の第三の実施の形態に係るパチンコ機は、第一の実施の形態に係るパチンコ機と基本構成は同様であるが、図柄制御部230が実行するリーチ処理の方法が異なっている。なお、第一の実施の形態に係るパチンコ機と同一の構成については説明を省略する。
図10は、本発明の第三の実施の形態に係るパチンコ機に備えられる図柄表示装置の表示領域の、大当たり図柄ダブル表示処理の際の表示を示す図である。
ここで、本実施の形態では、中央図柄表示領域CAで変動表示されている複数の通常図柄Nのうち、リーチ状態で停止表示されている統合図柄L,Rに表示されている抽選図柄a以外の抽選図柄aを表示する所定の通常図柄Nに代えて図柄複数表示処理用の特別図柄Sの表示を行う構成(この場合、中央図柄表示領域CAで表示される統合図柄Cは10種類のままとなる)としているが、所定の通常図柄Nを残しつつ図柄複数表示処理用の特別図柄Sを追加する構成(この場合、中央図柄表示領域CAで表示される統合図柄Cは、追加された特別図柄Sの数だけ増加することとなる)としても構わない。これにより、周期的に変動表示されている複数の統合図柄Cの変動周期が長くなるため、リーチ処理時に、遊技盤100全体をパターン認識する遊技者の注目を得ることが可能となる。
例えば、上記各実施形態における特別図柄Sの態様としては、次に示すものが考えられる。なお、4種類の抽選図柄a("1"、"2"、"3"及び"4")及び4種類の装飾図柄b("あ"、"い"、"う"及び"え")があり、通常図柄Nでは、"1"と"あ"、"2"と"い"、"3"と"う"、"4"と"え"がそれぞれ対向関係にある場合を考える。まず、特別図柄Sが有する抽選図柄aの種類と、該特別図柄Sが有する装飾図柄bの種類とが同じ態様(例えば、2種類の抽選図柄a("1"及び"2")及び2種類の装飾図柄b("あ"及び"い")を有するもの、3種類の抽選図柄a("1"、"2"及び"3")及び3種類の装飾図柄b("あ"、"い"及び"う")を有するもの当)が考えられる。次に、特別図柄Sが有する抽選図柄aの種類が、該特別図柄Sが有する装飾図柄bの種類に対して多い態様(例えば、2種類の抽選図柄a("1"及び"2")及び1種類の装飾図柄b("あ")を有するもの、3種類の抽選図柄a("1"、"2"及び"3")及び2種類の装飾図柄b("あ"及び"い")を有するもの等)が考えられる。また、特別図柄Sが有する抽選図柄aの種類が、該特別図柄Sが有する装飾図柄bの種類に対して少ない態様(例えば、1種類の抽選図柄a("1")及び2種類の装飾図柄b("あ"及び"い")を有するもの、2種類の抽選図柄a("1"、"2")及び3種類の装飾図柄b("あ"、"い"及び"う")を有するもの等)が考えられる。さらに、通常図柄Nにおける抽選図柄aと装飾図柄bとの対応関係を無視した特別図柄Sの態様(例えば、2種類の抽選図柄a("1"及び"3")及び2種類の装飾図柄b("い"及び"え")を有するもの、2種類の抽選図柄a("3"及び"4")及び2種類の装飾図柄b("あ"及び"い")を有するもの等)が考えられる。
また、上記各実施の形態では、キャラクタROM233に格納されている抽選図柄a、装飾図柄b又は識別装飾図柄にスケーリング処理を行い、縮小された抽選図柄a、装飾図柄b又は識別装飾図柄を合成して特別図柄Sを作成する構成としても構わない。
B 遊技球
110 透明遊技盤
111 遊技領域
P 遊技釘
113 始動入賞口
115 大入賞口
120 図柄表示装置
121 表示領域
BA 全体背景表示領域
GA 図柄表示領域
BG 全体背景
LA 左図柄表示領域
CA 中央図柄表示領域
RA 右図柄表示領域
L,C,R 統合図柄
200 制御装置
201 始動入賞口スイッチ
202 大入賞口スイッチ
210 主制御部(抽選手段)
211 入力ポート
212 ROM
213 CPU
214 RAM
215 出力ポート
230 図柄制御部(図柄制御手段)
231 プログラムROM
232 CPU
233 キャラクタROM
234 VDP
235 ビデオRAM
240 大入賞口作動ソレノイド
250 賞球払出制御装置
a 抽選図柄
b 装飾図柄
c 個別背景図柄
N 通常図柄
S 特別図柄
Claims (9)
- 遊技盤に設けられた始動領域への遊技球の通過を契機として、特賞状態を生起させるか否かの抽選を行う抽選手段と、
複数の図柄表示領域を有し、該各図柄表示領域で、前記抽選手段による抽選の結果を報知するための抽選図柄及び該抽選図柄を装飾する装飾図柄を有してなる統合図柄を表示することが可能な図柄表示装置と、
前記始動領域への遊技球の通過を契機として、異なる種類の前記抽選図柄を有する複数の前記統合図柄を前記各図柄表示領域で変動表示させる通常変動処理と、該通常変動処理を行った後、前記各図柄表示領域で前記統合図柄を停止表示させて前記抽選の結果を報知する報知処理と、所定の条件を満足する場合には、前記報知処理に先立って、複数の前記図柄表示領域のうち最終的に前記統合図柄の停止表示を行う前記図柄表示領域以外の前記各図柄表示領域で前記統合図柄を所定状態に停止表示させるリーチ処理と、を行うようになっている図柄制御手段と、
を備えてなる遊技機であって、
前記図柄制御手段は、前記通常変動処理の際に、前記各図柄表示領域で表示される前記各統合図柄として、1種類の前記抽選図柄と該抽選図柄に対応する1種類の前記装飾図柄とを合成して作成された通常図柄を表示し、前記リーチ処理の際に、複数の前記図柄表示領域でそれぞれ表示される複数の前記統合図柄のうちの少なくとも1枚として、前記各通常図柄が有する抽選図柄及び前記装飾図柄のうち少なくとも一方を複数種類合成して作成された特別図柄を表示する特別図柄表示モードを有することを特徴とする遊技機。 - 前記図柄制御手段は、前記特別図柄表示モードの際には、前記リーチ処理で最終的に前記統合図柄の停止表示を行う前記図柄表示領域以外の前記各図柄表示領域で停止表示される前記統合図柄として、前記特別図柄を表示することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記図柄制御手段は、前記特別図柄表示モードの際には、前記リーチ処理で最終的に前記統合図柄の停止表示を行う前記図柄表示領域で変動表示される複数の前記統合図柄のうちの少なくとも1枚として、前記特別図柄を表示することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 予め作成された前記通常図柄の図柄データ及び前記特別図柄の図柄データを格納していることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の遊技機。
- 前記抽選図柄の図柄データと前記装飾図柄の図柄データとを個別に格納していて、前記図柄制御手段が、個別に格納された各図柄データを合成して前記通常図柄及び前記特別図柄を作成することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の遊技機。
- 前記各統合図柄は、前記抽選図柄と、前記装飾図柄と、前記抽選図柄及び前記装飾図柄の背景となる個別背景図柄とを有してなり、
前記抽選図柄の図柄データと前記装飾図柄の図柄データと前記個別背景図柄の図柄データとを個別に格納していて、前記図柄制御手段が、個別に格納された各図柄データを合成して前記通常図柄及び前記特別図柄を作成することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の遊技機。 - 前記各統合図柄は、前記抽選図柄と、前記装飾図柄と、前記抽選図柄及び前記装飾図柄の背景となる個別背景図柄とを有してなり、
前記抽選図柄の図柄データと前記装飾図柄の図柄データと前記個別背景図柄の図柄データとを個別に格納しているとともに、予め作成された前記通常図柄の図柄データ及び前記特別図柄の図柄データを格納することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の遊技機。 - 前記図柄制御手段が、前記特別図柄の表示を行う前に、該特別図柄に表示されている前記抽選図柄及び該抽選図柄に対応する前記装飾図柄を前記個別背景図柄内でスクロール表示させることを特徴とする請求項6又は7記載の遊技機。
- 前記図柄表示装置は、全体背景を表示する全体背景表示領域を有し、
前記各図柄表示領域は、前記全体背景表示領域内に定義され、
前記図柄制御手段が、前記特別図柄の表示を行う前に、該特別図柄に表示されている前記抽選図柄及び該抽選図柄に対応する前記装飾図柄を前記全体背景上にスクロール表示させることを特徴とする請求項5乃至8のうちいずれか1項記載の遊技機。
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