JP2006122478A - 弾球遊技機 - Google Patents

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剛 齋藤
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Abstract

【課題】 従来のぱちんこ遊技機では、図柄変動が終了し図柄組み合わせが一旦停止表示された後は、表示された図柄が確定図柄となっているため、図柄変動が単調になっていた。
【解決手段】始動口62の入球に基づく図柄変動を行う時、図柄決定手段130が特殊表示パターンを選択した場合、表示制御手段160は図柄表示装置60の画面上の有効ラインにおいて、装飾図柄の図柄変動を開始した後に、装飾図柄の形状を一時的に固定して、装飾図柄を仮表示した状態で、グラデーション表示された装飾図柄の配色を変動させる。その後、装飾図柄の形状を再度変動させた後、確定図柄を表示させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に、通常遊技中における演出処理に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、特に第1種ぱちんこ遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示装置に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常より多くの賞球数が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている。このようなぱちんこ遊技機においては、表示装置の画面内にスロットマシンを模した3列の図柄表示領域を設け、複数種類の図柄を変動させて、抽選の結果に応じた図柄組み合わせを停止表示することにより、遊技者に、大当たり、リーチ、外れなどの各種状態を認識させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−230714号公報
従来のぱちんこ遊技機では、図柄変動が終了し図柄組み合わせが一旦停止表示された後は、表示された図柄が確定図柄となっていた。そのため、図柄組み合わせが停止表示されたとき、遊技者は直ちに図柄変動表示から注意をそらしてしまい、興趣を損ねることがあった。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者の注意を長期間図柄変動表示に向けさせ、期待感を持続させることのできる図柄変動表示技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、始動入賞口へ遊技球が入球した場合に当たり判定のための抽選乱数を取得する抽選手段と、所定の当選確率で当たりと判定される条件の下、当たりか否かの判定である当否判定を取得された抽選乱数に応じて実行する当たり判定手段と、図柄変動の開始から停止までの態様が定められた複数種の表示パターンとして、通常表示パターンと特殊表示パターンを記憶するパターン記憶手段と、抽選乱数が所定の値に該当することを条件として、特殊表示パターンを選択するパターン選択手段と、パターン選択手段による選択結果に従って、当否判定の結果を示す図柄を変動表示させる表示制御手段と、当否判定において当たりと判定された場合に、通常状態より遊技者に有利な遊技状態である特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、を備え、パターン記憶手段は、特殊表示パターンとして、図柄変動の開始から停止までの過程において、図柄の形状が一時的に固定されたまま、図柄の色が変動する図柄色変動状態にして図柄を仮表示した後、図柄の形状を再度変動させる態様を記憶したことを特徴とする。
ここで、通常表示パターンとは、図柄変動の開始から停止までの過程において、上述の図柄色変動状態を経由せずに表示させるパターンを意味する。また、図柄色変動状態において図柄の形状を一時的に固定させる場合には、変動する図柄の組み合わせを停止させる場合の他、図柄の組み合わせ自体は変動せず、表示される図柄が振動などの動きを呈している場合に、図柄の動きを停止させる場合が含まれる。
この態様によれば、図柄の形状が固定された場合でも、図柄の色が変動しているか否かによって、図柄の形状が再度変動する場合があるため、遊技者に、表示される図柄へ注意を払わせ、従来に増して期待感を持続させることができる。また、遊技者は、図柄色変動状態が発生するか否かにより、図柄の形状が再度変動するか否かを容易に把握することができる。
上記態様の弾球遊技機において、パターン記憶手段は、特殊表示パターンとして、グラデーション表示された図柄の配色パターンを変化させる表示パターンを記憶してもよい。
この態様によれば、図柄の形状が固定された場合に、グラデーション表示された図柄の配色パターンが変化するか否かに遊技者の注意を向けさせ、図柄の配色パターンの変化という従来にない図柄の表現形態に遊技者の期待感を持たせることができる。
上記態様の弾球遊技機において、パターン記憶手段は、特殊表示パターンとして、図柄色変動状態において、当否判定の結果が外れを示す図柄の形状を仮表示させた後、図柄の形状を再度変動させ、当否判定の結果を示す態様で図柄を最終的に停止させるパターンを記憶してもよい。
この態様によれば、外れ図柄が一旦表示された場合にも、図柄の色が変動しているか否かによって、大当たりに発展する可能性があるため、遊技者の注意を図柄の色に向けさせることにより、遊技者の期待感をより長く持続させることができる。
上記態様の弾球遊技機において、当否判定において当たりと判定されたときに、遊技状態を第1当たり状態から第1当たり状態より有利な第2当たり状態へ移行させるか否かを決定する特定遊技実行手段を、さらに備え、パターン記憶手段は、特殊表示パターンとして、図柄色変動状態において、当否判定が当たりを示す図柄の形状を仮表示させた後、前記図柄の形状を再度変動させ、第1当たり状態または第2当たり状態を示す態様で図柄を最終的に停止させるパターンを記憶してもよい。
この態様によれば、大当たりを引いた場合に、図柄の色が変動しているか否かによって、第2当たり状態に発展する可能性を把握することができるため、遊技者の注意を図柄の色に向けさせることにより、遊技者の期待感をより長く持続させることができる。
なお、第1当たり状態および第2当たり状態としては、当たりの抽選確率が通常時である状態を第1当たり状態とし、通常時より当たりの確率が高い抽選が行われる確率変動状態を第2当たり状態とすることができる。
この他、始動口への遊技球の入球のしやすさ通常である状態を第1当たり状態とし、始動口の入口が拡開しやすくなり、遊技球が始動口に入球しやすくなるいわゆる「時短」とよばれる遊技者に有利な遊技状態を第2当たり状態とすることもできる。
上記態様の弾球遊技機において、当否判定の結果を表示する図柄の配列を格納する図柄配列格納部をさらに備え、表示制御手段は、パターン選択手段で特殊表示パターンが選択された場合に、図柄配列格納手段に格納された図柄に、パターン記憶手段に記憶された特殊パターンを当てはめて図柄を変動表示させてもよい。
ここで、図柄配列格納部が格納する図柄としては、たとえば、「A」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」などの英数字の組み合わせで表される、当否結果を教示する図柄が挙げられる。この場合、パターン記憶手段に記憶された特殊パターンは、図柄の色または模様の変化を定めるデータを含んでいればよく、図柄自体のデータを含む必要はない。たとえば、パターン記憶手段は、特殊パターンとして、グラデーションの変化やアニメーション表示のように、図柄の色および色の変化のさせ方を定めるデータを格納することができる。
これによれば、図柄配列格納部に格納された図柄と、パターン記憶手段に記憶された特殊パターンとの組み合わせにより、多様な演出が可能になるため、データ量の削減およびデータ処理速度の高速化を図ることができる。
上記態様の弾球遊技機において、パターン記憶部は、図柄に付随する付随画像を変動させる付随画像表示パターンをさらに記憶し、パターン選択手段は、パターン記憶部から付随画像表示パターンをさらに選択し、表示制御手段は、パターン選択手段によって選択された付随画像表示パターンに従って、付随画像を変動表示させてもよい。
これによれば、当否判定が当たりを示す図柄に加えて、この図柄とは独立に、たとえば、キャラクタなどの付随画像を変動表示させることにより、図柄色変動状態との相乗効果により、これまでにない新規な演出効果を生じさせ、遊技者の期待感を高めることができる。
本発明の弾球遊技機によれば、図柄変動中に図柄の形状が固定された状態で、図柄の色が変動するか否かにより、その後に図柄の形状が再度変動表示されるか否かがわかるため、変動表示が停止するまでの間、遊技者の期待感を持続させることができる。
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。以下、弾球遊技機としていわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤面で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構などを含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、扉14に支持される。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、図柄表示装置60、第1種始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68および一般入賞口72を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置74と、始動口を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本明細書において「落入」「入球」「入賞」は「通過」を含むものとする。
特別図柄表示部82には、第1種特別図柄と呼ばれる図柄(以下、「特別図柄」という)92が表示される。遊技盤50の略中央に設けられた図柄表示装置60は、特別図柄に連動する装飾図柄200を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。ここで、特別図柄92は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に応じた図柄であり、大当たりを発生させるか否かを示す役割をもつ。装飾図柄200は、抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。図柄表示装置60は、この実施形態では液晶ディスプレイで構成されるが、機械式のドラムやLEDなどの他の表示装置であってもよい。図柄表示装置60は、装飾図柄200としてスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。なお、特別図柄は、図柄表示装置60の画面内に表示されてもよい。
特別図柄表示部82の周囲には、保留ランプ20が設けられている。保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって保留球数を表示する。保留球数は、図柄変動中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。また、遊技効果ランプ90が遊技領域52に設けられ、点滅等することで演出の役割を果たす。
始動口62は普通電動役物により形成され、その入口が拡開可能となっている。普通電動役物が拡開状態にあるときには、非拡開状態よりも始動口62に遊技球が落入しやすくなる。始動口62は、遊技領域52における所定位置に設けられる。以下、始動口62に関し、普通電動役物が拡開して遊技球が始動口62に落入しやすい状態を開放状態と呼ぶ。大入賞口66は、特別図柄92が所定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66はアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の内側は、特定領域(いわゆるVゾーン)と一般領域に区画されている。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の特定領域の通過を検出するセンサと、一般領域の通過を検出するセンサを備えて構成される。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示部82の特別図柄92および図柄表示装置60の装飾図柄200が変動表示される。特別図柄92および装飾図柄200の変動表示は、原則として表示に先だって決定された表示時間の経過後に停止される。停止時の特別図柄92が大当たりを示す図柄である場合、大入賞口66の開閉動作が開始され、通常遊技よりも遊技者に有利な状態である特別遊技に移行する。
特別遊技においては、大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。大入賞口66の開放中に遊技球が特定領域へ少なくとも1球落入することを条件に、大入賞口66は再度開放される。この大入賞口66の開閉は、所定回数、例えば最高で15回繰り返される。
停止時の特別図柄92が、確率変動付き大当たりを示す図柄である場合、特別遊技の終了後に確率変動遊技が開始される。確率変動遊技においては、通常時より当たりの確率が高い抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生する。
図柄表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、図柄表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。
遊技球が作動口68を通過すると、所定時間、普通図柄94と呼ばれる図柄が変動表示される。普通図柄94は、遊技領域52の右下に位置する普通図柄表示部84において変動表示される。所定時間の経過後に普通図柄94の変動表示が停止すると、通常、50%から80%程度の確率で始動口62が所定時間拡開する。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板41は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板49は、液晶ユニット42を備え、図柄表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板41による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板41およびサブ基板49は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、本実施形態におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、図柄表示装置60、スピーカ18、遊技効果ランプ90のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄の変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板41と、図柄の演出等を制御するサブ基板49とに機能を分担させた形態で構成されてもよい。
遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。本実施形態の遊技制御装置100は、各入賞口への入球を判定する入球判定手段110、特別遊技への移行条件として抽選の結果が当たりであるか否かを判定する当たり判定手段120、抽選結果を示す図柄変動の表示パターンを保持するパターン記憶手段124、図柄変動の停止図柄および変動表示の表示パターンを決定する図柄決定手段130、図柄や電飾等の表示を制御する表示制御手段160、保留球の計数および表示を制御する保留制御手段170、大当たり中の特別遊技を制御する特別遊技制御手段180、確率変動状態における遊技を実行する特定遊技実行手段190、始動口62などの普通電動役物の開閉を制御する普通電動役物開閉制御手段192、および大入賞口66の開閉を制御する大入賞口開閉制御手段194を備える。
入賞検出装置74は始動口62に設けられたセンサであり、始動口62への遊技球の落入を検出し、落入を示す始動入賞情報を生成する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断する。
当たり判定手段120は、始動口62への入賞があったとき、その入賞タイミングにおける所定のカウンタの値を抽選乱数として取得する。ただし、図柄変動中に始動口62へ入賞した遊技球である保留球の数が上限に達している状態で始動口62へ入賞があった場合は抽選乱数を取得しない。抽選乱数が取得されたときにその抽選の結果に応じた図柄変動表示の開始が許可されない場合、抽選結果は保留制御手段170へ送られ、保留球として記憶される。判定結果は抽選結果とともに保留球として保留制御手段170に記憶されてもよい。
パターン記憶手段124は、特別図柄や装飾図柄を変動表示させるときの表示パターンとして複数種のパターンを保持する。装飾図柄の表示パターンには、通常表示パターンおよび特殊表示パターンが含まれる。通常表示パターンは、一旦停止した図柄が確定図柄となる表示パターンであって、通常の外れ図柄を表示するときのパターンと、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなるリーチ状態を経て外れ図柄を表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たり図柄を表示するときのパターンと、を含む。特殊表示パターンは、図柄変動の開始から停止までの過程において、図柄の形状が一時的に固定されたまま、図柄の色が変動する図柄色変動状態にして図柄を仮表示した後、図柄の形状を再度変動させるパターンであって、図柄色変動状態において、外れ図柄の形状を仮表示させた後、図柄の形状を再度変動させたのち、当否判定の結果を示す態様で最終的に停止させるパターンと、図柄色変動状態において、大当たり図柄の形状を仮表示させた後、図柄の形状を再度変動させ、通常確率状態または確率変動状態を示す態様で図柄を最終的に停止させるパターンとを含む。なお、リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な表示時間をもつパターンが含まれる。各表示パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに表示時間が定められており、その表示時間の経過時に図柄変動が停止される。なお、パターン記憶手段124は、図柄の色または模様の変化を定めるデータを含んでいればよく、図柄自体のデータを含む必要はない。たとえば、パターン記憶手段124は、特殊パターンとして、後述する装飾図柄配列格納手段144に格納された、「A」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」などの英数字で示される、当否結果を教示する図柄の色および色の変化のさせ方を定めるデータを格納していればよい。図柄の色の変化のさせ方としては、グラデーションの配色を変化させたり、アニメーション表示などが挙げられる。これによれば、図柄配列格納部に格納された図柄と、パターン記憶手段に記憶された特殊パターンとの組み合わせにより、多様な演出が可能になるため、データ量の削減およびデータ処理速度の高速化を図ることができる。
また、パターン記憶手段124は、装飾図柄の表示パターンとして、上述の図柄とともに、図柄に対応する付随画像を表示させるパターンを含むことが好ましい。この付随画像は、上述の図柄色変動状態においても、形状を変動させてもよい。たとえば、付随画像として各種キャラクタを用いられる場合には、パターン記憶手段124は、キャラクタの表情を変化させるパターンを含む。
図柄決定手段130は、図柄表示装置60に表示させる図柄の内容とその表示パターンを決定する。図柄決定手段130は、装飾図柄を決定する装飾図柄決定手段132と、特別図柄を決定する特別図柄決定手段150と、普通図柄を決定する普通図柄決定手段158を含む。
特別図柄決定手段150は、当たり判定手段120による抽選結果に応じてパターン記憶手段124からいずれかのパターンを選択するパターン選択手段152と、抽選の結果に応じた特別図柄の停止図柄を決定する図柄選択手段154とを含む。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄であり、図柄決定乱数に基づいて決定される。抽選乱数が当たりであった場合、図柄決定乱数に基づいて確率変動付きの当たりであるか否かが決定される。
装飾図柄決定手段132は、抽選乱数に応じてパターン記憶手段124からいずれかのパターンを選択するパターン選択手段136と、抽選の結果に応じた装飾図柄の停止図柄組み合わせを決定する図柄選択手段140とを含む。図柄選択手段140は、特別図柄が当たり図柄であった場合、確率変動付きの当たりとなる図柄か否かに基づいて装飾図柄組み合わせを決定する。また、図柄選択手段140は、装飾図柄に付随画像が含まれる場合には、付随図柄の表示パターンをパターン記憶手段124から選択する。
装飾図柄配列格納手段144は、図柄表示装置60の画面内の設けられる左図柄表示領域、中図柄表示領域、右図柄表示領域(図9参照)の各図柄表示領域において表示するための、左装飾図柄配列、中装飾図柄配列および右装飾図柄配列を格納する。表示制御手段160は、パターン選択手段136によって選択された表示パターンにしたがって、これらの図柄配列を対応する図柄表示領域に連続表示した後、図柄選択手段140の選択した装飾図柄の停止図柄組み合わせを有効ライン上に停止表示する。ここで、「有効ライン」とは、図柄の組み合わせが表示される並びのことであり、遊技者に抽選結果を示すためのものである。
図柄表示領域には、当たり判定の結果に応じた図柄の組み合わせが停止表示される。抽選結果が当たりであれば、大当たりの図柄組み合わせとして、3つの図柄表示領域における有効ライン上に全て同一の装飾図柄を揃える(例えば「777」)ことによって、大当たりとなったことを表示する。抽選結果が外れであれば、それ以外の図柄組み合わせを表示する。3つの装飾図柄表示領域のうち2つの図柄領に同一の装飾図柄が停止表示され、かつ残りの1つの図柄表示領域で図柄の変動表示が行われている状態を、一般に「リーチ」と呼ぶ。
普通図柄決定手段158は、入球判定手段110が作動口68への遊技球の通過を判定した場合に、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に基づいて普通図柄を決定する。決定された普通図柄が特定の図柄であった場合、普通電動役物開閉制御手段192が始動口62を所定時間拡開する。
表示制御手段160は、当たり判定手段120により取得された抽選結果を、図柄決定手段130により選択された表示パターンにしたがって図柄変動の形で図柄表示装置60に表示させる。表示制御手段160は、図柄表示領域に複数種類の装飾図柄を変動させて表示する。遊技者は、最終的に停止表示された図柄組み合わせから、大当たり、リーチ、外れなどの各種状態を認識することができる。全ての図柄表示領域に同一の図柄からなる組み合わせが表示された場合には大当たりとなり、多数の遊技球を獲得できる特別遊技が遊技者に付与される。また、表示制御手段160は、普通図柄と特別図柄の表示も制御する。
保留制御手段170は、保留球の計数および表示を制御し、図柄変動の表示中に当たり判定手段120によって取得された抽選乱数を保留球として一時的に記憶する保留記憶手段172を含む。保留球数の上限は、例えば4つである。保留制御手段は、保留ランプ20の点灯と消灯も制御する。
特別遊技制御手段180は、当たり判定手段120による判定結果が当たりであった場合に、特別遊技の実行処理を制御する。特別遊技移行判定手段182は、当たりであった抽選結果に対応する図柄変動が停止されたか否かに応じて特別遊技開始のタイミングを判定する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした複数回の単位遊技で構成される。単位遊技は例えば15回を上限として繰り返され、1回の単位遊技において大入賞口66を約30秒間開放させる。単位遊技実行手段184は、大入賞口開閉制御手段194を制御して、大入賞口66を開閉させることにより単位遊技を実行する。大入賞口開閉制御手段194は、単位遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。特別遊技終了手段186は、単位遊技の継続回数、大入賞口66の特定領域への通過検出の有無に基づいて、単位遊技を継続させるか否か、すなわち次回の単位遊技を開始するか否かを判定する。次回の単位遊技を開始するための継続条件が満足されない場合、または単位遊技の上限回数を消化した場合には、特別遊技終了手段186が特別遊技を終了させる。
普通電動役物開閉制御手段192は、普通図柄が特定の図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。これにより、始動口62は、遊技者にとって有利な状態に変化する。特定遊技実行手段190は、当たり判定手段120による抽選結果に基づいて確率変動付き大当たりが選択された場合、確率変動遊技を実行する。また、特定遊技実行手段190は、当たり判定手段120による抽選結果に基づいて時短付き大当たりが選択された場合、始動口の入口が拡開しやすくなり、遊技球が始動口に入球しやすくなるいわゆる「時短」とよばれる遊技者に有利な時短遊技状態を実行してもよい。
図4は、通常遊技および特別遊技の基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、始動口62に遊技球が入賞したときに抽選乱数の取得や当たり判定を処理し(S10)、当たりであった場合は図柄変動表示の終了後に開始される特別遊技の実行を制御し(S12)、入賞に応じた賞球払出を処理する(S14)。
図5は、図4におけるS10を詳細に示すフローチャートである。S10の当たり判定処理においては、まず始動口62への入賞に応じた抽選の乱数を取得し(S20)、抽選の結果に応じた図柄変動を処理し(S22)、抽選結果が当たりであった場合は図柄変動表示が終了したか否かに基づいて特別遊技への移行タイミングを判定する(S24)。
図6は、図5におけるS20を詳細に示すフローチャートである。S20の乱数取得処理においては、始動口62への入賞がなければ(S30のN)、S20のフローを終了する。始動口62への入賞があった場合(S30のY)、賞球カウンタに賞球数である4を加算し(S32)、保留球がすでに上限数である4であれば(S34のN)、これ以上保留球として記憶できないのでS20のフローを終了する。保留球が4未満であれば(S34のY)、抽選乱数としてカウンタ値を取得し(S36)、当たり判定をする(S38)。
当たり判定の結果に応じて特別図柄を決定し(S46)、図柄変動中であれば(S48のY)、抽選結果と特別図柄の番号を保留球として記憶し(S50)、図柄変動中でなければ(S48のN)、図柄変動の開始許可を示す変動フラグをオンする(S52)。なお、S46において、特別図柄を確率変動付きの大当たりに対応する図柄にするか否か、または、時短付きの大当たりに対応する図柄にするか否かを所定の確率に従って選択してもよい。
図7は、図5におけるS22を詳細に示すフローチャートである。S22の図柄変動処理においては、変動フラグがオンになっている場合(S80のY)、変動フラグをオフにする(S84)。変動フラグがオンになっていない場合であって(S80のN)、保留球が記憶されていない場合はS22のフローを終了する(S82のN)。保留球が記憶されている場合(S82のY)、変動表示させる装飾図柄を決定する装飾図柄決定処理(S83)を行う。装飾図柄決定処理では、図柄組み合わせおよび図柄の表示パターンが決定される。また、装飾図柄の一部として付随画像を表示させる場合には、付随画像の表示パターンが決定される。ここで、装飾図柄の一部として付随画像を表示させるか否かは、所定の条件に従って振り分けられてもよく、たとえば、S46で確率変動付きまたは時短付きの大当たりに対応する図柄が選択された場合に、所定の確率で、装飾図柄の一部として付随画像を表示させることができる。続いて、S46で決定された特別図柄の表示パターンおよび装飾図柄決定処理で決定された装飾図柄の表示パターンを用いて、特別図柄および装飾図柄の図柄変動表示をそれぞれ開始する(S86)。そして、選択された表示パターンに基づいて、装飾図柄の図柄表示を特殊表示パターンで表示するか否かを判定する(S88)。そして、S88で特殊表示パターンを実行する表示パターンであると判断された場合(S88のY)、表示パターンにしたがって、装飾図柄を図柄色変動状態にし、当否結果を示す装飾図柄の形状を一旦固定させた状態で、当該装飾図柄の色を変動させて、装飾図柄を仮表示する(S90)。装飾図柄に付随画像を含ませる場合には、付随画像は図柄色変動状態においても付随画像の表示パターンに従って変動する。その後、装飾図柄の形状を再度変動させる(S92)。特殊表示パターンを実行しない表示パターンである場合は(S88のN)、通常表示パターンにしたがって、装飾図柄が変動表示される(S93)。装飾図柄に付随画像を含ませる場合には、付随画像が付随画像の表示パターンに従って変動する。その後、各表示パターンに応じて決まっている表示時間が経過するまで待機し(S94のN)、表示時間が経過すると(S94のY)、装飾図柄および特別図柄の図柄変動表示を終了し(S96)、装飾図柄および特別図柄の図柄組み合わせを各図柄表示領域に停止表示する(S98)。
図8は、図7におけるS83を詳細に示すフローチャートである。S83の装飾図柄決定処理においては、図柄決定乱数を取得し(S60)、抽選乱数が当たりであった場合(S62のY)、図柄決定乱数に基づいて大当たり用の装飾図柄組み合わせを決定し(S64)、抽選乱数に応じた表示パターンを選択する(S66)。これにより、大当たりの場合の装飾図柄に表示パターンが当てはめられる。S62において、抽選乱数が外れであった場合(S62のN)、図柄決定乱数に基づいて外れ用の装飾図柄組み合わせを決定し(S70)、抽選乱数に応じた表示パターンを選択する(S72)。これにより、外れの場合の装飾図柄に表示パターンが当てはめられる。なお、大当たりには、第1当たり状態の大当たりと、第1当たりより有利な第2当たり状態が含まれる。このため、最終的な図柄と表示パターンとの組み合わせとしては、少なくとも下記の4種類が含まれる。
表示パターン1.通常表示パターンで、外れ用の装飾図柄を表示する場合
表示パターン2.通常表示パターンで、大当たり用の装飾図柄を表示する場合
表示パターン3.装飾図柄の変動開始後、図柄色変動状態の外れ用の装飾図柄を仮表示した後、確定図柄を最終的に表示する場合(外れ用の装飾図柄の仮表示の前に、リーチ演出を行う場合とリーチ演出を行わない場合が含まれる)
表示パターン4.装飾図柄の変動開始後、図柄色変動状態の大当たり用の装飾図柄を仮表示した後、第1当たり状態の大当たりか、第2当たり状態の大当たりかを最終的に表示する場合
また、装飾図柄に付随画像を含ませる場合には、S66またはS72において、抽選乱数に応じた付随画像の表示パターンが選択される。
次に、本実施形態における図柄表示の具体的な例について説明する。
図9は、図柄色変動状態にある装飾図柄200の一例を示す図である。装飾図柄200は、左図柄表示領域210、中図柄表示領域212、および右図柄表示領域214に表示される図柄の組み合わせとして表示される。左図柄表示領域210は、図柄配列を変動表示する領域204aおよび付随画像を表示する領域202aを含む。中図柄表示領域212は、図柄配列を変動表示する領域204bおよび付随画像を表示する領域202bを含む。また、右図柄表示領域214は、図柄配列を変動表示する領域204cおよび付随画像を表示する領域202cを含む。
図9の例では、当否結果を示す図柄配列の組み合わせは、外れを示す「767」で一旦固定されているが、図柄色変動状態では、図柄「767」がグラデーション表示され、そのグラデーションの配色が図9(A)、図9(B)、図9(C)の順に変動する。なお、データ量削減または処理速度の高速化の観点から、パターン記憶手段に特殊表示パターンとして格納された、当否結果を示す図柄配列の組み合わせに関するデータに、グラデーションの配色の変動のさせ方を含むグラデーション表示に関するデータを当てはめることにより、図柄色変動状態における図柄の表示を行うことが好適である。
なお、グラデーションとは、段階的に色や濃度が変化することであり、下記のような態様が含まれる。
1.明度と彩度を保ちながら色相を順次変える色相のグラデーション
2. 同一の色相で明度を順次変える明度のグラデーション
3. 同一の色相で彩度を順次変える彩度のグラデーション
4.淡いトーンから鮮やかなトーンに変えるトーンのグラデーション
また、図9の例では、図柄のグラデーションの配色が縦方向に変化しているが、グラデーションの配色は、横方向や斜め方向に変化してもよい。また、図柄の色は全体が変動していなくてもよく、たとえば、図柄の一部のグラデーションの配色が変動してもよい。
なお、図柄色変動状態の図柄は全体が統一され、配色変化が連動するグラデーションでなくてもよく、たとえば、図柄「767」の「7」「6」「7」のグラデーションの配色が、それぞれ独立に変化してもよい。
また、図9の例では、装飾図柄200の領域202a、200bおよび200cには、各図柄配列に対応するキャラクタが付随画像として表示されている。これらのキャラクタは、停止した図柄配列が図柄色変動状態にあるときであっても、付随画像の表示パターンにしたがって変動する。たとえば、キャラクタが瞬きをしたり、キャラクタの髪が靡くなどのアニメーション表示により、大当たりの期待度や、確率変動付き大当たりなどの第2当たり状態への昇格の期待度を高める演出により、従来にない装飾図柄の演出効果を醸し出すことができる。
このように、装飾図柄の図柄配列が固定された場合でも、停止した図柄配列の色が変動しているか否かによって、図柄配列が再度変動する場合があるため、遊技者は、表示される図柄へ注意を払い続け、従来に増して期待感を持続することができる。また、遊技者は、図柄色変動状態が発生するか否かにより、装飾図柄の図柄配列が再度変動するか否かを容易に把握することができる。また、装飾図柄の図柄配列が再度変動するか否かを、図柄色変動状態という従来にない演出効果により、遊技者に知らしめることができるので、図柄変動の演出効果を高めることができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
また、上記実施形態では、図柄色変動状態において装飾図柄のグラデーションの配色を変動させる表示パターンが例示されているが、図柄色変動状態において装飾図柄の全体または一部を2以上の色で点滅させてもよい。
このほか、図柄色変動状態において、複数の装飾図柄のうち、一部の図柄の色を変動させてもよい。この場合、大当たりの期待度や、確率変動付き大当たりへの昇格の期待度に応じて、色を変動させる図柄の数を変化させてもよい。たとえば、大当たりの期待度が高い順に、色を変動させる図柄の数を増やすことにより、遊技者の期待感を高めることができる。
また、大当たりの期待度や、確率変動付き大当たりへの昇格の期待度に応じて、図柄色変動状態において、変動する色を異なるようにしてもよい。たとえば、大当たりの期待度や、確率変動付き大当たりへの昇格の期待度が高い場合には、虹色のグラデーションを変動させ、大当たりの期待度や、確率変動付き大当たりへの昇格の期待度が低い場合には、単色のグラデーションを変動させることにより、より効果的な演出が可能となる。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 本実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 通常遊技および特別遊技の基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図4におけるS10を詳細に示すフローチャートである。 図5におけるS20を詳細に示すフローチャートである。 図5におけるS22を詳細に示すフローチャートである。 図7におけるS83を詳細に示すフローチャートである。 図柄色変動状態にある装飾図柄の一例を示す図である。
符号の説明
10 はちんこ遊技機、50 遊技盤、52 遊技領域、60 図柄表示装置、62 始動口、66 大入賞口、110 入球判定手段、120 当たり判定手段、124 パターン記憶手段、130 図柄決定手段、132 装飾図柄決定手段、136 パターン選択手段、140 図柄選択手段、144 装飾図柄配列格納手段、150 特別図柄決定手段、152 パターン選択手段、154 図柄選択手段、158 普通図柄決定手段、160 表示制御手段、170 保留制御手段、172 保留記憶手段、180 特別遊技制御手段、182 特別遊技移行判定手段、184 単位遊技実行手段、186 特別遊技終了手段、190 特定遊技実行手段、192 普通電動役物開閉制御手段、194 大入賞口開閉制御手段、200 装飾図柄。

Claims (6)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
    前記始動入賞口へ遊技球が入球した場合に当たり判定のための抽選乱数を取得する抽選手段と、
    所定の当選確率で当たりと判定される条件の下、当たりか否かの判定である当否判定を前記取得された抽選乱数に応じて実行する当たり判定手段と、
    図柄変動の開始から停止までの態様が定められた複数種の表示パターンとして、通常表示パターンと特殊表示パターンを記憶するパターン記憶手段と、
    前記抽選乱数が所定の値に該当することを条件として、前記特殊表示パターンを選択するパターン選択手段と、
    前記パターン選択手段による選択結果に従って、前記当否判定の結果を示す図柄を変動表示させる表示制御手段と、
    前記当否判定において当たりと判定された場合に、通常状態より遊技者に有利な遊技状態である特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、
    を備え、
    前記パターン記憶手段は、前記特殊表示パターンとして、図柄変動の開始から停止までの過程において、前記図柄の形状が一時的に固定されたまま、前記図柄の色が変動する図柄色変動状態にして前記図柄を仮表示した後、前記図柄の形状を再度変動させる態様を記憶したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記パターン記憶手段は、前記特殊表示パターンとして、前記図柄色変動状態において、グラデーション表示された前記図柄の配色パターンを変化させる表示パターンを記憶したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記パターン記憶手段は、前記特殊表示パターンとして、前記図柄色変動状態において、前記当否判定の結果が外れを示す図柄の形状を仮表示させた後、前記図柄の形状を再度変動させ、前記当否判定の結果を示す態様で前記図柄を最終的に停止させるパターンを記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記当否判定において当たりと判定されたときに、遊技状態を第1当たり状態から前記第1当たり状態より有利な第2当たり状態へ移行させるか否かを決定する特定遊技実行手段を、
    さらに備え、
    前記パターン記憶手段は、前記特殊表示パターンとして、前記図柄色変動状態において、前記当否判定が当たりを示す図柄の形状を仮表示させた後、前記図柄の形状を再度変動させ、前記第1当たり状態または第2当たり状態を示す態様で前記図柄を最終的に停止させるパターンを記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  5. 前記当否判定の結果を表示する図柄の配列を格納する図柄配列格納部をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記パターン選択手段で特殊表示パターンが選択された場合に、前記図柄配列格納手段に格納された図柄に、前記パターン記憶手段に記憶された特殊パターンを当てはめて図柄を変動表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  6. 前記パターン記憶部は、前記図柄に付随する付随画像を変動させる付随画像表示パターンをさらに記憶し、
    前記パターン選択手段は、前記パターン記憶部から前記付随画像表示パターンをさらに選択し、
    前記表示制御手段は、前記パターン選択手段によって選択された前記付随画像表示パターンに従って、前記付随画像を変動表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
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