JPH11285566A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11285566A
JPH11285566A JP10090449A JP9044998A JPH11285566A JP H11285566 A JPH11285566 A JP H11285566A JP 10090449 A JP10090449 A JP 10090449A JP 9044998 A JP9044998 A JP 9044998A JP H11285566 A JPH11285566 A JP H11285566A
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JP10090449A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Kazuaki Kuramoto
和明 倉本
Keisuke Nagai
恵介 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技状況が容易に把握できるように、決定図
柄の変化を多様化させた遊技機を提供する。 【解決手段】 リーチ状態(所定のタイミング)になる
と、特別図柄(決定図柄)を徐々に縮小する〔ステップ
S64〕。また、大当たりのとき(所定のタイミング)
には〔ステップS70〕、特別図柄を徐々に拡大して表
示する〔ステップS72〕。これらの場合では、特別図
柄が瞬間的に変化することはない。そのため、遊技者は
遊技状況の移り変わりを容易に把握することができる。
また、特別図柄は拡大,縮小,移動のうちいずれか少な
くとも一つの態様によって様々に変化する。そのため、
決定図柄の変化に装飾的効果を持たせるとともに、その
変化を見る楽しみを遊技者に与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、当た
り/はずれを決定するための決定図柄について、変動開
始から停止までの変化を多様化させるための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機について、図柄を
変化させる技術の一例が特開平6−190118号公報
に開示されている。当該公報で開示された技術では、始
動入賞口にパチンコ球が入賞すると、当たり/はずれを
決定するための決定図柄を変動し始める。この決定図柄
は画面に大きく表示される。そして、決定図柄の変動中
にリーチ状態に達すると、画面を瞬時に切り換える。す
なわち、決定図柄を画面上端のほぼ中央に小さく表示
し、キャラクタを画面中央部に大きく表示する。この切
り換え後の表示態様は、決定図柄の変動が停止するまで
継続する。
【0003】また、図柄を変化させる技術について、他
の一例が特許2578082号公報にも開示されてい
る。当該公報で開示された技術では、始動入賞口にパチ
ンコ球が入賞すると決定図柄を変動し始める点は特開平
6−190118号公報の技術と同じであるが、テレビ
画像を大きく表示するとともに、決定図柄を画面の右上
部に小さく表示する点が異なる。そして、決定図柄の変
動が停止して「当たり」と判別されると、その決定図柄
を瞬時に画面中央部に大きく表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−1
90118号公報に開示された技術では、リーチ状態に
達した以後は決定図柄を小さく表示するため、大当たり
になったのかどうかを確認しにくい。また、画面を突然
切り換えるので、その瞬間を見逃すと遊技状態を把握で
きないことがある。一方、特許2578082号公報に
開示された技術では、通常は決定図柄を小さく表示する
ため、図柄の状況が分かりにくい。また、決定図柄が突
然大きく表示されるので、遊技者は遊技状況を把握でき
ないことがある。本発明はこのような点に鑑みてなされ
たものであり、遊技状況が容易に把握できるように決定
図柄の変化を多様化させた遊技機を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】請求項1に記載の
発明は、所定条件が成立すると当たり/はずれを決定す
るための決定図柄を変動し始め、その後に停止して表示
する遊技機において、拡大,縮小,移動のうちいずれか
少なくとも一つの態様によって、所定のタイミングで決
定図柄の全部または一部を徐々に変化させる。ここで、
「拡大,縮小,移動のうちいずれか少なくとも一つの態
様」には、拡大のみ,縮小のみ,移動のみ,移動した後
に拡大,移動した後に縮小,拡大した後に縮小,縮小し
た後に拡大,拡大しながら移動,縮小しながら移動,拡
大した後に縮小,縮小した後に拡大,拡大しながら移動
した後にそのまま縮小,縮小しながら移動した後にその
まま拡大,そのまま拡大した後に縮小しながら移動,そ
のまま縮小した後に拡大しながら移動,拡大しながら移
動した後に縮小しながら移動,縮小しながら移動した後
に拡大しながら移動等のような態様や、これらの態様の
うち少なくとも一つの態様を任意に組み合わせた態様が
ある。請求項1に記載の発明によれば、所定のタイミン
グで決定図柄を徐々に変化させるので、瞬間的には変化
することはない。そのため、遊技者は遊技状況の移り変
わりを容易に把握することができる。また、決定図柄は
拡大,縮小,移動のうちいずれか少なくとも一つの態様
によって様々に変化する。そのため、決定図柄の変化に
装飾的効果を持たせるとともに、その変化を見る楽しみ
を遊技者に与えることができる。
【0006】
【課題を解決するための第2の手段】請求項2に記載の
発明は、請求項1に記載の遊技機において、リーチ状態
に達すると、決定図柄を徐々に変化させ始める。請求項
2に記載の発明によれば、リーチ状態(所定のタイミン
グの一つ)に達したときに決定図柄を変化させ始めるの
で、その変化を見た遊技者はリーチ状態に達したという
遊技状況を容易に把握することができる。また、決定図
柄の変化により、大当たり遊技になる期待感を遊技者に
与えることができる。
【0007】
【課題を解決するための第3の手段】請求項3に記載の
発明は、請求項1または請求項2に記載の遊技機におい
て、所定条件が成立すると、決定図柄を徐々に元の状態
に戻す。請求項3に記載の発明によれば、一旦変化させ
た決定図柄は、所定条件が成立すると徐々に元の状態に
戻す。そのため、徐々に元の状態に戻る決定図柄を見た
遊技者は、所定条件が成立したという遊技状況を容易に
把握することができる。また、所定条件の成立時には、
少なくとも変動開始時と変動停止時とにおける決定図柄
の態様が同じになる。そのため、画面を一目見れば、変
動期間中か否かが明らかになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を、図面に基づいて説明する。この実施の形態は、遊技
機の一つであるパチンコ機に本発明を適用したものであ
る。ここで、図1にはパチンコ機の外観を正面図で示
す。図2には、制御部の構成をブロック図で示す。図3
には第1種始動口処理を、図4には図柄変動処理を、図
5には変動表示処理を、図8にはリーチ処理をそれぞれ
示すフローチャートである。図6,図7には、特別図柄
の一例をそれぞれ示す。図9〜図14には、表示画面の
一例をそれぞれ示す。これらの図において、同一の要素
には同一の符号を付している。
【0009】図1において、まず、パチンコ機10の遊
技盤面12上には、第1種始動口24,大入賞口26,
複合装置14,一般の入賞口等が適宜に配置されてい
る。第1種始動口24は、通常の入賞口と同様に作用し
て賞球(賞品球)を払い出す。この第1種始動口24に
設けられた始動口センサ42によって、第1種始動口2
4に入賞したパチンコ球を検出する。大入賞口26には
蓋26aが備えられており、この蓋26aはソレノイド
40によって開閉される。また、大入賞口26にはVゾ
ーン26cが設けられている。このVゾーン26cにパ
チンコ球が一定の時期に入賞すれば、大当たり遊技状態
を一定制限(例えば16回)内で継続することができ
る。複合装置14には、保留球ランプ20,装飾板4
4,普通図柄表示器19,特別図柄表示器22等が設け
られている。保留球ランプ20は、図柄変動中に第1種
始動口24に入賞したパチンコ球の個数を表示する。具
体的には、特別図柄表示器22の上方に設けられている
装飾板44の左右両側に2個ずつ、計4個設けられてい
る。装飾板44は装飾効果を発揮するためのものであ
り、その裏側にはランプ(ランプ類16の一つ)等が設
けられている。
【0010】普通図柄表示器19には7セグメントLE
Dが用いられ、普通図柄(例えば英数字や記号等)を表
示する。普通図柄はゲート25,43にパチンコ球が通
過したときに変動が始まり、その後に停止する。そし
て、停止した普通図柄が当たり図柄(例えば「7」)と
一致すると、下部始動口26bの蓋が一定期間(例えば
10秒間)だけ開く。なお、7セグメントLEDに代え
て、液晶表示器,CRT,LED表示器,プラズマ表示
器等のように普通図柄が表示可能な表示器を普通図柄表
示器19として用いてもよい。特別図柄表示器22には
液晶表示器が用いられ、特別図柄(例えば絵柄や英数
字、記号等)や装飾図柄等を表示する。特別図柄は第1
種始動口24または下部始動口26bにパチンコ球が入
賞したときに変動が始まり、その後に停止する。なお、
液晶表示器に代えて、CRT,LED表示器,プラズマ
表示器等のように特別図柄等が表示可能な表示器を特別
図柄表示器22として用いてもよい。また、普通図柄と
特別図柄とを特別図柄表示器22に表示するようにして
もよい。
【0011】遊技盤面12以外では、賞球を含むパチン
コ球を一時的に貯留する下皿32、タバコの吸い殻を入
れる灰皿34、効果音や音楽等を出すスピーカ36、遊
技者の手がハンドル28に触れているか否かを検出する
タッチセンサ30、ガラス枠18の開放を検出する金枠
センサ46等が設けられている。スピーカ36は賞球の
受皿である上皿38の内部に設けられ、タッチセンサ3
0や金枠センサ46はそれぞれ所定の位置に設けられて
いる。また、ランプ類16には電球やLED等の表示体
が用いられ、図示した位置には限らずパチンコ機10の
遊技内容等に合わせて適切な位置に配置される。
【0012】次に、メイン制御部100の構成につい
て、図2を参照しながら説明する。図2においてメイン
制御部100は、CPU(プロセッサ)110,ROM
102,RAM104,タイマー106,入力処理回路
108,出力処理回路112,表示制御回路114,通
信制御回路116によって構成されている。CPU11
0は、ROM102に格納されている遊技制御プログラ
ムに従ってパチンコ機10におけるパチンコ遊技を制御
する。遊技制御プログラムには、後述する第1種始動口
処理,図柄変動処理,変動表示処理,リーチ処理を実現
するためのプログラムが含まれる。ROM102には、
上記遊技制御プログラムのほかに、当たり値,当たり図
柄データ等のデータが格納されている。このROM10
2には一般にEPROMが用いられるが、これに限らず
EEPROMやフラッシュメモリを用いてもよい。RA
M104には一般にDRAMが用いられるが、SRAM
やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いてもよ
い。このRAM104には、当たり判定用乱数RA,当
たり図柄用乱数RB,リーチパターン乱数RC,はずれ
図柄データ等のデータ、あるいは入出力信号が格納され
る。
【0013】タイマー106はCPU110から指令を
受けて計時機能を実行し、乱数値のカウントアップのた
めのカウント信号を出力したり、普通図柄変動期間や図
柄変動期間のような期間管理等を行う。入力処理回路1
08は、始動口センサ42から送られたそれぞれの検出
信号を受けて、メイン制御部100内で処理可能なデー
タ形式に変換し、バス118を介してCPU110やR
AM104に送る。一方、出力処理回路112はCPU
110からバス118を介して送られた作動データを受
けて、ソレノイド40等のようにパチンコ機10に備え
られている各種作動装置を作動させる。
【0014】表示制御回路114はCPU110からバ
ス118を介して送られた表示データを受けて、普通図
柄表示器19,特別図柄表示器22に対して文字,図
柄,画像等を表示し、保留球ランプ20に保留球数に応
じた個数のランプを表示し、ランプ類16を適宜に点灯
(点滅を含む)させる等のような表示制御を行う。通信
制御回路116は枠制御部200との間においてデータ
を送受信するための回路である。枠制御部200はメイ
ン制御部100と同様にCPUを中心に構成されてお
り、その内容は公知であるので詳細な説明を省略する。
なお、この枠制御部200は、パチンコ遊技を行うため
に必要なパチンコ球の発射や賞球の払い出し等を制御
し、効果音や音楽等をスピーカ36から出し、あるいは
金枠センサ46による扉開放の検査等を適切なタイミン
グで行う。なお、上記各構成要素は、いずれもバス11
8に互いに結合されている。
【0015】次に、上記構成をなすパチンコ機10にお
いて本発明を実現するための処理手順について、図3,
図4,図5,図8に示すフローチャートを参照しながら
説明する。これらの図に示す処理手順は、いずれも図2
に示すメイン制御部100においてROM102に格納
されている遊技制御プログラムをCPU110が適当な
タイミングで実行することによって実現される。なお、
保留球数は、特別図柄表示器22に特別図柄が変動して
表示されている間に、第1種始動口24に入賞したパチ
ンコ球の数である。また、「加算する」という場合に
は、通常は1だけ保留球数を増やすことを意味するが、
遊技状態等に応じて適宜に2以上ずつ増やす場合を含
む。これに対して「減算する」という場合には、保留球
数を減らす点を除いては加算する場合と同様である。
【0016】まず、図3に示す処理手順では、第1種始
動口24に対するパチンコ球の入賞処理を行う。すなわ
ち、第1種始動口24にパチンコ球が入賞したか否かを
判別する〔ステップS10〕。具体的には、図2におい
て始動口センサ42から検出信号が出力された場合には
入賞した(YES)と判別し、検出信号が出力されなけ
れば入賞しない(NO)と判別する。そして、1種始動
口24にパチンコ球が入賞したときには、保留球数が上
限値(例えば4)に達しているか否かを判別する〔ステ
ップS12〕。保留球数が上限値に達していなければ
(NO)、その保留球数を加算する〔ステップS1
4〕。この加算に伴って表示制御回路114に表示デー
タを出力し、保留球ランプ20で点灯するランプの個数
を変える。その後、各種乱数の読み込みと記憶を行い
〔ステップS16〕、第1種始動口処理を終了する。
【0017】ここで、各種乱数には、当たり判定用乱数
RA,当たり図柄用乱数RB,リーチパターン乱数RC
がある。当たり判定用乱数RAは、大当たりか否かを判
別するための乱数である。当たり図柄用乱数RBは、当
たり判定用乱数RAによって大当たりと判別された場合
において、特別図柄表示器22に停止して表示する特別
図柄を特定するための乱数である。リーチパターン乱数
RCは、特別図柄表示器22に表示されている特別図柄
がリーチ状態になった後、残りの特別図柄が停止するま
での表示パターンを特定するための乱数である。なお、
ステップS10において第1種始動口24にパチンコ球
が入賞していない場合や、ステップS12において保留
球数が上限値に達している場合には、何もせずに第1種
始動口処理を終了する。
【0018】次に、図4に示す処理手順では、特別図柄
表示器22における図柄変動処理を行う。すなわち、保
留球数が正数(保留球数>0)か否かを判別する〔ステ
ップS20〕。保留球数が正数ならば(YES)、上記
ステップS16で記憶した当たり判定用乱数RAを読み
込むとともに〔ステップS22〕、次回の処理に備えて
保留球数を減算する〔ステップS24〕。そして、変動
表示処理を行う〔ステップS26〕。この変動表示処理
の具体的な処理手順について、図5を参照しながら説明
する。
【0019】図5において、まず「大当たり(当た
り)」か否かを判別する〔ステップS40〕。具体的に
は、上記ステップS22で読み込んだ当たり判定用乱数
RAが当たり値と一致するか否かによって判別する。な
お、当たり値は通常は1個であるが、遊技状態等によっ
ては複数個のときもある。もし、「大当たり」ならば
(YES)、図3のステップS16で記憶した当たり図
柄用乱数RBを読み込んだ後〔ステップS42〕、ステ
ップS44に進む。この当たり図柄用乱数RBによっ
て、最終的に停止して表示される予定の図柄(以下「停
止予定図柄」と呼ぶ。)が決定される。一方、ステップ
S40で「はずれ」と判別されたならば(NO)、はず
れ図柄を特別図柄表示器22に表示するため、はずれ図
柄データをRAM104から読み込む〔ステップS5
0〕。その後、当該はずれ図柄データにリーチ図柄を含
むか否かを判別する〔ステップS52〕。これは、リー
チ状態まではゆくが、最終的には「はずれ」となる場合
のことである。もし、リーチ図柄を含むならば(YE
S)、ステップS44に進む。一方、リーチ図柄をも含
まないならば(NO)、ステップS54に進む。
【0020】ステップS44,S54では、ともに特別
図柄表示器22に表示する特別図柄を変動し始める。こ
の特別図柄は、画面上において左・中・右に区分された
三領域でそれぞれ表示される。以下、区分された領域の
左側に表示される特別図柄を「左図柄」と呼び、中側に
表示される特別図柄を「中図柄」と呼び、右側に表示さ
れる特別図柄を「右図柄」と呼ぶことにする。特別図柄
の具体的な例について、左図柄および中図柄を図6に、
右図柄を図7にそれぞれ示す。なお、これらの図に示す
数字の図柄(以下「数字図柄」と呼ぶ。)について、赤
色(第1色)を左上から右下に向かう斜線(ハッチ)
で、緑色(第2色)を右上から左下に向かう斜線でそれ
ぞれ示す。これらの赤色と緑色との組み合わせは一例で
あって、他の色の組み合わせであってもよい。
【0021】図6において、左図柄300および中図柄
302は、ともに赤色の数字図柄によって構成されてい
る。左図柄300は、「0」を筆頭に「9」「8」
「7」…「1」の順番になっている。所定間隔(例えば
5ミリ秒ごと)で「0」から「1」まで図面上側から下
方向に順番に表示し、「1」の後は再び「0」に戻って
循環して表示する。同様に中図柄302は、「1」を筆
頭に「0」「9」「8」…「2」の順番になっている。
所定間隔(例えば4ミリ秒ごと)で「1」から「2」ま
で図面上側から下方向に順番に表示し、「2」の後は再
び「1」に戻って循環して表示する。図7に示す右図柄
304は、数字図柄(「0」から「9」について、赤色
と緑色とをそれぞれ10個ずつ)と、落ち葉306,ド
ングリ308,タヌキ314,キツネ316等のキャラ
クタ図柄とによって構成されている。同じ数字について
は、緑色の数字図柄310と赤色の数字図柄312とが
隣り合って配置されている。所定間隔(例えば3ミリ秒
ごと)で落ち葉306から数字図柄318まで図面上側
から下方向に、かつ矢印に沿って順番に表示し、数字図
柄318の後は再び落ち葉306に戻って循環して表示
する。右図柄304が赤色の図柄で「大当たり」になる
と、大当たり遊技終了後に特別図柄と普通図柄の揃う確
率が高い「確率変動状態」となる。一方、右図柄304
が緑色の図柄で「大当たり」になると、大当たり遊技終
了後には元の遊技状態に戻って「確率変動状態」にはな
らない。なお、特別図柄は数字図柄,キャラクタ図柄に
限らず、英字や仮名,漢字等の文字図柄、記号の図柄等
のような他の図柄を適用してもよい。
【0022】図5に戻って、ステップS44で特別図柄
を変動し始めた後、リーチ処理を行う〔ステップS4
6〕。このリーチ処理の具体的な処理手順について、図
8を参照しながら説明する。また、特別図柄表示器22
に表示される画面22aの一例を、図9〜図14に示
す。図8において、まず図3のステップS16で記憶し
たリーチパターン乱数RCを読み込んだ後〔ステップS
60〕、特別図柄表示器22にリーチ状態に達したこと
を表示する〔ステップS62〕。図9(A)に示す画面
22aには、ほぼ中央部に左図柄300,中図柄30
2,右図柄304が並んで大きく表示されており、左図
柄300と中図柄302とがともに数字図柄「7」で停
止したリーチ状態を示す。ここで、左図柄300,中図
柄302,右図柄304の変動は、いずれも白色のゴル
フボールに図柄(数字やキャラクタ等)をマッピング
(貼り付け)して、そのゴルフボールの回転に伴って図
柄が変動するようになっている。したがって、ゴルフボ
ールにマッピングされた図柄は、通常の数字やキャラク
タ等とは異なって見える。なお、リーチ状態になったと
きには、例えば2,3回画面を別個にフラッシュさせて
もよい。
【0023】そして、特別図柄を徐々に縮小しながら表
示し〔ステップS64〕、装飾画面を動画表示する〔ス
テップS66〕。これらの表示は、ステップS42で決
定された停止予定図柄と、ステップS60で読み込んだ
リーチパターン乱数RCとに基づいて、表1で規定され
る表示パターンで行われる。ここで、停止予定図柄には
左図柄300,中図柄302,右図柄304がある。リ
ーチ状態では左図柄300と中図柄302とは通常同じ
図柄であるので、これらの図柄を「リーチ図柄」と呼
ぶ。そして、リーチ図柄と右図柄304との間には、配
置された図柄との位置のずれによって、1図柄前,同一
図柄,1図柄後,2図柄後,他の図柄の種類がある。な
お、左図柄300と中図柄302とは既に停止している
ので、右図柄304は停止して表示されるであろう図柄
である。また、リーチパターン乱数RCは、0から10
までのいずれかの数値である。
【0024】
【表1】
【0025】この表1には、五つの表示パターンα,
β,γ,δ,εが規定されている。例えば表示パターン
αに決定された場合にステップS64を実行すると、図
9(B)→図9(C)の順番に示すように、左図柄30
0,中図柄302,右図柄304の順番で画面右下方向
に、タイミングを異ならせて徐々に移動しながら縮小さ
せる。すなわち、最初に左図柄300、次に中図柄30
2、最後に右図柄304の順番に徐々に移動しながら縮
小させる。このとき、左図柄300と中図柄302はリ
ーチ状態で停止しているが、右図柄304は変動中であ
る。右図柄304については、図柄の変動とともに、徐
々に移動しながら小さくなる。遊技者は変動中の図柄が
どのようになるのかを注目するため、なるべく長い期間
大きい状態で表示し、最後に縮小し始めさせることにし
た。したがって、遊技者は変動中の右図柄304の状態
を容易に確認することができる。こうして、最終的には
図10(A)に示すように、三つ全ての図柄が画面22
aの画面右下隅に並んで表示される。これにより、特別
図柄に邪魔されずに、画面22aの広い領域を装飾画面
として利用することができる。したがって、リーチアク
ションの動画を効果的に表示することができる。なお、
画面右下隅に並んで表示する態様に限らず、画面四隅の
いずれかに少なくとも一つの図柄を表示する態様として
もよい。同様に、画面上辺,左辺,右辺,下辺のいずれ
かに沿って表示する態様としてもよい。
【0026】また、ステップS66を実行すると、図1
0(A)→図10(B)→図10(C)の順番で示すよ
うに、キャラクタとしてのタヌキ324がティーグラン
ド322(緑色)に現れ、そのタヌキ324がフェアウ
ェイ(緑色)の向こう側にあるグリーン320(緑色)
に向けてゴルフボール326をショットする。そして、
図11(A)→図11(B)の順番で示すように、ショ
ットしたゴルフボール326がピン327の旗に当たっ
て落ち、カップに入るか否かまでの動画が表示される。
もし、ゴルフボール326がカップに入ると、図11
(C)に示すように画面22aには「ホールインワン」
と表示される。この場合、特別図柄のうち右図柄304
のみが変動しているが、この段階で「大当たり」になる
ことがほぼ確定する。そのため、遊技者は装飾画面を見
ているだけで、「大当たり」になるか否かを推測するこ
とができる。しかし、装飾画面で「大当たり」になるこ
とが推測できたとしても、確率変動になるか否かは分か
らない。そこで、確率変動になるか否かを、特別図柄を
元に戻す方法によって決定する。なお、上述したティー
グランド322,フェアウェイ,グリーン320は画面
22aにおける背景画面である。
【0027】図8に戻って、ステップS66で装飾画面
の動画表示を行なった後、大当たりか否かを判別する
〔ステップS68〕。具体的には、図5に示すステップ
S40と同様に行う。もし、「大当たり」ならば(YE
S)、特別図柄を徐々に拡大しながら表示し〔ステップ
S70〕、リーチ処理を終了する。例えば、上記表示パ
ターンαの場合では、図12(A)→図12(B)→図
12(C)の順番で示すように、ステップS64とは逆
に左図柄300,中図柄302,右図柄304の順番で
画面中央部に、徐々に移動しながら拡大させる。すなわ
ち、グリーン320を背景とし、各図柄についてタイミ
ングを異ならせて徐々に移動しながら大きくする。この
ときもまだ、左図柄300と中図柄302とは停止状態
にあるが、右図柄304は変動状態にある。したがっ
て、右図柄304については、図柄の変動とともに、徐
々に移動しながら大きくなる。こうして、最終的には図
12(C)に示すように、特別図柄が画面22aの画面
中央部に並んで表示される。一方、ステップS68にお
いて「はずれ」ならば(NO)、瞬時に元の大きさで特
別図柄を表示し〔ステップS72〕、リーチ処理を終了
する。すなわち、図10(C)に示す特別図柄の表示状
態から、図12(C)に示す特別図柄の表示状態に切り
換えて表示する。このように、元の大きさの状態に戻す
ことによって、1回の図柄変動が終了したことを容易に
認識することができる。なお、ステップS70と同様
に、特別図柄徐々に元の大きさに戻して表示してもよ
い。
【0028】ここで、特別図柄を徐々に元に戻すか(ス
テップS70)、瞬時に元に戻すかによって(ステップ
S72)、上述した確率変動になるか否かを決定する。
よって、確率変動になるか否かを遊技者に把握させるこ
とができ、これによって遊技者に期待感を持たせること
ができる。なお、特別図柄を徐々に元に戻す期間の長短
によって、確率変動になるか否かを決定するようにして
もよい。また、一旦縮小した特別図柄を元に戻す際に
は、最初に右図柄304、次に中図柄302、最後に左
図柄300の順番に徐々に元に戻してゆく。これによ
り、遊技者は変動中の右図柄304を容易に確認するこ
とができる。さらに、最後に左図柄300を元に戻す
が、この左図柄300が元の状態に戻ったときに右図柄
304の変動を停止させる。これにより、右図柄304
の停止時期を予測することができる。また、図7に示す
ように緑色の数字図柄310と赤色の数字図柄312は
隣り合っているので、赤色の数字図柄312(確率変
動)で停止するか、緑色の数字図柄310で停止するか
を期待する期待感を高めることができる。一方、右図柄
304が停止して「はずれ」になると瞬時に元の状態に
戻すので、次の遊技状態に素早く移行することができ
る。「はずれ」という事実を遊技者に伝えればよく、特
別図柄を徐々に元に戻す必要もないためである。
【0029】ここで、上記表示パターンαに代えて表示
パターンβでステップS64,S66,S70を実行す
ると、図13,図14で示す画面の表示態様となる。す
なわち、図13(A)に示すリーチ状態においてステッ
プS64を実行すると、図13(B),図13(C)の
順番に示すように、左図柄300,中図柄302,右図
柄304の大きさはそのままにして画面下方向に、徐々
に移動させる。このとき、左図柄300と中図柄302
とは停止状態にあるが、右図柄304は変動状態にあ
る。そして、最終的には図13(C)に示すように、三
つ全ての図柄が画面22aの画面下隅に並んで表示され
る。
【0030】そして、ステップS66を実行すると、図
13(C),図14(A)の順番に示すように、掛け矢
を持ったタヌキ324が右図柄304に玉乗りするよう
に現れ、そのタヌキ324が掛け矢で右図柄304を叩
いて図柄を変動してゆく。このとき、タヌキ324のか
け声が吹き出し328の中に表示される。その後、ステ
ップS70を実行すると、右図柄304が停止する前
に、画面中央部に向けて左図柄300,中図柄302,
右図柄304を徐々に移動させる。その過程は、図14
(A),図13(B),図14(B)に示す順番の通り
である。そして、最終的には図14(B)に示すよう
に、三つ全ての図柄が画面22aの画面中央部に並んで
表示される。
【0031】こうしてリーチ処理を終えて図5に戻り、
特別図柄を停止させ〔ステップS47〕、変動表示処理
を終了する。具体的には、未だに変動していた右図柄3
04を停止して表示する。一方、ステップS52でリー
チ図柄でないときは(NO)、ステップS44と同様に
特別図柄を変動し始め〔ステップS54〕、はずれ図柄
の表示パターンに基づいて変動表示し〔ステップS5
6〕、特別図柄を停止させる〔ステップS47〕。こう
して画面22aに実際に停止して表示された特別図柄
(左図柄300,中図柄302,右図柄304)が確率
変動図柄と一致するか否かを判別する〔ステップS4
8〕。例えば、右図柄304が左図柄300,中図柄3
02と同種類の図柄であり、かつ緑色であるか否かによ
って判別する。もし、特別図柄が確率変動図柄と一致す
るならば(YES)、確率変動処理を行なった後〔ステ
ップS49〕、変動表示処理を終了する。一方、特別図
柄が確率変動図柄と一致しないならば(NO)、何もせ
ずに変動表示処理を終了する。なお、確率変動処理の具
体的な処理内容については、既に周知の処理と同様であ
るので説明を省略する。
【0032】さらに特別図柄の変動表示処理を終えて図
4に戻り、最終的に特別図柄表示器22の画面22aに
表示された特別図柄が当たり図柄と一致するか否かを判
別する〔ステップS28〕。図5に示すステップS40
でも大当たりか否かを判別しているが、この判別はステ
ップS22で読み込んだ当たり判定用乱数RAに基づい
て行なっている。しかし、ステップS26の変動表示処
理を実行しているときに外来ノイズ等の影響によって、
予定していた大当たり表示となるものがはずれ表示にな
ることもある。したがって、パチンコ遊技の混乱を防止
するため、最終的に画面22aに表示された特別図柄を
優先して当たり判別を行うものである。もし、特別図柄
が当たり図柄と一致するならば(YES)、「大当た
り」として当たり処理を行い〔ステップS30〕、図柄
変動処理を終了する。当たり処理は、例えば大入賞口2
6の蓋26aを一定期間(例えば30秒間)だけ開放
し、入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等
の処理である。一方、特別図柄が当たり図柄と一致しな
いならば(NO)、「はずれ」としてはずれ処理を行い
〔ステップS32〕、図柄変動処理を終了する。
【0033】上記実施の形態によれば、リーチ状態(所
定のタイミング)になると、特別図柄(決定図柄;左図
柄300,中図柄302,右図柄304)を徐々に縮小
する〔図8のステップS64〕。また、大当たりのとき
(所定のタイミング)には、特別図柄を徐々に拡大して
表示する〔図8のステップS70〕。これらの場合で
は、特別図柄が瞬間的に変化することはない。そのた
め、遊技者は遊技状況の移り変わりを容易に把握するこ
とができる。また、特別図柄は移動しながら縮小した
り、移動しながら拡大する。そのため、特別図柄の変化
に装飾的効果を持たせるとともに、その変化を見る楽し
みを遊技者に与えることができる。そして、特別図柄を
縮小させることにより、装飾画面を有効に利用し、その
装飾画面でのアクション(動画や遊技者への報知等)を
多様化させることができる。
【0034】また、リーチ状態(所定のタイミングの一
つ)に達したときに特別図柄を変化させ始めるので、そ
の変化を見た遊技者はリーチ状態に達したという遊技状
況を容易に把握することができる。また、特別図柄の変
化により、大当たり遊技になる期待感を遊技者に与える
ことができる。特に、大当たりになる前段階であるリー
チ状態では、遊技者に有利な遊技状態になることを期待
させるためのアクションが重要になる。そのため、リー
チ状態に達したときに特別図柄を変化させることによ
り、装飾画面を有効利用してリーチアクションを表示す
ることができる。
【0035】さらに、一旦変化させた特別図柄は、大当
たりになったときに(所定条件の成立)、徐々に元の大
きさの状態に戻す。そのため、徐々に元の状態に戻る特
別図柄を見た遊技者は、大当たりになったという遊技状
況を容易に把握することができる。また、変動開始時と
変動停止時とでは特別図柄は同じ大きさ,同じ位置で表
示するようにしたので、特別図柄が変化しているときは
変動期間中である。したがって、画面22aを一目見れ
ば、変動期間中か否かが明らかになる。なお、ほぼ同一
の状態に戻す態様に限らず、遊技内容等に応じて同じ大
きさで異なる位置に戻したり、あるいは同じ位置で異な
る大きさに戻す態様としてもよい。
【0036】そして、特別図柄(左図柄300,中図柄
302,右図柄304)は、図9等に示す白色のゴルフ
ボール326(図柄表示領域)に図柄(数字やキャラク
タ等)をマッピングし、そのゴルフボール326の回転
に伴って図柄が変動するようにした。ティーグランド3
22,フェアウェイ,グリーン320等の背景画面は緑
色を中心に配色しているので、特別図柄が際だってよく
見える。そのため、一目で特別図柄を明確に認識するこ
とができる。
【0037】〔他の実施の形態〕上述した遊技機におい
て、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,個数,配置
および動作条件等については、上記実施の形態に限定さ
れるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次
の各形態を実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、パチンコ機10に本発明を
適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の遊技機
(例えばスロットマシン機,アレンジボール機,テレビ
ゲーム機等)についても同様に本発明を適用することが
できる。こうした遊技機であっても、所定のタイミング
で特別図柄(決定図柄)を徐々に変化させるので、遊技
者は遊技状況を容易にしかも的確に把握することができ
る。 (2)上記実施の形態では、リーチ状態または大当たり
と判別されたときに、特別図柄を徐々に変化させた。こ
の態様に代えて(あるいは加えて)、変動停止時に達す
ると、特別図柄を徐々に変化させ始めるようにしてもよ
い。こうすれば、大当たり(当たり)か否かの時期が一
目で分かる。また、これら以外の適切な時期に特別図柄
を徐々に変化させるようにしてもよい。
【0038】(3)上記実施の形態では、決定図柄とし
て特別図柄(左図柄300,中図柄302,右図柄30
4)を適用した。この形態に代えて、何らかの当たり/
はずれを決定するための普通図柄や他の図柄に適用して
もよい。この場合でも、普通図柄や他の図柄が徐々に変
化するので、遊技者は遊技状況を容易に把握することが
できる。また、この変化を遊技者はパチンコ遊技中に楽
しむことができる。 (4)上記実施の形態では、決定図柄としての特別図柄
を拡大,縮小,移動の態様で変化させた。この態様に代
えて(あるいは加えて)、特別図柄に付されている色
(色彩)を徐々に変化させるようにしてもよい。また、
変化させる色も遊技状態や大当たりか否か等によって異
ならせるとなおよい。こうすれば、遊技者が色の変化を
見ることによって、遊技状況を容易に把握することがで
きる。また、この色の変化を遊技者はパチンコ遊技中に
楽しむことができる。
【0039】(5)上記実施の形態では、特別図柄は移
動しながら縮小したり、移動しながら拡大した〔図8の
ステップS64,S70〕。これらの態様だけでなく、
拡大のみ,縮小のみ,移動のみ,移動した後に拡大,移
動した後に縮小,拡大した後に縮小,縮小した後に拡
大,拡大しながら移動した後にそのまま縮小,縮小しな
がら移動した後にそのまま拡大,そのまま拡大した後に
縮小しながら移動,そのまま縮小した後に拡大しながら
移動,拡大しながら移動した後に縮小しながら移動,縮
小しながら移動した後に拡大しながら移動等のような態
様や、これらの態様のうち少なくとも一つの態様を任意
に組み合わせた態様としてもよい。こうすることによっ
て、特別図柄の変化を多様化させることができる。ま
た、特定の状態になると特定の態様で特別図柄を変化さ
せるようにすれば、その特定の状態を一目で認識するこ
とができる。さらに、移動は直線的な移動だけでなく、
曲線に沿った移動や、ジグザグ状に移動する等のよう
に、任意の態様で特別図柄を移動させてもよい。こうす
れば、変化をより多様化させることができ、メリハリを
つけることができる。
【0040】(6)上記実施の形態では、リーチ状態に
達すると特別図柄(決定図柄)を徐々に縮小させ始め
た。この態様に限らず、他のタイミングで特別図柄を徐
々に縮小させるようにしてもよい。他のタイミングとし
ては、第1に、特別図柄における全ての図柄が変動して
いるときに徐々に縮小させ始める。この態様では、装飾
画面に表示する動画(アクション)の内容によって、リ
ーチや大当たりになることを遊技者に期待させるように
することができる。また、第2に、特別図柄における一
つの図柄が停止し他の図柄が変動しているときに徐々に
縮小させ始める。この態様では、縮小し始めた特別図柄
によってリーチ状態になることを遊技者に期待させるこ
とができる。その他、上記第1または第2のタイミング
に共通して、変動中に装飾画面を広く確保することがで
きるという効果を得ることもできる。そのため、装飾画
面の視認性(見やすさ)が高まる。
【0041】(7)上記実施の形態では、リーチ状態に
達すると特別図柄(決定図柄)を徐々に縮小させ始め、
その後に特別図柄を徐々に(または瞬時に)元の状態に
戻した。この態様に限らず、リーチ状態に達すると特別
図柄を瞬時に縮小し、その後に特別図柄を徐々に(また
は瞬時に)元の状態に戻してもよい。こうすれば、遊技
者は、特別図柄が変動し始めてから停止するまでの一連
の図柄状況を把握することができる。すなわち、「大当
たり」が確定してから元の状態に戻すのではなく、まだ
変動している段階で元の状態に戻す。仮に、特別図柄を
瞬時に元の状態に戻す過程を遊技者が見逃したとして
も、特別図柄はまだ確定していない。そして、特別図柄
が元の状態に戻ったときに初めて確定するので、遊技者
は容易に結果を確認することができる。
【0042】
【他の発明の態様】以上、本発明の実施の形態について
説明したが、この実施の形態には特許請求の範囲に記載
した発明の態様のみならず他の発明の態様を有するもの
である。この発明の態様を以下に列挙するとともに、必
要に応じて関連説明を行う。
【0043】〔態様1〕 請求項1に記載の遊技機にお
いて、背景とは異なる色彩の図柄表示領域内に決定図柄
を表示する遊技機。 〔態様1の関連説明〕 本態様によれば、決定図柄を図
柄表示領域内に表示する。そのため、背景とは異なる色
彩で表示され、一目で決定図柄を認識することができ
る。
【0044】〔態様2〕 請求項1に記載の遊技機にお
いて、変動停止時に達すると、決定図柄を徐々に変化さ
せ始める遊技機。 〔態様2の関連説明〕 本態様によれば、変動停止時に
達すると決定図柄が変化し始めるので、大当たり(当た
り)か否かの時期が一目で分かるようになる。
【0045】〔態様3〕 請求項1に記載の遊技機にお
いて、色によって、所定のタイミングで決定図柄の全部
または一部を徐々に変化させる遊技機。 〔態様3の関連説明〕 本態様によれば、所定のタイミ
ングで決定図柄の色が変化する。そのため、遊技者は色
の変化を見ることによって、遊技状況を容易に把握する
ことができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、所定のタイミングで決
定図柄を徐々に変化させるので、遊技者は遊技状況を容
易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】第1種始動口処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】図柄変動処理を示すフローチャートである。
【図5】変動表示処理を示すフローチャートである。
【図6】特別図柄の一例を示す図である。
【図7】特別図柄の一例を示す図である。
【図8】リーチ処理を示すフローチャートである。
【図9】表示画面の一例を示す図である。
【図10】表示画面の一例を示す図である。
【図11】表示画面の一例を示す図である。
【図12】表示画面の一例を示す図である。
【図13】表示画面の一例を示す図である。
【図14】表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 14 複合装置 19 普通図柄表示器 22 特別図柄表示器 24 第1種始動口 25,43 ゲート 26 大入賞口 26a 蓋 26b 下部始動口 26c Vゾーン 42 始動口センサ 100 メイン制御部 102 ROM 104 RAM 110 CPU 114 表示制御回路 200 枠制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定条件が成立すると当たり/はずれを
    決定するための決定図柄を変動し始め、その後に停止し
    て表示する遊技機において、 拡大,縮小,移動のうちいずれか少なくとも一つの態様
    によって、所定のタイミングで決定図柄の全部または一
    部を徐々に変化させる遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 リーチ状態に達すると、決定図柄を徐々に変化させ始め
    る遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の遊技機
    において、 所定条件が成立すると、決定図柄を徐々に元の状態に戻
    す遊技機。
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