JP2008237329A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾球遊技機に設けられた機器の枠を超えた演出を実施することが可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】ぱちんこ遊技機において、赤外線発光装置は、デジタルカメラ機能を備えた携帯電話を通すことにより映像として可視化される不可視光を発光する。パターン記憶手段は、携帯電話を用いて赤外線発光装置の映像を表示させるよう遊技者に促す内容を演出表示装置60に表示すると共に、赤外線発光装置を発光させる発光手順を示す特殊演出パターンを複数保持する。演出決定手段は、保持された複数の特殊演出パターンから、赤外線発光装置を発光させる特殊演出パターンを選択する。演出表示制御手段は、選択された特殊演出パターンにしたがって赤外線発光装置を発光させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に弾球遊技機における表示内容を制御する技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれていた遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーを持たせる演出を施したり、特別遊技への移行確率を変動させる確率変動等の特定遊技の制御によっても遊技者の期待感を高めている。一方、遊技者本人にだけ告知させるため、例えば、赤外線放射部と、赤外線を受光して可視化する赤外線スコープを備え、大当たりとなったときに赤外線放射部を発光させることにより、赤外線スコープを装着した遊技者にのみ大当たりとなったことを報知するスロットマシンが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−230714号公報 特開2003−260176号公報
上述の特許文献1に記載される遊技機では、液晶ディスプレイやランプ類、音声、ボタン、および可動役物など、弾球遊技機に設けられた機器を用いて演出を実施している。しかし、弾球遊技機に設けられた機器による演出は、時として目新しさが欠けるものとなる場合がある。また、上述の特許文献2に記載される遊技機では、通常使用されることのない赤外線スコープを使用しなければ遊技を楽しむことができない。このような赤外線スコープを用意するためにはコストもかかり、また、赤外線スコープを装着することに抵抗を感じる遊技者もいると考えられる。このため、例えば遊技者に身近なものを使うことなどによって、弾球遊技機に設けられた機器の枠を超えた斬新な演出を提供することができないかが現在模索されている。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、弾球遊技機に設けられた機器の枠を超えた斬新な演出を実施することが可能な弾球遊技機を提供することにある。ことにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動口と、始動口への入球を契機として所定の条件が満たされたときに、通常遊技状態よりも遊技者に有利となる遊技である特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、撮像素子による光電変換で得られる画像を表示する撮像表示装置を通すことにより映像として可視化される不可視光を発光する不可視光発光装置と、不可視光発光装置を発光させる発光手順を示す発光パターンを複数保持するパターン記憶手段と、保持された複数の発光パターンから、不可視光発光装置を発光させる発光パターンを選択する演出決定手段と、選択された発光パターンにしたがって不可視光発光装置を発光させる演出表示制御手段と、を備える。
不可視光の一部の光は、例えばCCDセンサなどの撮像素子によって光電変換することにより、可視画像としてディスプレイに映し出すことが可能である。近年、このような撮像素子を搭載しカメラ機能を有する携帯電話が広く普及しており、弾球遊技機にて遊技を楽しむ遊技者の多くも、このような撮像表示装置を持っていると考えられる。
この態様によれば、遊技者は、例えばカメラ機能を備えた携帯電話など、遊技者が普段使い慣れた機器を用いて弾球遊技機の演出の少なくとも一部を確認することができる。したがって、弾球遊技機に設けられた機器の枠を超えた斬新な演出を遊技者に提供することができる。また、不可視光による演出に興味がある遊技者はそれを可視画像として楽しむことができ、興味がない遊技者は不可視光による演出を可視化するための特別な行為をすることなく、そのまま遊技を楽しむことができるなど、遊技者の多彩な趣向に対応した弾球遊技機を提供することができる。
なお、本態様における「撮像素子」は、例えばCCDセンサやCMOSセンサであってもよく、「撮像表示装置」は、例えばデジタルカメラ機能付きの携帯電話、デジタルカメラ、またはビデオカメラであってもよい。また、「不可視光」は赤外線であってもよい。「不可視光発光装置」は、赤外線LEDなどの赤外線発光装置であってもよい。また、本態様における弾球遊技機は、不可視光発光装置とは別に、液晶画面などに所定の演出内容を表示する演出表示装置を備えていても良い。「パターン記憶手段」は、所定の演出内容を演出表示装置に表示させると共に、その演出内容と関連した態様で不可視光発光装置を発光させる特殊演出パターンを保持していてもよい。「演出表示制御手段」は、特出演出パターンが選択された場合、選択された特殊演出パターンにしたがって、所定の演出内容を演出表示装置に表示させ、その演出内容と関連した態様で不可視光発光装置を発光させてもよい。
撮像表示装置を用いて不可視光発光装置の映像を表示させることを遊技者に促すよう、不可視光発光装置を発光させることを示唆する内容を報知する報知手段をさらに備えてもよい。不可視光発光装置が発光していても、肉眼でそれを認識することはできず、遊技者は不可視光発光装置の発光に気づくことができない。この態様によれば、遊技者に撮像表示装置を用いて不可視光発光装置の映像を表示させることを促すことで、不可視光発光装置の発光を確認することを希望する遊技者が確認し損なう事態を回避することができる。
遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、始動口へ遊技球が入球したことを契機として、当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果が図柄変動の態様で表示される特別図柄表示装置と、当否抽選の結果を示す特別図柄を特別図柄表示装置にて変動表示させる特図制御手段と、をさらに備えてもよい。特別遊技制御手段は、当否抽選の結果が当たりであったときに、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより特別遊技を実行し、パターン記憶手段は、発光パターンとして、当否抽選の結果を示唆するよう不可視光発光装置を発光させる当否発光パターンを保持し、演出決定手段は、当否抽選の結果に応じた当否発光パターンを選択してもよい。
この態様によれば、例えば本来知ることが困難なタイミングで当否抽選の結果を遊技者に知らせることができるなど、新たな報知形態で当否抽選の結果を遊技者に報知することができる。したがって、遊技者は、撮像表示装置を介して不可視光発光装置の発光を確認することにより、このあらたな報知形態による当否抽選の結果の報知を楽しむことができる。
遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、始動口へ遊技球が入球したことを契機として、当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果が図柄変動の態様で表示される特別図柄表示装置と、当否抽選の結果を示す特別図柄を特別図柄表示装置にて変動表示させる特図制御手段と、特別遊技の実行終了後に、通常遊技状態の一つであって特別遊技が再び実行されるための条件が通常よりも有利な状態である特定遊技状態へ移行させる特定遊技制御手段と、をさらに備えてもよい。特別遊技制御手段は、当否抽選の結果が当たりであったときに、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより特別遊技を実行し、特定遊技制御手段は、特別遊技の実行終了後、所定の移行条件を満たす場合に、当否抽選にて当たりとなる確率を変動させた状態である確率変動状態へ移行させ、パターン記憶手段は、発光パターンとして、確率変動状態への移行条件を満たしたか否かを示唆するよう不可視光発光装置を発光させる確変発光パターンを保持し、演出決定手段は、確率変動状態への移行条件を満たしたか否かに応じた確変発光パターンを選択してもよい。
この態様によれば、例えば本来知ることが困難なタイミングで、または本来知ることが困難であるにもかかわらず、確率変動状態への移行条件を満たしたかを新たな態様で遊技者に報知することができる。このため遊技者は、撮像表示装置を介して不可視光発光装置の発光を確認することにより、このあらたな報知形態による確率変動状態への移行条件を満たしたか否かの報知を楽しむことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の弾球遊技機によれば、弾球遊技機に設けられた機器の枠を超えた斬新な演出を実施することができる。
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例に係るぱちんこ遊技機10の前面側における基本的な構造を示す。以下、弾球遊技機として従来にいういわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、扉14により支持される。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68、一般入賞口72を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出装置74と、始動口62の拡開機構を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。始動口62の拡開機構が拡開されたとき、始動口62の開口幅が拡がって入球容易性が向上する。始動入賞検出装置74は、始動口62への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す始動入賞情報を生成する。一般入賞口72は、遊技球の入球を検出するための一般入賞検出装置73を備える。一般入賞検出装置73は、一般入賞口72への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す一般入賞情報を生成する。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。入賞検出装置78は、大入賞口66への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す大入賞口入賞情報を生成する。
大入賞口66は、特別図柄192が所定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66はアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の通過を検出するセンサを備えて構成される。
遊技領域52の左方に設けられた特別図柄表示装置61および遊技領域52の略中央に設けられた演出表示装置60は、それぞれの画面に特別図柄192の変動と、特別図柄192に連動する装飾図柄190を含む演出画像の変動を表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。ここで、特別図柄192は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に対応した図柄であり、その変動表示が停止されたときの図柄態様が当たりと定められた図柄であった場合、その停止図柄が表示されたタイミングが大当たり発生タイミングとなる。特別図柄表示装置61は、例えば7セグメントLEDで構成される表示手段である。演出表示装置60は、特別図柄192の変動表示と連動する形で装飾図柄190を変動表示する液晶ディスプレイである。装飾図柄190は、特別図柄192で示される抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。演出表示装置60は、装飾図柄190として、例えばスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。演出表示装置60は、この実施例では液晶ディスプレイで構成されるが、ドラムなどの機械式回転装置やLEDなどの他の表示手段で構成されてもよい。なお、特別図柄192は必ずしも演出的な役割をもつことを要しないため、第1の実施例では演出表示装置60の左下方の特別図柄表示装置61にて目立たない大きさで表示させるが、特別図柄自体に演出的な役割をもたせて装飾図柄を表示させないような手法を採用する場合には、特別図柄を演出表示装置60のような液晶ディスプレイに表示させてもよい。作動口68は、遊技盤50の左側方位置に設けられる。作動口68は、通過検出装置69を含む。通過検出装置69は、作動口68への遊技球の通過を検出するセンサであり、通過時にその通過を示す通過情報を生成する。作動口68への遊技球の通過は始動口62の拡開機構を拡開させるか否かを決定する開放抽選の契機となる。作動口68を遊技球が通過すると、開放抽選の結果を示す図柄である普通図柄が普通図柄表示装置59に変動表示される。普通図柄表示装置59は演出表示装置60の右下方に設けられる。所定時間の経過後に普通図柄の変動表示が停止すると、通常、50%から80%程度の確率で始動口62が所定時間拡開する。
演出表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、特別図柄表示装置61および演出表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。演出表示装置60の下方には、抽選保留ランプ20が設けられ、その対称的な位置である遊技領域52の右下部には、普通図柄表示装置59の下に作動保留ランプ22が設けられている。抽選保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって当否抽選の保留数を表示する。当否抽選の保留数は、図柄変動中または特別遊技中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。作動保留ランプ22もまた4個のランプからなり、その点灯個数によって普通図柄変動の保留数を表示する。普通図柄変動の保留数は、普通図柄の変動中に作動口68を通過した遊技球の個数であり、普通図柄の変動がまだ実行されていない普通図柄抽選の数を示す。さらに演出表示装置60の上方および下方には、それぞれ遊技効果ランプ90が設けられている。操作ボタン82は、遊技者が遊技機へ所定の指示を入力するために操作するボタンである。操作ボタン82は、上球皿15近傍の外壁面に設けられる。
演出表示装置60の右側には、赤外線発光装置200が設けられている。赤外線発光装置200は、不可視光である赤外線を発光する赤外線LEDを内部に有する赤外線ランプが、縦に8列、横に5列の合計40個並べられて構成されている。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「落入」「入球」「入賞」というときは「通過」を含むものとする。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示装置61および演出表示装置60において特別図柄192および装飾図柄190が変動表示される。特別図柄192および装飾図柄190の変動表示は、表示に先だって決定された表示時間の経過後に停止される。停止時の特別図柄192および装飾図柄190が大当たりを示す図柄である場合、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技状態である特別遊技に移行し、大入賞口66の開閉動作が開始される。このときスロットマシンのゲームを模した装飾図柄190は、3つの図柄を一致させるような表示態様をとる。特別遊技において、大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。このような大入賞口66の開閉が所定回数、例えば15回繰り返される。
特別遊技が終了した後の通常遊技においては特定遊技の一つである変動短縮遊技(以下、適宜「時短」という)が開始される。変動短縮遊技においては、特別図柄および装飾図柄の変動時間が通常より短縮される。特別図柄および装飾図柄の変動時間は、所定の変動回数の変動表示がなされた後で元の変動時間に戻される。特別遊技が発生した場合であってそのときの当たり停止図柄が特定の態様であった場合、特別遊技の終了後に特定遊技の一つである確率変動遊技(以下、適宜「確変」という)がさらに開始される。確率変動遊技においては、通常の確率状態より当たりの確率が高い抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生する。
図2は、第1の実施例に係るぱちんこ遊技機10の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容や複数の可動役物140の動作、遊技効果ランプ90、および赤外線発光装置200に含まれる赤外線ランプの点灯を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させ、その演出の進行に沿って可動役物140を動作させ、遊技効果ランプ90や赤外線発光装置200に含まれる赤外線ランプを点灯させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、第1の実施例に係るぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90、赤外線発光装置200、可動役物140のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や可動役物140、電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
第1の実施例におけるメイン基板102は、入球判定手段110、当否抽選手段112、図柄決定手段114、保留制御手段116、メイン表示制御手段118、特別遊技制御手段120、特定遊技実行手段122、開閉制御手段124を備える。第1の実施例におけるサブ基板104は、パターン記憶手段130、演出決定手段132、演出表示制御手段134、役物制御手段136を備える。なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
入球判定手段110は、各入賞口への遊技球の入球を判定する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断し、大入賞口入賞情報を受け取ると遊技球が大入賞口66に入賞したと判断し、一般入賞情報を受け取ると遊技球が一般入賞口72に入賞したと判断する。入球判定手段110は、通過情報を受け取ると遊技球が作動口68を通過したと判断する。
当否抽選手段112は、始動口62への遊技球の入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するために乱数の値を当否抽選値として取得する。たとえば、当否抽選値は「0」から「65535」までの値範囲から取得される。なお、本願にいう「乱数」は、数学的に発生させる乱数でなくてもよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数などにより発生させる疑似乱数でもよい。当否抽選手段112は、当否判定で参照する当否テーブルを複数保持する。複数の当否テーブルには、当たりまたは外れの判定結果と当否抽選値とが対応付けられており、対応付けられた当たりの範囲設定に応じて当否確率が定まる。当否抽選手段112は、通常時には通常確率による当否判定のための当否テーブルを参照し、確率変動時には通常確率より当たりの確率が高くなる当否テーブルを参照する。当否抽選手段112は、複数の当否テーブルのうちいずれかを参照し、当否抽選値が当たりであるか否かを判定する。当否抽選手段112による判定結果は、特別図柄表示装置61において特別図柄の形で変動表示される。また、当否抽選手段112による判定結果を演出的に示す装飾図柄が演出表示装置60において変動表示される。
図柄決定手段114は、特別図柄表示装置61に表示させる特別図柄の停止図柄と変動パターンを、当否抽選手段112による抽選の結果に応じて決定する。また、図柄決定手段114は、普通図柄表示装置59に表示させる普通図柄の停止図柄を抽選により決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄である。図柄決定手段114は、特別図柄や普通図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルや、変動パターンを決定するために参照すべきパターン決定テーブルを保持する。
図柄決定手段114は、特別図柄を決定するための図柄決定抽選値を取得し、当否抽選手段112による当否判定結果と図柄決定抽選値とに応じて特別図柄の停止図柄を決定する。図柄決定手段114は、当否抽選手段112による当否判定結果に応じて複数の変動パターンからいずれかのパターンを選択する。図柄決定手段114は、決定した停止図柄および変動パターンを示すデータをメイン表示制御手段118および演出決定手段132へ送出する。
図柄決定手段114は、特別図柄を変動表示させるときの変動開始から停止までの変動態様が定められた複数種の変動パターンを記憶する。複数種の変動パターンは、長短様々な変動時間をもつ。すなわち、各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動表示時間が定められており、その変動表示時間の経過時に特別図柄の変動が停止される。
図柄決定手段114は、遊技球が作動口68を通過した場合に、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に応じて普通図柄の停止図柄を決定する。普通図柄の停止図柄が特定の図柄であった場合、開閉制御手段124が始動口62の普通電動役物を所定時間拡開する。
保留制御手段116は、当否抽選手段112により取得された当否抽選値を保留球として保持する。当否抽選値は、その保留数が所定の上限に達するまで蓄積される。保留数の上限は4である。
メイン表示制御手段118は、当否抽選手段112による抽選の結果を、図柄決定手段114により決定された変動パターンにしたがって特別図柄の変動表示として特別図柄表示装置61に表示させる。メイン表示制御手段118は、特別図柄の変動表示を開始するタイミングと停止するタイミングにて、変動開始コマンドと変動停止コマンドを演出表示制御手段134へ送信することにより、メイン表示制御手段118および演出表示制御手段134による変動表示が同期し、連動が保たれる。メイン表示制御手段118は、普通図柄の変動を普通図柄表示装置59に表示させる。
特別遊技制御手段120は、当否抽選手段112による当否抽選結果が当たりであった場合に、特別遊技の実行処理を制御する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした1回または複数回の単位遊技で構成される。単位遊技は例えば15回を上限として繰り返され、1回の単位遊技において大入賞口66を約30秒間開放させる。特別遊技制御手段120は、単位遊技の継続回数が上限回数に達していなければ、現在の単位遊技の終了後に次の単位遊技を開始させる。単位遊技の上限回数を消化した場合には、特別遊技を終了させる。
特定遊技実行手段122は、遊技状態を通常状態から特定遊技状態へ移行させる制御と、特定遊技状態から通常状態へ戻す制御を実行する。第1の実施例における特定遊技には、当否抽選の当選確率を通常確率の状態から高確率の状態へ切り替える確変と、図柄変動時間を通常時間より短時間へ切り替える時短とがある。
特定遊技実行手段122は、当否抽選値が確変状態へ移行すべき値であった場合に、特別遊技後の遊技状態を確変状態へ移行させる。確変状態は原則として次の大当たりが発生するまで続行され、その間は当否抽選手段112による当たり判定の確率が高い値のまま維持される。また、特定遊技実行手段122は、当否抽選値の如何に関わらず、特別遊技後に遊技状態を時短の状態へ移行させる。時短は、特別遊技後の特別図柄の変動回数が所定回数、たとえば100回に至るまで継続される。
開閉制御手段124は、始動口62の普通電動役物や大入賞口66の開閉を制御する。開閉制御手段124は、普通図柄が特定の図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。また、開閉制御手段124は、特別遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。
パターン記憶手段130は、装飾図柄を含む演出画像の変動パターンとして変動表示における変動開始から停止までの変動過程が定められた複数の変動パターンデータを保持する。変動パターンには、通常の外れ図柄を表示するときのパターンと、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなるリーチ状態を経て外れ図柄を表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たり図柄を表示するときのパターンが含まれる。特に、リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な変動時間をもつパターンが含まれる。各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動時間が定められており、その変動時間の経過時に図柄変動が停止される。演出決定手段132は、特別図柄の変動パターンに応じて、特別図柄と変動時間が等しい演出画像の変動パターンを選択する。
赤外線は不可視光であるため、演出表示装置60で赤外線による画像を表示しても、遊技者は肉眼でそれを認識することはできない。一方、カメラ機能付き携帯電話、デジタルカメラ、およびビデオカメラなどには、受けた光を光電変換することによりディスプレイに映像を映し出すことを可能とする、CCDセンサなどの撮像素子が搭載されている。このような撮像素子は、赤外線など不可視光の一部も検知することができるため、撮像素子を搭載したこれらの撮像表示装置を通すことにより、不可視光で表示されたものであっても可視画像としてディスプレイに映し出すことが可能となる。したがって、赤外線発光装置200の赤外線ランプが点灯したとき、肉眼で直接認識することができなくても、遊技者はこのような撮像表示装置を通すことにより赤外線ランプが点灯していることを視覚により把握することが可能となる。特に、現在携帯電話が広く普及しており、少なくとも日本国内においては、その大部分にデジタルカメラ機能が搭載されている。そのため、多くの遊技者もカメラ機能付きの携帯電話を持っていると考えられる。
そこで、本実施形態に係るぱちんこ遊技機10では、赤外線発光装置200に赤外線によって文字や絵を表示し、カメラ機能付き携帯電話など、赤外線を光電変換して可視化することができる撮像表示装置を通して赤外線発光装置200を見た遊技者にのみ、演出の一部を把握することができるようにしている。このため、パターン記憶手段130は、演出表示装置60に所定の演出内容を表示する演出パターンに、その演出内容と関連した態様で、個々の赤外線ランプを点灯および消灯させて赤外線発光装置200に赤外線による文字を表示させる発光手順を示す発光パターンを組み合わせた特殊演出パターンを保持する。この特殊演出パターンには、赤外線発光装置200の赤外線ランプを点灯および消灯させているときに、例えば図4に示すように、装飾図柄190の上方において、携帯電話の絵と赤外線発光装置200の絵を表示すると共に、「右にあるランプをケータイのカメラ機能でのぞいてごらん!」など、携帯電話のカメラ機能を通じて赤外線発光装置200を見ることを遊技者に促すメッセージを演出表示装置60に表示する確認画面の表示も含められている。なお、パターン記憶手段130は、赤外線発光装置200を点灯させず、演出表示装置60に所定の演出内容を表示する通常の演出パターンも保持する。
演出決定手段132によって特殊演出パターンが選択された場合、演出表示制御手段134は、選択された特殊演出パターンにしたがって、赤外線発光装置200に含まれる赤外線ランプを点灯および消灯させることにより赤外線発光装置200に赤外線により文字を表示させる。これを遊技者が携帯電話のカメラ機能を使って赤外線発光装置200の映像を携帯電話のディスプレイに映し出すと、例えば図5に示すように、赤外線発光装置200のうち点灯している部分(図5では黒く塗りつぶした部分)が、消灯している部分よりも明るく表示される。演出表示制御手段134は、赤外線発光装置200に表示する文字が上方にスクロールするように赤外線ランプの点灯および消灯を切り換えることにより、赤外線発光装置200に全体を表示することができない単語や文章を、赤外線発光装置200にスクロールしながら表示させる。図5に示す例では、大当たりの「大」の全体と「当」の上の部分が示されている。演出表示制御手段134は、赤外線ランプの点灯および消灯を切り換えることにより、上方にスクロールするように「大当たり」の文字を赤外線発光装置200に表示させる。
第1の実施例に係るパターン記憶手段130は、第1から第3までの3種類の特殊演出パターンを保持している。第1特殊演出パターンは、例えば、「大当たり」など当否抽選の結果が当たりか否かを示す文字を赤外線によって赤外線発光装置200に表示する演出パターンである。なお、第1特殊演出パターンにおいて赤外線発光装置200に表示される文字は、「大当たり」のように直接当否抽選の結果を表示するものだけではなく、例えば、逆に演出表示装置60に表示する演出内容と全く異なる演出内容を示す文字など、当否抽選の結果が当たりであることを示唆する文字であってもよい。
第2特殊演出パターンは、例えば、「ゲキアツ」や「アツイ」など、特別図柄192や装飾図柄190が当たりを示す図柄で停止して当たりとなる可能性(以下「信頼度」という)を示唆する内容を示す文字を赤外線によって赤外線発光装置200に表示する演出パターンである。第3特殊演出パターンは、例えば、「カクヘン」や「テイカクリツ」など、確変当たりか、そうでない非確変当たりかを示す文字を赤外線によって赤外線発光装置200に表示する演出パターンである。
演出決定手段132は、装飾図柄の停止図柄の組合せとその配置および変動パターンを、当否抽選手段112による抽選の結果、特別図柄の停止図柄、特別図柄の変動パターンに応じて決定する。演出決定手段132は、装飾図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルや、変動パターンを決定するために参照すべきパターンテーブルを保持する。
装飾図柄の停止図柄は、3つの図柄の組合せとして形成され、たとえば当否抽選手段112による判定結果が特別遊技への移行を示す場合は「777」や「111」のように3つの図柄が揃った組合せが選択される。この場合、装飾図柄として揃える数字には、特別図柄と同じ数字が選ばれるのが好ましい。たとえば、特別図柄が「3」の場合は装飾図柄が「333」となる。当否抽選手段112による判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合は、「312」や「946」のように3つの図柄が揃っていない組合せが選択される。ただし、当否判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合であって、リーチ付きの外れを示す特別図柄の変動パターンが選択された場合は、「191」や「727」のように一つだけ図柄が揃っていない組合せを選択する。演出決定手段132は、装飾図柄の停止図柄と演出画像の変動パターンの情報を演出表示制御手段134へ送る。
演出表示制御手段134は、当否抽選手段112による当否抽選の結果として、選択された変動パターンデータにしたがって演出表示装置60へ演出画像を変動表示させる。演出表示制御手段134は、遊技効果ランプ90や赤外線発光装置200に含まれる赤外線ランプの点灯および消灯や、スピーカ18からの音声出力などの演出処理をさらに制御する。
役物制御手段136は、演出表示制御手段134から受け取る指示にしたがい、演出表示装置60における演出内容や遊技効果ランプ90の点滅過程に沿って、可動役物140を演出的に動作させる。
図6は、第1の実施例に係るぱちんこ遊技機10における基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入賞した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、当否抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
図7は、図6におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。通常遊技制御処理において、当否抽選値の保留がなされている場合であって(S30のY)、図柄変動が表示中でなければ(S32のN)、当否抽選手段112が当否判定処理を実行する(S34)。その判定結果に応じてメイン表示制御手段118が変動表示を開始するとともに、変動開始コマンドを演出表示制御手段134へ送信し、これを受信した演出表示制御手段134が変動パターンデータにしたがって演出画像の変動表示を開始する(S36)。S30において当否抽選値が保留されていなかった場合は(S30のN)、S32からS36までの処理がスキップされ、S32において図柄変動が表示中であった場合は(S32のY)、S34およびS36の処理がスキップされる。続いて、図柄変動表示がすでに開始されていれば(S38のY)、図柄変動表示処理を実行し(S40)、図柄変動表示が開始されていないときは(S38のN)、S40をスキップする。
図8は、図7におけるS34の当否判定処理を詳細に示すフローチャートである。当否判定処理において、演出決定手段132は、当否抽選値を利用して当否抽選の結果が当たりか否かを判定する(S100)。当否抽選の結果が当たりの場合(S100のY)、演出決定手段132は、当たり時演出パターン決定処理を実施する(S102)。当否抽選の結果が外れの場合(S100のN)、演出決定手段132は、外れ時演出パターン決定処理を実施する(S104)。
図9は、図8におけるS102の当たり時演出パターン決定処理を詳細に示すフローチャートである。当たり時演出パターン決定処理において、演出決定手段132は、演出パターンを決定するために新たにランダムな抽選値を取得する演出決定抽選を実施し、取得した演出決定抽選値が所定範囲内の値か否かを判定することにより、当否抽選の結果を赤外線発光装置200に表示させる演出パターンを選択すべきか否かを判定する(S110)。当否抽選の結果を表示させる場合(S110のY)、演出決定手段132は、例えば「大当たり」の文字を、装飾図柄190の変動停止前に赤外線発光装置200に表示させる、当たり用の第1特殊演出パターンを選択する(S112)。このように装飾図柄190の変動停止前に赤外線発光装置200に表示させることにより、携帯電話のカメラ機能などを通じて赤外線発光装置200を見た遊技者のみが、装飾図柄190の変動停止を待つことなく当否抽選の結果が当たりか否かを知ることができる。このため、遊技者に得をしたとの印象を与えることができる。
当否を表示させない場合(S110のN)、演出決定手段132は、取得した演出決定抽選値が別の所定範囲内の値か否かを判定することにより、信頼度を赤外線発光装置200に表示させる演出パターンを選択すべきか否かを判定する(S114)。信頼度を表示させる場合(S114のY)、演出決定手段132は、第2特殊演出パターンを選択する(S116)。
ここで、パターン記憶手段130には、信頼度を示唆する複数の演出内容を演出表示装置60に表示させる複数種類の第2特殊演出パターンが保持されている。演出決定手段132は、信頼度が高い演出内容を表示させる第2特殊演出パターンほど、当否抽選の結果が当たりであったときに高い確率で選択することにより、演出表示装置60に表示される演出内容が示唆する信頼度に差を持たせている。このように信頼度に差がある第2特殊演出パターンのうち、信頼度が高い演出内容を表示させる第2特殊演出パターンには、例えば「ゲキアツ」の文字の赤外線発光装置200への表示が含められており、信頼度が中程度の演出内容を表示させる第2特殊演出パターンには、例えば「アツイ」の文字の赤外線発光装置200への表示が含められている。このように、第2特殊演出パターンにおいても、表示させる演出内容と関連する文字の表示が含められている。例えば、演出表示装置60に雪が降る演出が表示されたときは信頼度が高く、雨が降る演出が表示されたときは信頼度が中程度であっても、遊技者によってはどちらの方が信頼度が高いか分からない場合も多いと考えられる。このように信頼度を表示させる文字を赤外線発光装置200に表示させることにより、演出内容が示す信頼度を知る機会を遊技者に与えることができる。
信頼度を表示させない場合(S114のN)、演出決定手段132は、取得した演出決定抽選値がまた別の所定範囲内の値か否かを判定することにより、確変か非確変かを赤外線発光装置200に表示させる演出パターンを選択すべきか否かを判定する(S118)。確変か非確変かを表示させる場合(S118のY)、演出決定手段132は、確変か非確変かを決定するための図柄抽選の結果を利用して、大当たりが確変大当たりか非確変大当たりかを判定する(S120)。確変大当たりの場合(S120のY)、演出決定手段132は、例えば「カクヘン」などの文字を、例えば装飾図柄190の変動停止直後に赤外線発光装置200に表示させる、確変用の第3特殊演出パターンを選択する(S122)。非確変大当たりの場合(S120のN)、演出決定手段132は、例えば「テイカクリツ」などの文字を、例えば装飾図柄190の変動停止直後に赤外線発光装置200に表示させる、非確変用の第3特殊演出パターンを選択する(S124)。
第1の実施例に係るぱちんこ遊技機10では、当否抽選の結果が当たりであることを示す装飾図柄190の停止図柄が決まっていることから、当否抽選の結果が当たりか否かは装飾図柄190の停止図柄を見ることにより判断できるようになっている。しかし、第1の実施例に係るぱちんこ遊技機10では、確変を示す装飾図柄190の停止図柄や非確変を示す装飾図柄190の停止図柄などが設けられておらず、当否抽選の結果が当たりであった場合でも、その当たりが確変大当たりなのか非確変大当たりなのかを判別することを困難なものとしている。このように確変か非確変かを示す文字を赤外線発光装置200に表示させることにより、携帯電話のカメラ機能などを通じて赤外線発光装置200を見た遊技者だけが、確変か非確変かを明確に知ることができる。
確変か非確変かを表示させない場合(S118のN)、演出決定手段132は、赤外線発光装置200の赤外線ランプを点灯させない通常の演出パターンを選択する(S126)。演出パターンが選択されると、演出決定手段132は、停止表示させる当たり図柄を決定し(S128)、本フローチャートにおける処理を終了する。
図10は、図8におけるS104の外れ時演出パターン決定処理を詳細に示すフローチャートである。外れ時演出パターン決定処理において、演出決定手段132は、演出パターンを決定するために新たにランダムな抽選値を取得する演出決定抽選を実施し、取得した演出決定抽選値が所定範囲内の値か否かを判定することにより、当否抽選の結果を赤外線発光装置200に表示させる演出パターンを選択すべきか否かを判定する(S140)。当否抽選の結果を表示させる場合(S140のY)、演出決定手段132は、例えば「ザンネン」や「ハズレ」の文字を、装飾図柄190の変動停止前に赤外線発光装置200に表示させる、外れ用の第1特殊演出パターンを選択する(S142)。
当否抽選の結果を表示させない場合(S140のN)、演出決定手段132は取得した演出決定抽選値が別の所定範囲内の値か否かを判定することにより、信頼度を赤外線発光装置200に表示させる演出パターンを選択すべきか否かを判定する(S144)。信頼度を表示させる場合(S144のY)、演出決定手段132は第2特殊演出パターンを選択し(S146)、信頼度を表示させない場合(S144のN)、演出決定手段132は通常の演出パターンを選択する(S148)。演出パターンが選択されると、演出決定手段132は、停止表示させる外れ図柄を決定し(S150)、本フローチャートにおける処理を終了する。
図11は、図6におけるS16を詳細に示すフローチャートである。まず、大入賞口66が開放済でなければ(S70のN)、演出表示制御手段134が特別遊技の演出処理を開始し(S72)、開閉制御手段124が大入賞口66を開放する(S74)。大入賞口66が開放済であればS72およびS74をスキップする(S70のY)。大入賞口66が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S76のY)、または、開放時間が経過していないものの(S76のN)、大入賞口66へ遊技球が9球以上入球した場合(S78のY)、開閉制御手段124が大入賞口66を閉鎖させる(S80)。開放時間が経過しておらず(S76のN)、大入賞口66への入球数も9球以上に達していない場合は(S78のN)、S80以降の処理をスキップしてS16のフローを終了する。
S80における大入賞口66の閉鎖後、単位遊技のラウンド数が15に達していた場合(S82のY)、演出表示制御手段134は特別遊技の演出処理を終了させ(S84)、特別遊技制御手段120は特別遊技を終了させる(S86)。ラウンド数が15に達していなければ(S82のN)、ラウンド数に1を加算してS16のフローを終了する(S90)。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
ある変形例では、装飾図柄190は、確変大当たりのときの停止図柄と非確変大当たりのときの停止図柄が異なるものに設定されており、遊技者は、装飾図柄190の停止図柄を見れば、確変大当たりか非確変大当たりかを判別することが可能となっている。一方、パターン記憶手段130は、確変か非確変かを示す文字を、装飾図柄190の変動停止前に赤外線発光装置200に表示させる特殊演出パターンを保持し、確変か非確変かを表示させる場合、この特殊演出パターンを選択する。これによって、装飾図柄190の停止図柄を見れば確変大当たりか非確変大当たりかを判別することが可能なぱちんこ遊技機10においても、携帯電話のカメラ機能などを通じて赤外線発光装置200を見た遊技者にのみ、装飾図柄190の変動停止を待たずに確変か非確変かを知らせることができ、遊技者に得をしたとの印象を与えることができる。
ある別の変形例では、第1の実施例に係るパターン記憶手段130は、前述の第1から第3の特殊演出パターンの他に、第4特殊演出パターンを保持している。第4特殊演出パターンは、例えば「ゆきをふらせろ」などのミッションを赤外線発光装置200に表示させる演出パターンである。ここで、ミッションとは、始動口62の遊技球の入球を契機に、演出表示装置60に表示される演出内容に関連付けられた態様で表示される条件であって、特別遊技へ移行させるために満たすべきであるような条件である態様条件をいう。なお、ミッションには、「ゆきをふらせろ」のように、大当たりの可能性を予告するための、装飾図柄190に関連するものでない演出に対する条件だけでなく、例えばや、「リーチをかけろ」など、装飾図柄190に関連する条件も含まれる。
当否抽選の結果が当たりであるときにミッションを提示させる場合、演出決定手段132は、ミッションを達成させる第4特殊演出パターンを選択する。例えば、演出決定手段132は、「ゆきをふらせろ」というミッションを表示させる場合、そのミッションを文字として赤外線発光装置200に表示させた後、演出表示装置60に雪が降る演出内容も表示させる第4特殊演出パターンを選択する。これによって、例えば携帯電話のカメラ機能などを通じて赤外線発光装置200を見てミッションを確認した遊技者だけが、演出表示装置60に雪が降る演出が表示されたのを見たときに、装飾図柄190の変動停止を待つことなく当否抽選の結果が当たりであることを知ることができる。逆に、当否抽選の結果が外れであるときにミッションを提示させる場合、演出決定手段132は、ミッションを達成させない第4特殊演出パターンを選択する。例えば、演出決定手段132は、「ゆきをふらせろ」というミッションを表示させる場合、そのミッションを文字として赤外線発光装置200に表示させた後、演出表示装置60に雪が降らない演出内容も表示させる第4特殊演出パターンを選択する。これによって、携帯電話のカメラ機能などを通じて赤外線発光装置200を見た遊技者にのみ、装飾図柄190の変動停止を待たずに大当たりか否かを知らせることができ、遊技者に得をしたとの印象を与えることができる。
第1の実施例に係るぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 第1の実施例に係るぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 第1の実施例に係るぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 携帯電話のカメラ機能を通じて赤外線発光装置を見ることを遊技者に促すメッセージを表示する確認画面を示す図である。 赤外線発光装置が点灯しているときに携帯電話のカメラ機能を通じて赤外線発光装置を見たときの一例を示す図である。 第1の実施例に係るぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図6におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。 図7におけるS34の当否判定処理を詳細に示すフローチャートである。 図8におけるS102の当たり時演出パターン決定処理を詳細に示すフローチャートである。 図8におけるS104の外れ時演出パターン決定処理を詳細に示すフローチャートである。 図6におけるS16を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
10 ぱちんこ遊技機、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 60 演出表示装置、 61 特別図柄表示装置、 62 始動口、 90 遊技効果ランプ、 100 遊技制御装置、 112 当否抽選手段、 114 図柄決定手段、 118 メイン表示制御手段、 130 パターン記憶手段、 132 演出決定手段、 134 演出表示制御手段、 200 赤外線発光装置。

Claims (4)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動口と、
    前記始動口への入球を契機として所定の条件が満たされたときに、通常遊技状態よりも遊技者に有利となる遊技である特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、
    撮像素子による光電変換で得られる画像を表示する撮像表示装置を通すことにより映像として可視化される不可視光を発光する不可視光発光装置と、
    前記不可視光発光装置を発光させる発光手順を示す発光パターンを複数保持するパターン記憶手段と、
    前記保持された複数の発光パターンから、前記不可視光発光装置を発光させる発光パターンを選択する演出決定手段と、
    選択された発光パターンにしたがって前記不可視光発光装置を発光させる演出表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記撮像表示装置を用いて前記不可視光発光装置の映像を表示させることを遊技者に促すよう、前記不可視光発光装置を発光させることを示唆する内容を報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
    前記始動口へ遊技球が入球したことを契機として、当否抽選を実行する当否抽選手段と、
    前記当否抽選の結果が図柄変動の態様で表示される特別図柄表示装置と、
    前記当否抽選の結果を示す特別図柄を前記特別図柄表示装置にて変動表示させる特図制御手段と、
    をさらに備え、
    前記特別遊技制御手段は、前記当否抽選の結果が当たりであったときに、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより前記特別遊技を実行し、
    前記パターン記憶手段は、前記発光パターンとして、前記当否抽選の結果を示唆するよう前記不可視光発光装置を発光させる当否発光パターンを保持し、
    前記演出決定手段は、前記当否抽選の結果に応じた前記当否発光パターンを選択することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
    前記始動口へ遊技球が入球したことを契機として、当否抽選を実行する当否抽選手段と、
    前記当否抽選の結果が図柄変動の態様で表示される特別図柄表示装置と、
    前記当否抽選の結果を示す特別図柄を前記特別図柄表示装置にて変動表示させる特図制御手段と、
    前記特別遊技の実行終了後に、通常遊技状態の一つであって前記特別遊技が再び実行されるための条件が通常よりも有利な状態である特定遊技状態へ移行させる特定遊技制御手段と、
    をさらに備え、
    前記特別遊技制御手段は、前記当否抽選の結果が当たりであったときに、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより前記特別遊技を実行し、
    前記特定遊技制御手段は、前記特別遊技の実行終了後、所定の移行条件を満たす場合に、前記当否抽選にて当たりとなる確率を変動させた状態である確率変動状態へ移行させ、
    前記パターン記憶手段は、前記発光パターンとして、前記確率変動状態への移行条件を満たしたか否かを示唆するよう前記不可視光発光装置を発光させる確変発光パターンを保持し、
    前記演出決定手段は、前記確率変動状態への移行条件を満たしたか否かに応じた前記確変発光パターンを選択することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
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