JP2005237585A - 情報報知システム、報知装置、認識装置、及び付属品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 遊技中に参考にできる確実な情報を特定の遊技者にのみ提供可能な技術を提供する。
【解決手段】 MPU83aの内蔵CPUは、乱数r4の数値を参照して、乱数r2,乱数r4の数値に基づいて変動パターンを決定し、決定した変動パターンがスーパーリーチである場合には、スーパーリーチの発生に対応する点灯パターンにて赤外線LED69aを点灯させ、スーパーリーチの発生を赤外線を用いて事前に報知する(S100〜S130)。そして、特別図柄を変動表示させたのち、乱数r2の数値に対応する点灯パターンにて赤外線LED69aを点灯させ、「確変当たり」もしくは「通常当たり」の発生を赤外線を用いて事前に報知する(S140及びS150)。続いて、特別図柄を停止表示させ、大当たり遊技などを実行する(S160〜S180)。
【選択図】 図6
【解決手段】 MPU83aの内蔵CPUは、乱数r4の数値を参照して、乱数r2,乱数r4の数値に基づいて変動パターンを決定し、決定した変動パターンがスーパーリーチである場合には、スーパーリーチの発生に対応する点灯パターンにて赤外線LED69aを点灯させ、スーパーリーチの発生を赤外線を用いて事前に報知する(S100〜S130)。そして、特別図柄を変動表示させたのち、乱数r2の数値に対応する点灯パターンにて赤外線LED69aを点灯させ、「確変当たり」もしくは「通常当たり」の発生を赤外線を用いて事前に報知する(S140及びS150)。続いて、特別図柄を停止表示させ、大当たり遊技などを実行する(S160〜S180)。
【選択図】 図6
Description
本発明は、遊技の態様を遊技者にとって有利にするか否かを抽選する遊技機における抽選結果を報知する技術に関する。
従来より、複数の遊技機(パチンコ遊技機やスロット遊技機)が設置される遊技機島には、一般的に、遊技場の係員を呼び出すための呼出ランプを具備し、遊技者の操作に応じて呼出ランプを点灯する点灯装置が各遊技機に対応づけて設置されている。そして、近年、この点灯装置は、対応づけられた遊技機の稼働情報(大当たりの発生回数や大当たり発生後の図柄の変動回数を示すスタート回数など)を蓄積し、当日を含めた過去数日〜十数日分の稼働情報を表示するように構成されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
これにより、多くの遊技者は、点灯装置に表示された稼働情報を参照して、点灯装置に対応づけられた遊技機にて大当たりが多く発生しているか否かなどを把握することにより、遊技に使用すべき遊技機を選定しているのである。
「グリーンべると」,株式会社アド・サークル,平成15年5月15日発行通巻448号,p.12,13
「グリーンべると」,株式会社アド・サークル,平成15年5月15日発行通巻448号,p.12,13
しかしながら、点灯装置に表示される稼働情報は、あくまでも過去の情報であり、遊技前の参考にはなるものの、遊技中の参考にできるものとは言い難かった。つまり、稼働情報を参照しただけでは、選定した遊技機にて大当たり等が発生するのか否かを把握することは困難だったのである。
又、点灯装置では、遊技場を頻繁に利用する優遇すべき遊技者と、それ以外の遊技者とを差別することなく、全ての遊技者が同じ稼働情報を参照できるため、優遇すべき遊技者に損をしている気分を抱かせてしまうことが考えられる。
そこで、本発明は、遊技中に参考にできる確実な情報を特定の遊技者にのみ提供可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた発明である請求項1記載の情報報知システムは、遊技の態様を遊技者にとって有利にするか否かを抽選する遊技機における抽選結果を取得する取得手段と、遊技者にとって認識し難い態様にて、該取得手段により取得された抽選結果を事前に報知する事前報知手段とを備えた報知装置と、事前報知手段による報知内容を認識する認識手段と、遊技者にとって認識し易い態様にて、該認識手段の認識結果を報知する認識結果報知手段とを備えた認識装置とからなることを特徴とする。
この情報報知システムでは、報知装置の取得手段が、遊技機における抽選結果を取得し、報知装置の事前報知手段が、遊技者にとって認識し難い態様にて、該取得手段により取得された抽選結果を事前に報知する。そして、認識装置の認識手段が、報知装置の事前報知手段による報知内容を認識し、認識装置の認識結果報知手段が、遊技者にとって認識し易い態様にて、該認識手段の認識結果を報知する。
つまり、この情報報知システムによれば、遊技機における抽選結果を、遊技中に参考にできる確実な情報として、認識装置を所持する特定の遊技者のみに事前に提供することができる。
又、優遇すべき遊技者にのみ認識装置を予め提供しておけば、優遇すべき遊技者のみに抽選結果を事前に提供できるため、優遇すべき遊技者に優遇されている気分を抱かせることができる。
尚、報知装置は、抽選結果のみを取得して事前に報知しても良いし、抽選結果を報知する際に遊技機が実行する演出の種類を示す情報も取得し、抽選結果と共に演出の種類も事前に報知しても良い。
ここで、抽選結果を遊技者にとって認識し難い態様にて事前に報知するには、例えば、請求項2記載のように、抽選結果の報知に不可視光線を用いるように事前報知手段を構成し、該不可視光線を認識するように認識手段を構成すれば良い。
つまり、本発明によれば、不可視光線によって抽選結果が事前に報知され、認識装置を所持する遊技者のみが、不可視光線によって報知された抽選結果を把握できる。
又、例えば、請求項3記載のように、抽選結果の報知に電波を用いるように事前報知手段を構成し、電波を認識するように認識手段を構成すれば良い。
又、例えば、請求項3記載のように、抽選結果の報知に電波を用いるように事前報知手段を構成し、電波を認識するように認識手段を構成すれば良い。
つまり、本発明によれば、電波によって抽選結果が事前に報知され、認識装置を所持する遊技者のみが、電波によって報知された抽選結果を把握できる。
又、例えば、請求項4記載のように、抽選結果の報知に遊技者が認識し難い音声を用いるように事前報知手段を構成し、該音声を認識するように認識手段を構成しても良い。
又、例えば、請求項4記載のように、抽選結果の報知に遊技者が認識し難い音声を用いるように事前報知手段を構成し、該音声を認識するように認識手段を構成しても良い。
つまり、本発明によれば、遊技者にとって認識し難い音声によって抽選結果が事前に報知され、認識装置を所持する遊技者のみが、遊技者にとって認識し難い音声によって報知された抽選結果を把握できる。
尚、「遊技者にとって認識し難い音声」とは、例えば、遊技者が聞いても内容を認識し難い音声や、可聴音域外の周波数からなり、遊技者に聞き取り難い音声などが該当する。
ここで、認識結果を遊技者にとって認識し易い態様にて報知するには、例えば、請求項5記載のように、画像、光源、音声、可動物体のうちの少なくとも1つを用いて認識結果を報知するように認識結果報知手段を構成すれば良い。
ここで、認識結果を遊技者にとって認識し易い態様にて報知するには、例えば、請求項5記載のように、画像、光源、音声、可動物体のうちの少なくとも1つを用いて認識結果を報知するように認識結果報知手段を構成すれば良い。
つまり、本発明によれば、遊技者の視覚、聴覚、触覚を通じて抽選結果を報知するため、認識装置を所持する遊技者は容易に抽選結果を認識できる。
ところで、認識手段は、請求項6記載のように、認識可能な報知内容が予め限定されていると良い。
ところで、認識手段は、請求項6記載のように、認識可能な報知内容が予め限定されていると良い。
この場合、認識装置毎に遊技者への報知内容を異ならせることができる。これにより、遊技者をそれぞれ優遇すべきランクに分類し、分類したランクに応じて、提供する認識装置を異ならせれば、認識装置を所持する遊技者の中でも、一律ではなくランクに応じた内容を報知できる。
次に、請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6いずれか記載の情報報知システムにおける報知装置である。
この報知装置によれば、遊技者に認識し難い態様にて遊技機における抽選結果を事前に報知できるため、上述の認識装置を所持する遊技者にのみ抽選結果を事前に把握させることができる。
この報知装置によれば、遊技者に認識し難い態様にて遊技機における抽選結果を事前に報知できるため、上述の認識装置を所持する遊技者にのみ抽選結果を事前に把握させることができる。
尚、この報知装置は、単独で遊技場に設置されても良いし、遊技機に具備されても良いし、各遊技機毎に遊技機島に具備されても良いし、遊技機毎に遊技場に設置される遊技設備に具備されても良い。
次に、請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求項6いずれか記載の情報報知システムにおける認識装置である。
この認識装置によれば、当該認識装置を所持する遊技者にのみ、抽選結果を事前に把握させることができる。
この認識装置によれば、当該認識装置を所持する遊技者にのみ、抽選結果を事前に把握させることができる。
次に、請求項9記載の発明は、携帯型通信装置の付属品であって、請求項8記載の認識装置を備えることを特徴とする。
この付属品によれば、遊技者が常時所持する携帯型通信装置に当該付属品を取り付けておくだけで、遊技者に認識装置を常時所持させることができるため、遊技場に来場する際に、認識装置を所持するのを忘れてしまうことを防止できる。
この付属品によれば、遊技者が常時所持する携帯型通信装置に当該付属品を取り付けておくだけで、遊技者に認識装置を常時所持させることができるため、遊技場に来場する際に、認識装置を所持するのを忘れてしまうことを防止できる。
ここで、付属品は、請求項10記載のように、マスコットとして構成されていると良い。
即ち、認識装置を携帯型端末装置のアクセサリとして所持することができ、遊技者を楽しませることができる。
即ち、認識装置を携帯型端末装置のアクセサリとして所持することができ、遊技者を楽しませることができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
まず、図1(a)は、本発明に係る認識装置1の平面図である。
図1(a)に示すように、認識装置1は、赤外線を透過可能な樹脂(例えば、メタクリル樹脂など)をオバケのキャラクタに模して成形してなる本体11を備える。
まず、図1(a)は、本発明に係る認識装置1の平面図である。
図1(a)に示すように、認識装置1は、赤外線を透過可能な樹脂(例えば、メタクリル樹脂など)をオバケのキャラクタに模して成形してなる本体11を備える。
そして、本体11の中央部付近には、オバケの目を模して、円形からなる1対の孔13が形成されている。尚、本実施形態では、これら孔13のうち、図中右側に位置する孔13を右目13a、図中左側に位置する孔13を左目13bとする。
又、この本体11の上端部には、ストラップ3を取り付けるための取付部15が形成され、マスコットからなる付属品として当該認識装置1をストラップ3を介して携帯電話機に取付可能に構成されている(図2参照。)。
ここで、図1(b)は、認識装置1の内部構成ブロック図である。
図1(b)に示すように、認識装置1は、当該認識装置1の右目13aを点灯するための光源であるLED1aと、当該認識装置1の左目13bを点灯するための光源であるLED1bと、赤外線を検出する検出素子(例えば、フォトダイオードなど)1cと、当該認識装置1を振動させるための振動モータ1dと、検出素子1cの検出パターンを認識し、認識した検出パターンに応じて、LED1a,1b及び振動モータ1dを駆動する駆動部1eとを上述の本体11に内蔵する。
図1(b)に示すように、認識装置1は、当該認識装置1の右目13aを点灯するための光源であるLED1aと、当該認識装置1の左目13bを点灯するための光源であるLED1bと、赤外線を検出する検出素子(例えば、フォトダイオードなど)1cと、当該認識装置1を振動させるための振動モータ1dと、検出素子1cの検出パターンを認識し、認識した検出パターンに応じて、LED1a,1b及び振動モータ1dを駆動する駆動部1eとを上述の本体11に内蔵する。
尚、駆動部1eは、各種ASIC、各種回路素子などを組み合わせた周知の電子回路で実現されている。又、駆動部1eは、認識可能な検出パターンが予め限定されており、認識不能な検出パターンに対しては、LED1a,1b及び振動モータ1dを一切駆動しないように設定されている。
次に、図3は、本発明に係るパチンコ機5の正面図である。
図3に示すように、パチンコ機5は、当該パチンコ機5の筐体である外枠51と、この外枠51に開閉自在に取り付けられた内枠53とを備える。
図3に示すように、パチンコ機5は、当該パチンコ機5の筐体である外枠51と、この外枠51に開閉自在に取り付けられた内枠53とを備える。
そして、内枠53には、遊技を演出するために点灯させる3つの内枠ランプ55と、遊技者に遊技を提供する遊技盤57と、遊技者が遊技盤57上への遊技球の発射操作を行うためのハンドル59と、遊技盤57における遊技の結果として当該パチンコ機5から賞品として払い出される遊技球(賞球)を貯留する上受け皿61と、上受け皿61が遊技球を貯留しきれなくなるなどして、上受け皿61から排出される遊技球を受ける下受け皿63とが設けられている。
又、遊技盤57上には、LCD(Liquid Crystal Display)からなり、文字や図形を要素とした3つの特別図柄や遊技に関わる各種画像を表示するディスプレイ65と、特別図柄の変動表示が保留されていることを遊技者に示す4つの特別図柄保留ランプ67と、オバケを象ってなるオバケランプ69と、特別図柄の変動表示を開始させるために遊技者が遊技球を投入する始動入賞装置71と、「大当たり」の発生時に行われる大当たり遊技の際に、遊技者が遊技球を投入する可動入賞装置73とが設けられている。
尚、始動入賞装置71は、所謂、チューリップ式からなり、図中左右方向に開閉動作する1対の可動片71aを備える。又、可動入賞装置73は、図中手前方向に傾倒動作して当該可動入賞装置73の入賞口を開放する開閉板73aを備える。
更に、遊技盤57上には、7セグメントLEDからなり、1桁の数字(本実施形態では0〜9)からなる普通図柄を変動表示する普通図柄表示装置75と、普通図柄の変動表示が保留されていることを遊技者に示す4つの普通図柄保留ランプ77と、遊技を演出するために点灯させる1対の遊技盤ランプ79と、遊技球の通過を検出する1対の始動ゲート81とが設けられている。
ここで、図4は、パチンコ機5における制御系統の一部の構成を示す構成ブロック図である。
図4に示すように、パチンコ機5には、CPUやROM、RAM、I/O、CTC(カウンタ・タイマ回路)などを内蔵したMPU83aなどを搭載してなり、当該パチンコ機5における遊技を制御する主基板83が具備されている。
図4に示すように、パチンコ機5には、CPUやROM、RAM、I/O、CTC(カウンタ・タイマ回路)などを内蔵したMPU83aなどを搭載してなり、当該パチンコ機5における遊技を制御する主基板83が具備されている。
そして、この主基板83に各種基板や各種装置が接続されて、当該パチンコ機5の制御系統が構築されている。
即ち、主基板83には、まず、遊技球が始動ゲート81を通過したことを検出するゲートセンサ81aと、始動入賞装置71の始動口に遊技球が投入されたことを検出する始動口センサ71bと、始動入賞装置71の可動片71aを駆動するソレノイド71cとが接続されている。
即ち、主基板83には、まず、遊技球が始動ゲート81を通過したことを検出するゲートセンサ81aと、始動入賞装置71の始動口に遊技球が投入されたことを検出する始動口センサ71bと、始動入賞装置71の可動片71aを駆動するソレノイド71cとが接続されている。
又、主基板83には、可動入賞装置73の入賞口における特定領域に遊技球が投入されたことを検出する特定領域センサ73bと、可動入賞装置73の入賞口における特定領域とは別の一般領域に遊技球が投入されたことを検出するカウントセンサ73cと、可動入賞装置73の開閉板73aを駆動するソレノイド73dとが接続されている。
又、主基板83には、上受け皿61への賞球の払出を行う払出装置87を制御する賞球制御基板85と、パチンコ機5に設置されたスピーカ91を介して声や効果音、音楽などの音声を出力する音声制御基板89とが接続されている。
更に、主基板83には、内枠ランプ55や遊技盤ランプ79、特別図柄保留ランプ67、普通図柄保留ランプ77、オバケランプ69を点灯するランプ制御基板93と、ディスプレイ65に特別図柄や遊技に関わる各種画像を表示したり、普通図柄表示装置75に普通図柄を表示する図柄制御基板95とが接続されている。
尚、オバケランプ69は、赤外線LED69aを内蔵し、この赤外線LED69aからパチンコ機5の前方下方に向けて赤外線を照射するように構成されている。
以下、主基板83におけるMPU83aの内蔵CPUが実行する各種処理のうち、本発明に係る処理について説明する。
以下、主基板83におけるMPU83aの内蔵CPUが実行する各種処理のうち、本発明に係る処理について説明する。
まず、MPU83aの内蔵CPUは、遊技の態様を遊技者にとって有利にするか否かを抽選するのに用いる4種類の乱数r1〜r4を発生する4種類のカウンタ処理を一定周期毎に起動し、発生した乱数r1〜r4をそれぞれ当該内蔵CPUのレジスタ領域に確保された乱数格納領域に格納する。ここで、本実施形態では、乱数r1は、0〜315の数値からなり、各数値がそれぞれ、「大当たり」もしくは「はずれ」に対応づけられている。又、乱数r2は、0〜13の数値からなり、各数値がそれぞれ「確率変動当たり(以下、「確変当たり」という。)」もしくは「通常当たり」に対応づけられている。又、乱数r3は、0〜13の数値からなり、各数値がそれぞれ各特別図柄に対応づけられている。又、乱数r4は、0〜51の数値からなり、各数値がそれぞれ特別図柄の変動パターンに対応づけられている。
尚、本実施形態のカウンタ処理は、乱数格納領域に格納する乱数r1〜r4の数値を初期値から最大値まで1づつ増加させたのち、再度、これらの初期値を乱数格納領域に格納する、所謂「+1方式」にて、乱数格納領域における乱数r1〜乱数r4の数値を循環するように設定されている。但し、「大当たり」に該当する乱数r1の循環周期を遊技者に容易に把握され、体感器などを用いたゴト行為が行われることを防止するために、MPU83aの内蔵CPUは、周知のように、上述のカウンタ処理起動後の残余時間に乱数r1の初期値を更新し、乱数格納領域における乱数r1の数値が一巡する毎に、更新した乱数r1の初期値を乱数格納領域に格納するように設定されている。
又、MPU83aの内蔵CPUは、始動口センサ71bから遊技球の検出信号を受信する度に、乱数格納領域における乱数r1,r2の数値を参照する乱数参照処理を起動し、参照した乱数r1,r2の数値を当該MPU83aの内蔵RAMに確保された入賞記憶領域に順次格納する(但し、本実施形態では4組までを格納)。又、この際、MPU83aの内蔵CPUは、入賞記憶領域に格納されている乱数r1,r2の組数を保留球の数としてランプ制御基板93に通知して、乱数r1,r2の組数(つまり、保留球の数)に対応づけてランプ制御基板93が点灯している特別図柄保留ランプ67の点灯数を更新させると共に、賞球制御基板85に賞球の払い出しを指令する。
ここで、図5は、MPU83aの内蔵CPUが実行する遊技処理の流れを示すフローチャートである。尚、内蔵CPUは、ほぼ一定の周期毎に、この遊技処理を起動する。
図5に示すように、本処理が起動されると、内蔵CPUは、まず、入賞記憶領域に乱数r1,r2が格納されているか否かを確認する(S10)。ここで、乱数r1,r2が一切格納されていない場合には(つまり、数値がない旨を示すnull値が格納されている場合には)、本処理を直ちに終了する。
図5に示すように、本処理が起動されると、内蔵CPUは、まず、入賞記憶領域に乱数r1,r2が格納されているか否かを確認する(S10)。ここで、乱数r1,r2が一切格納されていない場合には(つまり、数値がない旨を示すnull値が格納されている場合には)、本処理を直ちに終了する。
一方、乱数r1,r2が格納されている場合には、入賞記憶領域に格納した順序に従って、入賞記憶領域から1組の乱数r1,r2を取得したのち(S20)、入賞記憶領域に格納されている残りの乱数r1,r2の組数をランプ制御基板93に通知する(S30)。これにより、ランプ制御基板93は、特別図柄保留ランプ67の点灯数を更新する。
そして、現在の遊技の態様を確認したのち(S40)、取得した乱数r1が「大当たり」に該当するか否かを確認する(S50)。尚、内蔵CPUのレジスタ領域には、通常よりも大当たりの発生率が高い遊技状態(確率変動状態)が発生しているか否かを示す確変フラグFを設定する態様記憶領域が確保されており、内蔵CPUは、S40にて、この確変フラグFの状態を確認することで現在の遊技の態様を確認する(初期設定では、確変フラグF=0)。又、MPU83aの内蔵ROMには、乱数r1の数値と「大当たり」及び「はずれ」とを対応づけた参照テーブルが2種類設定されており、内蔵CPUは、S50にて、この参照テーブルを参照することにより、取得した乱数r1が「大当たり」に該当するか否かを確認する。但し、確率変動状態が発生している場合には(確変フラグF=1)、乱数r1が通常よりも高い確率で「大当たり」に該当するように乱数r1の数値と「大当たり」及び「はずれ」とを対応づけた参照テーブルを用いる。又、確率変動状態が発生していない場合には(確変フラグF=0)、乱数r1が通常の確率で「大当たり」に該当するように乱数r1の数値と「大当たり」及び「はずれ」とを対応づけた参照テーブルを用いる。
ここで、S50にて、取得した乱数r1が「大当たり」に該当している場合には、予め設定された大当たり処理を実行し(S60)、又、「大当たり」に該当していない場合(つまり、「はずれ」に該当する場合)には、予め設定されたはずれ処理を実行する(S70)。そして、これら大当たり処理やはずれ処理の終了と共に、本処理を終了する。
ここで、図6は、上述の大当たり処理の流れを示すフローチャートである。
図6に示すように、本処理が起動されると、内蔵CPUは、まず、乱数格納領域における乱数r4の数値を参照する(S100)。そして、この乱数r4の数値と、上述の遊技処理のS20にて取得した乱数r2の数値とに基づいて、特別図柄の変動パターンを決定する(S110)。尚、MPU83aの内蔵ROMには、乱数r2,r4の数値と、大当たりを演出する様々な変動パターンとを対応づけた大当たりテーブルが設定されており、内蔵CPUは、S110にて、この大当たりテーブルを参照することにより、変動パターンを決定する。
図6に示すように、本処理が起動されると、内蔵CPUは、まず、乱数格納領域における乱数r4の数値を参照する(S100)。そして、この乱数r4の数値と、上述の遊技処理のS20にて取得した乱数r2の数値とに基づいて、特別図柄の変動パターンを決定する(S110)。尚、MPU83aの内蔵ROMには、乱数r2,r4の数値と、大当たりを演出する様々な変動パターンとを対応づけた大当たりテーブルが設定されており、内蔵CPUは、S110にて、この大当たりテーブルを参照することにより、変動パターンを決定する。
続いて、内蔵CPUは、決定した変動パターンが、「大当たり」の発生を遊技者に大きく期待させる変動パターンであるスーパーリーチであるか否かを確認し(S120)、スーパーリーチでない場合には、本処理を直ちに後述のS140に移行する。
一方、S120にて、スーパーリーチである場合には、スーパーリーチの発生を示す点灯パターンを指定する点灯指定コマンドをランプ制御基板93に送信する(S130)。
これにより、ランプ制御基板93は、点灯指定コマンドが示す点灯パターンにて赤外線LED69aを点灯する。そして、この赤外線を認識装置1の検出素子1cが検出すると、認識装置1の駆動部1eが検出素子1cの検出パターン(つまり、赤外線LED69aの点灯パターン)に応じて、LED1a,1b及び振動モータ1dを駆動する。尚、本実施形態では、ランプ制御基板93は、赤外線LED69aを3秒間点灯する。そして、認識装置1の駆動部1eは、0.5秒間隔でLED1a,1bを交互に3秒間点灯すると共に、振動モータ1dを3秒間駆動する。
これにより、ランプ制御基板93は、点灯指定コマンドが示す点灯パターンにて赤外線LED69aを点灯する。そして、この赤外線を認識装置1の検出素子1cが検出すると、認識装置1の駆動部1eが検出素子1cの検出パターン(つまり、赤外線LED69aの点灯パターン)に応じて、LED1a,1b及び振動モータ1dを駆動する。尚、本実施形態では、ランプ制御基板93は、赤外線LED69aを3秒間点灯する。そして、認識装置1の駆動部1eは、0.5秒間隔でLED1a,1bを交互に3秒間点灯すると共に、振動モータ1dを3秒間駆動する。
次に、内蔵CPUは、決定した変動パターンを示す変動指定コマンドを図柄制御基板95へ送信する(S140)。これにより、図柄制御基板95は、変動指定コマンドが示す変動パターンにて特別図柄の変動表示を開始する。
変動指定コマンドの送信を終了すると、内蔵CPUは、遊技処理のS20にて取得した乱数r2の数値に対応する点灯パターンを指定する点灯指定コマンドをランプ制御基板93に送信する(S150)。
これにより、ランプ制御基板93は、点灯指定コマンドが示す点灯パターン(つまり、「確変当たり」を示す点灯パターン、もしくは、「通常当たり」を示す点灯パターン)にて赤外線LED69aを点灯する。そして、この赤外線を認識装置1の検出素子1cが検出すると、認識装置1の駆動部1eが検出素子1cの検出パターン(つまり、赤外線LED69aの点灯パターン)に応じて、LED1a,1b及び振動モータ1dを駆動する。
尚、本実施形態では、点灯パターンが「確変当たり」を示す場合には、ランプ制御基板93は、赤外線LED69aを5秒間点灯する。そして、認識装置1の駆動部1eは、0.5秒間隔でLED1a,1bを交互に5秒間点灯すると共に、振動モータ1dを5秒間駆動する。
一方、点灯パターンが「通常当たり」を示す場合には、ランプ制御基板93は、赤外線LED69aを1秒間点灯する。そして、認識装置1の駆動部1eは、LED1a,1bを同時に1秒間点灯すると共に、振動モータ1dを1秒間駆動する。
但し、本実施形態では、認識装置1によっては、「確変当たり」及び「通常当たり」の検出パターンを認識不能に駆動部1eが設定されたものもある。
点灯指定コマンドの送信を終了すると、内蔵CPUは、予め設定された大当たり停止指令処理を実行する(S160)。尚、この大当たり停止指令処理では、内蔵CPUは、乱数r2の数値に対応する特別図柄を示す図柄指定コマンドを一定時間をおきながら図柄制御基板95へ送信したのち、更に一定時間をおいて、特別図柄の停止表示を指令する図柄停止コマンドを図柄制御基板95へ送信する。これにより、図柄制御基板95は、一定時間をおきながら、同一の特別図柄を順番に停止表示する。
点灯指定コマンドの送信を終了すると、内蔵CPUは、予め設定された大当たり停止指令処理を実行する(S160)。尚、この大当たり停止指令処理では、内蔵CPUは、乱数r2の数値に対応する特別図柄を示す図柄指定コマンドを一定時間をおきながら図柄制御基板95へ送信したのち、更に一定時間をおいて、特別図柄の停止表示を指令する図柄停止コマンドを図柄制御基板95へ送信する。これにより、図柄制御基板95は、一定時間をおきながら、同一の特別図柄を順番に停止表示する。
そして、内蔵CPUは、予め設定された大当たり遊技処理を実行したのち(S170)、遊技の態様を設定して(S180)、本処理を終了する。
尚、S170の大当たり遊技処理では、内蔵CPUは、ソレノイド73dを駆動して、開閉板73aを傾動することにより、可動入賞装置73の入賞口(大入賞口)を開放し、特定領域センサ73bやカウントセンサ73cから遊技球の検出信号を受信する毎に、賞球制御基板85に賞球の払出を指令する。そして、これら特定領域センサ73bやカウントセンサ73cから一定数の検出信号を受信すると、ソレノイド73dの駆動を停止して、可動入賞装置73の入賞口を閉鎖する。尚、この際、特定領域センサ73bから一度でも検出信号を受信していれば、一定時間をおいたのち、ソレノイド73dを再度駆動して、可動入賞装置73の入賞口を開放し、上述した一連の処理を再度実行する。一方、特定領域センサ73bから一度も検出信号を受信していなかったり、可動入賞装置73の入賞口の開放回数が予め指定された回数に達している場合には、この大当たり遊技処理を直ちに終了する。
尚、S170の大当たり遊技処理では、内蔵CPUは、ソレノイド73dを駆動して、開閉板73aを傾動することにより、可動入賞装置73の入賞口(大入賞口)を開放し、特定領域センサ73bやカウントセンサ73cから遊技球の検出信号を受信する毎に、賞球制御基板85に賞球の払出を指令する。そして、これら特定領域センサ73bやカウントセンサ73cから一定数の検出信号を受信すると、ソレノイド73dの駆動を停止して、可動入賞装置73の入賞口を閉鎖する。尚、この際、特定領域センサ73bから一度でも検出信号を受信していれば、一定時間をおいたのち、ソレノイド73dを再度駆動して、可動入賞装置73の入賞口を開放し、上述した一連の処理を再度実行する。一方、特定領域センサ73bから一度も検出信号を受信していなかったり、可動入賞装置73の入賞口の開放回数が予め指定された回数に達している場合には、この大当たり遊技処理を直ちに終了する。
又、S180では、内蔵CPUは、取得した乱数r2が「確変当たり」に該当している場合に、態様記憶領域に確変フラグF=1を設定する。一方、乱数r2が「通常当たり」に該当している場合に、態様記憶領域に確変フラグF=0を設定する。
ここで、図7は、上述のはずれ処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、本処理が起動されると、内蔵CPUは、まず、大当たり処理のS100と同様に、乱数格納領域における乱数r4の数値を参照し(S200)、乱数r4の数値と、上述の遊技処理のS20にて取得した乱数r1とに基づいて、特別図柄の変動パターンを決定する(S210)。尚、MPU83aの内蔵ROMには、乱数r1,r4の数値と、はずれを演出する様々な変動パターンとを対応づけたはずれテーブルが設定されており、内蔵CPUは、S210にて、このはずれテーブルを参照することにより、変動パターンを決定する。
図7に示すように、本処理が起動されると、内蔵CPUは、まず、大当たり処理のS100と同様に、乱数格納領域における乱数r4の数値を参照し(S200)、乱数r4の数値と、上述の遊技処理のS20にて取得した乱数r1とに基づいて、特別図柄の変動パターンを決定する(S210)。尚、MPU83aの内蔵ROMには、乱数r1,r4の数値と、はずれを演出する様々な変動パターンとを対応づけたはずれテーブルが設定されており、内蔵CPUは、S210にて、このはずれテーブルを参照することにより、変動パターンを決定する。
そして、大当たり処理のS120〜S140と同様の処理を実行したのち(S220〜S240)、予め設定されたはずれ停止指令処理を実行して(S250)、本処理を終了する。
尚、このはずれ停止指令処理では、内蔵CPUは、一定時間をおきながら乱数格納領域における乱数r3の数値を参照して、乱数r3の数値に対応する特別図柄を示す図柄指定コマンドを図柄制御基板95へ送信したのち、更に一定時間をおいて、図柄停止コマンドを図柄制御基板95へ送信する。但し、内蔵CPUは、参照した乱数r3の数値のうちの少なくとも1つが他の数値と不一致となるタイミングにて、乱数r3を参照する。
これにより、図柄制御基板95は、一定時間をおきながら、少なくとも1つの特別図柄が他の特別図柄と不一致となるように、特別図柄を順番に停止表示する。
以上のように構成された本実施形態の認識装置1及びパチンコ機5では、パチンコ機5が、当該パチンコ機5にてスーパーリーチや「確変当たり」、「通常当たり」が発生すると、不可視光線の1つである赤外線を用いて、その旨を事前に報知する。そして、認識装置1が、パチンコ機5から照射された赤外線を検出し、その検出パターンに応じて、当該認識装置1の右目13a及び左目13bを点灯しながら振動する。
以上のように構成された本実施形態の認識装置1及びパチンコ機5では、パチンコ機5が、当該パチンコ機5にてスーパーリーチや「確変当たり」、「通常当たり」が発生すると、不可視光線の1つである赤外線を用いて、その旨を事前に報知する。そして、認識装置1が、パチンコ機5から照射された赤外線を検出し、その検出パターンに応じて、当該認識装置1の右目13a及び左目13bを点灯しながら振動する。
つまり、本実施形態の認識装置1及びパチンコ機5によれば、パチンコ機5における抽選結果を、遊技中に参考にできる確実な情報として、認識装置1を所持する特定の遊技者のみに事前に提供することができる。そして、優遇すべき遊技者にのみ認識装置1を予め提供しておけば、優遇すべき遊技者のみに抽選結果を事前に提供できるため、優遇すべき遊技者に優遇されている気分を抱かせることができる。
又、本実施形態の認識装置1では、当該認識装置1の右目13a及び左目13bを点灯したり、当該認識装置1が振動することにより、遊技者の視覚及び触覚を通じて抽選結果を報知するため、予めパチンコ機5における抽選結果に対応づけてその点灯パターンや振動パターンを遊技者に知らせておけば、認識装置1を所持する遊技者に容易に抽選結果を認識させることができる。
又、本実施形態の認識装置1では、「確変当たり」及び「通常当たり」の検出パターンを認識不能に駆動部1eが設定されたものもあるため、認識装置1毎に遊技者への報知内容を異ならせることができる。これにより、遊技者をそれぞれ優遇すべきランクに分類し、分類したランクに応じて、提供する認識装置1を異ならせれば、認識装置1を所持する遊技者の中でも、一律ではなくランクに応じた内容を報知できる。又、少しでも有利な報知内容を入手するために、様々な認識装置1を収集する意欲を遊技者に抱かせることができるため、認識装置1の販売数を増加させることができ、ひいては、遊技場の収益をその分増加させることができる。
又、本実施形態の認識装置1は、携帯電話機に付属品として取付可能に構成されているため、遊技者に認識装置1を常時所持させることができる。即ち、遊技場に来場する際に、認識装置を所持するのを忘れてしまうことを防止できる。
又、本実施形態の認識装置1は、マスコットとして構成されているため、認識装置1を携帯電話機のアクセサリとして所持することができ、遊技者を楽しませることができる。更に、パチンコ機5に関わるキャラクタとして認識装置1を構成すれば、パチンコ機5自体やパチンコ機5を製造するメーカの宣伝に用いることができ、パチンコ機5を利用する遊技者の数を増加させたり、パチンコ機5を製造するメーカの他の機種を利用する遊技者の数を増加させることができる。
尚、本実施形態では、MPU83aの内蔵CPUが実行する遊技処理のS20と、大当たり処理のS100と、はずれ処理のS200とが本発明の取得手段に相当し、内蔵CPUが実行する大当たり処理のS130,S150と、内蔵CPUが実行するはずれ処理のS230とが本発明の事前報知手段に相当する。
又、本実施形態では、検出素子1c及び駆動部1eが本発明の認識手段に相当し、LED1a,1bと、振動モータ1dと、駆動部1eとが本発明の認識結果報知手段に相当する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、パチンコ機5は、赤外線を用いてスーパーリーチや「確変当たり」、「通常当たり」の発生を報知したが、それ以外の不可視光線を用いて報知するように構成されていても良い。この場合、使用する不可視光線を検出する検出素子を検出素子1cに代えて認識装置1に具備すれば良い。
又、パチンコ機5は、電波や、遊技者が認識し難い音声を用いてスーパーリーチや「確変当たり」、「通常当たり」の発生を報知しても良い。この場合、電波や、遊技者が認識し難い音声を認識する認識手段を検出素子1cに代えて認識装置1に具備すれば良い。尚、「遊技者にとって認識し難い音声」とは、例えば、遊技者が聞いても内容を認識し難い音声や、可聴音域外の周波数からなり、遊技者に聞き取り難い音声などが該当する。
又、上記実施形態では、パチンコ機5は、スーパーリーチや「確変当たり」、「通常当たり」の発生を報知したが、例えば、プレミアムリーチや予兆、「時間短縮当たり」、「はずれ」などといった他の抽選結果を報知しても良い。
又、上記実施形態では、光源としてのLED1a,1bや、可動物体としての振動モータ1dを用いてスーパーリーチや「確変当たり」、「通常当たり」の発生を報知したが、画像や音声を用いて報知しても良い。この場合、認識装置1にディスプレイやスピーカを具備すれば良い。
又、上記実施形態では、パチンコ機5が本発明の報知装置として構成されていたが、単独の装置として本発明の報知装置を構成して、それを遊技場に設置されても良いし、各遊技機毎に遊技機島に具備しても良いし、遊技機毎に遊技場に設置される遊技設備(例えば、呼出ランプや台間機など)に具備しても良い。
又、上記実施形態では、パチンコ機5は、「大当たり」の発生を保留しなかったが、「大当たり」の発生を保留するように構成されていても良い。つまり、従来のパチンコ機のように、乱数r1の値が「大当たり」である場合に、直ちに「大当たり」を発生するのではなく、その旨を遊技者に推測させるような演出を実行し、以後の遊技にて「大当たり」を発生するようにパチンコ機5を設定すれば、「大当たり」が既に発生していると推測する遊技者に、実際に「大当たり」が発生するまで遊技を継続する意欲を抱かせることができ、遊技場の収益をその分向上させることができる。そして、認識装置1を所持する遊技者のみが、実際に「大当たり」が発生するのか否かを把握できるため、認識装置1を所持する遊技者は、「大当たり」が発生していないにも関わらず無駄に遊技を継続してしまうことがなく、損を被ることがない。即ち、認識装置1を所持する遊技者のみを優遇できる。
又、上記実施形態では、本発明をパチンコ遊技機に用いたが、スロット遊技機や遊技球を用いてスロット遊技を行う遊技機(所謂、「パチロット」)などといった他の形態の遊技機に適用しても勿論良い。
1…認識装置、1a,1b…LED、1c…検出素子、1d…振動モータ、1e…駆動部、3…ストラップ、5…パチンコ機、11…本体、13…孔、13a…右目、13b…左目、15…取付部、51…外枠、53…内枠、55…内枠ランプ、57…遊技盤、59…ハンドル、61…上受け皿、63…下受け皿、65…ディスプレイ、67…特別図柄保留ランプ、69…オバケランプ、69a…赤外線LED、71…始動入賞装置、71a…可動片、71b…始動口センサ、71c,73d…ソレノイド、73…可動入賞装置、73a…開閉板、73b…特定領域センサ、73c…カウントセンサ、75…普通図柄表示装置、77…普通図柄保留ランプ、79…遊技盤ランプ、81…始動ゲート、81a…ゲートセンサ、83…主基板、83a…MPU、85…賞球制御基板、87…払出装置、89…音声制御基板、91…スピーカ、93…ランプ制御基板、95…図柄制御基板。
Claims (10)
- 遊技の態様を遊技者にとって有利にするか否かを抽選する遊技機における抽選結果を取得する取得手段と、
遊技者にとって認識し難い態様にて、該取得手段により取得された前記抽選結果を事前に報知する事前報知手段と、
を備えた報知装置と、
前記事前報知手段による報知内容を認識する認識手段と、
遊技者にとって認識し易い態様にて、該認識手段の認識結果を報知する認識結果報知手段と、
を備えた認識装置と、
からなることを特徴とする情報報知システム。 - 前記事前報知手段は、前記抽選結果の報知に不可視光線を用い、
前記認識手段は、該不可視光線を認識することを特徴とする請求項1記載の情報報知システム。 - 前記事前報知手段は、前記抽選結果の報知に電波を用い、
前記認識手段は、前記電波を認識することを特徴とする請求項1記載の情報報知システム。 - 前記事前報知手段は、前記抽選結果の報知に遊技者が認識し難い音声を用い、
前記認識手段は、該音声を認識することを特徴とする請求項1記載の情報報知システム。 - 前記認識結果報知手段は、画像、光源、音声、可動物体のうちの少なくとも1つを用いて前記認識結果を報知することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載の情報報知システム。
- 前記認識手段は、認識可能な前記報知内容が予め限定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報報知システム。
- 請求項1乃至請求項6いずれか記載の情報報知システムにおける報知装置。
- 請求項1乃至請求項6いずれか記載の情報報知システムにおける認識装置。
- 携帯型通信装置の付属品であって、
請求項8記載の認識装置を備えることを特徴とする付属品。 - 当該付属品は、マスコットとして構成されていることを特徴とする請求項9記載の付属品。
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- 2004-02-25 JP JP2004050387A patent/JP2005237585A/ja active Pending
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