JP2008235494A - 半導体基板の受け渡し方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 先工程ステージを有する加工装置と、次工程ステージを有する加工装置間に基板を載置可能なバキュームチャックテーブルを昇降可能とした基板受け渡し装置の提供。
【解決手段】 先工程ステージを有する加工装置2と、次工程ステージを有する加工装置4間に基板を載置可能なバキュームチャックテーブル31を昇降可能とした基板受け渡し装置3を設置した複合加工装置1を用い、半導体基板の受け渡しを行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、加工装置の加工ステージ上に載置されている半導体基板を搬送ロボットで受け渡し装置のテーブル上へと搬送し、次工程の加工を行う加工装置に備えられている搬送ロボットで前記受け渡し装置のテーブル上の半導体基板を受けて次工程ステージ上へと半導体基板を搬送する、半導体基板の受け渡し方法に関する。
半導体基板の製造には、前工程と後工程があり、前工程ではインゴット切断装置、両面研削装置、エッチング装置、片面ラッピング装置または研削装置、研磨装置、洗浄装置が用いられ、後工程では、フォトレジスト溶工装置、露光装置、裏面研削装置、エッチング装置、マウンタ装置、CMP装置、洗浄装置、ダイシング装置等が使用されている。
従来は、半導体基板製造メーカー、または、その製造工程の一部を請負製造メーカーは、それぞれの装置から装置を購入し、各々の加工装置で加工され、基板収納カセット内に収納された基板を次の加工装置へ装置の運転オペレータが手で持ち運んでいた。かかる持ち運びの労働を前記製造メーカーは避けるため、ここ数年間においては、これら加工装置の複数をインライン化した複合加工装置または基板の受け渡し装置を両加工装置間に設置した複合加工装置で納品するよう各加工装置メーカーに要請し、各加工装置メーカーは、相手方の加工装置メーカーと相談し、その複合加工装置の仕様を設計し、納品している。
例えば、裏面研削装置と裏面研磨装置をインライン化した複合加工装置に、基板受け渡し装置を介してマウンタ装置を結合した3つの加工装置機能を備える複合加工装置が提案された(例えば、特許文献1参照。)。
また、研磨装置から洗浄装置へ半導体基板を受け渡すため、基板受け渡し装置(プッシヤ)を研磨装置内に設けた複合加工装置も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、被処理体であるウエハを受け渡し載置の載置台上に載せて処理するにあたり、被処理体の搬送機構(ピンセット)と上記載置台との間で被処理体を受け渡す方法において、この載置台上面で上記被処理体を受け渡すために上記被処理体を上面から浮かせる複数の昇降ピンとを備え、上記複数の昇降ピンのうち、上記搬送機構側に位置する少なくとも一本の昇降ピンは他の昇降ピンより長く形成され、他の昇降ピンよりも上記被処理体を高く上記載置台から浮かせることが可能な受け渡し載置を用い、上記載置台上の被処理体の上記搬送機構側をその反対側より高く浮かせて上記被処理体を受け渡す方法も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
一方、収納カセット内の半導体基板の受け取り位置識別センサおよび受け渡し装置の基板ホルダー(載置台)位置を識別するセンサを備えた搬送ロボット、およびその位置決め加工プログラムを搭載したコントローラ(制御装置)もカイジョー株式会社、ダイヘン株式会社、ファナック株式会社などから市販されている。
例えば、受け渡し装置の基板ホルダー(載置台)位置をセンサで識別する方法として、搬送ロボットの搬送アームで周辺部を保持して基板を載置台の上方に搬送し、上記載置台を貫通する昇降可能な複数の支持ピン上に上記基板を載せ、上記搬送アームを載置台外に戻す一方、上記支持ピンを下降させて上記載置台上に上記基板を載置する基板搬送装置において、上記基板と同程度の大きさの円板を治具として用意し、その際、上記円板には中央部に形成した透孔を通して下方を視認可能にカメラを搭載すると共に、上記複数の支持ピンを緩く挿通させるよう上記円板に形成した複数の挿通孔のうちの少なくとも一つに対し、上記支持ピンの有無を検出可能な検出手段を設け、上記円板の周辺部を上記搬送アームで保持して上記載置台の上方に搬送し、上記搬送アームと支持ピンとを水平面内で相対移動させて、上記カメラで監視しながら上記円板の中心を既知の中心ターゲットに一致させ、上記搬送アームと支持ピンとを上下方向に相対移動させて、支持ピンの先端を上記検出手段で検出し、上記支持ピン先端の検出位置から少なくとも上記搬送アームの厚み分を越える分だけ、相対的に搬送アームを上記円板に対し移動させた位置を演算により求め、搬送アームの後退許可位置とすることを特徴とする基板搬送装置における基板の受け渡し位置検知方法が提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2002−151450号公報 特開2002−184732号公報 特開2002−064132号公報 特開2002−064132号公報
研削装置、研磨装置、エッチング装置、マウンタ装置等の加工装置メーカーがそれぞれ異なるとき、それぞれの加工装置のベース(機枠)高さが異なることが多い。それゆえ、ベース高さを同一とする仕様に変更することが好ましいが、それぞれの加工装置メーカーの設計部門の事情によりベース高さを同一とすることは難しい。一方の加工装置メーカーが他方の加工装置メーカーの仕様に合わせて仕様変更することは、一方側メーカーのみが仕様変更コストを負担することとなるので衡平でないというのが理由である。
本発明は、前述の2種の加工装置のベース高さが異なる問題を解決するため、基板を載置するバキュームチャックテーブルを昇降可能とした基板受け渡し装置を用い、これを両者の加工装置間に設置し、先工程側の加工装置内のベース上に設置された第一搬送ロボットにより半導体基板を前記受け渡し装置のバキュームチャックテーブル上へと搬送し、ついで前記バキュームチャックテーブルを上昇または下降させたのち、次工程の加工装置内のベース上に設置された第二搬送ロボットによりバキュームチャックテーブル上に載置されている半導体基板を次ステージ上へと搬送することにより、基板を破損させることなく半導体基板を受け渡す方法を提供するものである。
請求項1の発明は、先工程ステージを有する加工装置と、次工程ステージを有する加工装置間に基板を載置可能なバキュームチャックテーブルを昇降可能とした基板受け渡し装置を設置した複合加工装置を用い、次の順序過程を経て加工された半導体基板を受け渡すことを特徴とする、半導体基板の受け渡し方法を提供するものである。
1)前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルの昇降機構に昇降信号を出力し、バキュームチャックテーブルを上昇または下降させてバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを調整する。
2)先工程側の加工装置内のベース上に設置された第一搬送ロボットの保持アームにより加工された半導体基板の加工面を保持し、前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブル上へ半導体基板の加工面が上向きとなるように搬送する。
3)前記バキュームチャックテーブルを減圧することにより前記加工された半導体基板の加工面を上向きにバキュームチャックテーブル上に固定し、ついで、第一搬送ロボットの保持アームをバキュームチャックテーブル上より後退、待機位置へと後退させる。
4)バキュームチャックテーブルを下降または上昇させることによりバキュームチャックテーブルの基板渡し高さを調整する。
5)次工程の加工装置内のベース上に設置された第二搬送ロボットの保持アームにより加工された半導体基板を保持し、前記バキュームチャックテーブル底面の減圧を解除し、ついで、バキュームチャックテーブル底面から空気が噴き出されて前記加工された半導体基板のバキュームチャックテーブルからの剥離を容易とする。
6)前記加工された半導体基板を保持する第二搬送ロボットの保持アームをバキュームチャックテーブル上より後退させ、次工程加工装置の次工程ステージ上へと加工された半導体基板の加工面が上向きとなるように搬送する。
7)加工された半導体基板の次工程ステージ上への載置を第二搬送ロボットが終えた後、第二搬送ロボットの保持アームを待機位置へと移動させる。
8)前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルの高さ位置を元に戻す。
請求項2の発明は、先工程ステージを有する加工装置と、次工程ステージを有する加工装置間に基板を載置するバキュームチャックテーブルを昇降可能とした基板受け渡し装置を設置した複合加工装置を用い、次の順序過程を経て加工された半導体基板を受け渡すことを特徴とする、半導体基板の受け渡し方法を提供するものである。
1)先工程側の加工装置内のベース上に設置された第一搬送ロボットの保持アームにより加工された半導体基板を保持し、前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブル上へ半導体基板の加工面が上向きとなるように搬送する。
2)前記バキュームチャックテーブルを減圧することにより前記加工された半導体基板をバキュームチャックテーブル上に半導体基板の加工面を上向きに固定し、ついで、第一搬送ロボットの保持アームをバキュームチャックテーブル上より後退、待機位置へと後退させる。
3)前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルを上昇または下降させることによりバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを決める。
4)次工程の加工装置内のベース上に設置された第二搬送ロボットの保持アームにより加工された半導体基板を保持し、ついで、バキュームチャックテーブル底面の減圧を解除した後、バキュームチャックテーブル底面から空気が噴き出されて前記加工された半導体基板のバキュームチャックテーブルからの剥離を容易とする。
5)前記加工された半導体基板を保持する第二搬送ロボットの保持アームをバキュームチャックテーブル上より後退させ、次工程加工装置の次工程ステージ上へと加工された半導体基板の加工面が上向きとなるように搬送する。
6)加工された半導体基板の次工程ステージ上への載置を第二搬送ロボットが終えた後、第二搬送ロボットの保持アームを待機位置へと移動させる。
7)前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルを下降または上昇させてバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを調整する。
請求項3の発明は、前記基板受け渡し装置が、半導体基板を平坦な上面に載置可能なポーラスセラミック製バキュームチャックテーブル(31)と底部に下降端ストッパ(302)および上昇端ストッパ(303)を備えるバキュームチャック(30)、このバキュームチャック(30)を中央で軸承するシャフト(34)、前記シャフト(34)の外周をスライド軸受する第一スライド軸受(304)、この第一スライド軸受(304)を中央部で固定し、外周縁近傍に3本以上の上昇ピン(303a)が昇降可能に設けた刳り貫き孔(33a)を同一円周上に有するとともに3本以上の下位置決め固定支柱(302a)上部を固定する円盤状の位置基準固定部材(33)、前記下位置決め固定支柱(302a)下部を固定するとともに、バキュームチャックテーブル昇降シリンダ(36)を固定する基礎部材(32)、前記バキュームチャックテーブル昇降シリンダ(36)の昇降ロッド(36a)上端に設けられた外周縁近傍に起立した支柱(307a)を備える第一中継固定部材(37)、前記支柱(307a)により水平方向に固定されるとともに、前記下位置決め固定支柱(302a)の外周に設置された第二スライド軸受(302b)を外周縁で固定し、かつ、外周縁近傍に前記上昇ピン(303a)の下部を固定した第二中継固定部材(35)を備えるもので、前記バキュームチャックテーブル昇降シリンダ(36)の昇降ロッド(36a)の上昇により上昇ピン(303a)頭部が上昇端ストッパ(303)に当接してバキュームチャックテーブル(31)の上位置高さが決められ、前記バキュームチャックテーブル昇降シリンダ(36)の昇降ロッド(36a)の下降により下降端ストッパ(302)底部が固定支柱(302a)頭部に当接してバキュームチャックテーブル(31)の下位置高さが決められることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の半導体基板の受け渡し方法を提供するものである。
基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルの昇降により基板の受け渡し高さを調整できる。また、第二搬送ロボットの保持アームがバキュームチャックテーブル上に載置されている加工された半導体基板を保持するまでは、この半導体基板は減圧されたバキュームチャックテーブルに固定され、保持された後は、バキュームチャックテーブルの底面よりエアーが噴き出されバキュームチャックテーブル表面からの離れを容易とするので、半導体基板の受け渡し時の破損機会が極めて減少する。さらに、半導体基板の搬送ロボットによる受け渡しは、半導体基板を上向きにして行われるので、半導体基板の受け渡し時の破損機会が減少する。
請求項1の受け渡し方法は、第一搬送ロボットによる半導体基板の受け渡しが基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルが下位置高さで行われるケースで、請求項2の受け渡し方法は、第一搬送ロボットによる半導体基板の受け渡しが基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルが上位置高さで行われるケースである。
以下、図を用いて本発明の基板受け渡し方法を詳細に説明する。
図1は研削装置とマウンタ装置が基板受け渡し装置を間に介して結合された複合加工装置の平面図、図2は基板受け渡し装置の一部を切り欠いた正面断面図で、バキュームチャックテーブルが上昇する途中を示す図である。図3は基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルを上方から見た平面図で、バキュームチャックテーブルと下降端ストッパおよび上昇端ストッパの位置関係を示す。図4は基板受け渡し装置の用役フローシート図で、バキュームチャックテーブルが下位置高さにある状態を示す。
図1に示す半導体基板の複合加工装置1において、2は基板の裏面研削装置、3は基板受け渡し装置、4はマウンタ装置を示す。各々の加工装置2,3,4は、メモリー部、入力部、演算・制御部、出力部を備える制御装置(コントローラ)2a,3a,4aを備え、表示器、操作盤、パソコンに接続されている。20および40はベースを、20a,40a囲繞する壁を示す。メモリー部は加工プログラムを記憶する。
裏面研削装置2は、手前側から後方に向かって基板収納カセット(ロードポート)21,21、吸着パッドアームを備える第一搬送ロボット22、吸着搬送パッド機構22a、洗浄機器23、基板ホルダーテーブル25a,25b,25cを等間隔に同一円周上に配置したインデックステーブル24、粗研削砥石頭26a、仕上げ研削砥石頭26b、研削液槽27、冷却機28および真空ポンプ29を備えている。前記基板ホルダーテーブル25a,25b,25cは、収納カセットと砥石頭との位置関係で、基板ホルダーテーブル25a位置がローディング/アンローディングステージを、基板ホルダーテーブル25b位置が第一研削ステージを、基板ホルダーテーブル25c位置が第二研削ステージを構成する。
裏面研削装置での半導体基板の裏面シリコン板面の研削は、次の工程を経て行われる。
1)基板収納カセット21内に収納された半導体基板wは、第一搬送ロボット22のアームに備えられた吸着パッドに吸着され、インデックステーブル内の基板ホルダーテーブル(ローディング/アンローディングステージ)25a位置へと移送され、基板ホルダーテーブル25a上に載置され、基板ホルダーテーブル25aのポーラスセラミック板の底面を減圧することにより固定される。ついで、第一搬送ロボット22の吸着パッドアームの減圧が解かれ、アームは上昇し、後退して待機位置へと戻る。
2)インデックステ−ブル24を時計廻り方向に120度回転させることにより、ローディング/アンローディングステージ位置にあった基板ホルダーテーブル25aを第一研削ステージ25bへと移行、第一研削ステージ位置にあった基板ホルダーテーブル25bは第二研削ステージ位置の基板ホルダーテーブル25cへと移行、第二研削ステージ位置の基板ホルダーテーブル25cは、ローディング/アンローディングステージ位置にあった基板ホルダーテーブル25a位置へと移行する。
3)回転されている粗研削砥石頭26aが下降され、粗研削砥石が第一研削ステージ位置にある基板ホルダーテーブル25bに載置されている半導体基板裏面に摺擦し、切り込み粗研削を行う。回転されている仕上げ研削砥石頭26bが下降され、仕上げ研削砥石が第二研削ステージ位置にある基板ホルダーテーブル25cに載置されている半導体基板裏面に摺擦し、切り込み仕上げ研削を行う。第一搬送ロボット22は、ローディング/アンローディングステージ位置の基板ホルダーテーブル25a上に新しい半導体基板wを搬送し、基板ホルダーテーブル25aのポーラスセラミック板の底面を減圧することにより半導体基板wは固定される。ついで、第一搬送ロボット22の吸着パッドアームの減圧が解かれ、アームは上昇し、後退して待機位置へと戻る。
4)インデックステ−ブル24を時計廻り方向に120度回転させることにより、ローディング/アンローディングステージ位置にあった基板ホルダーテーブル25aを第一研削ステージ25bへと移行、第一研削ステージ位置にあった基板ホルダーテーブル25bは第二研削ステージ位置の基板ホルダーテーブル25cへと移行、第二研削ステージ位置の基板ホルダーテーブル25cは、ローディング/アンローディングステージ位置にあった基板ホルダーテーブル25a位置へと移行する。
5)回転されている粗研削砥石頭26aが下降され、粗研削砥石が第一研削ステージ位置にある基板ホルダーテーブル25bに載置されている半導体基板裏面に摺擦し、切り込み粗研削を行う。回転されている仕上げ研削砥石頭26bが下降され、仕上げ研削砥石が第二研削ステージ位置にある基板ホルダーテーブル25cに載置されている半導体基板裏面に摺擦し、切り込み仕上げ研削を行う。第一搬送ロボット22は、ローディング/アンローディングステージ位置の基板ホルダーテーブル25a上に新しい半導体基板wを搬送し、基板ホルダーテーブル25aのポーラスセラミック板の底面を減圧することにより半導体基板wは固定される。ついで、第一搬送ロボット22の吸着パッドアームの減圧が解かれ、アームは上昇し、後退して待機位置へと戻る。一方、吸着搬送パッド機構22aの回転アームを回転させてローディング/アンローディングステージ位置にある基板ホルダーテーブル25a上の仕上げ研削加工基板上へと移動させ、この仕上げ研削加工基板を吸着したら基板ホルダーテーブル25aの減圧を止め、ついで洗浄機器23上へと移送し、洗浄機器23のスピナで仕上げ研削加工基板を洗浄する。吸着搬送パッド機構22aは待機位置まで後退する。
6)インデックステ−ブル24を時計廻り方向に120度または時計逆周り方向に240度回転させることにより、ローディング/アンローディングステージ位置にあった基板ホルダーテーブル25aを第一研削ステージ25bへと移行、第一研削ステージ位置にあった基板ホルダーテーブル25bは第二研削ステージ位置の基板ホルダーテーブル25cへと移行、第二研削ステージ位置の基板ホルダーテーブル25cは、ローディング/アンローディングステージ位置にあった基板ホルダーテーブル25a位置へと移行する。この間に、洗浄機器23上でスピン洗浄された半導体基板wを第一搬送ロボット22の吸着パッドアームで保持し、ついで、基板受け渡し装置2のバキュームチャックテーブル上へと後退させ、その上に前記半導体基板wを載せ、バキュームチャックテーブル底面を減圧して固定させた後、第一搬送ロボット22の吸着パッドアームを待機位置へと戻す。
7)回転されている粗研削砥石頭26aが下降され、粗研削砥石が第一研削ステージ位置にある基板ホルダーテーブル25bに載置されている半導体基板裏面に摺擦し、切り込み粗研削を行う。回転されている仕上げ研削砥石頭26bが下降され、仕上げ研削砥石が第二研削ステージ位置にある基板ホルダーテーブル25cに載置されている半導体基板裏面に摺擦し、切り込み仕上げ研削を行う。第一搬送ロボット22は、ローディング/アンローディングステージ位置の基板ホルダーテーブル25a上に新しい半導体基板wを搬送し、基板ホルダーテーブル25aのポーラスセラミック板の底面を減圧することにより半導体基板wは固定される。ついで、第一搬送ロボット22の吸着パッドアームの減圧が解かれ、アームは上昇し、後退して待機位置へと戻る。一方、吸着搬送パッド機構22aの回転アームを回転させてローディング/アンローディングステージ位置にある基板ホルダーテーブル25a上の仕上げ研削加工基板上へと移動させ、この仕上げ研削加工基板を吸着したら基板ホルダーテーブル25aの減圧を止め、ついで洗浄機器23上へと移送し、洗浄機器23のスピナで仕上げ研削加工基板を洗浄する。吸着搬送パッド機構22aは待機位置まで後退する。
以下、前記6)工程と7)工程を連続して繰り返えすことにより、半導体基板の裏面研削加工を連続して行うことが可能である。
図1に示すマウンタ装置4は、ローディングステージ41、位置決め/UV硬化性樹脂塗布ステージ42、DAF/DAFプレカットステージ43、DAF硬化ステージ44、ダイシングテープ貼着機構45、マウンタリング供給ステージ46、マウント/真空チャンバ47、裏面テープ剥離器48、アンローディングステージ49、第二搬送ロボット50、第三搬送ロボット51を備える。図1においては、第一搬送ロボット22の吸着パッド部分と第二搬送ロボット50の吸着パッド部分を重ねて示している。
前記基板受け渡し装置3上のバキュームチャックテーブル上に載置された裏面研削加工基板wは、マウンタ装置4の裏面研削装置2の第二搬送ロボット50の吸着パッドアームにより吸着され、ついで、バキュームチャックテーブル底面の減圧が解除され、同底面から圧空がバキュームチャックテーブル上方に向かって噴出されることにより裏面研削加工基板wのバキュームチャックテーブルからの剥離を容易とした後、ローディングステージ41上へと移送される。
図2、図3および図4に示すように、前記基板受け渡し装置3は、半導体基板を平坦な上面に載置可能なポーラスセラミック製バキュームチャックテーブル31と底部に下降端ストッパ302および上昇端ストッパ303を備えるバキュームチャック30、このバキュームチャック30を中央で軸承するシャフト34、前記シャフト34の外周をスライド軸受する第一スライド軸受304、この第一スライド軸受304を中央部で固定し、外周縁近傍に3本以上の上昇ピン303aが昇降可能に設けた刳り貫き孔33aを同一円周上に有するとともに3本以上の下位置決め固定支柱302a上部を固定する円盤状の位置基準固定部材33、前記下位置決め固定支柱302a下部を固定するとともに、バキュームチャックテーブル昇降シリンダ36を固定する基礎部材32、前記バキュームチャックテーブル昇降シリンダ36の昇降ロッド36a上端に設けられた外周縁近傍に起立した支柱307aを備える第一中継固定部材37、前記支柱307aにより水平方向に固定されるとともに、前記下位置決め固定支柱302aの外周に設置された第二スライド軸受302bを外周縁で固定し、かつ、外周縁近傍に前記上昇ピン303aの下部を固定した第二中継固定部材35を備える。
図4において、30a,30cはバキュームチャック流体室30bに連通する減圧配管/圧空配管兼用管で、他端は図示されていない真空ポンプ、コンプレッサに接続されている。34bは第二位置センサ、36bは第一位置センサ、38は基板乾燥空気供給ノズル、39は基板面空気供給ブロア、39bは空気供給ブロア39を支持する回転軸、39bは回転駆動モータ、39cは減速器、60は空気回収ドラフトである。
コントローラ3aの入力部がシリンダ下降信号を受信し、図4で示すアクチュエータ323に出力し、ソレノイドバルブ322の弁をシリンダ下降弁側に当接し、図示されていない圧縮空気ポンプより配管321に圧縮空気を供給することによりが供給され、バキュームチャックテーブル昇降シリンダ36の昇降ロッド36aは下降し、バキュームチャックテーブル31は下位置高さに留まる。図4では、前記バキュームチャックテーブル昇降シリンダ36の昇降ロッド36aの下降により下降端ストッパ302底部が固定支柱302a頭部に当接してバキュームチャックテーブル31の下位置高さが決められた状態を示している。
コントローラ3aの入力部がシリンダ上昇信号を受信し、アクチュエータ323に出力し、ソレノイドバルブ322の弁をシリンダ上昇弁側に当接すると、バキュームチャックテーブル昇降シリンダ36内で圧空が下方側から供給されるように切り替わり、昇降ロッド36aは上昇し、上昇ピン303a頭部がバキュームチャック30底部に設けた上昇端ストッパ303に当接し、バキュームチャックテーブル31は上位置高さに留まる。図2では、前記バキュームチャックテーブル昇降シリンダ36の昇降途中を示し、下降端ストッパ302底部は固定支柱302a頭部に当接しておらず、また、上昇ピン303a頭部がバキュームチャック30底部に設けた上昇端ストッパ303に当接していない状態を示している。
上述の研削装置2、基板受け渡し装置3およびマウンタ装置4を用い、研削装置2の洗浄機器23スピナ上の洗浄面を上向けた半導体基板wを基板受け渡し装置3のバキュームチャックテーブル31上へ第一搬送ロボットを用いて受け渡し、ついで、バキュームチャックテーブル31上に載置されている洗浄面を上向けた半導体基板wを第二搬送ロボットを用いてマウンタ装置4の次工程ステージ44上へ搬送する作業は、次の工程を以って実施される。
1)先工程側の研削装置2の数値制御装置3aより前記基板受け渡し装置3のコントローラ3aにバキュームチャックテーブル31昇降信号を出力し、バキュームチャックテーブル31を下降させてバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを下位置高さに調整する。
2)研削装置2内のベース20上に設置された第一搬送ロボット22の保持アームにより研削・洗浄加工された半導体基板の洗浄面を吸着保持し、基板受け渡し装置2のバキュームチャックテーブル31上へ半導体基板の研削・洗浄面が上向きとなるように搬送する。搬送途中において、半導体基板の下面側は、基板乾燥空気供給ノズル38より噴き出される空気により乾燥される。
3)前記バキュームチャックテーブル31のバキュームチャック流体室30bを減圧することにより前記加工された半導体基板の研削・洗浄面を上向きにバキュームチャックテーブル上に固定し、ついで、第一搬送ロボット22の保持アームをバキュームチャックテーブル31上より後退、待機位置へと後退させる。
4)次工程ステージを有するマウンタ装置の数値制御装置4aのバキュームチャックテーブルの昇降出力信号を前記基板受け渡し装置3のコントローラ3aの入力部が受けてバキュームチャックテーブル31を上昇させてバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを上位置高さに調整する。
5)マウンタ装置4内のベース40上に設置された第二搬送ロボット50の保持アームにより研削・洗浄された半導体基板を保持し、マウンタ装置の数値制御装置4aより出力される減圧解除ついでエアーバックフロー出力信号をコントローラ3aの入力部が受けてバキュームチャックテーブル31底面のバキュームチャック流体室30bの減圧が解除され、ついで、底面から空気が噴き出されて前記研削・洗浄された半導体基板のバキュームチャックテーブルからの剥離を容易とする。
6)前記研削・洗浄された半導体基板を保持する第二搬送ロボット50の保持アームをバキュームチャックテーブル31上より後退させ、マウンタ装置の次工程ステージ41上へと洗浄された半導体基板の研削・洗浄面が上向きとなるように搬送する。
7)研削・洗浄された半導体基板のマウンタ載置4への次工程ステージ41への移送を第二搬送ロボット50が終えた後、第二搬送ロボットの保持アームを待機位置へと移動させる。
8)次工程ステージ41を有するマウンタ装置4の数値制御装置4aより出力されるバキュームチャックテーブル31昇降信号を研削装置2の数値制御装置2aの入力部が受信すると研削装置2の数値制御装置2aは基板受け渡し装置3のコントローラ3aの入力部へバキュームチャックテーブル昇降信号を出力し、基板受け渡し装置2のシリンダロッド36aを下降させてバキュームチャックテーブル31の高さ位置を元に戻す。
上記は、研削装置2のベース20位置高さが、マウンタ装置4のベース40位置高さより低い場合の基板の受け渡し方法を記述したものである。研削装置2のベース20位置高さが、マウンタ装置4のベース40位置高さより高い場合は、シリンダロッド36aの昇降順序が逆となる。また、空気シリンダ36は、油圧シリンダであってもよい。
研削装置2のベース20位置高さが、マウンタ装置4のベース40位置高さより高い場合は、次の過程を経て半導体基板の受け渡しが行われる。
1)先工程側の研削装置2の数値制御装置3aより前記基板受け渡し装置3のコントローラ3aにバキュームチャックテーブル31昇降信号を出力し、バキュームチャックテーブル31を上昇させてバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを上位置高さに調整する。
2)研削装置2内のベース20上に設置された第一搬送ロボット22の保持アームにより研削・洗浄加工された半導体基板の洗浄面を吸着保持し、基板受け渡し装置2のバキュームチャックテーブル31上へ半導体基板の研削・洗浄面が上向きとなるように搬送する。搬送途中において、半導体基板の下面側は、基板乾燥空気供給ノズル38より噴き出される空気により乾燥される。
3)前記バキュームチャックテーブル31のバキュームチャック流体室30bを減圧することにより前記加工された半導体基板の研削・洗浄面を上向きにバキュームチャックテーブル上に固定し、ついで、第一搬送ロボット22の保持アームをバキュームチャックテーブル31上より後退、待機位置へと後退させる。
4)次工程ステージを有するマウンタ装置の数値制御装置4aのバキュームチャックテーブルの昇降出力信号を前記基板受け渡し装置3のコントローラ3aの入力部が受けてバキュームチャックテーブル31を下降させてバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを下位置高さに調整する。
5)マウンタ装置4内のベース40上に設置された第二搬送ロボット50の保持アームにより研削・洗浄された半導体基板を保持し、マウンタ装置の数値制御装置4aより出力される減圧解除ついでエアーバックフロー出力信号をコントローラ3aの入力部が受けてバキュームチャックテーブル31底面のバキュームチャック流体室30bの減圧が解除され、ついで、底面から空気が噴き出されて前記研削・洗浄された半導体基板のバキュームチャックテーブルからの剥離を容易とする。
6)前記研削・洗浄された半導体基板を保持する第二搬送ロボット50の保持アームをバキュームチャックテーブル31上より後退させ、マウンタ装置の次工程ステージ41上へと洗浄された半導体基板の研削・洗浄面が上向きとなるように搬送する。
7)研削・洗浄された半導体基板のマウンタ載置4への次工程ステージ41への移送を第二搬送ロボット50が終えた後、第二搬送ロボットの保持アームを待機位置へと移動させる。
8)次工程ステージ41を有するマウンタ装置4の数値制御装置4aより出力されるバキュームチャックテーブル31昇降信号を研削装置2の数値制御装置2aの入力部が受信すると研削装置2の数値制御装置2aは基板受け渡し装置3のコントローラ3aの入力部へバキュームチャックテーブル昇降信号を出力し、基板受け渡し装置2のシリンダロッド36aを上昇させてバキュームチャックテーブル31の高さ位置を元に戻す。
本発明の半導体基板の受け渡し方法は、極薄の半導体基板の搬送時の破損機会が極めて小さい。
研削装置とマウンタ装置が基板受け渡し装置を間に介して結合された複合加工装置の平面図である。 基板受け渡し装置の一部を切り欠いた正面断面図である。 基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルを上方から見た平面図である。 基板受け渡し装置の用役フローシート図である。
符号の説明
1 複合加工装置
2 研削装置
3 基板受け渡し装置
4 マウンタ装置
22 第一搬送ロボット
30 バキュームチャック
30b 流体室
31 バキュームチャックテーブル
36 空気シリンダ
50 第二搬送ロボット

Claims (3)

  1. 先工程ステージを有する加工装置と、次工程ステージを有する加工装置間に基板を載置可能なバキュームチャックテーブルを昇降可能とした基板受け渡し装置を設置した複合加工装置を用い、次の順序過程を経て加工された半導体基板を受け渡すことを特徴とする、半導体基板の受け渡し方法。
    1)前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルの昇降機構に昇降信号を出力し、バキュームチャックテーブルを上昇または下降させてバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを調整する。
    2)先工程側の加工装置内のベース上に設置された第一搬送ロボットの保持アームにより加工された半導体基板の加工面を保持し、前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブル上へ半導体基板の加工面が上向きとなるように搬送する。
    3)前記バキュームチャックテーブルを減圧することにより前記加工された半導体基板の加工面を上向きにバキュームチャックテーブル上に固定し、ついで、第一搬送ロボットの保持アームをバキュームチャックテーブル上より後退、待機位置へと後退させる。
    4)バキュームチャックテーブルを下降または上昇させることによりバキュームチャックテーブルの基板渡し高さを調整する。
    5)次工程の加工装置内のベース上に設置された第二搬送ロボットの保持アームにより加工された半導体基板を保持し、前記バキュームチャックテーブル底面の減圧を解除し、ついで、バキュームチャックテーブル底面から空気が噴き出されて前記加工された半導体基板のバキュームチャックテーブルからの剥離を容易とする。
    6)前記加工された半導体基板を保持する第二搬送ロボットの保持アームをバキュームチャックテーブル上より後退させ、次工程加工装置の次工程ステージ上へと加工された半導体基板の加工面が上向きとなるように搬送する。
    7)加工された半導体基板の次工程ステージ上への載置を第二搬送ロボットが終えた後、第二搬送ロボットの保持アームを待機位置へと移動させる。
    8)前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルの高さ位置を元に戻す。
  2. 先工程ステージを有する加工装置と、次工程ステージを有する加工装置間に基板を載置するバキュームチャックテーブルを昇降可能とした基板受け渡し装置を設置した複合加工装置を用い、次の順序過程を経て加工された半導体基板を受け渡すことを特徴とする、半導体基板の受け渡し方法。
    1)先工程側の加工装置内のベース上に設置された第一搬送ロボットの保持アームにより加工された半導体基板を保持し、前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブル上へ半導体基板の加工面が上向きとなるように搬送する。
    2)前記バキュームチャックテーブルを減圧することにより前記加工された半導体基板をバキュームチャックテーブル上に半導体基板の加工面を上向きに固定し、ついで、第一搬送ロボットの保持アームをバキュームチャックテーブル上より後退、待機位置へと後退させる。
    3)前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルを上昇または下降させることによりバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを決める。
    4)次工程の加工装置内のベース上に設置された第二搬送ロボットの保持アームにより加工された半導体基板を保持し、ついで、バキュームチャックテーブル底面の減圧を解除した後、バキュームチャックテーブル底面から空気が噴き出されて前記加工された半導体基板のバキュームチャックテーブルからの剥離を容易とする。
    5)前記加工された半導体基板を保持する第二搬送ロボットの保持アームをバキュームチャックテーブル上より後退させ、次工程加工装置の次工程ステージ上へと加工された半導体基板の加工面が上向きとなるように搬送する。
    6)加工された半導体基板の次工程ステージ上への載置を第二搬送ロボットが終えた後、第二搬送ロボットの保持アームを待機位置へと移動させる。
    7)前記基板受け渡し装置のバキュームチャックテーブルを下降または上昇させてバキュームチャックテーブルの基板受け渡し高さを調整する。
  3. 前記基板受け渡し装置が、半導体基板を平坦な上面に載置可能なポーラスセラミック製バキュームチャックテーブル(31)と底部に下降端ストッパ(302)および上昇端ストッパ(303)を備えるバキュームチャック(30)、このバキュームチャック(30)を中央で軸承するシャフト(34)、前記シャフト(34)の外周をスライド軸受する第一スライド軸受(304)、この第一スライド軸受(304)を中央部で固定し、外周縁近傍に3本以上の上昇ピン(303a)が昇降可能に設けた刳り貫き孔(33a)を同一円周上に有するとともに3本以上の下位置決め固定支柱(302a)上部を固定する円盤状の位置基準固定部材(33)、前記下位置決め固定支柱(302a)下部を固定するとともに、バキュームチャックテーブル昇降シリンダ(36)を固定する基礎部材(32)、前記バキュームチャックテーブル昇降シリンダ(36)の昇降ロッド(36a)上端に設けられた外周縁近傍に起立した支柱(307a)を備える第一中継固定部材(37)、前記支柱(307a)により水平方向に固定されるとともに、前記下位置決め固定支柱(302a)の外周に設置された第二スライド軸受(302b)を外周縁で固定し、かつ、外周縁近傍に前記上昇ピン(303a)の下部を固定した第二中継固定部材(35)を備えるもので、前記バキュームチャックテーブル昇降シリンダ(36)の昇降ロッド(36a)の上昇により上昇ピン(303a)頭部が上昇端ストッパ(303)に当接してバキュームチャックテーブル(31)の上位置高さが決められ、前記バキュームチャックテーブル昇降シリンダ(36)の昇降ロッド(36a)の下降により下降端ストッパ(302)底部が固定支柱(302a)頭部に当接してバキュームチャックテーブル(31)の下位置高さが決められることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の半導体基板の受け渡し方法。
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