JP2008218619A - 低抵抗チップ抵抗器およびその製造方法 - Google Patents

低抵抗チップ抵抗器およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、抵抗値精度とTCR特性の両方を満足させることができる低抵抗チップ抵抗器を提供することを目的とするものである。
【解決手段】絶縁基板11の上面の両端部に設けられた銀を主成分とする上面電極12と、この上面電極12と電気的に接続されるように設けられた抵抗体14と、前記上面電極12の上に設けられた補助層17と、前記絶縁基板11の両端面に前記上面電極12および補助層17と電気的に接続されるように設けられた端面電極19とを備え、前記補助層17をパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金ペーストで構成したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器に使用される低抵抗チップ抵抗器およびその製造方法に関するものである。
以下、従来のチップ抵抗器について、図面を参照しながら説明する。
図5は従来のチップ抵抗器の拡大断面図を示したもので、1は純度96%のアルミナからなる絶縁基板、2は絶縁基板1の上面の両端部に形成された金レジネートペーストからなる上面電極層、3は上面電極層2の一部と重合するように形成されたルテニウム系ペーストからなる抵抗層、4は抵抗層3を覆うように形成されたガラスからなるアンダーコート膜、5は前記上面電極層2上に形成された樹脂銀ペーストからなる補助上面電極層、6は前記上面電極層2および補助上面電極層5と電気的に接続されるように絶縁基板1の両端面に形成された端面電極層、7は前記アンダーコート膜4を覆うオーバーコート膜、8は前記端面電極層6および補助上面電極層5を覆うめっき層である。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平3−62901号公報
特許文献1に記載の従来のチップ抵抗器においては、図5に示すように、上面電極層2を金レジネートペーストを印刷焼成することにより形成し、そしてこの上面電極層2の上に補助上面電極層5を樹脂銀ペーストを用いて形成することにより、抵抗層3中への銀の拡散を抑制してTCR特性を良くしていた。
しかしながら、この特許文献1に開示された技術では、補助上面電極層5を樹脂銀ペーストの塗布・硬化によって形成しているため、補助上面電極層5の抵抗値は高くなるが、この場合、完成抵抗値が比較的高い製品においては、前記補助上面電極層5の抵抗値による影響は無視できるものであり、したがって、この完成抵抗値が比較的高い製品においては、抵抗値精度とTCR特性の両方を満足したものが得られるが、完成抵抗値が1Ω以下で抵抗値精度が厳しく要求される精密級の低抵抗チップ抵抗器においては、抵抗値が高い前記補助上面電極層5の抵抗値による影響は無視できないものであり、したがって、この精密級の低抵抗チップ抵抗器においては、前記補助上面電極層5の抵抗値が影響を及ぼして抵抗値精度とTCR特性の両方の特性を満足させることは困難なものであった。
すなわち、精密級の低抵抗チップ抵抗器において、補助上面電極層5を樹脂銀ペーストを用いて形成した場合には、樹脂銀ペーストは低温で焼成されるため、抵抗層3中への銀の拡散は抑制されてTCR特性は良好なものが得られるが、補助上面電極層5の抵抗値は無視できないため、抵抗値精度は悪くなるものであり、一方、精密級の低抵抗チップ抵抗器において、補助上面電極層5を焼成銀ペーストを用いて形成した場合には、焼成銀ペースト中の銀の含有率が高いため、補助上面電極層5の抵抗値も低くなって、抵抗値精度の良いものが得られるが、焼成銀ペーストは高温で焼成されるため、抵抗層3中に銀が拡散してTCR特性が悪化するものである。このように、上記した従来の技術においては、抵抗値精度とTCR特性の両方を満足させる低抵抗チップ抵抗器を得ることは困難なものであった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、抵抗値精度とTCR特性の両方を満足させることができる低抵抗チップ抵抗器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、絶縁基板の上面の両端部に設けられた銀を主成分とする上面電極と、この上面電極と電気的に接続されるように設けられた抵抗体と、前記上面電極の上に設けられた補助層と、前記絶縁基板の両端面に前記上面電極および補助層と電気的に接続されるように設けられた端面電極とを備え、前記補助層をパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金ペーストで構成したもので、この構成によれば、上面電極の上に設けられた補助層を抵抗ペーストとしての利用を想定して調製されたパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金ペーストで構成しているため、TCR特性の優れた補助層を得ることができ、そしてこのTCR特性の良い銀パラジウム合金ペーストからなる補助層と抵抗値の低い銀を主成分とする上面電極は抵抗体と端面電極との間に並列接続されることになるため、抵抗値精度とTCR特性の両方を満足させることができる低抵抗チップ抵抗器が得られるという作用効果を有するものである。
本発明の請求項2に記載の発明は、1次分割溝と2次分割溝を有するシート状の絶縁基板の上面に銀を主成分とする複数の上面電極を形成する工程と、この複数の上面電極間を橋絡して電気的に接続するように複数の抵抗体を形成する工程と、前記複数の上面電極の1次分割溝に跨る部分の近傍をすべて覆うように複数の補助層を形成する工程と、前記シート状の絶縁基板を前記1次分割溝に沿って分割することにより短冊状の基板を得る工程と、この短冊状の基板の両端面に前記複数の上面電極および複数の補助層と電気的に接続されるように端面電極を形成する工程と、前記短冊状の基板を前記2次分割溝に沿って分割することにより個片状の基板を得る工程とを備え、前記補助層をパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金ペーストを印刷して焼成することにより形成するようにしたもので、この製造方法によれば、補助層を抵抗ペーストとしての利用を想定して調製されたパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金ペーストを印刷焼成することによって形成しているため、TCR特性の優れた補助層を得ることができ、そしてこのTCR特性の良い銀パラジウム合金ペーストからなる補助層と抵抗値の低い銀を主成分とする上面電極は抵抗体と端面電極との間に並列接続されることになるため、抵抗値精度とTCR特性の両方を満足させることができる低抵抗チップ抵抗器が得られるという作用効果を有するものである。
以上のように本発明の低抵抗チップ抵抗器は、絶縁基板の上面の両端部に設けられた銀を主成分とする上面電極と、この上面電極と電気的に接続されるように設けられた抵抗体と、前記上面電極の上に設けられた補助層と、前記絶縁基板の両端面に前記上面電極および補助層と電気的に接続されるように設けられた端面電極とを備え、前記銀を主成分とする上面電極の上に設けられた補助層を、抵抗ペーストとしての利用を想定して調製されたパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金ペーストで構成しているため、TCR特性の優れた補助層を得ることができ、そしてこのTCR特性の良い銀パラジウム合金ペーストからなる補助層と抵抗値の低い銀を主成分とする上面電極は抵抗体と端面電極との間に並列接続されることになるため、抵抗値精度とTCR特性の両方を満足させることができる低抵抗チップ抵抗器が得られるという優れた効果を奏するものである。
以下、本発明の一実施の形態における低抵抗チップ抵抗器について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態における低抵抗チップ抵抗器の断面図、図2(a)〜(c)、図3(a)〜(c)および図4(a)〜(c)は同低抵抗チップ抵抗器の製造方法を示す製造工程図である。
図1において、11は純度96%のアルミナからなる矩形状の絶縁基板、12は絶縁基板11の上面の両端部に設けられた銀を主成分とする一対の上面電極、13は絶縁基板11の裏面の両端部に設けられた銀を主成分とする一対の裏面電極である。14は一対の上面電極12と電気的に接続されるように設けられた抵抗体、15は抵抗体14を覆うプリコートガラス層、16はプリコートガラス層15と抵抗体14を切削するように設けられた抵抗値修正用のトリミング溝である。17は前記一対の上面電極12上の一部に重なって電気的に接続されるように設けられた銀パラジウム合金抵抗ペーストからなる一対の補助層、18は前記トリミング溝16を埋めるとともにプリコートガラス層15のすべてを覆うように設けられた保護層である。19は前記一対の上面電極12、一対の補助層17および一対の裏面電極13と電気的に接続されるように絶縁基板11の両端面に設けられた一対の端面電極、20は前記一対の裏面電極13、一対の補助層17および一対の端面電極19を覆うように設けられた一対のニッケルめっき層、21は前記一対のニッケルめっき層20を覆う一対の錫めっき層である。
次に、図2(a)〜(c)、図3(a)〜(c)および図4(a)〜(c)にもとづいて、本発明の一実施の形態における低抵抗チップ抵抗器の製造方法を説明する。
まず、図2(a)に示すように、表面に1次分割溝11aと2次分割溝11bを有する純度96%のアルミナからなるシート状の絶縁基板11cを準備し、そしてこのシート状の絶縁基板11cの上面に、1次分割溝11aを跨ぐように銀ペーストまたは銀を主成分とする銀パラジウム合金導体ペーストを印刷して焼成することにより複数の上面電極12を形成する。ここで、この上面電極12の形成に用いられる銀パラジウム合金導体ペーストは、低い抵抗値が得られるようにパラジウムの含有比率を5%以下としているものである。なお、実装時の安定性を確保するために、シート状の絶縁基板11cの裏面における前記上面電極12と対向する位置に、銀ペーストまたは銀を主成分とする銀パラジウム合金導体ペーストを印刷して焼成することにより複数の裏面電極13(図示せず)を形成してもよいものである。
次に、図2(b)に示すように、複数の上面電極12間を橋絡して上面電極12と電気的に接続されるように複数の抵抗体14を形成する。この複数の抵抗体14は、銀パラジウム合金系等の抵抗ペーストをスクリーン印刷し、そして600℃〜850℃で焼成することにより形成するものである。
次に、図2(c)に示すように、複数の抵抗体14を覆うように複数のプリコートガラス層15をスクリーン印刷によって形成し、その後、このプリコートガラス層15と抵抗体14を切削するように抵抗値修正用の複数のトリミング溝16を形成する。なお、このプリコートガラス層15とトリミング溝16は、抵抗体14の特性ばらつきが少なく、スクリーン印刷の位置精度が高くて抵抗値の修正が必要でない場合は、必ずしも形成する必要はないものである。
次に、図3(a)に示すように、複数の上面電極12における1次分割溝11aに跨る部分の近傍をすべて覆うように複数の補助層17を形成する。この場合、この複数の補助層17は、抵抗ペーストとしての利用を想定して調製されたパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金抵抗ペーストをスクリーン印刷し、そして600℃〜850℃で焼成することにより形成しているため、TCR特性の優れた補助層17を得ることができ、そしてこのTCR特性の良い銀パラジウム合金抵抗ペーストからなる補助層17と強度が強く抵抗値の低い銀ペーストまたは銀を主成分とする銀パラジウム合金導体ペーストからなる上面電極12は抵抗体14と後述する端面電極との間に並列に接続されることになるため、完成抵抗値が1Ω以下で抵抗値の精度が厳しく要求される精密級の低抵抗チップ抵抗器において抵抗値精度とTCR特性の両方を満足させることができるものである。
ここでは、前記補助層17を構成するペーストとしては、合金導体ペーストではなく合金抵抗ペーストを用いることがポイントとなるものである。なぜならば、合金導体ペーストはチップ抵抗器の上面電極や端面電極に使用されることを想定して調製されているものであって、高強度で抵抗値を低くすることを重視して調製されている関係からTCR特性まで満足するように調製されているものではない。したがって、電極材料のTCR特性が大きく影響する低抵抗チップ抵抗器においては、補助層17にTCR特性を満足するように調製されている合金抵抗ペーストを用いることが必要条件になるものである。
なお、前述した複数の抵抗体14を銀パラジウム合金抵抗ペーストを用いて形成する場合には、複数の補助層17を複数の抵抗体14と同時に印刷して、同時に600℃〜850℃で焼成してもよいものである。このように複数の補助層17を複数の抵抗体14と同時に印刷して同時に焼成することによって、製造工程が簡略化され低抵抗チップ抵抗器のコストダウンが図れるものである。
次に、図3(b)に示すように、複数の抵抗体14、プリコートガラス層15およびトリミング溝16のすべてと複数の上面電極12および補助層17の一部を覆うように、樹脂からなる複数の保護層18を形成する。この保護層18は、1次分割溝11aと2次分割溝11bで囲まれた個片領域ごとに独立に形成しているが、2次分割溝11bを跨ぐように帯状に形成してもよいものである。なお、この複数の保護層18は樹脂を印刷して硬化させることにより形成するものであるが、ガラスペーストを印刷して焼成することにより形成してもよいものである。この場合は、後述する端面電極の形成において、600℃付近で焼成する銀ペーストを用いることができるものである。
次に、1次分割溝11aに沿ってシート状の絶縁基板11cを分割することにより、図3(c)に示すような短冊状の基板11dを得る。
次に、図4(a)に示すように、短冊状の基板11dの両端面に端面電極19を、樹脂銀ペーストを塗布して硬化させることによって形成する。なお、この端面電極19はスパッタ等の薄膜プロセスによって形成してもよいものである。また、保護層18をガラスペーストの印刷・焼成によって形成している場合には、端面電極19を短冊状の基板11dの両端面に銀ペーストを塗布して600℃付近で焼成することによって形成してもよいものである。ここでシート状の絶縁基板11cを1次分割溝11aに沿って分割することにより形成した短冊状の基板11dの両端面には、上面電極12および補助層17のバリが発生する可能性があるが、このシート状の絶縁基板11cを分割した時に発生するバリは端面電極19の形成時に樹脂銀ペーストまたは焼成銀ペーストを塗布することによって目立たなくなるため、実用上は問題ないものである。
次に、短冊状の基板11dを2次分割溝11bに沿って分割することにより、図4(b)に示すような個片状の基板11eを得る。
最後に、図4(c)に示すように、個片状の基板11eにおける端面電極19および補助層17の露出部分に、ニッケルめっき層20(図示せず)を形成し、さらにこのニッケルめっき層20(図示せず)の表面に錫めっき層21を形成して、本発明の一実施の形態における低抵抗チップ抵抗器を製造するものである。
上記した本発明の一実施の形態における低抵抗チップ抵抗器は、上面電極12上に重なるように形成している補助層17を、抵抗ペーストとしての利用を想定して調製されたパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金抵抗ペーストを印刷して焼成することにより形成しているため、補助層17のTCR特性は良好で安定したものが得られ、特に完成抵抗値が1Ω以下で抵抗値の精度が厳しく要求される精密級の低抵抗チップ抵抗器において良好なTCR特性が得られるものである。
なお、上記した本発明の一実施の形態における低抵抗チップ抵抗器においては、図1に示すように保護層18が補助層17の上面の一部を覆うように形成されているため、保護層18とめっき層(ニッケルめっき層20と錫めっき層21)の隙間から硫化物を含む腐食性ガスが侵入した場合でも、この腐食性ガスが上面電極12と直接接するということはなくなり、その結果、硫化腐食に対する延命効果も得られるものである。
本発明に係る低抵抗チップ抵抗器は、補助層をパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金ペーストで構成することにより、抵抗値精度とTCR特性の両方を満足させることができるという効果を得たものであり、特に完成抵抗値が1Ω以下で抵抗値の精度が厳しく要求される精密級の低抵抗チップ抵抗器に適用することにより有用となるものである。
本発明の一実施の形態における低抵抗チップ抵抗器の断面図 (a)〜(c)同低抵抗チップ抵抗器の製造方法を示す製造工程図 (a)〜(c)同低抵抗チップ抵抗器の製造方法を示す製造工程図 (a)〜(c)同低抵抗チップ抵抗器の製造方法を示す製造工程図 従来のチップ抵抗器の拡大断面図
符号の説明
11 絶縁基板
11a 1次分割溝
11b 2次分割溝
11c シート状の絶縁基板
11d 短冊状の基板
11e 個片状の基板
12 上面電極
14 抵抗体
17 補助層
19 端面電極

Claims (2)

  1. 絶縁基板の上面の両端部に設けられた銀を主成分とする上面電極と、この上面電極と電気的に接続されるように設けられた抵抗体と、前記上面電極の上に設けられた補助層と、前記絶縁基板の両端面に前記上面電極および補助層と電気的に接続されるように設けられた端面電極とを備え、前記補助層をパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金ペーストで構成した低抵抗チップ抵抗器。
  2. 1次分割溝と2次分割溝を有するシート状の絶縁基板の上面に銀を主成分とする複数の上面電極を形成する工程と、この複数の上面電極間を橋絡して電気的に接続するように複数の抵抗体を形成する工程と、前記複数の上面電極の1次分割溝に跨る部分の近傍をすべて覆うように複数の補助層を形成する工程と、前記シート状の絶縁基板を前記1次分割溝に沿って分割することにより短冊状の基板を得る工程と、この短冊状の基板の両端面に前記複数の上面電極および複数の補助層と電気的に接続されるように端面電極を形成する工程と、前記短冊状の基板を前記2次分割溝に沿って分割することにより個片状の基板を得る工程とを備え、前記補助層をパラジウムを30%〜60%含有する銀パラジウム合金ペーストを印刷して焼成することにより形成するようにした低抵抗チップ抵抗器の製造方法。
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