JP2008214974A - 溝蓋 - Google Patents

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【課題】たとえ周囲に土砂が詰まっていても容易に持ち上げ側溝を開放することができる溝蓋を提供する。
【解決手段】
側溝1の上部両側に形成された蓋受け用のL型の段部2,2に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋3であって、厚みのある四角板状体からなり、前記側溝1に沿う長手方向の一端面31が、前記段部2,2の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成される一方、前記長手方向の他端面32における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が半円弧状に形成され、側溝1に沿う長手方向の両側面33,33が、前記段部2,2の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成され、前記両側面33,33と前記段部2,2との間の隙間が上窄まり状に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、歩道や道路、建物等の傍に敷設される側溝を着脱自在に覆うための溝蓋に関する。
側溝は、土砂や塵埃等の異物の侵入を阻止するために、通常、コンクリート製の溝蓋によって覆われており、清掃時等には、その溝蓋が開放状態に立て置かれるか撤去されるかして側溝が開放される。このような側溝では、例えば図4(a)に示すように、側溝1の上部両側に形成されたL型の蓋受け用の段部2,2に、厚みのある四角形状に形成された溝蓋3が連続して嵌め込まれた状態に配列され、各溝蓋3の長手方向の一端(又は両端)側には、開放時に手を掛けるための凹状の手掛け部4が形成されている。なお、上述のように、厚みのある四角形状の溝蓋3では、段部2,2と溝蓋3の間に土砂が溜まりやすくガタつきが発生しやすいため、溝蓋3の長さ方向の左右下角部に部分的に斜面部、凹面部または凸面部を設けた溝蓋が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−328425号公報
図4(a)に示すような端面が垂直に形成されている従来の溝蓋3では、開放時に、手掛け部4に手を掛けて一端側を持ち上げると、例えば図4(b)に示すように、他端側3aが隣接する溝蓋3の一端壁面に摺接しつつ矢印A方向に強制的に摺動させられるが、この時に溝蓋3の他端3aと段部2,2の間に、溝蓋3の開放を妨げる大きな摩擦抵抗が発生する。特に、溝蓋3と段部2,2の間に土砂が詰まっていると、摩擦抵抗がより一層大きくなって開放作業に大変な労力を要することになる。また、溝蓋3,3同士が土砂によって互いに固着状態になり、専用の工具を用いても容易に持ち上げられないこともあった。あるいは、鉄棒等で無理にこじ上げようとすると、溝蓋3が割れてしまうこともあった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、たとえ周囲に土砂が詰まっていても容易に持ち上げ側溝を開放することができる溝蓋を提供することを目的とする。
(A)第1の本発明は、側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の一端面が、前記段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成される一方、前記長手方向の他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が半円弧状に形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、溝蓋の長手方向の他端面が半円弧状に形成されているので、例えば図2に示すように、一端側を持ち上げた際に、半円弧状の他端面(32)が、隣接する溝蓋(3)の一端面(31)に摺接しつつその他端(3a)が側溝(1)の段部(2)上をほとんど移動しないため、溝蓋(3)の開放を妨げる摩擦抵抗は少なく、溝蓋(3)の開放が容易になる。
これに対して、長手方向の端面が垂直に形成されている従来の溝蓋(3)を持ち上げると、図4(b)で説明したように、溝蓋(3)の他端(3a)が矢印A方向にかなり移動するため、溝蓋(3)の開放を妨げる大きな摩擦抵抗が発生するが、本発明の溝蓋では、上述のように、このような溝蓋(3)の他端(3a)移動はほとんどないため摩擦抵抗は少ない。
また、例えば図1(b)に示すように、鋭角状の傾斜面に形成される溝蓋(3)の一端面(31)の上部が、隣接する溝蓋(3)の半円弧状の他端面(32)の上部に被さるため、両溝蓋(3)(3)間に土砂が堆積しにくくなり、溝蓋(3)(3)同士が固まるのを防ぐことができ、溝蓋(3)を開放する際に、溝蓋(3)を持ち上げやすくなる。
(B)第2の本発明は、側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の一端面の上半部分が、前記段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面状に形成される一方、前記長手方向の他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が半円弧状に形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、例えば図3(a)に示すように、鋭角状の傾斜面に形成される溝蓋(3)の一端面(31)の上部(31a)が、隣接する溝蓋(3)の半円弧状の他端面(32)の上部に被さるため、両溝蓋(3)(3)間に土砂が堆積しにくくなり、溝蓋(3)(3)同士が固まるのを防ぐことができ、溝蓋(3)を開放する際に、溝蓋(3)を持ち上げやすくなる。また、溝蓋(3)の長手方向の他端面(32)が半円弧状に形成されているので、一端側を持ち上げた際に、半円弧状の他端面(32)の側溝(1)の段部(2)に対する擦抵抗が少なくなるため、溝蓋(3)の開放が容易になる。
(C)第3の本発明は、側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の一端面の少なくとも上半部分が、前記段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成される一方、前記長手方向の他端面の上半部分が、前記長手方向の一端面の傾斜角度と同程度に傾斜した傾斜面に形成され、前記他端面の下半部分が円弧状に形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、例えば図3(b)に示すように、溝蓋(3)の長手方向の他端面の下半部分(32b)が半円弧状に形成されているので、一端側を持ち上げた際の溝蓋(3)の回動動作が円滑になり、側溝(1)の段部(2)に対する抵抗が少なくなるため、溝蓋(3)の開放が容易になる。また、溝蓋(3)の長手方向の他端面の上半部分(32a)が長手方向の一端面(31)の傾斜角度と同程度に傾斜した傾斜面に形成されるので、溝蓋間の隙間が傾斜方向に形成されるため、両溝蓋(3)(3)間に土砂が堆積しにくくなり、溝蓋(3)(3)同士が固まるのを防ぐことができ、溝蓋(3)を持ち上げやすくなる。
(D)第4の発明は、側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、例えば図3(c)に示すように、側溝(1)に沿う長手方向の他端面(32)における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されるので、一端側を持ち上げた際の溝蓋(3)の回動動作が円滑になり、側溝(1)の段部(2)に対する抵抗が少なくなるため、溝蓋(3)の開放が容易になる。
(E)第5の発明は、側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の一端面と他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、例えば図3(d)に示すように、側溝(1)に沿う長手方向の一端面(31)と他端面(32)における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されるので、一端側(又は他端側)を持ち上げた際の溝蓋(3)の回動動作が円滑になり、側溝(1)の段部(2)に対する抵抗が少なくなるため、溝蓋(3)の開放が容易になる。また、凹状の手掛け部(4)を一端側と他端側の両方に形成すれば、一端側又は他端側のどちらを持ち上げてもよく利便性が向上し、かつ、溝蓋(3)の製作も容易となる。
(F)前記各発明にあって、前記側溝に沿う長手方向の両側面が、前記段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成され、前記両側面と前記段部との間の隙間が上窄まり状に形成されるようにしてもよい。例えば図1(c)に示すように、溝蓋(3)の両側面(33)と段部(2)との間の隙間が上窄まり状に形成されると、隙間に土砂が詰まりにくくなり、溝蓋(3)を開放する際に、溝蓋(3)を持ち上げやすくなる。
(A)第1の本発明では、厚みのある四角板状体からなる溝蓋の前記側溝に沿う長手方向の一端面が、溝蓋の上部両側に形成された段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成される一方、前記長手方向の他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が半円弧状に形成されるので、一端側を持ち上げた際に、半円弧状の他端面が、隣接する溝蓋の一端面に摺接しつつその他端が側溝の段部上をほとんど移動しないため、溝蓋の開放を妨げる摩擦抵抗は少なく、溝蓋の開放が容易になる。また、鋭角状の傾斜面に形成される溝蓋の一端面の上部が、隣接する溝蓋の半円弧状の他端面の上部に被さるため、両溝蓋間に土砂が堆積しにくくなり、溝蓋同士が固まるのを防ぐことができ、溝蓋を開放する際に、溝蓋を持ち上げやすくなる。
(B)第2の本発明では、側溝に沿う長手方向の一端面の上半部分が、溝蓋の上部両側に形成された段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面状に形成される一方、前記長手方向の他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が半円弧状に形成されるので、鋭角状の傾斜面に形成される溝蓋の一端面の上部が、隣接する溝蓋の半円弧状の他端面の上部に被さるため、両溝蓋間に土砂が堆積しにくくなり、溝蓋同士が固まるのを防ぐことができ、溝蓋を開放する際に、溝蓋を持ち上げやすくなる。また、溝蓋の長手方向の他端面が半円弧状に形成されているので、一端側を持ち上げた際に、半円弧状の他端面の側溝の段部に対する摩擦抵抗が少なくなるため、溝蓋の開放が容易になる。
(C)第3の本発明では、側溝に沿う長手方向の他端面の上半部分が、前記長手方向の一端面の傾斜角度と同程度に傾斜した傾斜面に形成され、前記他端面の下半部分が円弧状に形成されるので、一端側を持ち上げた際の溝蓋の回動動作が円滑になり、側溝の段部に対する抵抗が少なくなるため、溝蓋の開放が容易になる。また、溝蓋の長手方向の他端面の上半部分が長手方向の一端面の傾斜角度と同程度に傾斜した傾斜面に形成されるので、溝蓋間の隙間が傾斜方向に形成されるため、両溝蓋間に土砂が堆積しにくくなり、溝蓋同士が固まるのを防ぐことができ、溝蓋を持ち上げやすくなる。
(D)第4の発明では、側溝に沿う長手方向の他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されるので、一端側を持ち上げた際の溝蓋の回動動作が円滑になり、側溝の段部に対する抵抗が少なくなるため、溝蓋の開放が容易になる。
(E)第5の発明では、側溝に沿う長手方向の一端面と他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されるので、一端側(又は他端側)を持ち上げた際の溝蓋の回動動作が円滑になり、側溝の段部に対する抵抗が少なくなるため、溝蓋の開放が容易になる。また、凹状の手掛け部を一端側と他端側の両方に形成すれば、一端側又は他端側のどちらを持ち上げてもよく利便性が向上し、かつ、溝蓋の製作も容易となる。
以下に、本発明の実施の形態に係る溝蓋について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1(a)は溝蓋の斜視図、(b)は溝蓋の配列状態の説明図、(c)は溝蓋の横断面図である。これらの図に示すように、この溝蓋3は、厚みのある四角板状体からなり、側溝1の上部両側に形成された蓋受け用のL型の段部2,2に着脱自在に嵌め込まれる。その側溝1に沿う長手方向の一端面31が、段部2,2の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成される一方、前記長手方向の他端面32における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が半円弧状に形成される。また、側溝1に沿う長手方向の両側面33,33が、前記段部2,2の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成され、前記両側面33,33と前記段部2,2との間の隙間が上窄まり状に形成される。そして、例えばその一端側に凹状の手掛け部4が形成されている。尚、側溝1は、左右の側壁部11,11と、底壁部12からなり上開放状に形成され、上記段部2,2は側壁部11,11の上部に形成されるが、本発明は側溝1の形状を特定するものではなく、上部両側に蓋受け用のL型の段部2,2が形成されていればよく、その構成や形状の如何を問わない。
以上のように構成される溝蓋3では、溝蓋の長手方向の他端面が半円弧状に形成されているので、例えば図2に示すように、一端側を持ち上げた際に、半円弧状の他端面32が、隣接する溝蓋3の一端面31に摺接しつつその他端3aが側溝1の段部2上をほとんど移動しないため、溝蓋3の開放を妨げる摩擦抵抗は少なく、溝蓋3の開放が容易になる。また、例えば図1(b)に示すように、鋭角状の傾斜面に形成される溝蓋3の一端面31の上部が、隣接する溝蓋3の半円弧状の他端面32の上部に被さるため、両溝蓋3,3間に土砂が堆積しにくくなり、溝蓋3,3同士が固まるのを防ぐことができ、溝蓋3を開放する際に、溝蓋3を持ち上げやすくなる。そして、溝蓋3の両側面33,33と段部2,2との間の隙間が上窄まり状に形成されるので、隙間に土砂が詰まりにくくなり、溝蓋3を開放する際に、溝蓋3を持ち上げやすくなる。
図3(a)に示す例では、側溝1に沿う長手方向の一端面31の上半部分31aが、段部2,2の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面状に形成される一方、前記長手方向の他端面32における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が半円弧状に形成される。このような構成によれば、鋭角状の傾斜面に形成される溝蓋3の一端面31の上部31aが、隣接する溝蓋3の半円弧状の他端面32の上部に被さるため、両溝蓋3,3間に土砂が堆積しにくくなり、溝蓋3,3同士が固まるのを防ぐことができ、溝蓋3を開放する際に、溝蓋3を持ち上げやすくなる。また、溝蓋3の長手方向の他端面32が半円弧状に形成されているので、一端側を持ち上げた際に、半円弧状の他端面32の側溝1の段部2に対する摩擦抵抗が少なくなるため、溝蓋3の開放が容易になる。
図3(b)に示す例では、側溝1に沿う長手方向の他端面32の上半部分32aが、前記長手方向の一端面31の傾斜角度と同程度に傾斜した傾斜面に形成され、かつ、他端面32の下半部分32bが円弧状に形成されている。このような構成によれば、溝蓋3の長手方向の他端面32の下半部分32bが半円弧状に形成されているので、一端側を持ち上げた際の溝蓋3の回動動作が円滑になり、側溝1の段部2,2に対する抵抗が少なくなるため、溝蓋3の開放が容易になる。また、溝蓋3の長手方向の他端面32の上半部分32aが長手方向の一端面31の傾斜角度と同程度に傾斜した傾斜面に形成されるので、溝蓋3,3間の隙間が傾斜方向に形成されるため、両溝蓋3,3間に土砂が堆積しにくくなり、溝蓋3,3同士が固まるのを防ぐことができ、溝蓋3を持ち上げやすくなる。
図3(c)に示す例では、側溝1に沿う長手方向の他端面32における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されるので、一端側を持ち上げた際の溝蓋3の回動動作が円滑になり、側溝1の段部2,2に対する抵抗が少なくなるため、溝蓋3の開放が容易になる。
図3(d)に示す例では、側溝1に沿う長手方向の一端面31と他端面32における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されるので、一端側(又は他端側)を持ち上げた際の溝蓋3の回動動作が円滑になり、側溝1の段部2,2に対する抵抗が少なくなるため、溝蓋3の開放が容易になる。また、凹状の手掛け部4を一端側と他端側の両方に形成すれば、一端側又は他端側のどちらを持ち上げてもよく利便性が向上し、かつ、溝蓋3の製作も容易となる。
(a)は本発明の実施の形態に係る溝蓋の斜視図、(b)は溝蓋の配列状態の説明図、(c)は溝蓋の横断面図である。 同溝蓋の開放動作の説明図である。 (a)〜(d)は同その他の溝蓋の例を示す説明図である。 (a)は従来の溝蓋の説明図、(b)は溝蓋の開放動作の説明図である。
符号の説明
1…側溝、2…段部、3…溝蓋、31…一端面、31a…上半部分、31b…下半部分、32…他端面、32a…上半部分、32b…下半部分、3a…他端、33…側部

Claims (6)

  1. 側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、
    厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の一端面が、前記段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成される一方、前記長手方向の他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が半円弧状に形成されることを特徴とする溝蓋。
  2. 側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、
    厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の一端面の少なくとも上半部分が、前記段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成される一方、前記長手方向の他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が半円弧状に形成されることを特徴とする溝蓋。
  3. 側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、
    厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の一端面の少なくとも上半部分が、前記段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成される一方、前記長手方向の他端面の上半部分が、前記長手方向の一端面の傾斜角度と同程度に傾斜した傾斜面に形成され、前記他端面の下半部分が円弧状に形成されることを特徴とする溝蓋。
  4. 側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、
    厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されることを特徴とする溝蓋。
  5. 側溝の上部両側に形成された蓋受け用の段部に着脱自在に嵌め込まれる溝蓋であって、
    厚みのある四角板状体からなり、前記側溝に沿う長手方向の一端面と他端面における前記長手方向に垂直な面で切った断面の形状が1/4円弧状に形成されることを特徴とする溝蓋。
  6. 前記側溝に沿う長手方向の両側面が、前記段部の水平面に対して鋭角状に傾斜した傾斜面に形成され、前記両側面と前記段部との間の隙間が上窄まり状に形成されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の溝蓋。
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