JPH09242168A - 側溝の蓋 - Google Patents

側溝の蓋

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JPH09242168A
JPH09242168A JP5032096A JP5032096A JPH09242168A JP H09242168 A JPH09242168 A JP H09242168A JP 5032096 A JP5032096 A JP 5032096A JP 5032096 A JP5032096 A JP 5032096A JP H09242168 A JPH09242168 A JP H09242168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cover
recess
filler
gutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP5032096A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Ogino
茂幸 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINSEI GIKOU KK
Original Assignee
SHINSEI GIKOU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SHINSEI GIKOU KK filed Critical SHINSEI GIKOU KK
Priority to JP5032096A priority Critical patent/JPH09242168A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋受部の受け棚部分と蓋との当接面を正確に全
面で接触させることができ、製造上の寸法の狂いや型枠
の寸法精度の問題も難なくクリアすることが可能な側溝
の蓋を提供しようとする。 【解決手段】側溝の蓋受部に搭載する蓋の、蓋受部に接
する位置に凹部を形成し、この凹部に砂粒状の充填材を
充填した上、蓋受部にこの蓋を搭載したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は側溝の蓋に関し、
蓋を設置した際のがたつきがなく、したがって衝撃によ
って蓋と側溝が局所的に損壊してしまうことがない上、
車両等が通行した場合でも衝撃音がしないようにした側
溝の蓋を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の側溝の蓋受部の構造は、図7およ
び図8のように、側溝11の蓋受部12の受け棚部分1
3はほぼ水平に形成されており、この受け棚部分13上
に蓋15を搭載したものであった。そして上記蓋15
は、その幅方向の両側を側溝11の蓋受部12の受け棚
部分13上に保持されている。
【0003】そして、上記受け棚部分13上への蓋15
の搭載部位に狂いがあると、がたついてがたがたと衝撃
音が発生し、住宅地域での夜間の騒音の元となってお
り、さらに蓋と側溝が局所的に損壊してしまうことがあ
るので、弾性パッキング14等を介して受け棚部分13
上へ蓋15を搭載することも行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように弾性パッ
キング14等を介して受け棚部分13上へ蓋15を搭載
すると、それぞれの当接面が正確に全面で接触するよう
であるが、側溝や蓋の製造上の寸法の狂いや型枠の寸法
精度の問題で、実際にはネジレ等が発生して弾性パッキ
ング14では吸収できないような隙間が生じていて、全
面で接触していないことが多い。
【0005】また、上記蓋15が重量物であるために上
記弾性パッキング14はがたつきを調整するためにより
一層厚みを大きくする必要があり、コスト面で問題があ
る上、劣化等によって長期間の使用には耐え得ないとい
う問題があった。
【0006】一方、側溝11の蓋受部12の側壁には外
向きのテーパが形成されており、蓋受部12の側壁と蓋
15との隙間は上の方が広いので、蓋15が取り外しに
くいという問題があった。
【0007】この発明は従来例の上記欠点を解消しよう
とするもので、蓋受部の受け棚部分と蓋との当接面を正
確に全面で接触させることができ、製造上の寸法の狂い
や型枠の寸法精度の問題も難なくクリアすることが可能
な側溝の蓋を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の側溝
の蓋は、側溝の蓋受部に搭載する蓋の、蓋受部に接する
位置に凹部を形成し、この凹部に砂粒状の充填材を充填
した上、蓋受部にこの蓋を搭載したことを特徴とするも
のである。
【0009】また、この発明の側溝の蓋は、側溝の蓋受
部に凹部を形成し、この凹部に砂粒状の充填材を充填し
た上、蓋受部に蓋を搭載したことをも特徴とするもので
ある。
【0010】さらにこの発明の側溝の蓋は、下つぼまり
の側面を形成されていることをも特徴としている。
【0011】この発明の、上記側溝の蓋に設けた凹部の
断面形状としては、円弧状、U字形、V字形、下向きの
斜面、棚状等の適宜形状が採用可能である。
【0012】また上記凹部内に充填される砂粒状の充填
材としては、所定のメッシュの細砂やクレイ、無機塩類
等の無機充填材のみならず、チップ状、粒状、ペレット
状のゴムやプラスチック素材が好適に使用できる。
【0013】この発明の側溝の蓋は以上のように構成し
たので、蓋受部の受け棚部分と蓋との当接面を正確に全
面で接触させることができ、製造上の寸法の狂いや型枠
の寸法精度の問題も難なくクリアすることが可能な側溝
の蓋を提供できるようになった。したがって蓋を設置し
た際のがたつきがなく、衝撃によって蓋と側溝が局所的
に損壊してしまうことがない上、車両等が通行した場合
でも衝撃音がしないという利点がある。
【0014】またこの発明に係る側溝の蓋によれば、使
用中に上記側溝の蓋の凹部に細砂やほこりが補給され、
充填され続けるので、その効果は長期間にわたって不変
である。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係る側溝の蓋の
一実施例を図面に基いて詳細に述べる。
【0016】図1において1は側溝で、この側溝1は壁
体2の上端にほぼL字形の蓋受部3が形成されている。
そして充填材6が溢れるほど充填された蓋受部3の受け
棚部分には、コンクリート製の蓋7が搭載される。この
蓋7には、蓋受部3に接する位置に凹部8が形成されて
いる。
【0017】上記蓋7は、蓋受部3の受け棚部分と接す
る際、凹部8内に充填材6を保持した状態で搭載される
が、充填材6は重量物である蓋7の重みで均されて平滑
になり、蓋受部3の受け棚部分と蓋7との当接面を正確
に、かつ全面で接触させることができる。
【0018】上記L字形の蓋受部3の受け棚部分の内側
端部には、所定の高さの頂部4を設けるとともに、受け
棚部分には側壁側に最下部が位置する円弧状の凹部5が
形成してあってもよい。
【0019】そしてこの凹部5に砂粒状の充填材6を充
填すると、上記頂部4によって充填材6は凹部5内に保
持され、充填材6が溢れた場合には単に側溝1内へ排出
されるだけである。なお上記充填材6としては、所定の
メッシュの細砂やクレイ、無機塩類等の無機充填材のみ
ならず、チップ状、粒状、ペレット状のゴムやプラスチ
ック素材が望ましい。
【0020】なお、蓋受部3と蓋7との間からは常時細
砂やほこりが落下して、上記凹部5および8に集められ
る。この細砂やほこりが常に補給され、充填されること
により、蓋7を均等に保持するという効果は長期間にわ
たって不変である。
【0021】また上記蓋7の側面は、下つぼまりに形成
されており、上記凹部5および8に細砂やほこりが補給
されやすく、なおかつ蓋7を側溝1から抜き取りやすい
ようになっている。
【0022】図2はこの発明の側溝の蓋の他の実施例を
示すものである。この例でも、蓋7の蓋受部3の受け棚
部分との接する面に、最上部が蓋受部3の側壁側に寄っ
た放物線状の凹部8が形成してある。
【0023】図3の実施例においては、蓋7のL字形の
蓋受部3の受け棚部分と接する面には、ほぼ左右対称の
円弧状の凹部5が形成してある。
【0024】図4の実施例においては、蓋7のL字形の
蓋受部3の受け棚部分と接する面には、V字形の凹部8
が形成してある。
【0025】図5の実施例においては、波形状の凹部8
が形成してある。
【0026】図6の実施例においては、蓋7のL字形の
蓋受部3の受け棚部分と接する面には、棚状の凹部8が
形成してある。
【0027】上記図2〜図6の各実施例においては、L
字形の蓋受部3の受け棚部分を平面状にした場合につい
て説明したが、図1のように蓋7に設けた凹部8と同様
の凹部5を、これらの実施例においても蓋7の凹部8と
ともに形成できることはもちろんである。
【0028】なお、上記蓋受部3の受け棚部分に設けた
凹部5としては、蓋7に設けた凹部8を水平軸を中心に
180度回転した状態の形状とすることができ、放物線
状、円弧状、V字形、波形状、棚状等が適宜選択でき
る。
【0029】
【発明の効果】この発明の側溝の蓋は以上のように構成
したので、蓋受部の受け棚部分と蓋との当接面を正確に
全面で接触させることができ、製造上の寸法の狂いや型
枠の寸法精度の問題も難なくクリアすることが可能な側
溝の蓋を提供できるようになった。したがって蓋を設置
した際のがたつきがなく、衝撃によって蓋と側溝が局所
的に損壊してしまうことがない上、車両等が通行した場
合でも衝撃音がしないという利点がある。
【0030】またこの発明に係る側溝の蓋によれば、使
用中に上記蓋の凹部に細砂やほこりが補給され、充填さ
れ続けるので、その効果は長期間にわたって不変であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の側溝の蓋の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】他の実施例の断面図である。
【図3】他の実施例の断面図である。
【図4】他の実施例の断面図である。
【図5】他の実施例の断面図である。
【図6】他の実施例の断面図である。
【図7】従来例の断面図である。
【図8】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 側溝 2 壁体 3 蓋受部 4 頂部 5 凹部 6 充填材 7 蓋 8 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側溝の蓋受部に搭載する蓋の、蓋受部に
    接する位置に凹部を形成し、この凹部に砂粒状の充填材
    を充填した上、蓋受部にこの蓋を搭載したことを特徴と
    する側溝の蓋。
  2. 【請求項2】 側溝の蓋受部に凹部を形成し、この凹部
    に砂粒状の充填材を充填した上、蓋受部に蓋を搭載して
    なる請求項1に記載の側溝の蓋。
  3. 【請求項3】 下つぼまりの側面を形成されている請求
    項1または2に記載の側溝の蓋。
JP5032096A 1996-03-07 1996-03-07 側溝の蓋 Pending JPH09242168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032096A JPH09242168A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 側溝の蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032096A JPH09242168A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 側溝の蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09242168A true JPH09242168A (ja) 1997-09-16

Family

ID=12855621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5032096A Pending JPH09242168A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 側溝の蓋

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JP (1) JPH09242168A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008214974A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Chugoku Electric Power Co Inc:The 溝蓋

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008214974A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Chugoku Electric Power Co Inc:The 溝蓋

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