JPH0289833A - ダイナミックダンパとその製造方法 - Google Patents
ダイナミックダンパとその製造方法Info
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- JPH0289833A JPH0289833A JP24198688A JP24198688A JPH0289833A JP H0289833 A JPH0289833 A JP H0289833A JP 24198688 A JP24198688 A JP 24198688A JP 24198688 A JP24198688 A JP 24198688A JP H0289833 A JPH0289833 A JP H0289833A
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- Pending
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 24
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F7/00—Vibration-dampers; Shock-absorbers
- F16F7/10—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
- F16F7/104—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
- F16F7/108—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on plastics springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ダイナミックダンパとその製造方法に関す
るものである。
るものである。
従来の技術
例えば、自動車の車体等のように振動する部分に取付け
てその部分の振動を抑制するため、ダイナミックダンパ
が用いられることがある。
てその部分の振動を抑制するため、ダイナミックダンパ
が用いられることがある。
このダイナミックダンパの一例を第５図によって説明す
ると、振動部材１に所定間隔をもって一対のブラケット
２が取付けられる一方、ウェイト３の両端に突出ビン４
が設けられ、上記突出ビン４を各々のブラケット２に設
けられた遊挿孔５に挿通させた状態で、上記ウェイト３
の両端部がゴム等の緩衝材６を介してブラケット２に加
硫接着により取付けられている。
ると、振動部材１に所定間隔をもって一対のブラケット
２が取付けられる一方、ウェイト３の両端に突出ビン４
が設けられ、上記突出ビン４を各々のブラケット２に設
けられた遊挿孔５に挿通させた状態で、上記ウェイト３
の両端部がゴム等の緩衝材６を介してブラケット２に加
硫接着により取付けられている。
したがって、振動部材Ｉの振動はウェイト３が振動する
ことで抑制され、振動部材１が保護されるのである（こ
の構造は実開昭５９−１６４８４９号公報に示されてい
る）。
ことで抑制され、振動部材１が保護されるのである（こ
の構造は実開昭５９−１６４８４９号公報に示されてい
る）。
発明が解決しようとする課題
り記ウェイト３は振動部材ｌに応じである程度の大きさ
が必要となるが、振動部材ｌの周辺に他の部材が隣接配
置されている場合にウェイト３が大きすぎてダイナミッ
クダンパが取付けられないことがあるという問題がある
。
が必要となるが、振動部材ｌの周辺に他の部材が隣接配
置されている場合にウェイト３が大きすぎてダイナミッ
クダンパが取付けられないことがあるという問題がある
。
また、上記ウェイト３は主に鉄製の素材から切削加工に
より製造されていたため形状が限定されてしまい、周辺
の部材の配置に応じて所望の形状に成形すると加工費が
多（かかってしまうという問題がある。
より製造されていたため形状が限定されてしまい、周辺
の部材の配置に応じて所望の形状に成形すると加工費が
多（かかってしまうという問題がある。
そこで、この発明は、ウェイトをコンパクトに、かつ所
望の形状に成形し易く、更に製造も容易なダイナミック
ダンパとその製造方法を提供するものである。
望の形状に成形し易く、更に製造も容易なダイナミック
ダンパとその製造方法を提供するものである。
課題を解決するための手段
ブラケットに緩衝材を介してウェイ］・が支持されてい
るダイナミックダンパにおいて、上記ウェイトが鉛製の
ウェイト本体の表面を樹脂層で覆って構成され、Ｌ記緩
衝材が樹脂面に取付けられている。
るダイナミックダンパにおいて、上記ウェイトが鉛製の
ウェイト本体の表面を樹脂層で覆って構成され、Ｌ記緩
衝材が樹脂面に取付けられている。
ブラケットに緩衝けを介してウェイトが支持されている
ダイナミックダンパの製造方法において、上記ウェイト
が樹脂製の容器内に鉛の溶湯を流し込んで成形される。
ダイナミックダンパの製造方法において、上記ウェイト
が樹脂製の容器内に鉛の溶湯を流し込んで成形される。
作用
ウェイトに比重の大きい鉛を用いてウェイトの小型化を
可能とすると共に形状設定の自由度を高める。
可能とすると共に形状設定の自由度を高める。
更に、ウェイト本体を樹脂で覆い、緩衝材との接着の容
易化を図る。
易化を図る。
一方、鉛の溶湯を樹脂製の容器に流し込む製造方法では
鉛の量、即ちウェイトの重量を自由に設定でき、ダンパ
特性設定の自由度を高める。
鉛の量、即ちウェイトの重量を自由に設定でき、ダンパ
特性設定の自由度を高める。
実施例
以下、この発明の実施例を図面と共に萌記従来の構成と
同一態様部分には同一符号を付して説明する。
同一態様部分には同一符号を付して説明する。
第１〜３図に示す第１実施例においてダイナミックダン
パは２つのブラケット２間にゴム製の緩衝材６を介して
ウェイト３が支持されたものである。上記ウェイト３は
、第１図に示すように鉛製のウェイト本体３ａの外表面
が樹脂層３ｂで覆われたもので、この樹脂層３ｂには以
下に述べる製造上の理由から複数の孔３ｃが形成されて
いる。
パは２つのブラケット２間にゴム製の緩衝材６を介して
ウェイト３が支持されたものである。上記ウェイト３は
、第１図に示すように鉛製のウェイト本体３ａの外表面
が樹脂層３ｂで覆われたもので、この樹脂層３ｂには以
下に述べる製造上の理由から複数の孔３ｃが形成されて
いる。
即ち、上記ウェイト３は第２図に示すように上型７と下
型８との間のキャビティ９内にウェイト本体３ａを複数
の突出ビン１０で支持した状態でインサートし、型締め
後、ウェイト本体３ａの周囲に形成された空間部分に樹
脂を射出して成形される。
型８との間のキャビティ９内にウェイト本体３ａを複数
の突出ビン１０で支持した状態でインサートし、型締め
後、ウェイト本体３ａの周囲に形成された空間部分に樹
脂を射出して成形される。
尚、上記樹脂にはエポキシ系樹脂、ガラス繊維入りナイ
ロン６６、ナイロン６６、ポリアミドイミド、ポリエー
テルサルフォン、ポリサルフォン、ポリフェニレンサル
ファイド等が用いられる。
ロン６６、ナイロン６６、ポリアミドイミド、ポリエー
テルサルフォン、ポリサルフォン、ポリフェニレンサル
ファイド等が用いられる。
そして、このウェイト３の長手方向両端部分の樹脂面３
ｄに緩衝材６が加硫接着により取付けられるのである。
ｄに緩衝材６が加硫接着により取付けられるのである。
上記実施例構造によれば、鉄に比較して比重の大きい鉛
をウェイト本体３ａとして用いるためその分コンパクト
にすることができる点で有利となる。
をウェイト本体３ａとして用いるためその分コンパクト
にすることができる点で有利となる。
また、ウェイト３の形状は上型７と下型８とで形成され
る樹脂層３ｂの外側面で決定されるため、寸法精度が高
くなると共に上型７、下型８により所望の形状に成形で
きるため設置スペースに制約がある場所での使用もでき
る。
る樹脂層３ｂの外側面で決定されるため、寸法精度が高
くなると共に上型７、下型８により所望の形状に成形で
きるため設置スペースに制約がある場所での使用もでき
る。
そして、緩衝材６との加硫接着は樹脂面３ｄで行われる
ため、接着性が良好なものとなりウェイト３の脱落等が
生じない。尚、緩衝材６のゴムとウェイト本体３ａの鉛
とはそのままでは加硫接着が困難である。
ため、接着性が良好なものとなりウェイト３の脱落等が
生じない。尚、緩衝材６のゴムとウェイト本体３ａの鉛
とはそのままでは加硫接着が困難である。
また、ウェイト本体３ａは鉛で成形されている関係で変
形し易いが、樹脂層３ｂによって覆われているため十分
に保護される。
形し易いが、樹脂層３ｂによって覆われているため十分
に保護される。
そして、ウェイト本体３ａとして、例えば第３図に示す
ように大きさの小さいものを使用する等、自由にウェイ
ト３の重量を変化させることができ、所望の特性を自由
に得られるというメリットもある。
ように大きさの小さいものを使用する等、自由にウェイ
ト３の重量を変化させることができ、所望の特性を自由
に得られるというメリットもある。
次に、第２実施例を第４図によって説明する。
第４図において、ダイナミックダンパはブラケット２に
緩衝材６を介してウェイト３が取付けられたものである
。
緩衝材６を介してウェイト３が取付けられたものである
。
上記ウェイト３は、樹脂製（ポリイミド、ポリアミドイ
ミド等）の容器３ｅ内に鉛の溶湯３ｆが流し込まれてウ
ェイト本体３ｇとして固化したものである。
ミド等）の容器３ｅ内に鉛の溶湯３ｆが流し込まれてウ
ェイト本体３ｇとして固化したものである。
上記容器３ｅの内壁には凹凸部１１が設けられ、固化し
た後のウェイト本体３ｇが抜は止めされるようになって
いる。
た後のウェイト本体３ｇが抜は止めされるようになって
いる。
具・体的には、予めブラケット２と容器３ｅとを緩衝ｖ
ｒ６によって加硫接着しておき、容器３ｅの上方から鉛
の溶湯３ｆ（３２８°程度）を容器３ｅ内に流し込む。
ｒ６によって加硫接着しておき、容器３ｅの上方から鉛
の溶湯３ｆ（３２８°程度）を容器３ｅ内に流し込む。
このとき、溶ｉ３ｆの流し込み量は、容器３ｅの内壁に
設けられた目盛あるいは前記凹凸部ＩＩを利用して決定
する。
設けられた目盛あるいは前記凹凸部ＩＩを利用して決定
する。
即ち、鉄製のウェイトを用いた場合にあっては、希望の
共振周波数を得るために緩衝材６の変更等で対処してい
るが溶′ｌＩｈ３ｆを用いたこの実施例のものは、容５
３ｅに流し込まれる溶ｌＩｈ３ｆの量を変化させるだけ
で、所望のダンパ特性にチューニングさせることができ
るのである。
共振周波数を得るために緩衝材６の変更等で対処してい
るが溶′ｌＩｈ３ｆを用いたこの実施例のものは、容５
３ｅに流し込まれる溶ｌＩｈ３ｆの量を変化させるだけ
で、所望のダンパ特性にチューニングさせることができ
るのである。
この場合は、容器３ｅは予め型成形によって寸法精度が
十分確保されているため、溶湯３ｆの流し込み量を決定
すれば、信頼性の高い製品が得られるのである。
十分確保されているため、溶湯３ｆの流し込み量を決定
すれば、信頼性の高い製品が得られるのである。
尚、この実施例は、前記実施例と同様に鉛を用いている
ためウェイト、即ちダンパ全体が小型化できる等の利点
があると共にウェイト本体成形のための型が必要ない点
で有利となる。
ためウェイト、即ちダンパ全体が小型化できる等の利点
があると共にウェイト本体成形のための型が必要ない点
で有利となる。
発明の詳細
な説明してきたように請求項２に記載のダイナミックダ
ンパによれば、小型でかつ所望の形状に成形できるとい
う効果がある。
ンパによれば、小型でかつ所望の形状に成形できるとい
う効果がある。
したがって、取付場所にスペース上の制約がある場合等
にも取付が可能となるという効果がある。
にも取付が可能となるという効果がある。
また、請求項２に記載のダイナミックダンパの製造方法
によれば、容器に流し込む鉛の溶湯の量を変化させるこ
とで、同一の緩衝材を用いても共振周波数を所望の値に
設定できるという効果がある。
によれば、容器に流し込む鉛の溶湯の量を変化させるこ
とで、同一の緩衝材を用いても共振周波数を所望の値に
設定できるという効果がある。
そして、鉛を成形するための型が必要ないため製造コス
トも低くなるという効果がある。
トも低くなるという効果がある。
第１〜４図はこの発明の実施例を示し、第１図はダイナ
ミックダンパの正断面図、第２図は第１図の製造状況を
示す断面図、第３図は他の製造状況を示す断面図、第４
図はダイナミックダンパの製造方法を示す断面図、第５
図は従来技術の正面図である。 ２・・・ブラケット、３・・ウェイト、３ａ・・つ丁−
イト本体、３ｂ・・・樹脂層、３ｄ・・・樹脂面、３ｅ
・・・容器、３ｆ・・・溶湯、６・・・緩衝材。 外２名
ミックダンパの正断面図、第２図は第１図の製造状況を
示す断面図、第３図は他の製造状況を示す断面図、第４
図はダイナミックダンパの製造方法を示す断面図、第５
図は従来技術の正面図である。 ２・・・ブラケット、３・・ウェイト、３ａ・・つ丁−
イト本体、３ｂ・・・樹脂層、３ｄ・・・樹脂面、３ｅ
・・・容器、３ｆ・・・溶湯、６・・・緩衝材。 外２名
Claims (2)
- （１）ブラケットに緩衝材を介してウェイトが支持され
ているダイナミックダンパにおいて、上記ウェイトが、
鉛製のウェイト本体の表面を樹脂層で覆って構成され、
上記緩衝材が樹脂面に取付けられていることを特徴とす
るダイナミックダンパ。 - （２）ブラケットに緩衝材を介してウェイトが支持され
ているダイナミックダンパの製造方法において、上記ウ
ェイトが樹脂製の容器内に鉛の溶湯を流し込んで成形さ
れることを特徴とするダイナミックダンパの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24198688A JPH0289833A (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | ダイナミックダンパとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24198688A JPH0289833A (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | ダイナミックダンパとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0289833A true JPH0289833A (ja) | 1990-03-29 |
Family
ID=17082548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24198688A Pending JPH0289833A (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | ダイナミックダンパとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0289833A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0881407A1 (fr) * | 1997-05-30 | 1998-12-02 | Renault | Atténuateur de vibrations pour véhicule automobile |
| DE102005019323B3 (de) * | 2005-04-26 | 2006-07-13 | SGF Süddeutsche Gelenkscheibenfabrik GmbH & Co KG | Schwingungstilger zum Anbringen an einem Kraftfahrzeugsitz |
| JP2017082885A (ja) * | 2015-10-27 | 2017-05-18 | 住友理工株式会社 | 制振ダンパ用コンクリートマス及び制振ダンパ |
| DE10327711B4 (de) | 2003-06-17 | 2022-03-17 | Volkswagen Ag | Anordnung von Schwingungstilgern an Kraftfahrzeugsitzen |
| DE10327770B4 (de) | 2003-06-17 | 2022-04-07 | Volkswagen Ag | Anordnung eines Schwingungstilgers in Kraftfahrzeugsitzen |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP24198688A patent/JPH0289833A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0881407A1 (fr) * | 1997-05-30 | 1998-12-02 | Renault | Atténuateur de vibrations pour véhicule automobile |
| FR2764023A1 (fr) * | 1997-05-30 | 1998-12-04 | Renault | Attenuateur de vibrations pour vehicule automobile |
| DE10327711B4 (de) | 2003-06-17 | 2022-03-17 | Volkswagen Ag | Anordnung von Schwingungstilgern an Kraftfahrzeugsitzen |
| DE10327770B4 (de) | 2003-06-17 | 2022-04-07 | Volkswagen Ag | Anordnung eines Schwingungstilgers in Kraftfahrzeugsitzen |
| DE102005019323B3 (de) * | 2005-04-26 | 2006-07-13 | SGF Süddeutsche Gelenkscheibenfabrik GmbH & Co KG | Schwingungstilger zum Anbringen an einem Kraftfahrzeugsitz |
| JP2017082885A (ja) * | 2015-10-27 | 2017-05-18 | 住友理工株式会社 | 制振ダンパ用コンクリートマス及び制振ダンパ |
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