JPH02256934A - 筒形防振ゴム - Google Patents

筒形防振ゴム

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JPH02256934A
JPH02256934A JP7747489A JP7747489A JPH02256934A JP H02256934 A JPH02256934 A JP H02256934A JP 7747489 A JP7747489 A JP 7747489A JP 7747489 A JP7747489 A JP 7747489A JP H02256934 A JPH02256934 A JP H02256934A
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JP
Japan
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elastic member
elastic
periphery
cylinder member
cylindrical
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Pending
Application number
JP7747489A
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English (en)
Inventor
Ikuo Sasaki
郁夫 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は非線形の弾性係数を有する筒形防振ゴムに関す
る。本発明の筒形防振ゴムは、例えば各種ロッドの連結
部の緩衝装置に利用される。
[従来の技術] 従来より非線形の弾性係数を有する筒形防振ゴムとして
、例えば第7図に示すような筒形防振ゴム9が知られて
いる。この筒形防撮ゴム9は、同軸的に配置された外筒
部材91および内筒部材92と、外筒部材91と内筒部
材92の間に加硫接着され所定方向に一対の空隙部94
a、94bが形成された弾性部材93とで構成されてい
る。
そして、この空隙部94a、94bが形成された方向に
対して有する筒形防振ゴムの弾性係数は、空隙部94a
、94bが押し潰されるまでの間は小さく、完全に押し
潰された後はゴム本来の弾性係数となる非線形性を有し
ている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の筒形防振ゴムは、外筒部材と内筒部材の間にゴム
等の弾性部材を注入して加硫接着された一体成形品とし
て形成されている。しかしゴム等の弾性部材は加硫後収
縮をするため、外筒部材と内筒部材との間に接着により
一体化されている弾性部材は引張られた状態になり、空
隙部の大きさは弾性部材の収縮が進むにつれて、加硫直
後の大きさよりも大きく拡がってしまう。そのために従
来では、その俊に絞りダイスにより外筒部材の径を所定
の大きざまで絞り、加硫後生じた引張応力を除去しざら
に所定の予備圧縮を与え、また空隙部を所定の大きざに
まで縮小する必要がおった。
しかし、この絞り量が多くなると、絞り工程数が増え、
作業性の低下を来たすとともに、ざらに外筒部材が損傷
を受けたり、絞り寸法のばらつきが大きくなることなど
が問題となる。特に弾性係数に非線形特性を付与するた
めに形成する空隙部の厚みが小さい場合には、金型の空
隙部形成部位も薄くする必要があるため破損等が生じ易
くなる。
そのため、金型の空隙部形成部位を厚くすることで、そ
の破損等を防止することが行われているが、その結果さ
らに加硫成形後の絞り量を多くする必要があり、前述し
た問題がさらに顕著になる。
また、従来の筒形防振ゴムではゴムを加硫成形した後に
は空隙部の形状、大きさによりその弾性係数の非線形特
性もある一種類の限定された特性に決定されてしまい、
変更はほとんど不可能であった。そのため、同じ金型を
用いて製造された製品では、その非線形特性に種々なバ
リエーションを付与することができなかった。
そこで本発明は、絞り工程をほとんど必要としないよう
にすることで製品の特性のばらつきや外筒部材等の損傷
を防ぎ、さらに非線形特性のバリエーションを容易に可
能とする筒形防振ゴムを提供することを課題としている
[課題を解決するための手段] 本発明の筒形防振ゴムは、外筒部材と、該外筒部材に同
軸的に内設される内筒部材と、該内筒部材の外周面に加
硫成形時に接着され前記外筒部材の内周面との間に所定
の空隙部を形成する第1弾性部材と、前記外筒部材の内
周面と前記第1弾性部材の外周面との間に形成された空
隙部に注入によって一体として成形された前記第1弾性
部材の弾性係数よりも小さい弾性係数をもつ発泡樹脂製
の第2弾性部材と、を有することを特徴とする。
ここで外筒部材の内周面と第1弾性部材の外周面との間
に形成される空隙部は周方向に所定の方向のみ1個ある
いは槽数個形成されていても、また、周方向に全周的に
形成されていてもよい。
第2弾性部材としては、発泡倍率を可変できる発泡ウレ
タン樹脂をはじめとして種々の発泡性を有する樹脂が使
用できる。
[作用] 本発明の筒形防振ゴムは、初めに内筒部材の外周面に加
硫接着により所定の空隙部を有する第1弾性部材が形成
される。そして内筒部材の周囲に形成された第1弾性部
材に外筒部材が環装される。
所定の発泡倍率をもつ発泡樹脂でおる第2弾性部材が第
1弾性部材と外筒部材との間に形成された空隙部に注入
され、一体として形成される。
このように製造された本発明の筒形防振ゴムは、従来の
ように内筒部材と外筒部材との間に弾性部材を加硫接着
して成形するものではないため、本発明の筒形防振ゴム
は非線形特性を規定する空隙部を所定の厚さに設定する
ための、絞りダイス等による絞り加工がほとんど必要と
されない。
また、形成された空隙部に発泡樹脂が第2弾性部材とし
て注入され形成されるため、その発泡倍率を変化させる
ことにより空隙部が変形する際の剛性を変化させること
ができる。その結果、筒形防概ゴムのもつ弾性特性は、
例えば第5図に示すように空隙部の厚さをAとすると第
2弾性部材の発泡倍率が小さい場合は(a)の非線形特
性となり、同じ形状であっても第2弾性部材の発泡倍率
が大きい場合は(b)のような非線形特性をもつことに
なる。ざらに、この第2弾性部材によって空隙部が埋め
られるため、その中に小石等が入り込むことがない。
[実施例] 本発明にかかる実施例の筒形防1辰ゴムを第1図から第
5図を参照して説明する。第1図、第2図は本発明にか
かる筒形防1辰ゴムの一実施例を示す概略図であり、第
1図はその縦断面図であり、第2図は同じくその横断面
図である。第3図、第4図は第1図に示す筒形防振ゴム
の製造段階を示す横断面図であり、第3図は第1弾性部
材の成形時であり、第4図は外筒部材が環装された時点
である。第5図は本発明にかかる筒形防1辰ゴムの弾性
係数を示す特性図でおる。
筒形防振ゴム1は、各種ロッドの連結部の緩衝用として
用いられ、第1図、第2図に示すように外筒部材11と
、外筒部材11に同軸的に内設される内筒部材12と、
内筒部材12と外筒部材11との間の所定の位置に形成
され一対となった空隙部14a、14bを有するゴム製
の第1弾性部材13と、空隙部14a、14bに注入さ
れて形成される一対の第2弾性部材15a、15bとが
ら成っている。
外筒部材11、内筒部材12はともに金属製の所定の厚
さを有する円筒形状をした部材である。
第1弾性部材13は、金型(図示せず)を用いて型成形
されたものである。この金型は内筒部材12をインサー
トとして保持し、第1弾性部材の外周面を形成する金型
の内周径の大きさは弾性部材13が加硫後に収縮する収
縮はを勘案じて設定されている。一般に金型の内周径は
外筒部材11の内周径よりも故パーセント程度大きく作
られている。また、金型には予め非線形特性を規定する
空隙部を形成するための一対の突条が、その内周面に形
成されている。
内筒部材12の外周面と金型の内周面との間にゴム系材
料が注入される。内筒部材12の外周面には接着剤が塗
布されており、第1弾性部材]3と内筒部材12とは加
硫と同時に接着一体止されるようになっている。このよ
うに形成された第1弾性部材13は、加硫後収縮し所定
の大ぎさに成形される。このとき第1弾性部材13の外
周面には第3図に示すように2個の窪み部16a、16
bが形成される。この第1弾性部材13はその後外筒部
材11に圧入された後、所定の予備圧縮か与えられる。
これにより第1弾性部材13の外周面に形成された1対
の窪み部16a、16bは、外筒部材11の内周面とに
よって第4図に示すように一対となった空隙部14a、
14bを形成する。
第2弾性部材15a、15bは所定の発泡倍率をもつ発
泡ウレタン樹脂を空隙部14a、14bに注入すること
で一対として形成される。なお、発泡倍率を種々に変更
することで非線形特性を所定範囲内で変化させることが
できる。このとき第2弾性部材15a、15bは第1弾
性部材13と外筒部材11とに一体として接着される。
また、他の実施例として第6図に示す筒形防振ゴム2の
ように、外筒部材21と内筒部材22に加硫接着された
第1弾性部材23の外周面との間に、全周に亘って空隙
部24をほぼ均一の幅で形成することもでき、この空隙
部24に発泡ウレタン樹脂等が注入され第2弾性部材2
5が形成され、等方性の特性とすることもできる。
[発明の効果] 以上の説明により明らかなように、本発明の筒形防振ゴ
ムはその製造において絞り加工の作業工程を大幅に減少
することができ、それによる外筒部材等の損傷や形状寸
法などのばらつき等を大きく減らすことができる。
また、形成された非線形特性を規定する空隙部に発泡性
を有する第2弾性部材を封入することにより、小石等が
その空間内に入り込むことが防止できるので、弾性部材
等の損傷も大幅に減少させることができる。さらに、第
2弾性部材として種々の発泡倍率を有する樹脂が使用で
きるので、弾性係数の非線形特性の変更も容易にできる
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明にかかる筒形防1辰ゴムの一実
施例を示す概略図であり、第1図はその縦断面図でおり
、第2図は同じくその横断面図でおる。第3図、第4図
は第1図に示す筒形防振ゴムの製造段階を示す横断面図
であり、第5図は本発明にかかる筒形防振ゴムの弾性係
数の概略特性を示す特性図である。第6図は本発明にか
かる筒形防振ゴムの他の実施例の縦断面図である。第7
図は従来の筒形防振ゴムの概略縦断面図である。 1.2・・・筒形防振ゴム 11.21・・・外筒部材 12.22・・・内筒部材 13.23・・・第1弾性部材 14a1 14b・・・空隙部 5a1 15b、 25・・・第2弾性部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外筒部材と、 該外筒部材に同軸的に内設される内筒部材と、該内筒部
    材の外周面に加硫成形時に接着され前記外筒部材の内周
    面との間に所定の空隙部を形成する第1弾性部材と、 前記外筒部材の内周面と前記第1弾性部材の外周面との
    間に形成された空隙部に注入によって一体として成形さ
    れた前記第1弾性部材の弾性係数よりも小さい弾性係数
    をもつ発泡樹脂製の第2弾性部材と、 を有することを特徴とする筒形防振ゴム。
JP7747489A 1989-03-29 1989-03-29 筒形防振ゴム Pending JPH02256934A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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