JP3795883B2 - 流融雪溝 - Google Patents

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この発明は、道路の側溝、詳細には冬場の多雪地帯において止水板により止水して水を貯め、その水や流水の圧力によって雪を溶かしながら流す流融雪溝に関する。
多雪地帯では、冬場から春にかけて道路に積もった雪を、道路の両脇に積み、それらの雪を道路沿いに設けられる側溝、いわゆる流融雪溝に投げ入れて、流しつつ溶かして雪を処理する方法が行われていた。そして、一般的に間隔を置いて設けられた開口部位置に、挿脱可能な止水板を設け、止水板により流水を止め、雪塊を溜まった止水の熱量や流水の圧力などによって溶かす装置、方法が知られていた。
従来の流融雪溝としては、特許第3191228号公報(従来技術1)に「平面状通水部材の両側に落し蓋形式の側溝ブロックにおける落し蓋係止段部に係止するための複数個の係止部を対設し、前記平面状通水部材を上記側溝ブロックにおける中間部ないし上部に設定し、前記係止部材上に落し蓋を施すことにより該落し蓋表面と吊止設定された上記通水部材設定部頂面を面一状にカバーするようにしたことを特徴とする側溝ブロックを利用した流融雪装置」の構成を有し、平面状通水部材の係止部を両側壁の段部に係止させ、この係止部を落と蓋によって上から押さえ付け、その落し蓋の重さによって平面状通水部材が浮き上がることを防止している作用があるという開示がある。
また、特許第3433205号公報(従来技術2)は、「融雪溝用の止水板および融雪溝装置」に係り、「金属質、合成樹脂質材または合成木材あるいはそれらの複合部材の如きで形成された板状部体の下流側両側における上下方向のみ、および、下端全幅方向のみに一定幅と厚みを有するゴムまたは軟質樹脂製パッキンを取付け、前記板状部体の下端側に水路上流側に回動栓体を設けた減水栓を取付け、該板状部体における上面の片側あるいは両側に浮力による浮き上がりを防止する多段係合歯を持った回動式防止具を取り付けたことを特徴とする融雪溝用の止水板」、および「水路の片面内側に金属質または合成樹脂質の格納用の治具を取り付け、水路に対して装脱される前記止水板を該水路の片面内側に添装して保管できるようにしたことを特徴とする融雪溝装置」の開示がある。
」が開示されている。
更に、特開平07−292755号公報(従来技術3)には、「一部が開口する天井面と、天井面の両側から下部に向けて設置される側壁と、側壁の少なくとも一方の内面上部に内側に向けて突設される通水網支持部と、上部を通水網支持部に取り付けられるメッシュ状の通水網とからなることを特徴とする側溝」が開示されている。
特許第3191228号公報 特許第3433205号公報 特開平07−292755号公報
従来技術1の流融雪装置は、平面状通水部材によって、止水板に塞き止められた雪塊が、上方へ浮上することを防ぐ作用があるが、非融雪期に止水板を外し保管用場所に移動する場合、平面状通水部材を一時外す必要がある。そのためには、平面状通水部材の浮き上がりを防止するため係止部を上方から押さえ付けている重量のある落し蓋を、一つ一つ一度外し、再びその落し蓋を嵌め合わせる作業が必要であった。これらの作業が面倒であり、また重い落し蓋の上げ下ろしを繰り返すことによって作業者が腰部を痛める原因になる課題があった。
また、従来の流融雪溝に使用される止水板は、両側部にゴムパッキンを設け、ゴムパッキンで、止水板落とし込み凹部に係合させていた。しかし、水が溜まり上流側からの水圧が高まると、ゴムパッキングの形状が歪み、側壁面との間に隙間ができ、止水漏れが起き易い課題があった。
更に、従来の流融雪溝では、溝底面を現場打ちして作成する場合、止水板ガイド用凹部に対応する底面には、止水板をはめ込む溝を作ることは困難であり、止水板の底面は、単に流溶雪溝のコンクリート底面に上方から当接していただけであった。そのため、止水板と溝底面の間に隙間ができ、止水効果が低下する問題点があった。
上記課題を解決するために、上面が開口した開口部の位置において、両側壁に止水板を挿脱可能な止水板ガイド用凹部を設け、一側壁に止水板保管用部材を設け、下流側端部に両側壁面から突出する突起部に下流側から上流側へスライドして係止可能な第1係止部を設け、第1係止部から間隔を空けた上流側に、両側壁面から突出する突起部に上流側から下流側へスライドして係止可能な第2係止部を複数設けてなる平面通水部材を有することを特徴とする流融雪溝を提案する。
また、上面が開口した開口部の位置において、両側壁に止水板を挿脱可能な止水板ガイド用凹部を設け、一側壁に止水板保管用部材を設け、下流側端部に両側壁面から突出する突起部に下流側から上流側へスライドして係止可能な第1係止部を設け、第1係止部から間隔を空けた上流側に、両側壁面から突出する複数の突起部に上流側から下流側へスライドしてそれぞれが係止可能な第2係止部を複数設けてなる平面通水部材を有するとともに、流融雪時において複数の第2係止部がそれぞれ複数の突起部に係止した状態において、第1係止部の位置が止水板ガイド用凹部の上流側近傍に設定させることができるとともに、非流融雪時において第1係止部の位置を上流側に移動させ止水板保管用部材より上流側に位置させることができることを特徴とする流融雪溝を提案する。
更に、上面が開口した開口部の位置において、両側壁に止水板を挿脱可能な止水板ガイド用凹部を設け、一側壁に止水板保管用部材を設け、下流側端部に両側壁面から突出する突起部に下流側から上流側へスライドして係止可能な第1係止部を設け、第1係止部から間隔を空けた上流側に、両側壁面から突出する突起部に上流側から下流側へスライドして係止可能な第2係止部を複数設けてなる平面通水部材を有するとともに、止水板ガイド用凹部の溝形状が、側壁面からの深さは上流側より下流側の方が漸次浅くなるように形成され、かつ止水板が、両側部に弾性部材からなるパッキング部を設け、かつパッキング部の平面視形状を止水板ガイド用凹部の平面視形状に対応する形状に形成したことを特徴とする流融雪溝を提案する。
更にまた、上面が開口した開口部の位置において、両側壁に止水板を挿脱可能な止水板ガイド用凹部を設け、一側壁に止水板保管用部材を設け、下流側端部に両側壁面から突出する突起部に下流側から上流側へスライドして係止可能な第1係止部を設け、第1係止部から間隔を空けた上流側に、両側壁面から突出する突起部に上流側から下流側へスライドして係止可能な第2係止部を複数設けてなる平面通水部材を有するとともに、流融雪溝の現場打ち底部に凹状の別部材からなる止水板底部用溝を設けたことを特徴とする流融雪溝を提案する。
この発明によれば、冬季の多雪時期は、通常の流融雪溝として、止水板の上流側に平面通水部材を、第2係止部を両側壁の突起部に係止させて使用できるとともに、非流融雪時には、平面通水部材を上流側にスライド移動させることができるため、力が入らず女性の作業者でも止水板を落とし込み用凹部から、保管用部材へ容易に移し収納することができる。
更に、請求項3の発明によれば、止水板ガイド用凹部が、側壁面よりの深さが上流側より下流側の方が漸次浅く形成されるとともに、止水板ガイド用凹部に落とし込み嵌合する止水板の両側部が、弾性部材からなるパッキング部からなり、その平面視形状を、止水板ガイド用凹部の平面形状視形状に対応する形状、すなわち両側のパッキング部が平面視で下流側の方が上流側よりも幅狭く形成してあるため、上流側からの水圧を受けると、より止水板の両側の弾性部材からなるパッキング部が、止水板ガイド用凹部の浅い溝方向へ押し付けられるため、より互いが密着し止水効果が向上する。したがって少ない流水でも融雪効率が向上する効果がある。
また、請求項4の発明によれば、現場打ち溝底面に作成された別部材による止水板底部用ガイドが形成されるため、止水板の底部と流融雪溝の底面の間がより密着するため、止水効率が向上し、融雪効果も向上する効果がある。
止水板と側壁面、底面との密着性が高まり止水効率が向上したため、融雪に必要な水の熱量の確保が最小の水量で可能となった。
この発明の流融雪溝の一つの実施形態を示す図1乃至図7に基づいて説明する。なお、この発明の詳細な説明欄における水平方向は、流融雪溝の上下面に平行な面方向を意味する。この発明の一つの実施形態である流融雪溝は、上面が開口した開口部4の位置において、両側壁部3に止水板2を挿脱可能な止水板ガイド用凹部30を設け、一側壁に止水板保管用部材31を設ける。
両側壁面3、3には、高さ5〜20mm程度に幅方向に突出する突起部32を両壁面とも対向した同じ上下流位置に設けられるが、他の実施例として上下流方向にずれた位置でもよい。突起部32は上下流方向に流融雪溝の上下面に平行な高さに複数設けられ、この実施形態では一つの側壁面3に2つずつ(32a、32b)設けられる。突起部32の下流側の突起部32aの位置は、止水板ガイド用凹部30から400mm程度上流であるが、平面通水部材1の第1係止部10と第2係止部11との間隔により異なるが、通常300mm乃至500mm程度である。また、突起部32および平面通水部材1の側溝における高さは、一般的に、側壁部3に設けられる蓋掛け段差33より100mm〜200mm程度低い高さ位置に設けられる。
5は、現場打ちする底部である。底部5の現場打ち底面壁51に凹状の別部材からなる凹部である止水板底部用ガイド50を設ける。この実施形態では止水板底部用ガイド50の素材は、金属部材であるが、硬質合成樹脂、軟質合成樹脂、木製部材でも可能である。止水板底部用ガイド50の溝幅、溝形状は、止水板2の板厚、底形状に対応する幅、形状である。止水板底部用ガイド50の設ける位置は、両側壁面3,3に設けられる止水板ガイド用凹部30に対応する位置になり、底部5となる現場打ちコンクリートが固まらないうちに設ける。
1は、平面通水部材である。平面通水部材1は、通水可能で雪の塊を通さない程度の強度を有する形状、部材であればよく、この実施例では金属製、合成樹脂製の素材からなる格子状、網状部材である。平面通水部材1は、下流側端部の左右両端側にそれぞれ下流側から上流側へ向かって係止可能な上流側が開口した第1係止部10を設けている。第1係止部10は、図2では側部の棒状体を上から下方へ半円状に湾曲し上流側が開口した形状に形成されており、図7に示す第1係止部10の他の実施例では、平面通水部材1の下流側左右両端側にL字部材を付設して逆コ字形状に形成して上流側を開口させている。平面通水部材1は、左右両端部の第1係止部10、10により両側壁面3,3に設けられた下流側の突起部32a、32aに下流側から上流側へスライドして係止可能である。
第1係止部10から間隔を空けた上流側に、両側壁面から突出する突起部32aおよび突起部32bに上流側から下流側へ向かってスライドして係止可能な第2係止部11を複数設けてなる。この実施形態では、第2係止部11は左右両端側にそれぞれ上下流方向に2つ設けられるが、3つ以上も可能である。第2係止部11a、11bは、側面視でそれぞれ下流側が開口したフック状であればよく、この実施例では平面通水部材1の側部棒状体と合わせてコ字形状である。2つの第2係止部11a、11bは、それぞれ左右両端部で下流側の第2係止部11a、11aが下流側の突起部32a、32aと、および上流側の第2係止部11b、11bが上流側の突起部32b、32bと上流側から下流側へ向かってスライドして係止される。この下流側の第2係止部11a、11aと下流側の突起部32a、32aの係止、および上流側の第2係止部11b、11bと、上流側の突起部32b、32bとの係止により、止水板2で止水されて貯まった水の中の雪の浮力が原因で通水平面部材1、特に先端部分が浮き上がるのを押さえ付けて防止している。
開口部4のある位置の両側壁面3、3に形成される止水板ガイド用凹部30、30は、それぞれその溝形状を側壁面3、3からの深さが上流側より下流側の方が漸次浅くなるように形成される。すなわち、止水板ガイド用凹部30、30は、それぞれ図6に示すように下流側へ行くほど溝の深さが漸次浅くなる形状であるため、両側壁面の3,3の止水板ガイド用凹部30、30間の間隔は、テーパ状に幅が狭くなる形状である。
この発明の一つの実施形態である止水板2は、両側部に弾性部材からなるパッキング部20を設けてなる。パッキング部20は、弾性がある素材であればよく、ゴム、軟質合成樹脂材などから形成される。パッキング部20の平面形状は、側壁面3よりの深さが上流側より下流側の方へ次第に浅く形成されている止水板ガイド用凹部30に対応する。すなわち、止水板2のパッキング部20の形状は、図6に示すように下流側へ行くほど互いのパッキン部20,20間がテーパ状に漸次幅が狭くなる形状である。21は、止水板2の上部に設けた把手部であり、止水板2を止水板ガイド用凹部30や止水板保管用部材31に収納する場合に把手部21を持って行う。
止水板保管用部材31は、図4に示すように1の側面3にL字形状の鍵状部材4つを左右上下に設けて形成される。左右の鍵状部材31は、止水板ガイド用凹部30を挟んで上流側と下流側にそれぞれ設けられる。
次に、この発明の実施形態の作用について説明する。流融雪時において、平面通水部材1は、その下流側端部である第1係止部10を止水板ガイド用凹部30の上部の上流側近傍に位置させることができる。このとき、平面通水部材1の下流側の第2係止部11aが、上流側から両側壁面3,3に形成される下流側の突起部32aへ係合しており、上流側の第2係止部11bが、上流側から両側壁面3,3に形成される上流側の突起部32bへ係合している。また、平面通水部材1の下流側端部である第1係止部10は、止水板2の上端部の近傍に止水板2の上端部とはほとんど間隔を空けずに位置している。
また、止水板2を、両側壁面3、3に形成されている止水板ガイド用凹部30から底面50に設けられた止水板底部用ガイド31へ挿入する。すると、上流側から流れてくる水流はP方向へ流れるが、止水板2によって貯水される。貯まった水は止水板2の上部から溢れて下流側へ流れる。このとき平面通水部材1の網状や格子状の孔より大きい雪塊は、止水板2によって貯められた水に浮かぶと共に、平面通水部材1によって上部から押さえられ、水の熱量および流水の圧力などの物理的作用によって融雪される。平面通水部材1は、上下流位置にある2つの第2係止部11a、11bと2つの突起部32a、32bに係止しており、かつ上流側から下流側方向へ押されているので、雪の浮力により上部へ持ち上げられることを防止しているとともに、係止状態が外れることを防いでいる。
また、春から夏、秋季等の非流融雪時には、水流を塞き止めないように止水板2を止水板ガイド用凹部30から外して止水板保管用部材31に収納する。このとき、止水板保管用部材31と同じ位置に平面通水部材1の下流側部分が重なりあって邪魔になるが、平面通水部材1を上流方向へスライドさせて第1係止部10を下流側の突起部32aに下流側から係止させることによって上流側へ移動し停止させる。この状態になると止水板保管用部材31の上面が空くので、止水板2の把手部21を手で持ち、止水板2を止水板保管用部材31に収納することができる。止水板2を止水板保管用部材31に収納した後、平面通水部材1は、そのままの位置でもよく、また下流側へ戻してもかまわない。
止水板2は、両側部にゴムや軟質合成樹脂等の弾性部材からなるパッキング部20を有しており、パッキング部20の平面形状は、側壁面3よりの深さが上流側より下流側の方へ次第に浅く形成されている止水板ガイド用凹部30に対応しているため、上流側からの水流方向Pからの圧力が掛ると、止水板2が、下流方向へ押され、下流側の方が幅が漸次狭くなるテーパ形状である両側パッキング部20がゴム等の弾性部材からなるため、両側パッキング部20と止水板ガイド用凹部30が、より密着し止水効率が向上する。
また、現場打ち底面51に、止水板底部用ガイド50を設けたので、止水板2の底部を嵌合するため、密着性が高まり、止水効果が向上する。
この発明は、多雪地帯において、側溝に流される雪を止水した水の熱量、流水の圧力等の作用により、効率よく雪を溶かすことができるので流融雪溝に利用可能性が高い。
また、非流融雪時期に、止水板を保管部材に収納する場合、平面状通水部材を容易に上下流方向へスライドさせて行うことができるため作業が非常に楽になり、作業性が向上したため、日本の多雪地帯のように多雪時期と、無雪時期があるような場所で流融雪溝としての利用性が高い。
止水板の流融雪溝の側面の止水板ガイド用凹部と底面の止水板底部用ガイドへの密着性が向上し、止水効果がより完全に近くなり、融雪に必要な水の熱量の確保が最小の水量で可能となり、流融雪溝としての利用性が高い。
この発明の1つの実施形態を示す平面図 同じく図1のAA線断面図 同じく図1のBB線断面図 同じくこの発明の止水板を止水板保管用部材に収納した状態の斜視説明図 同じくこの発明の現場打ち底部の底面の止水板底部用ガイドを示す平面図 同じくこの発明の止水板を止水板ガイド用凹部に係合した状態の平面図 同じくこの発明の平面通水部材の他の実施例の部分斜視図
符号の説明
1 平面通水部材
10 第1係止部
11a 下流側の第2係止部
11b 上流側の第2係止部
2 止水板
20 パッキング部
21 把手部
3 側壁
30 止水板ガイド用凹部
31 止水板保管用部材
32 突起部
32a 下流側の突起部
32b 上流側の突起部
33 蓋掛け段差
4 開口部
5 底部
50 止水板底部用ガイド
51 底面
P 水流、水圧の方向

Claims (4)

  1. 上面が開口した開口部の位置において、両側壁に止水板を挿脱可能な止水板ガイド用凹部を設け、一側壁に止水板保管用部材を設け、下流側端部に両側壁面から突出する突起部に下流側から上流側へスライドして係止可能な第1係止部を設け、第1係止部から間隔を空けた上流側に、両側壁面から突出する突起部に上流側から下流側へスライドして係止可能な第2係止部を複数設けてなる平面通水部材を有することを特徴とする流融雪溝。
  2. 上面が開口した開口部の位置において、両側壁に止水板を挿脱可能な止水板ガイド用凹部を設け、一側壁に止水板保管用部材を設け、下流側端部に両側壁面から突出する突起部に下流側から上流側へスライドして係止可能な第1係止部を設け、第1係止部から間隔を空けた上流側に、両側壁面から突出する複数の突起部に上流側から下流側へスライドしてそれぞれが係止可能な第2係止部を複数設けてなる平面通水部材を有するとともに、流融雪時において複数の第2係止部がそれぞれ複数の突起部に係止した状態において、第1係止部の位置が止水板ガイド用凹部の上流側近傍に設定させることができるとともに、非流融雪時において第1係止部の位置を上流側に移動させ止水板保管用部材より上流側に位置させることができることを特徴とする流融雪溝。
  3. 上面が開口した開口部の位置において、両側壁に止水板を挿脱可能な止水板ガイド用凹部を設け、一側壁に止水板保管用部材を設け、下流側端部に両側壁面から突出する突起部に下流側から上流側へスライドして係止可能な第1係止部を設け、第1係止部から間隔を空けた上流側に、両側壁面から突出する突起部に上流側から下流側へスライドして係止可能な第2係止部を複数設けてなる平面通水部材を有するとともに、止水板ガイド用凹部の溝形状が、側壁面からの深さは上流側より下流側の方が漸次浅くなるように形成され、かつ止水板が、両側部に弾性部材からなるパッキング部を設け、かつパッキング部の平面視形状を止水板ガイド用凹部の平面視形状に対応する形状に形成したことを特徴とする流融雪溝。
  4. 上面が開口した開口部の位置において、両側壁に止水板を挿脱可能な止水板ガイド用凹部を設け、一側壁に止水板保管用部材を設け、下流側端部に両側壁面から突出する突起部に下流側から上流側へスライドして係止可能な第1係止部を設け、第1係止部から間隔を空けた上流側に、両側壁面から突出する突起部に上流側から下流側へスライドして係止可能な第2係止部を複数設けてなる平面通水部材を有するとともに、流融雪溝の現場打ち底部に凹状の別部材からなる止水板底部用溝を設けたことを特徴とする流融雪溝。
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