JP2008210264A - インターホン親機、火災警報器及びインターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】火災警報器の故障通報音をユーザにとって迷惑にならないように出力する。
【解決手段】火災警報器3は故障を検知すると、ドアホン子器2との間で通話を可能とするインターホン親機1に対して、故障であることを通知する。インターホン親機1において、故障通知を実行してもいい時間帯か否かを判断する。故障通知を実行してもいい時間帯であれば、火災警報器3とインターホン親機1の両方で火災警報器3の故障通知を実行する。これに対して、故障通知を実行してはいけない時間帯の場合、故障通知を実行してもいい時間帯になるまで故障通知をせずに待機し、故障通知を実行してもいい時間帯になると故障通知を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターホン親機、火災警報器及びインターホンシステムに関するものである。
従来のインターホンシステムとして、特許文献1には、セキュリティセンサーが接続されるセキュリティハンズフリーホンから警報音を出力(鳴動)させるシステム(第1従来例のインターホンシステム)が開示されている。また、特許文献2には、複数の火災警報器が接続し、自己の火災検知による警報音の出力だけでなく、他の火災警報器の火災検知による警報音も出力する連動型火災警報器が開示されている。さらに、上記特許文献1のシステム及び特許文献2の複数の火災警報器を組み合わせたものであって、インターホン親機と、ドアホン子器と、複数の火災警報器とを備えるインターホンシステム(第2従来例のインターホンシステム)が知られている。
特開平08−070361号公報(段落0012〜0020及び図1) 特開2005−339032号公報(段落0017〜0025及び図1)
しかしながら、第2従来例のインターホンシステムの火災警報器は定期的に内部回路の試験(例えば回路系の導通試験や光学系の試験)を自動で行っているが、この試験において故障が発生した場合に、ただちに故障である旨を知らせる故障通報音を出力する。このため、従来のインターホンシステムには、故障通報音の出力によってユーザが迷惑となってしまう場合があるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、火災警報器の故障通知音をユーザにとって迷惑とならないように出力することができるインターホン親機、火災警報器及びインターホンシステムを提供することにある。
請求項1のインターホン親機に係る発明は、火災発生を検知すると警報音を出力する機能と、自己の点検を行い当該点検において異常が発生すると外部に故障信号を送信する機能とを有する火災警報器との間で通信を行うとともに、住戸外に設置されるドアホン子器との間で通話を行い、住戸内に設置されるインターホン親機であって、前記火災警報器との間で信号の送受信を行う送受信手段と、現在の時刻を計測するタイマと、前記送受信手段が前記故障信号を受信すると予め設定された時間に故障通報音を出力する通報手段とを備えることを特徴とする。
請求項2のインターホンシステムに係る発明は、請求項1記載のインターホン親機と、住戸外に設置され前記インターホン親機との間で通話を行うドアホン子器とを備えるとともに、前記インターホン親機との間で通信を行う機能と、火災発生を検知すると警報音を出力する機能と、自己の点検を行い当該点検において異常が発生すると外部に故障信号を送信する機能とを有する火災警報器を備えることを特徴とする。
請求項3のインターホンシステムに係る発明は、請求項2の発明において、前記火災警報器が、外部から制御信号を受信すると故障通報音を出力する機能を有し、前記インターホン親機が、前記送受信手段が前記故障信号を受信すると当該送受信手段に対して前記予め設定された時間に前記制御信号を前記火災警報器に送信させる制御手段を備えることを特徴とする。
請求項4の火災警報器に係る発明は、自己の点検を行い当該点検において異常が発生すると外部に故障信号を送信する機能と、外部から制御信号を受信すると故障通報音を出力する機能とを有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、火災警報器の故障通報音を予め設定された時間に出力させるので、ユーザにとって迷惑にならないようにすることができる。
請求項2の発明によれば、インターホン親機において、火災警報器の故障通報音を予め設定された時間に出力させるので、ユーザにとって迷惑にならないようにすることができる。
請求項3の発明によれば、信頼性の高いインターホン親機のタイマを用いて火災警報器が故障通報音を出力できる時間を知らせて、火災警報器が故障通報音を出力するので、ユーザにとって迷惑にならないようにすることができる。
請求項4の発明によれば、例えば信頼性の高いインターホン親機のタイマなどを用いて火災警報器が故障通報音を出力できる時間を知らせて、火災警報器が故障通報音を出力するので、ユーザにとって迷惑にならないようにすることができる。
まず、本発明の実施形態に係るインターホンシステムの構成について図1,2を用いて説明する。このインターホンシステムは、図1に示すように、住戸内に設置されたインターホン親機1と、例えば玄関などの住戸外に設置されてインターホン親機1との間で通話を行うドアホン子器2と、それぞれが住戸内に設置されてインターホン親機1との間で通信を行い、火災発生を検知すると警報音を出力する複数(図1では3台)の火災警報器3,3,3とを備えている。ここで、ドアホン子器2は2線式の通話線及び2線式の制御線からなる2対の通信線L1によってインターホン親機1と接続されている。また、複数の火災警報器3,3,3は2線式の信号線Lsによってインターホン親機1にマルチドロップ接続されている。
ドアホン子器2は、図2に示すように、インターホン親機1によって通話線に印加される電圧を受けて内部の動作電源を作成するとともに内部の通話経路と通話線の間を2線−4線変換する受電部20と、マイクロホン及びスピーカ(図示せず)を有する音声入出力部21と、マイクロホンから入力する音声信号の増幅やインターホン親機1から通話線を介して送られてくる音声信号の増幅などを行う音声処理部22と、CCDのような個体撮像素子とレンズなどの光学系とを有して来訪者を撮像するカメラ部23と、カメラ部23から出力される映像信号を周波数変調する映像処理部24と、来訪者が押操作するための呼出釦25と、来訪者が呼出釦25を押操作したときに通話線の線間電圧を変化させるなどして受電部20から呼出信号を送信させる操作部26と、インターホン親機1から制御線を介して送られてくる警報表示信号を受けて表示素子(例えば発光ダイオード)を点滅させる表示部27とを備えている。ここで、音声処理部22から出力される音声信号(ベースバンド信号)に周波数変調された映像信号(以下「FM映像信号」という)は受電部20で多重化され、通話線を通してインターホン親機1に送られる。
各火災警報器3は住宅用火災警報器であり、火災発生による熱及び煙の少なくとも一方を検知する火災検知回路部30と、例えばブザーやスピーカなどを有して警報音や後述の故障通報音を出力(鳴動)する警報部31と、例えば発光ダイオードなどの表示素子で火災発生を表示する表示部32と、信号線Lsを介して他の火災警報器3及びインターホン親機1との間で信号の送受信を行う送受信回路部33と、火災検知回路部30の検知出力に基づいて火災発生と判断したときに警報部31、表示部32及び送受信回路部33を制御する制御部(CPU)34と、押操作される押釦35と、押釦35が押操作されたときに制御部34に対して警報部31の警報音や故障通報音の出力を停止させる操作回路部36とを備えている。また、複数の火災警報器3,3,3のうち最も外側に接続されている火災警報器3aは、例えば交流100Vの商用電源(図示せず)より自己又は他の火災警報器3bの各部の動作電源を生成する電源回路部37を備えている。
警報部31は、制御部34の制御に基づいて、警報音を出力したり、停止したりする。この警報音はブザー音に限定されるものではなく、例えば「火事です、火事です」などのメッセージであってもよい。本実施形態では、警報音としてブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。また、警報部31は、制御部34の制御に基づいて、自己の故障を検出したときに、故障通報音を出力する。この故障通報音もブザー音に限定されるものではなく、例えば「故障です」などのメッセージであってもよい。本実施形態では、故障通報音はブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。
送受信回路部33では、信号線Lsに方形波のパルス電圧を印加するとともに信号線Lsに印加されたパルス電圧を検出することで検知信号などを送受信する。具体的には、送受信回路部33は、他の火災警報器3から信号線Lsを介して検知信号及び復帰信号を受信するとともに、インターホン親機1から信号線Lsを介して連動警報停止信号及び制御信号を受信する。また、他の火災警報器3及びインターホン親機1に対して信号線Lsを介して検知信号及び復帰信号を送信するとともに、インターホン親機1に対して信号線Lsを介して故障信号を送信する。
制御部34は、火災検知回路部30で火災発生が検知されると火災発生と判断し、警報部31に対して火元警報として警報音を出力させるように制御し、表示部32に対して表示素子を点滅させるように制御するとともに、送受信回路部33に対して他の火災警報器3及びインターホン親機1に検知信号を送信させるように制御する。反対に、送受信回路部33で他の火災警報器3からの検知信号が受信されると、制御部34は警報部31に対して連動警報として警報音を出力させるように制御する。また、制御部34は、送受信回路部33でインターホン親機1からの連動警報停止信号が受信されると、火元でない場合、警報部31に対して連動警報の警報音の出力を停止させるように制御する。これに対し、火元である場合、火元警報の警報音の出力を継続させる。
また、制御部34は、自己の点検を行い、この点検において異常が発生すると、インターホン親機1に故障信号を送信するように送受信回路部33を制御する。この制御部34は、送受信回路部33がインターホン親機1から制御信号を受信すると、故障通報音を出力するように警報部31を制御する。
なお、火元の火災警報器3において、火災が消火されて一定時間が経過すると、制御部34は火災発生と判断しなくなり、警報部31及び表示部32を制御して警報音の出力及び表示素子の点滅を停止するとともに、送受信回路部33から信号線Lsに復帰信号を送信する。火元以外の火災警報器3及びインターホン親機1では、復帰信号を受信すると、警報音の出力及び表示素子の点滅を停止して通常動作に復帰する。
続いて、インターホン親機1の構成について説明する。インターホン親機1は、ドアホン子器2を呼び出すためのドアホン子器呼出検出回路部10と、ドアホン子器2からのFM映像信号を復調して映像信号を作成する映像復調回路部11と、液晶ディスプレイ(LCD)からなり映像復調回路部11で復調された映像信号に基づいた映像や火災発生を知らせるためのピクトマークを表示する映像表示用モニタ(表示手段)12と、複数の火災警報器3,3,3のそれぞれとの間で信号の送受信を行う送受信回路部13と、警報音を出力するスピーカ140を有する音声処理回路部(通報手段)14と、警報停止釦を含みそれぞれが押操作される複数の押釦15と、押操作された押釦15のそれぞれに対応する操作信号を出力する操作回路部16と、全体の制御を行う制御部17と、商用電源(図示せず)より各部の動作電源を生成する電源回路部18と、現在の時刻を計測するタイマ19とを備えている。このインターホン親機1は、複数の火災警報器3,3,3との間で通信を行うとともに、住戸外に設置されたドアホン子器2との間で通話を行う。
映像表示用モニタ12は、火災警報器3に異常が発生した場合、制御部17の制御に基づいて、例えば「火災警報器に異常が発生しました」という火災警報器3が故障した旨のメッセージを表示する。
送受信回路部13は、各火災警報器3の送受信回路部33と同様に、信号線Lsにパルス電圧を印加するとともに信号線Lsに印加されたパルス電圧を検出することで信号を送受信する。具体的には、送受信回路部13は、各火災警報器3から信号線Lsを介して検知信号及び復帰信号を受信するとともに、各火災警報器3に対して信号線Lsを介して連動警報停止信号及び制御信号を送信する。
音声処理回路部14はスピーカ140及びマイクロホン141を備え、送受信回路部13が検知信号を受信すると、制御部17から制御信号が入力され、スピーカ140から警報音を出力する。この警報音はブザー音に限定されるものではなく、例えば「火事です、火事です」などのメッセージであってもよい。本実施形態では、警報音としてブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。また、音声処理回路部14は、マイクロホン141から入力される音声信号とドアホン子器2からの音声信号とを比較し、信号レベルが低い方の音声信号を減衰させることで通話方向(インターホン親機1→ドアホン子器2又はドアホン子器2→インターホン親機1)を切り換える。さらに、音声処理回路部14は、送受信回路部13が故障信号を受信すると、予め設定された時間に故障通報音を出力する。この故障通報音はブザー音に限定されるものではなく、例えば「火災警報器が故障です」などのメッセージであってもよい。本実施形態では、故障通報音はブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。
操作回路部16は、複数の押釦15のうち通話釦への押操作によりオンする通話スイッチやモニタ釦への押操作によりオンするモニタスイッチを有し、各スイッチがオンしたときにそれぞれ対応する操作信号を制御部17に出力する。また、操作回路部16は、警報停止釦への押操作によりオンする警報停止スイッチを有し、スピーカ140による警報音の出力中に警報停止釦への押操作が行われると、警報停止用操作信号を制御部17に出力する。
制御部17はマイクロコンピュータを主構成要素とし、通信線(通話線)L1に直流電圧を印加してドアホン子器2への給電を行うとともにドアホン子器2から多重化されて伝送されてくる音声信号とFM映像信号を分離する。
また、制御部17は警報停止手段であり、操作回路部16から警報停止用操作信号が入力されると、音声処理回路部14に対してスピーカ140からの警報音の出力を停止させるとともに、送受信回路部13に対して複数の火災警報器3,3,3に連動警報停止信号を送信させる。
さらに、制御部17は、送受信回路部13が故障信号を受信すると、火災警報器3が故障した旨のメッセージを表示するように映像表示用モニタ12を制御する。また、制御部17は、送受信回路部13が故障信号を受信すると、送受信回路部13に対して予め設定された時間に制御信号を火災警報器3に送信させる。予め設定された時間は、ユーザの生活などの状況に応じて適宜設定されるものである。一般的には睡眠中の夜中を避けて日中の時間帯に設定されることが多いが、例えばユーザが夜勤などの場合にも対応できるように、朝方や夕方、夜中に設定可能なものとなっている。また、予め設定された時間は、例えば「午前8時」というような時刻であることに限定されず、例えば「午前8時から午後8時まで」などのような時間帯として設定してもよい。
ここで、検知信号や連動警報停止信号、復帰信号、故障信号、制御信号は信号線Lsに方形波のパルス電圧を印加することで送信される。これらの信号の信号フォーマットは、信号の送信開始を示すスタートパルスと、信号の送信先のアドレスが設定される送信先アドレスパルスと、信号の送信元のアドレスが設定される送信元アドレスパルスと、検知信号、連動警報停止信号、復帰信号、故障信号又は制御信号のいずれかに対応するコマンドパルスと、信号の送信終了を示すエンドパルスとを有する。インターホン親機1、ドアホン子器2及び各火災警報器3のそれぞれにはアドレスが予め設定されている。コマンドパルスは、例えば、L,H,Lのときが検知信号、H,L,Lのときが連動警報停止信号、H,H,Hのときが復帰信号、L,H,Hのときが故障信号、H,H,Lのときが制御信号としている。
次に、本実施形態のインターホンシステムにおいて、インターホン親機1とドアホン子器2の間での動作について図2を用いて説明する。まず、来訪者がドアホン子器2の呼出釦25を押操作すると、操作部26が受電部20に対して通信線(通話線)L1を介してインターホン親機1に呼出信号を送信させる。これとは別に、カメラ部23及び映像処理部24が起動し、カメラ部23で撮像された来訪者の映像のFM映像信号も受電部20から通信線(通話線)L1を介してインターホン親機1に伝送される。インターホン親機1では、制御部17が呼出信号を受信し、音声処理回路部14を制御してスピーカ140から呼出音を出力させるとともに、ドアホン子器2から伝送されてきたFM映像信号を映像復調回路部11で復調させて来訪者の映像を映像表示用モニタ12に表示させる。そして、住戸内の家人がインターホン親機1における複数の押釦15のうち通話釦を押操作すると操作回路部16から操作信号が出力され、この操作信号を受けた制御部17が音声処理回路部14と通信線(通話線)L1の間に通話路を形成することによって、インターホン親機1とドアホン子器2の間で通話が行われる。
次に、本実施形態のインターホンシステムにおいて、火災警報器3が火災発生を検知した場合の動作について図2を用いて説明する。いずれかの火災警報器3において火災検知回路部30が火災発生を検知した場合、制御部34は火災検知回路部30からの検知出力に基づいて火災発生と判断し、警報部31を制御して火元警報として警報音を出力させるとともに表示部32を制御して表示素子を点滅させ、さらに送受信回路部33を制御して検知信号を信号線Lsに送信させる。一方、他の火災警報器3では、火災発生を検知した火災警報器(以下「火元の火災警報器」という)3から送信された検知信号を送受信回路部33が受信すると、制御部34が警報部31を制御して連動警報として警報音を出力させるとともに表示部32を制御して表示素子を点滅させる。インターホン親機1では、火元の火災警報器3から送信された検知信号を送受信回路部13が受信すると、制御部17が音声処理回路部14を制御してスピーカ140から警報音を出力させるとともに、映像復調回路部11を制御して映像表示用モニタ12に火災発生を知らせるためのピクトマークを表示させる。
上記より、いずれかの火災警報器3で火災発生が検知された場合、すべての火災警報器3,3,3とインターホン親機1が警報音の出力等を行うことで、家人に火災発生を速やかに知らせることができる。
次に、本実施形態のインターホンシステムにおいて、火災警報器3に異常が発生したときの動作について図2,3を用いて説明する。まず、火災警報器3が故障を検知すると、火災警報器3からインターホン親機1に対して、火災警報器3が故障であることを通知する(S1)。インターホン親機1において、制御部17は故障通知を実行してもいい時間帯か否かを判断する(S2)。故障通知を実行してもいい時間帯であれば、火災警報器3とインターホン親機1の両方で火災警報器3の故障通知を実行する(S3)。これに対して、故障通知を実行してはいけない時間帯の場合、故障通知を実行してもいい時間帯になるまで故障通知をせずに待機し(S4)、故障通知を実行してもいい時間帯になると故障通知を実行する。
以上、本実施形態によれば、インターホン親機において、火災警報器3の故障通報音を予め設定された時間に出力させるので、ユーザにとって迷惑にならないようにすることができる。
また、信頼性の高いインターホン親機1のタイマ19を用いて火災警報器3が故障通報音を出力できる時間を知らせて、火災警報器3が故障通報音を出力するので、ユーザにとって迷惑にならないようにすることができる。
本発明の実施形態に係るインターホンシステムの構成図である。 同上に係るインターホンシステムのブロック図である。 同上に係るインターホンシステムにおいて火災警報器に異常が発生したときの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 インターホン親機
13 送受信回路部
14 音声処理回路部
140 スピーカ
17 制御部
19 タイマ
2 ドアホン子器
3(3a,3b) 火災警報器
30 火災検知回路部
31 警報部
33 送受信回路部
34 制御部

Claims (4)

  1. 火災発生を検知すると警報音を出力する機能と、自己の点検を行い当該点検において異常が発生すると外部に故障信号を送信する機能とを有する火災警報器との間で通信を行うとともに、住戸外に設置されるドアホン子器との間で通話を行い、住戸内に設置されるインターホン親機であって、
    前記火災警報器との間で信号の送受信を行う送受信手段と、
    現在の時刻を計測するタイマと、
    前記送受信手段が前記故障信号を受信すると予め設定された時間に故障通報音を出力する通報手段と
    を備えることを特徴とするインターホン親機。
  2. 請求項1記載のインターホン親機と、
    住戸外に設置され前記インターホン親機との間で通話を行うドアホン子器とを備えるとともに、
    前記インターホン親機との間で通信を行う機能と、火災発生を検知すると警報音を出力する機能と、自己の点検を行い当該点検において異常が発生すると外部に故障信号を送信する機能とを有する火災警報器を備える
    ことを特徴とするインターホンシステム。
  3. 前記火災警報器が、外部から制御信号を受信すると故障通報音を出力する機能を有し、
    前記インターホン親機が、前記送受信手段が前記故障信号を受信すると当該送受信手段に対して前記予め設定された時間に前記制御信号を前記火災警報器に送信させる制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項2記載のインターホンシステム。
  4. 自己の点検を行い当該点検において異常が発生すると外部に故障信号を送信する機能と、外部から制御信号を受信すると故障通報音を出力する機能とを有することを特徴とする火災警報器。
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